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{{出典の明記|date=2021-03}}
{{日本の高等学校
{{Infobox 日本の学校
|校名=東京都立北園高等学校
|校名 = 東京都立北園高等学校
|画像=[[File:Kitazono High School.JPG|300px]]
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|過去校名=東京府立第九中學校<br />東京都立第九中學校<br />東京都立第九新制高等学校
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'''東京都立北園高等学校'''(とうきょうとりつ きたぞのこうとうがっこう)は、[[東京都]][[板橋区]][[板橋 (板橋区)|板橋]]に所在する[[東京都立高等学校]]。
 
'''東京都立北園高等学校'''(とうきょうとりつ きたぞのこうとうがっこう)は、[[東京都]][[板橋区]][[板橋 (板橋区)|板橋]]に所在する[[都立高等学校]]。
 
== 概要 ==
[[1928年]](昭和3年)に開校した東京府立第九中学校を前身とする[[東京都立高等学校|都立高校]]。
[[1928年]]([[昭和]]3年)に開校した東京府立第九中学校を前身とする都立高校。戦前は他の府立中学と同様に忠君愛国教育や軍隊式教育を採用していたが、その中で最も[[軍国主義]]的傾向が強かったのが九中であったと云われている。昭和史の[[リバーサルフィルム|スライドフィルム]]に残るそうした映像はほぼ当時の九中を写したものである。校名は「'''城北の学園'''」という意味に由来する(新制高校への改組時に所在地から「板橋」とする予定であったが、先に[[東京都立板橋高等学校|板橋高校]]に名付けられた為に「北園」と名付けたという)。
 
=== 特色<ref>{{Cite web|和書|title=「信州・北園プロジェクト」 |url=https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/local_office/14.html |website=い~な 上伊那 |date=2014-06-03 |accessdate=2020-12-21}}</ref> ===
[[1950年代|1950]] - [[1960年代]]は、第四学区で[[東京都立小石川高等学校|小石川高校]]に次ぐ位置にあり、10 - 30名前後(40人台の年もあった)<!--『創立70周年記念誌』より-->を[[東京大学|東大]]、100名以上を[[早慶]]へ輩出していた。[[グループ合同選抜制度]]時代には42グループの首位であったが、その後は他の都立高校と同様進学実績が低迷した。現在は[[2006年]]([[平成]]18年)から土曜授業を復活するなど、進学実績上昇のために改革が進んでおり、都から[[進学指導推進校]]に指定されている。[[一般入試]]に於いては都の共通問題を使用しており、学力検査と調査書の総合点が高い順に男女とも各々上位9割を決定しているが、残り1割は調査書を無視して学力検査の合計点が高い順に合格者を決定する特別選考枠を設けている。
戦前は他の府立中学と同様に忠君愛国教育や軍隊式教育を採用していたが、その中でも軍国主義的傾向が強かったのが九中であったと言われている。
 
第四学区で[[東京都立竹早高等学校]]とともに[[東京都立小石川中等教育学校|東京都立小石川高等学校]]に次ぐ位置にあり、1950年代から1960年代にかけては10-40名前後を[[東京大学]]、100名以上を[[早慶]]に輩出していた。[[グループ合同選抜制度]]時代には42グループの首位であった。現在は都から[[進学指導推進校]]に指定されている。
新制高校に改組された時からの私服校であり、旧制中学以来の自主性を重んじる校風が根付いている。大学受験への取り組みも熱心に行われており、国公立大学・難関私立大学合格を目標とした進路指導を実施している。放課後や長期休業中に進学補習が開かれるほか、高3で小論文指導、英語と数学の勉強合宿を実施している。また、第二外国語教育に熱心なことでも知られている。
 
新制高校に改組された時からの私服校であり<ref>{{Cite web|和書|title=北園高校TOP |url=http://www.kitazono-h.metro.tokyo.jp/kitazononk2017/kitazononk201811.html |website=www.kitazono-h.metro.tokyo.jp |accessdate=2020-12-21}}</ref>、[[制服]]が無い由来としては、戦後すぐで物資も少なく、父母に負担をかけたくないということと、「北園生なら各自の良識に委ねて大丈夫だろう」と判断されたためである。これは当時では非常に珍しいことであった。
[[2010年]]度より、九曜会(同窓会)などの協力のもと、[[長野県]]や[[信州大学]]と提携した「信州北園プロジェクト」を開始する。プロジェクトでは、難関大学現役に合格できる学力と、未来を切り開く人間力の育成を目指して、長野県にて、勉強合宿や大学のキャンパス訪問、信州の森体験、森林保全奉仕合宿などを実施。
 
