「伊吹文明」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
|||
| (100人を超える利用者による、間の615版が非表示) | |||
1行目:
{{政治家
| 人名 = 伊吹 文明
| 各国語表記 = いぶき ぶんめい
| 画像 = Bunmei Ibuki Monbukagakudaijin.jpg
| 画像サイズ = 220px
| 画像説明 = [[文部科学省]]より公表された肖像<br>（2006年 撮影）
| 国略称 = {{JPN}}
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1938|1|9}}
| 出生地 = {{JPN1870}} [[京都府]][[京都市]][[下京区]]
| 没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}} -->
| 出身校 = [[京都大学大学院経済学研究科・経済学部|京都大学経済学部]]卒業
| 前職 = [[国家公務員]]（[[大蔵省]]）
| 所属政党 = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]（無派閥→[[政策科学研究所|村上派]]→[[志帥会|二階派]]）
| 称号・勲章 = [[ファイル:JPN Toka-sho blank BAR.svg|40px]] [[桐花章|桐花大綬章]]<br>[[ファイル:Order of Orange-Nassau - Knight Grand Cross.png|40px]] {{仮リンク|オラニエ＝ナッサウ勲章|en|Order of Orange-Nassau}}<br>[[学士（経済学）|経済学士]]（京都大学・1960年）
| 子女 = [[伊吹英明]]<ref>{{Cite web|url=https://www.sentaku.co.jp/articles/view/24242|title=《罪深きはこの官僚》山下隆一経済産業省経済産業政策局長|date=2024年6月|accessdate=2025-05-19|website=[[選択 (雑誌)|選択]]|publisher=選択出版株式会社}}</ref>
| 配偶者 = 伊吹佑子
| 親族（政治家） = 義祖父・[[高橋龍太郎]]（第5代[[経済産業大臣|通商産業大臣]]）
| ウェブサイト = http://www.ibuki-bunmei.org/
| サイトタイトル = いぶき文明公式ウェブサイト
| 国旗 = JPN
| 職名 = 第74代 [[衆議院議長]]
| 就任日 = 2012年12月26日
| 退任日 = 2014年11月21日
| 元首職 = 天皇
| 元首 = [[明仁|上皇（明仁）]]
| 国旗2 = JPN
| 職名2 = 第9代 [[財務大臣 (日本)|財務大臣]]
| 内閣2 = [[福田康夫内閣 (改造)|福田康夫改造内閣]]
| 就任日2 = 2008年8月2日
| 退任日2 = 2008年9月24日
| 国旗3 = JPN
| 職名3 = 第8代 [[文部科学大臣]]
| 内閣3 = [[第1次安倍内閣]]<br>[[第1次安倍内閣 (改造)|第1次安倍改造内閣]]
| 就任日3 = 2006年9月26日
| 退任日3 = 2007年9月26日
| 国旗4 = JPN
| 職名4 = [[内閣府特命担当大臣（防災担当）|防災担当大臣]]
| 内閣4 = [[第2次森内閣 (改造 中央省庁再編後)|第2次森改造内閣<br>（中央省庁再編後）]]
| 就任日4 = 2001年[[1月6日]]
| 退任日4 = 2001年4月26日
| 国旗5 = JPN
| 職名5 = 第66代 [[国家公安委員会委員長]]
| 内閣5 = [[第2次森改造内閣]]<br>（[[第2次森内閣 (改造 中央省庁再編前)|省庁再編前]]・再編後）
| 就任日5 = 2000年12月5日
| 退任日5 = 2001年4月26日
| 国旗6 = JPN1947
| その他職歴1 = 第64代 [[労働省#歴代の労働大臣等|労働大臣]]
| 就任日6 = [[第2次橋本内閣 (改造)|第2次橋本改造内閣]]）<br>（1997年9月11日
| 退任日6 = 1998年7月30日
| 国旗7 = JPN
| その他職歴2 = [[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]<br>（[[京都府第1区 (中選挙区)|旧京都1区]]→）<br>（[[京都府第1区|京都1区]]→）<br>（[[比例近畿ブロック]]→）<br>[[京都府第1区|京都1区]]<br>当選回数 12回
| 就任日7 = 1983年12月19日
| 退任日7 = 2021年10月14日
| その他職歴3 = [[ファイル:Liberal Democratic Party (Japan) Emblem.svg|20px]] 第45代 [[自由民主党幹事長]]<br>'''（総裁: [[福田康夫]]）''' '' ''
| 就任日8 = 2007年9月24日
| 退任日8 = 2008年8月1日
}}
[[ファイル:Reunión con el Diputado Bunmei Ibuki, Presidente de la Cámara de Representantes de Japón. (8632564647).jpg|サムネイル|[[エンリケ・ペーニャ・ニエト|ニエト]]・[[メキシコの大統領|メキシコ大統領]]と握手する伊吹]]
[[ファイル:Bunmei Ibuki 1997.jpg|サムネイル|[[労働大臣 (日本)|労働大臣]]就任時の伊吹]]
[[ファイル:Bunmei Ibuki 20080802.jpg|サムネイル|[[財務大臣 (日本)|財務大臣]]就任会見での伊吹]]
'''伊吹 文明'''（いぶき ぶんめい、本名：伊吹 文明（漢字同じ、いぶき ふみあき）<ref>{{Cite web|和書|url=https://www8.cao.go.jp/shokun/hatsurei/r04haru/meibo_jokun/toka-daijusho.pdf |title=令和四年度春の叙勲-桐花大綬章受賞者 |access-date=2022年6月7日閲覧 |publisher=内閣府}}</ref>、[[1938年]]〈[[昭和]]13年〉[[1月9日]] - ）は、[[日本]]の[[政治家]]、[[大蔵省|大蔵]][[官僚]]。勲等は[[桐花章|桐花大綬章]]。
