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{{ActorActress
| 芸名 = 宍戸 錠
| ふりがな = ししど じょう
| 画像ファイル = Joe Shishido
| 画像サイズ = 200px
| 画像コメント = <small>キネマ旬報社『キネマ旬報』第284号(1961)より</small>
| 本名 = 宍戸 錠
| 別名義 =
| 出生地 = {{JPN}}・[[大阪府]][[大阪市]][[北区
| 死没地 = {{JPN}}・[[東京都]][[世田谷区]]
| 国籍 =
| 民族 =
| 身長 =174 [[センチメートル|cm]]
| 血液型 = [[ABO式血液型|B型]]
| 生年 = 1933
| 生月 = 12
| 生日 = 6
| 没年 = 2020
| 没月 = 1
| 没日 = 18
| 職業 = [[俳優]]・[[タレント]]・[[司会者]]
| ジャンル = [[映画]]、[[テレビドラマ]]
| 活動期間 = [[1955年]] - [[2020年]]
| 活動内容 = [[1954年]]:[[日活]]ニューフェース<br />1955年:『警察日記』でデビュー<br />[[1959年]]:『[[ギターを持った
| 配偶者 = 宍戸游子(本名・宍戸昌子)<br />(2010年死
| 著名な家族 =
| 事務所 =
| 公式サイト = [http://www.officejoeshishido.com/ 宍戸錠オフィシャルウェブサイト]
| 主な作品 = <!--皆が認める代表作品を入力-->'''テレビドラマ'''<br />『[[国盗り物語 (NHK大河ドラマ)|国盗り物語]]』<br />『[[勝海舟 (NHK大河ドラマ)|勝海舟]]』<br />『[[葵 徳川三代]]』<br>『[[ゆうひが丘の総理大臣#テレビドラマ|ゆうひが丘の総理大臣]]』<br />『[[あさひが丘の大統領]]』<br />『[[武田信玄 (NHK大河ドラマ)|武田信玄]]』<hr />'''映画'''<br />『[[渡り鳥シリーズ]]』<br />『[[拳銃無頼帖シリーズ]]』<br />『[[私立探偵濱マイク]]』シリーズ<hr />'''バラエティー番組など'''<br />『[[ほろにがショー 何でもやりまショー|なんでもやりまショー]]』<br />『[[巨泉・前武ゲバゲバ90分!]]』<br />『[[カリキュラマシーン]]』<br />『[[くいしん坊!万才]]』
| アカデミー賞 =
| アリエル賞 =
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| 英国アカデミー賞 =
| エミー賞 =
| グラミー賞 =
| ゴールデングローブ賞 =
| ゴールデンラズベリー賞 =
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| セザール賞 =
| トニー賞 =
| 日本アカデミー賞 = '''会長特別賞'''<br/>[[第44回日本アカデミー賞|2021年]]
| フィルムフェア賞 =
| ブルーリボン賞 =
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| その他の賞 =
| 備考 =
|
}}
'''宍戸 錠'''(ししど じょう、(英:''Joe Shishido'')[[1933年]]〈[[昭和]]8年〉[[12月6日]] - [[2020年]]〈[[令和]]2年〉[[1月18日]]<ref name="nikkan">{{Cite web|title=宍戸錠さん死因は虚血性心疾患、本人希望すでに密葬|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202001230000574.html|publisher=[[日刊スポーツ]]|date=2020-1-23|accessdate=2024-12-07}}</ref><ref name="Sponichi 202001021">{{Cite web|title=“エースのジョー”宍戸錠さん死去、86歳「渡り鳥」「流れ者」シリーズ敵役で人気|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/01/21/kiji/20200121s00041000233000c.html|website=Sponichi ANNEX|date=2020-01-21|publisher=[[スポーツニッポン]]|accessdate=2024-12-07}}</ref><ref name="mbs20200121">[https://www.mbs.jp/news/zenkokunews/20200121/3885107.shtml 俳優 宍戸錠さん(86)が死去],毎日放送,2020年1月21日{{リンク切れ|date=2024-12}}</ref><ref name="brutus">{{Cite web |title=大阪弁を使えと言われたら、今でも使えまっせ。|宍戸 錠 |url=https://brutus.jp/article/881/34518 |website=BRUTUS.jp |date=2019-09-04 |access-date=2024-12-07 |publisher=[[マガジンハウス|MAGAZINE HOUSE CO., LTD.]] |archive-url=https://web.archive.org/web/20190904115350/https://brutus.jp/article/881/34518 |archive-date=2019-09-04}}</ref>)は、[[日本]]の[[俳優]]・[[タレント]]・[[司会者]]。[[ABO式血液型|血液型]]はB型。宍戸錠事務所所属。愛称は「'''エースのジョー'''」。
妻はエッセイスト、宍戸游子。[[宍戸開]]は長男、宍戸史絵(現・[[紫しえ]])は長女、[[郷鍈治]]は実弟、[[ちあきなおみ]]は義妹(実弟・郷鍈治の妻)。[[大阪府]][[桜ノ宮駅|桜宮]](現在の[[大阪市]][[都島区]])出身<ref name="ムビマガ18">{{Cite journal|和書 |author = [[高平哲郎]] |title = 宍戸錠インタビュー |journal = ムービーマガジン Vol.18 |issue = 1978年10月1日発行 |publisher = ムービーマガジン社 |page = 12–21頁 }}</ref>{{R|brutus}}。[[宮城県白石高等学校]]卒業、[[日本大学芸術学部・大学院芸術学研究科|日本大学藝術学部]]演劇科中退。
==来歴