前述した制服が存在しないことや生活面を細かく規定する校則が存在しないなどの、生徒の自主性を重視する校風が特徴である。これは戦前の軍国主義的な教育を行ったことへの反省から、「生徒の中に芽生えたもの、自主独立の気風を、傷つけることなく育て上げる」(関根俊雄「校史草案」より)という当時の教員らの方針によるもので、この方針は70年以上たった今も受け継がれている。
 
この他、新制高校になった当初は、[[ホームルーム]][[担任]]を生徒が自由に選択できる'''指導教官制'''や、受講科目と教科担当教員を生徒が選択し、時間割を自由に設定できる'''モザイク制'''といった全国でも類を見ない制度も導入されていたが、[[1959年]]に廃止された。
 
現在は大学受験への取り組みが熱心に行われており、国公立大学・難関私立大学合格を目標とした進路指導を実施している。放課後や長期休業中に進学補習が開かれるほか、高3で[[小論文]]指導、高1・2で英語と数学の勉強合宿(自由参加)を実施している。また、週1回2時間行われる[[第二外国語]]教育に熱心なことでも知られている。
 
[[2010年]]度より、九曜会(同窓会)などの協力のもと、[[長野県]]や[[信州大学]]と提携した「信州北園プロジェクト」を開始する。プロジェクトでは、難関大学に現役合格できる学力と、未来を切り開く人間力の育成を目指して、長野県にて、勉強合宿や大学のキャンパス訪問、信州の森体験、森林保全合宿などを実施している<ref>{{Cite web|和書|url=https://agri.mynavi.jp/2019_05_26_70860/ |title=必須科目に林業体験! 森林保全やシカの解体実習に取り組む東京都立北園高校 |accessdate=2020-12-21 |publisher=}}</ref>。
 
校名は「'''城北の学園'''」に由来する。
 
=== シンボル ===
昇降口前の中庭に[[ヒイラギ]]の木が2本植えられており、北園のシンボルとされている。その歴史は古く、府立九中創立時に1本の雄の苗木を[[練馬区]]某所にある[[神社]]の社務所から持ってきて植えたのが始まりとされる。その後、共学化された際に「雄だけだと可哀想」と隣に雌のヒイラギ(正確には雌の[[ヒイラギモクセイ]])を植え、現在の様相となった。北園高校と名称変更されたのちに「この木のように立派に育ってほしい」との願いを込めてシンボルとされるようになり、校歌の歌詞や後述する文化祭の名称にも採用された。
 
== 校地の由来 ==
校地周辺を含めて、かつて[[加賀藩]][[前田氏|前田家]]の広大な庭園を含む下屋敷が存在した。現在の校地は下屋敷の建物があった場所と言われている。しかし下屋敷がなくなった維新後は「三五ヶ原」「三五っぱら」と呼ばれる、荒れ果てた野原であったとされている。この名称は三五商会という会社の所有地であったことに由来し、後援会「三五会」の名前の由来にもなっている。創立当時の住所は[[東京府]][[北豊島郡]]板橋町大字金沢
 