[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]所属の元[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]（12期）。[[文部科学大臣]]（[[第1次安倍内閣|第8代]]）、[[財務大臣 (日本)|財務大臣]]（[[福田康夫内閣 (改造)|第9代]]）、[[労働省|労働大臣]]（[[第2次橋本内閣 (改造)|第64代]]）、[[国家公安委員会委員長]]（[[第2次森内閣 (改造)|第66代]]）、[[内閣府特命担当大臣（防災担当）|防災担当大臣]]（[[第2次森内閣 (改造 中央省庁再編後)|初代]]）、[[自由民主党幹事長]]（第41代）、[[志帥会]]会長（第4代）、[[衆議院議長]]（第74代）、[[自民党たばこ議員連盟]]顧問を歴任した<ref>{{Cite web|和書|url=https://dot.asahi.com/articles/-/9196 |title=「野田首相が機嫌を窺う相手は「永田町の怪獣」伊吹文明氏」 |accessdate=2019-03-31 |publisher=AERA dot.}}</ref>。
その人格から、「イブキング」とも呼ばれている<ref>{{Cite web|和書|title=野田首相が機嫌を窺う相手は「永田町の怪獣」伊吹文明氏〈週刊朝日〉|url=https://dot.asahi.com/articles/-/9196|website=AERA dot. (アエラドット)|date=2012-05-22|accessdate=2021-12-07|first=The Asahi Shimbun|last=Company}}</ref>。
== 来歴・人物 ==
=== 生い立ち ===
[[京都府]][[京都市]][[下京区]]に生まれる<ref name="Ibuki">『いぶき文明公式ウェブサイト（プロフィール）』</ref>。生家は[[文久]]年間に創業した室町の[[繊維]][[問屋]]・伊吹株式会社<ref name="Ibuki"/>で、現在も室町で営業している<ref name="Ibuki"/>。御室小学校、[[同志社中学校・高等学校|同志社中学校]]、[[京都府立嵯峨野高等学校]]を経て[[京都大学大学院経済学研究科・経済学部|京都大学経済学部]]卒業<ref name="Ibuki"/>。京大在学中は[[テニス部]]に所属した<ref name="Ibuki"/>。就職活動では住友銀行から内定を得たが、恩師の[[青山秀夫]]が公務員試験の受験や大蔵省への就職を勧めたという<ref>{{Cite web |title=［時代の証言者］保守の旅路 伊吹文明＜８＞恩師の勧め 大蔵省へ |url=https://www.yomiuri.co.jp/serial/jidai/20230508-OYT8T50219/ |website=読売新聞オンライン |date=2023-05-09 |access-date=2024-03-17 |language=ja}}</ref>。
=== 大蔵官僚 ===
[[大蔵省]]入省。ふりだしは[[財務省大臣官房#秘書課|大臣官房秘書課]]<ref>『日本の官庁』国土政策研究会、1980年発行、154ページ</ref>。入省同期に[[篠沢恭助]]、[[千野忠男]]、朝比奈秀夫らがいる。大臣官房秘書課調査係長心得<ref name="Shokuinroku（P341）">『職員録 昭和37年版 上巻』大蔵省印刷局、1961年発行、341頁</ref>、[[財務省大臣官房#総合政策課|大臣官房調査課]]調査主任<ref name="Shokuinroku（P364）">『職員録 昭和40年版 上巻』大蔵省印刷局、1964年発行、364頁</ref>、[[外務省]][[在英国日本国大使館|在イギリス大使館]][[外交官#職位|二等書記官]]、[[主計局]]総務課長補佐（歳入・企画）<ref name="Shokuinroku（P457）">『職員録 昭和45年版 上巻』大蔵省印刷局、1969年発行、457頁</ref><ref name="Shokuinroku（P471）">『職員録 昭和46年版 上巻』大蔵省印刷局、1970年発行、471頁</ref>、主計局[[主計官#主計官補佐|主計官補佐]]（防衛第二係[[主査#国|主査]]）<ref name="Shokuinroku（P488）">『職員録 昭和47年版 上巻』大蔵省印刷局、1971年発行、488頁</ref>、主計局主計官補佐（防衛第一係主査）<ref name="Shokuinroku（P484）">『職員録 昭和48年版 上巻』大蔵省印刷局、1972年発行、484頁</ref>、[[財務省国際局|国際金融局]]国際機構課長補佐（総括・企画・国際機関）<ref name="Shokuinroku（P497）">『職員録 昭和50年版 上巻』大蔵省印刷局、1974年発行、497頁</ref>、[[関税局]]総務課長補佐（総括）などを歴任し<ref name="Shokuinroku（P476）">『職員録 昭和51年版 上巻』大蔵省印刷局、1975年発行、476頁</ref>、1976年7月5日に新たに関税局[[総務|総務課]]に設置された担当の企画官（正式には「[[財務省大臣官房|大臣官房]]企画官兼関税局総務課」）となる<ref name="Kinyūzaisei Volume 27 No. 26〜37">『週刊金融財政事情 第27巻 第26〜37号』[[金融財政事情研究会]]、1976年発行、17頁</ref>。その後は[[理財局]]国庫課長などを歴任<ref name="Ibuki"/>。[[財務大臣 (日本)|大蔵大臣]][[秘書官]]を最後に退官<ref name="Ibuki"/>。
=== 衆議院議員 ===
{{出典の明記|date=2015年10月|section=1}}
1983年に[[第37回衆議院議員総選挙]]に[[田中伊三次]]の後継者として[[京都府第1区 (中選挙区)|旧京都1区]]から自民党より立候補し初当選。以後連続12期当選。初当選後、秘書として仕えた[[渡辺美智雄]]が所属していた[[政策科学研究所|中曽根派]]には加わらず、1990年に中曽根派が渡辺派に代替わりするまでは無派閥を通した{{要出典|date=2015年4月}}。3選し、伊吹が渡辺派に加入した直後に発足した[[第2次海部内閣]]では[[厚生省|厚生]][[政務次官]]就任が内定していたが、[[リクルート事件]]に関与していたため首相の[[海部俊樹]]によって取り消しになり<ref>[[五百旗頭真]]、[[伊藤元重]]、[[薬師寺克行]]著、90年代の証言 [[森喜朗]] 自民党と政権交代 (90年代の証言) [[朝日新聞社]]、2007年、99頁</ref>、同年暮れの[[第2次海部内閣 (改造)|第2次海部改造内閣]]の発足まで10か月ほど就任を留保された{{要出典|date=2015年4月}}。
1994年6月30日、[[首班指名|首班指名選挙]]で自民党・[[日本社会党|社会党]]・[[新党さきがけ]]の新連立与党3党は[[日本社会党委員長]]の[[村山富市]]に投票することで合意したが、元首相の[[中曽根康弘]]らと共に造反。[[新生党]]など旧連立与党が擁立した、直前に自民党を離党した元首相の海部俊樹に投票した。同年10月、衆議院[[文部科学委員会|文教委員長]]に就任。1995年10月、[[自由民主党党・政治制度改革実行本部|自民党政治改革本部副本部長]]に就任。1996年の[[第41回衆議院議員総選挙]]では[[京都府第1区|京都1区]]で当選したものの、[[日本共産党]]の[[穀田恵二]]に2600票差まで猛追され苦戦した。
