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{{各年のスポーツヘッダ|2012}}
'''2012年の自転車競技'''(2012ねんのじてんしゃきょうぎ)では[[2012年]]の[[自転車競技]]について記述する。
 
== できごと ==
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**[[ヨアン・オフルド]]([[FDJ|FDJ・ビッグマット]])が、18ヶ月間中、3度競技外ドーピングを受けなかったとして、2年間の出場停止処分となる見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/offredo-informed-of-missed-doping-controls Offredo informed of missed doping controls] - cyclingnews.com 1月6日付記事{{en icon}}</ref>。
*10日
**[[ジロ・デ・イタリア 2012]]のワイルドカードチームに、[[アンドローニ・ジョカットーリ]](Androni Giocattoli)、 [[コルナゴ=CSF・イノックス]](Colnago-CSF Inox)、[[ファルネーゼ・ヴィーニ=セッレ・イタリア]](Farnese Vini-Selle Italia)、[[チーム・ネタップ]](Team NetApp)の4チームが選出された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/2012-giro-ditalia-wildcards-named 2012 Giro d'Italia wildcards named] - cyclingnews.com 1月10日付記事{{en icon}}</ref>。
*11日
**[[ブエルタ・ア・エスパーニャ2012]]のコースが発表される<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/2012-vuelta-route-revealed 2012 Vuelta route revealed] - cyclingnews.com 1月11日付記事{{en icon}}</ref>。
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**チーム・サクソバンクのチーム・マネジャー、[[ビャルヌ・リース]]は、引き続きアルベルト・コンタドールをサポートしていくと表明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/riis-continues-to-support-contador-despite-ban Riis continues to support Contador despite ban] - cyclingnews.com 2月7日付記事{{en icon}}</ref>。
*8日
**[[第32回アジア自転車競技選手権大会]](以下、アジア選手権)、女子・個人追抜で、[[田畑真紀]]が優勝<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=20723%e3%82%a2%e3%82%b8%e3%82%a2%e9%81%b8%e6%89%8b%e6%a8%a9%e5%88%9d%e6%97%a5%e7%b5%90%e6%9e%9c%ef%bc%88%e6%b1%ba%e5%8b%9d%e7%a8%ae%e7%9b%ae%ef%bc%89/ アジア選手権初日結果(決勝種目)] - 日本自転車競技連盟 2月9日付</ref>。
*9日
**アジア選手権、男子・ポイントレースで、[[盛一大]]が優勝<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=20787%e3%82%a2%e3%82%b8%e3%82%a2%e9%81%b8%e6%89%8b%e6%a8%a9%e7%94%b7%e5%ad%90%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%b9%e7%b5%90%e6%9e%9c/ アジア選手権男子エリートポイントレース結果] - 日本自転車競技連盟 2月9日付</ref>。
**CASは、[[ヤン・ウルリッヒ]]に対し、[[2011年]]8月22日から2年間の出場停止処分を下した。UCIドーピング規則第15.2<ref>『禁止物質または禁止方法の使用の成否は,重要ではない。アンチドーピング規則違反は,禁止物質また は禁止方法を使用したこと,または使用の企てたことにより成立する。』 - UCIアンチドーピング規則より</ref>違反のため。また[[2005年]]5月以降、引退年日の[[2007年]]2月までの記録を抹消されることになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/jan-ullrich-given-two-year-ban-from-cas Jan Ullrich given two-year ban from CAS] - cyclingnews.com 2月9日付記事{{en icon}}</ref>。
**カナダのアマチュア選手、[[ベンジャミン・マーテル]]にテストステロン陽性が確認された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/canadian-amateur-positive-for-testosterone Canadian amateur positive for testosterone] - cyclingnews.com 2月9日付記事{{en icon}}</ref>。
*10日
**アジア選手権、男子・スプリントで、[[渡邉一成]]が優勝<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=20899%e3%82%a2%e3%82%b8%e3%82%a2%e9%81%b8%e6%89%8b%e6%a8%a9-%e7%94%b7%e5%ad%90%e3%82%a8%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%88-%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%88%e7%b5%90%e6%9e%9c/ アジア選手権 男子エリート スプリント結果] - 日本自転車競技連盟 2月10日付</ref>。
**[[ジャニー・ロンゴ]]の夫、パトリス・シプレリが[[エリスロポエチン]](EPO)を購入した動機について、自分自身のために購入したことを告白<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/longos-husband-confesses-to-epo-purchase Longo's husband confesses to EPO purchase] - cyclingnews.com 2月10日付記事{{en icon}}</ref>。
*12日
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**[[ツアー・オブ・オマーン]]に参加中の[[アンディ・シュレク]]は、確実視されている[[2010年]]の[[ツール・ド・フランス2010|ツール・ド・フランス]]総合優勝について、早急に求めるものではない、とする心境を述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/andy-schleck-focused-more-than-ever-on-the-tour-de-france Andy Schleck focused more than ever on the Tour de France] - cyclingnews.com 2月15日付記事{{en icon}}</ref>。
*17日
**[[UCIトラックワールドカップ2011-2012|トラックワールドカップ]]の今シーズン最終戦が、当年開催の[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) |ロンドンオリンピック]]の会場となる[[ヴェロパーク]]で開幕。19日まで行われた。
*19日
**シクロクロスの[[GvAトロフェー2011-2012|GvAトロフェー]]最終日が行われ、男子は[[ケヴィン・パウウェルス]]がスヴェン・ネイスの8連覇を阻止して総合優勝。女子は[[ダフニー・ファン・デン・ブラント]]が総合優勝。
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**当年1月に行われたツアー・オブ・チリ第5ステージ終了後に、AサンプルにおけるEPO陽性が確認された[[ルイス・マンシリャ]](チリ)に、Bサンプルでも陽性が確認された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/mansilla-cleared-of-epo-doping-charges-negative-b-sample Mansilla cleared of EPO doping charges negative B sample] - cyclingnews.com 3月29日{{en icon}}</ref>。
*30日
**[[プロジェクト 1t4i]]の新スポンサーが決定し、当年の[[ロンド・ファン・フラーンデレン2012|ロンド・ファン・フラーンデレン]]より、『アルゴス・シマノ』として活動することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/argos-shimano-cycling-team-presented-in-rotterdam Argos-Shimano cycling team presented in Rotterdam] - cyclingnews.com 3月30日{{en icon}} </ref>。
**UCI会長、パット・マッケイドは、中国の[[杭州市|杭州]]を舞台とするレースを「ツアー・オブ・杭州」として独立させ、UCIワールドツアー対象レースとする用意があることを示唆<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/tour-of-hangzou-poised-to-enter-worldtour Tour of Hangzou poised to enter WorldTour] - - cyclingnews.com 3月30日{{en icon}}</ref>。
**[[イヴァン・コヴァレフ]](ロシア)が当月29日、オーストラリアのシドニーで交通事故に遭った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/kovalev-struck-by-hit-and-run-driver-in-australia Kovalev struck by hit-and-run driver in Australia] - cyclingnews.com 3月29日{{en icon}}</ref>が、当年のトラック世界選手権に出場する意思を示した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/kovalev-likely-to-ride-in-track-world-championships Kovalev likely to ride in Track World Championships] - cyclingnews.com 3月30日{{en icon}}</ref>。
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**[[アルベルト・コンタドール]]は、当月2日までにCASへの不服申し立てを行わなかったため、出場停止処分が確定した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/no-appeal-for-contador No appeal for Contador] - cyclingnews.com 4月3日付{{en icon}}</ref>。
*4日
**[[世界選手権自転車競技大会トラックレース2012|トラックレース世界選手権]]が開幕。[[世界選手権自転車競技大会トラックレース2012#男子団体追抜|男子団体追抜]]決勝でイギリス<ref>[http://www.cyclingnews.com/races/championnats-du-monde-piste-uci-uci-world-track-championsh-2012/mens-team-pursuit/results Great Britain set new world mark to claim first gold of the championships] - cyclingnews.com 4月4日付{{en icon}}</ref>が、[[世界選手権自転車競技大会トラックレース2012#女子チームスプリント|女子チームスプリント]]の予選及び決勝でドイツ<ref>[http://www.cyclingnews.com/races/championnats-du-monde-piste-uci-uci-world-track-championsh-2012/womens-team-sprint/results Germany set new world record twice en-route to rainbow jersey] - cyclingnews.com 4月4日付{{en icon}}</ref>が、それぞれ[[世界新記録]]をマークして優勝。また、男子チームスプリントで4位となった日本は、3、4位決定戦で43秒896の日本新記録をマーク<ref>[httphttps://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/kyogi/report/sekaisen/A_sekaisen/2012/sekaisen_12_02.html WEB月刊競輪世界選レポート(初日)] - KEIRIN.JP</ref><ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=21674%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%af%e4%b8%96%e7%95%8c%e9%81%b8%ef%bc%9c%e9%80%9f%e5%a0%b1%ef%bc%9e%e7%94%b7%e5%ad%90%e3%83%81%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%b9%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%88/ トラック世界選<速報>男子チームスプリント] - 日本自転車競技連盟4月4日付</ref>。
*5日
**トラックレース世界選手権、[[世界選手権自転車競技大会トラックレース2012#女子団体追抜|女子団体追抜]]で、イギリスが、予選、決勝ともに世界新記録をマークして優勝<ref>[http://www.cyclingnews.com/races/championnats-du-monde-piste-uci-uci-world-track-championsh-2012/womens-team-pursuit/results Great Britain lowers team pursuit world mark again to win gold] - cyclingnews.com 4月5日付{{en icon}}</ref>。
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**110回目となる[[パリ〜ルーベ2012|パリ〜ルーベ]]が行われ、[[トム・ボーネン]]が53kmを独走する圧勝で、[[ロジェ・デ・フラーミンク]]と並ぶ、同レース史上最多となる4回目の優勝を果たした<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/80907 王者ボーネンが圧巻の独走劇!自身4度目のパリ〜ルーベ制覇!] - シクロワイアード 4月8日付</ref>。
**トラックレース世界選手権、[[世界選手権自転車競技大会トラックレース2012#女子500mタイムトライアル|女子500mタイムトライアル]]で、[[アンナ・メアーズ]]が33秒010の世界新記録をマークし優勝。またメアーズはこれでトラック世界選で通算10回目の優勝を果たした<ref>[http://www.cyclingnews.com/races/championnats-du-monde-piste-uci-uci-world-track-championsh-2012/womens-500m-time-trial/results Meares sets new 500 mark en route to world title] - cyclingnews.com 4月8日付{{en icon}}</ref>。
**当日をもってトラックレース世界選手権は終了し、[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技|ロンドンオリンピック]]のトラックレース各種目の出場国が決定したが、日本は男子チームスプリント、男子ケイリン、男子個人スプリント、女子個人スプリントの4種目で出場権を獲得。なお、オリンピック代表選手については、当月22日に[[前橋競輪場]]で行われるタイムトライアル・チャレンジの結果も踏まえ、当年5月1日に発表される予定<ref>[httphttps://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/kyogi/report/sekaisen/A_sekaisen/2012/sekaisen_12_06.html WEB月刊競輪世界選レポート(5日目)第6報] - KEIRIN.JP</ref>。
*11日
**当月15日開催予定の[[アムステルゴールドレース2012|アムステルゴールドレース]]当日に、オランダ警察組合(NPB)のストライキが予定されていることが判明。但し、ストライキが行われるかどうかについては現段階では流動的<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/police-strike-threatens-amstel-gold-race Police strike threatens Amstel Gold Race] - cyclingnews.com 4月11日付{{en icon}}</ref>。
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*17日
**[[チーム・サクソバンク]]の監督、トリスタン・ホフマンは、[[アルベルト・コンタドール]]を当年の[[エネコ・ツアー]]より復帰させる計画があることを、ラジオ放送局である、カデナ・SERのインタビューで語った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/contador-confirms-eneco-tour-and-hints-at-saxo-bank-return Contador confirms Eneco Tour and hints at Saxo Bank return] - cyclingnews.com 4月17日付{{en icon}}</ref>。
**[[デニス・ガリムジャノフ]]は、[[チーム・カチューシャ]]のWeb上で、EPO使用歴を認める文書を公表した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/galimzyanov-confesses-to-epo-use Galimzyanov confesses to EPO use] - cyclingnews.com 4月17日付{{en icon}} </ref>。
*18日
**[[フレッシュ・ワロンヌ2012|フレッシュ・ワロンヌ]]が行われ、[[ホアキン・ロドリゲス]]が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/81499 ユイの壁を最速で駆け抜けたプリート 念願のフレーシュ初制覇] - シクロワイアード 4月18日付 </ref>。
*19日
**イタリア・アンチドーピング裁判所は、[[リカルド・リッコ]]に2011年2月から12年間の出場停止処分を下した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ricco-receives-12-year-ban Ricco receives 12-year ban] - cyclingnews.com 4月19日付{{en icon}}</ref>。
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**[[リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ2012|リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ]]が行われ、[[マクシム・イグリンスキー]]が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/81756 イグリンスキー独走勝利 カザフスタンに3度目のドワイエンヌ制覇をもたらす] - シクロワイアード4月23日付</ref>。
*23日
**当年開催の[[ブエルタ・ア・エスパーニャ2012|ブエルタ・ア・エスパーニャ]]への招待チームが、アンダルシア、カハ・ルラル、[[コフィディス]]、[[アルゴス・シマノ]]の4チームに決定<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/vuelta-a-espana-announces-its-22-teams-for-2012 Vuelta a Espana announces its 22 teams for 2012] - cyclingnews.com 4月23日付{{en icon}} </ref>。
**スペインの新聞、インテルビウによると、匿名者が、2005年の[[ツール・ド・フランス2005|ツール・ド・フランス]]において、[[アルベルト・コンタドール]]が当時在籍していたリベルティ・セグロスのマッサージャーが、コンタドールに[[インスリン]]注射を行っていた現場を確認していたことを述べた。その人物は、[[スポーツ仲裁裁判所]](CAS)で行われたコンタドールに対する公聴会でその話を証言しようと思ったが、コンタドールの顧問弁護士に阻止されたということも語っている<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/contador-accused-of-doping-in-2005-by-rival-teams-masseur Contador accused of doping in 2005 by rival team's masseur] - cyclingnews.com 4月23日付{{en icon}} </ref>。
*25日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技|ロンドンオリンピック]]・トラックレースの種目別参加国が決定<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-confirms-track-quotas-for-london-olympic-games UCI confirms track quotas for London Olympic Games] - cyclingnews.com 4月25日付{{en icon}} </ref>。過日述べた通り、日本は男子チームスプリント、同個人スプリント、同ケイリン、女子個人スプリントの各種目で1枠を獲得。なお、男女オムニアムはそれぞれ補欠扱い<ref>http://www.uci.ch/Modules/BUILTIN/getObject.asp?MenuId=MTU5MzU&ObjTypeCode=FILE&type=FILE&id=Nzc2NTc&LangId=1</ref>。
*26日
**[[ジロ・デ・イタリア]]のディレクター、ミケーレ・アクアローネは[[AP通信]]に対し、当年の[[ジロ・デ・イタリア 2012|ジロ・デ・イタリア]]開幕ステージが行われるデンマークにて、[[ミケーレ・スカルポーニ]]に対する[[マリア・ローザ]]送呈式を行うことを表明。これにより、スカルポーニの[[2011年]][[ジロ・デ・イタリア 2011|ジロ・デ・イタリア]]総合優勝が確定した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/scarponi-to-be-presented-with-2011-giro-pink-jersey Scarponi to be presented with 2011 Giro pink jersey] - cyclingnews.com 4月26日付{{en icon}} </ref>。
*27日
**UCIは、[[アルベルト・コンタドール]]がドーピング違反にかかる出場停止期間中に獲得した[[UCIワールドツアー]]ポイントをすべて除外する方針<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-stands-firm-on-contadors-worldtour-points UCI stands firm on Contador's WorldTour points] - cyclingnews.com 4月27日付{{en icon}} </ref>。
**[[トニー・マルティン]]が、当年5月1日に行われる、[[ルント・ウム・デン・フィナンツプラッツ・エシュボルン=フランクフルト]]で復帰する見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/tony-martin-returns-to-racing-may-1-in-frankfurt Tony Martin returns to racing May 1 in Frankfurt] - cyclingnews.com 4月27日付{{en icon}} </ref>。
*29日
