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{{redirect|ドラクエ|その他|ドラゴンクエスト (曖昧さ回避)}}
{{出典の明記|date=2022年7月}}
{{コンピュータゲームシリーズ
| タイトル
| 画像
| 画像説明
| 開発元 = [[チュンソフト]]<br />[[ハートビート (ゲーム会社)|ハートビート]]<br />[[アルテピアッツァ]]<br />[[トーセ]]<br />[[レベルファイブ]]
| 発売元
| ジャンル
| 製作者
| 1作目
| 1作目発売日
| 最新作 = [[ドラゴンクエストIII そして伝説へ…|ドラゴンクエストIII そして伝説へ… HD-2D版]]
| 最新作発売日 =
| 公式サイトURL = https://www.dragonquest.jp/
| 公式サイトタイトル = ドラクエ・パラダイス
| スピンオフ作品 = [[不思議のダンジョン|不思議のダンジョンシリーズ]]<br />[[ドラゴンクエストモンスターズ]]<br />[[スライムもりもりドラゴンクエスト]]<br />[[ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城|ドラゴンクエストヒーローズシリーズ]]<br />[[ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ|ドラゴンクエストビルダーズシリーズ]]<br />ほか
}}
'''ドラゴンクエストシリーズ'''(Dragon Quest Series)は、[[1986年]][[5月
主に[[ゲームデザイナー]]の[[堀井雄二]]を中心として製作され、[[スクウェア・エニックス]](旧・[[エニックス]])が発売している。略称は'''ドラクエ'''。また、シリーズ内のほぼ全作品のタイトルロゴなどで、英字表記の「'''DRAGON QUEST'''」が使われているが、その頭文字を取った「'''DQ'''」も略称として用いられる。
「ドラゴンクエスト」というタイトルは、堀井が[[劇画村塾]]時代に[[小池一夫]]から学んだ「印象的なタイトルを作るには、やさしい言葉と難しい言葉の組み合わせがいい」「タ行を濁音に変える(ダ行にする)と印象が残りやすい」という教えをもとに作られた<ref>『[[小池一夫]]のキャラクター原論 キャラクターはこう活かす!』([[小池書院]]出版)P94</ref><ref>“[https://www.4gamer.net/games/072/G007233/20091107003/ 堀井雄二氏が“師匠”小池一夫氏とドラクエ,キャラ作り,そしてゲーム業界について大いに語る。堀井氏はまさかの「ポートピア殺人事件2」を企画中!?]” 4Gamer.net 2009年11月7日</ref>。
2022年3月時点で、''ドラゴンクエスト''シリーズは全世界で8,500万本以上を販売している<ref>{{Cite web |title=Annual Reports|Investor Relations {{!}} SQUARE ENIX HOLDINGS CO., LTD. |url=https://www.hd.square-enix.com/eng/ir/library/ar.html |website=www.hd.square-enix.com |access-date=2024-11-22 |language=en}}</ref><ref>{{Cite book |title=The Pacific Rim Almanac |url=https://books.google.com/books?id=OnxIMtAiu9UC |publisher=HarperPerennial |date=1991 |isbn=978-0-06-271524-1 |language=en |first=Alexander |last=Besher}}</ref><ref>{{Cite web |title=‘Dragon Quest III HD-2D Remake’ Has Sold Incredibly Well In Japan |url=https://www.forbes.com/sites/olliebarder/2024/11/22/dragon-quest-iii-hd-2d-remake-has-sold-incredibly-well-in-japan/ |website=Forbes |access-date=2024-11-22 |language=en |first=Ollie |last=Barder}}</ref>。 また、リメイク版''ドラゴンクエストVI''は発売後4日間で日本国内で91万本を販売し、リメイク作品としては非常に高い売上を記録した<ref>{{Cite web |title=DS版ドラクエVI、初週91万本販売 IV、Vを上回る |url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/01/news092.html |website=ITmedia NEWS |access-date=2024-11-22 |language=ja}}</ref>。
==
第一作『[[ドラゴンクエスト]]』から『[[ドラゴンクエストIV 導かれし者たち|IV]]』までは[[ファミリーコンピュータ]]、『[[ドラゴンクエストV 天空の花嫁|V]]』と『[[ドラゴンクエストVI 幻の大地|VI]]』は[[スーパーファミコン]]ソフト
上記の「ナンバリングタイトル」と呼ばれる本編作品は、その時代ごとの主流の[[テレビゲーム|据え置きハード]]や[[携帯型ゲーム|携帯ゲーム機]]用ソフト、[[携帯電話ゲーム]]([[携帯アプリ]])などで度々[[リメイク]]や移植がなされている。2014年6月、「最も長く続いている日本のRPG」で[[ギネス世界記録|ギネスブック]]に掲載された<ref>[https://cyclestyle.net/article/2014/06/22/10828.html ドラゴンクエストが「最も長く続いている日本のRPG」としてギネス世界記録に]</ref><ref group="注">日本で独自に進化したRPGは、欧米においてはRPGの中でも特徴的なジャンルの1つであり、「日本のRPG (Japanese RPG) 」という表現には「日本式RPG (JRPG=Japanese RPG) 」のようなニュアンスが含まれる。詳細は[[コンピュータRPG#その他]]を参照。</ref>。
モバイルに関しては[[NTTドコモ]]を主軸にしており、[[クラウドゲーム]]版『X』やコラボレーション携帯などで連携を強めている<ref>{{Cite web|和書|date=2013-12-12|url=https://www.famitsu.com/news/201312/12044760.html|title=『ドラゴンクエスト』シリーズのスマホ戦略とは? プロジェクトのキーマンに直撃インタビュー|work=[[ファミ通]]|publisher=[[エンターブレイン]]|accessdate=2013-12-12}}</ref>。ドコモが[[iPhone]]を扱うようになった後は[[iOS|iOS (アップル)]]、[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]の両プラットフォームでリメイク版やアプリゲームをリリースしている。
「ナンバリングタイトル」のほか、[[コンピュータRPG|RPG]]以外のジャンルでの[[スピンオフ]]作品や番外編も数多く作られ、その多くもシリーズ化している。
{{特殊文字|説明=[[中国語]]の[[簡体字]]特有の漢字、[[ピンイン]]の発音表記}}
日本国外では[[1989年]]に[[Nintendo Entertainment System|NES]]用ソフトとして[[北米]]進出を果たし『IV』まで発売されたものの、
[[アメリカ合衆国|米国]]に既に同名の[[テーブルトークRPG]]『[[ドラゴンクエスト (テーブルトークRPG)|DragonQuest]]』 が存在していたため、[[商標]]上の問題で『VII』までは『'''Dragon Warrior'''』(ドラゴンウォーリア)というタイトルで発売されていた。[[2003年]]10月にこの問題は解決され、『VIII』以降の作品(DS版『IV』以降のリメイクを含む)は 『Dragon Quest』のタイトルとなった。
旧作の日本国外向け作品中では、キャラクター名や[[十字架]]など、特定の[[宗教]]を連想させる表現などが大幅に変更(ローカライズ)されていたが、近年の作品では日本国外版への[[翻案|ローカライズ]]を前提に、日本国内版開発時から図案のデザインに対する配慮が行なわれている<ref>[https://nlab.itmedia.co.jp/cont/articles/3279761/ ドラクエやモンハンの世界をどう訳す? 「教会の十字架の形まで変える」ゲーム翻訳の奥深き世界 (3/4) - ねとらぼ]</ref>。
[[2016年]]には[[中国]]で[[Windows]]版『'''勇者斗恶龙X'''』([[拼音]]:yŏngzhĕdòuèlóng、『DQX』)がリリースされ、中国でドラゴンクエストシリーズがリリースされたのは本作が初となる。中国版限定のアイテムもあり、日本版に逆輸入されている。
=== ナンバリングタイトル ===
以下、各ナンバリングタイトルの概略を述べる。
{{For2|移植版など全ての発売されたタイトル一覧|#シリーズ一覧}}
<div style="font-size:smaller">
'''機種'''
*FC=[[ファミリーコンピュータ]]、SFC=[[スーパーファミコン]]、GC=[[ニンテンドー ゲームキューブ]]、Wii=[[Wii]]、Wii U=[[Wii U]]、Switch=[[Nintendo Switch]]、PS=[[PlayStation (ゲーム機)|PlayStation]]、PS2=[[PlayStation 2]]、PS3=[[PlayStation 3]]、PS4=[[PlayStation 4]]、PS5=[[PlayStation 5]]、Xbox One=[[Xbox One]]、GB=[[ゲームボーイ]]、GBA=[[ゲームボーイアドバンス]]、DS=[[ニンテンドーDS]]、3DS=[[ニンテンドー3DS]]、PSP=[[PlayStation Portable]]、Vita=[[PlayStation Vita]]、MSX=[[MSX]]、MSX2=[[MSX2]]、PC=[[パーソナルコンピュータ]]、Windows=[[Microsoft Windows]]、Steam=[[Steam]]、iOS=[[iOS]]、Android=[[Android_(オペレーティングシステム)|Android]]、AC=[[アーケードゲーム]]
</div>
<!--各ゲームについての説明はここではできる限り簡潔に。評価などはここに書かないという方針で。-->
{{Timeline of release years
| 1986 = [[ドラゴンクエスト]]
| 1987 = [[ドラゴンクエスト
| 1988 = [[ドラゴンクエスト
| 1990 = [[ドラゴンクエスト
| 1992 = [[ドラゴンクエスト
| 1995 = [[ドラゴンクエスト
| 2000 = [[ドラゴンクエスト
| 2004 = [[ドラゴンクエスト
| 2009 = [[ドラゴンクエスト
| 2012 = [[ドラゴンクエスト
|
}}
; [[ドラゴンクエスト]]
: 後にII、IIIを含め[[ロトシリーズ]]と呼ばれる、シリーズ第1作目(FC:1986年5月27日)。終始1人で冒険を進める。
: 日本国外では''Dragon Warrior''のタイトルで発売([[Nintendo Entertainment System|NES]]:1989年7月)。
; [[ドラゴンクエストII 悪霊の神々]]
: シリーズ第2作目(FC:1987年1月26日)。前作の主人公の子孫たちの物語。パーティ制(複数人での行動)や乗り物が初登場。塔が登場。
: 日本国外では''Dragon Warrior II''のタイトルで発売(NES:1990年10月)。
; [[ドラゴンクエストIII そして伝説へ…]]
: シリーズ第3作目(FC:1988年2月10日)。ロト伝説の謎が明らかになる。キャラクターメイキングや転職のシステム、昼夜の概念を導入。
: 日本国外では''Dragon Warrior III''のタイトルで発売(NES:1992年2月)。
; [[ドラゴンクエストIV 導かれし者たち]]
: 後にV、VIを含め[[天空シリーズ]]と呼ばれる、シリーズ第4作目(FC:1990年2月11日)。全5章のオムニバス形式。馬車による多人数パーティ、[[人工知能|AI]]による自動戦闘を導入。
: 日本国外では''Dragon Warrior IV''のタイトルで発売(NES:1992年10月)。
; [[ドラゴンクエストV 天空の花嫁]]
: シリーズ第5作目(SFC:1992年9月27日)。3世代に渡る長期経過シナリオ。一部モンスターを仲間化し、育成すること<ref group="注">『IV』でも二匹のモンスターが仲間になることがあったが、能力値は固定で、あくまでも一時参加のゲストキャラクター([[ノンプレイヤーキャラクター|NPC]])に過ぎなかった。</ref>が可能になった。隠しダンジョンや隠しボスが初登場。
; [[ドラゴンクエストVI 幻の大地]]
: シリーズ第6作目(SFC:1995年12月9日)。2つの世界を行き来しながら冒険を進める。『III』とは異なる転職システムが登場。天空シリーズ全般に登場する、天空城の始まりが明らかになる。
; [[ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち]]
: シリーズ第7作目(PS:2000年8月26日)。欠片化した不思議な石版を集めて、そこに封じられた未知の世界の数々を冒険する。町やダンジョンなどの表現に[[ポリゴン]]を初採用。
: 日本国外では''Dragon Warrior VII''のタイトルで発売(PS:2001年11月1日)。
; [[ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君]]
: シリーズ第8作目(PS2:2004年11月27日)。キャラクターからフィールド背景に至るまで、全てが[[ポリゴン]]による完全3D表現。スキル選択による成長、テンション上昇による強化戦闘、アイテム錬金などを導入。『III』の不死鳥ラーミアと同一存在とされる神鳥レティス(時空を超え、異世界間を旅する能力を持つ)が登場。
: 日本国外では''Dragon Quest VIII: Journey of the Cursed King''(PS2:北米2005年11月15日)および''Dragon Quest: The Journey of the Cursed King''(欧州2006年4月13日))のタイトルで発売。
; [[ドラゴンクエストIX 星空の守り人]]
: シリーズ第9作目(DS:2009年7月11日)。ナンバリング初の携帯ゲーム機専用作品。『III』のキャラクターメイキングがリニューアルされ再登場。ワイヤレス通信によるマルチプレイが可能で、[[すれちがい通信]]を利用した本編以上のやり込み要素も用意されている。
: 日本国外では''Dragon Quest IX: Sentinels of the Starry Skies''のタイトルで発売(DS:北米2010年7月11日、欧州2010年7月23日)。
; [[ドラゴンクエストX]]
: シリーズ第10作目。シリーズ初の[[MMORPG]]であり、スクウェア・エニックス内製作品。
: 日本国外では『勇者鬥惡龍X Dragon Quest X Online』のタイトルで発売(Windows:中国2016年8月24日)。
:; ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
:: 「Ver.1」と呼ばれる基本パッケージ(Wii:2012年8月2日、Wii U:2013年3月30日、Windows:2013年9月26日)。オーガ、ウェディ、エルフ、ドワーフ、プクリポの治めるアストルティア五大陸を冒険する。
:; ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン
:: 「Ver.2」と呼ばれる拡張ディスク(Wii・Wii U・Windows:2013年12月5日)。人間の住む大陸レンダーシアが追加。
:; ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン
:: 「Ver.3」と呼ばれる拡張ディスク(Wii・Wii U・Windows:2015年4月30日)。竜族の大陸ナドラガンドが追加。
:; ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン
:: 「Ver.4」に相当する拡張ディスク(Wii U・Windows・PS4・Switch:2017年11月16日)。5000年の時空を超えた過去の世界が追加。
:; ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン
:: 「Ver.5」に相当する拡張ディスク(Wii U・Windows・PS4・Switch:2019年10月24日)。魔族の住む魔界が追加。
:; ドラゴンクエストX 天星の英雄たち オンライン
:: 「Ver.6」に相当する拡張ディスク(Wii U・Windows・PS4・Switch:2021年11月11日)。天使の住む浮遊都市・天星郷フォーリオンが追加。
:; ドラゴンクエストX 未来への扉とまどろみの少女 オンライン
:: 「Ver.7」に相当する拡張ディスク(Windows・PS4・Switch:2024年)。
; [[ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて]]
: シリーズ第11作目(PS4・3DS:2017年7月29日)。リアル頭身での精緻な3D[[ポリゴン]]表現であるPS4版と、デフォルメされた3Dポリゴン表現と[[ドット絵]]による2D表現の2モードを切り替え可能な3DS版が同時発売された。「ふっかつのじゅもん」によりおおよその進行を保存し、別機種で遊ぶことも可能。
: 日本国外では『勇者鬥惡龍XI 尋覓逝去的時光』(PS4:台湾・香港2017年11月11日)および''Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age''(PS4・Steam:北米・欧州2018年9月4日)のタイトルで発売。
; [[ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎]]
: シリーズ第12作目。
=== 派生作品 ===
以下、各派生作品の概略を述べる。
{{For2|移植版など全ての発売されたタイトル一覧|#シリーズ一覧}}
==== 不思議のダンジョンシリーズ ====
入るたびに構造の変わる『[[不思議のダンジョン]]』を舞台にした[[ローグライクゲーム|ローグライクRPG]]。1993年に『IV』の登場人物・トルネコを主役にした第
; [[トルネコの大冒険 不思議のダンジョン]]
: シリーズ第1作目(SFC:1993年9月19日)。「不思議のダンジョン」シリーズとしても第1作目。
; [[ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン]]
: シリーズ第2作目(PS:1999年9月15日)。壺や合成、お店システムなどが『[[風来のシレン|風来のシレンシリーズ]]』から逆輸入された。独自要素として転職システムがある。
: 日本国外では''Torneko: The Last Hope''のタイトルで発売(PS:北米2000年11月16日)。
; [[ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン]]
: シリーズ第3作目(PS2:2002年10月31日)。シリーズ初の3Dグラフィックとなった(PS2版のみ)。レベル継続システムやフィールドマップが導入されシナリオのボリュームが充実している。また、独自システムでトルネコの代わりにポポロを使いモンスターを仲間にすることができるようになった。
