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{{Infobox 日本の
|校名=神奈川県立港北高等学校
|画像=[[画像:kohoku highschool.jpg|280px]]
|過去校名=
|国公私立=[[公立学校]]
|設置者=
|学区=
|設立年月日=[[1969年]][[1月1日]]
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|共学・別学=[[男女共学]]
|課程=全日制課程
|単位制・学年制=[[学年制と単位制|学年制]]
|設置学科=[[普通科 (学校)|普通科]]
|学期=[[3学期制]]
|高校コード=14119E
|郵便番号=222-0037
|所在地=[[横浜市]][[港北区]][[大倉山 (横浜市)|大倉山]]七丁目35番1号
|外部リンク=[
}}
'''神奈川県立港北高等学校'''(かながわけんりつこうほくこうとうがっこう)は、
==
神奈川県のいわゆる「[[百校計画]]」実施以前の[[1969年]]
校地は[[新横浜]]地区北方の[[鶴見川]]東岸に接し、太尾小学校を挟んで太尾新道<ref>太尾小と港北高の入口表示が立つ太尾新道沿いの太尾堤緑道はかつて、現在の[[新横浜駅]]近くの[[鶴見川]]へ合流変更する前の旧[[鳥山川]]が流れていた。旧鳥山川は現在の新羽橋の下流側に存在した太尾橋付近に至り鶴見川に注いでいた。{{Cite web|和書|date=2010-4-1|url=http://www.city.yokohama.jp/me/machi/kikaku/cityplan/gis/map/005.html|title=横浜市三千分一地形図「新吉田昭16」|publisher=横浜市建築局|accessdate=2011-06-10}}
</ref>の西に位置
</ref><ref>現在同校に隣接する一戸建て地域北側のマンション(ヴェルナード大倉山、ヴェルピア大倉山)が建つ場所は1940年に東京高等工学校(現在の[[芝浦工業大学]])の総合運動場が開設された。1951年に野球場を整備、1961年には西側部分に当
|accessdate=2011-06-10}}</ref>。
この地域は古くから「太尾」と呼ばれていたが、2009年の[[住居表示]]実施に伴い「[[大倉山 (横浜市)|大倉山]]」に変更された。最寄り駅は[[東急東横線]][[大倉山駅 (神奈川県)|大倉山駅]]と[[横浜市営地下鉄ブルーライン]][[新羽駅]]の2駅だが、通学経路が平坦なこともあり、約4割の生徒は[[自転車]]で通学している<ref name="gakusan">{{Cite book |year=2011-5 |title=徹底解剖神奈川県公立高校2012 |page=107 |publisher=[[東京学参]] |isbn=978-4-8080-4284-4}}</ref>。
自主性を重んじる[[校風]]があり、年間行事の中で[[体育祭]](6月)、[[球技大会]](7月、12月、3月)、[[文化祭]](思港祭・9月)は、いずれも[[生徒会]]を中心とした生徒自身により運営されている<ref name="gakusan"/>。 生徒からの要望を受け実施された新[[制服]]の制定([[2008年]])では、制定作業に生徒会役員が加わった。[[自転車通学]]のし易さ、歩き易さを求める生徒の意見が取り入れられ、
教育のスローガンに 2013年には生徒の主体的な『学修』を促す「[[アクティブ・ラーニング]]」型授業の取組みが始まり、2016年度からの県立高校改革実施計画では、先進的で優れた指導方法や教材などの研究開発を行う「授業力向上推進重点校」に指定されている<ref name="jutenko"> {{Cite web|和書|author=グロウイン|date=2015-12-16|url=http://growin.biz/news/3003/|title=県立高校改革実施計画(Ⅰ期)案について|accessdate=2015-12-25}}</ref>。(⇒''[[#教育の理念・特色|教育の理念・特色]] '')
==沿革==
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** 4月1日 – 新制服の制定。
** [[11月20日]] – 創立40周年記念式典を行う。
*[[2009年]](平成21年)[[10月19日]] – 住居表示実施により大倉山
*[[2010年]](平成22年)[[2月8日]] – 仮設校舎HR教室使用開始。
*[[2012年]](平成24年)[[12月]] – 旧本館2解体工事開始。
*[[2013年]](平成25年)[[11月]] – 本館2新築着工。
