「くろアゲハ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Family27390 (会話 | 投稿記録) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
|||
| (45人の利用者による、間の167版が非表示) | |||
1行目:
{{Infobox animanga/Header
| タイトル = くろアゲハ
8 ⟶ 7行目:
|出版社=[[講談社]]
|掲載誌=[[月刊少年マガジン]]
|レーベル=
|開始号=
|終了号=
|開始日= 2013年11月6日
|終了日= 2022年12月6日
|巻数= 全20巻
}}
{{Infobox animanga/Footer}}
『'''くろアゲハ'''』は、[[加瀬あつし]]による[[日本]]の[[漫画]]。
[[不良行為少年|不良少年]]を題材とする加瀬の代表作品『[[カメレオン (漫画)|カメレオン]]』の続編で、それから7年後の世界を舞台とした物語。
連載開始前の『[[月刊少年マガジン]]』([[講談社]])2013年12月超特大号では、その序章でもある読み切りエピソード『カメレオン Seven Years After』が掲載された。『カメレオン Seven Years After』はカメレオン終了14年目にして初めて描かれたストーリーで、次号から連載となった『くろアゲハ』に話をつなげていく内容となっている。
また、作者である[[加瀬あつし]]にとって、週刊から月刊へ移動して初の連載になる。
単行本第3巻の作者コメントによると「ヤンキーヒロインの理想像をどれだけ描けるか」という編集者からの課題が発想の原点であり、当初は都姫を想定していたが、描いているうちに英太がそうなる可能性が出てきたという。単行本第5巻付属の帯には「これがヤンキー理想のオンナ(中身はオトコ)」と書かれている。
== あらすじ ==
舞台は[[千葉県]][[成田市]]近辺。主人公の星野英太(ほしのえーた)は昼間は16歳のバイクが好きな普通の高校男子だが、夜は元[[レディース]]の姉の命令で毎晩実家の「[[スナックバー (飲食店)|スナック]] コスモス」で人気[[ホステス]]「エイラ」として女装させられるという生活を送っていた。そんな彼が恋したのは、同級生で同じクラスの「山本都姫(やまもとみやび)」という美少女。しかし彼女は、地元の悪を束ねる罵多悪怒愚(バタードッ
夜の二人だけの時間は長くは続かない。エイラが相沢に職務質問されて正体を知られている間に、都姫は兄
エイラは信愛に都姫の自由とozの旗を賭けて、1対100の鬼ごっこという勝負を挑む。当初は女装を解いて時間切れを待つつもりだったエイラだが、反対を押し切って都姫が[[コスプレ]]でエイラの[[影武者]]として参加したことで目算が狂う。さらに黒揚羽の強運目当ての抜け駆けが相次ぎ、信愛への報復目的で紛れ込んだ売人や族の一斉摘発をもくろむ県警の介入もあり、それぞれの思惑を超えた混戦模様となる。
信愛が抜け駆け組を叩き、椎名率いる旧OZが県警を抑えたことでタイムリミット直前、役者はエイラ、信愛、都姫の三者に絞られた。信愛は影武者を都姫と知らずに大橋に追うが売人に細工されていた愛車が脱輪、轢きそうになる。間一髪、バイクで割って入ったエイラの捨て身の体当たりで最悪の事態は回避された。そのまま川に転落したエイラを追って飛び込んだ信愛は、正体が男であることを知る。翌日、英太を密かに呼び出してエイラ引退を迫る信愛だが、逆に自分がその魅力に逆らえないことを思い知らされ、協力することになる。
無事二代目OZ旗揚げ集会の日を迎えたが、エイラは集会に紛れ込んだzodiacリーダー辻 音遥
そして勝負の日、開始直前にエイラが乱入し内容を決闘から松戸から千葉港までの無灯火闇レースに変更させる。先行するエイラが難所にさしかかると、一台の先行車が現れ近くのコンビニまで誘導した。それは相沢らから事情を聞いて駆けつけた本物の麻美だった。麻美は勝負を止めようとするが、英太はエイラとして最後まで演じることを決め勝負を続行する。信愛の先導もあって二人に合流するエイラだが、音遥は道を塞ぐ事故車に突っ込むことで巽に道を開け、これを麻美への償いにしようとしていた。そこに間一髪にエイラと麻美が間に合い音遥を救助する。ここに勝負は決した。この一件により松戸の王の座とZ1000SR1はエイラが継承することとなった。
===キーワード===
;OZ(オズ)
:約8年前、当時51号をまとめていた暴走族「影舞」が半壊滅状態に陥ったことにより、矢沢の提案で街にニラミを効かせる名目で旗揚げした暴走族。結成時のメンバーはヤザワ(総長)、相沢、椎名、響に忍、蜂屋、中鉢、上田、ダイスケ、チョースケ、チョロの11名。チーム名は響が発案者であり『[[オズの魔法使い]]』から取られている。
:「くろアゲハ」では、ダイスケ、チョースケ、チョロの名前が削除されている。