; [[ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン]]
: シリーズ番外編(PS2:2006年4月20日)。主人公は「トルネコ」から「少年ヤンガス」に変更された。
==== 『モンスターズ』シリーズ ====
[[ドラゴンクエストのモンスター一覧|ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスター]]を捕獲し、育成・配合しながら冒険を行うモンスター育成[[ロールプレイングゲーム|RPG]]。ナンバリングタイトルのパロディ的な要素を含んでいるタイトルもある{{efn2|関連キャラが主人公であることや名シーンを彷彿とさせる描写、BGMが流れるなど。}}。
<!-- 詳しい記述は『ドラゴンクエストモンスターズ』ページでお願いします -->
; [[ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド]]
: シリーズ第1作目(GB:1998年9月25日)。『ドラゴンクエストVI 幻の大地』に登場したテリーが主人公。
: 日本国外では''Dragon Warrior Monsters''のタイトルで発売(GB:2000年1月)。
; [[ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵]]
: シリーズ第2作目。『ルカの旅立ち』(GB:2001年3月9日)と『イルの冒険』(GB:2001年4月12日)の2つのバージョンがある。
: 日本国外では''Dragon Warrior Monsters 2: Tara's Adventure/Cobi's Journey''のタイトルで発売(GB:2001年9月28日)。
; [[ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅]]
: シリーズ第3作目(Switch:2023年12月1日)。『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場したピサロが主人公。
: ジョーカーシリーズ第1作目(DS:2006年12月28日)。
: 日本国外では''Dragon Quest Monsters: Joker''のタイトルで発売(DS:2007年11月6日)。
: ジョーカーシリーズ第2作目(DS:2010年4月28日)。
: 日本国外では''Dragon Quest Monsters: Joker 2''のタイトルで発売(DS:北米2011年9月19日、欧州2011年10月7日)。
; [[ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3]]
: ジョーカーシリーズ第2作目(3DS:2016年3月24日)。
: 番外編(GBA:2003年3月29日)。『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』に登場したキーファが主人公。
==== 『スライムもりもり』シリーズ ====
{{Main|スライムもりもりドラゴンクエスト}}
スライムを操作して仲間を助けていく[[アクションアドベンチャーゲーム]]。
; スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団
: シリーズ第1作目(GBA:2003年11月14日)。
; スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団
: シリーズ第2作目(DS:2005年12月1日)。
: 日本国外では''Dragon Quest Heroes: Rocket Slime''のタイトルで発売(DS:北米2006年9月12日)。
; スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団
: シリーズ第3作目(3DS:2011年11月2日)。
==== 『バトルロード』シリーズ ====
『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』に登場した「モンスター・バトルロード」を舞台にした[[トレーディングカードアーケードゲーム]]。稼働終了直前、カードの意味がなくならないようにWiiに移植された。[[DSiウェア]]で専用のスキャナーを使えばカードを転用できる。『バトルスキャナー』『スキャンバトラーズ』はバトルロードの流れを組む作品。今作はチケットを使用する。
; [[ドラゴンクエスト モンスターバトルロード]]
: シリーズ第1作目(AC:2007年6月21日)。
; ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII
: シリーズ第2作目(AC:2008年12月3日)。
; ドラゴンクエスト モンスターバトルロードIIレジェンド
: シリーズ第2作目のクエスト追加版(AC:2010年1月15日 - 2010年8月31日)
; [[ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー]]
: 『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードIIレジェンド』の移植版(Wii:2010年7月15日)。
; [[ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー]]
: モンスターバトルロードの後継機(AC:2016年6月23日)。
; 戦え! ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ
: モンスターバトルスキャナーをリニュアル(AC:2017年7月20日 - 2020年9月30日<ref>{{Cite web|和書|url=http://blog.jp.square-enix.com/dqsb/2020/09/0917.html|title=サービス終了に伴う公式サイトの更新作業について|accessdate=2020-09-20}}</ref>)。
==== 『ヒーローズ』シリーズ ====
リアルタイムのアクション操作によって戦っていく[[アクションロールプレイングゲーム|アクションRPG]]。『IV』のアリーナやクリフト、『VI』のテリー、『VIII』のゼシカなど歴代シリーズの仲間キャラクターたちが登場し、個々に切り替えながら操作できる。ドラゴンクエスト30周年の記念作品となる『ヒーローズII』ではオンラインでのマルチプレイにも対応。ゲームシリーズ作品群では、[[コンピュータエンターテインメントレーティング機構|CERO]]審査チェック異例の[[CEROレーティング12才以上対象ソフトの一覧|B指定(12歳以上対象)]]に区分された。
; [[ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城]]
: シリーズ第1作目(PS3・PS4・Windows:2015年2月26日)。
: 日本国外では''Dragon Quest Heroes: The World Tree's Woe and the Blight Below''のタイトルで発売(PS4:北米2015年10月13日、オーストラリア・欧州2015年10月16日)。
; [[ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり]]
: シリーズ第2作目(PS3・PS4・Vita:2016年5月27日)。
: 日本国外では''Dragon Quest Heroes II''のタイトルで発売(PS4:北米:2017年4月25日)。
==== 『ビルダーズ』シリーズ ====
ドラゴンクエストのRPG要素に建物や街を作るサンドボックス要素を追加した「ブロックメイクRPG」。主人公はモノづくりの力を持つビルダーである。
; [[ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ]]
: シリーズ第1作目(PS3・PS4・Vita:2016年1月28日)。
: 日本国外では''Dragon Quest Builders''のタイトルで発売(PS4・Vita:北米2016年10月11日)。
; [[ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島]]
: シリーズ第2作目(PS4・Switch:2018年12月20日)。
====
基本プレイ無料の対戦型デジタルカードゲーム。異なるプラットフォーム間であってもデータ連携が可能。
; [[ドラゴンクエスト ライバルズ]]
: シリーズ第1作目(iOS・Android:2017年11月2日、Switch:2019年2月14日、[[Yahoo!ゲーム]]:2018年2月22日<ref>{{Cite web|和書|title=『ドラゴンクエストライバルズ』Yahoo!ゲーム版は2月22日より配信! ゲームの魅力&オトクなキャンペーンを改めてチェック【PR】|url=https://www.famitsu.com/news/201802/20151717.html|accessdate=2020-09-20}}</ref> - 2020年6月22日<ref>{{Cite web|和書|title=Yahoo!ゲームプレイヤー版サービス終了のお知らせ|url=https://cache.sqex-bridge.jp/guest/information/64405|accessdate=2020-09-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20200803085821/https://cache.sqex-bridge.jp/guest/information/64405 |archivedate=2020-08-03|url-status=dead|url-status-date=2024-01-22}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=ヤフーゲームプレイヤー終了のお知らせ|url=https://games.yahoo.co.jp/close/gameplayer/|accessdate=2020-09-20}}</ref>、[[Steam]]:2020年6月22日<ref>{{Cite web|和書|title=Steam版「ドラゴンクエストライバルズ」の配信が本日スタート。スマホやSwitch版とのデータ共有が可能|url=https://www.4gamer.net/games/407/G040742/20200622039/|accessdate=2020-09-20}}</ref>)
: ドラゴンクエストライバルズ エース
: 1作目のリニューアル版(iOS・Android・Switch・Steam:2020年8月13日 - 2021年7月5日)。
==== 『ダイの大冒険』シリーズ ====
漫画作品である『[[DRAGON QUEST -ダイの大冒険-|ドラゴンクエスト ダイの大冒険]]』を題材にしたゲーム作品。
; ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド
: AC:2020年10月22日
; インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険
: PS4・PS5・Switch・Steam・Xbox Series X/S・Windows:2023年9月28日
: iOS・Android:2021年9月18日 - 2023年4月27日
====
[[歩数計]]機能を搭載した、[[たまごっち]]風[[電子ゲーム]]。スライムが成長していく。
; [[ドラゴンクエスト あるくんです]]
: シリーズ第1作目(電子ゲーム:1998年3月1日)。
: シリーズ第2作目(電子ゲーム:1999年4月1日)。
; ドラゴンクエスト あるくんです リターンズ
: シリーズ第2作目(電子ゲーム:2011年4月1日)。
====
『剣神』と『ソード』は実際に剣を振る操作を行う体感型ゲーム。『ウォーズ』は[[ウォー・シミュレーションゲーム|戦略シミュレーション]]。『シアトリズム』は[[音楽ゲーム]]。VRは体感型のVRアクティビティで戦士、僧侶、魔法使いでパーティーを組んで冒険する。
* 『[[剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣]]』(体感型ゲーム:2003年9月19日)
* 『[[ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔]]』(Wii:2007年7月12日)
** 日本国外では''Dragon Quest Swords: The Masked Queen and the Tower of Mirrors''のタイトルで発売(Wii:北米[[2008年]][[2月19日]]、オーストラリア・欧州[[2008年]][[5月8日]])
* 『[[ドラゴンクエスト ウォーズ]]』([[ニンテンドーDSiウェア|DSiウェア]]:2009年6月24日)
* 『[[ドラゴンクエストX|ドラゴンクエストX おでかけモシャスdeバトル]]』(DSiウェア:2012年12月12日)
* 『[[シアトリズム ドラゴンクエスト]]』(3DS:2015年3月26日)
* 『[[ドラゴンクエストVR]]』(VRアクティビティ:2018年4月27日)
* 『[[ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤]]』(Switch:2022年12月9日、Steam:2023年7月15日)
* 『カジノデラックス』([[iアプリ]]:2001年5月21日<ref name="purohu">{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/20010427/enix.htm |title=カジノデラックス |accessdate=2016-07-22}}</ref>)
* 『ドラゴンクエストカジノDX』([[Yahoo!ケータイ|J-スカイ]]:2001年9月12日)
* 『グランカジノ』([[iモード]]:2000年5月1日)
* 『カードのほこら』(iモード:2000年5月1日)
* 『スライムダービー』(iアプリ:2001年7月16日)
* 『ドラゴンクエスト・カジノガルド』([[EZweb]]:2002年7月11日)
* 『ドラゴンクエスト モンスターフレンズ』(iアプリ:2002年8月19日<ref>{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/20020819/enix.htm |title=ドラゴンクエスト モンスターフレンズ |accessdate=2016-07-22}}</ref>)
* 『ドラゴンクエスト★バトルレース』([[Yahoo!ケータイ|ボーダフォンライブ]]:2003年10月15日)
* 『LINE スライムコゼニト〜ル』([[LINE (アプリケーション)|LINEアプリ]]:2013年5月28日)
** 現在はサービス終了している。
* 『[[ドラゴンクエスト モンスターパレード|ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード]]』(iOS・Android:2015年6月25日 - 2020年7月31日)
* 『[[星のドラゴンクエスト]]』(iOS・Android:2015年10月15日<ref>{{Cite web|和書| url = https://www.4gamer.net/games/310/G031065/20151008103/ | title = スマホ向けドラクエ新作「星のドラゴンクエスト」の配信日が10月15日に決定。公式サイトではマルチプレイの紹介ムービーが公開中 | publisher = Aetas, Inc. | website = 4gamer.net | author = Chihiro | date = 2015-10-08 | accessdate = 2015-10-09 }}</ref>)
* 『[[ドラゴンクエストウォーク]]』(iOS・Android:2019年9月12日)
* 『[[DQタクト|ドラゴンクエストタクト]]』(iOS・ Android:2020年7月16日<ref>{{Cite web|和書|title=正式サービス開始のお知らせ {{!}} ドラゴンクエストタクト {{!}} SQUARE ENIX BRIDGE|url=https://cache.sqex-bridge.jp/guest/information/67650|website=cache.sqex-bridge.jp|accessdate=2020-07-21}}</ref>)
* 『ドラクエベビー&キッズ〜スライムとあそぼう〜』(iOS・Android:2021年11月30日)
* 『[[ドラゴンクエストけしケシ!]]』(iOS・Android・Windows:2021年12月1日 - 2024年7月31日)
* 『[[ドラゴンクエスト チャンピオンズ]]』(iOS・Android:2023年6月13日)
* 『ドラゴンクエスト ポータルアプリ』(iOS・Android:2013年11月28日)
** アプリ内でナンバリングタイトル『I』・『II』・『III』がダウンロード可能。
* 『ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス』([[SH-01F|SH-01F DRAGON QUEST]]にプリインストール:2013年12月7日)
* 『スライムのおへや』(ブラウザゲーム:2012年5月9日 - 2013年7月1日)
* 『[[ドラゴンクエスト モンスターパレード]]』(ブラウザゲーム:2013年9月2日 - 2019年6月24日)
{|class="wikitable" width="auto" style="font-size:smaller"
|+ ドラゴンクエストシリーズ一覧
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! 発売年 !! ナンバリングタイトル(機種:発売日) !! 移植・リメイク作品 !! 同年発売の派生作品および派生作品の移植版
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| style="white-space:pre" | 1986年 || [[ドラゴンクエスト]](FC:5月27日) || {{ubl|ドラゴンクエスト(MSX2:11月21日、ソニーから発売)|ドラゴンクエスト(MSX:12月18日)}} ||
|-
| 1987年 || [[ドラゴンクエストII 悪霊の神々]] (FC:1月26日)|| ||
|-
| 1988年 || [[ドラゴンクエストIII そして伝説へ…]](FC:2月10日)|| {{ubl|ドラゴンクエストII 悪霊の神々(MSX:2月6日)|ドラゴンクエストII 悪霊の神々(MSX2:5月27日)}} ||
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| 1989年 || || ||
|-
| 1990年 || [[ドラゴンクエストIV 導かれし者たち]](FC:2月11日)|| ||
|-
| 1991年 || || ||
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| 1992年 || [[ドラゴンクエストV 天空の花嫁]](SFC:9月27日)|| ||
|-
| 1993年 || || [[ドラゴンクエストI・II#スーパーファミコン版|ドラゴンクエストI・II]](SFC:12月18日)|| [[トルネコの大冒険 不思議のダンジョン]](SFC:9月19日、発売元は[[チュンソフト]])
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| 1994年 || || ||
|-
