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{{航空会社情報ボックス |
|航空会社 = イラク航空<br />{{lang|ar|الخطوط الجوية العراقية}} |
|ロゴ = Iraqi Airways Logo.svg |
|ロゴサイズ = 200 |
|保有機材数 = 2228(30機発注中) |
|目的地 = 21都市 |
|IATA = IA |
|ICAO = IAW |
|コールサイン = Iraqi |
|親会社 = イラク政府 |
|設立日 = 1945年 |
|本拠地 = {{Flagicon|Iraq}}[[イラク]]、[[バグダード]] |
|代表者 = |
|ハブ空港 = [[バグダード国際空港]]|
|焦点都市 = =|
|マイレージサービス =|
|ラウンジ = =|
|航空連合 = =|
|ウェブ = http://www.iq-airwaysia.com/ |.iq
|}}
'''イラク航空'''( -イラクこうくう、{{lang-ar-short|الخطوط الجوية العراقية}}、{{lang-en-short|Iraqi airways}})は、[[イラク]]の[[航空会社]]で、[[中近東]]で最も古い歴史をもつ航空会社の一つである。また、[[アラブ航空会社機構]] (Arab Air Carriers Organization) の一員である。
 
== 概要 ==
=== 運航開始 ===
イラク航空は[[第二次世界大戦]]終結後の[[1946年]]に運航を開始した。その後[[ビッカース バイカウント]]などの新型機材を導入し、徐々に路線網を拡大して行った。[[冷戦]]下において政権が変わった度に[[西側諸国|西側]]と[[東側諸国|東側]]の両方の航空機を購入したため、[[1960年代]]には[[イギリス]]の[[ホーカー・シドレー トライデント]]と[[ソビエト連邦]]の[[ツポレフ]][[Tu-124 (航空機)|Tu-124]]を同時に運航していたこともあった。
 
=== 拡大 ===
[[Image:Baghdad_International_Airport_(October_2003).jpg|thumb|220px|right|[[バグダード国際空港]]のターミナルビル内部]]
 
[[1970年代]]に入り、石油価格の高騰を受けた好況の影響を受けて、[[ボーイング707]]や[[ボーイング747]]などの大型機を相次いで導入し、[[ロンドン]]、[[東京]]、[[バンコク]]、[[ニューヨーク]]、[[モスクワ]]や[[リオデジャネイロ]]などの世界の主要都市にその路線を拡大した他、近距離国際線や国内線用に[[ボーイング727]]などの当時の最新鋭機を導入するなど、機材の更新を推し進めた。また[[1980年代]]頭にはバグダード国際空港のターミナルが新装し、[[中東]]における[[ハブ空港]]の地位を目指した。
 
なお、日本へは[[極東]]路線として、[[1978年]][[4月22日]]から[[成田国際空港]](当時は新東京国際空港)が開港する同年[[5月19日]]まで暫定的に[[羽田空港]](東京国際空港)に就航して、その後は[[1990年]][[8月1日]]までの間、バグダード-[[バンコク]]([[ドンムアン国際空港]])-東京(成田)間を[[ボーイング747]]コンビを用いて週1便で就航していた。就航後数年間はバンコクだけではなくて、[[ドバイ]]も経由していたことがある。バグダード-日本間のフライトでは[[ファーストクラス]]と[[エコノミークラス]]の2クラス制を採用しており、成田発とバンコク発のフライトにおいては、日本人向けの機内サービスの一環として[[機内食]]に[[盛りそば]]などの[[和食]]メニューを用意していた。日本乗り入れを中止した後も同空港の発着権を返上していなかったことから、あくまで「一時休止」扱いとなっていた。
 
=== イラン・イラク戦争と湾岸戦争 ===
しかし、[[1979年]]に[[サッダーム・フセイン]]政権下になったが成立し、その後の[[1980年]]に起きた[[イラン・イラク戦争]]によりいくつかの国際線の一部が運航休止になってしまい、まイラン・イラク戦争終結後の[[1988年]]には休止していた国際線の運航を本格的に再開したものの、そのわずか2年後の[[1990年]]にイラクが隣国の[[クウェート]]に侵攻し、国際社会の猛反発を受けたことで殆どの国際線の運航が休止となってしまった。なおこの際に[[クウェート航空]]が運航していた[[ボーイング767]]型機や[[クウェート国際空港]]に駐機していた外国機を接収し、自社のフリートに組み込んだ機材とした
 