== 沿革 ==
* [[1928年]]4([[昭和]]3年)4  - '''東京府立第九中學校'''(とうきょうふりつだいくちゅうがっこう)として開校。 仮校舎を板橋第四小学校内に設置。
* [[1932年]](昭和7年)10月 - 校舎落成式挙行。
* [[1943年]]10月 都制実施により、東京都立第九中學校と改称。
* [[1933年]](昭和8年)11月 - 図書館開館。
* [[1946年]]4月 東京都立第二十四中學校を統合。
* [[1936年]](昭和11年)2月 - 戒厳令のため臨時休校。
* [[1948年]]4月 [[学制改革]]により、東京都立第九新制高等學校となる。
* [[19491937年]]4月 女子生徒26名が入(昭和12年)- 夜間中し、[[男女共学]](後の定時制課程)
* [[1942年]](昭和17年)
* [[1950年]]1月 '''東京都立北園高等学校'''と改称、新校歌制定。
** 府立第二十四中学校が校舎内に併設。のちに合併。
* [[1952年]] [[学区合同選抜制度]]導入。
** 夜間中学が尚道中学・東京都(府)立第九中学校二部と名称変更。
* [[1961年]]8月 「霧ヶ峰北園寮」が落成。
* [[19671943年]] [[学校群(昭和18年)7月 - 都度]]導入実施により[[東京都立豊島高等学第九中學|豊島高校]]・[[東京都立板橋高等学校|板橋高校]]42群を組む改称
* [[1948年]](昭和23年)
* [[1982年]] [[グループ合同選抜制度]]導入。板橋・[[東京都立大山高等学校|大山]]・[[東京都立北野高等学校|北野]]・[[東京都立志村高等学校|志村]]・[[東京都立高島高等学校|高島]]の各校と42グループを組む。
** 4月 - [[学制改革]]により、東京都立第九新制高等學校となる。
* [[1989年]]1月 現校舎竣工。
** 5月 - 定時制課程である、東京都立第九新制高等学校滝野川分校設置([[北区立滝野川第二小学校]]内)。
* [[1994年]] [[単独選抜]]制度導入。
* [[1949年]](昭和24年)4月 - 女子生徒26名が入学し、[[男女共学]]開始。
* [[1998年]]11月 創立70周年記念式典挙行。
* [[1950年]](昭和25年)1月 - '''東京都立北園高等学校'''と改称、新校歌制定。
* [[2003年]]3月 定時制課程(夜間・4年制)が閉課程となる。
* [[1952年]](昭和27年)[[学区合同選抜制度]]導入。
* [[2006年]] 土曜授業を復活する。ITを活用した教育推進校に指定される。
* [[1959年]](昭和34年)3月
* [[2008年]] 創立80周年記念式典挙行。柔道選手の鈴木桂治がその際講演。
** [[2010年]] 進学指導推進滝野川分校が本校に指定吸収合併される。
** 指導教官制(前述)、完全に廃止
* [[1960年]](昭和35年)7月 - プール完成。
* [[1961年]](昭和36年)8月 - 霧ヶ峰北園寮が落成([[2009年]]使用停止<ref>[http://www.kitazono-h.metro.tokyo.jp/170412kitazononews34.pdf 北園NEWS34号]</ref>)。
* [[1967年]](昭和42年) - [[学校群制度]]導入。
* [[1969年]](昭和44年)- 学生運動が高校にも波及し、闘争で4名が逮捕される。また、9月の中間テストでは生徒10数名が教室をバリケードで封鎖し、テストをボイコット。約1ヶ月間授業が全面停止されたが、11月に行われた生徒大会で解決。
* [[1982年]](昭和57年)- [[グループ合同選抜制度]]導入。
* [[1989年]]([[平成]]元年)1月 - 現校舎竣工。
* [[1992年]](平成4年)4月 - コンピューター教室完成。
* [[1994年]](平成6年)- 単独選抜制度導入。
* [[2003年]](平成15年) 3月 - 定時制課程が閉課程となる。閉校式典挙行。
* [[2006年]](平成18年) - 土曜授業を導入する。「ITを活用した教育推進校」に指定される。
* [[2010年]](平成22年) 1月 - 「{{仮リンク|未来のパートナー学校 (ドイツ)|label=PASCH|de|Initiative „Schulen: Partner der Zukunft“}}」調印。ドイツ外務省プロジェクト「学校:未来を拓くパートナー」に決定。
* [[2011年]](平成23年) - [[進学指導推進校]]に指定される。
* [[2016年]](平成28年)
** 4月 - 理数研究校に指定される。
** 5月 - 姉妹校交流推進校(2018年度から海外学校間交流推進校)に指定される。
* [[2018年]](平成30年)11月 - 創立90周年記念式典 挙行。
* [[2020年]]([[令和]]2年)- 3月から5月にかけて[[SARSコロナウイルス2|新型コロナウイルス]]感染拡大の影響で臨時休校。柊祭など、多くの行事が中止される。
 
== 校歌 ==
作詞:[[坊城俊民]]、作曲:[[横田勇]]<ref>{{Cite web|title=制服・校章・校歌|url=https://www.metro.ed.jp/kitazono-h/index.html|website=東京都立北園高等学校|access-date=2025-09-07|language=ja}}</ref>
 
