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'''瞬獄殺'''(しゅんごくさつ)とは、[[カプコン]]の[[ゲーム]]『[[ストリートファイター]]』シリーズに登場する架空の技である。
|出典の明記=2013年1月
|特筆性=2013年1月|分野=フィクション
}}
'''瞬獄殺'''(しゅんごくさつ)は、[[カプコン]]の[[対戦型格闘ゲーム]]『[[ストリートファイター (ゲーム)|ストリートファイター]]』シリーズに登場する架空の技である。
 
== 概要 ==
『ストリートファイター』シリーズに登場する大技の一つ。作中では[[豪鬼]]や[[リュウ (ストリートファイター)#殺意の波動に目覚めたリュウ(バリエーション)|殺意の波動に目覚めたリュウ]]などの「'''殺意の波動'''」と呼ばれる特殊な力に目覚めた者だけが使用できる大技として登場しており、その極めて特徴的な技の性質と演出から『ストリートファイター』シリーズだけでなく、他の漫画やゲームなどにも影響を与えている。
 
この技が初めて公表されたの[[トリートファイターII|スーIIXーストリートファイターII X]]』において豪鬼が登場する際に[[ベガ (ストリートファイター)|ベガ]]を一瞬で倒す演出として使用されたのが初出ある<ref name="ign_15408">{{Cite news|url=https://jp.ign.com/street-fighter-30-years/15408/feature/top10|title=「ストリートファイター」シリーズ ベスト必殺技 TOP10|newspaper=IGN Japan|publisher=産経デジタル|date=2017-07-09|accessdate=2022-12-24}}</ref><ref name="watch_1037366">{{Cite news|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1037366.html|title=「ストリートファイターV」「豪鬼」の性能をチェック!|newspaper=GAME Watch|publisher=インプレパIIX』で|date=2016-12-29|accessdate=2022-12-24}}</ref>。後にこ演出を必殺技にせよという業務命令により、誕生した{{要出典|date=2022年2月}}。初登場時は「瞬獄殺」という名が不明だったため、プレイヤーの間では主に'''ベガ殺し'''」という通称で呼ばれていた{{要出典|date=2018年5月}}。プレイヤーが技として使用可能できるようになったのは[[ストリートファイターZERO]](以下『ZERO』){{R|ign_15408}}と『[[ストリートファイター ザ・ムービー]](以下『ザ・ムービー』)からである(なお、この2作品はほぼ同時期に稼動を開始した)。これらの作品では、まだ瞬獄殺でKOしても「天」の文字は背景には出ない。ただし『ザ・ムービー』における瞬獄殺は他の作品とは形態や性能が大きく異なる(ダンの「必勝無頼拳」に似た技になっており、ガード可能だった)ため、以下は現在のベースとなった『ZERO』の瞬獄殺をもとに記述する。また、本項では特記のない限り豪鬼が使用するものについて述べる。
 
== 手順 ==
細かい部分は作品によって異なる。なお、技をかける側が'''甲'''、かけられる側が'''乙'''とする。
 
# '''甲'''が片足立ち「[[阿修羅]]閃空」挙動(『IV』以前は構えを取り、そのままの体勢無し)前方へ滑るように移動する(「阿修羅閃空」とも呼ばれる)
# '''甲'''が'''乙'''と接触したり掴むことに成功したりすると、突然画面が光(作品よっては闇)に包まれ、両者の状況が分からなくなる{{R|ign_15408}}
# 画面が真っ白(真っ暗)の状態のまま無数のヒットエフェクトが発生し、打撃音が響く{{R|ign_15408}}
# 画面が元に戻ると'''乙'''はその場に倒れており、'''甲'''は背中を向けて仁王立ちしている{{R|ign_15408}}
# このとき特定の条件を満たしていると、'''甲'''の背中に「天」や「滅」などの文字が浮かび上がることがある{{R|ign_15408}}
 