=== 労働大臣・国家公安委員長 ===
{{出典の明記|date=2015年10月|section=1}}
1997年9月11日、[[第2次橋本内閣 (改造)|第2次橋本改造内閣]]で[[労働省|労働大臣]]に任命され、初入閣。労働省の官僚だった[[中野雅至]]によると、労働省幹部に対する伊吹大臣の質問が鋭く、伊吹大臣と労働省幹部とやり取りを聞いてた中で伊吹大臣の言い分が筋が通っていると思うことが多かったとし、殆どの労働省幹部が伊吹大臣をビビって大臣室に行くのを嫌がっていたという<ref>{{Cite book|和書|author=中野雅至|title=財務省支配の裏側|publisher=朝日新聞出版（朝日新書）|year=2012|page=43-44|isbn=9784022734440|ref=harv}}</ref>。
2000年の[[第42回衆議院議員総選挙]]では[[公明党]]の支援も受けて再選した（穀田も[[重複立候補制度#復活当選|比例復活]]）。12月には[[第2次森内閣 (改造 中央省庁再編前)|第2次森改造内閣]]で[[国家公安委員会委員長]]兼[[危機管理]]担当大臣に任命された。また、2000年4月に開校したきょうと青年政治大学校初代校長に就任{{要出典|date=2015年11月}}。2001年1月、[[中央省庁再編]]に伴い国家公安委員会委員長や危機管理担当大臣に加え[[内閣府特命担当大臣（防災担当）|防災担当大臣]]も兼務した。
2005年12月、会長の[[亀井静香]]が離党したことで空席となっていた[[志帥会]]の会長に就任。2006年3月、衆議院[[行政改革に関する特別委員会|行政改革に関する特別委員長]]に就任した。
=== 文部科学大臣 ===
同年9月26日、[[第1次安倍内閣|安倍内閣]]で[[文部科学大臣]]に就任。[[第1次安倍内閣 (改造)|安倍改造内閣]]でも留任。
11月17日、学校におけるいじめを原因とした自殺の多発が問題となったことを受け、緊急アピール「文部科学大臣からのお願い」<ref>[https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06110713/002.htm 文部科学大臣からのお願い：文部科学省]</ref>を発し、全国の児童生徒、およびその保護者らに配布した。
12月15日、[[教育基本法]]改正案の審議に絡み、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主]]・[[社会民主党 (日本 1996-)|社民]]・共産・[[国民新党|国民新]]の[[野党]]4党から[[参議院]]に[[問責決議|問責決議案]]を提出されたが、反対多数で否決された。
=== 自民党幹事長・財務大臣 ===
2007年同年9月24日、[[福田康夫]]の下、[[自由民主党幹事長|自民党幹事長]]に就任<ref>[https://www.j-cast.com/tv/2007/09/25011593.html サプライズ伊吹幹事長、決めたのは森元首相か？] J-CAST 2007年9月25日</ref>。2008年8月2日発足の[[福田康夫内閣 (改造)|福田康夫改造内閣]]では[[財務大臣 (日本)|財務大臣]]に任命された。
=== 野党時代 ===
2009年8月30日の[[第45回衆議院議員総選挙]]では京都1区から立候補するも、[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[平智之]]に敗北。重複立候補していた[[比例近畿ブロック]]で復活し、9選。
11月12日の伊吹派の会合で民主党政権による[[行政刷新会議]]の事業仕分けについて、「公の場で、悪代官をみんなで懲らしめる絵を作ろうとした知恵者は大したものだ」と述べつつも、「民主党の価値観で無駄か無駄でないかを判断するのは乱暴だ」と仕分けのあり方に苦言を呈し<ref name="sankei20091123-1217">{{Cite news |author=金子聡 |url=https://web.archive.org/web/20091126040433/http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091123/plc0911231801006-n1.htm |title=【名言か迷言か】「仕分け」で分かる民主党の本質 |newspaper=産経新聞 |date=2009-11-23 |accessdate=2009-12-17}}</ref>、自身の大蔵官僚時代の経験を振り返って「昔の評判の悪い主計官だって、あんな態度はとらなかった」と仕分けチームの高圧的な姿勢に疑問を呈した<ref>読売新聞 2009年11月13日</ref>。
=== 衆議院議長と引退後 ===
2012年12月16日の[[第46回衆議院議員総選挙]]では京都1区で10選。
12月26日、第74代[[衆議院議長]]に就任。それに伴い、[[志帥会]]会長を退任する（後任は[[二階俊博]]）。
2014年11月21日、[[衆議院解散]]により議長を退任。衆議院議長が解散詔書を読み上げる際、[[御名御璽]]以下を読まないのが慣例となっていたが、伊吹は慣例に反して読み上げ始めた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.news-postseven.com/archives/20141202_289748.html?DETAIL |title=衆院解散「フライング万歳」珍事 実は正しかったとの見方も |publisher=[[NEWSポストセブン]] |date=2014-12-02 |accessdate=2015-04-24}}</ref>。このとき伊吹が「御名…」と言いかけたところで議場から万歳が起こったため、静まったところで改めて詔書を最後まで読み上げた後、万歳を先にやった議員に「万歳はここでやってください!」とフライングでの万歳を渋面で窘めた<ref>{{Cite news |url=http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/11/22/kiji/K20141122009327430.html |title=伊吹議長渋面 フライングで万歳やり直し |newspaper=Sponichi Annex |publisher=[[スポーツニッポン]] |date=2014-11-22 |accessdate=2015-04-24 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20141206233754/http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/11/22/kiji/K20141122009327430.html |archivedate=2014-12-06}}</ref><ref>なお、[https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigirokua.nsf/html/kaigirokua/000118720141121016.htm 議事録]に記載されているのは日付と内閣総理大臣の副署までで、「以上です。万歳はここでやってください!」は記載されていない。</ref>。