== 信州北園プロジェクト ==
* 新入生セミナー合宿(1(1年次4月実施)
 *:1泊2日で信州大学見学や勉強をする。
* 森林保全合宿(2(2年次5月実施)
 *:2泊3日で信州の森で奉仕活動を行う。
* 勉強合宿(1(1・2年次夏休み実施 希望者)
 *:3泊4日で信州で勉強をする。
 
== 第二外国語教育 ==
伝統的に第二外国語教育に力を入れており、希望者は1年次から32年間継続して[[ドイツ語]]、[[フランス語]]、[[ロシア語]]、[[中国語]]を学ぶことができる<ref name=":0">{{Cite web |title=Japanische Gesellschaft für Germanistik - JGG |url=https://www.jgg.jp/modules/kolumne/details.php?bid=159 |website=www.jgg.jp |accessdate=2020-12-21}}</ref>。高校課程でロシア語を32年間履修することができる高校は全国でもほとんど存在しない。
 
ドイツ語には特に力を入れており、3年次には、5単位の「英語」の代わりに「ドイツ語」を履修することができる(「'''独専'''」と呼ばれる)<ref name=":0" />。このため、大学入試科目でドイツ語を選択する生徒も少なくない。[[ドイツ外務省]]が主催するPASCHパートナー校に指定。[[2010年]](平成22年)は3名のドイツ留学が実現した。以来、毎年数名が留学している。また、ドイツ語で初めて[[外国語青年招致事業|ALT]]講師を迎えており、全国高校生ドイツ語スピーチコンテストでは第1回から毎年応募者がおり、優勝者も輩出している<ref name=":0" />
[[ドイツ外務省]]が主催するPASCHパートナー校に指定。[[2010年]](平成22年)は3名のドイツ留学が実現した。また、全国高校生ドイツ語スピーチコンテストでは優勝者を輩出している。
 
== 交通・周辺環境 ==
* [[埼京線|JR東日本]][[埼京線]] [[板橋駅]] 徒歩8分
* [[東武東上本線|東武東上線]] [[下板橋駅]] 徒歩7分
* [[都営地下鉄三田線|都営三田線]] [[新板橋駅]] 徒歩6分
* [[国際興業バス]][[国際興業バス池袋営業所#王子駅_-_板橋駅線|王22]] 「板橋四丁目」下車、徒歩2分
 
[[板橋区]]の東端にある。敷地は[[国道17号]]([[中山道]])から少し入った場所。隣には[[板橋区立板橋第四小学校]]があり、生徒会との交流活動が行われている
 
== 施設・設備 ==
* 校舎 - 冷暖房完備
* 食堂 - [[2004年]]に閉鎖された定時制課程の食堂を改修して開業。運営はPTAだったが、調理は業者に委託していた。[[2023年]]3月をもって閉業。
* 食堂 - 2004年にPTA食堂ができた。
* 霧ヶ峰北園寮 - 合宿施設。[[1961年]]8月に開設され、[[2009年]]3月まで利用されていた。老朽化によって長らく利用休止となっていたが、[[2022年]]に売却となった。所在地は[[長野県]][[諏訪市]]霧ヶ峰強清水。現在は老朽化によって使用されていない
 
== 学園祭校行事 ==
=== 文化祭 ===
* 文化祭は'''「柊祭(ひいらぎさい)」'''と呼ばれ毎年9月中旬に行われる。名称は校章の[[ヒイラギ]]を由来とする。かつては異種格闘技研究会のプロレス興行が開催されていた。現在では、服飾部によるファッションショーやストリートパフォーマンス部によるダンスパフォーマンスが看板となっている。
* 文化祭は「'''柊祭'''(ひいらぎさい)」と呼ばれ毎年9月中旬に行われる。1948年の「記念祭」が起源とされ、その後文化祭と名称が変更されたのち、1992年に現在の柊祭という名前になった。名称は校章の[[ヒイラギ]]を由来とする。かつては異種格闘技研究会のプロレス興行が開催されていた。
===テーマ===
 
現在では、服飾部によるファッションショーやストリートパフォーマンス部によるダンスパフォーマンス、フリーミュージック部による後夜祭ライブ、開会式で上映される映像研究部の「司会決定ビデオ」などが看板となっている。
 