**[[全日本自転車競技選手権大会]]・個人ロードレースが行われ、男子は[[土井雪広]]が初優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/82260 全日本ロードエリート 土井雪広が初のナショナルチャンピオンに輝く] - シクロワイアード 4月29日付</ref>、女子は[[萩原麻由子]]が3連覇<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/82399 萩原麻由子が貫禄の3連覇 與那嶺恵理が2位と大健闘] - シクロワイアード 4月29日付 </ref>。
**[[ツール・ド・ロマンディ2012|ツール・ド・ロマンディ]]最終ステージの個人タイムトライアルが行われ、[[ブラッドリー・ウィギンス]]が同ステージを制し、前日まで総合首位の[[ルイス・レオン・サンチェス]]を逆転し総合優勝。
*30日
**[[スポーツ仲裁裁判所]](CAS)はイギリスオリンピック委員会(BOA)に対し、過去にドーピング違反歴があるため、[[デヴィッド・ミラー (自転車競技)|デヴィッド・ミラー]]を同国代表選定から除外する方針について、[[世界アンチ・ドーピング機構]](WADA)が定める規約に違反する二重裁定と結論づけ、BOAの方針は無効とする裁定を下した。これにより、ミラーは同国代表選定選手となることが可能となった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/millar-in-line-for-london-2012-olympics-after-cas-ruling Millar in line for London 2012 Olympics after CAS ruling] - cyclingnews.com 4月30日付{{en icon}} </ref>。
 
=== 5月 ===
*1日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技|ロンドンオリンピック]]の男女トラックレースおよび男子ロードレースの日本代表候補選手が発表され、トラックレースは、[[渡邉一成]]、[[新田祐大]]、[[中川誠一郎]](以上、競輪選手)、[[前田佳代乃]]([[鹿屋体育大学]])が、男子ロードは、既に前年に内定が出ている[[別府史之]]([[グリーンエッジ|オリカ・グリーンエッジ]])に加え、[[新城幸也]]([[チーム・ヨーロッパカー]])が選出された<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/82425 ロンドン五輪ロード代表候補2人目に新城幸也が選出] - シクロワイアード 5月1日付</ref>。
**[[グリーンエッジ]]は、オーストラリアのメルボルンに本社をおく採掘・採鉱会社、オリカ(ORICA)をチームのメインスポンサーとして3シーズンの契約を結んだことを発表。これにより同日付で、'''オリカ・グリーンエッジ'''と名称が改められた<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/82429 新メインスポンサーに「オリカ社」 オリカ・グリーンエッジに名称変更 ] - シクロワイアード 5月1日付</ref>。
*5日
**2003年から2007年まで、[[ラボバンク (自転車競技)|ラボバンク]]のチーム・マネジャーを務めていた[[テオ・デ・ローイ]]は、この間、ドーピングを容認していたと、オランダの新聞、『フォルクスクラント』に告白。当時所属選手だった[[マイケル・ボーヘルト]]ら3選手が『ヒューマンプラズマ・血液ドーピング』に関与していたとも伝えた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/rabobank-tolerated-doping-on-cycling-team-de-rooy-claims Rabobank tolerated doping on cycling team, De Rooy claims] - cyclingnews.com 5月5日付{{en icon}}</ref>。
190 ⟶ 191行目:
*8日
**上記事例に対し、ジロ・デ・イタリアの休息日にあたる当日、フェッラーリがカヴェンディッシュに謝罪した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ferrari-set-to-apologize-to-cavendish-after-giro-ditalia-crash Ferrari set to apologize to Cavendish after Giro d'Italia crash] - cyclingnews.com 5月9日付{{en icon}}</ref>。
**[[国際オリンピック委員会]](IOC)は、[[2004年]]の[[アテネオリンピック (2004年) |アテネオリンピック]]のドーピング検査時に採取された氷結サンプルが当年8月29日に有効期限を迎えることにかんがみ、当年8月にそれを解凍し、ドーピング疑惑解明を目指す意向を示した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/international-olympic-committee-may-retest-2004-samples International Olympic Committee may retest 2004 samples] - cyclingnews.com 5月9日付{{en icon}}</ref>。
*11日
**[[チーム・サクソバンク]]は、スペインの[[タイムシェア]]グループである『アンフィ』を、[[アルベルト・コンタドール]]の復帰が予定されている当年8月頃までに新たなスポンサーとして決定する見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/new-co-sponsor-for-saxo-bank New co-sponsor for Saxo Bank] - cyclingnews.com 5月11日付{{en icon}}</ref>。
196 ⟶ 197行目:
**[[ユルヘン・ルラントス]]が[[ツール・ド・ベルギー]]で復帰する見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/roelandts-cleared-to-race-again Roelandts cleared to race again] - cyclingnews.com 5月12日付{{en icon}}</ref>。
*14日
**[[全日本プロ選手権自転車競技大会]]([[前橋競輪場]])の女子1㎞1kmタイムトライアルで、[[加瀬加奈子]]が1分10秒053を記録。[[1988年]]に[[橋本聖子]]がマークした、1分14秒30を大幅に上回る日本記録とあいまった<ref>[http://www.nikkansports.com/race/public_race/news/p-rc-tp1-20120515-951237.html 加瀬加奈子TTで日本新/全プロ競技大会] - 日刊スポーツ 5月15日付</ref>。
*16日
**[[アモリ・スポル・オルガニザシオン]](ASO)は、前レース担当医のジェラール・ポルトを2010年9月に不当に解雇したとして、115000ユーロの損害賠償支払いを命じられた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/aso-to-pay-former-tour-de-france-doctor-damages ASO to pay former Tour de France doctor damages] - cyclingnews.com 5月22日付{{en icon}}</ref>。
208 ⟶ 209行目:
**ジロ・デ・イタリア最終日となる第21ステージの個人タイムトライアルが[[ミラノ]]市街地で行われ、前日まで総合首位の[[ホアキン・ロドリゲス]]に31秒差の同2位につけていた[[ライダー・ヘシェダル]]が、同ステージでロドリゲスに47秒の差をつけてフィニッシュ。総合タイム16秒差をつけ逆転総合優勝を果たした。また、カナダ国籍選手の総合優勝は、[[ジロ・デ・イタリア]]のみならず、[[グランツール]]としても史上初の出来事とあいまった<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/84661 最終個人TTで逆転マリアローザ獲得 ヘジダルが初のカナダ人グランツール覇者に] - シクロワイアード 5月28日付</ref>。
*30日
**日本に、ロンドンオリンピックの男子マウンテンバイク・クロスカントリー出場枠(1人)が与えられることが決まった<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=22437%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%b3%e4%ba%94%e8%bc%aamtb%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e5%80%99%e8%a3%9c%e9%81%b8%e6%89%8b%e7%99%ba%e8%a1%a8%e8%a8%98%e8%80%85%e4%bc%9a%e8%a6%8b/ ロンドン五輪MTB代表候補選手発表記者会見] - 日本自転車競技連盟5月30日付</ref>。
 
=== 6月 ===
214 ⟶ 215行目:
**[[ビャルヌ・リース]]が、初版はデンマーク語記述となった自叙伝、『ステージ・オブ・ライト・アンド・ダーク』(Stages of Light and Dark)の英訳本が発行されることに伴い、英訳者と、雑誌・プロサイクリングの元編集長であるエリス・ベーコンとのインタビューに応じ、[[エリスロポエチン]](EPO)使用の経緯について語った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/video-bjarne-riis-on-the-decision-to-take-epo Video: Bjarne Riis on the decision to take EPO] - cyclingnews.com 6月1日付{{en icon}}</ref>。
*2日
**[[全日本マウンテンバイク選手権大会]]の男女ダウンヒル決勝が行われ、女子は[[末政実緒]]が13連覇を達成<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=22468%e5%85%a8%e6%97%a5%e6%9c%acmtb%e9%81%b8%e6%89%8b%e6%a8%a9%ef%bc%9c%e9%80%9f%e5%a0%b1%ef%bc%9eelite-women-downhill/ 全日本MTB選手権<速報>Elite Women Downhill] - 日本自転車競技連盟6月2日付</ref>。男子は[[清水一輝]]が連覇<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=22472%e5%85%a8%e6%97%a5%e6%9c%acmtb%e9%81%b8%e6%89%8b%e6%a8%a9%ef%bc%9c%e9%80%9f%e5%a0%b1%ef%bc%9eelite-men-downhill/ 全日本MTB選手権<速報>Elite Men Downhill] - 日本自転車競技連盟6月2日付</ref>。
**日本に、ロンドンオリンピック、女子個人ロードレースの出場枠(1人)が与えられることが決まった<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=22485%e3%80%8c%e5%a0%b1%e9%81%93%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%81%ae%e3%81%bf%e3%81%aa%e3%81%95%e3%81%be%e3%81%b8%e3%80%8d%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%b3%e4%ba%94%e8%bc%aa-%e5%a5%b3%e5%ad%90%e3%83%ad%e3%83%bc/ 「報道関係のみなさまへ」ロンドン五輪 女子ロードレース代表候補選手発表記者会見] - 日本自転車競技連盟6月2日付 </ref>。
**[[セバスティアン・テュルゴ]]が、18か月間の間に3回、競技外ドーピング居所を未報告ないし虚偽報告していたのではないかという疑惑がもたれていたが、フランス自転車競技連盟はそのような事実はないと声明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/turgot-cleared-of-whereabouts-violations Turgot cleared of whereabouts violations] - cyclingnews.com 6月2日付{{en icon}}</ref>。
*3日
**全日本マウンテンバイク選手権大会の男女クロスカントリー決勝が行われ、女子は[[片山梨絵]]が9連覇<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=22523%e5%85%a8%e6%97%a5%e6%9c%acmtb%e9%81%b8%e6%89%8b%e6%a8%a9%ef%bc%9c%e9%80%9f%e5%a0%b1%ef%bc%9eelite-women-xc/ 全日本MTB選手権<速報>Elite Women XC] - 日本自転車競技連盟6月3日付</ref>。男子は[[山本幸平]]が5連覇を達成<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=22544%e5%85%a8%e6%97%a5%e6%9c%acmtb%e9%81%b8%e6%89%8b%e6%a8%a9%ef%bc%9c%e9%80%9f%e5%a0%b1%ef%bc%9eelite-men-xc-2/ 全日本MTB選手権<速報>Elite Men XC] - 日本自転車競技連盟6月3日付</ref>。
*4日
**ロンドンオリンピックの男子クロスカントリー代表候補選手に[[山本幸平]]、女子個人ロードレース代表候補選手に[[萩原麻由子]]がそれぞれ選出された<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=22570%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%b3%e4%ba%94%e8%bc%aa%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e5%80%99%e8%a3%9c%e9%81%b8%e6%89%8b%e7%99%ba%e8%a1%a8/ ロンドン五輪代表候補選手発表] - 日本自転車競技連盟6月4日付</ref>。
**[[クリテリウム・デュ・ドフィネ2012|クリテリウム・デュ・ドフィネ]]第1ステージの残り約47㎞47km付近地点で、[[サムエル・サンチェス]]が転倒。サンチェスはX線検査の結果、骨に異常はなかったが肋骨を打撲。また[[ダニエル・マーティン]]は残り約34㎞34km地点で転倒。マーティンのほうはヘルメットが真っ二つに割れたばかりか、鎖骨を骨折していた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/heavy-crashes-for-sanchez-and-martin-at-criterium-du-dauphine Heavy crashes for Sanchez and Martin at Critérium du Dauphiné] - cyclingnews.com 6月5日付{{en icon}}</ref>が、両選手とも、翌日行われる第2ステージに出走<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/sanchez-and-martin-confirmed-to-continue-dauphine Sanchez and Martin confirmed to continue Dauphiné] - cyclingnews.com 6月5日付{{en icon}}</ref>。
*5日
**[[アンドローニ・ジョカットーリ]]の監督、ジャンニ・サヴィオは、当年の[[ジロ・デ・イタリア 2012|ジロ・デ・イタリア]]における[[ホセ・ルハノ]]の第19ステージにおけるリタイア理由が単核球症の発症によるものであるという発言<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/rujano-says-mononucleosis-forced-his-giro-abandonment Rujano says mononucleosis forced his Giro abandonment] - cyclingnews.com 6月1日付{{en icon}}</ref>に対し、チームドクターの診断においては異常が見られなかった上に、ルハノがロンドンオリンピックへ向けて調整に入ったためではないかという疑念を語った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/savio-doubts-rujanos-mononucleosis-claim Savio doubts Rujano's mononucleosis claim] - cyclingnews.com 6月5日付{{en icon}}</ref>。
*8日
**[[アルベルト・コンタドール]]が8月、3年契約で[[チーム・サクソバンク]]に復帰することが明らかになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/contador-returns-with-saxo-bank Contador returns with Saxo Bank] - cyclingnews.com 6月8日付 </ref>。
*10日
**[[クリテリウム・デュ・ドフィネ2012|クリテリウム・デュ・ドフィネ]]最終日が行われ、[[ブラッドリー・ウィギンス]]が総合2連覇を達成<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/85713 モレーノが登りスプリントで2勝目をマーク ウィギンズが大会連覇を達成] - シクロワイアード6月11日付</ref>。
233 ⟶ 234行目:
**[[mihimaru GT]]が、当年7月1日よりスタートする[[ガールズケイリン]]のイメージソングを歌唱することが[[JKA]]より発表された<ref>[http://www.nikkansports.com/race/public_race/news/f-rc-tp1-20120612-966289.html mihimaru GTがイメージソング] - 日刊スポーツ6月12日付</ref>。
*13日
**合衆国アンチドーピング機構(USADA)が、[[ランス・アームストロング]]にドーピング違反容疑があるとして、12日にアームストロング宛に15ページに亘る告発状を送付していることが判明。また[[ワシントン・ポスト]]にも同様の書面が送付され<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/armstrong-charged-with-doping-by-usada Armstrong charged with doping by USADA] - cyclingnews.com 6月14日付{{en icon}}</ref>、14日、同紙が内容の概要を公開<ref>[httphttps://www.washingtonpost.com/lance-armstrong-faces-fresh-doping-charges-from-usada/2012/06/13/gJQAefnPaV_story.html Lance Armstrong faces fresh doping charges from USADA] - ワシントン・ポスト 6月14日付{{en icon}}</ref>。USADAによると、アームストロングには[[エリスロポエチン]](EPO)、[[輸血]](時ドーピング)、[[テストステロン]]、[[コルチコステロイド]]及びそのマスキング剤の使用疑惑があり、さらにそれらを他の選手に横流ししていた可能性があるとしている。アームストロングは否定している<ref name="asahi20120615">朝日新聞 2012年6月15日朝刊14版 25ページ</ref>。
**またUSADAは、当時アームストロングのチーム・マネジャーであった[[ヨハン・ブリュイネール]]が深く関与している点も告発している<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/bruyneel-could-face-lifetime-ban-if-usada-charges-are-upheld Bruyneel could face lifetime ban if USADA charges are upheld] - cyclingnews.com 6月14日付{{en icon}} </ref>。
**さらに上記に関連して、かつてUCIのバイオロジカルパスポートのパネラーだったマイケル・アシェンデン博士は、UCIがアームストロングのドーピング違反隠ぺいに関与していた可能性に含みを持たせる発言を行った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/usada-case-against-armstrong-could-damage-uci-ashenden-says USADA case against Armstrong could damage UCI, Ashenden says] - cyclingnews.com 6月14日付{{en icon}} </ref>。
**[[クリテリウム・デュ・ドフィネ2012|クリテリウム・デュ・ドフィネ]]第4ステージの個人タイムトライアルで落車した[[アンディ・シュレク]]が当日、診断の結果、[[仙骨]]を骨折したため、当年のツール・ド・フランスを欠場することを記者会見で表明した<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/85832 ドーフィネで落車したアンディ・シュレクが仙骨を骨折 ツール欠場を発表] - シクロワイアード 2012年6月14日付</ref>。
*15日
242 ⟶ 243行目:
**1999年から2004年までUSポスタル、2009年及び2010年まで[[アスタナ・チーム|アスタナ]]のチームドクターを務めたガルシア・デル・モラルは、USADAのアームストロングに対する告発状を全否定した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/spanish-doctor-denies-usada-doping-charges Spanish doctor denies USADA doping charges] - cyclingnews.com 6月16日付{{en icon}}</ref>。
*17日
**[[全日本自転車競技選手権大会#全日本選手権個人タイムトライアル・ロードレース|全日本選手権個人タイムトライアル]]が行われ、男子は[[西薗良太]]が初優勝、女子は[[萩原麻由子]]が5連覇<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/86044 東大卒・西薗良太の頭脳戦? 徹底した空力研究が勝利の秘訣] - シクロワイアード 6月17日付</ref>。
**[[ツール・ド・スイス2012|ツール・ド・スイス]]最終日が行われ、[[ルイ・コスタ (自転車選手)|ルイ・コスタ]]が総合優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/86085 バルベルデのアシストを受けてFシュレクの攻撃を封印 コスタが総合優勝] - シクロワイアード 6月18日付</ref>。
**イタリアの[[ガゼッタ・デロ・スポルト]]によると、イタリアの捜査官が、2006年にアームストロングが、ミケーレ・フェッラーリ([[:en:Michele Ferrari]])博士に465000ドルを支払っていたことをつきとめた。フェッラーリはこれまで、[[フロイド・ランディス]]など、ドーピング違反となった選手の指南役として活動していた経験がある<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/armstrong-reportedly-made-dollar-465000-payment-to-ferrari-in-2006 Armstrong reportedly made $465,000 payment to Ferrari in 2006] - cyclingnews.com 2012年6月17日付{{en icon}}</ref>。
*19日
**上記のアームストロングのドーピング疑惑に関連して、イタリアオリンピック委員会 (CONI) は、[[フィリッポ・ポッツァート]]がミケーレ・フェッラーリに4万~5〜5万ユーロを支払っていたという、当月16日付の[[ラ・レプッブリカ]]の報道を受け、当日、ポッツァートに聴聞した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/pozzato-to-front-coni-anti-doping-prosecutor-today Pozzato to front CONI anti-doping prosecutor today] - cyclingnews.com 2012年6月19日付{{en icon}}</ref><ref>[http://www.cyclingnews.com/news/pozzato-questioned-by-coni-in-rome Pozzato questioned by CONI in Rome]- cyclingnews.com 2012年6月19日付{{en icon}}</ref>。
*21日
**[[パトリック・ジンケヴィッツ]]の[[ヒト成長ホルモン]]陽性問題で、ドイツスポーツ裁判所は、[[世界アンチ・ドーピング機関]](WADA)のガイドラインは科学的根拠に基づいたものとは言い難いとして、ジンケヴィッツに勝訴の判決を下した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/sinkewitz-cleared-of-hgh-doping-charges Sinkewitz cleared of HGH doping charges] - www.cyclingnews.com 6月21日付{{en icon}}</ref>。
263 ⟶ 264行目:
*27日