*[[2015年]](平成27年)[[3月31日]] – 本館2新築および本館1改修竣工。
*[[2016年]](平成28年)[[4月1日]] – 授業力向上推進重点校に指定。
*2016年(平成28年)[[6月7日]] – 学習支援クラウドサービス「[[Classi]]」の共同研究を開始。
*[[2017年]](平成29年)[[3月31日]] – 陸上競技フィールド/トラック再整備工事終了。
* [[2019年]]([[令和]]元年)11月 - 応援ソング制定。50周年記念事業として在校生徒が作詞・作曲、軽音楽部が編曲。
{{節スタブ}}
== 校歌・応援ソング ==
*港北高等学校校歌<ref>{{Cite web|和書|author=港北高等学校公式HP|date=2020-6-18|url=https://www.pen-kanagawa.ed.jp/kohoku-h/gaiyou/rogomark.html |title=校歌|accessdate=2021-01-28}}</ref>
*:作詞・作曲:[[米山正夫]]
*港北高等学校応援ソング「じぶんいろ」<ref>{{Cite web|和書|author=県立港北高等学校同窓会「思港会」|date=2020-1|url=http://www.kohokuob.com/image/kaiho202002townnews.pdf |title=会報「思港」50周年記念号_現役生が作詞・作曲、応援歌|accessdate=2021-01-28}}</ref>
*:作詞・作曲:浦﨑健(50期生) 編曲:軽音楽部50期生
*:2019年制定。50周年記念事業として全校生徒を対象に募集、選定された。
== 教育の理念・特色 ==
同校によれば、初代校長内田正三が打ち出した「一つでも良い。自分の優れた能力を見出してその芽を伸ばせる学校にしてみたい。」という理念は今日まで継承されており、生徒の自主性を伸ばし、しっかりとした学力の定着を図りながら、ひとりひとりの興味・関心に応じた進路選択を職員あげて支援する、としている<ref>{{Cite web|和書|author= JS日本の学校|date=2011-6-10|url=http://school.js88.com/
創立40周年を契機にして作られたグランドデザインでは、スクールビジョンとして、・生徒の自己実現力の育成、・地域に根ざす学校をめざすこと、・教職員の指導力結集による教育力向上、と要約される3つが示されるとともに、2つのスクールミッション、「(1)生徒一人ひとりのかけがえのない個性を尊重し、その伸長を図る。(2)多様な価値観を受容しつつ、自己実現に向かって自ら成長し続ける生徒を育成する。」を掲げている<ref name="
</ref>。そして、このような科目選択、自己実現の取組みに向け
さらに、スクールビジョン/ミッションを実現するため、具体的な6つのアクションプランが示されている。その6つ目には「地域・外部機関との連携強化」があり、実際に地域組織、大学、[[NGO]]等と連携して取組むことにより、上記スクールミッションの(2)、「多様な価値観を受容しつつ―。」に対応するプランの1つとなっている
また、より進学校として進んでいくことを目標に置いており、当面はアクションプランの1番目にある「学力向上に向けた取り組み」を重点的に行うこととしている。
生徒がペアまたはグループになり、教え合ったり議論しながら課題を解決していく「[[アクティブ・ラーニング]]」型授業<ref>{{Cite web|和書|author= 産業能率大学|date=2016-01-25|url=http://www.sanno.ac.jp/exam/koc73a000000aqel-att/ActivReport2.pdf|title=アクティブ・ラーニングで高校と大学をつなぐ-授業改革事例レポートVol.2|accessdate=2016-02-22}}</ref>は生涯に渡る自学力や主体的な思考力を持った人材育成の観点から、次期[[学習指導要領]](2014年諮問)検討の中で重要視されるほか、<ref>{{Cite web|和書|author= ベネッセ|date=2014-12-10|url=http://benesse.jp/kyouiku/201412/20141210-3.html|title=次の指導要領、「何を教えるか」から「何ができるようになるか」へ|accessdate=2016-02-22}}</ref>、学習定着率の研究ではアクティブ・ラーニングに特徴的な「他の人に教える」項目が最も優れるとの結果が示されている<ref name="Souken">{{Cite web|和書|author= リクルート進学総研|date=2013-3|url=http://souken.shingakunet.com/career_g/2013/02/2013_furokuno45_2.pdf|title=「深い学び」につながる「アクティブラーニング」とは-図1ラーニングピラミッド(平均学習定着率)|accessdate=2016-02-22}}</ref>。