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|タイトル=
|ゲームジャンル= 不思議系[[恋愛ゲーム (ゲームジャンル)|恋愛ADV]]
|対応機種= [[Microsoft Windows|Windows]] [[Microsoft Windows XP|XP]]/[[Microsoft Windows Vista|Vista]]/[[Microsoft Windows 7|7]]
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|ゲームエンジン=[[吉里吉里2]]
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|発売元= [[ぱれっと (ゲームブランド)|ぱれっと]]
|開発・発売元=
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|キャラクターデザイン= [[くすくす]]、[[柚木ガオ]]
|メカニックデザイン=
|シナリオ = [[NYAON]]
|シナリオ = NYAON
|音楽 = BURTON
|メディア= [[DVD|DVD-ROM]]
|ディスクレス起動= 可
|アクチベーション= シリアルNo.入力
|プレイ人数= 1人
|発売日= [[2011年]][[11月25日]]
|稼動時期=
|販売価格= 9240円
|出荷本数=
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|レイティング= 18禁
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|キャラクター名設定= 変更不可
|エンディング数= 5
|セーブファイル数= 100+クイック5(Auto)+オート5 (Quick)
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|画面サイズ= 800×600ドット
|全画面表示モード= あり
|音楽フォーマット= Vorbis
|キャラクターボイス= 主人公以外フルボイス
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|バックログ= あり
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|メッセージスキップ= あり
|オートモード= あり
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}}
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|ウィキプロジェクト= [[プロジェクト:美少女ゲーム系|美少女ゲーム系]]
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『'''晴れときどきお天気雨'''』(はれときどきおてんきあめ)は、[[2011年]][[11月25日]]に[[ぱれっと (ゲームブランド)|ぱれっと]]から発売された[[アダルトゲーム]]。ぱれっとの第11作目。「晴れ天」と略される。
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『'''晴れときどきお天気雨'''』(はれときどきおてんきあめ)は、[[2011年]][[11月25日]]に[[ぱれっと (ゲームブランド)|ぱれっと]]から発売された[[アダルトゲーム|18禁]][[恋愛アドベンチャーゲーム]]である。
 
== 概要 ==
ぱれっとの第11作目。略称は「'''晴れ天'''」(はれてん)で、公式サイトの[[ディレクトリ]]名も「'''hareten'''」となっている<ref name="comp201102">[[コンプティーク]](2011年2月号) pp.40-43.</ref><ref>{{Cite web|和書|date=|url=https://palette.clearrave.co.jp/product/hareten/index.html|title=晴れときどきお天気雨|publisher=ぱれっと|accessdate=2013-10-20}}</ref>。
 
2010年8月12日に[[秋葉原]]で開催されたイベント「[[秋葉原電気外祭り]]3」にて情報が初公開された。その後、同年11月20日にメーカー公式サイトとアダルトゲーム雑誌『[[TECH GIAN]]』2011年1月号<ref name="tg201101">[[TECH GIAN]](2011年1月号) pp.48-55.</ref>にて改めて発表された。
 
『[[もしも明日が晴れならば]]』『[[さくらシュトラッセ]]』に引き続き、原画を[[くすくす]]、シナリオをNYAONが担当した<ref name="tg201101"/><ref name="hime201111">[[DENGEKI HIME]](2011年11月号) pp.20-25.</ref>。作品企画は前作『さくらシュトラッセ』の開発終了直後からスタートした<ref name="tg201101"/>。前作がコメディタッチの軽いノリの作品だったため、本作品は『もしも明日が晴れならば』の雰囲気に戻り、感動系の作品を目指してシリアス寄りのシナリオとした<ref name="comp201102"/><ref name="tg201101"/><ref name="hime201111"/>。神様がたくさんいるという本作品の世界観は、“八百万の神様がいる日本で、もしも魔法使いや超能力者が昔からたくさん存在していたら、神様として祭り上げられているのでは”というNYAONの想像からできたという<ref name="comp201102"/><ref name="tg201101"/>。なお、本編の共通ルートにて前作の『さくらシュトラッセ』の舞台である「美園市」の駅前がテレビの天気予報を伝えるシーンで1カット登場している。
 
== あらすじ ==
(出典:<ref name="hime201112">DENGEKI HIME(2011年12月号) pp.76-79.</ref>)
 