**[[国際自転車競技連合]](UCI)は、[[レオナルド・ベルタニョッリ]]に対し、バイオロジカル・パスポートに基づく聴聞を行ったことを表明。また、ベルタニョッリから、ドーピング違反の有無が確定するまで、『推定無罪』の立場を貫くよう主張されたと表明した。またベルタニョッリは、当年のイタリア[[国内選手権大会 (自転車競技)|国内選手権]]・ロードレースを最後に現役を引退することを表明。さらに、ミケーレ・フェッラーリへの関与問題でCONIから当月26日に聴聞を受ける予定だったが、それが延期されたことも表明した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/bertagnolli-snared-by-biological-passport Bertagnolli snared by biological passport] - cyclingnews.com 6月27日付{{en icon}}</ref>。
**女子トラック短距離種目の第一人者、[[ヴィクトリア・ペンドルトン]]は、当年の[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) |ロンドンオリンピック]]を最後に現役を引退することを表明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/pendleton-set-to-quit-cycling-after-2012-olympics Pendleton set to quit cycling after 2012 Olympics] - cyclingnews.com 6月27日付{{en icon}}</ref>。
**[[レキップ]]によると、フランス検察当局が、[[チーム・ヨーロッパカー]]が組織ぐるみで、2011年の[[ツール・ド・フランス2011|ツール・ド・フランス]]において、[[ビタミン]]や[[コルチコステロイド]]を混入させた輸血ドーピングを行っていた疑いがあることを既に調査し終えてると述べた。この報道に対し、同チームのマネージャー、[[ジャン=ルネ・ベルノードー]]は、後日弁護士を通じて子細を説明するとして、報道陣のインタビューを拒否した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/french-agency-opens-investigation-into-europcar French agency opens investigation into Europcar] - cyclingnews.com 6月28日付{{en icon}}</ref>。
*28日
273 ⟶ 274行目:
=== 7月 ===
*2日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) |ロンドンオリンピック]]のマウンテンバイク・クロスカントリーにおけるUCIの国別出場枠順位は22位(補欠第4位)の日本女子だったが、オランダの1枠とノルウェーの2枠のうち1枠に出場キャンセルがあり、ランキング19位のハンガリーと20位のスペインに配分されたが、スペインが辞退。21位のオーストラリアはすでに大陸枠での出場が決まっていたため、22位の日本に再配分され<ref>[http://cyclist.sanspo.com/5778 片山梨絵を五輪代表に選出 マウンテンバイク女子で日本に出場枠] - Cyclist Sanspo.com 7月3日付</ref>、日本自転車競技連盟は、当年6月の全日本選手権で優勝した[[片山梨絵]]を選出した<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=22882%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%b3%e4%ba%94%e8%bc%aamtb%e5%a5%b3%e5%ad%90-%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%bb%a3%e8%a1%a8%e5%80%99%e8%a3%9c%e9%81%b8%e6%89%8b%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6/ ロンドン五輪MTB女子 日本代表候補選手について] - 日本自転車競技連盟7月2日付</ref>。
**UCIの[[会計士]]チームは、[[レディオシャック・ニッサン・トレック]]が、給料遅配を継続して行っている可能性があるとして調査に乗り出した。これに対し、同チームの広報担当であるフィリップ・マールテンス及びチーム・マネージャーの[[ヨハン・ブリュイネール]]は、(チームの)「私的な」理由により何度か遅配したことはあったが、チーム全体としてさほど大きな問題とは捉えていないと釈明した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ucis-accountants-investigate-radioshack-nissans-alleged-salary-payment-problems UCI's accountants investigate RadioShack-Nissan's alleged salary payment problems] - cyclingnews.com 7月2日付{{en icon}}</ref>。
**UCI会長のパット・マッケイドは、合衆国アンチドーピング機関(USADA)が[[ヨハン・ブリュイネール]]に対するドーピング疑惑調査を広範囲に拡大しようとしていることに対して支持する声明を行った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/usada-has-right-to-ban-bruyneel-worldwide-mcquaid-says USADA has right to ban Bruyneel worldwide, McQuaid says] - cyclingnews.com 7月2日付{{en icon}}</ref>。
280 ⟶ 281行目:
**この日行われた[[ツール・ド・フランス2012]]第4ステージで、[[新城幸也]]が2009年最終ステージの[[別府史之]]に続く日本人2人目の敢闘賞を獲得、日本人で初めてツールの表彰台に上がる。
*5日
**オランダの日刊紙、デ・テレフラーフ([[:en:De Telegraaf]])は、合衆国アンチドーピング機関(USADA)における、[[ジョージ・ヒンカピー]]、[[リーヴァイ・ライプハイマー]]、[[クリスティアン・ヴァンデヴェルデ]]、[[デヴィッド・ザブリスキー]]の証言に基づき、[[ランス・アームストロング]]が6か月間の出場停止処分を受け入れる考えがあることを報道<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/report-witnesses-in-armstrong-case-unmasked Report: Witnesses in Armstrong case unmasked?] - cyclingnews.com7月5日付{{en icon}}</ref>。しかし、ライプハイマーはそのようなことは何も知らないと述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/leipheimer-makes-no-comment-on-usada-case Leipheimer makes no comment on USADA case] - cyclingnews.com7月5日付{{en icon}}</ref>。加えて、USADAのチーフ、トラヴィス・タイガートは、『メディアの憶測は、 不正確な情報につながる』として、証人を保護する立場であることを踏まえ、特に4人を名指しで報じたことに不快の念を示した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/usada-chief-aims-to-protect-witnesses USADA chief aims to protect witnesses] - cyclingnews.com7月5日付{{en icon}}</ref>。
*6日
**[[ツール・ド・フランス2012|ツール・ド・フランス]]第6ステージにおいて、残り約50㎞50km及び同約25㎞25km地点で大量クラッシュ事故が発生<ref>[http://www.cyclingnews.com/tour-de-france/stage-6/results Sagan wins Tour de France stage 6 in Metz] - cyclingnews.com7月6日付{{en icon}}</ref>。この影響を受け、[[ミケル・アスタルロサ]]、[[ダヴィデ・ヴィガノ]]、[[トム・ダニエルソン]]、[[ワウト・プルス]]が当ステージ途中棄権、また、[[ホセ・イバン・グティエレス]]、[[イマノル・エルビティ]]、[[マールテン・ワイナンツ]]、[[オスカル・フレイレ]]、[[ユベール・デュポン]]、[[ロバート・ハンター (自転車選手)|ロバート・ハンター]]、[[ライダー・ヘシェダル]]、[[アメツ・チュルカ]]が、翌第7ステージを前にレースから退いた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/the-pain-continues-tour-de-france-stage-6-injury-update The pain continues: Tour de France stage 6 injury update] - cyclingnews.com7月7日付{{en icon}}</ref>。
*7日
**当年の[[ジロ・デ・イタリア 2012|ジロ・デ・イタリア]]総合優勝者、[[ライダー・ヘシェダル]]が、当月6日に行われた[[ツール・ド・フランス2012|ツール・ド・フランス]]第6ステージにおける落車事故<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/garmin-sharp-bus-like-a-hospital-after-disastrous-tour-de-france-stage Garmin-Sharp bus like a hospital after disastrous Tour de France stage] - cyclingnews.com7月6日付{{en icon}}</ref>の影響を受け、当日行われる同レース第7ステージへの出走をキャンセルし、リタイアすることになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/hesjedal-pulls-out-of-the-tour-de-france Hesjedal pulls out of the Tour de France] - cyclingnews.com7月7日付{{en icon}}</ref>。
*8日
**ツール・ド・フランス第8ステージの残り約60㎞60km地点で大量クラッシュが発生し、それに巻き込まれた[[サムエル・サンチェス]]が、鎖骨等を骨折する重傷を負い、当ステージを途中棄権。また、[[ディフェンディングチャンピオン]]として出場する予定となっている、当月28日に行われるロンドンオリンピック・個人ロードレースへの出場も危ぶまれている<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/sanchez-recounts-tale-of-broken-finger-and-broken-tour-dreams Sánchez recounts tale of broken finger and broken Tour dreams] - cyclingnews.com7月9日付{{en icon}}</ref>。
*9日
**[[フィリッポ・ポッツァート]]は、自転車雑誌、サイクリング・プロ(Cycling Pro)の最新号のインタビューで、ミケーレ・フェッラーリとは2005年に初めて出会い、2008年から2010年までの間、ドーピング指導を受けていたことを告白した。また、イタリアオリンピック委員会(CONI)による聴聞会で、1年間の出場停止を提示されていることも明らかにした<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/pozzato-details-ferrari-relationship Pozzato details Ferrari relationship] - cyclingnews.com7月9日付{{en icon}}</ref>。
*10日
**ツール・ド・フランスに参加中の[[レミ・ディ・グレゴリオ]]を、同レース休息日となった当日、所属する[[コフィディス]]チームが宿泊するホテルで、警察官及び『OCLAESP』の憲兵隊がドーピング容疑で逮捕した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/cofidis-hotel-raided-di-gregorio-arrested-at-tour-de-france Cofidis hotel raided, Di Grégorio arrested at Tour de France] - cyclingnews.com7月11日付{{en icon}}</ref><ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/87724 ディグレゴリオがドーピング容疑で逮捕 コフィディスはレースを続行] - シクロワイアード7月11日付</ref><ref>ツール・ド・フランスの運営については、[[ツール・ド・フランス#運営]]を参照</ref>。
**[[アメリカ合衆国連邦裁判所]]の[[テキサス州]][[オースティン (テキサス州)|オースティン]]地方裁判所は、USADAの規則が公正な裁判を受けるアスリートの基本的権利を侵害すると主張して上訴していた[[ランス・アームストロング]]の訴えを却下した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/armstrongs-federal-lawsuit-against-usada-dismissed Armstrong's federal lawsuit against USADA dismissed] - cyclingnews.com7月10日付{{en icon}}</ref>。
**USADAは、自転車チームのコンサルタント医師を務めた[[ミケーレ・フェラーリ]]、[[アスタナ・チーム|アスタナ]]のチームドクターだった[[ガルシア・デル・モラル]]、[[USポスタルサービス]]や[[ディスカバリーチャンネル]]でトレーナーを務めた[[ペペ・マルティー]]の3名に対し、永久追放勧告を行った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ferrari-del-moral-and-marti-banned-for-life-in-us-postal-case Ferrari, Del Moral and Marti banned for life in US Postal case] - cyclingnews.com7月11日付{{en icon}} </ref>。
*11日
**USADAは、ランス・アームストロングに対し、当年6月13日に告発したドーピング違反に対する制裁措置について、受け入れるか、はたまた不服申し立てを行うかについての決断期間を、当年7月14日まで延長することで了承した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/armstrong-given-30-day-extension-by-usada Armstrong given 30-day extension by USADA] - cyclingnews.com7月11日付{{en icon}}</ref>。
**[[アレックス・ラスムセン]]は、当月4日にCASから下された裁定を受け入れる意向<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/alex-rasmussen-will-not-appeal-cas-decision-suspending-him Alex Rasmussen will not appeal CAS decision suspending him] - cyclingnews.com7月11日付{{en icon}}</ref>。
*12日
**[[ファビアン・カンチェラーラ]]は、夫人の第二子出産に立ち会うため、ツール・ド・フランス第11ステージを前に帰国することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/cancellara-withdraws-from-tour-de-france Cancellara withdraws from Tour de France] - cyclingnews.com7月12日付{{en icon}} </ref>。
**当月10日に緊急逮捕された[[レミ・ディ・グレゴリオ]]のドーピング事例は、[[オゾン]]と[[ブドウ糖]]を注射を用いて注入していたと見られると、フランス検察当局は述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/prosecutors-want-di-gregorio-charged-with-prohibited-doping-methods Prosecutors want Di Gregorio charged with prohibited doping methods] - cyclingnews.com7月12日付{{en icon}} </ref>。
*13日
**[[デイリーニューズ (ニューヨーク)|ニューヨーク・デイリーニューズ]]は、USADAが2008年から2012年までの間、[[ランス・アームストロング]]から採取した血液サンプルのうち、38体が異常の兆候が現れていると報じた。例えば、2009年5月31日に採取されたサンプルの[[ヘマトクリット値]]は38.2%2%だったにもかかわらず、同年6月16日に採取されたものは45.7パーセントにもなっていた、としている<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/report-usada-has-38-armstrong-blood-samples-from-2008-to-2012 Report: USADA has 38 Armstrong blood samples from 2008 to 2012] - cyclingnews.com{{en icon}}</ref>。
**『渦中の人物』となっているミケーレ・フェッラーリ博士は、USADAが調査中の一連のドーピング疑惑について、全く身に覚えがないとする表明を、メディアを通じて行った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ferrari-denies-all-charges-and-all-knowledge-of-usada-case Ferrari denies all charges and all knowledge of USADA case] - cyclingnews.com7月13日付{{en icon}}</ref>。
**[[ジョン・マケイン]]・[[アメリカ合衆国上院]]議員は、USADAが調査中のランス・アームストロングのドーピング疑惑解明に全面的に協力する旨を公表<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/senator-mccain-backs-usada-investigation-into-armstrong Senator McCain backs USADA investigation into Armstrong] - cyclingnews.com7月14日付{{en icon}}</ref><ref>[http://www.mccain.senate.gov/public/index.cfm?FuseAction=PressOffice.PressReleases&ContentRecord_id=81e65d04-d3a5-57a6-a985-0c2ebfaa3cb0&Region_id=&Issue_id= STATEMENT BY SENATOR McCAIN ON USADA INVESTIGATION OF LANCE ARMSTRONG] - ジョン・マケインのプレスリリース7月13日付{{en icon}}</ref>。
309 ⟶ 310行目:
**[[ヤコブ・フグルサング]]が、[[レディオシャック・ニッサン]]の給料未払い問題が生じていることに関して、持ち株会社である、レオパルドSAに提訴したとみられると、デンマークのウェブサイト、ekstrabladet.dkが報じた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/report-fuglsang-sues-leopard-sa-for-non-payment Report: Fuglsang sues Leopard SA for non-payment] - cyclingnews.com7月15日付{{en icon}}</ref>。
*17日
**[[フランク・シュレク|フランク]]、[[アンディ・シュレク|アンディ]]のシュレク兄弟及び[[ファビアン・カンチェラーラ]]は、所属する[[レディオシャック・ニッサン]]が、所定給与額が未払いであることを[[国際自転車競技連合]](UCI)に訴えた。また、レディオシャック・ニッサンの親会社であるレオパルド・SAも、最大で4分の1の給与未払いが生じていることを確認し、未払い分が[[マネーロンダリング]]化されている恐れがあると危惧した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/schleck-cancellara-complained-to-uci-about-non-payment-team-owner-confirms Schleck, Cancellara complained to UCI about non-payment, team owner confirms] - cyclingnews.com7月17日付{{en icon}} </ref>。
**UCIは、[[ツール・ド・フランス2012]]に出場していた[[フランク・シュレク]]の当月14日に採取された尿サンプルから、[[世界アンチ・ドーピング機関]](WADA)の認定試験所であるフランスのシャトネイ=マラブリ試験所で検査したところ、利尿薬であるキシパミドが検出されたと表明。キシパミドは、WADAの禁止物質リストに具体的に示されているわけではないが、所属チームのレディオシャック・ニッサンはこれを受け、キシパミドが、医学的見地で存在している物質ではないとの判断及び、アンチ・ドーピングの原則に基づき、フランクを当年のツール・ド・フランスから撤退させることを表明した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-announces-adverse-analytical-finding-for-frank-schleck-at-tour-de-france UCI announces adverse analytical finding for Fränk Schleck at Tour de France] - cyclingnews.com7月17日付{{en icon}} </ref><ref>朝日新聞 2012年7月18日夕刊4版 7ページ</ref>。
*18日
**[[フランク・シュレク]]は、ルクセンブルクのメディアネットワークであるRTLを通じ、『私は禁止薬物(物質)を使用したことなど一度もない。過日の検査結果については、私自身説明しようがなく、Bサンプルの検査を強く求める次第である。この分析は私を薬物中毒の被害者に仕立てようとしているであろう。」と表明した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/frank-schleck-requests-b-sample-will-claim-hes-been-poisoned Fränk Schleck requests B sample, will claim he's been poisoned] - cyclingnews.com7月18日付{{en icon}} </ref>。
**[[マウリシオ・ソレール]]が、医者からの勧めに従い、現役引退を表明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/soler-announces-retirement-from-professional-cycling Soler announces retirement from professional cycling] - cyclingnews.com7月18日付{{en icon}}</ref>。
**当年の[[ツアー・オブ・ターキー]]で総合優勝を果たした[[イヴァイロ・ガブロヴスキ]]の、当年4月24日に採取された尿サンプルに、[[エリスロポエチン]](EPO)が含有していることがWADAを通じてUCIに報告された。ガブロヴスキはBサンプル検査を要求しているとのこと<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/gabrovski-with-adverse-analytical-finding-for-epo Gabrovski with Adverse Analytical Finding for EPO] - cyclingnews.com7月18日付{{en icon}}</ref>。
**UCIは、リトアニアの女子選手、[[ラサ・レレイヴィテー]]に、当年6月12日に採取された尿サンプルから、EPO陽性が確認されたと表明。レレイヴィテーはBサンプル検査を要求しているとのこと<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/leleivyte-positive-for-epo Leleivyte positive for EPO] - cyclingnews.com7月18日付{{en icon}}</ref>。
*19日