同校の実践(2015年)では「授業外でも教科書を読み、ひたすら考えていた」などの生徒の感想が紹介され、「生徒の思考を深めることができる単元になった―」と報告されている。<ref>{{Cite web|和書|author= 神奈川県|date=2015-11-25|url=http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6558/p980337.html|title=続 やがて大樹になるために-「アクティブ・ラーニング」への挑戦【神奈川県立港北高等学校】|accessdate=2016-02-22}}</ref>。
先進的で優れた指導方法や教材等の研究開発を行う「授業力向上推進重点校」の試みでは[[ベネッセ]]と[[ソフトバンク]]の合弁会社[[Classi]](クラッシー)との共同研究として、ICT([[情報通信技術]])による学習支援クラウドサービス「Classi」の運用を開始。授業内外での教材動画などのコンテンツ使用や生徒個々の学習をマネジメントする機能により、指導の深化や最適化による学力の向上が期待されている<ref name="classi-1">{{Cite web|和書|author= NTTナレッジ・スクウェア|date=2016-06-07|url=https://classi.jp/info/press8.html|title=ベネッセとソフトバンクの合弁会社Classi(クラッシー)が神奈川県教育委員会と授業力向上に関する3年間の共同研究を開始 |accessdate=2016-07-08}}</ref><ref name="classi-2">{{Cite web|和書|author= PRTIMES|date=2015-05-08|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000467.000000120.html|title=ソフトバンクとベネッセの合弁会社Classi(クラッシー)が提供する学習支援クラウドサービス|accessdate=2016-07-08}}</ref>
。
<small>※グランドデザインの上記以外の内容、全体の概要については、港北高等学校公式HP</small>『<small>'''グランドデザイン'''</small>』<ref> {{Cite web|和書|author=港北高等学校公式HP|date=2018-7-1|url=http://www.kohoku-h.pen-kanagawa.ed.jp/2016Grand%20Design.pdf|title=グランドデザイン|format=PDF|accessdate=2018-8-19}}</ref><small>(構成図による説明)を参照。</small>
== 学校・授業・行事の特徴 ==
*[[修学旅行]]の行先は[[沖縄]]が多い。以前には生徒の希望に応じ、クラスによって行先が異なる時期もあった。
*[[体育]]の授業は基本的に男女別だが、伝統的に3年最後の
*2007年度~2009年度の学力向上推進及び特色ある県立高校づくり推進事業および2010年~2012年度の[[県立高校教育力向上推進事業]]にお
*2013年度~2015年度は県立高校教育力向上推進事業Ver.Ⅱとして「確かな学力向上推進」の研究推進校に指定、2016年度からは「授業力向上推進重点校」に指定されている。
*総合的な学習の時間 『 私の未来地図 』 では社会人講師によるキャリア講習会、上級学校講座、進路講演会や大学訪問等が行われる。また、大学からのスクールライフサポートの学生受け入れや留学生との交流会、NGOや地域団体との交流や授業が実施され、異文化の理解や社会の多様な取組みに触れる。生徒は様々な角度から意見をまとめ発表を行なっている。
