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{{Infobox Jリーグ
|年度 = 2013
|J1日程 = 2013年3月2日 -
|優勝 = [[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]]
|J2降格 = [[湘南ベルマーレ]]<br />[[ジュビロ磐田]]<br />[[大分トリニータ]]
|J2日程 = 2013年3月3日 -
|J1昇格 = [[ガンバ大阪]]<br />[[ヴィッセル神戸]]<br />
|J3降格 = [[ガイナーレ鳥取]]
|J2昇格 = [[カマタマーレ讃岐]]
}}
この項目では、'''[[2013年]]シーズンの[[日本プロサッカーリーグ]]'''(Jリーグ)について述べる。
== 概要 ==
2012年12月18日、大会方式の概要について発表された<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
今シーズンから[[Jリーグクラブライセンス制度]]の本格運用がスタートし、前年の審査に基づいてクラブライセンスを取得したJ1・J2計40チームによるリーグ戦が行われる。
このシーズンでは、若手選手の出場機会を増やすため、23歳以下の選手がディビジョン1からディビジョン2へといった具合に下のカテゴリーに属するクラブへ移籍する場合に限って、移籍の期間制限を1期限定で撤廃する試みを行うことが、前年[[10月31日]]に決められた<ref>{{Cite news |url=
この年はシーズン中に1993年5月15日の[[1993年Jリーグ開幕節|Jリーグ開幕]]から満20年を迎え
== できごと ==
;1月17日
:J1・J2の開幕カードならびに各クラブのホーム初戦が発表される<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
;2月1日
:J1・J2のリーグ戦の全日程が発表される<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
:J2・ザスパ草津がチーム名を「[[ザスパクサツ群馬]]」に変更。
;2月26日
:この日行われた理事会で、[[松本山雅FC]]のホームタウンを「[[松本市]]、[[安曇野市]]、[[山形村]]、[[塩尻市]]」へ変更(松本市のみから2市1村を追加)することを承認<ref>{{Cite
;2月28日
:シーズン終了後に開催される[[Jリーグアウォーズ]]にて「最優秀ゴール賞」を新設することを発表<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
;5月1日
:Jリーグ開幕20周年を記念し、初年度開幕日の[[5月15日]]を『Jリーグの日』として[[日本記念日協会]]に登録<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
;5月11日
:Jリーグ開幕20周年を記念して、公式試合球として「[[タンゴ12#タンゴ12コトホギ|TANGO 12 KOTOHOGI]]」をこの日から同月29日まで使用。
:また、同日のJ1第11節・[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]vs[[鹿島アントラーズ]]([[埼玉スタジアム2002]])を記念試合「'''Jリーグ 20thアニバーサリーマッチ'''」として開催<ref group="注">このカードを記念試合とした理由について、「1993年の開幕からJリーグに参加し、過去20年で最多入場者数を記録する浦和と、最多優勝回数を記録する鹿島の対戦を選んだ」としている。</ref>。当日は試合に先立ち記念セレモニーが行なわれ、浦和OBの[[ロブソン・ポンテ]]と鹿島OBの[[アルシンド・サルトーリ]]が挨拶したほか、Jリーグ開幕日である1993年5月15日生まれの[[尾崎千瑛]]がスピーチを行なった<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005042/|title=Jリーグ20周年記念「Jリーグ20thアニバーサリーマッチ」5月11日(土) J1リーグ戦 第11節 浦和レッズvs鹿島アントラーズ 試合前セレモニー内容決定のお知らせ|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-05-04|accessdate=2013-05-07}}</ref>。なお、試合結果は3-1で浦和の勝利となったが、決勝点となったFW[[興梠慎三]]のゴールをめぐる判定が物議を醸し<ref>{{Cite news|url=https://www.daily.co.jp/soccer/2013/05/12/0005980993.shtml|title=興梠V弾“誤審騒動”記念試合大荒れ|newspaper=[[デイリースポーツ]]|date=2013-05-12|accessdate=2013-05-17}}</ref>、後日[[日本サッカー協会]]の[[上川徹]]審判委員長が誤判定であったことを認めるという異例の事態となった<ref>{{Cite news|url=http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20130514-OYT1T01109.htm|title=浦和の2点目は誤判定…審判委員長が認める|newspaper=[[読売新聞]]|date=2013-05-15|accessdate=2013-05-17}}</ref>。