父親は現在の[[福島県]][[伊達市 (福島県)|伊達市]]出身{{R|ムビマガ18}}。錠によれば母親は[[神奈川県]][[横浜市]]出身だが{{R|ムビマガ18}}、母親自身の話では父が[[台湾総督]]の副官であり、[[台湾]]で生まれ<ref name="W平凡720727">{{cite journal |和書 |author = 毒蝮三太夫 |authorlink = 毒蝮三太夫 |title =シリーズ おふくろ 第30回 宍戸錠五郷鍈治兄弟の母 宍戸文さん |journal = [[週刊平凡]] |issue = 1972年7月27日号 |publisher = [[マガジンハウス|平凡出版]] |pages = 150–153頁 }}</ref>、父の転勤で日本へ戻り、[[静岡県]][[浜松市]]で育ったと述べている<ref name="W平凡720727"/>。[[神奈川県立横浜平沼高等学校|横浜高女]]時代に[[関東大震災]]に遭い、一家で[[滋賀県]][[大津市]]に疎開したが、田舎暮らしを嫌い、20歳の時に単身[[大阪市|大阪]]に出て、海上火災という会社に勤める。この時期に、自身と同じく関東大震災で大阪に居を移し、大阪のアーサー・バルファーという商社に勤めていた父が同じビルで働いていたことで知り合い、結婚したという{{R|ムビマガ18}}<ref name="W平凡720727"/>。父はその後、[[工作機械]]を扱う会社を起業して独立し{{R|ムビマガ18}}<ref name="W平凡720727"/>、[[満州事変]]の[[特需景気#戦争と特需|特需]]で250万円{{efn|1978年頃の[[貨幣#貨幣の価値|貨幣価値]]で60億円。}}の収益を得た{{R|ムビマガ18}}。この後、「錠」は大阪で出生{{R|ムビマガ18}}。「錠」という名前の由来は宍戸家が子沢山だったため、『この子を最後の子にしたい(子作りに錠前を掛ける)』という両親の思いがあったからだという{{efn|その後に実弟の郷鍈治が生まれることとなる。}}<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202001210000732.html |title=エースのジョー由来「3流殺し屋」求めた宍戸錠さん |access-date=2024-12-07 |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2020-01-21}}</ref>。家のあった[[桜ノ宮駅|桜宮]]は下請けの町工場と[[連れ込み宿|温泉マーク]]があったため、環境に悪いと3歳{{R|ムビマガ18}}から5歳の頃{{R|brutus}}、家族で[[東京都|東京]][[滝野川 (東京都北区)|滝野川]]へ移り住む<ref name="W平凡720727"/>。父は仕事を辞めその後は亡くなるまで定職に就かず、1300[[坪]]ほどの家を建て、一家は裕福な生活を送る{{R|ムビマガ18|brutus}}<ref name="W平凡720727"/>。当時は300円で家が一軒買えた時代だったが、滝野川の家は10万円で購入した<ref name="W平凡720727"/>。1970年頃の価値で、5~6億円はしたという<ref name="W平凡720727"/>。
小学6年生の頃に[[東京大空襲]]で敷地に[[焼夷弾]]240発が落とされて自宅が全焼し<ref name="W平凡720727"/>、跡地はドサクサに紛れた何者かに居座られ、奪われてしまう。遠い親戚を頼り[[宮城県]][[斎川村]](現在の[[白石市]])に疎開する{{R|ムビマガ18}}<ref name="W平凡720727"/>。当地に父が家を建て{{R|ムビマガ18}}、高校卒業まで当地で育つ。
勉強もスポーツもよく出来、高校では[[バスケットボール]]部に所属。映画鑑賞にも熱心で、[[プロ野球選手]]か、[[社会人野球|実業団]]で野球をやるか、俳優になるか考えた末、[[1952年]]の高校卒業後、[[早稲田大学|早稲田]]で演劇をやろうと決意する。しかし受験に失敗{{R|ムビマガ18}}、[[日本大学芸術学部・大学院芸術学研究科|日本大学藝術学部]]に進む{{R|ムビマガ18}}。同期に[[ケーシー高峰]]、[[砂塚秀夫]]、[[赤江瀑]]、[[嵐徳三郎 (7代目)|嵐徳三郎]]ら{{R|ムビマガ18}}。
大学2年の[[1954年]]、日活ニューフェイス(第1期生)に合格{{R|ムビマガ18}}、大学を中退し3月15日付で[[日活]]に入社{{R|ムビマガ18}}。
[[File:Shishido-Jo-1.jpg|thumb|220x220px|『[[警察日記]]』(1955年)]]
[[1955年]]、『[[警察日記]]』での若い巡査役で銀幕デビュー。この頃は線の細い[[美青年]]だったが、[[1956年]]にトレードマークとなる豊頬手術を受ける。本人は「それはそれでいいんですが、一方ではもし整形しなかったら、もっとすごい俳優になれていたかもしれないっていう意識も常にあったんですよ」と述懐するが、これを機に「アクの強い役=[[悪役]]」への転向を果たした。
[[1962年]]に游子(昌子)と結婚し、3人の子を儲ける。[[宍戸開]]は長男である。
[[1966年]]、[[鈴木恂]]の設計で邸宅を建てる。
[[
[[2001年]]、豊頬の際に注入された異物(オルガノーゲン)を摘出手術で取り除いた{{efn|摘出までの過程はテレビ放送され、話題となった。}}。摘出手術に踏み切った理由を「理由の一つに、僕は70歳を前にして普通のジジイの顔になりたくてやっただけ」と語っていた<ref>{{Cite web |title=宍戸錠さん死去 トレードマークの両頰 3度の整形手術に踏み切った理由とは |url=https://mainichi.jp/articles/20200121/k00/00m/040/212000c |website=[[毎日新聞]] |access-date=2024-12-07 |date=2020-01-21}}</ref>。
映画や創生期のテレビドラマ『[[事件記者 (テレビドラマ)|事件記者]]{{efn|現存するわずか数本のうち、2本([[1958年]]7月放送)に出演していた。これらの映像は現在、[[横浜市]][[中区 (横浜市)|中区]][[日本大通]]にある[[放送ライブラリー]]などで見ることができる。}}』などに出演。タフでハードボイルドな役柄で[[小林旭]]らと共に名を知られ、日活アクション映画の需要もあって、「'''エースのジョー'''」と呼ばれて親しまれた。エースのジョーのニックネームは日活の宣伝部員によって名付けられ、これは宍戸が「ハリウッドの3流ギャング映画的な『殺し屋ジョー』でやりたい」というリクエストに応えたものだった<ref>{{Cite web|和書 |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202001210000732.html |title=エースのジョー由来「3流殺し屋」求めた宍戸錠さん |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2020-01-21 |accessdate=2024-12-07}}</ref>{{efn|古くから海外ミステリーの熱心な愛読者でもあり、日活の路線も相まって、比較的趣味と近い部分で役柄やイメージを展開していた。}}。