== 設定 ==
技の暗転中は具体的にどのような攻撃を加えているのか全くの不明であるが、一部タイトルにおいて以下のような解釈がなされている。
 
*; ストリートファイターZERO3 - 豪鬼のエンディングにおいてベガが受けた数多の打撃は自らの業によるものであると語られている。
: 豪鬼のエンディングにおいて「数多の瞬きの内に地獄を見せ、己の罪業の重さで自分を殺める技」と語られている。そのため、ベガのような悪人だとより苦しんで死ぬことになるという。
* RYU FINAL - 「無数の強烈な拳打とともに相手の体内に波動拳を直接打ち込み破裂させる技」という解釈がなされている。
; [[RYU FINAL]]
: [[中平正彦]]の漫画。「強烈な拳打が当たった瞬間、相手の体内に波動拳を直接打ち込み、それを破裂させる攻撃を無数に放つ技」と解釈されており、『V』の本技にも反映されている。そのため、相手が拳を防御したとしても、その拳が当たった場所の体内で「波動拳」が破裂する。また、「瞬獄殺」を放つ際には「一瞬千撃 抜山蓋世 鬼哭啾啾 故豪鬼成(也)(いっしゅんせんげき・ばつざんがいせい・きこくしゅうしゅう・ゆえごうきなり)」の漢文が表示される。
: また、同作では[[剛拳]]も瞬獄殺を使う。豪鬼のものとは違い、山を谷に変えてしまうほどの巨大な気の爆発を起こす。
; [[ストリートファイター 暗殺拳|STREET FIGHTER 暗殺拳]]
: 豪鬼の師匠である轟鉄が捨て身の「滅・波動拳」を放つと、豪鬼の「瞬獄殺」はそれをすり抜け、轟鉄を掴む。掴んだ瞬間、その場が赤く光り輝き空では雲が移動し「天」の形を成した。喰らった後の轟鉄は全身から血を流し左の眼球が無くなっていた。暗黒の波動を超え、「瞬獄殺」を使うことで殺意の波動を手に入れた豪鬼の背中に、「天」の字が赤く焼き付き道着の背中を天の字に焦がし、それ以降は黒く文字が残っている。
; ストリートファイターV
: Vトリガー発動中専用技{{R|watch_1037366}}。暗転中の動作が設定上ではなく、実際にゲーム内で描写されるようになった。
: 掴んだ相手の周りを高速で旋回しつつ、頭や胴などの正中線や急所に波動を纏った突進正拳突きを左・右・左・右と打ち込む。
: 攻撃の度に指数関数的に攻撃速度が増していき(真・豪鬼の場合は初めから高速)、途中からは打ち付けた拳から炸裂する波動と豪鬼の赤い眼光しか見えなくなり、以前の「瞬獄殺」に近い形となる。
: 影ナル者の場合は赤く変化した背景の中で黒い影となり奇声を上げつつ、相手の前後を往復しつ拳撃を撃ち込む。
; ストリートファイター6
: クリティカルアーツ専用技で、かつ残り体力が25%以下の時のみ発動可能。
: 前作の『ストV』よりも、暗転中の動作が更に明確に描写されている。「一瞬千撃」の掛け声と共に阿修羅閃空で突進し相手を捕捉。捕捉に成功すると周囲に無数の分身が出現し、本体が前作同様に相手の周りを高速旋回しつつ攻撃を行い、その後空中から影分身と共に一斉に強襲をかけ、背中に「天」の字を生やしてフィニッシュ。また、本技にてKOする事が確定している場合、通常は発動時にのみ出現する漢文の演出(および漢文の掛け声)が、技の動作中およびフィニッシュ時にも出現するようになり、その際は背景に黒地白抜きで「一瞬千撃 抜山蓋世 鬼哭啾啾 故豪鬼成(前述の『RYU FINAL』にて使用された漢文)」と表示される。
 