同年12月14日の[[第47回衆議院議員総選挙]]では京都1区で11選。
2015年6月16日、後任の衆議院議長である[[町村信孝]]が死去した際には当選同期である伊吹が町村への追悼演説を行った<ref>{{Cite web|和書|url=https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=118905254X03320150616 |title=衆議院会議録情報 第１８９回国会 本会議 第３３号 |publisher=[[衆議院]] |date=2015-06-16 |accessdate=2016-11-18}}</ref>。
2017年8月の[[第3次安倍内閣_(第3次改造)|第3次安倍第3次改造内閣]]で文部科学大臣就任を打診されるも衆議院議長を務めたことと、自身が翌年に80歳を迎えてかなりの高齢となることを理由に固辞したと[[産経新聞]]に報じられた<ref>[https://www.sankei.com/article/20170802-TC4QYIEEYJP4RH3LIRULINQHEQ/ 渦中の文科相就任、重鎮・伊吹文明氏が固辞 改造の目玉が…安倍政権に大打撃] 産経新聞、2017年8月2日</ref>。
2017年10月22日の[[第48回衆議院議員総選挙]]では12選を果たし、同時に現職の衆議院議員の中で当時79歳での当選で、最高齢議員となった<ref>{{Cite news |url=https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/shugiin-diversity?utm_term=.nodKkbNRlA#.kkAgz821lr |title=衆院選の当選者を図解すると... 女性めっちゃ少ない! 年齢めっちゃ高い‼ |newspaper=[[BuzzFeed Japan]] |date=2017-10-26 |accessdate=2017-10-26}}</ref>。
2021年6月28日、記者会見で高齢を理由に同年内に予定される[[第49回衆議院議員総選挙]]に立候補せず、政界から引退することを表明した<ref>{{Cite news |title=伊吹元衆院議長、政界引退へ 次期衆院選は不出馬、京都1区 |newspaper=京都新聞 |date=2021-6-28 |author= |url=https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/588927 |accessdate=2021-6-28}}</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20210628024912/https://nordot.app/782075279416442880 伊吹元議長が引退表明 高齢理由、衆院京都1区] - 共同通信 2021年6月28日</ref>。
2022年春の[[叙勲]]で[[桐花章|桐花大綬章]]を受章<ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20220428233613/https://www.jiji.com/sp/article?k=2022042900157&g=pol|title=桐花大綬章に伊吹元衆院議長 旭日大綬章に田中元外相ら―春の叙勲|newspaper=時事ドットコム|date=2022-04-29|accessdate=2022-04-29}}</ref><ref>『官報』号外第97号、令和4年5月2日</ref>。
[[ファイル:Ceremony to Celebrate the Relocation of the Agency for Cultural Affairs 20230326.jpg|thumb|2023年の[[文化庁]]移転記念式典に出席する伊吹（右端）]]
== 政策・主張 ==
* [[憲法改正]]に賛成<ref name="2014shu"/>。
* [[集団的自衛権]]の行使容認に賛成<ref name="2014shu"/>。
* [[アベノミクス]]を評価する<ref name="2014shu"/>。
* [[原子力発電所|原発]]は日本に必要だ<ref name="2014shu"/>。
* [[村山内閣総理大臣談話「戦後50周年の終戦記念日にあたって」|村山談話]]を見直すべきでない<ref name="2014shu"/>。
* [[ヘイトスピーチ]]を法律で規制することに賛成<ref name="2014shu"/>。
* [[特定秘密の保護に関する法律|特定秘密保護法]]は日本に必要だ<ref name="2014shu">[http://senkyo.mainichi.jp/47shu/meikan.html?mid=A26001002002&st=tk 2014年衆院選 毎日新聞候補者アンケート]</ref>。
* [[日本における外国人参政権]]に慎重な姿勢を示している<ref>[http://www.ibuki-bunmei.org/message08.html 在日外国人の地方参政権について]いぶき文明公式ウェブサイト（2009年11月27日）</ref>。
* 選択的[[夫婦別姓]]法案に慎重な立場を示している<ref>産経新聞：2004年5月11日</ref>。
* 政府保有の[[日本たばこ産業]]（JT）株の売却に反対<ref>{{Cite news |url = https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2702W_X20C11A9PE8000/ |title = たばこ増税「認めない」 自民税調会長 |newspaper = [[日本経済新聞]] |publisher = [[日本経済新聞社]] |date = 2011-09-27 |accessdate = 2020-07-19 }}</ref>。
* [[大蔵官僚]]出身ということもあり、財政規律を重視する姿勢を示している<ref>{{Cite news |url = https://www.sankei.com/article/20211203-TSUVBYEEIFPSHK7IL7NPQCQZGY/ |title = 単刀直言 伊吹文明元衆院議長 政治家は信念に基づく発言を |newspaper = [[産経新聞]] |publisher = [[産経新聞]] |date = 2021-12-03 |accessdate = 2022-01-03 }}</ref>。