==== テーマ ====
* 2009年度「和」
* 2010年度「ワンダーランド」
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* 2013年度「魔法」
* 2014年度「夢」
* 2015年度「童話」
* 2016年度「和」
* 2017年度「カラフル」
* 2018年度「レトロ」
* 2019年度「スクールライフ」
* 2020年度([[SARSコロナウイルス2|新型コロナウイルス]]の影響で中止)
* 2021年度「ファンタジー」
* 2022年度「トラベル」
* 2023年度「ラブ」
* 2024年度「ヒストリー」
 
=== その他の行事 ===
==部活・同好会==
* 体育祭 - 以前は柊祭の数日後に行われていたが(「北園week」と呼ばれていた)、[[令和]]元年度より6月上旬の開催に変更された。晴天の場合は校庭を使って行われる。旧制中学だったころは「運動会」という名称で行われており、戦後は文化祭の一環として行われていた。その後しばらくの休止期間を経たのち、1990年に初めて現行の体育祭が開催された。
===運動部===
* クラスマッチ(球技大会) - 学年ごとに行われる体育大会で、クラス単位でサッカー、バスケットボール、ドッジボール、ボッチャなどを競う。初開催の時期は不明だが、1960年代頃にはすでに行われていた。学年ごとに開催時期が異なる。
* ラグビー部
* サッカー部
* 軟式野球部
* 陸上部
* 剣道部
* 男子バレー部
* 女子バレー部
* 男子バスケット部
* 女子バスケット部
* 水泳部
* 卓球部
* 硬式テニス部
* 軟式テニス部
* バドミントン部
* ソフトボール部
* ストリートパフォーマンス部(ダンス部)
* 柔道部
* 山岳部
 
===文化 =活動・同好会 ==
1952年にはバスケットボール部が[[国民体育大会]]に出場し、全国2位の成績を残した。また、1956年には全国大会で3位となっている。この他、新聞部(廃部)も1953年に全国新聞コンクールで優勝している。
* 演劇部
 
* 美術部
学校全体で第二外国語(特にドイツ語)学習に熱心な取り組みが行われていることから、ドイツPASCHクラブが力を入れて活動している<ref>{{Wayback|url=https://www.metro.ed.jp/kitazono-h/assets/pamphlet/pamphlet-pdffile-58.pdf|title=東京都立北園高等学校 令和5年度学校案内|date=20221005024049}}</ref>。
* 吹奏楽部
 
* 文芸部
*=== 茶道運動 ===
{{columns-list|2|
* 新聞部
* [[ラグビーユニオン|ラグビー]]部
* [[サッカー]]部
* [[軟式野球]]部
* [[陸上競技|陸上]]部
* [[剣道]]部
* 男子[[バレーボール]]部
* 女子バレーボール部
* 男子[[バスケットボール]]部
* 女子バスケットボール部
* [[水泳]]部
* [[卓球]]部
* [[硬式テニス]]部
* [[バドミントン]]部
* [[ソフトボール]]部(休部中)
* [[ストリートダンス|ストリートパフォーマンス]]部(ダンス部)
* [[山岳]]部
* [[軟式テニス]]部
}}
 
=== 文化部 ===
{{columns-list|2|
* [[演劇]]部
* [[美術]]部
* [[吹奏楽]]部
* [[文芸]]部
* [[茶道]]部
* クッキング部
* [[服飾]]
* [[漫画]][[イラスト]]研究
* [[写真]]
* [[放送]]
* [[アコースティックギター|アコースティックハーモニー]]
* フリーミュージック部(([[軽音]])
* [[理科]]研究部
* [[天文現象|天文]][[地球科学]]
* 映像研究部
* [[百人一首]]部
 
* [[英会話]]同好会
* 物理研究部
* [[哲学]]愛好会
* [[HIPHOP]]愛好会
* [[ドイツ]]PASCHクラブ
}}
 
== 同窓会・後援会 ==
* 九曜会 (くようかい)- 旧府立九中と北園高校の[[同窓会]]活動を行っている。九は府立九中から取られている。1948年発足
* 財団法人 三五会 (さんごかい)- 北園高校後援会。霧ヶ峰北園寮は本会が所有し管理運営を行う
* 九柊会 (くとうかい)- 定時制同窓会。1961年発足。
 