:二代目は第12話で、正式に旗揚げ。こちらの初期メンバーは都姫、千草、マー、エイラ、小春の5名。
;黒揚羽(くろあげは)
:数年前、成田周辺で流れた都市伝説。正体不明、一匹狼のレディースで、バイクの運転には抜群のテクニックを持ち、内腿には黒い揚羽蝶のタトゥーがある。一夜を共にした男に圧倒的な強運を授けると言われる。信憑性の薄い過去の噂だったが、相沢の発案で第5話に罵多悪怒愚の集会にエイラが「黒揚羽」として現れたことにより、現在進行形の伝説となる。それ以降作中では基本的に黒揚羽=エイラである。第39話にて、初代と面識のある人物が登場し、続くタイムスリップ編では目的が開かされた。
;松戸苦愛(まつどくらぶ)
:かつて松戸を中心に新京成沿線で勢力を誇った学生愚連隊。成立はOZより早く『カメレオン』時代の総長は三代目の松岡。後に四代目由良カオルをもって解散するが、音遥が五代目エントリーを宣言したことにより、後継者争いが勃発する。参加者は音遥に巽、エイラを加えて三つ巴の抗争となるが、のちにエイラがいかに両者を上手く従えて御せるかという勝負にシフトする。松戸編終了後はカオルに任命されたエイラが正式に五代目となる。
== 登場人物 ==
; 星野 英太(ほしの えーた)
: 本作の[[主人公]]で、16歳の成田南高校1年生。昼間は普通の高校男子だが、夜は元レディースの姉の命令で、実家の「スナック コスモス」で「エイラ」という源氏名で女装させられている女装男子。当初愛車はカワサキのゼファー。大破して後は[[カワサキ・Z1000R|Z1000R]]。バイクの腕は当初から高く、前日談の『カメレオン Seven Years After』でパトカーを振り切ったり、エイラの伝説の「アゲハダンス」と呼ばれるブロック技もトレースしてみせている。性格は信愛いわく「お人よしのバカ」。同じクラスの硬派なヤンキー美少女・山本都姫(やまもとみやび)に片思いしていたが、女装のために履かされていた女物の下着を都姫に見られたことが原因で「変態」の烙印を押されて、告白前に嫌われてしまう。それが原因で姉とけんかになり、「エイラ」の姿で店を飛び出したところを山本都姫と知り合い、星野英太だとばれることなく親しくなる。その上、警察に追われていた都姫をバイクテクで助けたことで、「昔は最強のレディースだった
:
:'''※エイラ(えいら)(♀)'''
:第46話~第67話まで登場する黒髪のエイラ。タイムスリップ中に過去の自分(少年時代の英太)に直接干渉したため、同一人物として同じ時間軸に存在できなくなり、現在の英太(未来から来た英太)が過去世界から拒絶され、女性になった姿。存在していなかった女性(黒髪のエイラ)として過去世界に留まる事は出来たが、黒揚羽の存在意義が矢沢と連動しているため、矢沢に死が迫ると肉体が消え始める。第66話で矢沢が心肺停止状態になったため、過去世界に存在する意義が失われ、信愛(のぶちか)に抱かれたまま消滅するが、矢沢が息を吹き返したため戻ってくることができた。しかし、その時は女性ではなく栄太が女装した姿でのエイラとしての復活だった。第67話では回想シーンでのみ登場する。
; 山本 都姫(やまもと みやび)
: 本作のヒロインの成田南高校1年生。『カメレオン
; 山本 信愛 (やまもと のぶちか)
: 都姫の兄で成田のヤンキー最大勢力「罵多悪怒愚」総長。愛車は黒の[[日産・フェアレディZ]]のS30Z型。『成田のブラック魔王』と呼ばれている。パトカー焼き討ちやネットオークションで旗を落札した自称OZを壊滅させるなどの武勇伝を持つ。腕っ節は非常に強く松戸の抗争では一人でzodiacの残党20人をなぎ倒し改造[[スタンガン]]にも耐えた。また百人を超す手下をまとめるリーダーシップを持つが、敵も多い。妹には過保護な面があり、都姫が族になるのには反対していた。エイラとの勝負の末に正体を知るが、なおもその魅力に逆らえないことを自覚、協力者となる。そのハマり
; 北川 ヒロキ (きたがわ ひろき)
: 通称ヒロ。「罵多悪怒愚」のナンバー
; 木下 千草 (きのした ちぐさ)
: 都姫の中学時代からの友人でレディース仲間。二代目OZにも参加している。肩書は親衛隊長。気さくで[[下ネタ]]好き。明るく乗りの良いムードメーカー。[[サバイバルゲーム]]にはまっていてサバイバル仲間からは[[L96A1|L96]]使いのワンショットワンキルスナイパー『成田の黒衣の未亡人(ブラックウィドー)』と呼ばれている。自衛官の兄がいて乗機のGSは兄の所有物。部屋にはガンダムプラモデルの陳列棚があり、都姫たちから「女っぽさのかけらもない部屋」「模型女子(もけじょ)」と言われてしまう。
; 倉敷 まどか (くらしき まどか)