== 発言 ==
*2013年11月29日に東京で開催された[[日韓議員連盟]]総会で、「国際社会は国際法の秩序の下に成立している。日韓両国の問題も国際秩序を守る前提で処理すべきだ」と発言した<ref>https://www.recordchina.co.jp/b79878-s0-c70-d0000.html</ref>。
*衆議院議長就任後の2013年2月9日、自民党[[岐阜県]]連主催で開催された[[政治塾]]において、[[スポーツ]]指導や[[教育機関|教育現場]]における[[体罰]]について、「体罰を全否定していては教育などできない」「何のために体罰を加えるのかという原点がしっかりしていない。立派な人になってほしいという愛情をもって体罰を加えているのか、判然としない人が多い」と発言した<ref>[https://web.archive.org/web/20130212021420/http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013020901001493.html 伊吹氏「体罰、全否定できず」 政治塾で答える] 共同通信 2013年2月9日</ref>。
*2018年11月15日に所属する二階派の会合で、同党の[[下村博文]]憲法改正推進本部長が改憲論議に消極的な野党を「職場放棄」と批判したことについて、「慎まないといけない」と苦言を呈し「理念が[[安倍晋三|安倍]]さんと一緒というだけでポストについても物事は進まない」とした上で、「各党に話し合いの場へ出てもらうことをやるのは最大会派の責任。これを乱すことはやっちゃいけない」、さらに「失敗をしても野党との間に信頼関係と人脈があれば、国会でもあまり追及されない」と野党との日頃からの関係構築の大切さを説いた<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASLCH5PYLLCHUTFK01C.html 自民・伊吹氏、下村氏の「職場放棄」発言に苦言] [[朝日新聞]] 2018年11月15日</ref>。
*2019年2月、[[田畑毅]]（[[比例東海ブロック]]）の知人女性への準強制性交・盗撮疑惑が明らかとなり、自民党は2月21日、田畑の離党届を受理した。同日に開かれた[[志帥会|二階派]]会合で伊吹は「問題にならないようにやらないとだめだ。同じことをやるにしても」と発言した<ref>{{Cite news | url =https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4157544021022019PP8000/ | title =「問題にならないように」 伊吹氏、田畑氏巡り | newspaper =[[日本経済新聞]] | date =2019-2-21 | accessdate =2019-2-21 }}</ref><ref>{{Cite news | url =https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/801411 | title =「問題にならないように」伊吹氏、田畑議員巡り | newspaper =[[福井新聞]] | date =2019-2-21 | accessdate =2019-2-21 }}</ref>。
*2020年12月、[[眞子内親王|秋篠宮家眞子内親王]]と[[小室圭]]の結婚について、「国民の要件を定めている法律からすると、皇族方は、人間であられて、そして、大和民族・日本民族の1人であられて、さらに、日本国と日本国民の統合の象徴というお立場であるが、法律的には日本国民ではあられない。眞子さまとKさんの結婚等について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかいうことをマスコミがいろいろ書いているが、法的にはちょっと違う」と述べ、物議を醸した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sankei.com/article/20201203-NIJKWV3QIRPSFK3MCLPTHQX77I/|title=自民・伊吹氏「K氏は国民にしっかり説明を」 眞子さまのご結婚|accessdate=2020-12-5|publisher=}}</ref>。だが憲法学者の[[横田耕一]]は「皇族には憲法が適用されないという立場から考えても、法的に眞子さまが制約を受けるということはありません」と反論している<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/c56e9d4477774c5f92766c8ad376cf4a083a1e57|title=眞子さまに婚姻の自由ない？ 伊吹氏の見解、憲法学者は否定|accessdate=2020-12-5|publisher=眞子さまに婚姻の自由ない？ 伊吹氏の見解、憲法学者は否定}}</ref>。
== 不祥事 ==
=== 違法寄附金受領問題 ===
伊吹の秘書が代表を務める自由民主党京都府明風支部が、[[京都ホテル]]から2003年から2006年の3年間に渡り寄附金を受け取っていたことが発覚した。京都ホテルは10年超に渡って累積赤字を抱えており、京都ホテルの寄附は[[政治資金規正法]]第22条の4に違反すると指摘された<ref>{{Cite news |url= |title=自民党・伊吹幹事長側に違法寄付 3年超赤字の企業から |newspaper=[[朝日新聞]] |date = 2007-09-27 |accessdate=}}</ref>。
京都ホテル総務部部長は「年会費として支出しており、寄付という認識がなかった。今後は管理部門が精査する社内体制を築き、認識の違いが起こらないようにしたい」<ref name="asahi">「伊吹氏側へ違法寄付――3年以上赤字の企業から――自民支部」『[朝日新聞]』43627号、[[朝日新聞社|朝日新聞]]東京本社、2007年9月28日、35面。</ref>と謝罪している。伊吹の事務所は「欠損があるとは全く知らなかった」<ref name="asahi"/>と釈明している。
=== 収支報告書誤記載 ===
2007年2月20日、『[[読売新聞]]』の調査で、2005年の[[第44回衆議院議員総選挙|衆議院議員総選挙]]における伊吹の選挙運動費用収支報告書に、実際の収支と異なる記述をしていた事実が発覚した。