*[[アクティブ・ラーニング]]の従来型入試による大学受験への適性については、授業だけでは必要範囲をカバーするための時間が不足するため、[[反転授業]](授業外の映像講義などで予習した後、授業内で確認と定着を行う)などとのセットが不可欠との指摘がある<ref>{{Cite web|和書|author= NTTナレッジ・スクウェア|date=2015-06-22|url=http://gacco.co.jp/news/pdf/news_20150622.pdf|title=アクティブラーニング推進・高度化への新たな試みとして高専初の反転学習にgacco(ガッコ)の講座を活用 |accessdate=2016-02-22}}</ref>。一方で外部[[模擬試験|模試]]に向けた事前指導において、アクティブラーニングによる過去問練習が有効であったとの報告がある<ref name="Souken"/>。また[[中央教育審議会|中教審]]による「高大接続改革実行プラン」(2014年12月答申)は、高校教育~大学入試~大学教育において従来型の知識だけではない思考力や主体的態度を加えた「学力の三要素」を育むための提言となっており、知識型の[[大学入試センター試験]]の廃止と思考力等を中心とする「大学入学希望者学力評価テスト」への2020年での移行を示し、各大学の個別入試にも多面的で公正な選抜評価の確立を求めている。答申はこの改革のために、高校教育、大学教育共に「アクティブ・ラーニングへの飛躍的充実を図る」としている<ref>{{Cite web|和書|author= 中央教育審議会|date=2014-12-22|url=https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2015/01/14/1354191.pdf|title=新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申) |accessdate=2016-02-22}}</ref>。
*学習支援クラウドサービス「Classi」の運用では、1年生全員にアカウントが付与され、「生徒カルテ」「学習記録」「コンテンツボックス」等の機能により、学習の管理と記録および教師・生徒・保護者間での情報とコンテンツの共有が行われる。提供される教材動画等のコンテンツは1万点超が用意されており、指導効率の向上と生徒個々の効果的な学習が可能になるとしている<ref name="classi-1"/><ref name="classi-2"/>。
*生徒の男女構成比率は例年、女子の割合が男子を上回っているものの<ref name=":0">{{Cite web|和書|author=神奈県立港北高等学校|date=2018-7-1|url=http://www.kohoku-h.pen-kanagawa.ed.jp/report.html|title=学校概要
|accessdate=2018-8-19}}</ref>、51期生(2019年度入学)では男女の人数が同数となっている<ref name=":0" />。
*クラス替えは1年から2年の1回のみ行われ、2年から3年のクラスは固定されている<ref name="koe"/>。しかし、51期生から毎年クラス替えが行われるようになった。
{{節スタブ}}
== 校舎 ==
治水政策が整う以前の[[鶴見川]]はたびたびの氾濫に見舞われていた。そのため創立時の校舎建設にあたっては、浸水のリスクを抑えるため、1階床部分における高さを標準の設定よりかさ上げする対策がとられた。
[[四川大地震]]を受け実施された2008年の学校耐震調査では、構造耐震指標であるIs値が対象3棟(本館1、本館2、特別教棟2)すべてについて0.3を下回ると診断され<ref> Is値は「地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性」について、0,3未満=「高い。」、0,3以上0,6未満=「ある。」、0,6以上=「低い。」の3段階を目安とし、神奈川県立高校の耐震化対策についてはIs値に地盤条件等も考慮した基準により、0,3以上も含め検討が行われた。</ref>、校舎建て替えに向けて仮設校舎が建設された
|accessdate=2011-06-10}}</ref>。この内、本館2は2012年12月に解体工事が始まり、翌2013年11月に新築着工、2015年3月に本館1の耐震改修共に完成し、同年4月より2棟の使用が開始された。
==制服==
1969年開校時の制服制定では [[神奈川県立生田高等学校|県立生田高校]]とともに、県内公立高としては初となる[[ブレザー]]タイプが採用された。当時は通学電車内等で注目されることも多く
現在の制服<ref name="seifuku">{{Cite web|和書|author=神奈川県立港北高等学校|date=2018-7-1|url=http://www.kohoku-h.pen-kanagawa.ed.jp/admission.html#a2|title=港北高等学校・制服|accessdate=2018-8-19}}</ref><ref name="seifuku-2">{{Cite web|和書|author=@stay_blue1|date=2015-4|url=https://twitter.com/stay_blue1/status/627720067921244160|title=stayblue@コミティアか16a NO.473神奈川県立港北高等学校