== ゲーム中での瞬獄殺 ==
『ZERO』でのコマンドは「弱パンチ・弱パンチ・レバー前・弱キック・強パンチ」の順に入力するという、当時の2D対戦格闘ゲームの必殺技コマンドとしては特殊なものだったで、後のほとんどの作品でも引き継がれている。これは『[[ヴァンパイア (ゲーム)|ヴァンパイア]]』で[[モリガン・アーンスランド|モリガン]]の使用するEX必殺技「ダークネスイリュージョン」と同じコマンドとなっており{{R|ign_15408}}、「瞬獄殺」という技名が判明していない当時は、同技をもじって命名されたファンから「豪鬼ネスイリュージョン」(ゴーキネスイリュージョン)いう通称呼ばれたり存在するした。また、『ヴァンパイア』シリーズでも同じことであるが、連続入力式コマンドの技には「通常キャンセルできない通常技、特殊技を強制的にキャンセルして出すことができる」という特性が備わっており、この技も同様である。なお、作品によってはコマンドの一部が省略され可能になっていたり、コマンド自体が異な場合もある。以下は一例
* ストリートファイターIII 2nd - 最初の弱Pを省略できる(『弱P・→・弱K・強P』で出せる)
* ストリートファイターZERO - 基板のバージョンによっては最後の強Pを省略できる(『弱P・弱P・→・弱K』で出せる)
* ストリートファイターIV - レバー以降は同時押しでも発動できる。(『弱P・弱P・(→+弱K+強P同時)』または『弱P・弱P・→・(弱K+強P同時)』で出せる。また、後述の「真・瞬獄殺」も同様の操作で発動可能)
 
; ストリートファイターZERO
また、この技でフィニッシュを決めた場合は以下の特殊演出が発生する場合がある。
* ストリートファイターZERO -: 基板のバージョンによっては最後の強Pパンチを省略できる(Pパンチ・弱Pパンチ・→・弱K』キック」で出せる)
* 通常版に加え、背景が光り中央に大きく「天」の字が映える(ほとんどの作品)
; ストリートファイターIII 2nd
* 暗転した画面中央に炎で模った大きな「天」の字が映える(III 2nd)
* ストリートファイターIII 2nd -: 最初の弱Pパンチを省略できる(Pパンチ・→・弱Kキック・強P』パンチ」で出せる)
* 暗転した画面中央に白く大きく「天」の字が映え、足元から立ち上がる炎の中に豪鬼が背を向けて佇む(『ストIII 3rd』)
; ストリートファイターIV
* ストリートファイターIV -: レバー以降は同時押しでも発動できるPパンチ・弱Pパンチ(→〈→+弱Kキック+強Pパンチ同時)』〉」またはPパンチ・弱Pパンチ・→・Kキック+強Pパンチ同時)』〉」で出せる。また、後述の「真・瞬獄殺」も同様の操作で発動可能)
 
また、この技でフィニッシュを決めた場合は以下の特殊演出が発生する場合がある。
基本は掴み技のため、連続技に組み込むことは不可能である。ただし、『ストIII』シリーズにおいては反転のけぞり(背中を向ける)中の状態であれば掴むことが可能で、連続技として成立する(ただし、コンボ補正がかかるために威力が低下する)。それ以外では、GBA版『スパII X REVIVAL』や『ZERO3』(↑含む)においての真・豪鬼の使う「瞬獄殺」はガード不能の打撃投げという扱いのため、のけぞり中および、ガード硬直中でも問答無用で掴むことが可能である。なお、これら同作品内での通常仕様の豪鬼の瞬獄殺は従来通りの属性である。また『X-MEN VS. STREET FIGHTER』および『ZERO』のみ、決めた直後に追い討ちが可能<ref>『ZERO』では決めた後すぐレバーを相手方向に入れたままにするとダウン中の相手をすり抜け反対側へ回り込む「すり抜けめくり」と呼ばれるテクを使うことで追い討ち可能となる。『X-MEN VS. STREET FIGHTER』でも可能。『ZERO2』、『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』以降は不可能となっている。</ref>。
 