[[File:Iraqi Airways Boeing 727-200 destroyed.jpg|thumb|right|アメリカ軍の爆撃により破壊されたボーイング727]]
ところが[[1991年]]に発生した[[湾岸戦争]]でアメリカを主力とする多国籍軍の攻撃を受けたため、多くの所有機材を隣国の[[イラン]]や[[ヨルダン]]に避難させることになった上、クウェート侵攻の際に組み込んだ機体をはじめ、国内に残した機材の多くが破壊されてしまった。
 
1991年に発生した[[湾岸戦争]]でアメリカを主力とする多国籍軍の攻撃を受けたため、保有機材の多くが破壊されてしまった。終戦後も、[[国際連合|国連]]による制裁によって国際線の運航が[[メッカ]][[巡礼]]のための「ハッジフライト」に限られただけでなく、国内に飛行禁止区域が設けられたことから、殆どの機材がバグダード国際空港をはじめとする国内の[[空港]]で地上保存状態にせざるを得なくなってしまった。
 
その上に、地上保存されていたボーイング747-SPや[[ボーイング737]]-200などの所有機材の多くは、就航できない上に予算が枯渇したためには殆ど整備が行われなかっただけでなく、多くの部品が盗難にあってしまったために、大規模な修繕を行わない限り二度と飛行できない状態になってしまった。また、湾岸戦争以前の1980年代後半に[[エアバスA310]]を5機発注していたが、クウェート侵攻で宙に浮いてしまい、建造されないまま2007年にA310自体が製造中止となった。
さらに戦後、[[国際連合|国連]]による制裁によって国際線の運航が[[メッカ]][[巡礼]]のための「ハッジフライト」に限られただけでなく、国内に飛行禁止区域が設けられたことから、殆どの機材がバグダード国際空港をはじめとする国内の[[空港]]で地上保存状態にせざるを得なくなってしまった。
 
その上に、地上保存されていたボーイング747-SP型機や[[ボーイング737]]-200型機などの所有機材の多くは、就航できない上に予算が枯渇したためには殆ど整備が行われなかっただけでなく、多くの部品が盗難にあってしまったために、大規模な修繕を行わない限り二度と飛行できない状態になってしまった。また、湾岸戦争以前の[[1980年代]]後半に[[エアバスA310]]を5機発注していたが、クウェート侵攻で宙に浮いてしまい、建造されないまま[[2007年]]にA310自体が製造中止となった。
 
=== イラク戦争 ===
追い討ちをかけるように、[[2003年]]3月にアメリカや[[イギリス]]を始めとする多国籍軍がイラクを攻撃し、[[イラク戦争]]が開戦したことで、バグダードなどのイラク各地に地上保存されていた[[ボーイング727]]|ボーイング727-200型機]]やイリューシンIl-76型機などの多くの機材が、多国籍軍の攻撃を受けて完全に破壊されてしまった。
 
=== 復興 ===
しかし、アメリカなどの多国籍軍により[[サッダーム・フセイン]]が追放(その後処刑)され、新政権が樹立された後に、イラク航空は政府の国営からエア・イラク社に経営が移管され、2004年10月には新体制下における第1便として、需要の高いバグダード-[[アンマン]]線の運航を開始した。
 
その後アメリカ政府などから資金援助を受けて2004年にボーイング767-200型機などの中古機材の提供を受けた他、これまでバグダード国際空港内に放置されていたボーイング737-200型機やイリューシンIL-76などいくつかの残存機が再び使用できるように整備を受けた。2005年6月には、イラク戦争後初の国内線である、バグダード-[[バスラ]]線の運航を再開しほか、バグダード-[[テヘラン]]線やバグダード-[[イスタンブール]]線などの国際線を開設した。
しかし、アメリカなどの多国籍軍により[[サッダーム・フセイン]]が追放(その後処刑)され、新政権が樹立された後に、イラク航空は政府の国営からエア・イラク社に経営が移管され、[[2004年]]10月には新体制下における第1便として、需要の高いバグダード-[[アンマン]]線の運航を開始した。
 