[[File:Joe Shishido gesture 2020-01-21.gif|thumb|184x184px|宍戸が考案した「チッチッチッ」のジェスチャー<ref>{{Cite web |url=https://www.daily.co.jp/gossip/2020/01/21/0013051661.shtml |title=宍戸錠さん死去 優れたアイデアマン…立てた指を左右に動かし「チッチッチッ」を発明 |work=[[デイリースポーツ]] online |date=2020-01-21 |accessdate=2024-12-07}}</ref>(他人の発言や行動をたしなめる仕草)]]
[[1971年]]、日活との専属契約を打ち切りフリーとなる。テレビへと活動の場を移し、テレビドラマの他に『[[巨泉・前武ゲバゲバ90分!]]』に出演したり息子と『[[くいしん坊!万才]]』のレポーターを務めた。
[[2006年]]、息苦しさを感じ、心臓血管研究所付属病院での検査の結果、[[虚血性心不全]]と診断されて即入院。冠状動脈カテーテル・バルーン手術を受けた。
[[2010年]][[4月16日]]、妻・游子が癌のため死去。
[[2013年]][[2月4日]]、1966年に建築した自宅が全焼<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20130205-1081067.html |title=宍戸錠宅全焼 79歳ひとり暮らしけがなし |access-date=2024-12-07 |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2013-02-05}}</ref><ref>{{Cite web|和書|accessdate~2024-12-07 |title=宍戸錠さん宅が全焼 外出中でけが人なし |publisher=[[msn]][[産経新聞|産経]]ニュース |date=2013-02-04 |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130204/dst13020421370011-n1.htm |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130205034411/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130204/dst13020421370011-n1.htm |archivedate=2013-02-05 |access-date=2024-12-07}}</ref>、妻の死去後は独り暮らしで外出時の出火だった<ref>{{Cite web |title=宍戸錠怒りあらわ「捕まえてやりたい」 |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2013-02-06 |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20130206-1081516.html |accessdate=2024-12-07}}</ref>。直後のホテル住まいを経て、翌月からは賃貸マンションで暮らした。消防署の調べでは古い電熱器のコードが原因だと判明。この[[火事]]で思い出の品々や過去の衣装、日用の衣類までほぼすべて失い<ref>{{Cite web |title=「エースのジョー」宍戸錠さん、自宅でひっそり死す…86歳、日活支えた昭和の大スター |url=https://hochi.news/articles/20200121-OHT1T50239.html |website=[[スポーツ報知]] |date=2020-01-22 |access-date=2024-12-07}}</ref>、本人は「しょうがない、今後の衣服は[[ユニクロ]]で我慢するか」と語った<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20130320-1100164.html |title=宍戸錠全焼豪邸更地にして3億円土地売却 |access-date=2024-12-07 |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2013-03-20}}</ref>。
2020年1月18日、[[虚血性心疾患]]のため東京都内の自宅で死去{{R|nikkan}}<ref>{{Cite web|和書 |title=宍戸錠さん死因は虚血性心疾患、本人希望すでに密葬 |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202001230000574.html |publisher=[[日刊スポーツ]] |date=2020-01-23 |accessdate=2024-12-07}}</ref>。{{没年齢|1933|12|6|2020|1|18}}{{R|Sponichi 202001021|mbs20200121}}。[[1月21日]]未明に東京都[[世田谷区]]にある自宅で倒れている宍戸が発見され、警察や救急隊により死亡が確認された。
2021年、[[第44回日本アカデミー賞]]会長特別賞を受賞。
==人物==
[[File:Japanese-Edition-of-Alfred-Hitchcocks-Mystery-Magazine-1961-Special-May-Issue-3.jpg|thumb|260x260px|『[[ヒッチコック・マガジン]]』1961年5月増刊号より]]
*洋画[[吹替]]の仕事もこなしており、[[デニス・ウィーバー]]や[[バート・ランカスター]]を担当している。[[小原乃梨子]]によると缶ビールを飲みながら収録を行うこともあったが、誰一人として「エースのジョー」に物申すスタッフはいなかったという<ref>[[小原乃梨子]]『声に恋して声優』p95〜95より。</ref>。
*英国のファッションブランド「トムモリス」のファンで愛用者。
*愛称「エースのジョー」は自身がトランプを趣味としていたことから<ref name="sikyohochi">{{Cite web |title=「エースのジョー」宍戸錠さんが死去、86歳 13年には自宅全焼 |url=https://hochi.news/articles/20200121-OHT1T50109.html |website=[[スポーツ報知]] |date=2020-01-21 |access-date=2024-12-07}}</ref>。
*豪快な性格でも知られた。飼い犬の名前も「俺は強い名前が好きなんだ」と豪語していた通り、[[雌]]の[[パグ]]に「ムサシマルコ」、[[雌]]の[[シェパード]]「サダムフセインコ」と命名した{{R|sikyohochi}}。
*自宅全焼については当初、その2年前に自身の飼っていた番犬が既に死んでいたことから放火である事を主張した。宍戸は取材に対して「(犯人を)捕まえて犬に食わしてやる!」と怒りを露わにしていた<ref>{{Cite web |title=自宅全焼直後に記者を圧倒した79歳 放火疑い激怒、すさまじかった迫力…宍戸錠さんを悼む |url=https://hochi.news/articles/20200121-OHT1T50248.html |website=[[スポーツ報知]] |date=2020-01-22 |access-date=2024-12-07}}</ref>。