人間と神様が当たり前に共存する世界。春日井祐也が住む御凪(みかなぎ)町に、町の神様として香奈恵がやってきた。しかし彼女はほとんど何もできない新人神様で、みんなの役に立ちたいと奮闘しては失敗ばかり。香奈恵のダメっぷりがすっかり周囲に広まってしまうも、祐也が彼女の魔法を高める特殊能力を持つことが判明。そのため何かと香奈恵を手伝う羽目になった祐也は、ドタバタの毎日を過ごしていく。
2010年8月12日に[[秋葉原]]で開催されたイベント「秋葉原電気外祭り3」にて初公開された。その後、同年11月20日にメーカー公式サイトとアダルトゲーム雑誌『[[TECH GIAN]]』2011年1月号にて改めて発表された。ぱれっとの過去の作品である『[[もしも明日が晴れならば]]』や『[[さくらシュトラッセ]]』と同様に、原画を[[くすくす]]、シナリオをNYAONが担当する。[[角川書店]]のゲーム・漫画雑誌『[[コンプティーク]]』2011年10月号(9月10日発売)から2012年3月号(2月10日発売)まで[[SAA (漫画家)|SAA]]による[[漫画]]版が連載された。2012年5月10日に単行本(ISBN 978-4-04-120254-8)が発売された。
 
== 登場人物 ==
(出典:<ref name="comp201102"/><ref name="tg201101"/><ref name="hime201111"/>)
=== メインキャラクター ===
=== 主人公 ===
;春日井 祐也(かすがい ゆうや)
; 春日井 祐也(かすがい ゆうや)
:主人公。「御凪町」という町にある「御凪学園」の3年生男子生徒。生徒会副会長を務めている。およそ7年前に一家そろって御凪町に引っ越してきた。両親は海外出張中で、現在は妹との二人暮し。無愛想で感情表現が苦手であり、他人から怖がられることが多い。付き合いの長い水希やなずな、虎太郎はちょっとした変化から感情を読み取ることが出来る。唐揚げが好物。はっきりとものを言うタイプでヒロインらを落ち込ませる事も。
: 本作品の主人公。御凪学園3年。約7年前に一家で御凪町に引っ越してきたが、現在は両親が海外出張中で、妹のなずなと2人暮し。[[シスターコンプレックス|シスコン]]でなずなを大切にしており、車椅子の彼女を世話しつつ家事を一通りこなしている(よく通ってくる水希にも助けられている)。困っている人を放っておけないお人好しだが、無愛想で感情表現が苦手。そのため周囲から怖がられることが多いが、付き合いが長い水希・なずな・虎太郎はちょっとした表情の変化から感情を読み取ることができる。学園では[[生徒会]]副会長を務め、日曜でもよく学園へ行って熱心に仕事をしている。
;稲乃神 香奈恵(いなのかみ かなえ)
: 御凪町へやってきた神様の香奈恵と出会い、生きながらの「生け贄」として香奈恵へ自分の霊力を伝達する特殊能力があることが判明する(霊力を移すには手を握るなど体の一部を触れ合わせる必要がある)。珠美の依頼や周囲の事情から、嫌々ながらもその力を使って香奈恵をいろいろ手助けすることになる。
:声:[[桜川未央]]
 