|accessdate=2015-11-06}}</ref>は2008年度生(39期生)着用分よりモデルチェンジされ2代目となっている。女子制服ではスカートがワンボックスタイプから{{仮リンク|プリーツ|en|Pleat}}タイプへと変更され、[[リボン]]および[[ネクタイ]]を追加、男女共[[ラペル]]ピンが設定された。主な仕様は以下の通り。
*上着(男女)―ブレザー(シングル2つボタン・紺色・ラペルピンを設定。)
:※ボタンデザインは2006年度生(37期生 寒河江舞夢)によるもの。
*[[ボトムス]](男子)― [[スラックス]](紺色地+緑色チェック柄)
*ボトムス(女子)― [[プリーツスカート]](紺色地+緑色チェック柄)またはスラックス(紺色地+緑色チェック柄)
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*[[シャツ]](男女)― [[ワイシャツ]](白色)、[[ポロシャツ]](白色・夏季に選択可)
*[[ネクタイ]](男女)― スクールカラー(緑色)デザイン。
*[[リボン]](女子)― スクールカラー(緑色)デザイン<ref name="seifuku"/><ref name="seifuku-2"/>。
== 部活動 ==
部活動は活発に行われており、生徒の加入率は約80%である<ref name="gakusan"/>。
;文化部
書道部が「文化部のインターハイ」とされる[[全国高等学校総合文化祭]]に継続して出場、放送部も全国高等学校総合文化祭や[[NHK杯全国高校放送コンテスト]]への出場を続けている<ref name="shikoukai">{{Cite web|和書|author=思港会|date=2017-1-27|url= http://www.kohokuob.com/|title=同窓会TOPICS|accessdate=2017-1-27}}</ref>。2019年にはその実績から、書道部では通学路としても使用される鶴見川新羽人道橋の補修工事で新調される銘板4枚の毛筆を部員4名が担当<ref>{{cite news|url =https://shin-yoko.net/2019/11/18/bridge_building2019/| title = <港北高校>鶴見川・新羽人道橋の銘板を揮毫、港北土木が12月設置へ|publisher =新横浜新聞|date=2019年11月18日}}</ref>、放送部では港北警察署の電話保留音として「特殊詐欺」への注意を喚起するメッセージ4種を部員3名がアナウンス録音している<ref>{{cite news|url =https://shin-yoko.net/2019/11/05/kohoku_ps2019-4/| title = <港北高校>放送部が「詐欺」撃退アナウンス録音、警察とコラボで11月から|publisher =新横浜新聞|date=2019年11月05日}}</ref>。
囲碁将棋部では2016年[[朝日アマチュア囲碁名人戦]]全国大会(個人戦)で男子部員が3位に入賞<ref>{{Cite web|和書|author= 日本棋院|date=2016-7-3|url=https://www.nihonkiin.or.jp/event/area/ichigaya/11723_11.html|title=第11回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会|accessdate=2017-8-4}}</ref>、2017年には[[全国高校囲碁選手権大会|全国高校囲碁選手権]]と全国高校総合文化祭囲碁部門の個人戦で優勝し<ref>{{Cite web|和書|author= 日本棋院|date=2017-07-26|url=https://www.nihonkiin.or.jp/event/area/ichigaya/41_11.html|title=優勝!!【第41回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権個人戦2日目】|accessdate=2017-8-4}}</ref><ref> {{Cite web|和書|author=第41回全国高等学校総合文化|date=2017-8-2|url=http://www.miyagi-soubun.jp/images/cms/files/%E5%9B%B2%E7%A2%81.pdf|title=囲碁部門_大会結果|format=PDF|accessdate=2017-8-4}}</ref>、高校生全国二冠を達成した。(同部員は卒業後の大学1年次に2018年朝日アマ囲碁名人戦全国大会を制してアマ棋士名人となり、2019年には[[全日本学生本因坊決定戦]]および[[全日本学生囲碁十傑戦]]に勝ち学生二冠を獲得している<ref>{{cite news|url =https://www.asahi.com/articles/ASMCK628DMCKUCVL006.html| title = 東京理科大の栗田さんが初優勝 全日本学生囲碁十傑戦|publisher =[[朝日新聞社]]|date=2019年11月17日}}</ref>。)