選挙運動費用に200万円超の残金が出たため資金管理団体に戻した際、パーティー券収入として記載していた。伊吹は「恥ずかしい話だが、担当者の勘違いがあった」<ref>「[https://web.archive.org/web/20070222075854/http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070220i105.htm?from=main1 収支報告「選挙費用」もずさん、長勢法相ら4閣僚訂正 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）]」、2007年2月20日。</ref>と語っており、故意ではなくミスであると発言している。なお、選挙運動費用収支報告書への故意の虚偽記載は[[公職選挙法]]違反に該当する。
=== 違法献金受領問題 ===
2007年3月7日、[[参議院]][[予算委員会]]での[[参議院議員]][[井上哲士]]（[[日本共産党]]）の質問により、伊吹が[[社団法人]]から違法献金を受け取っている疑惑が生じた<ref>「[http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?ssp=6496&on=1173377104&si=b52c06c4b438f40ef603b 参議院インターネット審議中継]」参議院、2007年。</ref><ref>「補助金受けた法人首相ら4人に献金」『[[日本経済新聞]]』[[日本経済新聞社]]、2007年3月8日、43面。</ref><ref>「自民支部に違法献金か共産指摘安倍・久間氏ら代表」『[[朝日新聞]]』43428号、[[朝日新聞社]]東京本社、2007年3月8日、39面。</ref>。
=== 政治資金パーティ ===
文部科学大臣だった2007年5月、大規模な政治資金パーティを自粛すると定めた[[国務大臣、副大臣及び大臣政務官規範|大臣規範]]に反し、パーティを開催して約4350万円の収入を得ていたことが政治資金収支報告書で分かった<ref>産経新聞 2008年9月12日</ref>。
== エピソード ==
*趣味は[[料理]]で、料理本を出版した経験もある。[[河野太郎]]は、伊吹が自宅で振る舞った料理のメニューを[[ブログ]]に記している<ref>[https://www.taro.org/2010/02/post_708.php 河野太郎ブログごまめの歯ぎしり]</ref>。
*所属している志帥会の会合では必ず冒頭に「役立つ講話」を行っている<ref>{{Cite web|和書|title=【政界徒然草】イブキングの「ご講話」がアツい！ あいつもこいつもバサバサと切り捨てる長老の怪気炎|url=https://www.sankei.com/article/20170513-HN7QYQ3NJVPPRAWA7EKCTQ6EZM/|website=産経ニュース|date=2017-05-13|accessdate=2019-07-06|language=ja|first=SANKEI DIGITAL|last=INC}}</ref>。「講話」の一部はマスコミに公開されており、持論を展開する様子がテレビニュースでも取り上げられることがある。例えば、同派の[[今村雅弘]][[復興大臣]]が失言で大臣辞任に追い込まれた直後の定例会では「失言を防ぐ６つの“た”」を提唱し<ref>{{Cite web|和書|title=失言を避けるための6つの「た」|url=https://agora-web.jp/archives/2025867.html|website=アゴラ 言論プラットフォーム|accessdate=2019-07-06|language=ja}}</ref>、[[魔の2回生|若手議員]]を中心とした自民党議員に失言防止方法を伝授した。
* [[穀田恵二]]とは京都1区で8回対決している（2009年総選挙以外は伊吹が当選し、2009年だけは穀田とともに比例復活当選）。そんな穀田を伊吹は戦友と表現し、また穀田の国対委員長就任20周年記念パーティーの呼びかけ人を務めている。2021年の[[第49回衆議院議員総選挙]]に伊吹が出馬せず政界を引退する意向を表明すると、穀田は寂寥の感が否めず、もう一度雌雄を決したかったと好敵手の引退を惜しんだ<ref>{{Cite news|url=https://mainichi.jp/articles/20210630/k00/00m/010/212000c|title=共産・穀田氏「伊吹氏引退、寂寥の感」 衆院京都1区で9度争う|newspaper=[[毎日新聞]]|date=2021-06-30|accessdate=2021-07-04}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202107010000066.html|title=【政界地獄耳】伊吹文明勇退で見せた「戦友」穀田恵二と大人の関係|newspaper=[[日刊スポーツ]]|date=2021-07-01|accessdate=2021-07-04}}</ref>。
== 栄典 ==
* {{NED}}：{{仮リンク|オラニエ＝ナッサウ勲章|en|Order of Orange-Nassau|label=オラニエ＝ナッサウ勲章ナイト・グランド・クロス}} - [[ファイル:Order of Orange-Nassau - Knight Grand Cross.png|40px]]（2014年）
* {{JPN}}：[[桐花大綬章]] - [[ファイル:JPN Toka-sho blank BAR.svg|40px]]（2022年）
== 著書 ==
*{{Cite book ja|title=こうすればできる・増税なき財政再建|url={{国立国会図書館デジタルコレクション|11950854}}|url-access=registration|publisher=にっかん書房|date=1985-11-25}}
*{{Cite book ja|author1=[[渡辺美智雄]]|author2=[[柿澤弘治]]|author3=伊吹文明|title=新保守革命|url={{国立国会図書館デジタルコレクション|12714855}}|url-access=registration|publisher=ネスコ|date=1994-04-19|isbn=9784890368709}}
*:渡辺の政策本に、共同執筆者として柿澤とともに参加したもの。
*シナリオ日本経済と財政の再生 いま、改革する保守の時（[[渡辺喜美]]との共著、[[日刊工業新聞社]]B&Tブックス、2001年11月） ISBN 4526048526
*いぶき亭四季の食卓 大臣のこだわり手料理（[[講談社]]、2008年1月） ISBN 4062143542
*保守の旅路（聞き手望月公一、[[中央公論新社]]、2024年2月）ISBN 978-4120057427
== 出演 ==
=== ラジオ ===
*伊吹文明 ニッポンの息吹を聴こう! （[[ニッポン放送]]『[[松本ひでおのショウアップナイターネクスト]]』内、2007年11月より毎週水曜19時40分より10分間）
**もともとこの番組は[[麻生太郎]]がパーソナリティを務める『麻生太郎 ニッポンの底力』として放送する予定だったが、安倍の首相辞任に伴う自民党執行部の役員異動で幹事長職を受け継いだために伊吹が出演することになった{{要出典|date=2015-10}}。
== 所属団体・議員連盟 ==