=== 新生イラク航空 ===
その後アメリカ政府などからボーイング767-200型機などの新型機材の提供を受けた他、同国政府の資金援助を受けて、これまでバグダード国際空港内に放置されていたボーイング737-200型機やイリューシンIL-76などいくつかの残存機が再び使用できるように整備を受けた。[[2005年]]6月には、イラク戦争後初の国内線である、バグダード-[[バスラ]]線の運航を再開しほか、バグダード-[[テヘラン]]線やバグダード-[[イスタンブル|イスタンブール]]線などの国際線を開設した。
2010年5月、イラク航空の解散が決まり清算に入った。
 
2010年5月、イラク航空の解散が決まり清算に入った。背景にクウェートが湾岸戦争での損害賠償をイギリスの裁判所で求め、イラク航空の資産凍結の判決がある。
イラク政府は新たに設立する民間の航空会社に航空事業をさせる見込みであった<ref>日本経済新聞2010年5月28日朝刊8面、CNN Japan[http://www.cnn.co.jp/world/AIC201005270011.html]</ref>が、2012年10月にイラク政府がクウェート政府に5億ドルを支払う代わりにクウェート側が英国にある法律顧問事務所に対して(英裁判所に対する)イラク航空に対する全ての申し立てを取り下げることで合意した。
またこの件についてはクウェートのサバーハ首長も首長令を発して金銭的解決に同意し、2013年1月に国民議会も本合意を承認した。
に対して(英裁判所に対する)イラク航空に対する全ての申し立てを取り下げることで合意した。またこの件については
クウェートのサバーハ首長も首長令を発して金銭的解決に同意し、2013年1月に国民議会も本合意を承認した。
イラク政府はこれを受けて、イラク航空の解散はせずに会社を存続させることを正式に決定した。
 
湾岸危機以来大型機の運用を見合わせてきたボーイング747をマレーシア航空から2機導入し、将来北米路線の再開に向けてイラク初の-400としても注目を集めた。
湾岸危機以来、大型機の運用を見合わせてきたが、2010年以降、[[ボーイング767|ボーイング767-300ER]]、[[ボーイング747-400]]を導入した。されに、2012年12月には[[エアバスA330|エアバスA330-200]][[ボーイング777-200LR777|ボーイング777-200LR]]を1機ずつ導入した。
 
また2013年9月には中国の北京・上海・広州に就航予定であることを正式に発表した。
2014また、201389、イラク航空中国の北京・上海・広州に就空券の電子約サービス開始定であること正式に発表し、マレシアのクアラルグ777-200LRで中国の広州プールへの運航を開始した。
2014年8月、イラク航空は航空券の電子予約サービス開始を発表し、ボーイング777-200LRで中国の広州への運航を開始した。
2015年3月からはイギリスのマンチェスター、アルメニアのエレバンへの運航を開始し、同年6月8日からは北京への運航も開始した。
 
== 日本との関係 ==
 
=== 日本との歴史 ===
1978年4月22日から5月19日まで約1ヶ月間、[[東京国際空港|羽田空港]]に就航し、日本初乗り入れを果たした。羽田空港への乗り入れは約1ヶ月のみで、[[成田国際空港]]が開港すると成田発着となった。1990年8月1日までの間、バグダード-[[バンコク]]-東京/成田間を[[ボーイング747]]を用いて週1便で就航していた。就航後数年間はバンコク以外にも、[[ドバイ]]や[[ムンバイ]]も経由でも運航された。
 
バグダード-日本間のフライトでは[[ファーストクラス]]と[[エコノミークラス]]の2クラス制を採用しており、成田発とバンコク発のフライトにおいては、日本人向けの機内サービスの一環として[[機内食]]に[[蕎麦#ざる蕎麦/盛り蕎麦|もりそば]]などの[[和食]]メニューを用意していた。日本乗り入れを中止した後も同空港の発着権を返上していなかったことから、あくまで「一時休止」扱いとなっていた。
 
== ロゴマーク ==
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== 各種規定 ==
イラク航空は[[リコンファーム]]の制度が残っている数少ない航空会社である。全路線とも出発の5日前又は120時間前までのリコンファーム(予約の再確認)が必要。
また2014年9月現在、マイレージプログラム等はないので注意。
 