軽音楽部は第3回高校・中学校軽音楽系クラブコンテスト「We are Sneaker Ages関東」(2017年)のグランプリ大会に出場し準グランプリ校賞(関東2位)を獲得<ref>{{Cite web|和書|author=We are Sneaker Ages大会本部|date=2017-11|url=https://www.sneakerages.jp/kanto/history/3rd/|title=第3回大会 We are Sneaker Ages History
|accessdate=2019-03-24}}</ref>、第6回全国高等学校軽音楽コンテスト(2018年)において「まいぴーす!」、第10回(2023年)に「Crescent Bright」がともにでは準グランプリ(全国2位)を受賞した<ref>{{Cite web|和書|author=全国高等学校軽音楽連盟|date=2018-08-21|url=http://www.zenkoku-keion.com/|title=第6回(2018年度)全国大会結果
|accessdate=2023-09-28}}</ref>。
また約100名が所属する吹奏楽部は市や県での上位常連であり、地域の演奏会や交流も積極的に行っている。地域・社会への顕著な貢献に対する「神奈川県教育委員会表彰」を平成24年度に美術部、同25年度に吹奏楽部が受賞している<ref>{{Cite web|和書|author=神奈川県|date=2014-3-31|url= http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f7191/|title=神奈川県教育委員会表彰(神奈川県立学校の児童・生徒表彰)
|accessdate=2015-1-11}}</ref>。
;運動部
校内陸上トラック、鶴見川堤防等恵まれた環境を持つ陸上競技部<ref name="rikujo"/>やバスケットボール部、水泳部等が大会での上位入賞や[[全国高等学校総合体育大会|インターハイ]]等の上位大会出場を経験している<ref name="shikoukai"/>。
ダンス部は[[日本高校ダンス部選手権|春の日本高校ダンス部選手権]]において[[2018年]]優秀賞、第4回全国高等学校日本大通りストリートダンスバトル(2018年)では決勝に進出、高校ストリートダンスグランプリ2023では予選通過し全国大会に出場した<ref>{{Cite web|和書|author=全全国高等学校日本大通りストリートダンスバトル実行委員会|date=2018-11|url=https://www.streetdancebattle.jp/entry-2018|title=第4回の決勝進出チーム名、学校名
|accessdate=2019-03-24}}</ref>。
また、野球部における2003年[[全国高等学校野球選手権神奈川大会|夏の神奈川大会]]・対[[横浜高校]]戦は、その後も高校野球ファンの間で語られる試合である。一般には「無名」の同校野球部が、[[涌井秀章]]・[[成瀬善久]]の2枚看板を擁する[[選抜高等学校野球大会|春の甲子園]]準優勝校・横浜に対し9回1死まで1対0でリードし、最後に10点を奪われ敗れる展開は話題を呼んだ<ref>{{cite news|url =http://www.asahi.com/koshien/92/kanagawa/news/TKY201007020242.html| title = 朝日新聞デジタル高校野球〈神奈川・負けてたまるか 公立球児の挑戦3〉横浜高を追いつめた|publisher =[[朝日新聞社]]|date=2010年7月2日}}</ref><ref>{{Cite web|和書|author=高校野球思い出データベース|url= http://baseball-memories.jp/archives/850#comments|title=2003年夏3回戦横浜vs港北
|accessdate=2011-11-23}}</ref>。
<div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
