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{{出典の明記|date=2022年10月20日 (木) 02:33 (UTC)}}
'''pedit5'''はアメリカの教育支援システム[[PLATO]]でRusty Rutherfordによって1975年に作られた<ref name="armchair_rutherford">{{cite web |author=Rusty Rutherford |title=The Creation of PEDIT5 |url=http://armchairarcade.com/neo/node/1948 |date=31 August 2008 |publisher=Armchair Arcade |accessdate=2010-02-23}}</ref> 恐らく最初の迷宮クロールビデオゲームである(「失われたゲーム」であること以外の情報はほとんど知られていない「''m199h''」のみ先行している)。すべてのPLATOソフトウェアのように、ゲームは[[メインフレーム]]内で作動していたが、別の場所に設置された端末で操作することができた。▼
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▲『'''pedit5'''』は1975年にアメリカの[[コンピュータ支援教育
[[コンピュータRPG]]([[:en:dungeon crawl video game]])である<ref>なお、現存せず失われた最初のコンピュータRPG「''m199h''」は1974年とされる。</ref>。
他のPLATOソフトウェアと同様、ゲームは[[メインフレーム]]内で作動していたが、離れた場所に複数設置された端末で操作することができた。
怪物と遭遇したとき、キャラクターはいくつかの呪文のうち一つを使用することができる。▼
キャラクターは1回のプレーセッションを次回に保存することができた。▼
==ゲーム内容==
1974年に誕生した最初の[[テーブルトークRPG]]である『[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]』の影響を多分に受けている。
プレイヤーは俯瞰視点でキャラクターを操作して財宝を貯めて怪物を倒しながら、40から50の部屋から成る単一階層の[[ダンジョン]]を歩き回る。
ゲームは短命だったが、非常に人気だった。ここで言及されたゲームはまだ存在しており、インターネットでPLATO(Cybis)システム、あるいはそのエミュレータ上でプレイできる。▼
▲怪物と遭遇したとき、キャラクターは攻撃をしたり、怪物から逃亡したり、あるいはいくつかの呪文のうち一つを使用することができる。
==製作背景==
pedit5という名前は、PLATOシステム上のプログラムを行うワークスペースを指し、Rutherfordが当時所属していた[[イリノイ大学]]の研究グループ"Population and Energy"に由来する。
グループに割り当てられた"pedit1"から"pedit5"までの5つのワークスペースのうち1から3は実際の研究に用いられ、4をゲームのマニュアル、5をゲーム本体の格納スペースとしていたが、システム管理者によってPedit5は削除された。
==バージョン==
pedit5のオリジナル版はPLATO上から削除されたが、削除前にゲームのソースを確保していた3人のプログラマーPaul Reschと Larry Kemp、 Eric Hagstromによってゲーム内容を著しく改善した新しいバージョンが、「''orthanc''」として作られた(題名は小説『[[指輪物語]]』に[[オルサンク|登場する塔]]に由来する)。
一方、オリジナルのpedit5は「''Orthanc1''」として復活し、orthancとorthanc1の両方は削除されること無くPLATOシステムに残された。
==脚注==
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== 参考文献 ==
* ロールプレイングゲームサイドVol.1 2014年8月 マイクロマガジン社 ISBN 978-4-89637-470-4
==外部リンク==
* [http://www.cyber1.org/ cyber1.org], 様々なOS用エミュレータを備えた、PLATO専門サイト
* [https://sites.google.com/site/pedit5japan/ pedit5 日本語マニュアル]上記サイトにアクセスしてpedit5をプレイするための手順が日本語で解説されている。
[[Category:1975年のコンピュータゲーム]]
[[Category:コンピュータRPG]]
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