: 通称マー。千草と同じく都姫のレディース仲間。二代目OZの特攻隊長。小柄で無口。無表情で豪胆、かつ芸達者。泣き落としや相手に恋心があると見せかけ罠を仕掛けるのが得意。マイフォークを凶器として持ち歩き、[[カメレオン]]を飼っている。実家は「倉敷ガーデン」という名前の[[釣堀]]。初期からエイラの正体を知っているそぶりを見せていたが、松戸編でむしろ英太を以前から知っていたことが明かされた。日向とサバイバルゲームで互角の戦いを見せ打ち破るも、なぜか九州男には喜んで捕まっている。窃盗団編では、英太と初めて会ったシーンがマーの回想で描かれた。『OZの魔法使い』と呼ばれている。愛車は車体全面にハートマークを施した[[ホンダ・CBX]]。4巻裏の自己紹介によると自慢できる事は祖父が元旧日本軍の軍人。
; 狭山 小春 (さやま こはる)
: 都姫の後輩で二代目OZメンバー見習い。[[万引き]]常習犯の問題児。都姫にしか心を開かず、彼女の敬愛を受けるエイラに反発
; 辻 音遥 (つじ おとはる)
: 松戸の二大勢力の一角、何でもありの過激派「zodiac(ゾディアック)」のリーダー。愛車はカワサキのZRX。巽とは悪友だったが麻美の事故を機に絶交する。身勝手で挑発的な言動が多いが、二年前の麻美の事故をいまだに夢に見てうなされるなど、精神的な脆さを抱えている。松戸苦愛の[[玉座]]とも言うべきかつての松岡の愛車Z1000Rをカオルのガレージから強奪し、五代目エントリーを宣言する。
; 生島 巽 (いくしま たつみ)
: 松戸の武闘派「悪斗無(あとむ)」のリーダー。愛車は[[ヤマハ・VMAX|V-MAX]]。喧嘩の強さは凄まじく、タイマンでヒロを一蹴するほど。二年前に麻美への告白を焦り事故の原因を作ってしまい音遥と対立しているが、負い目からか本気で潰しに掛かれない、旧情を捨てきれないでいる節がある。エイラに対音遥同盟をもちかけられて激昂するが、麻美そっくりの姿で涙と悪辣さとカリスマ性を駆使するエイラに屈服、同盟チーム「黒悪斗無(くろあとむ)」を結成する。
; 朝倉 麻美(あさくら まみ)
: 二年前、音遥と巽の姉貴分だった女子高校生(当時)。顔はエイラに瓜二つ。松岡の店でバイトしていた。二人の喧嘩を止めようとバイクで現場に向かう途中事故を起こし、半身不随の身になって姿を消した。その後、松岡の伝手で[[リハビリ]]に励み、二年のブランクを経て音遥と巽の決闘の夜に松戸に帰還する。エイラを認めつつも、負けてられないと奮起する。
; 星野 月姫(ほしの
: 「スナック コスモス」店長。英太の姉で「エイラ」の発案者。元レディースで腕っ節は強く、傍若無人で金に汚い。英太(エイラ)の初期の愛車ゼファーは、彼女が働かせる餌に譲ったものである。タイムスリップ編では黒揚羽の発案者だと判明する。
; リカ(りか)
: 音遥の元彼女。麻美への未練とトラウマを承知で寄り添っていたが、精神の歪みを増す音遥に一方的に捨てられる。愛憎から狂気を発し、音遥とエイラの待ち合わせ場所に警官を呼び、仲を裂こうとする。さらに、音遥とのタイマンを控えた巽を刺すという凶行に出る。最終的にはリカの方から自首と別れを切り出している。
; クマ(くま)
: 英太の同級生。女装をはじめ、実家のこともよく知っている。英太が本音を明かし、愚痴をこぼせる貴重な相手。
; 吉本(よしもと)
:「スナック コスモス」の常連客。はげ頭の[[セクハラ]]親父。[[吸引性皮下出血|キスマーク]]でエイラが太腿に揚羽のタトゥーを貼るきっかけを作る等、自覚はないが伝説誕生に少なからず貢献している。
; 呼夏(こなつ)
: 信愛の元彼女。母親に手を出した信愛に激怒して家出したが、よりをもどしたがっており、エイラにくってかかる。ナンパ男もキックで迎撃するほどのパワー系。
; 相沢 直樹(あいざわ なおき)
: 伝説の暴走族「OZ(オズ)」の初代メンバーで、現在は追われる側から、追う側という交通機動隊の警察官になった25歳の元大物ヤンキー。『カメレオン
; 椎名 雄二(しいな ゆうじ)
: 伝説の暴走族「OZ(オズ)」の初代メンバー。相沢とは中学時代から悪名をはせた有名コンビの元ヤンキー。卒業後は消防士になるが、それを退職して、現在は居酒屋「オズ」の店主をしている。『カメレオン
; 椎名 千香(しいな ちか)
: 旧姓木内。椎名の愛妻で、純菜の親友。3年前に椎名と結婚して、今は居酒屋「オズ」のおかみをしている。「カメレオン」のころと比べると、『カメレオン
; 矢沢 栄作(やざわ えいさく)
: 「くろアゲハ」の前作にあたる
; 松岡 英治(まつおか えいじ)
: 初代OZの時代、「松戸苦愛」(マツドクラブ)のトップだった元大物ヤンキー。蜂屋とは異母兄弟。松戸苦愛引退後は、仲間達とアメ車ブローカー「MAD SPEED」を設立。最初は片思いだった純菜のピンチを幾度か助け、相沢が修学旅行中に彼女に告白し、見事純菜と結婚した。現在は純菜や仲間とアメリカで暮らし、社長として働いている
; 蜂屋 未来(はちや みき)
: 「OZ(オズ)」の初代メンバーで、相沢達より1つ年下、純菜たちと同級生の24歳。松岡英治の異母弟で、女性のような綺麗で優しい容貌をしているが、兄同様で喧嘩は強く、初代の中でもその実力は認められていた。中鉢竜一とは中学時代からの親友で、椎名の結婚式にも一緒に参列している。初恋相手の純菜が異母兄の英治と結婚した事を現在も引きずっており、英太との初顔合わせの際にその事を竜一にからかわれていた。現在は美容師アシスタント。