**ルクセンブルクのメディア、 ルサンティアル.lu(lessential.lu)によると、フランク、アンディのシュレク兄弟が、来シーズン、[[アスタナ・チーム|アスタナ]]と契約したとする噂話が飛び交っていると報じた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/schlecks-rumoured-to-have-signed-with-astana-for-coming-year Schlecks rumoured to have signed with Astana for coming year] - cyclingnews.com7月19日付{{en icon}}</ref>。
**[[サムエル・サンチェス]]の[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技|ロンドンオリンピック]]欠場が決定。代役として、[[ホナタン・カストロビエホ]]が出場することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/no-olympic-games-for-defending-champion-sanchez No Olympic Games for defending champion Sanchez] - cyclingnews.com7月19日付{{en icon}}</ref>。
*22日
**[[ツール・ド・フランス2012|ツール・ド・フランス]]最終日が行われ、[[ブラッドリー・ウィギンス]]が英国国籍選手として初めて総合優勝を果たした<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/88694 カヴが4年連続シャンゼリゼ制覇 ウィギンズが99代チャンピオンに輝く] - シクロワイアード7月23日付</ref>。
*24日
**[[クリス・ホイ|サー・クリス・ホイ]]が、当月27日に行われる[[2012年ロンドンオリンピックの開会式|ロンドンオリンピックの開会式]]で、ホスト国であるイギリスの旗手を務めることになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/sir-chris-hoy-selected-to-carry-flag-at-olympic-games-opening-ceremony Sir Chris Hoy selected to carry flag at Olympic Games opening ceremony] - cyclingnews.com7月24日付{{en icon}} </ref>。
*25日
**[[2008年北京オリンピックにおける自転車競技・MTB女子クロスカントリー|北京オリンピック・女子マウンテンバイククロスカントリー]]で銀メダルを獲得し、ロンドンオリンピックの同種目でも有力候補の一人に挙げられていた、ポーランドの[[マヤ・ヴウォシュチョヴスカ]]が、練習中に発症した怪我が癒えず、欠場することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/wloszczowska-confirmed-out-of-olympics Wloszczowska confirmed out of Olympics] - cyclingnews.com7月25日付{{en icon}}</ref>。
*26日
**UCI会長、パット・マクエイド(パット・マッケイド)は、サイクリングニュースのインタビューに答え、ドーピング疑惑の渦中にある[[ランス・アームストロング]]に関する件のコメントを差し控えた他、バイオロジカルパスポート(生体パスポート)についてはまだ「発展途上」の段階にあると述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/mcquaid-disavows-uci-responsibility-in-armstrong-case McQuaid disavows UCI responsibility in Armstrong case] - cyclingnews.com7月26日付{{en icon}}</ref>。
*27日
**[[2012年ロンドンオリンピックの開会式|ロンドンオリンピックの開会式]]のオープニングに、[[マイヨ・ジョーヌ]]姿の[[ブラッドリー・ウィギンス]]が登場。ウィギンスは『オリンピック・ベル』と呼ばれる巨大な鐘を打ち鳴らし、開会式の開始を告げた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/wiggins-rings-olympic-bell-to-kick-off-london-games Wiggins rings Olympic bell to kick off London Games] - cyclingnews.com7月27日付{{en icon}}</ref>。
**前年は[[東日本大震災]]の影響により中止された外国人選手の短期登録制度が行われることが決まり、ライセンスを獲得した8選手が[[JKA]]より発表された<ref>{{PDFlink|[httphttps://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/news/2012khn/07/pdf/news20120728_01_01.pdf 2012年短期登録選手制度による出場予定選手リスト]}}</ref>。主な選手として、後のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得することになる、フランスの[[ミカエル・ダルメダ]]、同じく銅メダリストとなるニュージーランドの[[サイモン・ヴァン・ヴェルトホーヴェン]]、オランダの[[テーン・ムルダー]]、オーストラリアの[[シェーン・パーキンス]]等がいる。開催実施時期は9月から12か月の4か月間で、内2か月以上の滞在が義務付けられている<ref>{{PDFlink|[httphttps://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/news/2012khn/07/pdf/news20120728_01_02.pdf 2012 年短期登録選手制度実施概要]}}</ref>。<!--外国選手が関わるため[[2012年の競輪]]と重複掲載-->
*28日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子個人ロードレース|ロンドンオリンピック・男子個人ロードレース]]が行われ、[[アレクサンドル・ヴィノクロフ]](カザフスタン)が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/88975 ヴィノが掴んだキャリア最後の栄光 逃げたフミが22位、ユキヤ48位] - シクロワイアード7月29日付</ref>。またヴィノクロフは、この優勝を期に現役を引退することを表明した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/vinokourov-goes-into-retirement-with-olympic-gold Vinokourov goes into retirement with Olympic gold] - cyclingnews.com7月29日付{{en icon}}</ref>。
*29日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) おける自転車競技・女子個人ロードレース|ロンドンオリンピック・女子個人ロードレース]]が行われ、[[マリアンヌ・フォス]](オランダ)が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89009 雨中の逃げスプリントを制したフォスが金メダル獲得 萩原麻由子DNF] - シクロワイアード7月30日付</ref>。
**[[エリザベス・アーミステッド]]が、上記の女子個人ロードレース後の記者会見で、女子選手の待遇が相対的に低い現状を踏まえ、「性差別」ではないかとする声明をUCIへ向けて行った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/armitstead-speaks-out-over-sexism-in-professional-cycling Armitstead speaks out over sexism in professional cycling] - cyclingnews.com7月31日付{{en icon}} </ref>。
 
=== 8月 ===
*1日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子個人タイムトライアル|ロンドンオリンピック・男子個人タイムトライアル]]が行われ、[[ブラッドリー・ウィギンス]](イギリス)が優勝、また、[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子個人タイムトライアル|女子個人タイムトライアル]]も行われ、[[クリスティン・アームストロング]](アメリカ合衆国)が五輪同種目2連覇を果たした<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89078 ツール覇者ウィギンズが金メダル、別府24位 アームストロングが女子連覇] - シクロワイアード8月2日付</ref>。
**レオパルド・SAは、[[ヤコブ・フグルサング]]の訴えを受け、当週金曜日前に、100万[[デンマーク・クローネ]]または、134390[[ユーロ]]を支払うことで合意<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/leopard-sa-agrees-to-pay-fuglsang-withheld-monies Leopard SA agrees to pay Fuglsang withheld monies] - cyclingnews.com8月1日付{{en icon}}</ref>。
*2日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子チームスプリント|ロンドンオリンピック・男子チームスプリント]]が行われ、[[2008年北京オリンピックにおける自転車競技・男子チームスプリント|前回の北京大会の同種目]]で金メダルを獲得した[[ジェイソン・ケニー]]と[[クリス・ホイ]]に、[[フィリップ・ヒンデス]]を加えたイギリスが、1回戦、決勝と世界新記録をマークし大会連覇、また[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子チームスプリント|女子チームスプリント]]も行われ、[[ミーリアム・ヴェルテ]]と[[クリスティーナ・フォーゲル]]のペアで挑んだドイツが、1回戦で全体の2番目のタイムを計測しながらも、後に降格となってしまったイギリスに代わって決勝に進出し、その決勝でも中国に先着を許しながらも、その後中国が降格になったことを受け優勝を果たした<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89129 五輪トラック初日 イギリスが世界記録でチームスプリント制覇] - シクロワイアード 8月3日付</ref>。
**当年の[[ツール・ド・フランス2012|ツール・ド・フランス]]第17ステージで、自らの自転車の車輪に指を挟まれるという大怪我を負った[[クリス・アンカー・セレンセン]]が、手術の必要はないとして、当月18日開幕の[[ブエルタ・ア・エスパーニャ2012|ブエルタ・ア・エスパーニャ]]に参加する意向を表明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/no-surgery-needed-for-chris-anker-sorensen No surgery needed for Chris Anker Sorensen] - cyclingnews.com 8月2日付{{en icon}}</ref>。
*3日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子団体追抜|ロンドンオリンピック・男子団体追抜]]の1回戦と決勝が行われ、[[2008年北京オリンピックにおける自転車競技・男子個人追い抜き|前回の北京大会の同種目]]で金メダルを獲得した[[エド・クランシー]]と[[ジェライント・トーマス]]に加え、[[スティーヴン・バーク]]と[[ピーター・ケノー]]の4人で挑んだイギリスが、予選及び決勝で世界新記録をマークして大会連覇、また、オリンピック初種目となった[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子ケイリン|女子ケイリン]]も行われ、予選、準決勝、決勝と全て1着だった[[ヴィクトリア・ペンドルトン]](イギリス)が初代優勝者となった<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89230 イギリスが2種目で金メダル 男子団体追い抜きでワールドレコード樹立] - シクロワイアード 8月4日付</ref>。
**前日行われたロンドン五輪男子チームスプリント予選で落車転倒し、再発走の要因を作ってしまった[[フィリップ・ヒンデス]]が、実は再発走させる目的でわざと行ったものだと告白。だが、その行為を咎める規定は、[[国際自転車競技連合]](UCI)の現行規則には存在しない<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/hindes-admits-to-crashing-deliberately-then-backs-away-from-comments Hindes admits to crashing deliberately, then backs away from comments] - cyclingnews.com 8月3日付{{en icon}} </ref>。
*4日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子団体追抜|ロンドンオリンピック・女子団体追抜]]の1回戦と決勝が行われ、[[ダニエル・キング]]、[[ローラ・トロット]]、[[ジョアンナ・ロウセル]]の3人で挑んだイギリスが、予選、1回戦、決勝といずれも世界新記録を樹立して優勝。初代同種目優勝チームとなった<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89247 イギリスが女子団体追い抜き金メダル 中川誠一郎がスプリント9位] - シクロワイアード8月5日付</ref>。
**合衆国アンチドーピング機関(USADA)が、[[ランス・アームストロング]]に関する一連のドーピング疑惑についての管轄権を移管するようUCIから求められたが、それを拒否していたことが明らかになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-claims-usada-has-no-jurisdiction-in-armstrong-case UCI claims USADA has no jurisdiction in Armstrong case] - cyclingnews.com 8月4日付{{en icon}} </ref>。
*5日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子オムニアム|ロンドンオリンピック・男子オムニアム]]の後半3種目が行われ、[[ラーセ・ノーマン・ハンセン]](デンマーク)が初代同種目優勝者となった<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89339 ノーマンハンセンがオムニアム優勝 前田佳代乃はスプリント敗者復活戦敗退] - シクロワイアード 8月7日付</ref>。
**UCIは、前日に明らかになったUSADAに対しての声明文を公開<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-makes-statement-following-release-of-court-documents-in-armstrong-case UCI makes statement following release of court documents in Armstrong case] - cyclingnews.com 8月5日付{{en icon}} </ref>。
*6日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子スプリント|ロンドンオリンピック・男子スプリント]]の準決勝と決勝が行われ、[[ジェイソン・ケニー]](イギリス)が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89387 ケニーがスプリント制覇 英国にトラック競技5つ目の金メダルをもたらす] - シクロワイアード8月7日付</ref>。
**[[アルベルト・コンタドール]]が、出場停止処分が解けたため復帰。早速当日開幕の[[エネコ・ツアー2012|エネコ・ツアー]]に参加することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/contador-returns-to-racing-at-eneco-tour Contador returns to racing at Eneco Tour] - cyclingnews.com 8月6日付{{en icon}} </ref>。
**当月28日に開幕予定だった[[セッティマーナ・チクリスティカ・ロンバルディア]]が、主催者の財政難のため中止することが決定された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/2012-settimana-lombarda-cancelled 2012 Settimana Lombarda cancelled] - cyclingnews.com 8月6日付{{en icon}}</ref>。
*7日
**ロンドンオリンピックのトラックレース最終日が行われ、[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子オムニアム|女子オムニアム]]は、[[ローラ・トロット]](イギリス)が、最終種目の500メートル個人タイムトライアルで[[サラ・ハマー]]を1ポイント差逆転し初代優勝者に、[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子スプリント|女子スプリント]]は、[[アンナ・メアーズ]](オーストラリア)が優勝、そして[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子ケイリン|男子ケイリン]]は[[クリス・ホイ]](イギリス)が制し、五輪同種目初の連覇を達成した<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89421 イギリス快進撃!トラック最終日にホイとトロットが金メダルを獲得] - シクロワイアード 8月8日付</ref>。
**UCIは[[国際オリンピック委員会]](IOC)に対し、[[2016年]]開催の[[2016年リオデジャネイロオリンピック|リオデジャネイロオリンピック]]では、個人追抜、ポイントレースないしマディソンのうちの1種目の種目復活を求め、[[トラックレース]]の全種目数を現行の10から12に増やすよう要求すると述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-to-request-additional-medals-for-2016-olympic-games UCI to request additional medals for 2016 Olympic Games] - cyclingnews.com 8月7日付{{en icon}} </ref>。
*9日
**USADAは、USポスタルやディスカバリーチャンネルでトレーナーを務めたペペ・マルティーを、選手にドーピングを誘導し続けたとして「永久追放処分」とすることを決した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/martis-lifetime-ban-suspended-by-usada Martí's lifetime ban suspended by USADA] - cyclingnews.com 8月9日付{{en icon}} </ref>。
**IOCは、[[2004年]]の[[2004年アテネオリンピック (2004年) における自転車競技|アテネオリンピックの個人タイムトライアル]]における[[タイラー・ハミルトン]]の優勝記録を取り消すことを決し、これに伴い、[[ヴィアチェスラフ・エキモフ]](ロシア)を金、[[ボビー・ジュリック]](アメリカ)を銀、[[マイケル・ロジャース (自転車競技選手)|マイケル・ロジャース]](オーストラリア)を銅の各メダル獲得認定者とする見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ioc-to-strip-hamilton-of-2004-olympic-gold-medal IOC to strip Hamilton of 2004 Olympic gold medal] - cyclingnews.com 8月9日付{{en icon}} </ref>。
*10日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子BMX|ロンドンオリンピック・男子BMX]]決勝が行われ、[[マーリス・シュトロムベルグス]](ラトビア)が大会連覇達成。また[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子BMX|女子BMX]]決勝も行われ、[[マリアナ・パホン]](コロンビア)が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89579 ラトビアのストロムベルグスが大会連覇 女子はパホンが金メダル獲得] - シクロワイアード 8月11日付</ref>。
**当月2日に行われた、[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子チームスプリント|ロンドンオリンピック・女子チームスプリント]]で決勝で先着しながらも後に降格と判定されたため、中国自転車競技連盟が、当月3日に不服申立書をUCIに提出したものの却下されたことを受け、改めてUCIに不服申立書を提出し直した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/china-launches-second-appeal-against-team-sprint-relegation China launches second appeal against team sprint relegation] - cyclingnews.com 8月10日付{{en icon}} </ref>。
**IOC会長、[[ジャック・ロゲ]]は、[[タイラー・ハミルトン]]自身が金メダル返上を申し出てくれたことに謝辞を述べた上で、[[2004年]]の[[2004年アテネオリンピック (2004年) における自転車競技|アテネオリンピックの個人タイムトライアル]]におけるハミルトンの金メダルはく奪を決定<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/hamilton-requested-removal-of-olympic-title Hamilton requested removal of Olympic title] - cyclingnews.com 8月10日付{{en icon}}</ref>。
*11日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・女子クロスカントリー|ロンドンオリンピック・女子クロスカントリー]]が行われ、[[ジュリー・ブルセ]](フランス)が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89611 U23世界王者フランスのブルセが金メダル 片山梨絵は20位完走] - シクロワイアード8月12日付</ref>。
**[[ガーミン・バラクーダ|ガーミン・シャープ]]のチーム・マネージャー、ジョナサン・ヴォーターズが、自身のレース生活の中で、ドーピング違反歴があったことを、[[ニューヨークタイムス]]の当日付記事で告白<ref>[httphttps://www.nytimes.com/2012/08/12/opinion/sunday/how-to-get-doping-out-of-sports.html?_r=2&ref=opinion&pagewanted=all How to Get Doping Out of Sports] - ニューヨークタイムス8月11日付{{en icon}}</ref><ref>[http://www.cyclingnews.com/news/vaughters-admits-to-doping-during-career Vaughters admits to doping during career] - cyclingnews.com 8月12日付{{en icon}}</ref>。
*12日
**[[2012年ロンドンオリンピック (2012年) における自転車競技・男子クロスカントリー|ロンドンオリンピック・男子クロスカントリー]]が行われ、[[ヤロスラフ・クルハヴィー]](チェコ)が、ゴール直前で[[ニノ・シュター]](スイス)を振り切り優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89697 世界チャンピオンのクルハヴィが三つ巴の接戦を制す 山本幸平27位] - シクロワイアード8月13日付 </ref>。一方、同レース大会3連覇がかかった[[ジュリアン・アプサロン]](フランス)は、タイヤのパンクが原因でレース途中でリタイアした<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/early-mechanical-derails-absalons-olympic-hopes Early mechanical derails Absalon's Olympic hopes] - cyclingnews.com 8月12日付</ref>。
**[[エネコ・ツアー2012|エネコ・ツアー]]最終日が行われ、[[ラース・ボーム]]が前日の総合2位から逆転し、総合優勝を果たした<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89671 最終日ミュールで仕掛けたバッランが勝利 ボームが逆転総合優勝に輝く] - シクロワイアード 8月13日付</ref>。
*14日
**[[クラシカ・サンセバスティアン2012|クラシカ・サンセバスティアン]]が行われ、[[ルイス・レオン・サンチェス]]が同レース2度目の優勝を果たした<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89742 バスク最大のワンデーレース 2010年大会覇者LLサンチェスが独走勝利] - シクロワイアード 8月15日付</ref>。
*16日