;5月14日
:J1・J2リーグを対象とした[[月間MVP (日本プロサッカーリーグ)|月間MVP]]の新設を発表<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
;5月17日
:Jリーグ20周年を記念した過去20年間での『ベストゴール』『ベストイレブン』『ベストマッチ』をサポーター投票で決定する『[[Jクロニクルベスト]]』を発表<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
;8月20日
:この日行われた理事会で、[[横浜スポーツ&カルチャークラブ|横浜スポーツ&カルチャークラブ (Y.S.C.C)]] (JFL)・[[いわてグルージャ盛岡|グルージャ盛岡]]([[東北サッカーリーグ|東北]]1部)・[[レノファ山口FC]]([[中国サッカーリーグ|中国]])の準加盟を承認<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
;9月17日
:この日行われた理事会で、[[福島ユナイテッドFC]]・[[藤枝MYFC]]・[[FC琉球OKINAWA|FC琉球]](以上JFL)・[[ヴァンラーレ八戸]](東北1部)・[[tonan前橋]]([[関東サッカーリーグ|関東]]1部)・[[アスルクラロ沼津]]([[東海社会人サッカーリーグ|東海]]1部)・[[奈良クラブ]]([[関西サッカーリーグ|関西]]1部)の準加盟を承認<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.
;11月19日
:この日開催された臨時理事会で、[[第15回日本フットボールリーグ|この年のJFL]]で2位になった[[カマタマーレ讃岐]]のJ2入会を条件付き{{Refnest|group="注"|11月24日開催のJFL第34節(対[[ヴェルスパ大分|HOYO大分]]戦・[[香川県立丸亀競技場]])において1,472人以上の入場者を集め、シーズンの平均入場者数3,000人以上を確定させた上で、[[J2・JFL入れ替え戦]]に勝利することが条件<ref name="release20131119-nyukai">{{Cite press release|和書|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005487/|title=Jリーグ入会審査(J2およびJ3)結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-11-19|accessdate=2014-01-13}}</ref>。}}で承認。
:また、翌年度発足する[[J3リーグ]]について、参加希望クラブのうち9クラブ(秋田・福島・町田・YSCC横浜・相模原・金沢・長野・藤枝・琉球)のJ3入会を承認する<ref name="release20131119-nyukai"/> とともに、J1・J2の22歳以下のメンバーで構成された「[[Jリーグ・アンダー22選抜]]」のJ3参加を決定<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005488/|title=22歳以下の若手選手育成施策について 〜J3特別参加枠「JFA/Jリーグ U-22選抜チーム(仮称)」のJ3参加決定〜|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-11-19|accessdate=2014-01-13}}</ref>。
;11月30日
:この日開催されたJ1第33節・横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟(日産スタジアム)の試合の入場者数が6万2632人となり、J1のリーグ戦最多入場者数記録を更新する<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005512/|title=J1第33節 横浜FM vs 新潟(日産ス)62,632人 J1リーグ戦最多入場者数試合記録更新!|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-11-30|accessdate=2013-11-30}}</ref>。
;12月2日
:J3リーグ参加希望クラブのうち[[いわてグルージャ盛岡|グルージャ盛岡]]のJ3入会を承認<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005518/|title=Jリーグ入会審査 (J3) 結果について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-12-02|accessdate=2014-01-13}}</ref>。
;12月7日
:この日行われたJ1最終節で、前節まで首位の横浜F・マリノスが敗れ、2位の[[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]]が勝利したことで、逆転での広島のJ1優勝(連覇)が決定。
== J1 ==
{{main|2013年のJリーグ ディビジョン1}}
<!--{{J1地図2013}}-->
== J2 ==
{{main|2013年のJリーグ ディビジョン2}}