| 1995年 || [[ドラゴンクエストVI 幻の大地]](SFC:1995年12月9日)|| ||
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| 1996年 || || {{ubl|[[ドラゴンクエストI・II#BSドラゴンクエストI|BSドラゴンクエストI]](SFC[[サテラビュー]]:1996年2月4日 - 3月3日)|スーパーファミコン ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(SFC:12月6日)}} ||
|-
| 1997年 || || ||
|-
| 1998年 || || || {{ubl|[[ドラゴンクエスト あるくんです]](電子ゲーム:3月1日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド]](GB:9月25日)}}
|-
| 1999年 || || [[ドラゴンクエストI・II#ゲームボーイ版|ゲームボーイ ドラゴンクエストI・II]](GB:9月23日)|| {{ubl|ドラゴンクエスト あるくんです2 そして、しあわせに…(電子ゲーム:4月1日)|[[ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン]](PS:9月15日)}}
|-
| 2000年 || [[ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち]](PS:8月26日)|| ゲームボーイ ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(GBC:12月8日) || {{ubl|グランカジノ([[iモード]]:5月1日)|カードのほこら(iモード:5月1日)}}
|-
| 2001年 || || ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(PS:11月22日)|| {{ubl|[[ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵]] ルカの旅立ち(GB:3月9日)|ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 イルの冒険(GB:4月12日)|カジノデラックス([[iアプリ]]:5月21日<ref name="purohu">{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/20010427/enix.htm |title=カジノデラックス |accessdate=2016-07-22}}</ref>)|スライムダービー(iアプリ:7月16日)|ドラゴンクエストカジノDX([[Yahoo!ケータイ|J-スカイ]]:9月12日)|ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン(GBA:12月20日)}}
|-
| 2002年 || || || {{ubl|ドラゴンクエストモンスターズi/S/EZ(iアプリ:1月28日、S!アプリ:6月12日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち]](PS:5月30日)|ドラゴンクエスト・カジノガルド(EZweb:7月11日)|ドラゴンクエスト モンスターフレンズ(iアプリ:8月19日<ref>{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/20020819/enix.htm |title=ドラゴンクエスト モンスターフレンズ |accessdate=2016-07-22}}</ref>)|[[ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン]](PS2:10月31日)}}
|-
| 2003年 || || || {{ubl|ドラゴンクエストモンスターズi/S/EZ(EZアプリ:3月6日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート]](GBA:3月29日)|[[剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣]](体感型ゲーム:9月19日)|ドラゴンクエスト★バトルレース([[Yahoo!ケータイ|ボーダフォンライブ]]:10月15日)|[[スライムもりもりドラゴンクエスト]] 衝撃のしっぽ団(GBA:11月14日)}}
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| 2004年 || [[ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君]](PS2:2004年11月27日)|| {{ubl|ドラゴンクエスト(iアプリ:3月1日、[[BREW|EZアプリ]]:8月19日)|ドラゴンクエストV 天空の花嫁(PS2:3月25日)}} || ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス 不思議のダンジョン(GBA:6月24日)
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| 2005年 || || ドラゴンクエストII 悪霊の神々(iアプリ:6月24日)|| スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団(DS:12月1日)
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| 2006年 || || {{ubl|ドラゴンクエスト([[S!アプリ]]:7月)|ドラゴンクエストII 悪霊の神々(EZアプリ:1月19日、S!アプリ:12月)}}|| {{ubl|[[ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン]](PS2:4月20日)|ドラゴンクエストモンスターズMOBILE(iアプリ:5月22日)|ドラゴンクエスト 不思議のダンジョン MOBILE(iアプリ:8月7日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー]](DS:12月28日)}}
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| 2007年 || || ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(DS:11月22日)|| {{ubl|ドラゴンクエスト 不思議のダンジョン MOBILE(EZアプリ:4月5日)|ドラゴンクエストモンスターズMOBILE(EZアプリ:4月19日、S!アプリ:10月1日)|[[ドラゴンクエスト モンスターバトルロード]](AC:6月21日)|[[ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔]](Wii:7月12日)}}
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| 2008年 || || ドラゴンクエストV 天空の花嫁(DS:7月17日)|| {{ubl|ドラゴンクエスト バトルロードMOBILE(iアプリ:3月11日)|ドラゴンクエスト 不思議のダンジョン MOBILE(S!アプリ:5月14日)|[[ドラゴンクエスト モンスターバトルロード|ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII]](AC:12月3日)}}
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| 2009年 || [[ドラゴンクエストIX 星空の守り人]](DS:2009年7月11日)|| ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(iアプリ:11月19日)|| {{ubl|[[ドラゴンクエスト ウォーズ]]([[ニンテンドーDSiウェア|DSiウェア]]:6月24日)|ドラゴンクエスト もっと不思議のダンジョン MOBILE(iアプリ:9月14日)}}
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| 2010年 || || {{ubl|ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(EZアプリ:4月22日)|ドラゴンクエストVI 幻の大地(DS:1月28日)}} || {{ubl|[[ドラゴンクエスト モンスターバトルロード|ドラゴンクエスト モンスターバトルロードIIレジェンド]](AC:1月15日 - 8月31日)|ドラゴンクエスト もっと不思議のダンジョン MOBILE(EZアプリ:4月15日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2]](DS:4月28日)|[[ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー]](Wii:7月15日)|ドラゴンクエストモンスターズWANTED!(iアプリ:11月24日)}}
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| 2011年 || || [[ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III]](Wii:9月15日)|| {{ubl|ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル(DS:3月31日)|ドラゴンクエスト あるくんです リターンズ(電子ゲーム:4月1日)|ドラゴンクエストモンスターズWANTED!(EZアプリ:7月28日、[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]:12月1日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://an.sqexm.net/sp/site/Page/sqmk/wanted/top|title=ドラゴンクエストモンスターズ WANTED!:SQUARE ENIX MARKET|accessdate=2020-11-10}}</ref>|スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団(3DS:11月2日)}}
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| 2012年 || [[ドラゴンクエストX|ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン]](Wii:2012年8月2日)|| || {{ubl|スライムのおへや(ブラウザゲーム:5月9日 - 2013年7月1日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド#3DS版|ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D]](3DS:5月30日)|[[ドラゴンクエストX|ドラゴンクエストX おでかけモシャスdeバトル]](DSiウェア:12月12日)}}
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| 2013年 || ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン(Wii・Wii U・Windows:12月5日)|| {{ubl|ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち(3DS:2月7日)|ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(Wii U:3月30日、Windows:9月26日)|ドラゴンクエストI(iOS・Android:11月28日)|ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君(iOS・Android:12月12日)|ドラゴンクエストX dゲーム版([[dマーケット|dゲーム]]{{efn2|Android機種のみ対応。}}:12月16日)}} || {{ubl|LINE スライムコゼニト〜ル([[LINE (アプリケーション)|LINEアプリ]]:5月28日)|[[ドラゴンクエスト モンスターパレード]](ブラウザゲーム:9月2日 - 2019年6月24日)|ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス([[SH-01F|SH-01F DRAGON QUEST]]にプリインストール:12月7日)}}
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| 2014年 || || {{ubl|ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(iOS・Android:4月17日)|ドラゴンクエストII 悪霊の神々(iOS・Android:6月26日)|ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ(Wii・Wii U・Windows:8月7日) - 「Ver.1」「Ver.2」を収録|ドラゴンクエストX オンライン(3DS:9月4日)|ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(iOS・Android:9月25日)|ドラゴンクエストV 天空の花嫁(iOS・Android:12月12日)}} || {{ubl|[[ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト]](iOS・Android:1月23日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵#ニンテンドー3DS版|ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵]](3DS:2月6日)|ドラゴンクエストモンスターズWANTED!([[iOS]]:2月20日)}}
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| 2015年 || ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン(Wii・Wii U・Windows:4月30日)|| {{ubl|ドラゴンクエストVI 幻の大地(iOS・Android:6月11日)|ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君(3DS:8月27日)|ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち(iOS・Android:9月17日)|ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ(Wii U・Windows:12月3日) - 「Ver.1」「Ver.2」「Ver.3」を収録}} || {{ubl|[[ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城]](PS3・PS4・Windows:2月26日)|[[シアトリズム ドラゴンクエスト]](3DS:3月26日)|[[ドラゴンクエスト モンスターパレード|ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード]](iOS・Android:6月25日 - 2020年7月31日)|[[星のドラゴンクエスト]](iOS・Android:10月15日<ref>{{Cite web|和書| url = https://www.4gamer.net/games/310/G031065/20151008103/ | title = スマホ向けドラクエ新作「星のドラゴンクエスト」の配信日が10月15日に決定。公式サイトではマルチプレイの紹介ムービーが公開中 | publisher = Aetas | website = 4gamer.net | author = Chihiro | date = 2015-10-08 | accessdate = 2015-10-09 }}</ref>)}}
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| 2016年 || || || {{ubl|[[ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ]](PS3・PS4・Vita:1月28日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3]](3DS:3月24日)|[[ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり]](PS3・PS4・Vita:5月27日)|[[ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー]](AC:6月23日)}}
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| 2017年 || {{ubl| [[ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて]](PS4・3DS:7月29日)|ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン(Wii U・Windows・PS4・Switch:11月16日)}}|| {{ubl|ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ(PS4:8月17日、Switch:9月21日)<ref group="注">PS4版とSwitch版は2018年7月25日より『ドラゴンクエストX ベーシックパック』として販売</ref>|ドラゴンクエスト(PS4・3DS:8月10日) - ダウンロード版限定タイトル。スマートフォン版の移植。期間限定で『XI』クリア特典としてPS4・3DSストアからダウンロードすることが可能であった(現在は終了している)<ref>{{webarchive |url=https://web.archive.org/web/20171031144112/http://www.dragonquest.jp/roto/ |date=2017年10月31日| title=ドラゴンクエスト“ロト伝説”シリーズ 公式プロモーションサイト - SQUARE ENIX}}</ref>|ドラゴンクエストII 悪霊の神々(PS4・3DS:8月10日)|ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(PS4・3DS:8月24日)}} || {{ubl|ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェショナル(3DS:2月9日)|ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch(Switch:3月3日)|[[ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー|戦え! ドラゴンクエスト スキャンバトラーズ]](AC:2017年7月20日 - 2020年9月30日)|[[ドラゴンクエスト ライバルズ]](iOS・Android:11月2日)}}