**[[エリザベス・アーミステッド]]、[[エマ・プーリー]]らが所属する女子自転車チーム、[[AAドリンク - レオンティン.nl]]が、当年限りでAAドリンクがスポンサーから撤退することに伴い、チームを解散することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/olympic-medalist-armitsteads-aa-drink-team-ending Olympic medalist Armitstead's AA Drink team ending] - cyclingnews.com 8月16日付 </ref>。
**[[トル・フースホフト]]が、ウルス感染の影響が長引いている現状を踏まえ、今シーズンは今後活動を行わなず、自宅療養に充てることを決めた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/hushovd-out-for-the-season Hushovd out for the season] - cyclingnews.com 8月16日付 </ref>。
*17日
**UCIヨーロッパツアー2.HCカテゴリレース、[[ツール・デュ・リムザン2012|ツール・デュ・リムザン]]最終日が行われ、[[新城幸也]]が、[[ジェレミ・ロワイ]]と同タイムながらも総合優勝。日本国籍選手として初めて、[[UCIコンチネンタルサーキット]]・HC(超級)カテゴリのレースを制覇した<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/89862 日本人初の超級カテゴリーレース制覇 リムザン総合優勝を果たした新城幸也] - シクロワイアード8月18日付</ref>。
**当年の[[世界選手権自転車競技大会ロードレース|ロードレース世界選手権]]より復活実施されることになったチームタイムトライアル(TTT)の出場チームが確定<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-announces-final-numbers-for-world-championships-teams UCI announces final numbers for World Championships teams] - cyclingnews.com 8月17日付 </ref>。
**合衆国アンチドーピング機関(USADA)が、「[[ランス・アームストロング]]問題」について、大詰めの論議に入った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/usada-makes-final-arguments-in-armstrong-case USADA makes final arguments in Armstrong case] - cyclingnews.com 8月18日付</ref>。
*19日
386 ⟶ 387行目:
**[[アメリカ合衆国連邦裁判所]]の[[テキサス州]]地方裁判所は、USADAのアームストロングに対する告発例は正当なものであるとして、過日、アームストロングが人権侵害等であるとしてUSADAを相手取って上訴した事例を却下した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/judge-sides-with-usada-in-armstrong-suit Judge sides with USADA in Armstrong suit] - cyclingnews.com 8月20日付{{en icon}}</ref>。
*21日
**[[ブエルタ・ア・エスパーニャ2012 第1-第11ステージ結果#第4ステージ|ブエルタ・ア・エスパーニャ第4ステージ]]において、残りあと40㎞40km付近で総合首位の[[アレハンドロ・バルベルデ]]が落車したことを見計らって、[[チーム・スカイ]]がアタックをかけた影響により、バルベルデは総合首位から陥落したため、レース後、チーム・スカイを非難<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/90094 クラーク「プロ4年目の初勝利に満足」バルベルデ「これはフェアじゃない」] - シクロワイアード8月21日付</ref>
*23日
**ドイツ国立アンチドーピング機関(NADA)は[[アンドレアス・クレーデン]]、[[パトリック・ジンケヴィッツ]]、[[マティアス・ケスラー]]の3選手を、輸血ドーピングの疑いがあるとして、[[フライブルク・イム・ブライスガウ|フライブルク]]検察から調査を受けたことを明らかにした<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/german-nada-looking-to-investigate-kloden-sinkewitz-and-kessler-for-blood-doping German NADA looking to investigate Klöden, Sinkewitz and Kessler for blood doping] - cyclingnews.com 8月23日付{{en icon}}</ref>。
392 ⟶ 393行目:
*24日
**前日までにアームストロングが不服申し立てを行わなかったことを受け、USADAは、[[1998年]][[8月1日]]以降の記録を全て抹消した上で、アームストロングに対し、「永久追放」宣告を行った。USADAの裁定に従えば、アームストロングのツール・ド・フランス7年連続総合優勝(1999年〜2005年)の大記録は全て抹消されることになる<ref name="1st stage's start">[http://www.cyclingnews.com/news/usada-bans-armstrong-for-life-disqualifies-all-results-since-1998 USADA bans Armstrong for life, disqualifies all results since 1998] - cyclingnews.com 8月24日付{{en icon}}</ref><ref>朝日新聞 2012年8月25日夕刊4版 9ページ</ref>。
**以下はアームストロングを「永久追放」宣告するに至った、USADAの見解である<ref name="1st stage's start">< /ref>。
*** [[エリスロポエチン]](EPO)、[[輸血]](時ドーピング)、[[テストステロン]]、[[副腎皮質ステロイド]]、及びそれらマスキング剤の使用歴があると考えられること。
*** EPO、輸血関連機器(例:測定針、血液バッグ、貯蔵容器と他の輸血機器や血液パラメータなど)、テストステロン、[[コルチコステロイド]]およびマスキング剤などを所持している疑いがあること。
398 ⟶ 399行目:
*** EPO、テストステロン、[[コルチゾン]]を他者へ投与した形跡があること。
*** 支援奨励、幇助、教唆、隠蔽など、複数のアンチ·ドーピング規則違反が見られること。
**またUSADAは、1998年8月1日以降の成績抹消について、次の通り見解を示した<ref name="1st stage's start" />。
***元チームメイトなどの証言や観察等を通して、1998年以前から2005年までの期間中にEPO、輸血(時ドーピング)、テストステロン、コルチゾンなどの使用歴があると考えられること。
***EPO、テストステロン、ヒト成長ホルモンについては、1996年頃から使用していた可能性があること。
***1999年から2005年までの期間に、EPO、輸血、テストステロン、コルチゾンなどの物質の提供(横流し)を行った上、それら物質の処方指導や投与をアームストロングが行っていたことを示す証拠を、元チームメイト等から提供を受けたこと。
***2009年、アームストロングが4年ぶりにツール・ド・フランスに出場するまでの間、EPO、輸血時ドーピングが行われていたとする、科学的データが存在すること。
**UCIは上記のアームストロングの「永久追放」宣告について、USADAが、ドーピング違反条項8.3に沿った「合理的な決定」を行っていないとして、静観する構えを見せた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-awaits-next-usada-step-in-armstrong-case UCI awaits next USADA step in Armstrong case] - cyclingnews.com 8月24日付{{en icon}} </ref>。
**上記のアームストロングに対する「永久追放」宣告について、国際自転車競技連合(UCI)はUSADAの動きに前々から異議を唱えており、合衆国オリンピック委員会公認の自転車競技団体、米自転車連盟もUCIの立場を支持。一方、[[世界アンチ・ドーピング機関]](WADA)の委員長、[[ジョン・フェイヒー]]は、アームストロングがドーピング疑惑について争わない決断を下したことで、容疑の検証が行われないことは誠に遺憾とした上で、容疑には信頼性があると語った<ref>[httphttps://www.cnn.co.jp/showbiz/35020900.html アームストロング氏、全タイトル剥奪と永久追放の処分] - CNN.co.Jp日本語版 8月25日付</ref>。
*25日
**[[全日本自転車競技選手権大会#トラックレース|トラックレース全日本選手権]]の男子4㎞4km個人追抜予選で、[[橋本英也]]が、4分30秒441の日本新記録をマーク<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/90256 橋本英也が個抜き4分30秒の10年ぶり日本新 好記録の伊豆ベロドローム] - シクロワイアード 8月26日付</ref>。
*26日
**[[GP西フランス・プルエー2012|GP西フランス・プルエー]]が行われ、[[エドヴァルド・ボアソン・ハーゲン]]が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/90314 宮澤崇史がエスケープ 終盤に抜け出したボアッソンハーゲンが独走勝利を飾る] - シクロワイアード8月27日付</ref>。
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*30日
**[[マイケル・ボーヘルト]]が、[[1998年]]の[[ジロ・ディ・ロンバルディア]]において、優勝した[[オスカル・カーメンツィント]]から、4万[[スイスフラン]]を後で払うので、優勝を譲ってもらえないかと打診を受け、合意したにもかかわらず、いまだ支払いが履行されていないと、ウィレルラント・マガジン(Wielerland Magazine)のインタビュー記事で語った。なお、ボーヘルトはそのレースでは2位だった。しかし、この話を受けてカーメンツィントは、『このレースを勝たせてもらう。』とは告げたものの、金銭合意などしていないと反論している<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/boogerd-claims-camenzind-owes-him-for-1998-lombardia-win Boogerd claims Camenzind owes him for 1998 Lombardia win] - cyclingnews.com 8月30日付{{en icon}}</ref>。
**[[連邦裁判所 (スイス)|スイス連邦裁判所]]は、[[2011年]]にチームを解散した[[ジェオックス・TMC]]の共同スポンサーだったTMC・イタリア・SpA(TMC Italia SpA)に対し、突然スポンサーから降板したために解散を余儀なされたとして、オーナー会社であったグルーポ・デポルティーヴォ・バイク・ライク(Grupo Deportivo Bike Like)へ、630万[[ユーロ]]を支払うよう命じた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/swiss-federal-court-awards-geox-tmc-owners-6-3-million-euros Swiss federal court awards Geox-TMC owners 6.3 million euros] - cyclingnews.com 8月30日付{{en icon}} </ref>。
**フランス自転車競技連盟(FFC)は、USADAが、[[ランス・アームストロング]]に対して永久追放宣告を行ったことに対して、称賛する声明を行った。その上で、アームストロングのツール・ド・フランス総合優勝記録等の抹消のみを行うことを要望。併せて、獲得した総合優勝賞金等を全て含めて換算して割り出した、295万ユーロ相当金額を返還するよう要望した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/french-cycling-federation-praises-usadas-actions-in-armstrong-case French Cycling Federation praises USADA's actions in Armstrong case] - cyclingnews.com 8月30日付{{en icon}} </ref>。
*31日
**[[タイラー・ハミルトン]]は、当年9月18日発売予定の自伝(暴露本)において、ランス・アームストロングのドーピング疑惑に関する[[アメリカ連邦捜査局]]の捜査協力を行った直後に[[ハッキング]]被害に遭ったことを明らかにした。また、アームストロングから、1999年のツール・ド・フランス開催前に[[エリスロポエチン]](EPO)の強要を受けたり、チームぐるみのドーピング管理の強要を受けたこと等を語った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/hamilton-says-armstrong-gave-him-epo-before-1999-tour-de-france Hamilton says Armstrong gave him EPO before 1999 Tour de France] - cyclingnews.com 8月31日付{{en icon}}</ref>。
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**[[世界選手権自転車競技大会マウンテンバイク2012|マウンテンバイク世界選手権]]の男女フォークロス決勝が行われ、男子は[[ローガー・リンダークネヒト]]、女子は[[アネク・ベールテン]]が優勝。
**[[タイラー・ハミルトン]]の『暴露本』によると、[[ランス・アームストロング]]の元婚約者で、歌手の[[シェリル・クロウ]]が、[[アメリカ連邦捜査局]]からの捜査協力に応じたことにより、捜査が打ち切りになったとする旨の話が述べられていることが明らかになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/sheryl-crow-questioned-in-federal-armstrong-investigation?ns_campaign=news&amp;ns_mchannel=rss&amp;ns_source=cyclingnews&amp;ns_linkname=0&amp;ns_fee=0 Sheryl Crow questioned in federal Armstrong investigation] - cyclingnews.com 9月1日付{{en icon}}</ref>。
**[[チーム・サクソバンク - ティンコフバンク]]のオーナー企業であるサクソ・バンクは、[[タイラー・ハミルトン]]の発言如何にかかわらず、チームマネージャーである[[ビャルヌ・リース]]を引き続きサポートしていくことを明らかにした<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/saxo-bank-continues-to-support-riis-despite-hamiltons-doping-claims Saxo Bank continues to support Riis despite Hamilton's doping claims] - cyclingnews.com 9月1日付{{en icon}} </ref>。
*2日
**UCI会長の{{仮リンク|パット・マクエイド|en|Pat McQuaid}}(パット(パトリック)・マッケイド)は、裁定後初めて記者会見を行い、USADAがアームストロングを永久追放宣告するに至った証拠を示し、かつ我々(UCI)にそれを提供するよう通告した。その上でUCI側は、[[スポーツ仲裁裁判所]](CAS)に提訴するか、はたまたUSADAの裁定を受け入れるかについて、21日間以内に結論づけると述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/mcquaid-says-uci-not-afraid-to-sanction-lance-armstrong McQuaid says UCI not afraid to sanction Lance Armstrong] - cyclingnews.com 9月2日付{{en icon}}</ref>。
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*5日
**[[ロンドンパラリンピックにおける自転車競技|ロンドンパラリンピック・男子C3個人タイムトライアル]]において、[[藤田征樹]]が銅メダルを獲得<ref>[http://www.london2012.com/paralympics/cycling-road/event/men-individual-c-3-time-trial/phase=crm126100/doc=detailedresults.html ロンドンパラリンピック・男子C3個人タイムトライアル成績]{{en icon}}</ref>。
**開催概要が決まっていなかった[[ヘラルド・サン・ツアー]]が[[2013年]]1月3日から4日間の日程で行われることが決まった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/jayco-herald-sun-tour-returns-for-2013 Jayco Herald Sun Tour returns for 2013] - cyclingnews.com 9月5日付{{en icon}} </ref>。
**プロデビューから一貫して[[コフィディス]]に在籍した[[ダヴィ・モンクティエ]]が当年限りで引退することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/moncoutie-confirms-retirement Moncoutié confirms retirement] - cyclingnews.com 9月5日付{{en icon}}</ref>。
**[[ガーミン・シャープ]]のチームマネージャー、ジョナサン・ポーターズは、過去に[[トム・ダニエルソン]]、[[クリスティアン・ヴァンデヴェルデ]]、[[デヴィッド・ザブリスキー]]にドーピング歴があることを言及<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/vaughters-confirms-past-doping-by-danielson-others-at-garmin Vaughters confirms past doping by Danielson, others at Garmin] - cyclingnews.com 9月5日付{{en icon}}</ref>。
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**マウンテンバイク世界選手権・チームリレーが行われ、イタリアが優勝。
**USポスタルのディレクトゥル・スポルティフを務めたジョニー・ウェルツは、タイラー・ハミルトンの「暴露本」で、1997年にスペインでエリスロポエチン(EPO)を選手に分け与えたとする記述について、事実無根の話だと主張した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/weltz-denies-hamiltons-claims-of-being-usps-epo-courier Weltz denies Hamilton's claims of being USPS EPO courier] - cyclingnews.com 9月6日付{{en icon}}</ref>。
**2013年開催の[[世界選手権自転車競技大会マウンテンバイク2013|マウンテンバイク世界選手権]]の開催概要が発表された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/2013-uci-mountain-bike-worlds-presented 2013 UCI Mountain Bike Worlds presented] - cyclingnews.com 9月7日付{{en icon}} </ref>。
*7日
**[[グランプリ・シクリスト・ド・ケベック2012|グランプリ・シクリスト・ド・ケベック]]が行われ、[[サイモン・ジェラン]]が優勝。
**UCI会長、パット・マッケイドは[[ロイター]]の取材に対し、[[ランス・アームストロング]]の問題については内容を精査するのに時間がかかる見通しだと述べた。また、過日[[ガーミン・シャープ]]のジョナサン・ポーターズが名指しで言明した、過去にドーピングを行った疑いがあると見られる3選手への調査を行う必要性があることを述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-may-not-appeal-lance-armstrong-ban UCI may not appeal Lance Armstrong ban] - cyclingnews.com 9月7日付{{en icon}} </ref>。
*8日
**マウンテンバイク世界選手権・クロスカントリーが行われ、男子は[[ニーノ・シュルター]]が優勝、加えてスイス国籍選手が表彰台を独占した。女子は[[ジュリー・ブルセ]]が優勝。
451 ⟶ 452行目:
**[[グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル2012|グランプリ・シクリスト・ド・モンレアル]]が行われ、[[ラーシュ・ペター・ノードハウグ]]が優勝。
**大会最終日となったマウンテンバイク世界選手権の新種目、クロスカントリー・エリミネーターが行われ、男子は[[ラルフ・ネフ]]、女子は[[アレクサンドラ・エンエン]]が優勝。
**[[国際オリンピック委員会]](IOC)の法務委員である[[デニス・オズワルド]]<ref>[[1968年メキシコシティオリンピックにおけるボート競技|メキシコシティ五輪・ボート]]の銅メダリスト</ref>は、[[ランス・アームストロング]]が[[2000年]]の[[2000年シドニーオリンピックにおける自転車競技|シドニーオリンピック]]の個人タイムトライアルで獲得した銅メダルの取り扱いについて、具体的にどのような処置を取るかについては決めかねていると、[[AP通信]]のインタビューに答えた。また、当年開催の[[シカゴマラソン]]に、アームストロングは参加できないことも併せて述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/no-decision-yet-on-armstrongs-2000-olympic-medal No decision yet on Armstrong's 2000 Olympic medal] - cyclingnews.com 9月9日付{{en icon}}</ref>。
*10日
**[[チーム・スカイ]]の[[ジェレミー・ハント (自転車選手)|ジェレミー・ハント]]<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/hunt-to-retire-at-the-end-of-2012-season Hunt to retire at the end of 2012 season] - cyclingnews.com 9月10日付{{en icon}}</ref>、[[コフィディス]]の[[ジャン=ウデ・ドマレ]]<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/demaret-retires-at-28 Demaret retires at 28] - cyclingnews.com 9月11日付{{en icon}} </ref>が当年限りで引退。
*11日
**イタリアオリンピック委員会(CONI)は、2005年から2009年までの間、ミケーレ・フェッラーリにドーピング指南を受けていたして、[[フィリッポ・ポッツァート]]に対し、当年6月19日から9月18日まで、3か月の出場停止処分を科した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/pozzato-handed-three-month-ban-from-coni Pozzato handed three-month ban from CONI] - cyclingnews.com 9月11日付{{en icon}}</ref>。
*13日
**[[2008年]]の女子[[フォークロス]][[世界選手権自転車競技大会マウンテンバイク2008|世界チャンピオン]]、[[メリッサ・バール]]が当年限りで引退<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/buhl-retires-with-end-of-2012-season Buhl retires with end of 2012 season] - cyclingnews.com 9月14日付{{en icon}} </ref>。
*16日
**[[世界選手権自転車競技大会ロードレース2012#チームタイムトライアル|ロードレース世界選手権・チームタイムトライアル]]が行われ、男子は[[オメガファーマ・クイックステップ]]<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/91866 オメガファーマクイックステップが最速タイム BMCを3秒差で下す] - シクロワイアード 9月17日付</ref>、女子は[[スペシャライズド・ルルレモン]]<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/91865 スペシャライズドルルレモンが最速タイム 大会最初の金メダルを獲得] - シクロワイアード 9月17日付</ref>が優勝。
464 ⟶ 465行目:
**[[世界選手権自転車競技大会ロードレース2012#女子個人タイムトライアル|ロードレース世界選手権・女子個人タイムトライアル]]が行われ、[[ユーディト・アルント]]が連覇を達成<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92047 今季限りでの現役引退を表明している36歳アルントがTT連覇を達成] - シクロワイアード 9月19日付</ref>。
*19日
**[[世界選手権自転車競技大会ロードレース2012#男子個人タイムトライアル|ロードレース世界選手権・男子個人タイムトライアル]]が行われ、[[トニー・マルティン]]が連覇を達成<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92110 フィニーとの接戦を制したマルティンが大会連覇 ドイツが男女TT制覇] - シクロワイアード 9月20日付 </ref>。
**[[2016年]]の[[世界選手権自転車競技大会ロードレース2016|ロードレース世界選手権]]の開催地に、[[カタール]]の[[ドーハ]]が選出された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/qatar-awarded-2016-uci-road-world-championships Qatar awarded 2016 UCI Road World Championships] - cyclingnews.com 9月19日付{{en icon}} </ref><ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92176 中東で初開催 2016年ロード世界選の開催地がカタール・ドーハに決定] - シクロワイアード 9月20日付 </ref>。
**[[2015年]]の[[世界選手権自転車競技大会バイクマラソン2015|バイクマラソン世界選手権]]の開催地に[[イタリア]]の[[ヴァル・ガルデーナ]]が選出された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-awards-2015-mtb-marathon-worlds-to-italy UCI awards 2015 MTB marathon Worlds to Italy] - cyclingnews.com 9月19日付{{en icon}}</ref>。
**[[ロサンゼルス]]で開催中の『ネバダ・インターバイク・トレードショー』に出席した[[ジロ・デ・イタリア]]の大会責任者、[[ミケーレ・アクアローネ]]は、[[2013年]]の[[ジロ・デ・イタリア 2013|ジロ・デ・イタリア]]第15ステージのゴール地点を[[ガリビエ峠]]とすることを、同地の記者会見上で述べた<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92192 2013年ジロ第15ステージに難関ガリビエ峠頂上ゴールが登場] - シクロワイアード 9月21日付</ref><ref>[http://www.cyclingnews.com/news/col-du-galibier-summit-finish-confirmed-for-2013-giro-ditalia Col du Galibier summit finish confirmed for 2013 Giro d'Italia] - cyclingnews.com 9月20日付{{en icon}}</ref>。
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**2013年シーズンより[[リクイガス・キャノンデール]]は、『キャノンデール・プロサイクリングチーム』として活動することになった。なお、リクイガスは当年限りで撤退する<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92175 2013年はキャノンデールが冠スポンサーに "キャノンデール・プロサイクリングチーム"発足] - シクロワイアード 9月20日付</ref>。
*21日
**2013年の[[世界選手権自転車競技大会ロードレース2013|ロードレース世界選手権]]の概要が発表された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/tuscany-2013-world-championship-routes-unveiled Tuscany 2013 world championship routes unveiled] - cyclingnews.com 9月21日付{{en icon}} </ref>。
**[[ドワルス・ドール・フラーンデレン]]が、2013年シーズンより、[[UCIヨーロッパツアー]]の1.HCカテゴリレースに昇格することが決まった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/dwaars-door-vlaanderen-moves-to-1-hc-status-in-2013 Dwaars door Vlaanderen moves to 1.HC status in 2013] - cyclingnews.com 9月21日付{{en icon}} </ref>。
**2013年の[[UCIワールドツアー2013|UCIワールドツアー]]の日程が発表された<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92208 UCIが2013年度カレンダーを発表 ワールドツアーは年間29戦] - シクロワイアード 9月21日付</ref>。
*22日
479 ⟶ 480行目:
**[[世界選手権自転車競技大会ロードレース2012#男子個人ロードレース|ロードレース世界選手権・男子個人ロードレース]]が行われ、[[フィリップ・ジルベール]]が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92394 ジルベール会心のアルカンシェル獲得 結果を残せなかったチームジャパン] - シクロワイアード 9月24日付</ref>。
*25日
**[[国際自転車競技連合]](UCI)はフランス・スポーツ大臣のヴァレリ・フルネイロン(Valérie Fourneyron)に対し、合衆国アンチドーピング機関(USADA)の[[ランス・アームストロング]]に対するドーピング履歴に関する証拠書類が提出され、それを吟味するまでの間、アームストロングが獲得したタイトル等の剥奪を行わないよう促した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-responds-to-french-sports-minister-over-armstrong-tour-wins UCI responds to French sports minister over Armstrong Tour wins] - cyclingnews.com 9月25日付{{en icon}} </ref>。
**[[ランプレ・ISD]]のメインスポンサーであるランプレは、[[2013年]]シーズンより台湾の自転車メーカーである[[メリダ・インダストリー]]のバイクを使用することを受け、同年シーズンより3年間の契約で、チーム名を『ランプレ・メリダ』とすることを発表<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/merida-on-board-with-lampre-from-2013 Merida on board with Lampre from 2013] - cyclingnews.com 9月25日付{{en icon}} </ref><ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92396 サブスポンサーにメリダが3年契約 チームランプレ・メリダに] - シクロワイアード 9月24日付</ref>。
**RCSは、2013年の[[ジロ・デ・イタリア 2013|ジロ・デ・イタリア]]のゴール地点を[[ブレシア]]とすることを予定<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/2013-giro-ditalia-set-to-finish-in-brescia 2013 Giro d'Italia set to finish in Brescia] - cyclingnews.com 9月25日付{{en icon}} </ref>。
*26日
**当年開催の[[ツアー・オブ・北京2012|ツアー・オブ・北京]]に招待を受けていた[[アルゴス・シマノ]]が、[[日本政府]]の[[尖閣諸島国有化]]に起因する[[2012年の中国における反日活動|中国国内の反日活動]]の影響を受けて参加を取りやめることになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/argos-shimano-to-miss-tour-of-beijing Argos-Shimano to miss Tour of Beijing] - cyclingnews.com 9月26日付{{en icon}}</ref><ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92588 広がる尖閣問題の波紋 アルゴスシマノや宮澤崇史の北京欠場が決定] - シクロワイアード 9月28日付</ref>。
**合衆国アンチドーピング機関(USADA)は、当初の当月末の期限を先延ばし、当年10月15日頃をメドに、[[国際自転車競技連合]](UCI)と[[世界アンチ・ドーピング機関]](WADA)に対し、[[ランス・アームストロング]]のドーピング履歴に関する証拠書類を提出する見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/usada-still-finalizing-decision-on-lance-armstrong USADA still finalizing decision on Lance Armstrong] - cyclingnews.com 9月26日付{{en icon}} </ref>。これに対し、UCI会長のパット・マッケイドは疑問を呈した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-questions-usada-on-armstrong-file-delay UCI questions USADA on Armstrong file delay] - cyclingnews.com 9月28日付{{en icon}} </ref>。
*28日
**フランス人の元消防士で、満100歳の[[ロベール・マルシャン]]([[:fr:Robert Marchand (cycliste)]])が、[[リヨン]]の[[自転車競技場]]で300周(1周333m、約100㎞)100km)を4時間17分27秒のタイムで走破。これを受け、フランス自転車競技連盟は、[[国際自転車競技連合]]に100歳の記録としては世界最速であるとして、当該記録を申請するよう要請する見通し<ref>[http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120929/k10015379871000.html 100歳男性 自転車で100キロ走破] - NHKニュース 9月29日付</ref>。
*29日
**[[ジロ・ディ・ロンバルディア2012|ジロ・ディ・ロンバルディア]]が行われ、[[ホアキン・ロドリゲス]]が優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/92676 大雨のロンバルディア決戦 ロドリゲスがスペイン人初優勝を果たす] - シクロワイアード 9月30日付</ref>。
496 ⟶ 497行目:
**当年12月28日に開催予定の[[ガールズグランプリ]]出場内定7選手が決まった<ref>[http://www.nikkansports.com/race/public_race/news/p-rc-tp1-20121002-1026324.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter ガールズGP中川諒子、加瀬加奈子ら当確] - 日刊スポーツ10月2日付</ref>。
*3日
**UCIは、2013年シーズンの[[UCIプロチーム]]18チーム中、12チームを内定。残る6チームが承認待ちとなっているが、当年度プロチームの[[ロット・ベリソル]]が、申請書面の不備により承認待ちチームのリストから除外されている<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/lotto-cites-administrative-error-in-worldtour-application Lotto cites administrative error in WorldTour application] - cyclingnews.com 10月4日付{{en icon}} </ref>。一方、[[アルゴス・シマノ]]がUCIプロチーム入りを目指していることも明らかになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-lists-initial-2013-worldtour-applicants UCI lists initial 2013 WorldTour applicants] - cyclingnews.com 10月3日付{{en icon}}</ref>。
*4日
**[[アルンヘム]]裁判所は、2007年の[[ツール・ド・フランス2007|ツール・ド・フランス]]で[[ラボバンク (自転車競技)|ラボバンク]]から契約を打ち切られたが、未払い給与が残っているとして[[ミカエル・ラスムセン]]が560万ユーロの支払いを求めている訴訟について、当年11月12日に双方の証人を出廷させることにした<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/witnesses-called-in-rasmussen-case-against-rabobank Witnesses called in Rasmussen case against Rabobank] - cyclingnews.com 10月5日付{{en icon}}</ref>。
*5日
**[[ツアー・オブ・アルバータ]]が[[UCIアメリカツアー]]2.1カテゴリレースとして、2013年に新設されることになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/tour-of-alberta-to-debut-in-2013 Tour of Alberta to debut in 2013] - cyclingnews.com 10月5日付{{en icon}} </ref>。
*7日
**当年の[[ツアー・オブ・ターキー]]で総合優勝を果たした[[イヴァイロ・ガブロヴスキ]]に過日、同レースにおけるAサンプルでEPO陽性が確認された一件に対し、ブルガリア自転車競技連盟は、Bサンプルでも陽性だったことを受け、2年間の出場停止処分を下した。また、ツアー・オブ・ターキー総合優勝記録は抹消されることになる<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/gabrovski-given-two-years-for-epo-use?ns_campaign=news&amp;ns_mchannel=rss&amp;ns_source=cyclingnews&amp;ns_linkname=0&amp;ns_fee=0 Gabrovski given two years for EPO use] - cyclingnews.com 10月7日付{{en icon}}</ref>。
520 ⟶ 521行目:
*11日
**アメリカ合衆国自転車競技連盟(米車連)は、「USポスタルドーピングスキャンダル」に対するUSADAの「処分宣告」に応じた、ライプハイマー、ヴァンデヴェルデ、ザブリスキー、ダニエルソン、ヒンカピー、バリーの6選手に対し、USADAが示した通りの期間に基づき、正式に出場停止処分とすることを決めた。さらに米車連は、一連のドーピングスキャンダルにおける「余罪」がないかどうかを調査するとしている<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/usa-cycling-to-enforce-usadas-suspensions-of-former-armstrong-teammates USA Cycling to enforce USADA's suspensions of former Armstrong teammates] - cyclingnews.com 2012年10月11日付{{en icon}}</ref>。
**オーストラリア自転車競技連盟会長のクラウス・ミューラーは、USADAの一連の調査報告書に基づき、自国選手への調査を行う方針に言及<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/cycling-australia-respond-to-usada-investigation Cycling Australia respond to USADA investigation] - cyclingnews.com 2012年10月11日付{{en icon}} </ref>。
**[[UCIトラックワールドカップ2012-2013|UCIトラックワールドカップ]]第一戦の男女チームスプリントが行われ、日本はともに2位となった。また日本の女子選手が同大会でメダルを獲得したのはこれが初めて<ref>[httphttps://dcyclistfan.hatena.nehateblo.jp/cyclistfanentry/20121012/p2 2012-10-12 トラックW杯第1戦カリ大会2日目速報!] - CYCLIST FAN 10月12日付</ref>。
*12日
**当月10日のUSADAの声明を受け、[[ツール・ド・フランス]]の責任者、[[クリスティアン・プリュドム]]は、上記8月24日にUSADAが示した処分が決定された場合、総合優勝等の記録を抹消する考えを明らかにした<ref>[http://www.bbc.co.uk/sport/0/cycling/19927300 Lance Armstrong titles 'should be void' says Tour de France director] - BBC SPORT CYCLING 10月12日付{{en icon}}</ref>。
**[[ツアー・オブ・北京2012|ツアー・オブ・北京]]を視察中のUCI会長のパット・マッケイドは、記者からのUSADAの報告書に関する質問について、一切口を閉ざした<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/mcquaid-tight-lipped-on-uci-response-to-usada-reasoned-decision McQuaid tight-lipped on UCI response to USADA reasoned decision] - cyclingnews.com 2012年10月12日付{{en icon}}</ref>。
**[[ファビアン・カンチェラーラ]]は、多くの自転車選手(元選手含む)が、[[ランス・アームストロング]]を擁護している最中、アームストロングと[[ヨハン・ブリュイネール]]について厳しく批判。特にアームストロングについては、『奴(アームストロング)は売人そのものだ!』、『奴が「最後のモヒカン族」であることを祈っている』と言明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/report-cancellara-critical-of-bruyneel-and-armstrong Report: Cancellara critical of Bruyneel and Armstrong] - cyclingnews.com 2012年10月12日付{{en icon}}</ref>。
**UCIトラックワールドカップ第一戦の男子・ケイリンが行われ、[[河端朋之]]が2位に入った<ref>[httphttps://dcyclistfan.hatena.nehateblo.jp/cyclistfanentry/20121013/p10 2012-10-13 トラックW杯第1戦カリ大会最終日速報!] - CYCLIST FAN 10月13日付</ref>。
*13日
**ツアー・オブ・北京最終日が行われ、[[トニー・マルティン]]が総合2連覇を達成<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/93367 ヘジダルと逃げたクミングスが勝利 マルティンが大会連覇を達成] - シクロワイアード 10月14日付</ref>。
**[[国際オリンピック委員会]](IOC)は、ドーピング違反にかかる時効は8年とされているものの、USADAが[[ランス・アームストロング]]の成績を、1998年8月1日以降抹消したことを受け、それに倣い、アームストロングが獲得した2000年の[[2000年シドニーオリンピックにおける自転車競技#ロードレース|シドニーオリンピック・個人タイムトライアル]]の銅メダルについても剥奪できると表明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ioc-could-strip-armstrong-of-sydney-olympic-bronze-medal IOC could strip Armstrong of Sydney Olympic bronze medal] - cyclingnews.com 2012年10月13日付{{en icon}}</ref>。
**[[アジアマウンテンバイク選手権大会]]・男子エリートダウンヒルが行われ、[[清水一輝]]が優勝<ref>[http://jcf.or.jp/?p=24447 MTBアジア選手権<速報>] - jcf 10月13日付</ref>。
*14日
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**アジアマウンテンバイク選手権大会の男子エリートクロスカントリーが行われ、[[山本幸平]]が同大会同種目4連覇を達成。この他、同大会では、女子エリートクロスカントリーで[[片山梨絵]]が、また男子ジュニアクロスカントリーで[[前田公平]]がそれぞれ優勝<ref>[http://jcf.or.jp/?p=24454 MTBアジア選手権<速報>XCO全種目優勝!] - jcf 10月15日付</ref>。
*15日
**[[BBC]]ラジオで、『Peddlers - Cycling's Dirty Truth.』という番組が放送され、[[タイラー・ハミルトン]]をはじめ、元女性マッサージ師などが、[[ランス・アームストロング]]のドーピング話を赤裸々に語った<ref>[httphttps://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/aee83a5603a101c832656cf8aa9492b6 アームストロングのドーピング暴露話] - 公営競技はどこへ行く10月16日付</ref>。
**[[フランク・シュレク]]に対する、ルクセンブルク・アンチドーピング機関(ALAD)の公聴会が行われ、シュレク本人は確かな感触を感じたと述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/frank-schleck-has-good-feeling-about-doping-defence Fränk Schleck has "good feeling" about doping defence] - cyclingnews.com 2012年10月15日付{{en icon}} </ref>。
*16日
**[[ニューヨーク・デイリーニュース]]は、[[グレッグ・レモン]]の妻・キャシーの150ページにも及ぶ報告書<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/kathy-lemonds-sca-deposition-details-revealed Kathy LeMond's SCA deposition details revealed] - cyclingnews.com 2012年10月17日付{{en icon}}</ref>に触れ、[[ナイキ]]が2006年当時、報奨金支払の有無を巡って、[[ランス・アームストロング]]のスポンサーだったSCAプロモーションズと係争中<ref name="自転車のアームストロング氏に報奨金返還請求へ-米企業">[http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCC0KX6TTDXE01.html 自転車のアームストロング氏に報奨金返還請求へ-米企業] - ブルームバーグ 10月23日付</ref>だったことを受け、ドーピング隠ぺいの「口利き料」として、当時のUCI会長だった[[ハイン・フェルブリュッヘン]]所有のスイスの口座に50万ドルを振り込んだとする話を報じた。<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/report-did-nike-pay-dollar-500000-to-verbruggen-to-cover-up-armstrong-positive Report: Did Nike pay $500,000 to Verbruggen to cover up Armstrong positive?] - cyclingnews.com 2012年10月16日付{{en icon}} </ref>。これに対し、ナイキはそのような事実はないと否定し、またフェルブリュッヘンも否定した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/verbruggen-denies-kathy-lemonds-story-of-cover-up-payment Verbruggen denies Kathy LeMond's story of cover-up payment] - cyclingnews.com 2012年10月17日付{{en icon}}</ref>。
*17日