{{#lst:2013年のJリーグ ディビジョン2|J2順位}}
<!--{{J2地図2013}}-->
== 昇格・降格 ==
;J1からJ2への降格
:第28節(10月5日)に大分トリニータの16位以下<ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20131111223826/http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/131005/wsp13100521230012-n1.htm|title=【Jリーグ】大分、C大阪に敗れJ2降格決定 広島が首位再浮上|newspaper=[[MSN産経ニュース]]|date=2013-10-05|accessdate=2013-11-12}}</ref> が、第31節(11月10日)にジュビロ磐田の16位以下<ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20131110115753/http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131110/scr13111018270006-n1.htm|title=【Jリーグ】名門・磐田、初のJ2降格|newspaper=[[MSN産経ニュース]]|date=2013-11-10|accessdate=2013-11-12}}</ref> が、第32節(11月23日)に湘南ベルマーレの16位以下<ref>{{Cite news|url=http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20131123/150236.html|title=湘南が1年でJ2へ…2節を残して降格3チームが決定|newspaper=[[Jリーグサッカーキング|サッカーキング]]|date=2013-11-23|accessdate=2013-11-23}}</ref> がそれぞれ確定。
;J2からJ1への昇格
:第39節(11月3日)にガンバ大阪の2位以内<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXNSSXKA0374_T01C13A1000000/|title=ガンバ大阪、J1復帰へ J2降格から1年|newspaper=[[日本経済新聞]]|date=2013-11-03|accessdate=2013-11-12}}</ref> が、第40節(11月10日)にヴィッセル神戸の2位以内<ref>{{Cite news|url=http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131111-OHT1T00045.htm|title=【神戸】1年でJ1復帰! 3位・京都敗れ“他力”決定|newspaper=[[スポーツ報知]]|date=2013-11-11|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131115055901/http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20131111-OHT1T00045.htm|archivedate=2013-11-15|accessdate=2013-12-27}}</ref> がそれぞれ確定。
;J2からJ3への降格
:[[第15回日本フットボールリーグ]]第32節(11月10日)において、クラブライセンス未取得の[[AC長野パルセイロ]]の優勝と、準加盟でクラブライセンスを取得している[[カマタマーレ讃岐]]の2位が決定したことから、J2からの自動降格は行われないと共に、讃岐がライセンスの付帯条件(債務超過解消など)をクリア次第、J2最下位の[[ガイナーレ鳥取]]との入れ替え戦が行われることになった<ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20131110100559/http://sankei.jp.msn.com/sports/news/131110/scr13111016380005-n1.htm|title=【サッカーJFL】長野パルセイロが初V|newspaper=[[MSN産経ニュース]]|date=2013-11-10|accessdate=2013-11-12}}</ref>。
=== J1昇格プレーオフ ===
<section begin="Promotion Playoffs" />
{{#invoke:RoundN|main
|columns=2
|bold_winner=high
|team-width=220
|12月1日・[[京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場|西京極]]|'''{{RDseed|3位}} {{Fb team Sanga}}'''|'''0'''|{{RDseed|6位}} {{Fb team V-Varen}}|0
|12月1日・ [[徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場|鳴門大塚]]|'''{{RDseed|4位}} {{Fb team Vortis}}'''|'''1'''|{{RDseed|5位}} {{Fb team JEF}}|1