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| 2018年 || || ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ version1-version4(Wii U・Windows・PS4・Switch:7月26日)|| {{ubl|[[ドラゴンクエスト ライバルズ]]([[Yahoo!ゲーム]]:2月22日)|[[ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ]](Switch:3月1日)|[[ドラゴンクエストVR]](VRアクティビティ:4月27日)|ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドSP(iOS・Android:11月7日)|[[ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島]](PS4・Switch:12月20日)}}
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| 2019年 || ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン(Wii U・Windows・PS4・Switch:10月24日)|| {{ubl|ドラゴンクエスト(Switch:9月27日)|ドラゴンクエストII 悪霊の神々(Switch:9月27日)|ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(Switch:9月27日)|ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S(Switch:9月27日)}} || {{ubl|ドラゴンクエスト ライバルズ(Switch:2月14日)|[[ドラゴンクエストウォーク]](iOS・Android:9月12日)|ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド RETRO(Switch・iOS・Android:9月17日)|ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島(Steam:12月11日)}}
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| 2020年 || || {{ubl|ドラゴンクエストX オンライン(ブラウザ:2月25日)|ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ version1-5(Windows・PS4・Switch:5月14日)|ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S(PS4・Xbox One・Windows・Steam:12月4日)}} || {{ubl|[[ドラゴンクエスト ライバルズ]]([[Steam]]:6月22日)|[[DQタクト|ドラゴンクエストタクト]](iOS・ Android:7月16日)|ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SP(iOS・Android:8月6日)|[[ドラゴンクエスト ライバルズ|ドラゴンクエストライバルズ エース]](iOS・Android・Switch・Steam:8月13日 - 2021年7月5日)|ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド(AC:10月22日)}}
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| 2021年 || ドラゴンクエストX 天星の英雄たち オンライン(Wii U・Windows・PS4・Switch:11月11日)|| || {{ubl|ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-(iOS・Android:9月18日 - 2023年4月27日)|ドラクエベビー&キッズ〜スライムとあそぼう〜(iOS・Android:11月30日)|[[ドラゴンクエストけしケシ!]](iOS・Android:12月1日)}}
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| 2022年 || ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン(PS4・PS5・Switch・Steam:9月15日)|| ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ version1-6(Windows・PS4・Switch:10月20日)|| [[ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤]](Switch:12月9日)
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| 2023年 || ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オフライン(PS4・PS5・Switch・Steam:5月26日)|| || {{ubl|[[ドラゴンクエスト チャンピオンズ]](iOS・Android:6月13日)|インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険(PS4・PS5・Switch・Steam・Xbox Series X/S・Windows:9月28日)|[[ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅]](Switch:2023年12月1日発売)}}
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| 2024年 || ドラゴンクエストX 未来への扉とまどろみの少女 オンライン(Windows・PS4・Switch:3月21日)|| ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(PS5・XBOX SERIES X/S・Switch・Windows:11月14日・Steam:11月15日)<ref>{{Cite web |title=ドラゴンクエストIII そして伝説へ… {{!}} SQUARE ENIX |url=https://www.dragonquest.jp/roto-trilogy/dq3/ |website=ドラゴンクエストIII そして伝説へ… {{!}} SQUARE ENIX |access-date=2024-11-20 |language=ja |first=SQUARE ENIX CO |last=LTD}}</ref>||
|-
| 2025年 || ||[[ドラゴンクエストI・II|HD-2D版 ドラゴンクエストI&II(発売予定)]] ||
|-
| 2026年 || ||ドラゴンクエストVII Reimagined(Nintendo Switch 2 / Nintendo Switchで、2026年2月5日発売決定&予約開始。)<ref>{{Cite web|title=“ドールルック”で描かれる壮大な物語。『ドラゴンクエストVII Reimagined』がNintendo Switch 2 / Nintendo Switchで、2026年2月5日発売決定&予約開始。 {{!}} トピックス {{!}} Nintendo|url=https://www.nintendo.com/jp/topics/article/e312805f-314c-48f6-a19b-f1285970c95c|website=任天堂ホームページ|access-date=2025-09-13|language=ja}}</ref>||
|-
| 未定 || [[ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎]] || ||
|}
== ゲームシステム ==
=== キャラメイキングとパーティープレイ ===
ドラゴンクエストシリーズでは、主人公は「プレイヤーの分身」という位置
主人公とその仲間がパーティ(集団)を組んで、[[ドラゴンクエストシリーズのモンスター一覧|モンスター]]を倒しながら世界を冒険する。パーティの人数は、第1作は1人、『II』は最大3人、『III』『VII』『VIII』『IX』は最大4人である。『IV』『V』『VI』『XI』では
=== 移動 ===
移動画面では、主人公たちを動かし、目的地へと移動する。移動の途中にコマンドウィンドウを開くことにより、人と「はなす」、足元や目の前のものを「しらべる」、「どうぐ」([[アイテム]])や「じゅもん」(呪文)を使用する、「つよさ」でステータスを見る、「さくせん」で作戦や設定を変更する、などといったことができる。スーパーファミコン以降の作品では「べんりボタン」が導入され、「はなす」「しらべる」がボタンひとつで可能となっている。
マップによっては移動中に敵モンスターとの戦闘が発生することがある。『VIII』までの作品では、一部の例外を除き、移動画面で敵の姿が見えず、移動中に突然画面が切り替わり戦闘が始まる[[エンカウント#ランダムエンカウント|ランダムエンカウントシステム]]である。『モンスターズジョーカー』や『IX』、『X』、『XI』とリメイク版『VII』『VIII』ではマップ上を徘徊するモンスターに接触すると戦闘が始まる[[エンカウント#シンボルエンカウント|シンボルエンカウントシステム]]を採用している。
主人公たちが移動する空間(マップ)は、世界地図の形をした「フィールドマップ」と、城・町・村・ほこら、ダンジョンとに分けられる。
476 ⟶ 374行目:
; 城・町・村
: 数人〜数十人の人々が暮らしており、それらの人々から話を聞くことができる。店などの施設も揃っている。タンスや壷などからアイテム収集をすることもできる。滅ぼされてモンスターに占領されている場合を除き、敵モンスターはイベント以外では出現しない。
; ほこら(祠)
: 町などよりも小規模な場所。1人あるいは数人の人間が住んでいる場合もあるが、無人で何らかの施設やアイテムがあるだけの場合もある。離れた場所へ一瞬で移動できる「旅の扉」が置かれている場合もある。一部を除きモンスターは出現しない。
; [[ダンジョン]]
484 ⟶ 382行目:
プレイヤーキャラクターと敵キャラクターとの[[戦闘 (コンピュータゲーム)|戦闘]]は、「[[ターン (ゲーム)|ターン]]」とよばれる区切りの中で、自軍・敵軍の各キャラクターが一回ずつ行動していく(中には複数回連続行動するキャラクターもいる)、いわゆる'''ターン制'''。第1作は1対1、それ以外の作品では敵側・プレイヤー側とも1体から複数のキャラクターが参加する。
プレイヤーキャラクターの行動は
また戦闘ではプレイヤーか敵モンスターの先制攻撃が発生することもある。敵が不意を突かれればプレイヤーの先制攻撃に、運が悪くプレイヤーが敵に不意を突かれると敵の先制攻撃になる。
『IV』以降の作品と携帯アプリ版のリメイク『III』では、主人公を除くキャラクターにあらかじめ「作戦」を与えておくことにより、コンピュータがAI([[コンピュータゲームにおける人工知能|人工知能]])によって各自の行動を自動的に決定する。オリジナル版の『IV』『V』『VI』ではパーティ全体に、『VII』以降<ref group="注">『X』ではサポートなかまおよび仲間モンスターが該当。</ref>および『III』『IV』『V』『VI』のリメイク版ではキャラクターごとに設定する。リアルタイムで適切な行動を取ることなどが強みだが、必ずしも望んだような最適な行動をするとは限らない。
本シリーズの戦闘画面は、『VII』以前では、画面内にプレイヤーキャラクターの姿は映らず、現れた敵キャラクターの姿のみが映し出される。ただし、『VIII』以降では3D化に伴いプレイヤーキャラクターの姿も映し出されるようになった。
501 ⟶ 401行目:
;HP([[ヒットポイント]])
:キャラクターの生命力。ダメージを受けると減っていき、HP0になると戦闘不能となり、そのキャラクターの死を意味する。宿屋などに泊まることによって最大値まで回復できるほか、呪文やアイテムによって回復させることもできる。現在のHPの最大値を「'''さいだいHP'''」という。戦士タイプなどのアタッカーはHPが高い
;MP([[マジックポイント|マジックパワー]])
:キャラクターの魔力。呪文を唱えることでMPが減る。呪文ごとに消費するMPの量が決まっており、必要なMPがない場合、その呪文は唱えられない。宿屋などに泊まることによって最大値まで回復できるほか、呪文やアイテムによって回復させることもできる。現在のMPの最大値を「'''さいだいMP'''」という。魔法使いタイプなどの攻撃手段が呪文中心なのはMPが高い
;ちから
:武器を何も装備していないときの攻撃力。
515 ⟶ 415行目:
:この値が高いほど敵の打撃攻撃によるダメージが小さくなる。「すばやさ」の半分または「みのまもり」の値に、装備している防具の守備力の合計を加算した数値。
このほか、「かしこさ」のように作品ごとに役割の異なるステータスや、「たいりょく」、「うんのよさ」、「かっこよさ」「きようさ」といった一部の作品にのみ登場するステータスがある。「かしこさ」が登場していない作品も一部ある。
==== ステータス異常 ====
521 ⟶ 421行目:
;死(「しに」)
:
;毒(「どく」)
:毒に冒された状態。戦闘中は影響は何も無いが、移動中は数歩歩くごとにHPが徐々に減っていく。『X』では戦闘中・移動中に
;猛毒(「もうどく」)
:猛毒に冒された状態。通常の毒よりも移動中に受けるダメージがかなり大きいうえ、戦闘中にも1ターンごとにダメージを受ける。『VII』以降は、戦闘終了後に上記の「毒」に変化する。
;麻痺(「マヒ」)
:
;混乱(「らん」「こんらん」)
:コマンドどおりの行動をせず、味方に対して攻撃する。『IV』以降は味方を攻撃するばかりでなく、通常時にはとらない奇妙な行動をとることもある(各キャラクター・モンスターごとに症状は異なる)。『X』ではキャラクターを任意に移動させることもできなくなる。「魅了」もほぼ同等の状態異常(敵のみに発生する「みとれている」は一回休みであるため性質が異なる)。
534 ⟶ 434行目:
;呪い(「のろい」)
:#呪いのかかったアイテムを装備した状態。装備者や味方にとって何らかの不利益がある(アイテムによって症状は異なる)。作品によって、呪いのかかった物を装備すると外せなくなり、何らかの施設で呪いを解いてもらう必要があるものと、呪いのかかった物でも「そうび」コマンドで自由に外せるものがある。呪いのアイテムが外れれば効果は消える。
:#敵に行動を制限されてしまう状態。戦闘中に行動を制限される症状や、移動中にHPやMPが徐々に減っていく症状がある。『V』『VIII』『X』『XI』のみ。『X』では戦闘中に白線から出ようとしても押し戻され、逃げられなくなる。
;マヌーサ(「マヌ」「マヌーサ」)
:幻に包まれた状態。通常攻撃の命中率が低下する。
540 ⟶ 440行目:
:呪文が封じられた状態。
;一回休み(「やすみ」)
:そのターンのみ行動ができない状態。既に行動を終えた後の場合、次のターンの行動ができない。作品によってこの状態になる理由は様々存在する。『X』やモンスターバトルロードでは「ころび」(物理的行動不能)・「おびえ」(精神的行動不能)
==== 呪文・特技 ====
546 ⟶ 446行目:
'''呪文'''を唱えることで様々な魔法の力を行使できる。使用の際にはMPを消費し、使用することによって敵へのダメージ、味方の回復、瞬間移動など様々な効果が現れる。攻撃呪文・攻撃補助呪文・補助呪文・回復呪文・移動中専用の呪文などに分類され、『III』以降の作品では系統別に整理されている。
'''特技'''とは、炎や吹雪を吐く、地面に結界を張る、踊りを踊る、特殊な剣技や武術などといった、呪文以外の特殊行動の
=== アイテム ===
[[アイテム]](道具)は、イベントで入手する、店でゴールドを払って買う、宝箱や壷・箪笥・足元を調べる、戦闘に勝利したときに敵の落とした宝箱から、などの方法で入手することができる。入手するとパーティのキャラクターの持ち物(または「ふくろ」)にそのアイテムが加わる。
不要になったアイテムは、店で売ってゴールドに変えるか、「すてる」コマンドでその場に捨てるといった方法で手放すことができる。ただし、ストーリー進行にかかわる重要アイテムなど、売ろうとしても店で買い取りを拒否され売ることができず、捨てようとしても捨てられないアイテムもある。また、呪いの武器防具を自由に外せない作品では、呪いの武器防具を装備している場合、それを売ったり捨てたりすることはできない。このほか
本シリーズに登場するアイテムは、主に次のように分類される。ゲーム内ではいずれも「
; 装備品
562 ⟶ 462行目:
::敵からの攻撃によるダメージを少なくするためのアイテム。装備すると守備力が上昇する。胴体に身につける'''[[鎧]]'''、片手に持って敵の攻撃から身を守る'''[[盾]]'''、頭部に身につける'''[[兜]]'''(第1作には登場しない)の3種類に分けられ、1種類ごとそれぞれ1つずつ装備することができる。『IX』以降では「鎧」の名称を'''上半身'''に、「兜」を'''頭'''にそれぞれ変更、新たに'''腕'''、'''下半身'''、'''足'''を新設した。
:;装飾品(アクセサリー)
::装備することができるアイテムのうち、武器にも防具にも分類されないもの。装備していると特殊な効果が現れたり、ステータスが一定量上昇したりする。『V』まででは1人がいくつでも装備できたが、『VI』以降とリメイク版『III』『IV』では1人につき1つしか装備できない。『X』では'''顔アクセ'''、'''顔コーデ'''、'''首アクセ'''、'''指アクセ'''、'''他アクセ'''
:<!--リストの分断防止行-->
; 装備することができないもの
: 以下に挙げるものは、主に「つかう」ことによって
:;道具
::狭義の「道具」とは「やくそう」「どくけしそう」などの回復アイテムや、「キメラのつばさ」などの移動中に使用するアイテムなどを指す。一度使うとなくなってしまうものが多い。
573 ⟶ 473行目:
== 世界設定 ==
=== 世界観 ===
シリーズ
* 世界にはいくつかの王国が存在し、城では国王または女王が国を治めている。城の周辺には城下町が形成されていることもある。また、城から離れた場所にも独立した都市(町)や、のどかな村などが存在する。
* 通貨は「'''ゴールド'''」<ref group="注">1ゴールドは[[円 (通貨)|日本円]]に換算すると、約100円とされている(1996年の『[[ファミ通]]』
* 作品内のキャラクターは、剣・槍・杖などの武器、鎧・盾・兜などの防具や、架空の道具、さらには
* 普通の人間や動物だけでなく、架空の生物([[怪物|モンスター]])が主に主人公たちの敵として登場する。
*
* 各作品間で世界自体が異なっていても、登場するアイテムや呪文体系、主要なモンスターはほぼ共通である。
=== 各作品間の関連 ===
* 第1作・『II』・『III』は、勇者ロトとその子孫にまつわる物語であることから「'''[[
* 『IV』・『V』・『VI』は、天空城とその主マスタードラゴンにまつわる物語であることから「'''[[天空シリーズ]]'''」「'''天空三部作'''」と呼ばれている。ロト三部作とは別の世界が舞台<ref group="注">ロト三部作の「アレフガルドのある世界」とは地形が全く異なる。</ref>。時代の前後関係は『VI』が最も古
* 『IX』製作の際
* 『XI』は、ロトシリーズ『I』・『II』・『III』の過去となる物語で勇者ロトの由来が語られる。
なお、『VI』
==== 外伝作品での時系列 ====
*
=== モンスター ===
597 ⟶ 497行目:
敵キャラクターは、ほとんどがモンスター(作中では主に「魔物」と呼ばれる)であり、これらは魔王の手先である。作品によっては、主人公たちの仲間となったり、現実世界においての普通の動物のような存在(ペットや友人、手下など)として描かれたりする場合もある。同種のモンスターは主に色違いにより外見の差異を表しているが、第1作の時点で上位種のみ武器を持っていたりする。3Dで表現されるようになってからは異なる部位のものも登場している。攻撃時にモンスターが動く作品と動かない作品がある。