== 著名な関係者 ==
=== 出身者 ===
''';※括弧内は卒業年。ただし、中退者等は例外あり。'''
;※50音順
* [[西条道彦]]- [[脚本家]]、[[作家]]
 
* [[原卓也]] - [[ロシア文学]]者、元[[東京外国語大学]][[学長]]
==== 政治 ====
* [[堀越孝一]] - [[歴史学]]者(西洋中世史)、[[学習院大学]]名誉教授
*[[阿久津幸彦]] - [[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]
* [[菊地昌典]] - [[政治学]]者(ソ連研究)元[[東京大学]]名誉教授
*[[石川雅己]] - 元[[千代田区]][[区長]]
* [[山極晃]] - [[政治学]]者(国際政治史)、元[[横浜市立大学]]国際文化学部教授
* [[種村季弘貝原俊民]] - [[独文学]]者、[[評論家兵庫県]][[随筆家知事]]
*[[清水嘉与子]] - 元[[参議院議員]]、元[[環境庁長官]]
* [[高柳重信]] - [[俳人]]
*[[白眞勲]] - 元参議院議員(北園29期)
* [[上原行雄]] - [[法学]]者、[[一橋大学]]名誉教授
*[[高橋一郎 (衆議院議員)|高橋一郎]] - 元衆議院議員
* [[榎本稔]] - [[医学]]者、元[[東京工業大学]]教授
*[[高橋高望]] - 元衆議院議員
* [[山中健]] - [[数学]]者、[[日本大学]]名誉教授
*[[藤川鉄馬]] - 元[[大蔵省]][[国立印刷局|印刷局]]長
* [[蛭川久康]] - 英文学・英国文化史、[[武蔵大学]]名誉教授
*[[高橋恒一]] - 元駐[[チェコ]]大使、日本チェコ友好協会会長
* [[福山勝也]] - [[明治学院大学]]准教授
*[[渡辺好明 (農林官僚)|渡辺好明]] - 元[[農林水産事務次官]]、元[[水産庁]]長官
* [[山本尚友]] - [[熊本学園大学]]教授
 
* [[川村秀]] - 日露センター代表、ロシア史家
==== 経済 ====
* [[藤川鉄馬]] - 元[[大蔵省]][[国立印刷局|印刷局]]長
* [[金井紀年]] - 共同貿易会長
* [[小山森也]] - 元[[郵政省|郵政]][[事務次官]]、元[[日本放送協会|NHK]]副会長
* [[石川義夫鳥羽董]] - 元[[東京高等裁判所|東京高裁味の素]]部総括判事社長
 
* [[白眞勲]] - [[国会議員|参議院議員]](北園29期)
==== 学術 ====
* [[阿久津幸彦]] - [[国会議員|衆議院議員]]
*[[上原行雄]] - [[法学者]]、[[一橋大学]]名誉教授
* [[高橋一郎 (衆議院議員)|高橋一郎]] - 元衆議院議員
* [[貝原俊民大本圭野]] - 元[[兵庫県]][[知事経済学者]]
* [[鳥羽董川村秀]] - 元[[ダイエ日露センタ]]社長代表元[[味の素]]社長ロシア史家
*[[菊地昌典]] - [[政治学者]](ソ連研究)、[[東京大学]]名誉教授
* [[井上克信]] - [[日本曹達]]社長
*[[種村季弘]] - [[ドイツ文学者|独文学者]]、[[評論家]]、[[随筆家]]
* [[喜多嶋隆]] - [[作家]](昭和43年・北園20期)
* [[出崎統塚越健司]] - [[アニメーション社会学]]監督
*[[中嶋正之]] - [[情報工学]]者、[[東京工業大学]]名誉教授、[[ウプサラ大学]]名誉教授、元芸術科学会会長
* [[菅谷政子]] - [[声優]]
*[[原卓也]] - [[ロシア文学者]]、元[[東京外国語大学]][[学長]]
* [[多々良純]] - [[俳優]]
*[[蛭川久康]] - 英文学・英国文化史、[[武蔵大学]]名誉教授
* [[みずしな孝之]] - [[漫画家]]
*[[堀田進 (古生物学者)|堀田進]] - [[古生物学]]者
* [[鈴木忠志]]- [[演出家]]
*[[堀越孝一]] - [[歴史学]]者(西洋中世史)、[[学習院大学]]名誉教授
* [[江守徹]] - [[俳優]](昭和37年・北園14期)
*[[山中健 (数学者)|山中健]] - [[数学者]]、[[日本大学]]名誉教授(北園2期)
* [[吉田日出子]] - [[俳優|女優]]
 