|12月8日・[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|国立]]|{{RDseed|3位}} {{Fb team Sanga}}|0|{{RDseed|4位}} {{Fb team Vortis}}|2
}}<section end="Promotion Playoffs" />
====
{{Football box
| date = [[2013年]][[12月1日]]
| time = 14:03
| team1 = {{Fb team Sanga}}<br />(3位)
| score = 0 - 0
| report = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=15621 公式記録]
| team2 = {{Fb team V-Varen}}<br />(6位)
| goals1 =
| goals2 =
| stadium = [[京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場]]
| attendance = 12,387人
| referee = [[佐藤隆治]]
}}
レギュレーションにより、年間順位上位の京都サンガが決勝進出。
{{Football box
| date = 2013年12月1日
| time = 14:03
| team1 = {{Fb team Vortis}}<br />(4位)
| score = 1 - 1
| report = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=15622 公式記録]
| team2 = {{Fb team JEF}}<br />(5位)
| goals1 = [[デャンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス|ドウグラス]] {{goal|37|PK}}
| goals2 = [[山口智 (サッカー選手)|山口智]] {{goal|40}}
| stadium = [[徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場|鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム]]
| attendance = 9,301人
| referee = [[吉田寿光]]
}}
レギュレーションにより、年間順位上位の徳島ヴォルティスが決勝進出。
==== 決勝 ====
準決勝を共に引き分けて決勝に駒を進めた3位の京都と4位の徳島との対戦となった。
試合立ち上がりからボールキープ率を高めて徳島ゴールに迫る京都と、後方でコンパクトな守備陣形を敷いてそこから一気にカウンターを狙う徳島という試合展開になった<ref>{{Cite web|和書|author=川端暁彦|url=http://www.j-league.or.jp/playoff/2013/column/05.html|title=徳島は「徳島らしく」決戦制し、J1へ|work=2013 J1昇格プレーオフ特設サイト|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-12-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131215152226/http://www.j-league.or.jp/playoff/2013/column/05.html|archivedate=2013-12-15|accessdate=2015-02-15}}</ref>。京都は何度かゴール前に迫りながらも徳島がこれをしのぐ時間帯が過ぎたが、前半39分にコーナーキックのポールをDF[[千代反田充]]が頭であわせ、徳島が待望の先取点を得る。さらにその4分後には徳島MF[[藤原広太朗]]が前線に送ったロングボールをFW[[高崎寛之]]が頭でつなぐと、それが京都DF陣の間を駆け抜けたFW[[津田知宏]]に通り、津田がDFを振り切りながら足を伸ばすと、これが京都GK[[呉承訓|オ・スンフン]]の脇をかすめてゴール。徳島が前半のうちに2点を上げて有利な試合展開とした。
昇格のためには2点が必要となった京都は繰り返し猛攻を続けるが、徳島DF陣が粘り強い守備を見せ最後までゴールを割らせず、そのまま試合終了。これにより、徳島ヴォルティスのJ1昇格が決定。京都は2年連続で年間順位3位としながらも昇格プレーオフで涙を飲んだ。
なお、試合会場の[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場]]は、[[国立競技場|(新)国立競技場]]への建て替えのために翌[[2014年]]夏から順次取り壊しされることが決まっており、この会場で行なわれる決勝戦は今回が最後となった。
{{Football box
| date = [[2013年]][[12月8日]]
| time = 15:30
|
|
| report = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=15623 公式記録]
|
|
|
* [[千代反田充]] {{goal|39}}
* [[津田知宏]] {{goal|43}}
| stadium = [[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場]]
| attendance = 23,266人
|
}}
=== J2・JFL入れ替え戦 ===