**[[ナイキ]]は、当月10日に[[ランス・アームストロング]]を支援する旨を表明したことを撤回し、当日、自社のウェブサイトで契約解除したことを表明した。また、ベルギーのビールメーカー、アンハイザー・ブッシュ(AB)(AB)インベブもまた、年末に同氏との契約が満了した後、更新しないことを明らかにした。なお、両社とも、がん患者支援の「リブストロング」財団の取り組みの支援は継続する方針を示した<ref>[http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MC2FDI6S972K01.html ナイキとABインベブ、アームストロング氏との契約打ち切り] - ブルームバーグニュース10月18日付</ref>。
*19日
**[[ラボバンク (自転車競技)|ラボバンク]]は、USADAへの選手の証言のなかで、[[チーム・HTC - ハイロード|チーム・ハイロード]]らとともに、過去のドーピングを告発されていた「USポスタルドーピング事件」を受け、当年12月31日限りで、男女双方のプロチーム(トップチーム)から撤退することを決めた。なお、アマチュアチームの活動は引き続き継続して行う<ref>[http://www.cyclesports.jp/depot/detail.php?id=5200 ラボバンクがプロチームのスポンサーから撤退] - サイクルスポーツ.jp 10月20日付</ref><ref>[http://www.cyclingnews.com/news/rabobank-to-end-its-sponsorship-of-professional-cycling-teams Rabobank to end its sponsorship of professional cycling teams] - cyclingnews.com 2012年10月19日付{{en icon}} </ref>。2013年シーズンについては、チームのゼネラルマネージャーを務めるハロルド・クネーベルによって今後設立される新しい基盤の下、スポンサーのない「白いラベル」で走ることがラボバンクによって保障されているとのこと<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/rabobank-to-become-white-label-team Rabobank to become 'white label' team] - cyclingnews.com 2012年10月19日付{{en icon}} </ref>。
**UCIは、[[ランス・アームストロング]]にかかるUSADAの報告書についての見解を22日の月曜日に決断することを表明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-to-announce-decision-on-usadas-armstrong-findings-on-monday UCI to announce decision on USADA's Armstrong findings on Monday] - cyclingnews.com 2012年10月19日付{{en icon}}</ref>。
*20日
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**以下は、[[ランス・アームストロング]]に関する話。
***[[国際自転車競技連合]](UCI)は[[スポーツ仲裁裁判所]](CAS)には提訴せず、USADAが[[ランス・アームストロング]]に下した『永久追放』の裁定を受け入れる事を表明。これにより、[[ランス・アームストロング]]の、1998年8月1日以降の全成績が抹消されることが確定した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-confirms-lance-armstrongs-life-ban UCI confirms Lance Armstrong's life ban] - cyclingnews.com 2012年10月22日付{{en icon}}</ref>。
***USADAはUCIに対し、歓迎の旨を表明した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/usada-say-the-uci-made-the-right-decision-in-armstrong-case USADA say the UCI made the right decision in Armstrong case] - cyclingnews.com 2012年10月22日付{{en icon}} </ref>。
***上記を受け、アームストロングに報奨金を支払っていたプロモーション支援企業のSCAプロモーションズは、同社が支給した報奨金を含む750万ドル(約6億円)の返還を求める見通し。なお、上記の報奨金とは、SCAがツール・ド・フランスの2004年大会でアームストロングが優勝した場合にボーナス支給を約束したが、アームストロングとUSポスタル・サービス・チームの運営会社テールウィンド・スポーツが、大会6連覇を達成したアームストロングに500万ドルのボーナスが支払われなかったとして04年にSCAを提訴した結果、同訴訟は06年に和解に達し、報奨金500万ドルと金利250万ドル、法務費用の支払いで同意した、というもの<ref>[http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCC0KX6TTDXE01.html name="自転車のアームストロング氏に報奨金返還請求へ-米企業] - ブルームバーグ 10月23日付<"/ref>。
*23日
**UCI会長、パット・マッケイドは、[[タイラー・ハミルトン]]と[[フロイド・ランディス]]の2人が『英雄扱い』されていることに不快の念を示した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/mcquaid-landis-and-hamilton-are-far-from-heroes McQuaid: Landis and Hamilton are far from heroes] - cyclingnews.com 2012年10月23日付{{en icon}} </ref><ref>[http://www.cyclingnews.com/news/mcquaid-has-no-place-in-cycling-says-hamilton McQuaid has no place in cycling, says Hamilton] - cyclingnews.com 2012年10月23日付{{en icon}}</ref>。
**元USポスタル選手、[[ステフェン・キャーガード]]は、1998年から自ら[[エリスロポエチン]](EPO)を購入して使用していたことを告白<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/kjaergaard-confesses-to-doping-while-at-chicky-world-and-us-postal Kjaergaard confesses to doping while at Chicky World and US Postal] - cyclingnews.com 2012年10月23日付{{en icon}}</ref>。
**ベルギーのスポーツ紙、スポルザは、[[クウェート]]の石油精製会社、Q8が撤退することにより、[[オメガファーマ・クイックステップ]]がセカンドスポンサーを失ったことを報じた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/omega-pharma-quickstep-loses-sponsor Omega Pharma-Quickstep loses sponsor] - cyclingnews.com 2012年10月23日付{{en icon}} </ref>。
**AIGCP(プロ自転車選手協会)代表の[[ジョナサン・ヴォーターズ]]は、[[ランス・アームストロング]]の一件でドーピング問題の混乱・動揺をきたしたとして、自転車競技独自の、独立したドーピング機関の設立をUCIに要求する方針を決めた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/independent-anti-doping-commission-needed-for-cycling-says-aigcp Independent anti-doping commission needed for cycling, says AIGCP] - cyclingnews.com 2012年10月23日付{{en icon}}</ref>。
**元USポスタル選手の[[スコット・メルシエ]]は、2011年に同チーム在籍時代にドーピングを強要された話を行ったにもかかわらず、UCI会長のパット・マッケイドが見過ごしていたとして、マッケイドを解任すべきであると、[[Sky Sports]]に語った。なお、メルシエは1997年にUSポスタルのチームドクターであったペドロ・セラヤからドーピングを強要されたことに起因して、同年限りでUSポスタルを退団している<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/mercier-the-uci-must-get-rid-of-pat-mcquaid Mercier: The UCI must get rid of Pat McQuaid] - cyclingnews.com 2012年10月23日付{{en icon}}</ref>。
563 ⟶ 564行目:
*24日
**[[2013年]]開催の第100回[[ツール・ド・フランス2013|ツール・ド・フランス]]の日程が決まった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/2013-tour-de-france-route-presented-in-paris?ns_campaign=news&ns_mchannel=rss&ns_source=cyclingnews&ns_linkname=0&ns_fee=0 2013 Tour de France route presented in Paris] - cyclingnews.com 2012年10月24日付{{en icon}}</ref>。
**UCIの[[スポークスマン]]、[[エンリコ・カルパーニ]]は、ウィレルレヴュー.nl(wielerrevue.nl)のインタビューに応じ、[[ラボバンク (自転車競技)|ラボバンク]]がスポンサーを撤退したとしても、通常4年間付与されることになっている[[UCIプロチーム]]のライセンスの代わりに、1年間のライセンスを与えるとみなし、来シーズンについても、引き続き名称継承チームがUCIプロチームとしての活動を行うことを容認する方向を示した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/rabobank-likely-to-get-uci-worldtour-licence-for-2013 Rabobank likely to get UCI WorldTour licence for 2013] - cyclingnews.com 2012年10月24日付{{en icon}} </ref>。
**元USポスタルのチームドクター、[[ガルシア・デル・モラル]]は、USADAの「USポスタルドーピングスキャンダル」に関する[[EFE|EFE通信]]への声明で、USポスタルチームとして、組織的なドーピング行為を行っていたケースを目撃したことがないと言明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/del-moral-denies-involvement-in-armstrong-doping-case Del Moral denies involvement in Armstrong doping case] - cyclingnews.com 2012年10月24日付{{en icon}}</ref>。
*25日
**[[チーム・スカイ]]の現場指導者、[[ボビー・ジュリック]]が、現役時代の[[1996年]]8月から[[1998年]]の7月までの間、[[エリスロポエチン]](EPO)を複数回使用していたことを告白<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/exclusive-bobby-julich-doping-confession Exclusive: Bobby Julich doping confession] - cyclingnews.com 10月25日付{{en icon}}</ref>。
**[[ジャニー・ロンゴ]]の夫、[[パトリス・シプレリ]]が[[エリスロポエチン]](EPO)を違法購入していたとする一件で、[[グルノーブル]]の裁判所はシプレリの控訴を棄却した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ciprelli-appeal-rejected Ciprelli appeal rejected] - cyclingnews.com 2012年10月25日付{{en icon}} </ref>。
**当月26日午後より行われるUCIの運営委員会を前に、[[グレッグ・レモン]]は、[[ランス・アームストロング]]のドーピング問題の混乱を招いた責任は、現会長のパット・マッケイドと、前会長のハイス・フェルブリュッヘンにあるとして、自らのフェイスブックにしたためた文章を複写し、マッケイドの即時解任を要求する書簡をUCIに送った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/open-letter-lemond-demands-mcquaids-resignation Open Letter: LeMond demands McQuaid's resignation] - cyclingnews.com 2012年10月25日付{{en icon}} </ref>。また、現役自転車選手からも、UCIの今後の姿勢を正す構えが広がりつつある<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/riders-call-for-uci-to-launch-reforms Riders call for UCI to launch reforms] - cyclingnews.com 2012年10月26日付{{en icon}}</ref>。
*26日
**UCIの運営委員会が行われ、独立した委員会を設置して、[[ランス・アームストロング]]のドーピング違反に対するUCIの対応に問題がなかったかを調査すると発表した。2013年6月1日までに報告書を公表する予定。その中で、2002年から2005年までの間、アームストロングから総計12万5000ドルを受け取っていることが果たして適正な行為だったのかや、2001年の[[ツール・ド・スイス]]においてアームストロングのEPO陽性を隠ぺいしたとされる疑いについても調査される見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-management-committee-will-not-reallocate-armstrongs-tours UCI management committee will not reallocate Armstrong's Tours] - cyclingnews.com 2012年10月26日付{{en icon}} </ref>。また、過日UCIを告訴しているジャーナリストの[[ポール・キマージュ]]の一件<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/kimmage-case-is-not-personal-says-mcquaid Kimmage case is not personal, says McQuaid] - cyclingnews.com 2012年10月23日付{{en icon}} </ref>についても同様に調査が行われる見通しとなっている<ref>[httphttps://www.nikkansports.com/sports/cycling/news/f-sp-tp6-20121027-1038245.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter アームストロング薬物問題で独立委設置] - 日刊スポーツ 10月27日付</ref>。
**[[アモリ・スポル・オルガニザシオン]](ASO)は、当月22日におけるUCIの決定に従い、[[ランス・アームストロング]]の[[ツール・ド・フランス]]総合優勝記録を全て抹消することを決した。なお、その間における総合優勝者の繰り上げはなく、「優勝者なし」となる<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/tour-de-france-organizers-confirm-uci-decision-on-armstrongs-victories Tour de France organizers confirm UCI decision on Armstrong's victories] - cyclingnews.com 2012年10月26日付{{en icon}}</ref>。
*27日
**[[チーム・スカイ]]は、アームストロングとチームを共にした経験がある[[ショーン・イェーツ]]と、ラボバンクのドーピング問題への関与が疑われている[[スティーヴン・デ・ヨンフ]]の2人の現場指導者を、同チームのアンチ・ドーピング規程に違反したとして、解任したと発表。加えてラボバンクのドーピング問題への関与が疑われている、チームドクターの[[ヘールト・レインデルス]]博士とも来季の契約を更新しない意向を示した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/yates-and-de-jongh-out-of-team-sky?ns_campaign=news&ns_mchannel=rss&ns_source=cyclingnews&ns_linkname=0&ns_fee=0 Yates and De Jongh out of Team Sky] - cyclingnews.com 2012年10月28日付{{en icon}}</ref>。
*29日
**[[スティーヴン・デ・ヨンフ]]が、現役時代の1998年から2000年までの間、EPOを使用していたことを告白した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/sky-release-de-jongh-after-doping-confession Sky release de Jongh after doping confession] - cyclingnews.com 2012年10月29日付{{en icon}} </ref><ref>[http://www.cyclingnews.com/news/de-jongh-reveals-his-doping-past De Jongh reveals his doping past] - cyclingnews.com 2012年10月29日付{{en icon}}</ref>。
**UCIは、2013年シーズンの[[UCIワールドツアー2013|UCIワールドツアー]]に参加する15チームを発表。残る3チームについては当年12月10日、[[アルゴス・シマノ]]、[[ロット・ベリソル]]、[[FDJ・ビッグマット]]、[[チーム・ヨーロッパカー]]、[[チーム・サクソバンク - ティンコフバンク]]の5チームの中から決する<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-announces-top-15-teams-for-2013-worldtour UCI announces top 15 teams for 2013 WorldTour] - cyclingnews.com 2012年10月29日付{{en icon}}</ref>。
*30日
594 ⟶ 595行目:
**UCIは、2013年の主要マウンテンバイクレースの日程を発表<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-updates-2013-uci-mountain-bike-world-cup-schedule UCI updates 2013 UCI Mountain Bike World Cup schedule] - cyclingnews.com 2012年11月3日付{{en icon}}</ref>。
*5日
**[[2013年]]開催の[[ツール・ド・ポローニュ2013|ツール・ド・ポローニュ]]において、[[イタリア]]の[[トレント自治県|トレンティーノ]]で、序盤の2ステージを行うことが決まった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/tour-of-poland-to-start-in-italy-in-2013 Tour of Poland to start in Italy in 2013] - cyclingnews.com 2012年11月5日付{{en icon}}</ref>。
*6日
**南アフリカのスポーツ薬物研究機関であるSAIDSは、当年8月29日に検査が行われた、USポスタルの元選手、[[デヴィッド・ジョージ]]に、[[エリスロポエチン]](EPO)陽性反応が確認されたことを公表。ジョージはその検査結果を受け入れた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/former-armstrong-teammate-george-fails-epo-test Former Armstrong teammate, George fails EPO test] - cyclingnews.com 2012年11月6日付{{en icon}}</ref>。
601 ⟶ 602行目:
**[[ヨースト・ポストヒュマ]]が引退へ。これを受けポストヒュマは、[[UCIワールドツアー]]のランキングシステムでは[[アシスト (自転車競技)|ドメスティック]]選手の扱いがきわめて軽んじられていると述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/posthuma-retires-after-failing-to-secure-2013-team Posthuma retires after failing to secure 2013 team] - cyclingnews.com 2012年11月6日付{{en icon}}</ref>。
*7日
**[[UCIオセアニアツアー]]が、対象レース数の減少に伴い、2014年シーズンに消滅する可能性があることがサイクリングニュースで報じられた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/oceania-tour-cannot-survive-without-uci-reform Oceania Tour cannot survive without UCI reform] - cyclingnews.com 2012年11月7日付{{en icon}} </ref>。
*9日
**[[世界アンチ・ドーピング機関]](WADA)の元メディカル・ディレクター、アラン・ガルニエは、2000年代の自転車競技におけるドーピング事例の一番の原因は、UCIとWADAが、アンチ・ドーピングに対する共有認識ができていなかったことにあり、ひいては、[[ランス・アームストロング]]のドーピング事例を「見逃してきた」と述べた。その一例として、2005年にアームストロングのドーピング疑惑を「隠蔽」するべく、幹部だけを集めた極秘会議を行ったと述べた。<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-and-wada-blamed-for-anti-doping-failure UCI and WADA blamed for anti-doping failure] - cyclingnews.com 2012年11月9日付{{en icon}}</ref>。
608 ⟶ 609行目:
**[[ブラッドリー・ウィギンス]]が、練習中に自宅近くで交通事故に遭い、肋骨骨折などの重傷を負った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/wiggins-diagnosed-with-fractured-rib-after-crash Wiggins diagnosed with fractured rib after crash] - cyclingnews.com 2012年11月10日付{{en icon}}</ref>。
*11日
**ズデネク・バカラの提言を受け、[[ジロ・デ・イタリア]]の大会責任者、[[ミケーレ・アクアローネ]]は、近々にもバカラと会談したい旨を述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/acquarone-ready-to-talk-to-bakala-about-reforming-cycling Acquarone ready to talk to Bakala about reforming cycling] - cyclingnews.com 2012年11月11日付{{en icon}} </ref>。
*12日