:御凪学園に転校生としてやってきた「神様」の少女。出会って早々祐也とキスしてしまう。後に祐也のクラスメイトになる。神様としての力はあまり強くなく、花びらを降らせたり空を飛ぶことぐらいしかできない。祐也の手助けがあってようやく「まとも」な術が使えるようになる半人前以下の新人で珠美をはじめとする周囲の人間から信用されていない。勉強は大の苦手で、難しい漢字を読み書きすることができず、転入後に受けた数学のテストでは3点しか取れなかった。運動も得意ではない。人の役に立とうと一生懸命だが、かなりのドジであるためなかなかうまくいかない。いつまでも落ち込んではおらず切り替えが早いポジティブ思考。朝が苦手。生徒会の書記に就任する。両親は幼い頃に他界している。
=== ヒロイン ===
;山上 絢音(やまがみ あやね)
; 稲乃神 香奈恵(いなのかみ かなえ)
:声:[[白雪碧]]
: 声:[[桜川未央]]
:御凪学園の1年生。クールな性格で、あまり友達を作りたがらない。香奈恵と同様、彼女も実は神様であり、町外れの山にある神社を守護する「山神」である。香奈恵とは逆に、神様としての力は抜群に高い。学校では自分が神様であることは秘密にしている。学校の成績も良く、特に数学が得意。祐也と幼い頃に面識がある。鈴音とは姉妹でなずなとはクラスメイト。図星を突かれると顔を赤くしたり動揺したりするが、すぐに冷静さを取り戻す。
: 学園3年。資格を取ったばかりの新米神様で力は弱く、花びらを降らせたり空を飛ぶことぐらいしかできない。人々の役に立とうと一生懸命だが、かなりのドジでもあるため失敗続き。気弱で腰が低く泣いてばかりだが、いつまでも落ち込まずに切り替えが早いポジティブ思考でもある。
;佐倉 水希(さくら みずき)
: 物語冒頭で御凪町へ[[鎮守]]役としてやってきて御凪神社の珠美の元へ住み込み、学園へ転入して祐也のクラスメイトとなる。「生け贄」の祐也の手助けでようやくまともな術が使える有り様で、周囲から神様として全く敬ってもらえず、珠美に厳しく鍛えられている。学園の勉強も大の苦手で、難しい漢字の読み書きができない。運動も得意ではなく、朝が苦手。祐也と虎太郎の計らいで生徒会書記に就任する。
:声:[[星咲イリア]]
 
:御凪学園の3年生。祐也とは子供時代からの幼馴染でクラスメイト。周囲からは夫婦と認識されているが本人は顔を赤くしながら否定しているが好意があるのがばればれ。生徒会で会計を務めているが、実質的には彼女がまとめ役となることが多い。気が強く、勝気な性格で祐也とはケンカ友達の関係。実家は和菓子屋を営んでいる。和菓子や和食が好きだが、洋菓子や洋食は大嫌いで、春日井家の台所に食パンが置いてあることすら許さない(あんパンは日本生まれで認めているがグレーゾーンらしい。特に餡にこだわりがある)。祐也に好意を抱いており祐也の女性関係には敏感。
;春日井 なずな山上 絢音かすやま なずなあやね
: 声:[[森谷実園白雪碧]]
: 学園1年。なずなと同級。クールで素っ気なく、あまり友達を作りたがらないが、なずなにはいろいろ親切にしている。学園教師の鈴音の妹だが、恥ずかしがって周囲にはあまり教えていない。実は町外れの山にある神社を守護する「山神」で、香奈恵とは逆に能力は抜群に高いが、自分が神様であることを学園では内緒にしている。
:祐也の妹で御凪学園の1年生。絢音とはクラスメイト同士で、物語の開始後から二人は徐々に親しくなる。明るく無邪気な性格で兄のことが大好き。7年前に遭遇した交通事故により歩けない体となり、車椅子に乗って生活している。しかし、手すりにつかまりながらなら数メートルは歩ける。足が不自由なことにより、周囲から過度に気遣われることを嫌う。入学当初から生徒会に庶務として参加している。体が小さく、体重も30キロ台ほどしかない。歩けない事を負い目として考えておらずむしろ自分が楽しくなるように積極的に動こうとするポジティブ思考。
 
; 佐倉 水希(さくら みずき)
: 声:[[星咲イリア]]
: 学園3年。祐也とは小さい頃からの幼なじみで現在もクラスメイト。しっかり者で面倒見が良く、よく春日井家へ通って御飯を作ったりしている。祐也とはよくケンカしているが周囲からは“夫婦”と見られることが多く、本人は赤面しながら否定している。生徒会では[[会計]]職だが、実質的に彼女が仕切り役となることも多い。家は商店街の和菓子屋「さくら」で、本人も和菓子や和食が好きだが、逆に洋菓子や洋食は大嫌いで「日本人なら米を食わんかい!」とよく怒っている。
 
; 春日井 なずな(かすがい なずな)
: 声:[[森谷実園]]
: 学園1年。祐也の妹。明るく無邪気で祐也が大好き。7年前の[[交通事故]]により車椅子で生活する身で(手すりにつかまれば数メートルは歩ける)、何年も[[リハビリ]]を続けているがなかなか回復していない。しかし本人は積極的かつ前向きで、周囲から過度に気遣われることを嫌う。絢音とはクラスメイトで、物語の開始後から徐々に親しくなる。入学当初から生徒会に[[庶務]]として参加している。
 