123 ⟶ 163行目:
* 放送部
* 調理部
* 漫画研究・文芸部
* 吹奏楽部
* 茶・華道部
* 天文部
* 囲碁将棋部
* コンピューター部
</div><div style="float: left; vertical-align: top; white-space: nowrap; margin-right: 1em;">
;運動部
137 ⟶ 178行目:
* 硬式テニス部
* 野球部
* 柔道部
* 剣道部
* 水泳部
* ダンス部
</div>
== 旧学区 ==
150 ⟶ 189行目:
* [[神奈川県立鶴見高等学校]]
* [[横浜市立東高等学校]]
*
* [[神奈川県立新羽高等学校]]
* [[神奈川県立寛政高等学校]](2004年平安高等学校と統合、[[神奈川県立鶴見総合高等学校]]となる。
158 ⟶ 197行目:
==交通==
出典 : <ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pen-kanagawa.ed.jp/kohoku-h/access.html|title=アクセス|publisher=神奈川県立港北高等学校|accessdate=2024年3月25日}}</ref>
{|class="wikitable" style="font-size:100%;"
|+徒歩
!路線!!最寄り駅!!徒歩所要時間
|-
|[[東急東横線]]
|[[大倉山駅 (神奈川県)|大倉山駅]]
|18分
|-
|[[横浜市営地下鉄ブルーライン]]
|[[新羽駅]]
|16分
|-
|[[東急新横浜線]]・[[相鉄新横浜線]]
|[[新横浜駅]]
|25分
|}
{|class="wikitable" style="font-size:100%;"
|+バス
!乗車駅!!系統!!下車停留所・徒歩所要時間!!運行事業者
|-
![[東日本旅客鉄道|JR]] [[京浜東北線]] [[鶴見駅]]
|[[横浜市営バス港北営業所#6・14・67・104系統|6系統]]
|「太尾小学校前」、2分
|rowspan="3" |{{Color|royalblue|■}}[[横浜市営バス|横浜市営]]
|-
!JR[[横浜線]] [[中山駅 (神奈川県)|中山駅]]
|[[横浜市営バス港北営業所#28・41系統|41系統]]<ref>新横浜駅からも乗車可能</ref>
|「太尾堤」、5分
|-
!rowspan="2" |東急新横浜線・相鉄新横浜線 新横浜駅
|[[横浜市営バス鶴見営業所#13・155系統|13系統]]・104系統
|rowspan="2" |「新菊名橋」、17分
|-
|[[川崎鶴見臨港バス鶴見営業所#鶴02(新横浜線)|鶴02]]・[[川崎鶴見臨港バス鶴見営業所#綱23(新横浜綱島線)|綱23]]
|{{Color|mediumblue|■}}[[川崎鶴見臨港バス|臨港]]
|}
== 著名な出身者 ==
<!--50音順。元職の場合はその旨を記載して下さい。また、同じ単語に何度もリンクしないよう願います。掲載人物は「[[Wikipedia:特筆性 (人物)]]」を満たすよう精査してください。-->
<small>【50音順】</small>
===
*[[岩岡洋志]]([[実業家]]、[[新横浜ラーメン博物館]]社長)
* [[藤巻幸
* [[武藤英明]](起業家、実業家)
===
* [[加地倫三]]([[
*[[加藤健二郎]]([[軍事]][[ジャーナリスト]])
*[[高野瀬順子]]([[フリーランス|フリーランスライター]])
===
* [[
*[[川田亜貴子]]([[スタイリスト]]、ファッションプロデューサー)
*[[極美慎]] ([[宝塚歌劇団]][[星組 (宝塚歌劇)|星組]]男役)
*[[白又敦]](俳優)<ref name="a-mizutani">{{Cite web|和書|author=水谷あつし|date=2023-5-07|url=https://ameblo.jp/a-mizutani/entry-12801961177.html|title=水谷あつしオフィシャルブログ「ACTHOLIC」舞台『COLOR CROW -黑韻之翼-』中日|accessdate=2024-06-09}}</ref>
*[[谷原章介]](俳優)
*[[富田靖子]](俳優)
*[[水谷あつし]](俳優、[[脚本家]]、[[演出家]])<ref name="a-mizutani"/>
*[[水野江莉花]]([[ミュージカル]]俳優、[[ダンサー]])
*[[皆川明]]([[ファッションデザイナー]]、[[ミナ・ペルホネン]]代表、[[多摩美術大学]]美術学部教授)
* [[やのあんな]]([[モデル (職業)|モデル]]、[[歌手]]、[[livetune+]] ([[ボーカル]]) )