**WADAは、過日、アラン・ガルニエが[[ランス・アームストロング]]のドーピング疑惑を「隠蔽」したとする話を否定した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/wada-denies-charges-of-protecting-armstrong WADA denies charges of protecting Armstrong] - cyclingnews.com 2012年11月12日付{{en icon}} </ref>。
**前年行われた[[ツール・ド・ルクセンブルク]]において、フィンランド国籍の[[マッティ・ヘルミネン]]の体内から、[[プロベニシド]]が検出されたことを受け、2年間の出場停止処分が下された。しかしこの事実を否定したヘルミネンは即時不服申し立てを行った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/helminen-banned-two-years-for-doping Helminen banned two years for doping] - cyclingnews.com 2012年11月12日付{{en icon}}</ref>。
**ランス・アームストロングが、『リヴストロング財団』の理事長を辞任<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/armstrong-resigns-from-livestrong-board-of-directors Armstrong resigns from Livestrong board of directors] - cyclingnews.com 2012年11月12日付{{en icon}} </ref>。
**[[タイラー・ハミルトン]]は、ドイツのニュース雑誌[[フォークス (雑誌)|フォークス]]において、UCIと同会長のパット・マッケイドに対し、ランス・アームストロングのドーピング問題について、『過去の清算』が必要であると語った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/hamilton-uci-must-accept-responsibility-for-cyclings-past Hamilton: UCI must accept responsibility for cycling's past] - cyclingnews.com 2012年11月12日付{{en icon}} </ref>。
**WADAの事務局長、デヴィッド・ハウマンは、WADAの財政がひっ迫しており、[[2015年]]に予定されている規定の変更が困難になると述べた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/wada-funding-at-critical-point-in-doping-war WADA funding at critical point in doping war] - cyclingnews.com 2012年11月12日付{{en icon}}</ref>。
*13日
**UCIはランス・アームストロングの事例の反省を受け、選手との間をつなぐ役割を果たすべく、『ドーピング・ホットライン』を設けることを検討する方向<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-to-set-up-a-doping-hotline-for-riders UCI to set up a doping hotline for riders] - cyclingnews.com 2012年11月13日付{{en icon}} </ref>。
*14日
**[[ミカエル・ラスムセン]]が[[ラボバンク (自転車競技)|ラボバンク]]から不当な契約打ち切りを受けたとして580万ユーロを求めている訴訟について、当年12月18日に判決が下る予定<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/michael-rasmussen-verdict-postponed-until-december Michael Rasmussen verdict postponed until December] - cyclingnews.com 2012年11月14日付{{en icon}} </ref>。
**今シーズン限りで名称が消滅するラボバンクのハロルド・クネーベルは、水面下で新スポンサーの選定を行っていることを明らかにした<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/knebel-confirms-interest-in-sponsoring-the-rabobank-team Knebel confirms interest in sponsoring the Rabobank team] - cyclingnews.com 2012年11月14日付{{en icon}}</ref>。
**[[ホアキン・ロドリゲス]]は、[[ヨースト・ポストヒュマ]]が引退せざるを得なくなったことを受け、[[UCIワールドツアー]]のポイントシステムを変更するよう、UCIに訴えた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/rodriguez-calls-for-major-changes-in-uci-worldtour-points-system Rodríguez calls for major changes in UCI WorldTour points system] - cyclingnews.com 2012年11月14日付{{en icon}}</ref>。
*15日
**オセアニア自転車連合会長の[[マイケル・ターター]]は、[[2014年]]より、[[アジア自転車競技選手権大会]]と[[オセアニア自転車競技選手権大会]]を統合する案があることをサイクリングニュースに語った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/asia-and-oceania-combined-championships-proposed-for-2014 Asia and Oceania combined championships proposed for 2014] - cyclingnews.com 2012年11月15日付{{en icon}} </ref>。
**[[ヤロスラフ・クルハヴィー]]は、シーズンオフ中に鼻の手術を行うことになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/kulhavy-undergoes-surgery Kulhavy undergoes surgery] - cyclingnews.com 2012年11月15日付{{en icon}}</ref>。
*17日
**[[UCIトラックワールドカップ2012-2013]]のグラスゴー大会・男子ケイリンで、[[坂本貴史]]が3位に入った<ref>[httphttps://jcf.or.jp/?p=25332%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%af%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%89%e3%82%ab%e3%83%83%e3%83%97%ef%bc%88%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%82%b4%e3%83%bc%ef%bc%89%e3%81%a7%e5%9d%82%e6%9c%ac%e3%81%8c/ トラックワールドカップ(グラスゴー)で坂本がケイリン銅メダル!] - 日本自転車競技連盟 11月18日付</ref>。
*18日
**[[2013年]]の[[ブエルタ・ア・エスパーニャ2013|ブエルタ・ア・エスパーニャ]]のコース図の一部がリークされた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/more-details-on-2013-vuelta-a-espana-route-leaked More details on 2013 Vuelta a España route leaked] - cyclingnews.com 2012年11月18日付{{en icon}} </ref>。
**[[クリス・ホイ]]は今後の活動について、[[グラスゴー]]で開催される[[2014年]]の[[2014年コモンウェルスゲームズ|コモンウェルスゲームズ]]を照準にしながらも、現時点では未定の方向<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/sir-chris-hoy-uncertain-on-competitive-future Sir Chris Hoy uncertain on competitive future] - cyclingnews.com 2012年11月18日付{{en icon}} </ref>。
*19日
**WADAのアンチドーピング規程が2015年に改正される予定で、とりわけ悪質な事例については、4年間の出場停止処分とする見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/four-year-bans-proposed-by-wada-for-serious-anti-doping-violations Four-year bans proposed by WADA for serious anti-doping violations] - cyclingnews.com 2012年11月19日付{{en icon}} </ref>。
*20日
**イタリアオリンピック委員会(CONI)は、[[ミケーレ・スカルポーニ]]と[[ジョヴァンニ・ヴィスコンティ (自転車選手)|ジョヴァンニ・ヴィスコンティ]]の2人に対し、アンチ・ドーピングルール3.2項違反につき、3か月の出場停止処分を提示。2人とも、ミケーレ・フェッラーリからドーピング指南を受けたことを認めたため<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/coni-requests-three-month-bans-for-scarponi-and-visconti CONI requests three-month bans for Scarponi and Visconti] - cyclingnews.com 2012年11月20日付{{en icon}}</ref>。
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**『チェンジ・サイクリング・ナウ』に、[[グレッグ・レモン]]、[[ジョナサン・ヴォーターズ]]、[[エリック・ボワイエ]]、[[イェルク・ヤクシェ]]も参加することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/lemond-vaughters-boyer-and-jaksche-join-change-cycling-now-group LeMond, Vaughters, Boyer and Jaksche join Change Cycling Now group] - cyclingnews.com 2012年11月29日付{{en icon}}</ref>。
*30日
**UCIは、[[ランス・アームストロング]]事例に関する調査の委員会を2013年4月9日〜26日までロンドンで開催、そして同年6月1日に調査報告を発表する見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-names-panel-for-armstrong-affair-commission UCI names panel for Armstrong affair commission] - cyclingnews.com 2012年11月30日付{{en icon}} </ref>。
 
=== 12月 ===
*1日
**[[レイフ・ホスト]]が現役引退を発表<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/hoste-retires-from-professional-cycling Hoste retires from professional cycling] - cyclingnews.com 2012年12月1日付{{en icon}} </ref>。
*2日
**『チェンジ・サイクリング・ナウ』がロンドンで行われ、[[グレッグ・レモン]]は、[[パット・マッケイド]]は即刻UCI会長を辞任すべきだと述べ、2013年3月に行われる予定のUCI会長選挙に立候補する考えにも言及<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/lemond-to-run-for-uci-presidency LeMond to run for UCI Presidency] - cyclingnews.com 2012年12月3日付{{en icon}}</ref>。
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*4日
**UCIは自転車関係団体に書簡を送り、当月10日までに自転車競技の今後のあり方についての提言を求めることになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-calls-for-input-to-build-a-bright-future-for-cycling UCI calls for input "to build a bright future for cycling"] - cyclingnews.com 2012年12月4日付{{en icon}}</ref>。
**[[マウンテンバイクレース]]の世界シリーズ戦、『エンデュロ・ワールド・シリーズ』の[[2013年]]シリーズの日程が発表された<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/enduro-world-series-announced-for-2013 Enduro World Series announced for 2013] - cyclingnews.com 2012年12月4日付{{en icon}} </ref>。
*5日
**UCIの独立委員会は、当月に行われた『チェンジ・サイクリング・ナウ』の内容を参考資料とする方向<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ucis-independent-commission-wants-change-cycling-now-input UCI's Independent Commission wants Change Cycling Now input] - cyclingnews.com 2012年12月5日付{{en icon}}</ref>。
**サイクリストプロ協会(CPA)会長の[[ジャンニ・ブーニョ]]は、2013年1月に、UCIの関係団体や『チェンジ・サイクリング・ナウ』のメンバーらと会合を設ける予定であることを、サイクリングニュースに語った<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/bugno-calls-on-riders-to-take-central-role-in-shaping-cyclings-future Bugno calls on riders to take central role in shaping cycling's future] - cyclingnews.com 2012年12月5日付{{en icon}}</ref>。
*6日
**[[国際オリンピック委員会]](IOC)は、[[ランス・アームストロング]]の[[2000年]]の[[2000年シドニーオリンピックにおける自転車競技|シドニーオリンピック]]・個人タイムトライアルにおける銅メダル剥奪にかかる裏付けの論議に入るにあたり、ドーピング違反にかかる8年の時効期間が過ぎていることを踏まえ、USADAの裁定に意義を唱えなかったUCIに対してどのような形で処遇すべきかという見解を求めていることを明らかにした<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/ioc-wait-for-uci-paperwork-before-moving-to-strip-armstrong-of-bronze-medal IOC wait for UCI paperwork before moving to strip Armstrong of bronze medal] - cyclingnews.com 2012年12月6日付{{en icon}}</ref>。
**南アフリカ・ドラッグフリースポーツ協会は、USポスタルの元選手、[[デヴィッド・ジョージ]]に対し、[[エリスロポエチン|EPO]]陽性につき、2年間の出場停止処分を通告<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/david-george-given-two-years-ban-for-epo-usage David George given two years ban for EPO usage] - cyclingnews.com 2012年12月6日付{{en icon}}</ref>。
*7日
**国際レース主催者協会(AIOCC)は、[[世界アンチ・ドーピング機関]]規定よりも厳格なアンチ・ドーピング方針を掲げるチームを、MPCC (Movement for Credible Cycling)認定チームとすることとし、115レース指定されているAIOCC認定レースへの優先出場権を付与しているが、翌年2月に、対象6チームを選定することになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/rabobank-lampre-tentatively-approved-for-mpcc-membership Rabobank, Lampre tentatively approved for MPCC membership] - cyclingnews.com 2012年12月7日付{{en icon}}</ref>。
**UCIの独立委員会が、翌年4月にロンドンで行われる予定の公聴会について、下記の議題が主題になる見通しであることをサイクリングニュースが報じた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-independent-commission-contacts-potential-witnesses UCI Independent Commission contacts potential witnesses] - cyclingnews.com 2012年12月7日付{{en icon}}</ref>。
***1.UCIは、[[ランス・アームストロング]]とUSポスタルのドーピング事例について認識していたか否か。
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***4.UCIはアームストロングとUSポスタルが行っていた事例を明らかにしようとした人物を不適切な対応で失望させていなかったか否か。
***5.UCIはUSADAの調査に協力的であったか否か。
***6.UCIはUCI内部で、アームストロングとUSポスタルの調査において、興優先という見地のはざまで利害の対立があったのか否か。
***7.UCIの現在のアンチ・ドーピングコントロールが適切か否か。
***8.自転車競技にドーピングはつきもの、と考えていた人物が以前より存在していなかったか否か。
*9日
**[[全日本シクロクロス選手権大会]]が行われ、男子は[[竹之内悠]]が2連覇を達成、女子は[[宮内佐季子]]が[[豊岡英子]]の同大会8連覇を阻止し初優勝<ref>[http://www.cyclowired.jp/?q=node/97745 小坂光を振り切った竹之内悠が連覇 宮内佐季子が地元で念願のタイトル] - シクロワイアード12月9日付</ref>。
**[[エウスカルテル・エウスカディ]]の代表、ミゲル・マダリアガが、チームバスを売却し、選手及びスタッフの給与を支払うカネに充てる可能性に言及<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/euskaltel-euskadi-selling-team-buses-to-pay-wages Euskaltel-Euskadi selling team buses to pay wages?] - cyclingnews.com 2012年12月9日付{{en icon}} </ref>。
*10日
**[[2013年]]シーズンの[[UCIプロチーム]]([[UCIワールドツアー]]ライセンスチーム)が確定。[[アルゴス・シマノ]]が新たにライセンスを取得。代わりに[[チーム・カチューシャ]]が除外されることになった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/katusha-denied-2013-worldtour-licence Katusha denied 2013 WorldTour licence] - cyclingnews.com 2012年12月10日付{{en icon}} </ref>。
*11日
**UCIは正式に、1998年8月1日以降の、ランス・アームストロングが記録した成績を抹消することを決定した。これにより、2000年のシドニーオリンピックに獲得した銅メダルも剥奪される見通し。なおアームストロングには、当日より3週間以内に[[スポーツ仲裁裁判所]](CAS)に提訴する権利はある<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-officially-nullifies-armstrongs-tour-de-france-titles-and-results UCI officially nullifies Armstrong's Tour de France titles and results] - cyclingnews.com 2012年12月11日付{{en icon}}</ref>。
707 ⟶ 708行目:
**[[トム・ボーネン]]が、当年のベルギー最優秀選手賞に相当する、[[ベルギー スポーツマンオブザイヤー]]を受賞。ちなみにボーネンは6度目の同賞受賞となった<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/boonen-voted-belgian-sportsman-of-the-year Boonen voted Belgian Sportsman of the Year] - cyclingnews.com 2012年12月17日付{{en icon}}</ref>。
*18日
**CASに提訴することを決めたチーム・カチューシャは、当年11月にUCIプロチーム入りへの異議が、UCIライセンス委員会より出されていたとする声明を入手した<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/katusha-gets-ucis-decision-on-worldtour Katusha gets UCI's decision on WorldTour] - cyclingnews.com 2012年12月18日付{{en icon}} </ref>。
**南アフリカのMTB選手、[[ケイプ・エピック]]に、[[筋肉増強剤]]のや[[ヒドロクロロチアジド]]の使用歴があったとして、永久追放処分が下る見通し<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/cape-epic-imposes-lifetime-bans-for-doping Cape Epic imposes lifetime bans for doping] - cyclingnews.com 2012年12月18日付{{en icon}}</ref>。
**JKAは、2013年3月の[[ガールズケイリン]]に、オーストラリアの[[カール・マッキュロッチ]](JKA登録名はカーリー・マカラク]]と、ニュージーランドの[[ペイジ・パターソン]]を短期登録選手とすることを決めた<ref>[httphttps://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2012/12/18/kiji/K20121218004803250.html ガールズケイリンに初の外国人選手 五輪銅のマカラクら2選手] - スポニチアネックス 12月18日付</ref>。また、
*19日
**UCIは、来シーズンの[[コンチネンタルプロチーム]]の内、19チームを発表<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-announces-pro-continental-teams UCI announces Pro Continental teams] - cyclingnews.com 2012年12月20日付{{en icon}}</ref>。
717 ⟶ 718行目:
*21日
**来シーズンの契約をどのチームとも結ぶことができなかった[[ジミー・カスペール]]が引退を表明<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/casper-retires-from-professional-cycling Casper retires from professional cycling] - cyclingnews.com 2012年12月21日付{{en icon}}</ref>。
**UCIは、来シーズンの[[世界選手権自転車競技大会]]より、ロードレースのチームタイムトライアルを除き、男女同一賞金制とすることを決定<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/uci-introduces-equal-prize-money-at-worlds UCI introduces equal prize money at Worlds] - cyclingnews.com 2012年12月21日付{{en icon}} </ref>。
*WADAは、前年8月に、尿検体を取り間違えて陽性反応とした選手がいたことを受け、マドリード・アンチ・ドーピング研究所に対し、当日より3か月の業務停止を命じた<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/wada-suspends-madrid-anti-doping-lab-for-three-months WADA suspends Madrid anti-doping lab for three months] - cyclingnews.com 2012年12月21日付{{en icon}}</ref>。
*23日
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*12月16日 [[イニャキ・レハレタ]]<ref>[http://www.cyclingnews.com/news/inaki-lejarreta-killed-in-training-accident Iñaki Lejarreta killed in training accident] - cyclingnews 12月16日付{{en icon}}</ref>({{ESP}}、MTB選手、*[[1983年]])
 
==参照 脚注 ==
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== 関連項目 ==
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[[Category:2012年の自転車競技大会|*]]
[[Category:各年の自転車競技|{{PAGENAME}}2012年の自転車競技]]