「グレゴア・シュリーレンツァウアー」の版間の差分
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'''グレゴア・シュリーレンツァウアー'''(Gregor Schlierenzauer、[[1990年]][[1月7日]] - )は[[オーストリア]]、[[チロル州]][[インスブルック]]出身の元[[スキージャンプ]]選手である。2021年現在、男子[[スキージャンプ・ワールドカップ|ワールドカップ]]の史上最多勝利のレコードを持つ。
== プロフィール ==
2005年の[[ノルディックスキージュニア世界選手権スキージャンプ競技メダリスト一覧|ノルディックスキージュニア世界選手権]]に出場し団体戦4位、個人戦20位だった。
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これらの活躍により[[アレックス・ポイントナー]]コーチによりナショナルチームに招集され、3月12日に[[ホルメンコーレン大会におけるスキージャンプ競技|ホルメンコーレン大会]]で[[スキージャンプ・ワールドカップ]]デビューを果たして24位となった。
2006年の[[スキージャンプ・サマーグランプリ]]では1勝をあげて総合5位となった。2006年12月3日の[[リレハンメル]]([[ノルウェー]]でワールドカップ初優勝。2007年1月7日、ビショフスホーフェンで17歳の誕生日を優勝で飾り、[[ジャンプ週間]]総合では[[アダム・マリシュ]]に次いで2位となった。[[2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会|世界選手権]]では団体金メダルを獲得した。このシーズン、ワールドカップでは5勝をあげて総合5位となった。
2006年12月3日の[[リレハンメル]]([[ノルウェー]]でワールドカップ初優勝。▼
2007年のサマーグランプリでは2勝して総合3位となった。2007/08シーズンも開幕から好調で常に一桁順位に入っていたが開幕から6連勝するなど絶好調の同僚[[トーマス・モルゲンシュテルン]]の陰に隠れる形だった。2008年1月1日のガルミッシュ=パルテンキルヒェンでこのシーズン初勝利をあげた。しかし地元インスブルックの第3戦は強風でビショフスホーフェンに変更となり5位、第4戦では2本目に進めず42位となりジャンプ週間は12位に終わった。2008年2月の[[スキーフライング世界選手権]]では個人、団体の2冠を獲得、シーズン終盤には4連勝するなどして結局ワールドカップ総合でモルゲンシュテルンに次ぐ2位となった。またプラニツァのフライングで233.5mのオーストリア記録をマークした。
2008年のサマーグランプリでは5勝して総合優勝を果たした。2008/09シーズンは開幕から[[シモン・アマン]]が絶好調で、総合首位を走ったが、シュリーレンツァウアーも常に上位に入って好調を維持していた。2009年1月17日の[[ザコパネ]]([[ポーランド]])から2月11日の[[クリンゲンタール]]([[ドイツ]])まで6連勝を記録、これは[[ヤンネ・アホネン]]、[[マッティ・ハウタマキ]]、モルゲンシュテルンに次いで史上4人目である。[[2009年ノルディックスキー世界選手権|世界選手権]]ではノーマルヒル個人で銀メダル、団体金メダルを獲得、シーズンではともに当時の新記録となる13勝、2083ポイントをあげで総合優勝を達成したが、シーズン終了後の3月25日にラムソーで用具のテストジャンプを行っている最中に転倒し右ひざ靭帯を断裂する重傷を負った<ref>[http://www.berkutschi.com/front/news/show/414-schlierenzauer-schwer-verletzt Schlierenzauer schwer verletzt]</ref>。すぐに手術を受け<ref>[http://berkutschi.com/de/front/news/show/416-schlierenzauer-erfolgreich-operiert Schlierenzauer erfolgreich operiert]</ref>、6月にはジャンプのトレーニングを再開した<ref>[http://berkutschi.com/de/front/news/show/450-schlierenzauer-top-favorit Schlierenzauer Top-Favorit]</ref>。
8月には復帰してすぐに[[スキージャンプ・サマーグランプリ|サマーグランプリ]]で優勝し、けがの影響を感じさせなかった。
2009
2010/11シーズンは開幕から彼としては不調で11月と12月は10位以内に入ることが出来ず、その上練習中に右膝靭帯を痛めてしまった<ref>[http://berkutschi.com/en/front/news/show/1186-gregor-schlierenzauer-injured Gregor Schlierenzauer injured 2010.12.14]</ref>。しかし半月後には練習を再開し、ジャンプ週間の後半[[インスブルック]]からワールドカップに復帰した。2月12日と13日の[[ヴィケルスン]]のフライングで連勝、2月12日には243.5mのオーストリア記録をマークした。[[2011年ノルディックスキー世界選手権]]では個人ノーマルヒルこそ8位に甘んじたが団体2種目優勝、個人ラージヒルでは同僚モルゲンシュテルンを僅か0.3ポイント差でかわして金メダル獲得と活躍した。3月18日の[[レタウニツァ・ブラトウ・ゴリシェク|プラニツァ]]でシーズン3勝目、同20日の最終戦4位となり、ワールドカップ総合9位まで順位をあげてシーズンを終えた。
2011/12シーズンもサマーグランプリから好調で常に表彰台を維持、冬のシーズンに入っても優勝争いの常連で[[スキージャンプ週間]]では自身初の総合優勝を達成した。2012年2月4日、[[ヴァル・ディ・フィエンメ]]でのラージヒルで優勝、[[マッチ・ニッカネン]]に次いで史上二人目の個人通算40勝に到達した。この後やや勢いが失われ、2012年[[スキーフライング世界選手権]]では団体で金メダルを獲得したもののワールドカップ総合では結局[[アンデシュ・バーダル]]に及ばず2位となった。▼
2012
2013/14シーズンは前半に2勝を追加し、2位1回、3位1回で総合6位にとどまった。[[2014年ソチオリンピックのスキージャンプ競技|ソチオリンピック]]では個人ノーマルヒル11位、個人ラージヒル7位、男子団体銀メダルのメンバーとなった。スキーフライング世界選手権は個人24位であった。
2014/15シーズンは前半に1勝と2位を追加したが、2桁順位の試合が増加し、総合10位にとどまった。[[2015年ノルディックスキー世界選手権]]では個人ノーマルヒルは22位にとどまったものの、個人ラージヒルおよび男子団体では銀メダルを獲得した。