===
*[[ザ・コレクターズ#メンバー|阿部耕作]]([[ドラマー]]、元[[ザ・コレクターズ]] 、[[チリヌルヲワカ]] ([[ドラムセット|ドラムス]]) )
*[[安藤洋子]]([[コンテンポラリー・ダンス|コンテンポラリーダンサー]]、[[振付師|振付家]])
*[[伊東明日香]]([[現代美術家]])
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*[[いんぐりもんぐり]]([[バンド (音楽)|音楽バンド]])
*[[岡田勉 (キュレーター)|岡田勉]]([[キュレーター]]、アートプロデューサー)
*[[菅野由弘]]([[作曲家]]、[[早稲田大学]] [[早稲田大学理工学術院|理工学術院 基幹理工学部]]教授 (表現工学) )、[[日本作曲家協議会]]会長 )
*[[A-JARI #メンバー|小牟田聡]]([[ミュージシャン]]、[[作曲家|作]]・[[編曲家]]、元[[A-JARI]] ([[
*[[佐宗綾子]](作曲家)
*[[SHINPEI]] ([[ギタリスト]]、[[BREAKERZ]]
*[[鈴木朝潮]](現代美術家)
*[[高島信二]]([[ミュージシャン]]、[[音楽プロデューサー]]、元[[オメガトライブ]]
*[[テイ・トウワ]](ミュージシャン、音楽プロデューサー、[[
*[[中瀬香寿子]]([[フルート]]奏者)
* [[芳賀傑]](作曲家)
*[[山口美代子]]([[ミュージシャン]]、[[ドラマー]]、detroit7、BimBamBoom、THE LIPSMAX、dmg ([[ドラムセット|ドラムス]]) )
* [[山本隆二]]([[作曲家|作]][[編曲家]])
===
* [[金子新 (工学者)|金子新]]([[
*
* [[佐伯琢磨]]([[神戸学院大学]]現代社会学部教授、防災工学)
*
* [[佐藤一郎 (コンピューターサイエンス研究者)|佐藤一郎]]([[国立情報学研究所]]副所長・教授、[[総合研究大学院大学]]教授併任、[[計算機科学|コンピューターサイエンス]])
*[[埼玉大学|白井肇]]([[埼玉大学]]理工学研究科教授、機能量子デバイス工学)
<!-- *白井肇([[埼玉大学]]工学部教授、機能量子デバイス工学、博士(工学)) --><!-- 独立記事未作成 -->
*[[東京工業大学|高原弘樹]]([[東京工業大学]]工学院機械系機械コース教授、機械力学・制御 ))
<!-- *高原弘樹([[東京工業大学]]大学院理工学研究科教授、機械物理工学、博士(工学)) --><!-- 独立記事未作成 -->
*[[中丸宣明]]([[法政大学]]文学部教授、[[日本文学]]-近代文学成立期の研究)
* [[東進ハイスクール#数学|長岡恭史]]([[東進ハイスクール]]講師、[[東進ハイスクール#東進衛星予備校|東進衛星予備校]]講師
*[[永田清]]([[大東文化大学]]経営学部教授、[[情報セキュリティ]]・[[暗号理論|暗号論]]
*[[橋秀文]]([[美術評論家|美術評論]]、[[美術史家]]、[[神奈川県立近代美術館]]専門学芸員)
*[[原田晃樹]]([[立教大学]]コミュニティ福祉学部
*[[山越康雄]](
*[[山本勲]]([[横浜国立大学]]大学院工学研究院教授、応用電磁物性・磁気科学
=== スポーツ ===
*[[朝日昇]]([[総合格闘家]]、元[[修斗]]世界ライト級王者)
*[[永山邦夫]](元プロ[[サッカー]]選手/ [[横浜F・マリノス]]、サッカー指導者、[[バルセロナオリンピック]]予選日本代表)
=== その他 ===
* [[ブルーインパルス#歴代2番機要員 (T-4)|稲留智]]([[パイロット (航空)|航空パイロット]]、[[ブルーインパルス]]元飛行隊員)
* [[ブルーインパルス#歴代飛行隊長 (T-4)|稲留仁]]([[パイロット (航空)|航空パイロット]]、[[ブルーインパルス]]元飛行隊長)
==関連項目==
*[[神奈川県高等学校一覧]]
*[[神奈川県高等学校の通学区域]]
*[[大倉山 (横浜市)]]
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
* [
* [http://www.kohokuob.com/ 神奈川県立港北高等学校同窓会 公式サイト]
{{School-stub|pref=神奈川県}}
{{DEFAULTSORT:かなかわけんりつこうほくこうとうかつこう}}
[[Category:横浜市の公立高等学校|こうほく]]
[[Category:港北区の高等学校|こうほく
[[Category:学校記事]]
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