*整形による役作りだけではなく身体能力にも定評があり、[[日活]]でも[[小林旭]]とともに一、二を争うアクションの腕前の持ち主であった。野球選手を演じた映画『川上哲治物語 背番号16』で、「[[読売ジャイアンツ|ジャイアンツ]]の二軍でなら通用する」と言われたほど若い頃の宍戸の身体能力は抜群だった<ref>{{Cite web |title=整形手術で大ブレイク!? エースのジョーこと宍戸錠の伝説とは? |url=https://www.cinematoday.jp/news/N0024716 |website=[[シネマトゥデイ]] |date=2010-06-16 |access-date=2024-12-07}}</ref>。
*一番の役者は[[宮根誠司]]であると、生前語っていた。宮根は「ビビった」と番組の中で語っている。また宮根は「事務所の社長から住所を聞いて、お手紙を書いた」と礼状をしたためて「ご覧になっているんだと、嬉しかった」とも語っている<ref>{{Cite web |title=宮根誠司 宍戸錠さんから「一番の名優」と名指しされ「ビビりまくった」と告白 |url=https://www.daily.co.jp/gossip/2020/01/22/0013054290.shtml |website=[[デイリースポーツ]] online |date=2020-01-22 |access-date=2024-12-07}}</ref>。
*「[[巨泉・前武ゲバゲバ90分!]]」で一緒に仕事をした[[喰始]]によると、宍戸はコントの収録中、プロデューサーに怒鳴られても、決して言い返さず次に活かしていた。また、忘年会の2次会の店も率先して予約するなど腰の低い人であったと語っている<ref>{{Cite web|和書 |title=宍戸錠さん 2次会の店を率先して予約する腰の低い人だった |url=https://www.news-postseven.com/archives/20201221_1620685.html?DETAIL |work=NEWSポストセブン |date=2020-12-21 |accessdate=2024-12-07 |publisher=[[小学館]]}}</ref>。
*殺し屋を演じることにずっとこだわってきた宍戸錠の「最も好きな出演作」は『[[拳銃は俺のパスポート]]』([[1967年]]/[[野村孝]]監督)。最後の夢は「90歳で殺し屋の役をやること」だった<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkatsu.com/focus/vol8.html |title=vol.8 日本一拳銃の似合う男"エースのジョー"をしのんで |access-date=2024-12-07 |publisher=[[日活]] |date=2020-09-05}}</ref>。
== 出演作品 ==
=== 映画 ===
[[File:Japanese-edition-of-Alfred-Hitchcocks-Mystery-Magazine-1961-May-1.jpg|thumb|260x260px|『[[渡り鳥いつまた帰る]]』(1960年)]]
[[File:Japanese-edition-of-Alfred-Hitchcocks-Mystery-Magazine-1962-Special-January-Issue-2.jpg|thumb|220px|『[[大草原の渡り鳥]]』(1960年)]]
[[File:Kinema-Junpo-1961-March-late-2.jpg|thumb|220px|『ろくでなし稼業』 (1961年)]]
[[File:Shishido-Jo-2.jpg|thumb|220px|『現代悪党仁義』(1965年)]]
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* [[海の罠]](1959年、日活)
* [[0番街の狼]](1959年、日活)
* [[東京警部]](1959年、日活)
* [[銀座旋風児]](1959年、日活)
*'''[[渡り鳥シリーズ]]'''
**[[ギターを持った渡り鳥]](1959年、日活)
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* [[鉄火場の風]](1960年、日活)
*'''[[拳銃無頼帖シリーズ]]'''
** [[拳銃無頼帖 抜き射ちの竜]](1960年、日活)
** [[拳銃無頼帖 電光石火の男]](1960年、日活)
** [[拳銃無頼帖 不敵に笑う男]](1960年、日活)
** [[拳銃無頼帖 明日なき男]](1960年、日活)
** [[抜き射ちの竜 拳銃の歌]](1964年、日活)
** [[拳銃無頼帖 流れ者の群れ]](1965年、日活)
*'''[[流れ者シリーズ]]'''
** [[海から来た流れ者]](1960年、日活)
** [[海を渡る波止場の風]](1960年、日活)
** [[南海の狼火]](1960年、日活)
** [[大暴れ風来坊]](1960年、日活)
** [[太平洋のかつぎ屋]](1961年、日活)
* '''[[稼業シリーズ]]'''
** ろくでなし稼業(1961年、日活)
** 用心棒稼業(1961年、日活)
** 助っ人稼業(1961年、日活)
* [[早射ち野郎]](1961年、日活)
* [[三つの竜の刺青]](1961年、日活)
* [[海の勝負師]](1961年、日活)
* [[赤い荒野]](1961年、日活)
* [[ノサップの銃]](1961年、日活)
* [[俺は地獄へ行く]](1961年、日活)
* [[紅の銃帯]](1961年、日活)
* [[早討ち無頼 大平原の男]](1961年、日活)
* [[メキシコ無宿]](1962年、日活)
* [[気まぐれ渡世]](1962年、日活)
* [[抜き射ち風来坊]](1962年、日活)
* [[大氷原]](1962年、日活)
* [[ひとり旅]](1962年、日活)
* [[燃える南十字星]](1962年、日活)
* [[銃弾の嵐]](1962年、日活)
* [[硝子のジョニー 野獣のように見えて]](1962年、日活)
* [[危いことなら銭になる]](1962年、日活)
* [[危険な商売 鉛をぶちこめ]](1962年、日活)
* '''[[探偵事務所23]]シリーズ'''
** [[探偵事務所23 くたばれ悪党ども]](1963年、日活)
** [[探偵事務所23 銭と女に弱い男]](1963年、日活)
* [[悪名高きろくでなし]](1963年、日活)
* [[野獣の青春]](1963年、日活)
* [[赤い靴とろくでなし]](1963年、日活)
* [[関東遊侠伝]](1963年、日活)
* [[虎の子作戦]](1963年、日活)
* [[遊侠無頼]](1963年、日活)
* [[地獄の祭典]](1963年、日活)
* [[東海遊侠伝 (1964年の映画)|東海遊侠伝]](1964年、日活)
*
* [[人生劇場]](1964年、日活)
* [[河内ぞろ どけち虫]](1964年、日活)
* [[肉体の門 (1964年の映画)|肉体の門]](1964年、日活)
* [[海賊船 海の虎]](1964年、日活)