* [[中山美穂]] - 女優(定時制中退)
==== 文化 ====
* [[西村博之]] - [[2ちゃんねる]]管理人(平成7年・北園47期)
* [[佐藤孝治芦川淳一]] - [[ジョブウェブ小説家]]代表取締役
*[[荻生待也]] - [[著述家]]
* [[岡安芳明]] - [[ミュージシャン]]、日本を代表する[[ジャズ]][[ギタリスト]]
*[[奥田誠治 (映画プロデューサー)|奥田誠治]] - [[映画プロデューサー]]
* [[宮崎晃]] - [[映画監督]]
*[[かこさとし]] - [[絵本作家]](府立九中)
* [[今野多久郎]] - [[音楽プロデューサー]]、パーカショニスト
*[[ボニージャックス|鹿島武臣]] - [[歌手]]([[ボニージャックス]])
*[[渡辺秀文]]-[[音楽プロデューサー]]
* [[片桐勝彦]] - フラメンコギタリスト(昭和61年・北園38期)
*[[河野啓三]] - ミュージシャン ([[T-SQUARE]])
* [[手島英]] - [[クラシック音楽|クラシック]][[声楽家]]
*[[喜多嶋隆]] - [[作家]](北園20期)
* [[津田大介]] - [[ジャーナリスト]]
*[[小林竜雄 (脚本家)|小林竜雄]] - [[脚本家]]
* [[斎藤貴男]] - ジャーナリスト
*[[KUWATA BAND#メンバー|今野多久郎]] - [[音楽プロデューサー]]、ミュージシャン([[KUWATA BAND]])
* [[松田政男]] - [[政治運動家]]・[[映画評論家]]
*[[西条道彦]]- 脚本家、[[作家]]
* [[小池清]] - 元[[アナウンサー]]
* [[原良馬三遊亭小圓楽]] - [[競馬評論落語家]](北園31期)
*篠山浩生 - ミュージシャン ([[THURSDAY'S YOUTH]])<ref>{{Cite tweet|author=篠山浩生 |user=@shinoyamakosei |number=1395020677694980100 |title=あ、母校です|date=2021-5-19 |accessdate=2022-09-16}}</ref>
* [[立川談幸]] - [[落語家]](北園25期)
* [[三遊亭小圓楽鈴木忠志]] - [[落語演出家]](北園31期)
* [[東美江高柳重信]] - 女優[[俳人]]
*[[立川談幸]] - [[落語家]](北園25期)
* [[吉田健司 (バスケットボール)|吉田健司]] - バスケットボール指導者
*[[出崎統]] - [[アニメーション]]監督
* [[ワキサカコウジ]] - イラストレーター
*[[浜崎洋介]] - [[文芸批評家]]、京都大学経営管理大学院特定准教授
* [[河野啓三]] - ミュージシャン、[[T-SQUARE]]のキーボーディスト
*[[平野由希子]] - [[料理家]]、ワインプロデューサー
* [[相原正道]] - 福山大学経済学部 准教授[http://|http://www.tama.ac.jp/guide/teacher/aihara.html スポーツマネジメント]2016年東京オリンピック・パラリンピック招致委員会マネージャー(1990年・北園42期)
*[[みずしな孝之]] - [[漫画家]](北園44期)
* [[サニー成瀬]] - [[歌手]]、[[司会者]]
*[[宮崎晃]] - [[映画監督]]
*[[桃井章]] - 脚本家
*[[ワキサカコウジ]] - [[イラストレーター]]
*[[ワシノミカ]] - [[ファッションデザイナー]]、[[ウェブデザイナー]]、イラストレーター
 