=== サブキャラクター ===
; ごん
: 声:[[潮海あくあ]]
: 香奈恵に仕える眷属[[狐]]見た目性別男だが、可愛いが性別は男。見た目が女に見えてとおとなまうためい性格でよく女と間違えられ、その度に涙目になって否定する。性格はおとな[[油揚げ]]が好き耳の先が白い。香奈恵よ物知神霊学などに詳しく、主人の仕事を補佐して
;りん
:声:[[五行なずな]]
:ごんと同じく香奈恵の眷属である妖狐で性別は女。ごんとは逆に騒がしい性格。油揚げは嫌い。耳の先が黒い。ごんとは幼なじみの関係。ごんが女性にデレデレするのが気に食わないらしくヤキモチを妬いてしまう。
;梶原 陽菜子(かじわら ひなこ)
:声:[[優記]]
:水希の親友である3年生の女生徒。祐也達の学級のクラス委員で美術部の部長でもある。おっとりした性格。周りの女子より背が高い事が[[コンプレックス]]。生徒会長の水流添虎太郎に片想いしている。生徒会役員ではないが、生徒会の仕事を手伝うことが多い。甘党のような顔をしているがかなりの激辛党。陽菜子が作ったドライカレーを食べた香奈恵が悶絶してしまうほど。
;水流添 虎太郎(つるぞえ こたろう)
:声:[[村野住人]]
:御凪学園の生徒会長である3年生。額にバンダナを巻いている。面白いイベントを考えるのが好き。行動力があり思いついたらすぐに動き出すため生徒からの人気は高いが教師らからは問題児扱いされている。陽菜子からの好意にはまるで気づいていない。
;山上 鈴音(やまがみ すずね)
:声:[[南綾香]]
:御凪学園の社会科教師。祐也のクラスの担任教師で生徒会顧問。大学を卒業したばかりの22歳。絢音の姉だが、妹と違って特別な能力は持っていない。生徒たちからは「鈴ちゃん先生」と呼ばれ、慕われている。
;佐倉 誠一(さくら せいいち)
:声:[[天之夢裸村]]
:水希の父親で和菓子店の主。両親が出張中である春日井兄妹の保護者代わり。水希のことを溺愛しており、「娘Love」と書かれたエプロンを身に着けている。妻とは別居中であるため、水希との二人暮らし。水希とは違い、洋食が嫌いというわけではない。
;湊川 珠美(みなとがわ たまみ)
:声:[[AYA (声優)|AYA]]
:『[[もしも明日が晴れならば]]』のヒロインの一人。今作では香奈恵の保護者兼上司として物語の序盤から登場する。『もしも明日が晴れならば』では主人公(鳩羽一樹)より年下だったが、『晴れときどきお天気雨』では主人公(春日井祐也)よりも年上。神霊管理局に勤め公務員として働いているが給料が少ないと文句を言ったりする。前回に引き続き、巫女服に刀のスタイルを取っているため近所から冷たい目で見られている。祐也の順応さに感心しており自分がいない時のサポートに任命する。
: 香奈恵の不甲斐なさに呆れ、神霊学の講義や体力作りと一から鍛えており、祐也の一緒に鍛えている。祐也はあまり手が掛からないため褒めるが香奈恵に関してはかなり厳しい。
 
; りん
== 用語 ==
: 声:[[五行なずな]]
;御凪町(みかなぎまち)
: ごんと同じく香奈恵に仕える妖狐。性別は女で、ごんとは逆に元気で騒がしい性格。油揚げは嫌いで耳の先が黒い。ごんとは幼なじみの関係だが、ごんが女性にデレデレするのが気に食わないらしくヤキモチを妬いてしまう。
:この物語の舞台となる町。山と海に囲まれた静かな田舎町。
 
;御凪学園
; 梶原 陽菜子(かじわら ひなこ)
:御凪町にある学園。極端な名門というわけでも落ちこぼれというわけでもない普通の学校。制服は[[ブレザー]]タイプで祐也や香奈恵、水希たち3年生は赤いネクタイ(男子は長め、女子は短め)を締めており、絢音やなずなたち1年生女子は黄色のリボンを付けている。女子の体操服にいまだに[[ブルマー]]が使用されている。なずなを除いた生徒会メンバーの交渉(陽菜子曰く、学長の弱みを握って脅迫したため表向きは交渉となっている)により校舎にはエレベーターがあり、各所に[[バリアフリー]]措置がされているので、車椅子に乗っているなずなが自由に校内を移動できる。
: 声:[[優記]]
;生徒会
: 学園3年。水希の親友。祐也達のクラス委員で[[美術部]]の部長。おっとりした性格。周りの女子より背が高い事がコンプレックス。生徒会長の虎太郎に片想い中で、役員ではないがよく生徒会の仕事を手伝っている(しかし自分の気持ちはなかなか伝えられずにいる)。
:御凪学園の生徒会。虎太郎が生徒会長、祐也が副会長、香奈恵が書記、水希が会計、なずなが庶務として所属し、鈴音が顧問を務めている。
 