'''2013 J2・JFL入れ替え戦'''(''2013 J2/JFL Play-Offs'')<br />
{{Main|J2・JFL入れ替え戦#2013年}}
JFL 2位のカマタマーレ讃岐がクラブライセンス(J2ライセンス)を取得したことから、J2最下位のガイナーレ鳥取との入れ替え戦が行われた。
{{Footballbox collapsible
| date = 2013年12月1日
| time = 13:03
| team1 = [[カマタマーレ讃岐]]<br />(JFL2位)
| score = 1 - 1
| report = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=15624 公式記録]
| team2 = [[ガイナーレ鳥取]]<br />(J2・22位)
| goals1 = [[高橋泰]] {{goal|47}}
| goals2 = [[森英次郎]] {{goal|50}}
| stadium = [[香川県立丸亀競技場]]
| attendance = 5,793人
| referee = [[窪田陽輔]]
}}
{{Footballbox collapsible
| date = 2013年12月8日
| time = 13:03
| team1 = ガイナーレ鳥取
| score = 0 - 1
|aggregatescore = 1 - 2
| report = [https://data.j-league.or.jp/SFMS02/?match_card_id=15625 公式記録]
| team2 = カマタマーレ讃岐
| goals1 =
| goals2 = [[高橋泰]] {{goal|20}}
| stadium = [[鳥取市営サッカー場|とりぎんバードスタジアム]]
| attendance = 6,313人
| referee = [[福島孝一郎]]
}}
2戦合計スコアが1-2となり、カマタマーレ讃岐のJ2昇格、ガイナーレ鳥取のJ3参入(降格)が決定した。
== 表彰 ==
[[Jリーグアウォーズ]]は[[2013年]][[12月10日]]に[[横浜アリーナ]]で開催された。
{| class="wikitable"
|-
!colspan="2" | 賞 !! 受賞者
|-
|colspan="2" | 最優秀選手賞 || {{Flagicon|JPN}} [[中村俊輔]]([[横浜F・マリノス]])
|-
|colspan="2" | 得点王 || {{Flagicon|JPN}} [[大久保嘉人]]([[川崎フロンターレ]])
|-
|colspan="2" | ベストヤングプレーヤー賞 || {{Flagicon|JPN}} [[南野拓実]]([[セレッソ大阪]])
|-
|colspan="2" | 最優秀監督賞 || {{Flagicon|JPN}} [[森保一]]([[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]])
|-
|colspan="2" | 優秀主審賞 || {{Flagicon|JPN}} [[西村雄一]]
|-
|colspan="2" | 優秀副審賞 || {{Flagicon|JPN}} [[相樂亨]]
|-
|colspan="2" | フェアプレー賞 高円宮杯 || サンフレッチェ広島
|-
|colspan="2" | J1フェアプレー賞 || [[ベガルタ仙台]]
|-
|rowspan="4" colspan="2" | J2フェアプレー賞 || [[ガンバ大阪]]
|-
| [[松本山雅FC]]
|-
| [[ヴィッセル神戸]]
|-
| [[ファジアーノ岡山]]
|-
|rowspan="2" colspan="2" | フェアプレー個人賞 || {{Flagicon|JPN}} [[柿谷曜一朗]](セレッソ大阪)
|-
| {{Flagicon|JPN}} [[佐藤寿人]](サンフレッチェ広島)
|-
|rowspan="3" colspan="2" | 功労選手賞 || {{Flagicon|JPN}} [[中山雅史]]
|-
| {{Flagicon|JPN}} [[土肥洋一]]
|-
| {{Flagicon|JPN}} [[服部公太]]
|-
|rowspan="4" colspan="2" | Jリーグベストピッチ賞 || [[埼玉スタジアム2002]]
|-
| [[新潟スタジアム|東北電力ビッグスワンスタジアム]]
|-
| [[静岡市清水日本平運動公園球技場|IAIスタジアム日本平]]
|-
| [[長居球技場|キンチョウスタジアム]]
|-
|colspan="2" | 最優秀育成クラブ賞 || セレッソ大阪
|-
|colspan="2" | J2 Most Exciting Player || {{Flagicon|JPN}} [[遠藤保仁]](ガンバ大阪)
|-
|rowspan="2" | 最優秀ゴール賞 || J1 || {{Flagicon|JPN}} 柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
|-
| J2 || {{Flagicon|JPN}} [[中島翔哉]]([[東京ヴェルディ1969|東京ヴェルディ]])
|-