2015/16シーズンは開幕戦より勢いがつかず、一時休養の後ジャンプ週間に臨んだが思うようなパフォーマンスが得られず、無期限の休養に入った<ref name="fis1">{{Cite web|url=https://www.fis-ski.com/en/ski-jumping/ski-jumping-news-multimedia/news/archive/article=gregor-schlierenzauer-back-the-world-cup|title=Gregor Schlierenzauer is back in the World Cup|accessdate=2021-04-09|last=FIS|website=www.fis-ski.com|language=en}}</ref>。2016年春にはカナダでスキー中に靭帯を断裂し<ref name="fis1" />、翌シーズンの夏も休養した。
2016/17シーズンはワールドカップヴィスワ大会より復帰したが<ref name="fis1" />、7戦の出場にとどまった。[[2017年ノルディックスキー世界選手権]]では個人ノーマルヒルは24位、男子団体では銅メダルを獲得した。
2017/18シーズンはワールドカップでは最高18位にとどまり、総合35位であった。[[2018年平昌オリンピックのスキージャンプ競技|平昌オリンピック]]では個人ノーマルヒル22位、個人ラージヒル4位であった。
2018/19シーズンはワールドカップに8試合臨んだが、ポイント獲得は2試合にとどまった。
2019/20シーズンはワールドカップにフル参戦し、最高4位で総合20位であった。
2020/21シーズンはワールドカップに6試合臨んだが、ポイント獲得は2試合にとどまった。シーズン前半に行われたスキーフライング世界選手権は個人26位、団体6位であった。その後コンチネンタルカップに参加したが十字靭帯を断裂し、このシーズンを終えた<ref name="fis2">{{Cite web|url=https://www.fis-ski.com/en/ski-jumping/ski-jumping-news-multimedia/news/2020-21/this-season-is-already-over-for-gregor-schlierenzauer|title=This season is already over for Gregor Schlierenzauer|accessdate=2021-04-09|last=FIS|website=www.fis-ski.com|language=en}}</ref>。
▲2012年2月4日、[[ヴァル・ディ・フィエンメ]]でのラージヒルで優勝、[[マッチ・ニッカネン]]に次いで史上二人目の個人通算40勝に到達した。この後やや勢いが失われ、2012年[[スキーフライング世界選手権]]では団体で金メダルを獲得したもののワールドカップ総合では結局[[アンデシュ・バーダル]]に及ばず2位となった。
2021年9月、現役引退を表明した<ref>{{Cite web|url=https://www.fis-ski.com/en/ski-jumping/ski-jumping-news-multimedia/news/2021-22/gregor-schlierenzauer-announces-his-retirement|title=Gregor Schlierenzauer announces his retirement|accessdate=2021-09-23|last=FIS|website=www.fis-ski.com|language=en}}</ref>。
▲2012-2013シーズンも開幕から好調を維持、シーズン5勝目で[[スキージャンプ週間]]を2年連続で制覇すると次の焦点はニッカネンの通算勝利数に移った。1月26日に[[ヴィケルスンジャンプ競技場|ヴィケルスン]]で行われた[[スキーフライング]]で勝利して46勝のタイ記録、2月3日の[[ハラコフ]]で47勝の新記録を達成した。
== 主な記録 ==
* [[スキージャンプ・ワールドカップ]]
**
**
** 総合優勝(2008/09シーズン、2012/13シーズン)
** 6連勝(タイ記録、2008/09シーズン)
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** フライングヒル個人表彰台19回(最高記録)
* 優勝歴
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|-
| 50. || 2013年3月22日 || プラニツァ || スロベニア
|-
| 51. || 2013年11月29日 || [[クーサモ]] || フィンランド
|-
|-
| 53. || 2014年12月6日 || リレハンメル || ノルウェー
|-
|colspan="4"|[[スキージャンプ・サマーグランプリ]]
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== 外部リンク ==
{{Commonscat|Gregor Schlierenzauer}}
* {{FIS|S=JP}}
* [http://www.gregorschlierenzauer.com Official site]
* [http://www.gregor--schlierenzauer.blog.pl Unofficial Polish Fansite]
* [http://www.the-sports.org/ski-jumping-schlierenzauer-gregor-results-identity-s12-c2-b4-o6-w14313.html All results and ranking in world Cup]
* {{Olympedia}}
{{オリンピックスキージャンプ競技金メダリスト男子団体ラージヒル}}
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{{スキーフライング世界選手権金メダリスト}}
{{スキージャンプ・ワールドカップ男子総合優勝}}
{{DEFAULTSORT:しゆりいれんつあうああ くれこあ}}
[[Category:オーストリアのスキージャンプ選手]]
[[Category:オーストリアのオリンピック選手]]
[[Category:
[[Category:オーストリアのオリンピック金メダリスト]]
[[Category:オーストリアのオリンピック銀メダリスト]]
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