* 通常版に加え、背景が光って中央に大きく「天」の字が映える(ほとんどの作品)
基本的にはゲージのストックを全部消費する(3本以上のストックが可能なタイトルでは3本消費する、『CAPCOM VS SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001』のS-GROOVEおよびN-GROOVEでは超必殺技が使用可能な条件の双方を満たす必要がある、といった例外もある)が、『X-MEN vs. STREET FIGHTER』においては他のハイパーコンボ同様ストック1本で使用可能。威力に関してはほかの登場作品よりも低く設定されている。
* 暗転した画面中央に炎でかたどった大きな「天」の字が映える(III(『ストリートファイターIII 2nd)2nd』)
* 暗転した画面中央に白く大きく「天」の字が映え、足元から立ち上がる炎の中に豪鬼が背を向けて佇む(『ストリートファイターIII 3rd』)
 
また、この技でフィニッシュを決めた場合、上記の動作の後一旦ニュートラルに戻ってから改めて勝利演出に移行するものと、その状態のまま勝利演出に移行するものとがあり、主に初期の頃(『ZERO』シリーズなど)は前者、以降(『ストリートファイターIII』シリーズなど)は後者となっている場合が多い。
 
基本は掴み技のため、連続技に組み込むことは不可能であるが、『ストリートファイターIII』シリーズにおいては反転のけぞり(背中を向ける)中の状態であれば掴むことが可能で、連続技として成立する(ただし、コンボ補正がかかるために威力は低下する)。それ以外では『スーパーストリートファイターII X REVIVAL』や『ZERO3』(『ZERO↑』含む)においての真・豪鬼の使う「瞬獄殺」はガード不能の打撃投げ扱いのため、のけぞり中およびガード硬直中でも掴むことが可能である。また『ウルトラストリートファイターIV』のオメガエディションでもガード不能の打撃投げ扱いとなり、コンボとして掴めるほか吹き飛び相手を掴めるため豪昇龍拳や竜巻斬空脚など、地上から出せるあらゆる攻撃、必殺技のヒット後でも「瞬獄殺」が成立する。
 
また、『ZERO』と『[[X-MEN VS. STREET FIGHTER]]』では、決めた直後に追い討ちが可能である{{efn2|『ZERO』では、決めた直後にレバーを相手方向に入れたままにすると、ダウン中の相手をすり抜けて反対側へ回り込む「すり抜けめくり」と呼ばれるテクを使うことにより、追い討ちが可能となる。『X-MEN VS. STREET FIGHTER』では、技の直後にダウンした相手へ下段技を当てることにより、コンボをつなげることが可能になっている。なお、タイミングや難易度は前者が困難であるのに対し、後者は容易となっている。いずれも、『ZERO2』以降、『[[マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター]]』以降は不可能となっている。}}。
 
基本的にはゲージのストックを全部消費する(3本以上のストックが可能なタイトルでは3本消費する、『[[CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001]]』のS-GROOVEおよびN-GROOVEでは超必殺技が使用可能な条件の双方を満たす必要がある、といった例外もある)が、『X-MEN vs. STREET FIGHTER』においては他のハイパーコンボ同様ストック1本で使用可能。威力に関してはほかとなる(阿修羅閃空登場移動距離は他作品よりも低設定されている、2キャラ分)
 
『ザ・ムービー』と家庭用『[[サイバーボッツ]]』のものはガード可能な連続攻撃技となっており、攻撃中の暗転もしない。『ザ・ムービー』ではコマンドそのものが大きく異なり、その場で連続攻撃を繰り出すというリュウの「真空みだれ打ち」に近い内容になっており、『サイバーボッツ』では相手に突進してロックした後に連続攻撃を繰り出す内容になっている。
 
『[[鉄拳7|鉄拳7FR]]』では「真・瞬獄殺」をレイジアーツとして使用する。体力減少時に一度しか使えないものの、「ガード不能の打撃投げ」の性能と「投げ・下段攻撃を含む全攻撃に対してパワークラッシュと同等の効果を得る」レイジアーツの性能を兼ね備えているため、相手の起き上がりやジャンプに合わせて発動させると、ほぼ必ず掴むことができる。
 