|colspan="2" | Join賞(チェアマン特別賞) || [[RB大宮アルディージャ|大宮アルディージャ]]・サンフレッチェ広島のファン・サポーター{{Refnest|group="注"|第10節(2013年5月6日・NACK5スタジアム大宮)の73分に、大宮FW[[富山貴光]]と広島GK[[増田卓也]]が接触し共に倒れ、増田が救急車で搬送される事態になった際に、大宮サポーターから増田を励ます声援が送られ、第18節(2013年7月31日・エディオンスタジアム広島)の試合開始前に、富山・増田の両選手がそれぞれ相手チームのファン・サポーターへ挨拶を行い、両チームのファン・サポーターが両選手の回復と復帰を祝ったことに対して<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005505/|title=「チェアマン特別賞」表彰決定のお知らせ|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-11-26|accessdate=2013-12-23}}</ref>。}}
|}
===
{| class="wikitable"
|-
! ポジション !! 選手名 !! 受賞回数 !! 所属クラブ
|-
| GK || {{Flagicon|JPN}} [[西川周作]] || 2 || [[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]]
|-
|rowspan="3"| DF || {{Flagicon|JPN}} [[那須大亮]] || 初 || [[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]
|-
|{{Flagicon|JPN}} [[森重真人]] || 初 || [[FC東京]]
|-
|{{Flagicon|JPN}} [[中澤佑二]] || 6 || [[横浜F・マリノス]]
|-
|rowspan="4"| MF || {{Flagicon|JPN}} [[中村俊輔]] || 3 || 横浜F・マリノス
|-
| {{Flagicon|JPN}} [[山口螢]] || 初 || [[セレッソ大阪]]
|-
| {{Flagicon|JPN}} [[柿谷曜一朗]] || 初 || セレッソ大阪
|-
| {{Flagicon|JPN}} [[青山敏弘]] || 2 || サンフレッチェ広島
|-
|rowspan="3"| FW || {{Flagicon|JPN}} [[大迫勇也]] || 初 || [[鹿島アントラーズ]]
|-
|{{Flagicon|JPN}} [[大久保嘉人]] || 初 || [[川崎フロンターレ]]
|-
|{{Flagicon|JPN}} [[川又堅碁]] || 初 || [[アルビレックス新潟]]
|}
* 同賞が日本国籍を持っている選手で占められるのは、[[2009年のJリーグ|2009年]]以来2度目。
** ただし、2009年は[[田中マルクス闘莉王]]が受賞しているため、'''帰化人を除く日本人'''のみで占められるのは史上初である。
=== 月間MVP ===
{| class="wikitable" style="text-align:center"
407 ⟶ 280行目:
|-
|10月|| [[榎本哲也]] || 横浜FM || || [[エヴェルトン・ケンペス・ドス・サントス・ゴンサウベス|ケンペス]] || 千葉
|-
|11月・12月|| [[大久保嘉人]] || 川崎 || || 宇佐美貴史 || G大阪
|}
431 ⟶ 306行目:
|-
|10月 || 中村俊輔 || 横浜FM || 30節 || 大分(大銀ド)|| 45分 || || 押谷祐樹 || 岡山 || 37節 || 愛媛(カンスタ)|| 28分
|-
|11月 || 柿谷曜一朗 || C大阪 || 33節 || 鹿島(長居)|| 38分 || || [[金民均|キム・ミンギュン]] || 岡山 || 39節 || 鳥取(カンスタ)|| 83分
|-
|12月 || [[石原直樹]] || 広島 || 34節 || 鹿島(カシマ)|| 35分 || || colspan=5| 試合開催なし
|}
==Jリーグ準加盟==
:特記なしはいずれも[[日本フットボールリーグ]](JFL)所属
:☆=2014年度J3加盟 ◎=2014年度J2加盟
;前年度からの継続
*☆[[FC町田ゼルビア]]([[2012年のJリーグ|2012年J2・22位]]によるJFL降格により準加盟に復帰)
*☆[[S.C.相模原]](2013年JFL昇格)
*☆[[AC長野パルセイロ]]
*◎[[カマタマーレ讃岐]]
;2013年2月承認
*☆[[ブラウブリッツ秋田]]
*☆[[ツエーゲン金沢]]
;2013年8月承認
*☆[[いわてグルージャ盛岡|グルージャ盛岡]]([[東北社会人サッカーリーグ]]1部)
*☆[[横浜スポーツ&カルチャークラブ]]
*[[レノファ山口FC]]([[中国サッカーリーグ]]1部)
;2013年9月承認
*[[ヴァンラーレ八戸]](東北社会人サッカーリーグ1部)
*☆[[福島ユナイテッドFC]]
*[[tonan前橋]]([[関東サッカーリーグ]]1部)
*[[アスルクラロ沼津]]([[東海社会人サッカーリーグ]]1部)
*☆[[藤枝MYFC]]
*[[奈良クラブ]]([[関西サッカーリーグ]]1部)
*☆[[FC琉球OKINAWA|FC琉球]]
:長野は[[第15回日本フットボールリーグ|JFL]]で優勝したが、J2開催基準を満たすスタジアムが建設中であり2013年度もJ2ライセンスを申請しなかったため、J3に参加。
:讃岐はJFL2位で、J2・22位(最下位)の鳥取との[[#J2・JFL入れ替え戦|J2・JFL入れ替え戦(前述)]]勝利によりJ2昇格が決定した。
