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'''今村 好信'''（いまむら よしのぶ、１９１９[[1919年１２]]（大正8年）[[12月３3日]] - ）は、[[日本]]の男性技術者。

[[日立機電工業]]の元取締役社長、[[名誉相談役]]。

[[大日本帝国海軍]]の[[魚雷艇]]開発史についての著作がある。

== 略歴 ==

旧制大学工学部機械工学科卒。

1919年12月3日に、[[愛媛県]][[上分町]]（現在の[[四国中央市]]の一部）で、今村家の二男一女の次男として生まれる。愛媛県立三島中学校（[[愛媛県立三島高等学校]]の前身の[[旧制中学校]]）、[[松山高等学校 (旧制)|松山高等学校]]理科乙類を経て、1942年9月に[[東京大学大学院工学系研究科・工学部|東京帝国大学工学部]]機械工学科を卒業する。

[[日立製作所]]入社、直ちに[[海軍造機技術科士官]]として勤務、戦後日立製作所に復帰、電子管、照明、半導体関係業務をへて、[[日立機電]]の社長を最後に退社。

大学卒業後、[[日立製作所]]に入社するが、[[太平洋戦争]]中であったため、ただちに海軍の[[短期現役士官|短期現役技術科士官]]に志願する。見習尉官としての半年の教育を経て、造機技術[[大尉]]（第32期技術科士官）として[[呉海軍工廠]]造機部機械工場や[[艦政本部]]5部で服務し、新兵器であった魚雷艇のエンジン開発などに従事する。海軍軍需局勤務で終戦を迎え、[[予備役]]編入。

２００３年『日本[[魚雷艇]]物語 [[日本海軍高速艇]]の技術と戦歴』を出版（光人社）

戦後は日立製作所に復帰し、[[電子管]]や照明、[[半導体]]事業に携わる。[[取締役]]事業電子本部長を最後に、[[日立プラントテクノロジー|日立機電工業]]の専務取締役として転出、取締役社長を経て相談役、名誉相談役を務める。戦時中の体験や学友・海軍同期・日立製作所の同僚らの協力により、2003年に『日本魚雷艇物語』を上梓。

== 主要著作物 ==

２００３年*『日本[[魚雷艇]]物語 [[―日本海軍高速艇]]の技術と戦歴』を出版（ 光人社）、2003年。

*『わだち』 前編

*『我が家の猫物語―共にくらして半世紀』（私家本）

*『わだち』 後編（未出版）

== 参考文献 ==

* 今村好信 『日本魚雷艇物語―日本海軍高速艇の技術と戦歴』 光人社〈光人社NF文庫〉、2012年。

== 外部リンク ==

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[[Category:大日本帝国海軍短期現役士官]]

[[Category:大日本帝国海軍技術大尉]]

[[Category:日本の軍事技術者]]

[[Category:東京大学出身の人物]]

[[Category:旧制松山高等学校出身の人物]]

[[Category:愛媛県出身の人物]]

[[Category:1919年生]]

[[Category:存命人物]]