ドラゴンクエストシリーズにおいて、メインシリーズ
;[[スライム (ドラゴンクエスト)|スライム]]
605 ⟶ 505行目:
;キメラ
:合成によって生み出された魔物で、鳥のような頭・胴体とヘビのような尾を持つ。炎を吐いてくる種もいる。同種のモンスターに「メイジキメラ」「スターキメラ」などがおり、作品によっては「キメイラ」なる亜種が登場する場合もある。
;[[ゴーレム]]
:岩石を積み重ねて人の形に組み上げられ、命を吹き込まれたモンスター。同種のモンスターに「ゴールドマン」「ストーンマン」がいる。
;[[ドラゴン (ドラゴンクエスト)|ドラゴン]]
:シリーズ第1作から登場し、以後シリーズを重ねるごとに様々な種類のドラゴンが登場している。高いHPを持ち、ブレスを吐く強敵。上位種に「ダースドラゴン」と「キースドラゴン」が存在する。
;マドハンド
:泥でできた手だけの姿をした、根っこのように地面に付いているモンスター。同種、または特定のモンスターを仲間として次々に呼び寄せる。上位種に「ブラッドハンド」(「ブラッディハンド」とも)
;いたずらもぐら
:直立歩行でスコップを持ったモグラのようなモンスター。同種のモンスターに「キラースコップ」「モグラの子分」などが存在する。
;くさった死体
:死体が魔の力によって動き出した[[アンデッド]]モンスター。同種のモンスターに「リビングデッド」「どくどくゾンビ」「グール」<ref group="注">『ドラゴンクエスト2
;じんめんじゅ
:樹木に精霊が宿り、目や口がついた植物系のモンスター。「ふしぎなおどり」で相手のMPを奪う。また、作品によっては回復系の技を使う。同族のモンスターに「ウドラー」「まかいじゅ」「ちょうろうじゅ」「エビルトレント」などが存在する。
;キラーマシン<ref group="注" name="killermachine" />
:旅人を狩るために作られた機械のモンスター。連続で2回行動することが多く、剣、弓矢、レーザー
;アークデーモン
:ピンク色の体に巨大なフォークを持つ悪魔系モンスター。『ドラゴンクエスト2
;アルミラージ
:ツノを生やした紫色のウサギのモンスター。「ラリホー」を唱えたり、作品によっては力をためてテンションを上げて攻撃する。同族のモンスターに「いっかくうさぎ」「ゴールデンコーン」「ブラバニクイーン」が存在する。
628 ⟶ 530行目:
:水辺や砂浜に生息する凶悪な[[半魚人]]のモンスター。「ルカナン」「ルカニ」でこちらの守備力を下げてから鋭い爪や尾で攻撃してくる。同属に「マーマンダイン」「キングマーマン」が存在する。
;エリミネーター
:覆面と一体になったマントを身に着け、手斧を持った怪人。同族に「[[カンダタ]]」「さつじんき」「
;ベビーサタン
:悪魔の子供で、常に舌を出し大きなフォークを手にする。「つめたい息」を吐くほか、MPが足りないにもかかわらず「イオナズン」の呪文を唱えようとすることもある。同種のモンスターに「ミニデーモン」「つかいま」
;おどる宝石
:宝石を体中にまとった袋のようなモンスター。倒すと多額のゴールドを得られる。下位種に「わらいぶくろ」がいる。
637 ⟶ 539行目:
;ばくだん岩
:丸い岩に顔の付いたモンスター。攻撃はせずに様子を見ているだけのことが多いが、中途半端にダメージを与えると突然、自爆の呪文「メガンテ」を唱えてパーティを全滅させようとする。同種のモンスターに「メガザル」の呪文を唱えて自分の命と引き換えに仲間を蘇生・回復させる「メガザルロック」、自己犠牲行動は行わない「スマイルロック」がいる。
== 開発 ==
{{出典の明記|date=2022年1月|section=1}}
=== 経緯 ===
[[File:Yuji_Horii_(2).jpg|thumb|200px|[[堀井雄二]](シナリオ・ゲームデザイン)]]
[[ファイル:Kohichi Sugiyama 2011-06-30.jpg|200px|サムネイル|[[すぎやまこういち]]、主な作曲者]]
エニックスのプロデューサー・[[千田幸信]]は、[[1985年]]に『[[ドアドア]]』で[[ファミリーコンピュータ|ファミコン]]参入後、パソコンで発売されていた[[堀井雄二]]の[[アドベンチャーゲーム]]作品『[[ポートピア連続殺人事件]]』のファミコンへの移植を決め、堀井と、[[チュンソフト]]のプログラマ、[[中村光一]]に移植作業を依頼する<ref name="nak">{{cite web|url=https://www.famitsu.com/news/201406/08054671.html |title=すべては『ドアドア』から始まった――チュンソフト30周年のすべてを中村光一氏と振り返るロングインタビュー【前編】 |author=世界三大三代川 |website=ファミ通.com|publisher=KADOKAWA|date=2014-06-08 |accessdate=2024-01-21}}</ref><ref>{{cite web|url=https://k-tai.watch.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/22125.html |title=「ポートピア連続殺人事件」にグラフィックなどを一新したBREW版 |author=太田 亮三 |website=ケータイWatch |publisher=インプレス|date=2005-01-13 |accessdate=2024-01-21}}</ref>。堀井と中村は、1983年のエニックスの第1回ゲーム・ホビープログラムコンテストの授賞式で知り合った仲でもあり、製作中に意気投合し、[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]で流行していた[[ロールプレイングゲーム|RPG]]について熱く語り合う仲になっていった。この際にファミコンでのRPGの製作が可能となる重要なアイディア「ふっかつのじゅもん」の構想が生まれ<ref group="注">当時はまだファミコン[[ロムカセット|カートリッジ]]にバックアップ機能がなく、ファミコンで長時間プレイするRPGを製作するのは実質不可能と思われていたが、「ふっかつのじゅもん」というパスワード方式を思いついたことにより、製作可能になった。</ref>、RPG製作の前準備としてファミコンユーザーにコマンド入力に慣れてもらうため、同作のPC版は文章入力方式だったが、一転しコマンド入力式に切り替えた{{efn2|group="注"|堀井いわく「PCショップでデモを見たら、想定外の言葉をみんなが入れていてプログラムが反応しなかった」という。「それがすごくいやでテキスト入力方式を捨て、コマンドを選ぶだけで進めるようにした。」との事<ref>{{cite web|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0909/03/news106.html |title=「ポートピア」は「ドラクエ」の前フリだった 堀井雄二氏のゲーム哲学 |author=岡田有花 |website=ITmedia NEWS |publisher=アイティメディア株式会社|date=2009-09-03 |accessdate=2024-01-21}}</ref>。}}<ref>{{Cite book|和書|editor=Vジャンプ編集部 |title=ファミコン神拳奥義大全書 復刻の巻 |chapter=スペシャルインタビュー |publisher=[[集英社]] |date=2011-09-15 |page={{要ページ番号|date=2022年5月}}}}</ref>。
この移植作業が堀井と中村にとって楽しいものであったことから、二人はこの組み合わせでの仕事をもっとやりたがり、堀井は千田にファミコンでのRPGの製作を提案する<ref>{{cite web|url=https://fujinkoron.jp/articles/-/8315?page=2 |title=『ジャンプ』元編集長・鳥嶋和彦 今明かされる『ドラクエ』誕生秘話。あのときは毎日、堀井雄二さんと3食食べていた |author=中山淳雄 |website=婦人公論.jp |publisher=中央公論新社|date=2023-04-24 |accessdate=2024-01-21}}</ref>。当時のファミコンは[[シューティングゲーム]]・[[アクションゲーム]]が主流でありRPGは皆無だったため、エニックス社内では反対の声もあったが、最終的に千田がゴーサインを出し、ファミコン初の本格的RPGの開発・製作が始まった。
二人が熱中したパソコンのRPG(『[[ウルティマ]]』、『[[ウィザードリィ]]』)の強い影響下に、少数のスタッフで開発・製作が行われた。基本構造は『[[ウルティマ]]』型のフィールドと『[[ウィザードリィ]]』型の戦闘システムだが、当時はビジネス用のソフトにしか使われていなかったマルチウインドウを導入することで独自色を打ち出した。
なお、堀井はジャンプのゲーム紹介記事「[[ファミコン神拳]]」の連載と並行しながらをドラクエを製作していた<ref>{{cite web|url=https://natalie.mu/music/column/453335/page/3 |title=のっちはゲームがしたい! 第9回 ドラクエが愛され続ける理由とは? 堀井雄二さんにこの35年間の話をしてもらいました!|website=音楽[[ナタリー (ニュースサイト)|ナタリー]] |publisher=Natasha|date=2021-11-16 |accessdate=2024-01-21}}</ref>。同記事でRPGの面白さを説明しつつ<ref>{{cite web |url=http://vjump.shueisha.co.jp/dqnext/webno020.html|title=週刊少年ドラクエ!! WEB No.020 |date=2024-01-06 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20220813100616/http://vjump.shueisha.co.jp/dqnext/webno020.html|website=VジャンプWEB DQネクスト! |publisher=集英社 |archivedate=2022-08-13 |accessdate=2024-01-21}}</ref>、最終的に自分がRPGを出したことに関して、後に「今でいうとステマ」とも述解している{{要出典|date=2024年4月11日 (木) 05:47 (UTC)}}。
[[キャラクターデザイン]]に関して、堀井は[[集英社]]の『[[週刊少年ジャンプ]]』でライターをしていたときからの知り合いである[[鳥山明]]のことを、鳥山を担当していた編集者[[鳥嶋和彦]]から勧められて、デザインを頼むことに決めた<ref>{{cite web |url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2403/08/news139.html |title=「ドラクエの歴史は鳥山さんのキャラデザインとともに」 鳥山明先生の訃報に堀井雄二さん |website=ITmedia NEWS |publisher=アイティメディア |date=2024-03-08 |accessdate=2024-04-11 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20240308050700/https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2403/08/news139.html |archivedate=2024-03-08 }}</ref>。その際、鳥嶋は鳥山が「『ポートピア連続殺人事件』に興味を持っており、ゲームの仕事をやりたがっている」という嘘をついた。なお鳥山と堀井との対談によれば「ゲームの仕事をやりたがっている」という発言は騙しであり、自身はゲームに関してはてんで無知だったと鳥山は語っている{{Efn2|鳥嶋の騙しの意図は明らかではない(堀井らは「刺激を与えたかったのではないか」などと推測している)}}<ref>{{Cite book|和書|editor=Vジャンプ編集部 |title=ドラゴンクエストモンスターズ |publisher=集英社 |date=1996-12 |page={{要ページ番号|date=2022年5月}} |isbn=4-08-782017-3}}</ref>。この決定により『ドラゴンクエスト』は「週刊少年ジャンプ」と蜜月関係となり、同誌上で開発中の『ドラゴンクエスト』の画像を初披露する体制がとられることになった。
開発は進み、完成に近づいたものの、内部スタッフが作った[[ゲームミュージック|BGM]]が「ずっと聴いていると飽きてしまう」という事態が発生。そこに急遽、ゲーム好きが昂じてエニックスと繋がりができていた作曲家の[[すぎやまこういち]]が参加し<ref>{{cite web |url=https://www.lycorp.co.jp/ja/company/mediastatement/|title=1枚のハガキから55歳でゲーム音楽へ すぎやまこういち氏の歴史に残る英断 |date=2021-10-10 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20231222090058/https://www.lycorp.co.jp/ja/company/mediastatement/|author=鴫原盛之 |website=[[Yahoo!]]Japan ニュース |publisher=[[LINEヤフー|LY Corporation]] |archivedate=2024-01-21 |accessdate=2024-01-21}}</ref>、「聴き減りのしない音楽」という方針のもと、1週間で楽曲を製作<ref>{{Wayback|url=http://www.square-enix.co.jp/dragonquest/eight/special/cd_interview.html |title=すぎやまこういち氏 交響組曲「ドラゴンクエストVIII」を語る スクウェア・エニックス |date=20051017230508}}</ref>した。なお、千田は鳥山やすぎやまを引き入れた理由について「(アマチュアの空気で作られている現場に)プロを入れたかった」としている{{要出典|date=2024年4月11日 (木) 05:47 (UTC)}}。
こうして堀井、中村、鳥山、すぎやまらの手によって『[[ドラゴンクエスト]]』は完成し、[[1986年]]5月に発売された。『ドラゴンクエスト』は当初は売り上げが芳しくなかったが、口コミによりじわじわと売れ始め、最終的に150万本を売り上げるヒット作品となった<ref>{{cite web|url=https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1801N_Y3A211C1000000/ |title=スマホに中年を誘う、初代「ドラクエ」起爆剤に |author=新 清士|website=|publisher=日本経済新聞社|date=2013-12-23 |accessdate=2024-01-21}}</ref>。そして『I』の完成直後から『[[ドラゴンクエストII 悪霊の神々]]』の製作にとりかかる。
=== 設計思想 ===
第1作製作時、初めてRPGに触れるユーザーに対して、ユーザーが参考材料にするであろう海外のRPGはハードルが高すぎるという判断から、堀井自ら『[[ファミコン神拳]]』でRPGというゲームの説明をするなど、間口を広げる方針を取った。これはシリーズ全体の方針ともなり、第1作から『III』までの通称「ロト三部作」は、ファミコンで初めてRPGに触れるユーザーに対して、RPGの面白さ、奥深さを理解してもらえるように、プレイしながらRPGのリテラシーを習得できるように意識して作られている<ref group="注">[[堀井雄二]]は当時の雑誌連載で何度もこのことに触れている。後に「虹色ディップスイッチ」(ビジネス・アスキー/1990年)として書籍化。</ref>。
ロトシリーズ以降もこの方針は貫かれ、『IV』製作後には今更方針を変えることもないだろうと判断したこと、万人向けに作っているため、難しすぎる謎は全部ボツにしていることを表明している<ref>HIPPON SUPER編集部・編『ドラゴンクエストIV MASTER'S CLUB』(JICC、1990年)P.4-9 堀井雄二インタビュー</ref>。『X』でオンライン化が決まった際にも「いかに敷居を低くするか」が最初のテーマになっている<ref>[https://www.nintendo.co.jp/wii/interview/s4mj/vol1/index.html]</ref>。
ゲームシナリオに関して、ゲームクリエイターの[[名越稔洋]]は自著『ゲーム屋人生―名越武芸帖』でおとぎ話を読んでいるような感覚とも表現している{{要ページ番号|date=2024年4月11日 (木) 05:47 (UTC)}}ほどシリーズ全体の世界観を印象付けている。
なおファミコン時代は容量との戦いでもあり、容量削減のため、数多くの企画・演出がカットされた。一方で『[[ドラゴンボール|DRAGON BALL]]』のギャグ「ぱふぱふ」をシリーズ全編に渡って使用しているのも特徴で、ファミコン時代、容量不足で困っていた時代にもこれを削らずに通した。無料の「ぱふぱふ」は相手が親父だったり、女装であったりなどのオチが採用されていたりもする。この容量の問題はシリーズが進むにつれメディアの進化により解決するようになった。
=== 主人公 ===
ドラゴンクエストシリーズは「プレイヤー自身がゲームの[[主人公]]になりきり、ゲーム内の世界の出来事を体験する」ことが一貫して主なコンセプトとなっており、プレイヤーが主人公に感情移入することを妨げないようにするため、主人公はわずかな例外(ギャグシーンや戦闘中にシステム上喋る「特技」など)を除いて言葉を発しない。「はい」「いいえ」の選択を強制される場面が数多くあるが、文脈的におかしい場面でもこの選択肢が出ることが多々ある。
『ソード』や海外版および3DS版『VIII』では主人公以外のキャラクターにボイスが採用されるなどのシリーズの会話テキストは作品を追うごとに増える傾向にあり、『ヒーローズ』では初めて主人公にもボイスが実装された<ref>“[http://blog.jp.square-enix.com/heroes/2014/10/post.html 松坂桃李、桐谷美玲が主人公ボイスキャストに決定!主人公にボイスが入るのは『ドラゴンクエスト』史上初!]” ドラゴンクエストヒーローズ 公式サイト 2014年10月23日
</ref>。その一方、『ヒーローズ』に歴代主人公は登場するのかという問いに対して、堀井は「プレイヤー自身でもある主人公たちが、新たに声を得て登場するのは違和感がある」と述べている<ref name="4gamer20141029">“[https://www.4gamer.net/games/272/G027220/20141029067/ アリーナ役に決定した中川翔子さんも新情報に大興奮。ニコニコ生放送「『ドラゴンクエストヒーローズTV』特報版」の模様をレポート]” 4Gamer.net 2014年10月29日</ref>。
『X』などのプレイヤーキャラクターの移り変わりがある作品においては対象キャラが非操作状態時では喋ることがあるが、操作状態となった途端に喋らなくなる。
=== プログラミング ===
『V』までのチュンソフト(中村光一)時代、視覚面での演出はほぼチュンソフトに任されていた。ルーラで飛ぶ演出はプログラマ同士のお喋りから生まれたものである。『IV』ではファミコンでは実現不可能と目されていた表現を多数披露。当時(発売前の)スーパーファミコンの売りの一つであった機能をファミコン上でさりげなく行うなどしている。当時中村光一は「技術は表現のための手段」という方針を貫き、技術を前面に出した勘違い作品を作らないように苦心していると語っている<ref>HIPPON SUPER編集部・編『ドラゴンクエストIV MASTER'S CLUB』(JICC、1990年)P.10-12 中村光一インタビュー</ref>。なお、『VII』では[[ハートビート (ゲーム会社)|ハートビート]]の[[山名学]](元チュンソフト所属)がロード時間短縮という独自技術を開発した。