== バリエーション ==
「殺意の波動」を身につけた者が使用できるという設定から豪鬼以外では『ZERO』シリーズなどに登場する[[リュウ (ストリートファイター)#殺意の波動に目覚めたリュウ(バリエーション)|殺意の波動に目覚めたリュウ]]も同じ技を使える。また作品も一部よっては「殺意の波動」とは関係ないキャラクターが同様に「殺意も類似波動」豪鬼から吸収して使用するタイトルことがある。
* 瞬獄殺(ポケットファイター) - 別バージョンの「瞬獄殺」コマンドを入力してヒットさせると暗転しない「瞬獄殺」が見られる(ただし内容はゲーム内容と同じくコミカルなものとなっている)。
* 真・瞬獄殺 - 豪鬼が『[[ストリートファイターIV]]』シリーズにおいて使用。ヒット数が27と増加している。「真・瞬獄殺」のコマンドは「弱P・弱P・'''←'''・弱K・強P」で発動し、ノーマル版との違いはレバーの前後の違いのみ。
* 春獄殺 - [[春日野さくら]]が『[[ストリートファイターEX]]』シリーズや『[[ジャスティス学園]]』シリーズなどで使用する。
* 殉哭殺 - [[火引弾]](の父親・火引強)が『ポケットファイター』で使用する。画面に「父」の文字が出る。
* ラストジャッジメント - CAPCOM VS SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001 - 豪鬼を倒して殺意の波動の力を奪い取った[[ルガール・バーンシュタイン|ルガール]]が「ゴッド・ルガール」と名乗り、「ラストジャッジメント」という技名で「瞬獄殺」を使用する。
 
; 瞬獄殺(『[[ポケットファイター]]』)
これらのほかに、X-MEN VS. STREET FIGHTER - [[X-メン#代表的メンバー|ローグ]]が必殺技「パワードレイン」で豪鬼の能力を吸収することでハイパーコンボとして使用可能になる。
* 瞬獄殺(ポケットファイター) -: 別バージョンの「瞬獄殺」コマンドを入力してヒットさせると暗転しない、攻撃の瞬間が映る「瞬獄殺」が見られる(ただし。その内容はゲーム内容と同じく、豪鬼がさまざまな[[コスプレ]]を行うコミカルなものとなっている
; 真・瞬獄殺
* 真・瞬獄殺 -: 豪鬼が『[[ストリートファイターIV]]』シリーズにおいて使用。ヒット数が27と増加している。「真・瞬獄殺」のコマンドは「弱P・弱P・'''←'''・弱K・強P」で発動し、ノーマル版との違いはレバーの前後の違いのみと、スーパーコンボゲージではなくウルトラコンボゲージを消費すること
; 春獄殺
* 春獄殺 -: [[春日野さくら]]が『[[ストリートファイターEX]]』シリーズや『[[ジャスティス学園]]』シリーズなどで使用する。家庭用『ジャスティス学園』シリーズの「熱血青春日記」モードでエディット作成したキャラクターに使用させることもできる。
; 殉哭殺
* 殉哭殺 -: [[火引弾]](の父親・火引強ダン)が『ポケットファイター』で使用する。ダンは攻撃せず、彼に呼び出された父・火引強が代わりに「瞬獄殺」を行い、画面に「父」の文字が出る。
; ラストジャッジメント
* ラストジャッジメント -: 『[[CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001 - ]]』で、豪鬼を倒して殺意の波動の力を奪い取った[[ルガール・バーンシュタイン|ルガール]]が「ゴッド・ルガール」と名乗り]]が「ラストジャッジメント」というこの技名で「瞬獄殺」を使用する。
; シャイニング豪ショック
: メカ豪鬼が『[[マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター]]』において使用。
 
これらのほか『[[X-MEN VS. STREET FIGHTER - ]]』では[[X-メン#代表的X-メンバー|ローグ]]が必殺技「パワードレイン」で豪鬼の能力を吸収することにより、「瞬獄殺」をハイパーコンボとして使用可能になる。
 