; 中鉢 竜一(ちゅうばち りゅういち)
: 蜂屋の中学からの無二の親友で、OZの初代メンバー。現職はバーテンダー。バーの客には、成田空港の国際線クルーが多いらしい。
; 久古 明夫(きゅうこ あきお)
: 「殺人マシーン」と呼ばれた霞ヶ浦学園(通称カス学)の不良にして、矢沢ファミリーの頼もしい仲間。矢沢と美島とは義兄弟で、椎名と並んでヤザワを非常に慕っている。
; 由来 カオル(ゆら カオル)
: IQ200を持つゲーム好きで、松岡から松戸苦愛のトップと愛車[[カワサキ・Z1000R|Z1000R]](ローレプ)も譲り受ける。協調性はないが、OZとも友好的。エイラ
; 日向 満三郎(ひゅうが まんざぶろう)
: 「日向部隊」とも称される爆妖鬼特攻隊の隊長。色黒で眉なしの外人風の容貌で、無表情で寡黙だがつきあいがよく茶目っ気のある性格。相沢とはインキンの痛みを分かち合い、釣りを教えた間柄。阿部も仲がいい。
; 久米 治親(くめ はるちか)
: 乱鬼龍(極悪龍)総長で、相沢達初代OZメンバーとも交流のあった茨
; 源田 実(げんだ みのる)
: 乱鬼龍の特攻隊長で、現在は久米の下で板金屋見習いをしている。エイラをエータの女装と気づいていないためエイラへ明らかに敵意をむき出しにしていた。女嫌い。
; 安部 照巳(あべ てるみ)
: 乱鬼龍の親衛隊長で、久米の古くからの親友で良き理解者。日向とは、タイマンを通しいて友情を結ぶ。現在は保父。
; 坂本 昌明(さかもと まさあき)
: ヤザワがヤンキーデビュー当初より従える舎弟で、分身的存在。学生時代は坊主頭の冴えない外見で、本人はヤンキーではないがヤザワに憧れており、ヤザワ周辺のヤンキーとの交流もある。なぜか、椎名の結婚式の写真にも写っていた。オズの特攻旗のネットオークションでも、豪華メンバーと共に紹介されていた。前作
: エイラたちが応募したアイドルコンテストではゲスト審査員として登場、「全然ダメ」と鐘を一つ鳴らし不合格にした。
; 小山 祐造(こやま ゆうぞう)
: 『カメレオン』時代にも登場した教師で、本作品でも成田南高校の教師として登場。ローンを組んで買い換えたばかりのポルシェの新車を窃盗団に盗まれる。
:タイムスリップ編で早くから両親を亡くした相沢兄妹たちの後見人であることが明かされた。
=== ジゴロ次五郎関係者 ===
; 石川 九州男(いしかわ くすお)
: [[埼玉県]]河越市(モデルは[[川越市]])の[[ローライダー]]系チーム「デビル・ジョーカーズ」のリーダー。顔は信愛に瓜二つだが、左の生え際に傷がある。
: 本業のトラック運転手としてサバイバルゲームの道具を運びに成田にやってきたついでに、学校の近くで立ちションを行って自覚なく人違いで信愛を逮捕させ、OZ初代と二代目のサバイバルゲーム対決の会場に迷い込む。その場のノリで相沢の提案に乗り、二代目チームつぶしに加担する。
; 石川 次五郎(いしかわ じごろう)
: 『ジゴロ次五郎』の主人公。愛車シルビアを信愛に強奪されてしまう。愛子ともに成田でシルビアを見つけるものの、エイラ達と一緒にいるためシルビアに置いて行かれてしまった
:タイムスリップ先でバランスを崩して事故に合いそうになった都姫を助けるために負った事故の跡に対して、エイラが板金代を何年かけても弁償すると申し出るが「シルビアが助けた女の子がアンタにとって大切な人なら、それでかまわない」と断った(それを聞いたシルビアはうれしそうにエンジンをふかしている)。
=== タイムスリップ編 ===
; 『S13"ラブマシーン"』シルビア
: 『ジゴロ次五郎』の主人公である次五郎が乗る愛車の[[日産・シルビア]]S13型。グレードはQ's(キューズ)。「[[ジゴロ次五郎]]」と同じ世界のためか「意志を持った妖車」っぷりは健在。とある事情からシルビアに近づいた信愛が見せたゴスロリ姿のエイラを見て一度は女性と認識したが、のちに本人と対面した際に男であると見破り暴走。バトルを繰り広げエイラが勝利を納めたことで事なきを得たように見えたが、シルビア自身は納得していない。(そのため、エイラがシルビアへ渡した名刺を怒りの炎で燃やした)杉本から依頼を受けたエイラから黒揚羽探しを持ちかけられ、エイラと信愛の2人を乗せたまま7年前の成田へタイムスリップを起こした。その後もエイラ・信愛と一緒に黒揚羽の捜索と「エイラの騎士」として常に行動を共にしている。直斗がエイラに危害を加えようとした際にどこからともなく現れ撃退したものの、「暴走状態(バーサーカーモード)」で「終わらせようとした」ことから直人から天敵とされている。「次五郎」の作中でも触れられているが「性別があるとすれば女性である」とエイラにも言及されている。女性を守るという理念はそのままで、バランスを崩して飛び出た都姫を助手席で受け止めたり、暴走した信愛をぶっとばしたりしていた。
; 杉本 千聖 (すぎもと ちひろ)