* [[早射ちジョー 砂丘の決斗]](1964年、日活)
* [[河内ぞろ 喧嘩軍鶏]](1964年、日活)
* [[現代悪党仁義]](1965年、日活)
* [[あばれ騎士道]](1965年、日活)
* [[河内ぞろ あばれ凧]](1965年、日活)
* [[命しらずのろくでなし]](1965年、日活)
* [[大日本殺し屋伝]](1965年、日活)
* [[三匹の野良犬]](1965年、日活)
* [[怪盗X]] 首のない男(1965年、日活)
* [[マカオの竜]](1965年、日活)
* [[男の紋章
* [[賭場の牝猫 捨身の勝負]](1966年、日活)
* [[日本仁侠伝 血祭り喧嘩状]](1966年、日活)
* [[夜霧の慕情]](1966年、日活)
* [[大悪党作戦]](1966年、[[松竹
* [[骨まで愛して]](1966年、日活)
* [[あなたの命]](1966年、日活)
* [[暗黒航路]](1966年、日活)
* [[アジア秘密警察]](1966年、日活)
* [[拳銃は俺のパスポート]](1967年、日活)
* [[燃える雲]](1967年、日活)
* [[殺しの烙印]](1967年、日活)
* [[七人の野獣]](1967年8月1日、日活)- 佐東
* [[みな殺しの拳銃]](1967年、日活)
* [[紅の流れ星]](1967年、日活)
* [[七人の野獣
* [[君は恋人]](1967年、日活)
* [[激流に生きる男|赤木圭一郎は生きている 激流に生きる男]](1967年、日活)
* [[東京市街戦]](1967年、日活)
* [[黄金の野郎ども]](1967年、日活)
* [[星影の波止場]](1968年、日活)
* [[縄張はもらった]](1968年、日活)
* [[魔性の女]](1968年、アカデミー・プロ)
* [[地獄の破門状]](1969年、日活)
* [[夜の牝 花と蝶]](1969年、日活)
* [[やくざ渡り鳥 悪党稼業]](1969年、日活)
* [[博徒百人]](1969年、日活)
* [[あらくれ (1969年の映画)|あらくれ]](1969年、日活)
* [[前科 ドス嵐]](1969年、日活)
* [[博徒百人
* [[傷害恐喝 前科十三犯]](1969年、日活)
* [[刺客列伝 (映画)|刺客列伝]](1969年、日活)
* [[嵐の勇者たち]](1969年、日活)
* [[やくざの横顔]](1970年、日活)
* [[日本最大の顔役]](1970年、日活)
* [[捨て身のならず者]](1970年、東映東京)
* '''[[ハレンチ学園]]シリーズ'''
** ハレンチ学園(1970年、日東プロ=ピロ企画)
** ハレンチ学園 身体検査の巻(1970年、日活)
** ハレンチ学園 タックルキスの巻(1970年、日活)
** 新・ハレンチ学園(1971年、日活)
* [[喜劇 女もつらいわ]](1970年、新国劇映画)
* [[
* [[網走番外地 (東映)|
** [[網走番外地 (東映)|新網走番外地 大森林の決斗]](1970年)
** [[新網走番外地 嵐呼ぶダンプ仁義]](1972年)
* [[男の世界 (1971年の映画)|男の世界]](1971年、[[石原プロモーション|石原プロ]]=日活)
* [[
* [[
* [[
* [[極楽坊主]](1971年、日活)
* [[不良少女 魔子]](1971年、日活)
*[[
* [[
* [[
* [[
* [[
* [[
* [[
** [[仁義なき戦い 完結篇]](1974年)
** [[新仁義なき戦い]](1974年)
* [[
* [[東京湾炎上]](1975年、東宝映画=[[東宝映像美術|東宝映像]]) - 小佐井機関長 役<ref>{{Harvnb|東宝特撮映画全史|1983|p=538|loc=「主要特撮作品配役リスト」}}</ref>
* [[
* [[
* [[悲愁物語]](1977年、[[梶原一騎|三協映画]]=松竹)
* [[
* [[仁義と抗争]](1977年、東映京都)- 関川勝也
* [[ブラック・ジャック (実写版)#映画(1977年・宍戸錠版)|BLACK JACK/瞳の中の訪問者]](1977年、[[ホリプロ|ホリ企画制作]]、[[手塚治虫]]の『[[ブラック・ジャック]]』の実写映画)
* [[雲霧仁左衛門 (映画)|雲霧仁左衛門]](1978年、松竹=[[劇団俳優座|俳優座]])- 富の市(鳥塚佐十郎)
* [[看護婦のオヤジがんばる]](1980年、近代映画協会)
* [[土佐の一本釣り]](1980年、松竹=[[キティ・フィルム]])
* [[ブルージーンズ メモリー (映画)|ブルージーンズ メモリー]](1981年、東宝映画)
* [[北斎漫画 (映画)|北斎漫画]](1981年、松竹)
* [[転校生 (映画)|転校生]](1982年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]=日本ATG) - 斉藤孝造(一美の父)
* [[
* [[俺っちのウエディング]](1983年、日本テレビ=[[セントラル・アーツ]])
* [[すかんぴんウォーク]](1984年、渡辺プロ=シネマハウト=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ)‐ 民川裕司 ([[吉川晃司]])が勤めたヨットハーバー管理人 関川達也
* [[アゲイン (映画)|アゲイン]](1984年、ニュー・センチュリー・プロデューサーズ=[[キネマ旬報社]])
*[[トロピカルミステリー 青春共和国]](1984年、東宝)
* [[
* [[カリブ・愛のシンフォニー]](1985年、東宝映画=[[サンミュージックグループ|サンミュージック]])
* [[
* [[
* [[テイク・イット・イージー (映画)|テイク・イット・イージー]](1986年、渡辺プロ=ニュー・センチュリー・プロデューサーズ)
* [[片翼だけの天使]](1986年、ヘラルド・エース) - 歯科医
* [[野ゆき山ゆき海べゆき]](1986年、日本テレビ=[[バップ]]) - 校長先生
* [[ボクの女に手を出すな]](1986年、東映) - バー「ブッチ」のマスター
* [[帝都物語#帝都物語|帝都物語]](1988年、エクゼ) - [[早川徳次 (東京地下鉄道)|早川徳次]]
* [[この胸のときめきを (1988年の映画)|この胸のときめきを]](1988年、東映クラシックフィルム・ケントスムービーブラザーズ) - 源田先生
* [[マイフェニックス]](1989年、東宝=[[東急エージェンシー]])
* [[赤いカラスと幽霊船]](1989年、横浜博覧会協会=[[日本放送協会|NHK]])
* [[君は僕をスキになる]](1989年、東宝映画=プルミエ・インターナショナル) - プルミエ化粧品社長
* [[のぞみウィッチィズ|のぞみ♡ウィッチィズ]](1990年、エクセレント・クリエイティブ)
* [[ペエスケ ガタピシ物語]](1990年、松竹)
* [[カンバック]](1990年、ガッツエンタープライズ)
*
* [[セイリング 海にはばたく]](1992年、[[テレビ東京]]=全国映画センター)
* [[ザ・ギャンブラー (1992年の映画)|ザ・ギャンブラー]](1992年、にっかつ=にっかつビデオ)- エースのジョー