:その他に、[[栃木シティFC|栃木ウーヴァFC]]、[[アトレチコ鈴鹿クラブ|FC鈴鹿ランポーレ]](東海社会人1部リーグ)、[[ヴィアティン桑名]]([[三重県サッカーリーグ|三重県社会人サッカーリーグ]]2部)、[[レイラック滋賀FC|MIOびわこ滋賀]]の4チームが準加盟を申請しているが、桑名については申請書類の不備により受理されず、他の3クラブも継続審議となり準加盟承認は見送られている。
== 2014年度クラブライセンス審査結果 ==
{{See also|Jリーグクラブライセンス制度#2013年}}
2014年度の[[Jリーグクラブライセンス制度|Jリーグクラブライセンス]]申請のうち、J2ライセンス以上については正会員40クラブ、準加盟のJFL3クラブ(町田・金沢・讃岐)の43クラブから申請があり、以下の通り43クラブすべてにライセンスが交付され、交付を却下されたクラブはなかった<ref>{{Cite press release|和書|url=http://www.jleague.jp/release/article-00005359/|title=クラブライセンス交付第一審機関 (FIB) による 2014シーズン Jリーグクラブライセンスの交付について|publisher=日本プロサッカーリーグ|date=2013-09-30|accessdate=2013年12月27日}}</ref>。また2014年度から新設される[[J3リーグ]]参加の条件となるJ3ライセンスについては2013年9月までに準加盟を承認された16クラブを対象に審査が行われ、13クラブにライセンスが交付された。
クラブ名の後ろに「[[Image:Arrowupgreen.png]]」が付いたクラブは新たに当該ライセンスを交付されたクラブ。
* J1ライセンス(36クラブ) - 札幌、仙台、山形、鹿島、栃木、群馬[[Image:Arrowupgreen.png]]、浦和、大宮、千葉、柏、FC東京、東京V、川崎、横浜FM、横浜FC、湘南、甲府、松本、新潟、富山、清水、磐田、名古屋、京都、G大阪、C大阪、神戸、岡山、広島、徳島、愛媛[[Image:Arrowupgreen.png]]、福岡、鳥栖、長崎[[Image:Arrowupgreen.png]]、熊本、大分
* J2ライセンス(7クラブ) - 水戸、岐阜、町田<ref name="2014J2license" group="注">町田、金沢、讃岐の3クラブへのクラブライセンス発給は「J2入会審査への合格」が条件となっていた。加えて讃岐にはJ2加盟の条件として「入会審査は厳しく行い、2013年度末に十分な純資産を残すようにJリーグに申し出ること」「2014年度予算が十分な合理性の下で編成され、シーズンを安定して運営できるものと評価されるように申し出ること」と明記された。</ref>、金沢[[Image:Arrowupgreen.png]]<ref name="2014J2license" group="注"/>、鳥取、讃岐[[Image:Arrowupgreen.png]]<ref name="2014J2license" group="注"/>、北九州
* J3ライセンス(13クラブ) - 盛岡[[Image:Arrowupgreen.png]]、秋田[[Image:Arrowupgreen.png]]、福島[[Image:Arrowupgreen.png]]、YS横浜[[Image:Arrowupgreen.png]]、相模原[[Image:Arrowupgreen.png]]、長野[[Image:Arrowupgreen.png]]、沼津[[Image:Arrowupgreen.png]]、藤枝[[Image:Arrowupgreen.png]]、山口[[Image:Arrowupgreen.png]]、琉球[[Image:Arrowupgreen.png]]
** J3ライセンスの交付が見送られたのは八戸、前橋、奈良の3クラブで、いずれも「スタジアム要件未充足」という理由であった。
なお、J1/J2ライセンスを取得したクラブのうち、B等級、特にスタジアムの屋根やトイレの数を充足していない30クラブに対してはFIB(クラブライセンス交付第一審機関)への文書提出を求める制裁処分を科した。また、経営改善を促す目的でFIBから「是正通知」を12クラブ(札幌、栃木、群馬、横浜FM、富山、名古屋、岐阜、神戸、北九州、熊本、大分、讃岐)に「個別通知」を5クラブに行った。このうち、「是正通知」とされた12クラブは「債務超過」、または「3期連続赤字経営」のいずれかの条件(特に群馬、横浜FM、神戸の3クラブはその両方)に当てはまる。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 関連項目 ==
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* [[第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会]]
* [[東日本大震災復興支援 2013Jリーグスペシャルマッチ]]
== 外部リンク ==
*
{{Jリーグシーズン}}
{{日本のサッカー2013}}
{{2013 世界のサッカー}}
{{DEFAULTSORT:Jりいく2013}}
[[Category:Jリーグのシーズン|2013]]
[[Category:2013年の日本のサッカー
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