: 「黒揚羽」を名乗るエイラに接触してきた不動産ブローカーの男で必要以上にキザ。共に事業を起こしていた社員が起こした巨額投資詐欺の容疑者として警察に連行される直前に本物の「黒揚羽」を見つけ出し、「ラッキーアイテム」として大切に持っていた[[ラッキーストライク]]のジッポを「彼女の伝説に傷をつけないためにも本人に返してほしい」とエイラに預け連行されてしまった。その後エイラはシルビアが起こした7年前の成田へのタイムスリップ先で、影舞の18代目総長としてとの千聖出くわす。エイラや信愛と接するうちに「エイラの騎士として彼女を守る」事に使命を見出すも偶然出会った直人に「黒揚羽を誘い出すためのエサ」として強制的に行動を共にさせられてしまう。津田沼にある潰れたテーマパークでのエイラと直人の最終決戦で「騎士」としてエイラの助けになる活躍を果たす。その後、全てが解決した時にエイラの持つジッポを欲しいと頼むが「未来で起きることを二度と起こしたくはない」というエイラの忠告から断念した。
; 杉本 雫 (すぎもと しずく)
: 黒髪ロングの似合う美少女。エイラは出会った当初、杉本の恋人であり探していた初代黒揚羽であると確信するが、雫本人から「恋人ではなく妹である」ことを告げられる。家出人のギャルと間違われ無理やりホテルへ連れて行かれそうになったエイラを庇い家へ連れかえる面倒見のいい性格。
; 結城 直人(ゆうき なおと)
: 現在は英太達が通う私立成田南高校の理事長。『カメレオン』の登場人物。帰国子女で「怪物」の異名を持つ特級の危険人物。アメリカから千葉へ戻ってきており、街中でたむろしていたローライダー達が話してたエイラ達の噂を聞いて「遊び」のために千聖を無理矢理巻き込んで影舞を壊滅させ、黒揚羽の名で犯行声明を残して本物を誘きだそうとする。本物の黒揚羽として現れたエイラへの興味と歪んだ独占欲からヤザワや相沢、信愛、エイラにも牙をむく。やがて「黒揚羽を自分の色に染め上げる」ためエイラをおとりに信愛を誘い出しさらなる凶行を行う。信愛はそれを「怪物じみた独占欲」と表現し、エイラは恋ゆえのものであると気づかせようとしている。津田沼の潰れたテーマパークでの最終決戦でエイラに素直な気持ちを伝えたが叶う事はなく静かに終わった。ただし、ヤザワへの興味は消えておらず「黒揚羽に懐いただけで改心していない」とヤザワは恐怖している。
:その後、S-1グランプリ編で理事長としての姿で再登場を果たすが「あの女、敵か味方か?」と怪物だったころを思わせるようなセリフがある以外、コスプレ対決中はルービックキューブに夢中になったり(ただし、拘束痕という言葉に対し若干の反応を見せている)料理対決ではアンコウ鍋に一切興味を示さなかった。
=== S-1グランプリ編 ===
; ルシファー
: レディース「西船悪不良戯巣 (にしふなワルプルギス)」のリーダー。単車に乗って据物斬りをする。
; イフリート
: 同じくワルプルギスのリーダー補佐。露出狂のスケートボード乗り。
; サキュバス
: 同じく親衛隊長。華道家の跡取り娘。キスによる吸引が得意。
; ベルゼバブ
: 同じく特攻隊長。ビビリだがサイコ。高速の刃物使い。
; 相原 凪沙(あいはら なぎさ)
: またの名を「チバラギCEO」。悪不良戯巣をユーチューブに出演させるチャンネル主。口角をジュースの缶で自ら傷つけ、口が裂けた傷跡が残る常に笑い顔の男。
; 天舞音(あまね)
: 凪沙の妹。エイラの動画を観る兄に、彼女の正体に気づくヒントを与えてしまう<ref>第71話(「月刊少年マガジン」2020年2月号)</ref>
; 立花 七海(たちばな ななみ)
: エイラたち二代目OZと対戦する「女子力勝負」一回戦の相手・「龍ヶ崎乱鬼龍PART2」の特攻隊長。先鋒・マー戦(特攻隊長・お色気コスプレ対決)では[[キャビン・アテンダント]]姿で勝負する。現役のミス土浦であり、男殺しの悩殺ボディーを誇る<ref>「月刊少年マガジン」2020年6月号(290ページ)</ref>。
; 千波 奈緒美(せんば なおみ)
: 乱鬼龍の喧嘩屋。次鋒・小春戦(アウトロー・料理対決)では[[包丁]]一本の女板前姿で登場。大洗の[[網元]]の娘であり、アンコウ吊るし切りの大技を披露する<ref>「月刊少年マガジン」2020年7月号(698ページ)</ref>。
; 安堂 六花(あんどう ろっか)
: 乱鬼龍のソムリエ。中堅・千草戦(ヤンキー・テイスティング対決)の相手。水戸でキャバクラ嬢をしている。
; 坂東 葉月(ばんどう はづき)
: 乱鬼龍のゆるキャラ。副将・都姫戦(エクストラステージ・激辛グルメ我慢対決)では臍[[ピアス]]をつけ登場。自分には甘いが男の評価は激辛<ref>「月刊少年マガジン」2020年8月号(612ページ)</ref>。
; 久米 蘭子(くめ らんこ)