* [[落陽 (映画)|落陽]](1992年、にっかつ撮影所)
* [[勝利者たち]](1992年、[[円谷プロダクション|円谷プロ]]=東宝)
* [[200X年・翔]](1992年、中央宣興)
* [[8マン]] すべて寂しいよるのために(1992年、リム出版)
* '''[[私立探偵濱マイク]]'''
** 我が人生最悪の時(1994年、[[フォーライフレコード]]=映像探偵社)
** 遥かな時代の階段を(1995年、フォーライフレコード=映像探偵社)
** 罠 THE TRAP(1996年、フォーライフレコード=映像探偵社)
* [[女ざかり (1994年の映画)|女ざかり]](1994年、松竹=テレビ東京=アミューズ=日本出版販売)
* [[武闘派刑事]] 銀座警察(1994年、シネマパラダイス)
* [[
* [[
* [[
* [[秋桜 (映画)|秋桜]](1997年、映画『秋桜』製作委員会)- 白鶴総一郎
* [[愛する (映画)|愛する]](1997年、日活)
* [[故郷 (1999年の映画)|故郷]](1999年、Mukai Production)
* [[新極道渡世の素敵な面々 きりとりブルース]](1999年、ムービーブラザース)
* [[平成金融道 マルヒの女]](2000年、ムービーブラザーズ)
* [[借王|借王7 -THE MOVIE 2000-]](2000年、[[日活]])- システム金融・向井グループ会長 向井郷太郎
* [[「紅の拳銃」よ永遠に]](2000年、日活芸術学院)
* [[ナトゥ 踊る!ニンジャ伝説]](2000年、日本テレビ=バップ=マセキ芸能社)
* [[溺れる魚#映画|溺れる魚]](2001年、東映=h.m.p.=東映エージェンシー)
* [[九州マフィア外伝]](2001年、アーバンアクターズプロ)- 野村強
* [[極道聖戦 ジハード1|極道ジハード 〜聖戦〜 1]](2002年、シネマパラダイス)
* '''[[新・日本の首領]]'''([[オールインエンタテインメント|GPミュージアム]])- 二代目辰野会会長 藤木一徹
** 新・日本の首領(2004年、GPミュージアム)
** 新・日本の首領2(2004年、GPミュージアム)
** 新・日本の首領3(2004年、GPミュージアム)
* [[同窓會]](2004年、向井プロ)
* [[探偵事務所5]](2005年、[[映像探偵社]])
* [[花と蛇2 パリ/静子]](2005年、東映ビデオ=東映) - 遠山隆義
* 天まであがれ!!(2006年、「天まであがれ!!」製作事業コンソーシアム、イエスビジョンズ)
* [[ケータイ刑事 銭形シリーズ]]([[BS-TBS|BS-i → BS-TBS]])
** [[ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密〜銭形姉妹への挑戦状]](2006年、BS-i)
** [[ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森]](2007年、BS-i)
** [[ケータイ刑事 THE MOVIE3 モーニング娘。救出大作戦!〜パンドラの箱の秘密]](2011年、BS-TBS)
* [[キサラギ]](2007年、[[ショウゲート]])
* [[転校生 (映画)|転校生-さよなら あなた-]](2007年、[[角川映画]]) - 吉田義之丞(旅芸人一座座長)
* [[THE CODE/暗号]](2009年)
* [[ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う]](2010年)- 山神直樹
* [[ファイナル・ジャッジメント]](2012年6月、[[幸福の科学出版]]・[[日活]]) - ラオ・ポルト {{efn|最後の出演映画。}}
=== テレビドラマ ===
* [[ダイヤル110番]](1957年 - 1964年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]])
* 見事な娘(1957年、日本テレビ)
* 人命(1957年、[[TBSテレビ|KRテレビ]])
* [[坊つちやん|坊っちゃん]](1957年、日本テレビ)
* [[日曜劇場|東芝日曜劇場]](KRテレビ→[[TBSテレビ|TBS]])
** 鴎(1958年)
** 清吉の女(1976年、[[毎日放送]])
342 ⟶ 391行目:
** お妾さん整理します(1966年)
** マリア様と浪花節(1966年)
** [[夫が外で酒をのむとき]](1966年)
** 女の振り子が止まるとき(1966年)
** おゝわが愚兄(1966年)
350 ⟶ 399行目:
** 十年目の再会(1968年)
** 奥さまはホステスがお嫌い(1968年)
* [[宮本武蔵 (1965年のテレビドラマ)|宮本武蔵]](1965年 - 1966年、日本テレビ)
* [[判決 (テレビドラマ)|判決]]([[テレビ朝日|NET]])
** 第193話「失われた腕の痛み」(1966年)
356 ⟶ 405行目:
* [[眠狂四郎 (1967年のテレビドラマ)|眠狂四郎]](1967年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]])
* [[とく妻さん]](1967年、日本テレビ)
* [[近鉄金曜劇場]]([[朝日放送テレビ|朝日放送]])
** 天まであがれ(1967年)
* [[喜劇 はいから鯉さん]](1967年、日本テレビ)
* [[三匹の侍]](フジテレビ)
** 第5シリーズ 第9話「鶴之助参る」(1967年) - 関良白
** 第5シリーズ 第24話「殺生封印切り」(1968年) - 玄海和尚
* [[みんな世のため]]([[テレビ朝日|NET]])
** [[鶴亀先生#1967年版|鶴亀先生上京す]](1967年)
* [[百年目の田舎っぺ]](1968年、TBS)
* [[花くれないに]](1968年、フジテレビ)
* [[裸の町 (
* [[三人の母]](1968年 - 1969年、TBS) - 金太
* [[お金がこわい!]](1969年、TBS)
* [[もうれつ大家族]](1969年、フジテレビ)
* [[キイハンター]](TBS / [[東映]])
** 第119話「殺人免許貸します」(1970年) - ゴロー
** 第228話「女忍者対ギャング変身大作戦!」(1972年) - 鬼丸
* [[東京警備指令 ザ・ガードマン|ザ・ガードマン]] 第310話「女子学園スキャンダル殺人」(1971年、TBS=[[大映テレビ|大映テレビ室]]) - 岡野学長
* [[プレイガール (テレビドラマ)|プレイガールシリーズ]]
** [[プレイガール (テレビドラマ)#オリジナル版|プレイガール]]
*
*** 第141話「男殺し裸のハンター」(1971年) - エースのジョー
*** 第152話「女の寝技師」(1972年) - 伊井譲二
*** 第
*** 第
*** 第223話「女の鍵は夜開く」(1973年) - ロックのジョー
** [[プレイガール (テレビドラマ)#プレイガールQ|プレイガールQ]] 第50話「女の魔性は花ひらく」(1975年) - 白石哲男
* [[天下御免]](1971年、[[NHK総合テレビジョン|NHK総合]])