== 運航保有機材 ==
=== 運航機材 ===
[[Image:Iraq Airways 737-200, BIAP.jpg|thumb|220px|right|ボーイング737-200型機]]
欧州線は主にボーイング737-800、長距離路線は主にエアバス330-200、ボーイング777-200LRが使用されているが、ともに1機しか保有していないため、機材変更や遅延、欠航などが多く運航が安定しない。
[[Image:Iraqi Airways Boeing 747-SP.jpg|thumb|220px|right|ボーイング747-SP型機]]
=== 現在の運航機材 ===
2015年1月現在<ref>[http://www.ch-aviation.ch/portal/aircraft/quick?phrase=Iraqi+Airways Iraqi Airways] - CH Aviation</ref>
*[[エアバスA300|エアバスA300B4-2C]]:1機(イラク政府が使用)
*[[エアバスA320|エアバスA320-200]]:3機
*[[エアバスA321|エアバスA321-200]]:2機
*[[エアバスA330#A330-200|エアバスA330-200]]:1機
*[[ボーイング737#737NG(Next-Generation)737-600/-700/-800/-900(第3世代)|ボーイング737-700]]:2機
*[[ボーイング737#737NG(Next-Generation)737-600/-700/-800/-900(第3世代)|ボーイング737-800]]:8機(内1機は政府専用機)
*[[ボーイング747-400]]:2機
*[[ボーイング767#767-300ER|ボーイング767-300ER]]:2機
*[[ボーイング777#777-200LR(772C)|ボーイング777-200LR]]:1機
*[[ボンバルディア CRJ|ボンバルディア CRJ-900]]:6機
 
イラク航空が発注した[[ボーイング]]製航空機の顧客番号([[ボーイング#カスタマーコード|カスタマーコード]])は'''70'''で、型式名は737-8'''70'''、747-4'''70'''Cなどとなる。しかし、リース機のみで運用されているため使用されていない。前述のようにリース機が多いため、同じ機種やシリーズでも搭載エンジンが異なっている場合が多い。そのため運用や整備の効率が悪い状況となっている。
なお、現在バグダード国際空港に、湾岸戦争以前に運航していた[[ボーイング747SP]]や[[Il-76|イリューシンIl-76]]、[[An-24|アントノフAn-24]]が放置されたままになっているが、長年飛行していなかっただけでなく整備を受けていない他、各種部品が盗難に遭っているなど状態が悪いために、修理はされずそのまま廃棄処分になると思われる。
 
{| class="wikitable" style="margin: 0 auto; border-collapse: collapse;text-align:center"
=== 過去の運航機材 ===
|+イラク航空 運航機材一覧(2025年6月時点)
*[[ボーイング707]]-320B
|-
*[[ボーイング747#747-100型|ボーイング747-100C]]
! rowspan="2" | 機種
*[[ボーイング747#747SP型|ボーイング747-SP]]
! rowspan="2" | 所有数
*[[ボーイング767#767-200|ボーイング767-200]]
! rowspan="2" | 発注数
*[[ツポレフ]][[Tu-124]]
! colspan="3" | 座席数
*[[イリューシン]][[Il-76 (航空機)|IL-76]]
! rowspan="2" | 備考
*[[アントノフ]][[An-24 (航空機)|An-24]]
|-
*[[エアバス]][[A300]]B4(クウェート航空からの略奪機)
! <abbr title="Business">C</abbr>
*[[パイパー PA-34]]・セネカ
! <abbr title="Economy">Y</abbr>
イラク航空が発注したボーイング製旅客機の顧客番号(カスタマーコード)は70で、型式名は737-2'''70'''、747-2'''70'''Cなどとなる。
! 計
|-
|[[エアバスA220|エアバスA220-300]]
|5
| -
|12
|120
|132
|2021年から導入
|-
| [[エアバスA320|エアバスA320-200]]
| 3
| -
| -
|180
|180
| 2013年導入
|-
| [[エアバスA330|エアバスA330-200]]
| 1
| -
| 24
| 264
| 288
| 2012年導入
|-
|[[ボーイング737 ネクストジェネレーション|ボーイング737-700]]
|1
| -
|
|
|
|
|-
| [[ボーイング737#737NG -600/-700/-800/-900(第3世代)|ボーイング737-800]]
| 14
| 15
| 12
| 150
| 162
| 1機はイラク政府のVIP機(F75席)
|-
|[[ボーイング737MAX|ボーイング737-MAX8]]
|6
|
|
|
|
|2023年導入
|-
|[[ボーイング747-400|ボーイング747-400]]
|2
|
|
|
|
|現在保管中
|-
| [[ボーイング777#777-200LR (77L)|ボーイング777-200LR]]
| 1
| &mdash;
| 14
| 350
| 364
| 2012年導入
|-
|[[ボーイング787|ボーイング787-8]]
|2
|8
|24
|242
|266
|2023年から導入
|-
|[[ボンバルディア CRJ|ボンバルディア CRJ-900]]
| 6
|*
|
|90
|90
|
|-
!'''合計'''
!41
!23
! colspan="3" |
!
|}
<br />
<gallery widths="200" heights="200">
ファイル:Iraqi Airways, YI-AQY, Airbus A330-202 (31817502202).jpg|エアバスA330-200
ファイル:Iraqi Airways, YI-AST, Boeing 737-81Z (19733021173).jpg|ボーイング737-800
ファイル:Iraqi Airways Boeing 747-400.jpg|ボーイング747-400
</gallery>
 