: 龍ヶ崎乱鬼龍PART2の総長。前作『カメレオン』のキャラクター・久米治親の[[妹]]。スキンヘッドの男たちを従え「人間階段」でのエントリーを披露。また3Kと言われがちなガテン系の職人や、常総地方に生息するアライグマなどの野生動物の扱いに長けている。一回戦の大将・エイラ戦(異世界転生・お掃除対決)では、魔法少女のような[[メイド]]姿で箒を持ち対戦<ref>「月刊少年マガジン」2020年10月号(334ページ)</ref>。コネとインフルエンサーとしての影響力を使って一時は有利になるものの、ケンカがはじまってしまいエイラとバトンタッチし事態が収束したことで敗北。迎えに来た治親と一緒に帰宅した。 治親に対してはブラコン気味なところがあり、エイラに対しては敵意を剥きだしたり治親を「ハル兄さま」と呼んでいる(元々、S-1グランプリには治親の関心を引きたいがために参加していた。)。愛車はJA佐倉の農協トラックで、荷台に乗って最終バトルの[[実況]]をする<ref>「月刊少年マガジン」2021年10月号(465ページ)</ref>。
; 八千草 蛍(やちぐさ ほたる)
: 北の女狼<ref>「月刊少年マガジン」2020年4月号(20ページ)</ref>。「武力勝負」二回戦の相手<ref>「月刊少年マガジン」2021年3月号(490ページ)</ref>。姫トラ軍団を統べる。
; 日野 愛子(ひの あいこ)
: 堕天使・五代目総長。二日目で面子が大量に欠けた為に奈菜と「河越シスターズ」を結成、二代目OZと「知力勝負」準決勝を戦う<ref>「月刊少年マガジン」2021年3月号(494ページ)</ref>。石川次五郎と付き合っている。
; 岡田 奈菜(おかだ なな)
: 河越過激Q車會音姫塾長<ref>「月刊少年マガジン」2020年4月号(21ページ)</ref>。同じく愛子と「河越シスターズ」を結成。準決勝の相手。実家はパチンコ店。愛車は[[トヨタ・セリカ|ダルマセリカ]](初代セリカ・2ドアハードトップクーペ)。
; 本田 千夏(ほんだ ちなつ)
: 二芳サービスエリアのクイーン。準決勝「知力勝負・偉人プレゼンバトル」では鉄の処女を考案した[[エリザベート・バートリー]]に扮した<ref>「月刊少年マガジン」2020年5月号(472ページ)</ref>。
; 桃子(ももこ)
: 博多夜響會・代表。
; みのりん
: 神戸悪羅虐流党・総帥。
; 松田 翔子(まつだ しょうこ)
: 河越「スピードショップワンダー」女社長。恋には縁がないけど、釣り堀では「鯉の女神」。S-1グランプリ審査員。
; 椎名 雄一/ユウ(しいな ゆういち/ゆう)
: ネイルサロン・チェーン経営者で佐倉市のファッションリーダー。誰もが美女と見まがう[[女装]]した男性で初代OZメンバーである椎名雄二の兄。ストレートのロングヘアーで赤い[[ランドセル]]が欲しかった。同じくS-1グランプリ審査員<ref>「月刊少年マガジン」2020年5月号(813ページ)</ref>。愛車は[[ロータス・セブン|ロータス・スーパー7]](英国サーキットレーシング・スポーツカー)。
; 八街警備隊(やちまた けいびたい)
: 架空のハイパーポリス。西部警察、ウルトラ警備隊、マッドマックス、相棒などの仮装をした偽警官の集団。
; 極楽院 卯月(ごくらくいん うづき)
: 八街警備隊を率いる総帥。ベルばらのオスカル様のような格好をしている。[[薔薇]]と猛獣の剥製が好き。愛車は[[ランボルギーニ|ランボルギーニ・アヴェンタドール]](ドバイポリス仕様750)<ref>「月刊少年マガジン」2021年11月号(642ページ)</ref>。
== 書誌情報 ==
* [[加瀬あつし]]『くろアゲハ』講談社〈講談社コミックス月刊マガジン〉、全20巻
*# 2014年5月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000042383|title=『くろアゲハ(1)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2016-03-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-371420-3}}
*# 2014年7月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000042397|title=『くろアゲハ(2)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2016-03-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-371434-0}}
*# 2014年12月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000042414|title=『くろアゲハ(3)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2016-03-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-371451-7}}