* [[ターゲットメン]] 第5話「こぶら男の大逆襲」(1971年、NET=東映)
* [[荒野の素浪人]] 第3話「必殺 帰らざる街道」(1972年、NET=[[三船プロダクション|三船プロ]]) - 熊木鉄心
* [[太陽にほえろ!]](日本テレビ / [[東宝]])
** 第39話「帰って来た裏切り者」(1973年) - 白木剛
** 第117話「父と子の再会」(1974年) - 梶大作
** 第489話「帰って来たボス -クリスマスプレゼント-」(1981年) - 赤沢警部
* [[ぶらり信兵衛 道場破り]] 第3話「大当り千両長屋」(1973年、フジテレビ=東映)
* [[大河ドラマ]](NHK総合)
** [[国盗り物語 (NHK大河ドラマ)|国盗り物語]](1973年) - [[柴田勝家]]
** [[勝海舟 (NHK大河ドラマ)|勝海舟]](1974年) - [[山岡鉄舟|山岡鉄太郎]]
** [[風と雲と虹と]](1976年) - 鹿島玄道
** [[武田信玄 (NHK大河ドラマ)|武田信玄]](1988年) - [[原虎胤]]
** [[秀吉 (NHK大河ドラマ)|秀吉]](1996年) - [[本多正信]]
** [[葵 徳川三代]](2000年) - [[本多忠勝]]
** [[天地人 (NHK大河ドラマ)|天地人]](2009年) - [[直江景綱]]
* [[電撃!! ストラダ5]](1974年、NET=[[日活]]) - 高村輝次郎
* [[特捜記者]] 第20話「帝国陸軍ラッパ集」(1974年、フジテレビ=[[松竹]])
* [[おしどり右京捕物車]] 第25話「櫛」(1974年、朝日放送=松竹) - 風間源十郎
* [[夜明けの刑事]] 第14話「理由あるプレイボーイ」(1975年、TBS=大映テレビ)
* [[TOKYO DETECTIVE 二人の事件簿]] 第7話「戦後30年の逆さ吊り」(1975年、朝日放送=[[大映テレビ]])
* [[大都会 闘いの日々]](1976年、日本テレビ=[[石原プロモーション|石原プロ]]) - 毎朝新聞社・松川
* [[愛のサスペンス劇場]] [[愛が見えますか…]](1976年、日本テレビ=[[東京映画]]) - 花松
* [[必殺シリーズ]](朝日放送=松竹)
** [[必殺仕業人]] 第3話「あんたあの娘をどう思う」(1976年
** [[必殺仕事人ワイド 大老殺し 下田港の殺し技珍プレー好プレー|必殺仕事人ワイド 大老殺し]](1987年) - 久蔵
* [[
* [[河内まんだら]](1977年、NHK総合) - 総十郎
* [[華麗なる刑事]] 第15話「暴走! 父ちゃんのダンプ」(1977年、フジテレビ=東宝) - 小山ゲンジ
* [[大都会 PARTII]] 第45話「白昼の市街戦」(1978年、日本テレビ=石原プロ) - 針尾組長
* [[大追跡 (テレビドラマ)|大追跡]](1978年、日本テレビ=東宝)
** 第1話「ハイエナが集まった」
** 第8話「必死の追走」
* [[オレの愛妻物語]](1978年、日本テレビ=[[ユニオン映画]]) - 倉田寅男
* [[スターウルフ#テレビ番組|スターウルフ]](1978年、
* [[ゆうひが丘の総理大臣]](1978年、日本テレビ=ユニオン映画) - 東剛教頭
* [[木曜座]]
** [[あした泣く]](1978年、TBS)
* [[熱中時代]]シリーズ(日本テレビ=ユニオン映画)
** [[熱中時代・刑事編]](1979年) - 菅谷一平刑事
** [[熱中時代]] 第2シリーズ - 父親・藤森忠次
*** 第14話「北野先生をやめさせないで」(1980年)
*** 第26話「サギ師と裸の王様」(1981年)
*** 第36話「熱中先生と生徒会長」(1981年)
* [[あさひが丘の大統領]](1979年 - 1980年、日本テレビ=ユニオン映画) - 高岩巌
* [[手錠をかけろ!]] 第2話「ハードパンチャー強盗事件 -伊勢志摩-」(1979年、フジテレビ=[[国際放映]])
* [[ぼくら野球探偵団]](1980年、東京12チャンネル=円谷プロ) - 荒名堂郎警部
* [[猿飛佐助 (1980年のテレビ
* [[ぼくとマリの時間旅行]](1980年、
* [[
* [[プロハンター]](1981年、日本テレビ=[[セントラル・アーツ]]) - 菊島雄三
* [[クルクルくりん#テレビドラマ|クルクルくりん]](1984年、フジテレビ) - 東森くりんの父
* [[西部警察 PART-III]] 第68話「愛の旅立ち」(1984年、[[テレビ朝日]]=石原プロ) - 大河内
* [[ママ、大変だァ!]](1985年、テレビ朝日)
* [[あぶない刑事#あぶない刑事|あぶない刑事]] 第13話「追跡」(1986年、日本テレビ=セントラル・アーツ) - 沢村
* [[
* [[連続テレビ小説]](NHK総合)
** [[君の名は#1991年版(NHK朝の連続テレビ小説)|君の名は]](1991年) - 角倉勘次
** [[走らんか!]](1995年)
** [[甘辛しゃん]](1997年) - 恩田慎作
* [[静かなるドン#テレビドラマ版|静かなるドン]](1994年、日本テレビ) - 大久保竜造
* [[名古屋お金物語]](1995年、NHK総合) - 森谷考輔
* [[鬼平犯科帳 ( * お嬢様は名探偵(1998年、NHK総合)
* [[
* [[遠い親戚 近くの他人?]](1999年、NHK総合)
* [[億万長者と結婚する方法]](2000年、日本テレビ) - 金丸有造
* [[金田一少年の事件簿 (松本潤のテレビドラマ)|金田一少年の事件簿]] 第3シーズン 第8・9話「露西亜人形殺人事件」(2001年、日本テレビ) - 田代富士夫
* アートの遺伝子Z(2001年、日本テレビ)
* [[剣客商売 (テレビドラマ)|剣客商売]]
* [[月曜ドラマシリーズ]]「[[ねばる女]]」(2004年、
* [[ダイヤモンドの恋]](2005年、NHK総合) - 田端廉太郎
* [[はんなり菊太郎|新はんなり菊太郎]](2007年、NHK総合) - 田村次右衛門
* [[キイナ〜不可能犯罪捜査官〜]] 第8回(2009年3月、日本テレビ)
===
* [[ネオチンピラ 鉄砲玉ぴゅ〜]](1990年、東北新社=東映ビデオ)- 水田順一
* [[コードネーム348 女刑事 サシバ]](1990年、原作:[[篠原とおる]]、SHVシネマ第1回作品、松竹ビデオ事業部=獅子プロ)
* [[野獣駆けろ]](1990年、東映ビデオ) - 佐伯
* [[汚れし者の伝説]](1991年、日本ビデオ映画)
* [[ネオチンピラ 続・鉄砲玉ぴゅ〜]](1991年、東映ビデオ)
* [[神様のピンチヒッター]](1991年、にっかつビデオ)
* [[DANGER POINT 地獄への道]](1991年、東映ビデオ)
* [[狼たちの賭け JACK KNIFE]](1993年、東映ビデオ) - 平田(ジャズピアニスト)
* [[雀鬼 (オリジナルビデオ)|雀鬼]]3 治外法権麻雀(1994年、竹書房)鈴銀グループ会長 鈴木銀次郎
* [[流血の抗争|組織暴力 流血の抗争2]](1999年、東映ビデオ) - おでん屋台の主人