; 水流添 虎太郎(つるぞえ こたろう)
: 声:[[村野住人]]
: 学園3年の生徒会長。面白いイベントを考えるのが好きで、思いついたら即行動の実行力から生徒達には人気だが、教師からは問題児扱いされている。陽菜子から寄せられる好意にはまるで気づいていない。
 
; 山上 鈴音(やまがみ すずね)
: 声:[[南綾香]]
: 学園の社会科教師。祐也のクラスの担任で、生徒会顧問も務める。大学を卒業してから一年ちょっとの新米教師で、生徒からは「鈴ちゃん先生」と呼ばれて親しまれている。絢音の姉だが、妹と違って特別な能力は持っていない。
 
; 佐倉 誠一(さくら せいいち)
: 声:[[天之夢裸村]]
: 水希の父親で和菓子店「さくら」の主。商店会の幹事を務め、両親が海外出張中の春日井兄妹の保護者代わりでもある。妻とは別居中で水希と2人暮らし。天然でどこか抜けている。水希を溺愛しており、「娘Love」と書かれたエプロンを身に着けている。水希と違い、洋食を嫌ってはいない。
 
; 湊川 珠美(みなとがわ たまみ)
: 声:[[AYA (声優)|AYA]]
: 春日井家のそばにある御凪神社の[[巫女]]。常に[[関西弁]]で会話する。いつも巫女服に帯刀という出で立ちで出歩いているため、近所から奇異の目で見られている。神霊管理局に勤める[[公務員]]で、保護者兼上司として香奈恵を神社で預かり、神霊学の講義や体力作りなどで厳しく鍛えている。「生け贄」の特殊能力を持つ祐也に目を付け、香奈恵の手助けから日常の雑用まで、いろいろ頼むことが多い。
: ※『[[もしも明日が晴れならば]]』のヒロインの一人。
 
== 世界観・用語 ==
{{参照方法|date=2019年11月|section=1}}
(出典:<ref name="comp201102"/><ref name="tg201101"/><ref name="hime201111"/>)
 
; 神様
: この作品は、昔から「神様」が人間と共に生活している設定となっている。神様は人外の存在ではなく、「奇跡」と呼ばれる魔法能力を持つ人間で、周囲から信仰を集めるが永遠の命などは持っていない。全国で1万人近く存在する。魔法を使う資格を取得した上で、地域の鎮守として国から派遣され、悪霊や妖怪を退治したり人々の願いを叶えることを仕事とする。
 
; 御凪町(みかなぎまち)
: 作品の舞台。関東近郊の某県にある、山と海に囲まれた静かな田舎町。モデルは[[鎌倉市]]。最寄り駅のモデルは[[北鎌倉駅]]。[[御成通り]]なども登場している。
 
; 御凪学園
: 祐也が通う学園。学力は名門でも底辺校でもなく普通レベル。虎太郎・祐也・水希の生徒会役員による交渉(※実は学園長の弱みを握っての脅迫)の結果、校舎はエレベーターなどの[[バリアフリー]]措置がされており、車椅子のなずなが自由に移動できる。
 
== スタッフ ==
* 原画:[[くすくす]]
* シナリオ:[[NYAON]]:NYAON
* SD原画:[[柚木ガオ]](公式サイト内4コマ漫画も担当)
* 音楽:BURTON
*音楽:[[BURTON (作曲家)|BURTON]]
* ムービー:神月社([[Mju:z]])
 