=== デザイン ===
漫画家・[[鳥山明]]によるキャラクターデザインは、堀井雄二によるラフ絵に基づいて描いた物であるが、堀井のラフ絵と全く異なる場合も少なくなく、特にドラゴンクエストの象徴的モンスターとも言える「スライム」は堀井のラフ絵が一般的な[[スライム (架空の生物)|スライム]]だったのに対し、鳥山はこれを水滴型のものとしてデザインし、これが採用された。
なお、堀井のラフ絵は全てが堀井のアイデアというわけではなく、『II』では[[宮岡寛]]が関わっている<ref>ファミコン神拳奥義大全書 復刻の巻</ref>。また、『V』以降は一部のキャラクターデザイン・モンスターデザインに[[中鶴勝祥]]ら他のスタッフが参加している。
鳥山のデザインに関しての内部評価は、「鳥山以外の漫画家を起用していたら、おそらくその漫画家のキャラゲーになっていた」「鳥山のデザインだからこそ、ドラクエの世界観が成り立っている」と評されている{{要出典|date=2024年4月11日 (木) 05:47 (UTC)}}。
=== 音楽 ===
{{Main|[[ドラゴンクエストシリーズの楽曲一覧]]}}
ドラゴンクエストシリーズは楽曲の美しさ、多彩さでも知られる。[[すぎやまこういち]]作曲による音楽は、ゲーム中で何度も聴かざるをえない音楽ゆえに何度聴いても飽きない「聴き減りのしない音楽」を作るというポリシーに基づいて製作されている。また、ファミコン時代の使えるトラックが少ない時代での制作体制を経ていることから、シンプルであることをモットーにしている。なお、テストプレイをして世界観を把握してから楽曲制作に入るのを常としており、『[[ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔|ソード]]』は、当初はすぎやまこういちが楽曲を担当する予定だったが、高齢によりテストプレイができない(同作は剣に見立てたコントローラーを振り回してプレイする)ことを理由に担当を辞退している。
ゲーム音楽ということもあり、企画物以外で楽曲をカバーされることは少ないが、1987年に政治家の[[愛知和男]]が「[[この道わが旅]]」、2000年に[[高中正義]]が「おおぞらをとぶ」をカバーしている。
なお、2021年7月23日に行われた[[2020東京オリンピック]][[開会式]]の選手入場曲においては、日本を代表するゲーム音楽の一つとして『序曲:ロトのテーマ』のタイトルで最初と最後の楽曲として採用された。
=== スタッフ ===
開発にあたって旧エニックスはプロデュースのみを行い、実際のソフト製作作業は他メーカーに委託していた。旧エニックスは主に財務上の戦略から自社内に開発要員を持たなかったため、こういった委託は本シリーズに限らず、同社から発売されたタイトルでは一般的な形態であった。
ナンバリングタイトルに関しては『I』から『V』までは[[中村光一]]が所属する[[チュンソフト]]が担当した。『V』をもって開発から手を引いたのは、開発期間が長期間化するようになったことや、作数を重ねるたびにスタッフが増加し製作環境が変わり、それらに伴いプログラマ間での諍いが絶えなくなってしまったことから、中村はプログラマの仲裁<ref name="nak"/>や管理をするディレクター作業がメインになり、「割に合わなくなった」からである<ref>{{Cite book|和書|author=小林 雅一 |title=コンテンツ消滅 音楽・ゲーム・アニメ |publisher=光文社 |date=2004-11 |page={{要ページ番号|date=2022年5月}} |isbn=978-4334933463}}</ref>。
『VI』『VII』はチュンソフトの退社組による[[山名学]]率いる[[ハートビート (ゲーム会社)|ハートビート]]が担当。スクウェア・エニックス発足後は自社内に開発要員を抱えることになったが、『VIII』『IX』は『[[ダーククロニクル]]』に惚れ込んだ堀井の依頼により[[レベルファイブ]]が担当する一方でプランナーは自社要員で賄われた。『X』では初めて自社での開発となっている。これはネットワーク対応ということでインフラ構築などの運営の都合上から内製のほうが好ましいと判断されたためである。ただし、『X』以降も一部業務の外部委託は引き続き行われている。なお、派生タイトルなどは引き続き外部委託が基本であるが、『ビルダーズ』のように企画の経緯から内製となる場合もある。
* [[シナリオ]]・[[ゲームデザイナー|ゲームデザイン]] : [[堀井雄二]](アーマープロジェクト)
* [[キャラクターデザイン]] : [[鳥山明]](バードスタジオ)
* [[ゲーム音楽|音楽]] :
** [[すぎやまこういち]]
** [[松前真奈美]](『[[ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔]]』のみ)
* 開発
** チュンソフト(ファミコン版全作品、スーパーファミコン『V』『I・II』、トルネコシリーズ。後の[[スパイク・チュンソフト]])
** ハートビート(スーパーファミコン『VI』『III』、PlayStation『VII』『IV』)
** [[トーセ]](ゲームボーイ版全作品、携帯アプリ版、『モンスターズ』シリーズ、『スライムもりもり』シリーズ、『ライバルズ』)
** [[アルテピアッツァ]](PlayStation 2『V』、DS版『IV』『V』『VI』、ニンテンドー3DS『VII』/グラフィック担当:スーパーファミコン『III』、PlayStation『VII』『IV』)
** [[レベルファイブ]](『VIII』『IX』)
** オルカ<!-- [[オルカ (ゲーム会社)]]とは別の会社 https://www.orca-inc.co.jp/ -->(PlayStation 4版『XI』)
** [[トイロジック]](ニンテンドー3DS版『XI』)
** [[ヘキサドライブ]](『XII』)
** [[マトリックス (ゲーム会社)|マトリックス]](PlayStation 2版『トルネコ』シリーズ、PlayStation 2『V』)
** [[ジニアス・ソノリティ]](『ソード』)※企画のみ担当
** [[エイティング]](『ソード』)
** [[ロケットスタジオ]](モンスターバトルロード シリーズ)
** スクウェア・エニックス(『X』、『ビルダーズ』、『XI』)
** [[コーエーテクモゲームス]](『ヒーローズ』シリーズ、『ビルダーズ2』)
** [[インディーズゼロ]](『シアトリズム』)
** [[Cygames]](『スーパーライト』)
** [[モバイル&ゲームスタジオ]](『星ドラ』)
** [[マーベラス (企業)|マーベラス]](『バトルスキャナー』)
** [[SCRAP]](『竜王迷宮』、『大魔王ゾーマ』)
** [[バンダイナムコアミューズメント]](『VR』)
** [[コロプラ]](『ウォーク』)
** [[NHN PlayArt]](『けしケシ!』)
== 関連書籍 ==
=== 攻略本 ===
; 奥義大全書、Vジャンプブックス ゲームシリーズ
: [[集英社]]から発売されている、スターティングガイド寄りの[[攻略本]]。初期設定やゲーム中盤までのダンジョンマップなどを掲載している。第1作から『V』(1992年)までは「奥義大全書」([[週刊少年ジャンプ]]特別編集)、スーパーファミコン版『I・II』(1993年)以降は「[[Vジャンプ]]ブックス」として発売。ゲームソフトと同時発売されることが多い。
; 公式ガイドブック
: 旧エニックス時代より、スクウェア・エニックス自社から発売されている攻略本。最初に発売された公式ガイドブックはファミコン版『III』のもので、その後に第1作と『II』のものが発売された<ref group="注">3冊の表紙を横に繋げるとロトの剣が完成するというデザイン。その後の『IV』でも上下巻を繋げると天空の剣が完成する。</ref>。チャートを用いた詳細なモンスターデータやゲーム上では不明な各種アイテムの具体的なイラストなどが掲載されていることが特徴。『IV』から『X』まではPS・PS2リメイク版のものも含み、『上巻・世界編』と『下巻・知識編』の分冊販売<ref group="注">DS・3DS版『IV』〜『VIII』のものは各一冊にまとめられている。</ref>。『世界編』ではショップリストやダンジョンマップ、Q&Aなど、『知識編』ではキャラクターやアイテム、モンスターの諸データが掲載されている。『XI』では一冊にまとめられているが、PS4版と3DS版の差異が大きいため、それぞれの対象機種ごとに二種類が同時刊行された(集英社刊のものも同様)。<br />いずれも、謎解きの具体的解法やストーリー詳細、ラストダンジョンやクリア後の追加要素などの詳細情報は伏せられている。これは、自力でゲームを進めていく楽しみを奪うと、ゲーム自体の売り上げにも悪影響が出かねないから、だと(スタンスに)している<ref>「出版事業に参入、エニックス、まず「ドラクエ」関連本‐ゲームソフトに次ぐ柱に」『[[日経産業新聞]]』[[1988年]][[9月1日]]付、7頁。</ref>。<br />なお『VIII』の非公式攻略本を巡る[[ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君#裁判|裁判]]の中で、第1作から『VII』および『ドラゴンクエストモンスターズ』など、ドラゴンクエストシリーズ全体の公式ガイドブックの総売上が、2004年末時点で約2256万部に上ることが明らかにされている。
=== 『あるきかた』シリーズ ===
[[成沢大輔|CB's Project]]編(『VIIIの〜』まで)、旧エニックス / スクウェア・エニックス刊。戦闘やサブゲーム、モンスター分布、アイテム、町の人や登場人物、台詞などゲーム中のさまざまなものを徹底検証・解析した結果のレポートが書かれている。<!--“第1作『VII』はCB Project単独で出版〜”とありましたが、誤りです。-->
* ドラゴンクエストVIIのあるきかた(2001年3月)
* ドラゴンクエストIVのあるきかた(2002年3月1日) ※リメイク作・PS版『IV』に対する書籍
* ドラゴンクエストVのあるきかた(2004年8月10日) ※リメイク作・PS2版『V』に対する書籍
* ドラゴンクエストVIIIのあるきかた(2005年8月5日)
* ドラゴンクエストXのあるきかた Vol.1(2016年7月7日)
* ドラゴンクエストXのあるきかた Vol.2(2017年3月4日)
=== 『みちくさ冒険ガイド』シリーズ ===
スクウェア・エニックス刊。
* ドラゴンクエストIX みちくさ冒険ガイド(2010年3月4日)
* ドラゴンクエストVI みちくさ冒険ガイド(2010年8月12日) ※リメイク作・DS版『VI』に対する書籍
* ドラゴンクエストI・II・III 超みちくさ冒険ガイド(2011年10月15日)
* 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド Vol.1(2013年2月14日)
* 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド Vol.2(2013年10月31日)
* 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド Vol.3(2014年3月27日)
* 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド Vol.4(2014年11月13日)
* 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド Vol.5(2015年3月31日)
* 冒険者おうえんシリーズ ドラゴンクエストX みちくさ冒険ガイド Vol.6(2015年9月3日)
* ドラゴンクエストXI 超みちくさ冒険ガイド(2017年10月19日)
=== キャラクターブック ===
* ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて CHARACTER BOOK(2019年7月25日発売、集英社)
=== イラスト集 ===
* ドラゴンクエストモンスターズ 鳥山明イラストレーションズ<ref group="注">[[奥付]]のモンスターイラストレーション(担当)には、[[鳥山明]]と並んで[[中鶴勝祥]]の名前がある。</ref>(1996年12月1日発売、集英社)
* ドラゴンクエスト25thアニバーサリー モンスター大図鑑<ref group="注">奥付のモンスターイラスト・イメージイラスト製作(担当)は「フェイク・デザイン・ワークス」と記されている。掲載されているイラストもパソコンで着色し直されたりしたもので、鳥山明の原画ではない。</ref>(2012年5月31日発売、スクウェア・エニックス)
* 鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ(2016年5月27日発売、集英社)
* ドラゴンクエストモンスターズ 20thアニバーサリー モンスターマスターメモリーズ(2018年12月13日発売、スクウェア・エニックス)
== メディアミックス ==
1990年代当初は、エニックスが販売していた物に関してはそれぞれ「○○シリーズ」というラベリングがされており、グッズは「ドラゴンクエストワールドグッズ」と呼ばれていた<ref group="注">初期のドラクエ4コマ漫画劇場の巻末広告などで確認できる。</ref>。1990年から1997年にかけては、グッズなどを紹介する「ドラゴンクエスト パーフェクトコレクション」という書籍も年刊で発行されていた。なお、エニックス以外でもドラクエの成り立ち上、『[[週刊少年ジャンプ]]』を刊行する[[集英社]]が出版に乗り出しており、攻略本のほか、コミカライズなどを手掛けている。
コミカライズされた一部の作品は[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]化や映画化される
=== 小説 ===
旧エニックスおよびスクウェア・エニックス刊。
; 『[[小説ドラゴンクエスト]]』シリーズ
: 各ゲームソフトのストーリーに基づいた[[小説]]作品。第1作から『VII』まで。第1作〜『III』は著:[[高屋敷英夫]]、『IV』〜『VI』『精霊ルビス伝説』は著:[[久美沙織]]、『VII』は著:土門弘幸。『トルネコの大冒険』も小説化されており、著:[[とまとあき]]&塚本裕美子。
:* ドラゴンクエスト(1989年/四六版/全1巻・1991年/文庫版/全2巻・2000年/新書版/全1巻)
:* ドラゴンクエストII(1989年/四六版/全2巻・1990年/文庫版/全2巻・2000年/新書版/全1巻)
:* ドラゴンクエストIII(1990年/四六版/全2巻・1991年/文庫版/全2巻・2000年/新書版/全1巻)
:* ドラゴンクエストIV(1991年/四六版/全4巻・1992年/文庫版/全4巻・2000年/新書版/全3巻)
:* ドラゴンクエストV(1993年/四六版/全3巻・1994年/文庫版/全3巻・2000年/新書版/全3巻)
:* ドラゴンクエストVI(1996年/四六版/全2巻・1997年/文庫版/全3巻・2000年/新書版/全3巻)
:* ドラゴンクエストVII(2001年/四六版/全3巻・2004年/新書版/全3巻)
:* [[ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説]](1990年/四六版/全3巻・1992年/文庫版/全3巻)
:: 「ロトシリーズ」で重要な位置を占める精霊ルビスの前半生を描いた外伝作品。
:
; 知られざる伝説、モンスター物語、アイテム物語、ワールド漫遊記
:ゲームに登場したキャラクターやモンスター、アイテムに関する、ゲーム本編では語られなかったエピソードが綴られている。
:* ドラゴンクエストIII 知られざる伝説(1988年11月)
:* ドラゴンクエスト モンスター物語(1989年7月)
:* ドラゴンクエスト アイテム物語(1989年12月)
:* ドラゴンクエストIV モンスター物語(1990年9月)
:* ドラゴンクエストIV 知られざる伝説(1990年11月)
:* ドラゴンクエストIV ワールド漫遊記(1991年3月)
:* ドラゴンクエスト 知られざる伝説 ロト2(1992年3月)
:* ドラゴンクエストV 知られざる伝説(1994年9月)
:
; ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
: 映画のストーリーに基づいた[[ノベライズ]]作品。『[[ドラゴンクエスト ユア・ストーリー#小説|ドラゴンクエスト ユア・ストーリー]]』はダッシュエックス文庫版、みらい文庫版共に原作:堀井雄二、脚本:[[山崎貴]]、著:宮本深礼。
:* ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 映画ノベライズ(2019年8月2日、集英社){{ISBN2|978-4-08-631322-3}}
:* ドラゴンクエスト ユア・ストーリー 映画ノベライズ みらい文庫版(2019年8月2日、集英社){{ISBN2|978-4-08-321519-3}}
=== ゲームブック ===
各ゲームソフトのストーリーに基づいた[[ゲームブック]]。[[双葉社]]発売のものと、旧エニックス発売のものがある。
* 『[[冒険ゲームブックシリーズ|ファミコン冒険ゲームブック]]』シリーズ(双葉社)
** ドラゴンクエスト 蘇る英雄伝説(1986年12月)
** ドラゴンクエストII 悪霊の神々(1987年7月/上・下巻)
* 『エニックスオリジナルゲームブック』シリーズ(エニックス)
** 『[[ゲームブックドラゴンクエスト]]』シリーズ
** 第1作から『IV』までではストーリーが原作と大幅に異なる部分があり、オリジナルのキャラクターやモンスターなども登場した。
*** ドラゴンクエストIII(1988年 - 1989年/全3巻)
*** ドラゴンクエストII(1989年/全2巻)
*** ドラゴンクエスト(1989年/全2巻)
*** ドラゴンクエストIV(1991年/全4巻)
*** ドラゴンクエストV(1993年/全4巻)
*** ドラゴンクエストVI(1996年/全4巻)
** [[トルネコの大冒険 不思議のダンジョン#その他関連書籍|トルネコの大冒険 不思議のダンジョン]](1994年 - 1995年/全3巻)
=== 絵本 ===
* ドラゴンクエスト あそびえほん めざせ竜王じょう!!(2017年7月29日発売、スクウェア・エニックス)
* ドラゴンクエスト あそびえほん2 いや〜さがしましたよ!(2018年12月20日発売、スクウェア・エニックス)
* スライムぴぴぴ(2019年9月30日発売、スクウェア・エニックス){{ISBN2|978-4-75-756266-0}}
* ドラゴンクエストあいうえお(2019年9月30日発売、スクウェア・エニックス){{ISBN2|978-4-75-756183-0}}
=== 漫画 ===
* [[DRAGON QUEST -ダイの大冒険-]](原作
* [[ドラゴンクエストへの道]](原作:エニックス出版局、脚色:[[和智正喜]]、作画:滝沢ひろゆき・石森プロ、監修:[[石ノ森章太郎]]、1990年1月31日)
* [[DQI秘伝 竜王バリバリ隊]](原作:三条陸、作画:稲田浩司、連載誌:[[Vジャンプ|ブイジャンプ]]、1990年12月12日号、1991年6月26日号)
* [[ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章
* [[ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章|ドラゴンクエスト列伝
* [[ドラゴンクエスト
* [[
* [[
* [[
* [[ドラゴンクエスト
* [[ドラゴンクエスト
* [[ドラゴンクエスト
* [[ドラゴンクエスト
* [[ドラゴンクエスト
* [[
* [[DRAGON QUEST IV外伝 -地獄の迷宮-]](原作:三条陸、作画:稲田浩司、掲載誌:[[月刊少年ジャンプ]]、2001年12月号、2002年1月号)