* [[日本極道史 仁義絶叫]] シリーズ(1999年・2000年、シネマパラダイス/SHV) - 天馬大瀬組組長 大瀬直次郎
** 日本極道史 仁義絶叫(1999年1月)
** 日本極道史 仁義絶叫2 修羅の仁義(1999年8月)
** 日本極道史 仁義絶叫3 仁義関東嵐(1999年9月)
** 日本極道史 仁義絶叫4 仁義の挽歌(2000年2月)
* [[渋谷ミッドナイト・ウォー 暗黒街]](2001年、ミュージアム) - 神尾重光の実父
* [[誇り高き野望]] 1 - 5(2005年、2006年 アネック) - 森田組 徳丸房次郎
=== 舞台 ===
* 「サーカス殺人事件」
* 「リリーとリリー」
* 「シュガー」
* 「マジック狂時代」
* 「馬喰一代」
* 「花咲ける騎士道」
===
* [[カッパの三平]](1993年、にっかつ児童映画=ロマン企画=にっかつビデオ) - 一角鬼 役 ※特別出演
=== 吹き替え ===
==== 担当俳優 ====
* ''' [[デニス・ウィーバー|デニス・ウィーヴァー]] '''
** [[警部マクロード]](サム・マクロード)
** [[激突!]](デイヴィッド・マン)
** 少年探偵 ハーディー・ボーイズ(本人役)
** [[遥かなる西部|遥かなる西部/わが町センテニアル]](R・J・ポティート)
* ''' [[バート・ランカスター]] '''
** [[OK牧場の決斗]](ワイアット・アープ)
** [[プロフェッショナル (1966年の映画)|プロフェッショナル]](ビル・ダルワース)
** [[真紅の盗賊]](ヴァロ船長)
==== 映画 ====
* [[戦略大作戦]](オッドボール軍曹/[[ドナルド・サザーランド]]){{efn|没後に[[ムービープラス]]でカット部分を追加吹替して再放送された際は[[咲野俊介]]が追加部分を担当<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.movieplus.jp/lineup/detail/?film_id=CS-0000000199802123-111|title=戦略大作戦【吹替完全版】ムービープラスオリジナル|date=2023-08-01|accessdate=2023-08-01}}</ref>。}}
==== ドラマ ====
* [[B.L.ストライカー]]シリーズ(B.L.ストライカー/[[バート・レイノルズ]])
=== バラエティ ===
* [[遊々専科]](NHK総合)
* [[ほろにがショー 何でもやりまショー|なんでもやりまショー]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]])
* [[愛情ゼミナール]](フジテレビ、月曜日)
* [[お昼のゴールデンショー]](フジテレビ)
* [[にっぽんの歌 (NET)|にっぽんの歌]](NET)
* [[元祖どっきりカメラ]](日本テレビ)※[[司会者]]。
* [[巨泉・前武ゲバゲバ90分!]](日本テレビ)
* [[カリキュラマシーン]](日本テレビ)
* [[くいしん坊!万才]](フジテレビ)※4代目くいしん坊レポーター。
* [[午後は○○おもいッきりテレビ]](日本テレビ)
* [[SHARPワールドクイズ・カンカンガク学]](日本テレビ)
* [[それいけ!実験クイズ]](フジテレビ)
* [[つるまげどん]](MBS)
* [[バリキン7 賢者の戦略]](TBS)※大魔王ゾナバウト 役。
* [[3000万円クイズ]](フジテレビ)
=== ラジオ ===
* [[ヤングパンチシリーズ]](1968年、[[TBSラジオ|東京放送【現:TBSラジオ】]])<ref>{{Cite web|title=TBSラジオ番組表(昭和43年10月7日)|date=1968-10-07|archivedate=2013-12-19|url=http://www.tbs.co.jp/radio/radiotokyo/img/196810.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131219150236/http://www.tbs.co.jp/radio/radiotokyo/img/196810.pdf|format=PDF|website=TBSラジオ&コミュニケーションズ|accessdate=2024-12-27}}</ref>
* [[わが人生に乾杯!]] (2010年1月21日、[[NHKラジオ第1放送]])
=== CM ===
* [[霧島酒造]] [[焼酎]] くつろぎの霧島(1984年)
* [[資生堂]] 男性用[[化粧品]] -『[[プロ野球ニュース]]』で長年[[インフォマーシャル]]を担当していた
* プリンス・ライター
* [[
* [[日産・サニー]]
* [[明星食品]] ラーメンめん吉(一家で出演)
* [[セブンイレブン]]
* [[蛇の目ミシン工業|ジャノメミシン]] * [[トヨタ・セリカ]]
* [[トヨタL&F]]
* フランソア熟麗
* [[ミズノ]] ゴルフ300R
* [[旭松食品]] こうや豆腐
* [[パナソニック]] (ナショナル)充電ゾリット・電動ひげ剃り
===
* [[アートの遺伝子Z]](日本テレビ)
* [[カリキュラマシーン]](日本テレビ)
* [[ケーキーズお菓子抗争]](テレビ東京)
* [[ウルフルズ]]「[[かわいいひと]]」のPVにゲスト出演 ※1997年10月8日に発売されたウルフルズ15枚目のシングル
== 著作 ==
* シシド 小説・日活撮影所
*:単行本:[[2001年]]・[[新潮社]] ISBN 9784104443017、文庫版:[[2012年]]・[[角川文庫]] ISBN 9784041005606
* シシド 完結編 小説・日活撮影所
*:単行本:2012年・[[角川書店]] ISBN 9784041103401
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|title=東宝特撮映画全史|others=監修 [[田中友幸]]|date=1983-12-10|publisher=[[東宝]]出版事業室|isbn=4-924609-00-5|ref={{SfnRef|東宝特撮映画全史|1983}}}}
== 外部リンク ==
{{commonscat|Jō Shishido}}
* [http://www.
* {{Tvdrama-db name|宍戸錠}}
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* {{IMDb name|0794425|Jô Shishido}}
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* [https://www.gqjapan.jp/culture/column/20161128/joe-shishido-the-greatest-gunman-star-ever 宍戸錠×矢作俊彦 対談──かつてこの国には「殺し屋」がいた 2016年12月] - GQ JAPAN
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