== パロディ ==
非常に特徴的な技であるため、他作品のキャラクターなどがパロディとして使用するケースがいくつかある。カプコンキャラクタり、対戦型格闘ゲでは外にも「瞬獄殺」エフェクトをモチーフにした作品存在する。<!-- 逐一挙げるとキリがありませんので、3例程度に -->
 
; カプコン作品
なお、格闘ゲーム以外にも、瞬獄殺のエフェクトのモチーフにした技を使用した作品が存在する。カプコン作品で例を挙げれば
*:; 桜餅作成 - ミカン婆が『[[大神 (ゲーム)|大神]]』で使用する。画面に「餅」の文字が出る。
*:: 滅殺 -ミカン婆が「桜餅作成」の名称で使用する。画面に「餅」の文字が出る。
:; 『[[ブレス オブ ファイアIII]]』 / 『[[ブレス オブ ファイアIV うつろわざるもの]]』
:: 複数のキャラクターが「滅殺」の名称で使用する。『IV』では画面に「天」の文字が出る。
; その他
が存在する。
:; 『[[Discord]]』
 
:: ボイスチャットツール。PC版でショートカットキーの一覧を開き、隠しコマンドを入力すると画面に「天」の文字が出る<ref>{{Cite news|和書|author=吉田航平|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1589005.html|title=「Discord」PC版のコマンド入力で「瞬獄殺」が出現する隠し機能が話題|newspaper=GAME Watch|publisher=インプレス|date=2024-05-03|accessdate=2024-07-22}}</ref>。
== 脚注・参考文献 ==
:; 『[[スカルガールズ]]』
{{Reflist}}
:: 格闘ゲーム。プレイヤーキャラ・スクィグリーの隠しレベル5ブロックバスター(超必殺技)「ドラゴンの怒り」の演出が、瞬獄殺のパロディとなっている。他の格闘ゲームの中でもこの作品はコマンドや動き等においてパロディが顕著であり、とどめを刺すと紫の「塩」の文字が出る。
 
== 関連人物 ==
* [[豪鬼]] - 「瞬獄殺の使い手の1人。
* [[リュウ (ストリートファイター)|リュウ]] - 別バージョンである「殺意の波動に目覚めたリュウ」や、『MARVEL VS. CAPCOM』の「モードチェンジ」で豪鬼モードになると瞬獄殺が使用可能となる。また、家庭用『ZERO3』や『ZERO3↑』での豪鬼と殺意の波動に目覚めたリュウとの対戦前デモでは、双方が同時に瞬獄殺を仕掛け追撃を相殺している。
* [[元 (ストリートファイター)|元]] - 『ZERO』シリーズで豪鬼のライバル的存在として設定されている元(ゲン)は、対戦前デモで瞬獄殺の初を受けたあとに追撃をすべガードするという離れ業を見せ防御している。
 
== 評価 ==
ゲームポータルサイト「[[IGN|IGN Japan]]」では、「豪鬼の代名詞とも言える」と評されており、ベスト必殺技の第1位に選ばれている{{R|ign_15408}}。
 
お笑いタレント・ゲームクリエイターの[[野田クリスタル]]は、プレイヤーが使用できるようになった当時の「瞬獄殺」について、「コマンド入力がすごく難しいけど、これを出すためにみんなグニャグニャしていた」との旨を述懐しており、その光景をずっと思い描いていたことから、「技を出すためのコマンドが長すぎる」対戦型格闘ゲーム『[[野田ゲー#スーパー野田ゲーWORLD|コマンド長すぎだぜ!技 出なさすぎ君]]』を開発したという<ref>{{Cite news|url=https://toyokeizai.net/articles/-/640468?page=2|title=野田クリスタル「野田ゲー新作5本を語り尽くす」|newspaper=東洋経済オンライン|publisher=東洋経済新報社|date=2022-12-20|accessdate=2022-12-24}}</ref>。
 
== 脚注・参考文献 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
 
{{StreetFighter}}
{{video-game-stub}}
 
{{DEFAULTSORT:しゆんこくさつ}}
[[Category:ストリートファイター|技]]
[[Category:架空の能力・格闘技・武術]]