* [[自民党たばこ議員連盟]]（顧問）<ref name="officer20170307">{{Cite web|和書|url=https://notobacco.jp/pslaw/tobaccogirenkenkin1703.pdf |title=「自民党たばこ議員連盟」役員（2017/3/7現在）及び役員へのタバコ販売＆耕作者政治連盟からの6年間の献金額（万円） |accessdate=2018-04-11}}</ref><ref name="attendance20170307">{{Cite web|和書|url=https://notobacco.jp/pslaw/giren170307syusseki.pdf |title=自民党たばこ議員連盟臨時総会（出席者）|accessdate=2018-04-11}}</ref>
* [[ボーイスカウト振興国会議員連盟]]（顧問）
* [[日本会議国会議員懇談会]]<ref name="tawara2016">[[俵義文]] 『日本会議の全貌』 [[花伝社]]、2016年</ref>
* [[神道政治連盟国会議員懇談会]]<ref name="tawara2016" />
* [[みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会]]<ref name="tawara2016" />
* [[天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟]]（常任幹事）
* [[日韓議員連盟]]（幹事）
* [[親学推進議員連盟]]（副会長）<ref>[[成澤宗男]]・[[週刊金曜日]]編 『日本会議と神社本庁』 金曜日、2016年</ref>
* [[真宗大谷派]]関係国会議員同朋の会（代表世話人）<ref>同朋の会について…[https://facta.co.jp/article/201307013-print.html 真宗大谷派が「財団資産」横取り衆院議長ら国会議員に呼びかけ裁判闘争。全国でも稀な行政訴訟を起こした真相。]</ref>
* [[歯科技工士に関する制度推進議員連盟]]（顧問）<ref>{{Cite news |title=記念対談 過去を知り新たな未来へ |newspaper=[[日本歯科新聞]] |date=2015-08-04 |___location=[[東京都]][[千代田区]] |publisher=[[日本歯科新聞社]] |pages=6-7}}</ref>
== 選挙歴 ==
{|class="wikitable"
!当落!!選挙!!施行日!!選挙区!!政党!!得票数!!得票率!!{{small|得票順位<br />/候補者数}}!!比例区!!{{small|比例順位<br />/候補者数}}
|-
|当||[[第37回衆議院議員総選挙]]||1983年12月18日||[[京都府第1区 (中選挙区)|京都府第1区]]||[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]||style="text-align:right"|'''58,059'''||style="text-align:right"|'''16.8'''||style="text-align:right"|'''1'''/7|| -|| -
|-
|当||[[第38回衆議院議員総選挙]]||1986年7月6日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''51,514'''||style="text-align:right"|'''14.2'''||style="text-align:right"|'''2'''/8|| -|| -
|-
|当||[[第39回衆議院議員総選挙]]||1990年2月18日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''56,450'''||style="text-align:right"|'''13.6'''||style="text-align:right"|'''4'''/8|| -|| -
|-
|当||[[第40回衆議院議員総選挙]]||1993年7月18日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''48,893'''||style="text-align:right"|'''12.8'''||style="text-align:right"|'''3'''/10|| -|| -
|-
|当||[[第41回衆議院議員総選挙]]||1996年10月20日||[[京都府第1区]]||自由民主党||style="text-align:right"|'''63,094'''||style="text-align:right"|'''31.3'''||style="text-align:right"|'''1'''/5|| -|| -
|-
|当||[[第42回衆議院議員総選挙]]||2000年6月25日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''86,490'''||style="text-align:right"|'''42.1'''||style="text-align:right"|'''1'''/3|| -|| -
|-
|当||[[第43回衆議院議員総選挙]]||2003年11月9日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''83,644'''||style="text-align:right"|'''42.3'''||style="text-align:right"|'''1'''/3|| -|| -
|-
|当||[[第44回衆議院議員総選挙]]||2005年9月11日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''112,848'''||style="text-align:right"|'''47.7'''||style="text-align:right"|'''1'''/3|| -|| -
|-
|当（比）||[[第45回衆議院議員総選挙]]||2009年8月30日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''81,913'''||style="text-align:right"|'''33.3'''||style="text-align:right"|'''2'''/4||[[比例近畿ブロック|比例近畿]]|| -
|-