=== 発注中の退役機材 ===
現在バグダード国際空港に、湾岸戦争以前に運航していた[[ボーイング747SP]]や[[Il-76|イリューシンIl-76]]、[[An-24|アントノフAn-24]]が放置されたままになっているが、長年飛行していなかっただけでなく整備を受けていない他、各種部品が盗難に遭っているなど状態が悪いために、修理はされずそのまま廃棄処分になると思われる。
*[[ボーイング737#737NG(Next-Generation)737-600/-700/-800/-900(第3世代)|ボーイング737-800]]:発注30機、オプション10機
*[[ボーイング777-200LR]]: 発注5機
*[[ボーイング787|ボーイング787-8]]:発注10機、オプション5機 (2015年から導入・2015年・2016年に各3機、2017年・2018年に各2機ずつ導入予定)
 
*[[A300|エアバスA300B4]](クウェート航空からの略奪機)
== 就航都市 ==
*[[エアバスA321-200]]
'''{{IRQ}}国内'''
*[[An-24 (航空機)|アントノフAn-24]]
*[[バグダッド国際空港|バグダッド]]
*[[ボーイング707|ボーイング707-320B]]
*[[:en:Al Najaf International Airport|ナジャフ]]
*[[ボーイング737|ボーイング737-200]]
*[[バスラ国際空港|バスラ]]
*[[ボーイング737 ネクストジェネレーション|ボーイング737‐700]]
*[[アルビール国際空港|アルビール]]
*[[ボーイング747|ボーイング747-200C]]
*[[:en:Mosul International Airport|モースル]](季節運航)
*[[ボーイング747-SP]]
*[[:en:Sulaimaniyah International Airport|スレイマニヤ]]
*[[ボーイング767|ボーイング767-200,300ER]]
'''アフリカ'''
*[[Il-76 (航空機)|イリューシンIL-76]]
*{{EGY}}:[[カイロ国際空港|カイロ]]
*[[パイパー PA-34|パイパーPA-34]]
'''中東'''
*[[Tu-124|ツポレフTu-124]]
*{{BHR}}:[[バーレーン国際空港|マナーマ]]
<gallery widths="200" heights="200">
*{{IRN}}:[[シャヒード・ベヘシュティー空港|エスファハーン]]、[[マシュハド国際空港|マシュハド]]、[[エマーム・ホメイニー国際空港|テヘラン]]
ファイル:Iraq Airways 737-200, BIAP.jpg|ボーイング737-200
*{{JOR}}:[[クィーンアリア国際空港|アンマン]]
ファイル:Iraqi Airways Boeing 747SP Gupta.jpg|ボーイング747-SP
*{{KWT}}:[[クウェート国際空港|クウェートシティ]]
ファイル:Iraqi Airways Boeing 747-SP.jpg|放置されたボーイング747‐SP
*{{LBN}}:[[ラフィク・ハリリ国際空港|ベイルート]]
</gallery>
*{{SYR}}:[[ダマスカス国際空港|ダマスカス]]
*{{TUR}}:[[:en:Adana Airport|アダナ]]、[[アンタルヤ国際空港|アンタルヤ]]、[[アタテュルク国際空港|イスタンブール(アタテュルク)]]
*{{ARE}}:[[ドバイ国際空港|ドバイ]]
'''アジア'''
*{{IND}}:[[インディラ・ガンディー国際空港|デリー]]、[[チャットラパティー・シヴァージー国際空港|ムンバイ]]
*{{MYS}}:[[クアラルンプール国際空港|クアラルンプール]](2013年8月16日より正式運航開始・現在はエアバスA330-200による週1便での運航)
*{{PAK}}:[[ジンナー国際空港|カラチ]](季節運航)
*{{CHN}}:[[北京市|北京]]|[[北京首都国際空港]](2015年5月11日より運航開始予定)
*{{CHN}}:[[広州市|広州]]|[[広州白雲国際空港]](2014年8月23日より正式運航開始・ボーイング777-200LRによる週1便での運航)
 