== 主題歌 ==
; オープニングテーマ「花束」
全曲とも作詞、作曲、編曲を[[樋口秀樹]]が、歌唱、コーラスワークを[[WHITE-LIPS]]が担当。
; 稲乃神香奈恵キャラクターソング「さくら色のしおり」
*オープニングテーマ「花束」
; 山上絢音キャラクターソング「Navigotoria」
*挿入歌
; 佐倉水希キャラクターソング「スミレ・スマイル -smile smile-」
**「さくら色のしおり」(香奈恵)
; 春日井なずなキャラクターソング「ブーゲンビリア」
**「[[ポラリス (恒星)|Navigotoria]]」(絢音)
; エンディングテーマ「ひまわり」
**「スミレ・スマイル -smile smile-」(水希)
**「[[ブーゲンビリア]]」(なずな)
*エンディングテーマ「ひまわり」
 
* 全曲とも作詞・作曲・編曲を[[樋口秀樹]]、歌唱・コーラスワークを[[WHITE-LIPS]]が担当。
== 参考文献 ==
* 予約キャンペーン特典『晴れ天サントラCD』に「花束」「ひまわり」のフルバージョンとBGM15曲、計17曲を収録。
*『[[TECH GIAN]]』2011年1月号48-55頁
*『[[電撃姫]]』2011年1月号110-111頁
 
== 関連CD商品・コンテンツ ==
=== CD ===
;オープニングテーママキシシングル「花束」
:2011年8月に開催の「[[コミックマーケット]]80」で販売された「晴れときどきお天気雨グッズセット」の一つ。ゲームのオープニングテーマ「花束」を収録。
;晴れ天サントラCD
:予約キャンペーン特典。ゲーム中の音楽35曲のうち、17曲(OP、EDテーマのフルバージョン含む)を収録した[[サウンドトラック]]。
;ほめられてのびるらじおCD「晴れときどきお天気雨」特別編
:オフィシャル通販特典。インターネットラジオ番組「[[ほめられてのびるらじおPP]]」の特別編。ゲストは[[森谷実園]]。
;御凪学園校内放送 神様のお悩み相談募集中!!
:[[ソフマップ]]店舗購入特典。4人のヒロインが登場する録り下ろしドラマCD。収録時間は36分9秒。
;香奈恵様のお願い叶え隊!
:2011年12月に開催の「コミックマーケット81」にて発売のドラマCD。3000円。
 
; ほめられてのびるらじおCD「晴れときどきお天気雨」特別編
== 脚注 ==
: オフィシャル通販特典。インターネットラジオ番組「[[ほめられてのびるらじおPP]]」の特別編。ゲストは[[森谷実園]]。
 
; 香奈恵様のお願い叶え隊!
: コミックマーケット81(2011年12月)にて発売されたドラマCD。
 
=== 書籍 ===
; 晴れときどきお天気雨(コミカライズ版)
: 漫画:[[SAA (漫画家)|SAA]] / 原作:ぱれっと / シナリオ:NYAON / キャラクター原案:くすくす
: 『[[コンプティーク]]』2011年10月号〜2012年3月号に連載。単行本はカドカワコミックス・エース(全1巻)。
# 2012年5月8日発売。<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kadokawa.co.jp/product/201201000469/|title=晴れときどきお天気雨|publisher=[[角川書店]]|accessdate=2013-12-04|language=日本語}}</ref>ISBN 978-4-04-120254-8
 
== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
<span style="color:red">(18歳未満閲覧禁止のサイトを含む)</span>
{{Reflist}}
 
== 外部リンク ==
*[httphttps://wwwpalette.clearrave.co.jp/ ぱれっと公式サイト](年齢確認あり)
 
{{Adultgame-stub}}
{{デフォルトソート:はれときときおてんきあめ}}
{{DEFAULTSORT:はれときときおてんきあめ}}
[[Category:2011年のアダルトゲーム]]
[[Category:美少女ゲーム]]
[[Category:恋愛アドベンチャーゲーム]]
[[Category:Windows用ゲームソフト]]
[[Category:吉里吉里製ゲーム]]
[[Category:漫画作品 は|れときときおてんきあめ]]
[[Category:コンプティークの漫画作品]]
[[Category:学園漫画]]
[[Category:恋愛漫画]]
[[Category:鎌倉市を舞台としたコンピュータゲーム]]
 
[[Category:湘南を舞台としたコンピュータゲーム]]
[[zh:晴天中的偶然落雨]]
[[Category:兄弟姉妹を題材としたコンピュータゲーム]]
[[Category:近親相姦を題材としたコンピュータゲーム]]
[[Category:学校を舞台としたコンピュータゲーム]]