|当||[[第46回衆議院議員総選挙]]||2012年12月16日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''69,287'''||style="text-align:right"|'''33.2'''||style="text-align:right"|'''1'''/6|| -|| -
|-
|当||[[第47回衆議院議員総選挙]]||2014年12月14日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''73,684'''||style="text-align:right"|'''40.6'''||style="text-align:right"|'''1'''/6|| -|| -
|-
|当||[[第48回衆議院議員総選挙]]||2017年10月22日||京都府第1区||自由民主党||style="text-align:right"|'''88,106'''||style="text-align:right"|'''47.3'''||style="text-align:right"|'''1'''/3|| -|| -
|-
!colspan="11"|当選回数12回（衆議院議員12）
|}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}
== 関連項目 ==
* [[日本美術刀剣保存協会]]
* [[天理教]]
* [[リクルート事件]]
== 外部リンク ==
* [http://www.ibuki-bunmei.org/ 伊吹文明オフィシャルサイト]
* [https://kingendaikeizu.net/seizi/ibuki.htm 関連家系図]
* [https://kotobank.jp/word/%E4%BC%8A%E5%90%B9%E6%96%87%E6%98%8E-1122140 伊吹文明] - [[コトバンク]]
{{S-start}}
{{s-par}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[衆議院議長]]
| years = 第74代：2012年 - 2014年
| before = [[横路孝弘]]
| after = [[町村信孝]]
}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[文部科学委員会|衆議院文教委員長]]
| years = 1994年 - 1995年
| before = [[嶋崎譲]]
| after = [[柳澤伯夫|柳沢伯夫]]
}}
{{s-off}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[財務大臣 (日本)|財務大臣]]
| before = [[額賀福志郎]]
| years = 第9代：2008年
| after = [[中川昭一]]
}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[文部科学大臣]]
| before = [[小坂憲次]]
| years = 第8代：2006年 - 2007年
| after = [[渡海紀三朗]]
}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[内閣府特命担当大臣（防災担当）|防災担当大臣]]
| before = 創設
| years = 初代：2001年
| after = [[村井仁]]
}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[国家公安委員会委員長]]
| before = [[西田司]]
| years = 第66：2000年 - 2001年
| after = [[村井仁]]
}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[労働省|労働大臣]]
| before = [[岡野裕]]
| years = 第63代：1997年 - 1998年
| after = [[甘利明]]
}}
{{s-ppo}}
{{Succession box
| title = [[自由民主党幹事長]]
| before = [[麻生太郎]]
| years = 第41代：2007年 - 2008年
| after = [[麻生太郎]]
}}
{{Succession box
| title = [[志帥会]]会長
| before = [[亀井静香]]
| years = 第4代：2005年 - 2012年
| after = [[二階俊博]]
}}
{{s-hon}}
{{Succession box
| title = 最年長衆議院議員
| before = [[亀井静香]]
| after = [[二階俊博]]
| years = 2017年 - 2021年
}}
{{S-end}}
{{Navboxes|title= {{Flagicon|JPN}} 公職
|titlestyle =
|list1=
{{衆議院議長}}
{{衆議院文教委員長}}
{{財務大臣||財務大臣}}
{{文部科学大臣}}
{{防災担当大臣}}
{{国家公安委員会委員長}}
{{厚生労働大臣||[[労働省|労働大臣]]}}
}}
{{自由民主党幹事長}}
{{最年長衆議院議員}}
{{旧京都1区選出衆議院議員(1947-1993)}}
{{京都小選挙区選出衆議院議員(1996-)}}
{{比例近畿ブロック選出衆議院議員(1996-)}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:いふき ふんめい}}
[[Category:衆議院議長]]
[[Category:自由民主党の衆議院議員]]
[[Category:京都府選出の衆議院議員]]
[[Category:比例近畿ブロック選出の衆議院議員]]
[[Category:昭和時代戦後の衆議院議員]]
[[Category:平成時代の衆議院議員]]
[[Category:令和時代の衆議院議員]]
[[Category:世襲政治家]]
[[Category:平成時代の閣僚]]
[[Category:日本の財務大臣]]
[[Category:日本の文部科学大臣]]
[[Category:日本の国家公安委員会委員長]]
[[Category:日本の労働大臣]]
[[Category:自由民主党幹事長]]
[[Category:リクルート事件の人物]]
[[Category:日本会議国会議員懇談会の人物|元]]
[[Category:神道政治連盟国会議員懇談会の人物|元]]
[[Category:日本の財務官僚]]
[[Category:大蔵大臣秘書官]]
[[Category:経済学士取得者]]
[[Category:桐花大綬章受章者]]
[[Category:京都大学出身の人物]]
[[Category:京都府立嵯峨野高等学校出身の人物]]
[[Category:京都市出身の人物]]
[[Category:1938年生]]
[[Category:存命人物]]
| |||