==== 芸能・マスコミ ====
*[[東美江]] - [[俳優#性別での分類|女優]]
*[[江守徹]] - [[俳優]](北園14期)
*[[加治章]] - [[アナウンサー]]
*[[小池清]] - アナウンサー
*[[佐藤浩輝]] - [[実業家]]、[[エイベックス・エンタテインメント]]エグゼクティブ・プロデューサー
*[[斎藤貴男]] - ジャーナリスト
*[[菅谷政子]] - [[声優]]
*[[諏訪勝]] - [[構成作家]](北園45期)
*[[関口巌]] - アナウンサー
*[[多々良純]] - 俳優
*[[津田大介]] - [[ジャーナリスト]](北園44期)
*[[中山美穂]] - 女優、[[歌手]]([[高等学校#定時制|定時制]]・中退)
*[[西村博之]] - [[2ちゃんねる]]開設者、実業家(北園47期)
*[[日本音楽制作者連盟#役員|野村達矢]] - [[ヒップランドミュージック]]社長、[[日本音楽制作者連盟]]理事長
*[[花上晃]] - 俳優
*[[林由里]] - 女優
*[[原良馬]] - [[競馬評論家]]
*[[ユニバーサルミュージック (日本)|藤倉尚]] - [[ユニバーサルミュージック]]社長、[[日本レコード協会]]副会長
*[[古屋哲夫]] - アナウンサー
*[[細井学]] - 俳優
*[[マギー一門|マギー恵太]] - [[マジシャン (奇術)|マジシャン]]
*[[松田政男]] - [[政治運動家]]・[[映画評論家]]
*[[ミックスゾーン (ラジオ番組制作会社)|松村吉洋]] - [[ミックスゾーン (ラジオ番組制作会社)|ミックスゾーン社長]]
*[[三宅充]] - 相撲ジャーナリスト(旧制九中)
*[[ハッチ・エンタテインメント|ムラタユーサク]] - [[TOKYO LOGIC]]社長
*[[小林タカ鹿]] - 俳優
*[[吉田日出子]] - 女優
 
==== スポーツ ====
*[[庄司紘之]] - [[フットサル]]選手
*[[鳥丸太作]] - フットサル選手
*[[吉田健司 (バスケットボール)|吉田健司]] - [[バスケットボール]]指導者、[[流通経済大学]]バスケットボール部(男子)ヘッドコーチ
 
=== 教職員 ===
* [[網野善彦]] - 歴史学者、名古屋大学助教授、神奈川大学教授
* [[清水房雄|渡辺弘一郎]](元校長、歌人としての名前は清水房雄) - [[歌人]]
* [[佐藤忠]] - 数学教諭、[[旺文社]]シリーズ
* [[久野猛]](元教頭)- 作家
* [[坊城俊民]] - 国文学者
* [[坊城俊民]] - [[国文学者]]
* [[丸谷才一]](非常勤講師) - 作家
* [[丸谷才一]](元非常勤講師) - 作家
* [[毛利秀雄]](元非常勤講師) - [[生物学]]者
* [[安川定男]] - 国文学者
* [[山田坂仁]] - [[哲学者]]
* [[米田利昭]] - 歌人
* [[大井俊博]] - 元定時制課程教頭
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
 
== 参考文献 ==
*「北園80年のあゆみ」創立80周年記念誌編集委員会
*「北園90年誌」一般社団法人九曜会
 
== 関連項目 ==
* [[東京都高等学校一覧]]
* [[旧制中学校]]
* [[旧制中等教育学校の一覧 (東京都)]]
* [[ナンバースクール]]
* [[ナンバースクール (東京都)]]
 
== 外部リンク ==
* [httphttps://www.kitazono-h.metro.tokyoed.jp/kitazono-h/ 東京都立北園高等学校]
* [http://www.kuyo.jp/ 九曜会(同窓会)]
* {{Youtube|UKPbeBCYFr8|北園現代史 ~自由の裏に隠された衝撃の実態~/一般公開Ver.}}(北園高校の自由な校風について描いた在校生によるドキュメンタリー映画)]
 
{{School-stub|pref=東京都}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:とうきようとりつきたその}}
 
{{DEFAULTSORT:とうきようとりつきたそのこうとう}}
[[Category:東京都区部の公立高等学校|きたその]]
[[Category:板橋区の高等学校|きたそのこう]]
[[Category:1928年設立]]
[[Category:学校記事]]
[[Category:板橋 (板橋区)]]
[[Category:東京都の定時制高等学校 (廃止)|きたその]]