* [[スライム
* [[スライムもりもり]](かねこ統、連載誌:Vジャンプ、2003年12月号 - 2015年11月号<ref>{{Cite web|和書|url=https://booklist.id/manga/677531/|title=マンガリスト スライムもりもり|accessdate=2019-08-01}}</ref>、[[最強ジャンプ]]、2012年1月号 - 2016年1月号<ref>{{Twitter status|sam_neco|672325682928549888|かねこ 統による2015年12月03日17:05の発言|accessdate=2019-8-1}} </ref>)
* [[ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー#漫画版『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー』|ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー]](脚本:[[かねこ統]]、作画:オオイシナホ、掲載誌:Vジャンプ、2010年6月号 - 11月号)
* [[ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ]]([[中島諭宇樹]]、連載誌:Vジャンプ、2013年2月号 - 2022年12月号)
* [[ゆうべはお楽しみでしたね]]([[金田一蓮十郎]]、連載誌:ヤングガンガン、2014年13号 - 連載中)
* [[スライムドーン!!]](かねこ統、連載誌:Vジャンプ、2016年2月号 - 2021年10月号)
* [[ドラゴンクエスト モンスターバトルスキャナー|マンガでドラゴンクエスト スキャンバトラーズ]]<ref>{{Cite web|和書|url=http://blog.jp.square-enix.com/dqsb/2017/10/post-175.html |title=かねこ統先生執筆のスキャバト漫画が、連動アプリ「ぼうけんのしょ」で連載開始 |accessdate=2017-11-22}}</ref>(かねこ統、連載:連動アプリ「ぼうけんのしょ」、2017年10月31日 - 2019年3月26日<ref>{{Twitter status|DQSB_PR|1110466849785827328|DQスキャンバトラーズ公式による2019年3月26日18:01の発言|accessdate=2020-09-20}} </ref>)
* [[ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて|ドラゴンクエストXI S 盗賊たちの挽歌]]([[真島ヒロ]]、連載誌:Vジャンプ、2019年10月号)
* [[DRAGON QUEST -ダイの大冒険-|ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王]](原作:三条陸、漫画:[[芝田優作]]、連載誌:Vジャンプ、プロローグ/2020年11月号・連載開始/2020年12月号 - 連載中)
* ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド(漫画:[[天望良一]]、連載誌:[[最強ジャンプ]]、2020年11月号 - 連載中)
* ドラゴンクエスト トレジャーズ アナザーアドベンチャー ファラドの宝島(原作:はらまさき、漫画:[[天野洋一]]、連載誌:Vジャンプ、2023年1月号 - 連載中)
=== 4コマ漫画 ===
* ドラゴンクエスト [[4コママンガ劇場]](エニックス→スクウェア・エニックス)
* ドラゴンクエスト 1Pコミック劇場(エニックス)
本シリーズ各作品のゲーム内容を元ネタとした、複数の作家による[[4コマ漫画]]アンソロジー。同シリーズからは[[衛藤ヒロユキ]]、[[柴田亜美]]などが人気作家になっている。一般読者から募集した「4コマクラブ」会員からの投稿作品を集めた番外編も存在し、その中から多数の漫画家を輩出している。『[[月刊少年ガンガン]]』で「ガンガン編」も連載、また姉妹版として「[[1ページ漫画|1Pコミック劇場]]」が『[[月刊少年ギャグ王]]』で連載され、いずれも単行本化されている。4コママンガ劇場シリーズは1990年から2005年まで発行され続け、総巻数は100冊を超えた。2005年を最後にドラゴンクエストシリーズの4コマは途絶えていたが、2009年に4年ぶりに『IX』の4コマ劇場が発行されたほか、2013年から2014年にかけて『X』の4コマ劇場が『[[ヤングガンガン]]』と[[ガンガンONLINE]]にて連載された。『IV』と『VI』の2タイトル以外は、作品単体での4コマ漫画劇場が発行されている(ただし『I』
===
* バトルえんぴつ大百科(1997年6月、エニックス)
* ドラゴンクエスト 30thアニバーサリー すぎやまこういちワークス〜勇者すぎやんLV85〜(2016年7月23日発売、スクウェア・エニックス)
* ドラゴンクエスト 30thアニバーサリー ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとは なにごとだ!(2016年7月23日発売、スクウェア・エニックス)
* ドラゴンクエストなぞなぞブック なぞなぞーマからの挑戦状<ref>{{Twitter status|SQEX_GAMEGUIDE|1156877641850355712|スクエニ公式ゲームガイドによる2019年8月1日19:41の発言|accessdate=2019-12-20}} </ref>(2019年8月2日発売、スクウェア・エニックス)
* ドラゴンクエストゆうしゃドリル 小学校低学年向け算数編 推奨学年:2年生<ref>{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1225895.html|title=「ドラクエ」を題材にした算数問題を収録! 「ドラゴンクエストゆうしゃドリル」本日発売!|accessdate=2019-12-20}}</ref>(2019年12月20日発売、スクウェア・エニックス)
* ドラゴンクエストゆうしゃドリル 小学校低学年向け算数編 推奨学年:1年生(2020年7月22日発売、スクウェア・エニックス)
* ドラゴンクエストゆうしゃドリル 小学校低学年向け漢字編 推奨学年:1年生(2020年7月22日発売、スクウェア・エニックス)
=== TVアニメ ===
* [[ドラゴンクエスト (アニメ)|ドラゴンクエスト]]([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列、[[日本アドシステムズ|NAS]]制作、第1部/[[1989年]] - [[1990年]]、第2部/[[1991年]]) - のちにDVD『ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説』として発売。
* [[DRAGON QUEST -ダイの大冒険-]]([[TBSテレビ|TBS]]系列、東映動画制作、[[1991年]] - [[1992年]]) - 同名漫画のアニメ版。
* [[DRAGON QUEST -ダイの大冒険-#2020年版『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』|ドラゴンクエスト ダイの大冒険]]([[テレビ東京]]系列、[[東映アニメーション]]制作、[[2020年]] - [[2022年]]) -上記アニメのリメイクで原作完結までをアニメ化。
=== OVA ===
* [[スライム冒険記]](Vジャンプフェスティバルにて上映された短編アニメ、1995年、1998年、1999年) - 同名漫画のアニメ版。
=== 映画 ===
* [[ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章]]
* [[ドラゴンクエスト ユア・ストーリー]]([[2019年]]8月2日公開) - 『[[ドラゴンクエストV 天空の花嫁]]』をストーリーベースとしたフル3DCGアニメーション映画。
===
* [[ゆうべはお楽しみでしたね#テレビドラマ|ゆうべはお楽しみでしたね]]([[毎日放送]]、2019年1月 - 2月) - 同名漫画のテレビドラマ版。
===
==== 1992年版 ====
{{節stub}}
* ミュージカル 「ドラゴンクエスト」(1992年8月1日 - 25日、京都・[[南座]]、主演:[[SMAP]])
** 1992年、京都南座新装開場記念 8月公演として行われた。新装オープンを記念し南座初のミュージカル作品。スーパーバイザーにドラゴンクエストファンである[[中村勘三郎 (18代目)|中村勘九郎]]。
**『ドラゴンクエスト3 そして伝説へ…』をベースに『ドラゴンクエスト4 導かれし者たち』をミックスしたオリジナルストーリーで25日間40公演行われている。
**フルオーケストラでミュージカルナンバーにはゲーム楽曲「冒険の扉」に歌詞をつけたものなどがあった。ゲームと同名のキャラもいるが名前だけの借用で設定は違っている。
キャスト
* 勇者アレル:[[中居正広]]
* ライアン/ゾーマ:[[木村拓哉]] - 戦士/闇の帝王
* ハーゴン:[[稲垣吾郎]] - 闇の四天王
* ベリアル:[[森且行]] - 闇の四天王
* アトラス:[[草彅剛]] - 闇の四天王
* キングレオ:[[香取慎吾]] - 闇の四天王
* 魔法使いクリス:[[橋本美加子]]
* 武器屋トルネコ:[[仲本工事]]
* 道具屋ゼブル:[[高木ブー]] ※会見の時点では仲本とキャスティングが逆。舞台中盤で降板した模様。
* 魔術師エビルマージ:[[三谷昇]]
* ゴードン:[[嵐徳三郎 (7代目)|嵐徳三郎]] - 闇の帝王
ほか
スタッフ
* 脚本:[[横内謙介]]
* 演出:[[栗山民也]]
* 音楽:[[すぎやまこういち]]
* 美術:[[妹尾河童]]
* 振付:[[前田清実]]
* フライング指導:{{仮リンク|ピーター・フォイ|en|Peter Foy}}
* アドバイザー:[[中村勘三郎 (18代目)|中村勘九郎]]
* オリジナルシナリオ:[[堀井雄二]]
* 協力:[[エニックス]]
* 製作:[[松竹]]
* プロデューサー:荒牧大四郎
==== 2016年版 ====
[[ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー]](2016年、[[さいたまスーパーアリーナ]] ほか、出演:[[中川翔子]]、[[風間俊介]] ほか)<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/stage/news/175778|title=「ドラゴンクエスト」ショー、アリーナは中川翔子「二段蹴りに挑戦したい」|publisher=ステージナタリー|date=2016-02-10|accessdate=2016-02-18}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/stage/news/176456|title=「ドラゴンクエスト」ショー、テリー役は風間俊介!衣装にも強くこだわる|publisher=ステージナタリー|date=2016-02-18|accessdate=2016-02-18}}</ref>
=== バレエ ===
* [[バレエ「ドラゴン・クエスト」]](1995年 - 2007年、[[神奈川県民ホール]] ほか、[[スターダンサーズ・バレエ団]]公演)
=== イベント ===
* 竜王迷宮からの脱出([[体感型ゲーム|体感型謎解きイベント]]、2016年5月13日 - 15日・[[幕張メッセ]]、主催:竜王迷宮からの脱出製作委員会、企画制作:SCRAP、企画・監修:ドラゴンクエスト30周年実行委員会、企画協力:スクウェア・エニックス 集英社)
* 大魔王ゾーマからの脱出(体感型謎解きイベント、2018年8月11日 - 19日・幕張メッセ、主催:大魔王ゾーマからの脱出製作委員会、企画制作:SCRAP、企画・監修:スクウェア・エニックス)
=== ビデオ ===
; [[ドラゴンクエスト ファンタジア・ビデオ]]
: ドラゴンクエストの世界観を実写で表現。
=== 関連CD ===
※かつて
==== サウンドトラック ====
; [[交響組曲「ドラゴンクエスト」]]、[[サウンドトラック]]
: ゲーム内で使われている音楽を収録した[[アルバム]]。交響組曲では、各ゲーム作品で流れるBGMを、すぎやまこういちによる[[指揮 (音楽)|指揮]]のもと、[[NHK交響楽団]]、[[ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団]]、[[東京都交響楽団]]などの[[オーケストラ]]によって演奏された曲が収録されている。[[リメイク]]作品などの音楽は、交響組曲版の[[編曲]]・進行を準拠にして作られている場合が多い。[[ゲームミュージック|ゲーム音源]]については、スーパーファミコン版『V』以前は、実際のゲームプレイ中のサウンドがゲームスタートからエンディングまで繋がり効果音も入った「オリジナルサウンドストーリー」として収録されていたが、スーパーファミコン版『I・II』以降のCDでは、曲単位での収録となった。また、『VIII』とSFC版『III』以外は、オーケストラ盤とゲーム音源盤がセットになったパッケージで発売されている。
: 初期のものは多くは[[廃盤]]になっているが、多くが何らかの形で再発されている(オーケストラ盤は再録や再発)。ゲーム音源は『VII』以前のものをまとめた3枚組のゲーム音源集が3セット発売されている。
: PlayStation 2版の『V』では、交響組曲のNHK交響楽団版がゲーム音源として使用され
: 交響組曲の他にも、ドラゴンクエストシリーズのゲーム音楽CDは、[[吹奏楽]]版(イン・ブラス)、[[ピアノ]]版(オン・ピアノ)、[[弦楽四重奏]]、[[金管五重奏]]、[[雅楽]](ジパングワールド)など、さまざまな形態で演奏・リリースされている。
==== ソングCD ====
ドラゴンクエストの音楽に歌詞を付けて歌った物。
* そして伝説へ…(歌手:[[鴻上尚史]]、[[バンダイ・ミュージックエンタテインメント]]、1988年6月21日)
* 結婚ワルツ(歌手:[[ルーラ (デュオ)|ルーラ]]、[[ポリスター]]、1993年1月25日)
* ドラゴンクエストのうた ベスト・ソング・セレクション(歌手:ルーラ、ポリスター、1993年5月26日)
* コンプリート・シングルス [[Love Song 探して]](歌手:牧野アンナ、SOLID、2015年9月16日)
==== ドラマCD ====
; 『[[CDシアター ドラゴンクエスト]]』シリーズ
各ゲームソフトのストーリーに基づいて音声ドラマ化したもの。第1作から『VI』と『トルネコの大冒険』が発売されている。
* CDシアター ドラゴンクエスト(1991年7月19日)
* CDシアター ドラゴンクエストII(1991年12月13日)
* CDシアター ドラゴンクエストIII(1993年2月28日)
* CDシアター ドラゴンクエストIV(VOLUME1/1993年12月10日・VOLUME2/1994年1月28日・VOLUME3/1994年3月13日)
* CDシアター トルネコの大冒険 不思議のダンジョン(1994年7月29日)
* CDシアター ドラゴンクエストV(VOLUME1/1994年9月30日・VOLUME2/1994年10月28日・VOLUME3/1994年12月16日)
* CDシアター ドラゴンクエストVI(上巻/1996年9月27日・下巻/1996年10月25日)
==== ボイスドラマ ====
* ドラゴンクエストXI(2019年9月27日)
=== カードゲーム ===
* ドラゴンクエストカードゲーム パルプンテ(1989年)
* ドラゴンクエストカードゲーム 格闘技場(1989年)
* ドラゴンクエストカードゲーム メガンテ(1989年)
* ドラゴンクエストカードゲーム 祠の勇者(1989年)
* ドラゴンクエストカードゲーム ギガデイン(1989年)
* ドラゴンクエストカードゲーム 銀のタロット(1990年)
* ドラゴンクエストカードゲーム キングレオ(1990年)
: [[UNO (ゲーム)|UNO]]に類似したカードゲーム。
* ドラゴンクエスト カードゲーム 大格闘技場(1991年)
* ドラゴンクエストカードゲーム バルザック(1991年)
* ドラゴンクエストカードゲーム オールスターズ(1992年)
* ドラゴンクエストカードゲーム ドラゴンオーブ(1992年)
* ドラゴンクエストカードゲーム シールド アンド ウエポン(1993年)
* トルネコの大冒険 カードゲーム(1994年)
* ドラゴンクエストI ・II カードゲーム(1994年)
* トルネコの大冒険2 カードゲーム(1999年)
* ドラゴンクエスト [[トレーディングカードゲーム]](2014年3月28日 - )
=== ボードゲーム ===
* ドラゴンクエストボードゲーム モンスタースクランブル(1989年)
* ドラゴンクエストボードゲーム 不思議迷宮(1989年)
* ドラゴンクエスト ダンジョン
** ドラゴンクエスト ダンジョン(1990年)
** ドラゴンクエスト ダンジョンR(2006年11月18日)
* ドラゴンクエスト ダンジョンII キングスライムの洞窟(1990年)
* 冒険活劇ボードゲーム ドラゴンクエスト デスパレス(1990年8月)
* ドラゴンクエスト アレフガルド 立体ジオラマ対戦ゲーム(1991年)
* ドラゴンクエストボードゲーム スライムレース
** ドラゴンクエストボードゲーム スライムレース(1992年)
** ドラゴンクエストボードゲーム スライムレース Re(2012年9月29日)
* ドラゴンクエスト モンスターダイス ボードゲーム(1993年)
* ドラゴンクエストI・II ボードゲーム(1993年)
* ドラゴンクエスト かさねてスライムタワーゲーム スライムタワーをつくるのだっ!(2014年3月7日<ref>{{cite web|url=https://www.cafereo.co.jp/goods/18073|title=スライムをつみ重ねて遊べる「ドラゴンクエストかさねてスライム!」シリーズから、スライムタワーゲームが新登場!! |author=ウワーマン |website=CafeReo |publisher= CafeReoCo.,Ltd. |date=2013−11−22 |accessdate=2024-01-21|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160624091452/https://www.cafereo.co.jp/goods/18073|archivedate=2016-06-24}}</ref>)
=== 玩具など ===
* ドラゴンクエスト ボトルキャップ
** ドラゴンクエスト
** ドラゴンクエストボトルキャップselection II(2003年7月)
** ドラゴンクエストボトルキャップアレフガルドの魔族編(2003年11月<ref>{{cite web|url=https://order.mandarake.co.jp/order/listPage/list?categoryCode=02020302&keyword=DQ%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%97%20%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%81%AE%E9%AD%94%E6%97%8F%E7%B7%A8 |title=DQボトルキャップ アレフガルドの魔族編 |author= |website=まんだらけ通信販売|publisher=MANDARAKE INC.|date= |accessdate=2024-01-21}}</ref>)
** ドラゴンクエストボトルキャップ天空編(2004年4月<ref>{{cite web|url=https://toypara.com/catalog.cgi?products/bc/dq/home.html |title=ドラゴンクエストボトルキャップに天空編が登場です! |author= |website=トイパラストア |publisher=有限会社エフェ|date= |accessdate=2024-01-21}}</ref>)
* [[バトルえんぴつ|ドラゴンクエスト バトエン]]