*# 2015年4月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000042426|title=『くろアゲハ(4)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2016-03-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-371463-0}}
*# 2015年8月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000042441|title=『くろアゲハ(5)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2016-03-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-371478-4}}
*# 2016年3月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000047919|title=『くろアゲハ(6)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2016-03-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-392517-3}}
*# 2016年7月15日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000047934|title=『くろアゲハ(7)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2016-07-15}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-392532-6}}
*# 2016年12月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000047956|title=『くろアゲハ(8)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2016-12-16}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-392554-8}}
*# 2017年5月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000047980|title=『くろアゲハ(9)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-05-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-392578-4}}
*# 2017年11月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000052230|title=『くろアゲハ(10)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2017-11-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-510433-0}}
*# 2018年6月15日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000310343|title=『くろアゲハ(11)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2018-06-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-511706-4}}
*# 2018年10月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000317705|title=『くろアゲハ(12)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2018-10-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-513760-4}}
*# 2019年4月18日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000321622|title=『くろアゲハ(13)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2019-04-18}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-515427-4}}
*# 2019年9月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000324990|title=『くろアゲハ(14)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2019-09-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-517189-9}}
*# 2020年3月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000333467|title=『くろアゲハ(15)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2020-03-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-518612-1}}
*# 2020年11月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000345366|title=『くろアゲハ(16)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2020-11-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-521236-3}}
*# 2021年5月17日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000352312|title=『くろアゲハ(17)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2021-05-17}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-523488-4}}
*# 2021年12月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000358532|title=『くろアゲハ(18)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2022-06-16}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-526443-0}}
*# 2022年6月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000366419|title=『くろアゲハ(19)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2022-06-16}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-528125-3}}
*# 2023年2月16日発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kodansha.co.jp/comic/products/0000373968|title=『くろアゲハ(20)』|work=講談社コミックプラス|publisher=講談社|accessdate=2023-02-16}}</ref>、{{ISBN2|978-4-06-530768-7}}
== 備考 ==
* 作中の単車等の作画は、[[旧車会]]の協力があることが雑誌掲載時に明記されている。
* 作中で18歳の信愛が昭和63年10月生まれとする警察の書類が登場するため、時代設定は2006年10月からの一年間の間の出来事であることがわかる。ただし当時は存在しなかったアイドルやアニメ、ゲーム、ドラマ<ref group="注">バイク窃盗団のエピソードで、登場人物が2016年[[大河ドラマ]]「[[真田丸 (NHK大河ドラマ)|真田丸]]」に言及する場面がある。</ref>等の記述があるため、それほど厳密なものではない。
== ゲーム ==
; [[三国志大戦]]
: [[三国志]]を題材にした[[アーケードゲーム]]。加瀬がイラストレーターとして参加しており、本作の信愛をモデルにした[[魏延]](声:[[菅沼久義]])が登場。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* [https://gmaga.co/c/kuroageha/ くろアゲハ|月刊少年マガジン]
{{Manga-stub}}
{{デフォルトソート:くろあけは}}
[[Category:漫画作品 く|ろあけは]]
[[Category:2013年の漫画]]
[[Category:月刊少年マガジンの漫画作品]]
[[Category:不良少年・不良少女を主人公とした漫画作品]]
[[Category:女装漫画]]
[[Category:
| |||