== 就航都市 ==
'''ヨーロッパ'''
湾岸戦争以前はブラジル([[リオデジャネイロ|リオネジャネイロ]])や日本([[成田国際空港|東京/成田]])への運航もあった。
*{{GEO}}:[[:en:Kutaisi International Airport|クタイシ]]
{| class="wikitable"
*{{DEU}}:[[フランクフルト国際空港|フランクフルト]]
|+イラク航空 就航都市(2025年6月現在)
*{{SWE}}:[[マルメ空港|マルメ]]、[[ストックホルム・アーランダ空港|ストックホルム(アーランダ)]]
! colspan="2" |{{IRQ}}国内
*{{GBR}}:[[ロンドン・ガトウィック空港|ロンドン(ガトウィック)]]
|-
'''北米'''
| colspan="2" |[[バスラ国際空港|バスラ]]、[[アルビール国際空港|アルビル]]、[[スレイマニヤ国際空港|スライマーニーヤ]]、[[バグダード国際空港|バグダッド]]、[[アン=ナジャフ国際空港|ナジャフ]]、[[キルクーク国際空港|キルクーク]]
*【再就航検討】
|-
! colspan="2" |国際線
|-
|{{CHN}}
|[[北京首都国際空港|北京/首都]]、[[広州白雲国際空港|広州]]
|-
|{{PAK}}
|[[イスラマバード国際空港|イスラマバード]]、[[ジンナー国際空港|カラチ]]
|-
|{{IND}}
|[[インディラ・ガンディー国際空港|デリー]]、[[チャトラパティ・シヴァージー国際空港|ムンバイ]]、[[アフマダーバード空港|アフマダーバード]]
|-
|{{MYS}}
|[[クアラルンプール国際空港|クアラルンプール]]
|-
|{{SAU}}
|[[プリンス・モハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港|マディーナ]]
|-
|{{UAE}}
|[[ドバイ国際空港|ドバイ]]、[[シャルジャー国際空港|シャルジャー]]
|-
|{{LBN}}
|[[ラフィク・ハリリ国際空港|ベイルート]]
|-
|{{KWT}}
|[[クウェート国際空港|クウェートシティ]]
|-
|{{JOR}}
|[[クィーンアリア国際空港|アンマン]]
|-
|{{IRN}}
|[[エマーム・ホメイニー国際空港|テヘラン]]、[[マシュハド国際空港|マシュハド]]、[[イスファハン・シャヒード・ベヘシュティー国際空港|イスファハン]]
|-
|{{TUR}}
|[[エセンボーア国際空港|アンカラ]]、[[イスタンブール空港|イスタンブール]]、[[サビハ・ギョクチェン国際空港|サビハ]]、[[アンタルヤ空港|アンタルヤ]]、[[サムスン・チャルシャンバ空港|サムスン]]
|-
|{{AZE}}
|[[ヘイダル・アリエフ国際空港|バクー]]
|-
|{{RUS}}
|[[ヴヌーコヴォ国際空港|モスクワ/ブヌコボ]]
|-
|{{EGY}}
|[[カイロ国際空港|カイロ]]
|}
 
== 脚注 ==
{{reflist脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
<!--
4 http://www.iraq-businessnews.com/2012/10/24/final-settlement-for-kuwaiti-airways-case/
5 http://www.iraq-jccme.jp/news/report/detail/2012/10/#00001326
151 ⟶ 277行目:
15 http://www.flightradar24.com/data/flights/iaw471/
16 http://www.flightradar24.com/data/flights/ia473/
17 http://www.ia.gov.iq/index.php?name=PortalNews&file=article&sid=446
-->
 
== 関連項目 ==
* [[航空会社の一覧]]
 
== 外部リンク ==
*[http://www.iq-airways.com/ イラク航空公式サイト]
* {{Instagram|iraqi_airways_official|Iraqi Airways}}
 
{{アラブ航空会社機構}}
 
{{Airline-stub}}
{{DEFAULTSORTデフォルトソート:いらくこうくう}}
[[Category:イラクの航空会社]]
[[Category:1946年設立の航空会社]]