** 第1期 ドラゴンクエスト バトルえんぴつ1 - 37(1993年2月 - 1997年6月<ref name="batoen">リアルDQバトエンを知っているか!?『ドラゴンクエストX オンライン いざ新たなるアストルティア』〈Vジャンプブックス〉集英社、2017年12月7日、{{ISBN2|978-4-08-779762-6}}、64 - 66頁。</ref>)
** ドラゴンクエスト キングバトルえんぴつ1 - 6(1995年)
** 第2期 ドラゴンクエストモンスターズ バトエン1 - 16(1998年11月 - 1999年7月<ref name="batoen" />)
** ドラゴンクエスト バトエンEX(第1期復刻)1 - 4(2000年3月<ref name="batoen" />)
** 第3期 ドラゴンクエスト バトエンG1 - 100(2000年10月 - 2007年5月<ref name="batoen" />)
** ドラゴンクエスト キングバトエンG1 - 2(2004年<ref>{{cite web|url=http://www.square-enix.co.jp/shop/lineup-goods/battle_en/battle_en.html |title=ドラゴンクエスト バトエンG ジェネレーション |author= |website=ドラゴンクエスト バトエンG |publisher=スクウェア・エニックス|date= |accessdate=2024-01-21}}</ref>)
** 第4期 ドラゴンクエスト バトエンG HD1 - 58(2007年6月 - 2010年5月<ref name="batoen" />)
** 第5期 ドラゴンクエスト バトエンGP1 - 35(2010年9月 - 2012年11月<ref name="batoen" />)
** ドラゴンクエスト バトエン20th記念セット(第1期復刻)I - III(2013年8月14日<ref>{{cite web|url=https://www.dragonquest.jp/news/detail/885/ |title=バトエン生誕20周年を祝う記念セットが登場! |author= |website=ドラクエ・パラダイス |publisher=スクウェア・エニックス|date=2013-08-12 |accessdate=2024-01-21}}</ref>)
** 第6期 ドラゴンクエスト バトエンGX001 - 005(2013年9月 - 2014年1月<ref name="batoen" />)
==
*2016年には同作の30周年を記念し、『I』のパッケージデザインをモチーフとした巨大[[田んぼアート]]が、[[埼玉県]][[行田市]]の[[古代蓮の里]]隣接地の水田にて制作された<ref name="gyodaart2016">{{Cite web|和書|date=2022-01-20|url=https://www.city.gyoda.lg.jp/soshiki/kankyokeizaibu/nosei/gyomu/art/1766.html |title=田んぼアート平成28年度の取組 |website=行田市役所 |accessdate=2024-01-01}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2016-02-22|url=https://www.dragonquest.jp/news/detail/1711/|title=ギネス世界記録を持つ埼玉県行田市の「最大の田んぼアート」平成28年度のテーマが、『ドラゴンクエスト』に決定! |website=スクウェア・エニックス|accessdate=2024-01-01}}</ref>。作者の一人の堀井雄二も、この田んぼアートの田植えイベントに参加した。なお、同市の田んぼアートは「最大の田んぼアート(Largest rice field mosaic)」としてギネス世界記録に認定されている。
*2017年7月15日、堀井雄二の出身地である[[兵庫県]][[洲本市]]に、スライムとロトの剣、ロトの盾をかたどった銅像が建立された<ref>{{Cite web|和書|date=2017-07-16 |url=http://www.asahi.com/articles/ASK7G02F4K7FPIHB03Y.html |title=淡路島にスライム出現 ドラクエ生みの親の故郷に銅像 |publisher=朝日新聞社 |accessdate=2017-07-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170717031702/http://www.asahi.com/articles/ASK7G02F4K7FPIHB03Y.html|archivedate=2017-07-17}}</ref>。
*2018年には、『[[ドラゴンクエスト]]』の発売日であった5月27日が「ドラゴンクエストの日」として[[日本記念日協会]]に認定された<ref>{{Cite web|和書|title=32年前の今日、ドラクエは生まれた。発売当時、堀井雄二氏が抱いていた「不安」とは|author=ハフポスト日本版編集部|url=https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/26/dq_a_23444393/|publisher=ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン|website=ハフポスト|date=2018-05-27|accessdate=2018-05-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180528133317/https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/26/dq_a_23444393/|archivedate=2018-05-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=そして伝説がはじまった……! 5月27日が「ドラゴンクエストの日」に認定!|url=https://nlab.itmedia.co.jp/cont/articles/3279081/|author=宮原れい|publisher=アイティメディア|website=ねとらぼ|date=2018-05-27|accessdate=2018-05-27}}</ref>。
*[[ローソン|ローソン外神田三丁目店]]と大阪・日本橋なんさん通り店は、当作品とのコラボ店舗でスライムなどで装飾されている。
*2021年5月15日、[[兵庫県立淡路島公園]]内「ニジゲンノモリ」(兵庫県[[淡路市]])にて「[https://nijigennomori.com/dragonquestisland/ ドラゴンクエスト アイランド]」がオープンした<ref>{{Cite web|和書|date=2021-04-03 |url=https://nijigennomori.com/2021/04/03/dragonquest-3/ |title=【ドラゴンクエスト アイランド】05月15日(土)オープン決定!5月10日(月)~チケット販売開始! |publisher=ニンゲンノモリ |accessdate=2022-10-28}}</ref>。
{{Gallery|mode="packed"
|ファイル:Monument of Dragon Quest.jpg|ドラゴンクエスト記念碑
|ファイル:Gyoda Saitama Paddy Field Art Of Gyoda City 2016 1.jpg|ドラゴンクエスト田んぼアート
|ファイル:秋葉原_2019年CIMG4282.jpg|ローソン外神田三丁目店(2019年)
}}
=== 他作品への客演など ===
==== ゲーム ====
* [[リンクの冒険]](1987年) - 作中「ロトの墓」が登場する<ref>{{cite web|url=https://www.famitsu.com/news/202401/14330554.html |title=『リンクの冒険』が発売された日。『ゼルダの伝説』シリーズの中でも異色なサイドビューの高難度作品。ロトのお墓が登場するイースターエッグも有名【今日は何の日?】 |author=ウワーマン |website=ファミ通.com|publisher=KADOKAWA|date=2024−01−14 |accessdate=2024-01-21}}</ref>。
* [[カイの冒険]](1988年) - 作中「ホイミスライム」を模した敵キャラクターが存在する。スタッフクレジットにスペシャルサンクスとして「ドラゴンクエスト ホイミスライム」と記載されている。
* [[いただきストリート2 〜ネオンサインはバラ色に〜]](1994年) - ドラゴンクエストシリーズをモチーフとしたマップ「スラリン」「アレフガルド」がある。
* [[レディストーカー 〜過去からの挑戦〜]](1995年) - スーパーファミコン用RPG。作者の[[内藤寛]]は元[[チュンソフト]]所属(『III』『IV』のプログラマ)。『IV』の第二章のスピンオフとしてアリーナを主役に製作したが、諸事情により発売できなくなったため、キャラクター名やアイテム名などを変更して別作品として発売したと本氏よりYouTube等で明言されている<ref>『[[ゲームラボ]]』2007年3月号</ref>。
* [[MARIO SPORTS MIX]](2010年) - Wiiのスポーツゲーム。マリオシリーズのキャラクターが4種類の[[球技]]に挑戦する『MARIO SPORTS MIX』に、ドラゴンクエストシリーズからスライム(およびスライムベス、メタルスライム)がゲストとして登場、マリオシリーズ、および同じくゲストとして登場しているファイナルファンタジーシリーズのキャラクターたちと共演する。
* [[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]](2019年) - 2019年7月31日配信の追加DLC第2弾として『XI』の主人公が「勇者」名義で参戦<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/201907/31180443.html|title=『スマブラSP』新ファイター『ドラクエ』勇者は7月31日午前中配信。勇者の必殺ワザやアクションなど新情報まとめ|accessdate=2019-08-01}}</ref>。また、カラーチェンジで『III』、『IV』、『VIII』の主人公も使用可能のほか、最後の切りふだでシリーズ歴代の主人公たちが登場する<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.famitsu.com/news/201907/31180585.html|title=『スマブラSP』第2弾DLCファイター『ドラゴンクエストシリーズ』“勇者”が本日より参戦! 新ステージの天空の祭壇と8つの新楽曲もセットに|accessdate=2019-08-01}}</ref>。
===== 『いただきストリート』シリーズ =====
[[堀井雄二]]がゲームデザインを手掛けるボードゲーム『[[いただきストリート]]』に、ドラゴンクエストシリーズのキャラクターが客演。
* '''[[ファイナルファンタジーシリーズ]]とのコラボ'''
** 『[[ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial]]』(PS2:2004年12月22日)
** 『[[ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートポータブル]]』(PSP:2006年5月25日)
** 『[[いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY]]』(PS4・Vita:2017年10月19日)
* '''[[マリオシリーズ]]とのコラボ'''
** 『[[いただきストリートDS]]』(DS:2007年6月21日)
** 『[[いただきストリートWii]]』(Wii:2011年12月1日)
* 携帯アプリ
** 『[[ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート MOBILE]]』(iアプリ・EZアプリ:2011年2月3日)
==== テレビ番組 ====
[[テレビ東京]]系
* [[勇者ヨシヒコシリーズ]] - [[山田孝之]]主演・[[福田雄一]]脚本・監督のテレビドラマシリーズ。主人公の外見は『[[ドラゴンクエストV 天空の花嫁]]』と全く同じで、魔王を倒す旅に出るあらすじも同じ。モンスター名は明示していないがゲームに登場したモンスター、呪文の名前や効力などをパロディにしている。ゲームの効果音がそのまま使われている場面もあり、スクウェア・エニックスは協力としてクレジットされている。
** [[勇者ヨシヒコと魔王の城]]([[2011年]])
** [[勇者ヨシヒコと悪霊の鍵]]([[2012年]])
** [[勇者ヨシヒコと導かれし七人]]([[2016年]])
* [[ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜]](2013年) - ゲーム史を取り入れたテレビドラマ。第4話で『II』をめぐる騒動がストーリーのメインになっている。堀井雄二もカメオ出演している。
[[テレビ朝日]]系
* [[アメトーーク!|雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!]] - 2014年[[12月4日]]放送回で初のTVゲームのテーマ「ドラゴンクエスト芸人」を行った。扱ったゲームは『I』から『X』まで。番組最後に堀井が来ていたことが判明している。
[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系
* [[ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!#やるやらクエストシリーズ|やるやらクエスト]] - 『[[ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!]]』で行なわれたパロディコント。出演者の服装もドラゴンクエストシリーズをベースにしているほか、ゲーム音楽も一部使用された。「'''YARUYARA QUEST'''」のタイトルロゴは、「'''DRAGON QUEST'''」をベースにしたものとなっている。
* [[世にも奇妙な物語 秋の特別編 (2021年)|世にも奇妙な物語'21秋の特別編]]「ふっかつのじゅもん」(2021年) - [[桐谷健太]]主演の短編ドラマ。『II』と『III』がストーリー内に登場しており、スクウェア・エニックスが制作に協力している。
==== コラボレーション ====
* ファミコン版 Google マップ(2012年4月1日) - [[スクウェア・エニックス]]および[[任天堂]]協力の[[エイプリルフール]]企画<ref>{{Cite web|和書|date=2012-04-01 |url=https://blog.google/intl/ja-jp/products/explore-get-answers/2012_04_google-8/ |title=ファミコン版 Google マップ 8 ビットができました。 |publisher=Google |work=Google Japan Blog |accessdate=2012-04-01}}</ref>。「竜王が世界征服を完了した」という設定で<ref>{{webarchive |url=https://web.archive.org/web/20120401031242/http://www.dragonquest.jp/news/detail/536/ |date=2012年4月1日 |title=竜王様 世界征服完了のお知らせ - ドラクエ・パラダイス}}</ref>、ファミコン版ドラクエのワールドマップを模した「ファミコン版 Google マップ」(''Google Maps 8-bit'')が登場、Google マップをファミリーコンピュータ(NES)用に移植した[[モデム]]機能付ファミコン用カセットのネタ動画も[[Google]]により作成された<ref>{{YouTube|rznYifPHxDg|Google Maps 8-bit for NES}}</ref>。同年4月3日以降はGoogle マップの表面上からは削除されたが、Google Maps APIには残されている<ref>[https://www.google.com/maps?t=8&utm_campaign=8bit&utm_source=yt Google マップ]</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2012-04-02 |url=https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/609/2609335/?r=1 |title=竜王はどこだ!? 『Googleマップ8ビット』を攻略せよ |publisher=アスキーメディアワークス |work=週アス+ |accessdate=2012-04-04}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2012-04-02 |url=https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/609/2609335/?r=1 |title=えっ、も、もう!? 「ドラクエ風Googleマップ」がさっそくゲームになりました |publisher=ITmedia |author=池谷勇人 |accessdate=2012-04-04}}</ref>。
* [[トヨタ・アクア]] - 2016年にドラクエとコラボした。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group=注|30em}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
== 参考文献 ==
* HIPPON SUPER編集部・編『ドラゴンクエストIV MASTER'S CLUB』JICC、1990年。
* ファミコン神拳奥義大全書 復刻の巻(ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III付録、2011年)
* 『ドラゴンクエスト 25周年記念 BOOK』Vジャンプブックス、2011年。
* {{Cite web |date=2013-08-22 |url=https://www.4gamer.net/games/139/G013996/20130822039/ |title=[CEDEC 2013]「日本人のためのMMORPGの開発」聴講レポート。「ドラゴンクエストX」が破ったオンラインゲーム開発の“常識”,そしてドラクエが挑戦する理由とは? |publisher=Aetas |accessdate=2013-12-12 |website=[[4Gamer.net]]}}
== 関連項目 ==
* [[ドラゴンクエストシリーズの楽曲一覧]]
== 外部リンク ==
{{Wikinews|ドラゴンクエストIX、「すれちがい通信」1億人突破でギネス世界記録に認定}}
{{commonscat|Dragon Quest}}
*
* [
* [
*
{{DragonQuest}}
{{ドラゴンクエスト関連作品}}
{{デフォルトソート:とらこんくえすとしりいす}}
[[Category:ドラゴンクエスト|*]]
[[Category:日本のギネス世界記録]]
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