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{{生物分類表
|名称 = ニオイテンジクアオイ<ref>{{Cite web|和書|author = [[米倉浩司]]|coauthors = 梶田忠|year = 2003-|url =http://ylist.info/ |title = 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)|work = |publisher = |accessdate = 2023-07-20}}</ref><br>(ローズゼラニウム)
|色 =
|画像 = [[ファイル:Rose Geranium.jpg|240px]]
|画像キャプション = ニオイテンジクアオイ(''Pelargonium graveolens'')
|界 = [[植物界]]
|門階級なし = [[被子植物
|綱階級なし = [[真正双子葉
|目 = [[フウロソウ目]]
|科 = [[フウロソウ科]]
|属 = [[テンジクアオイ属]]
|種 = '''ニオイテンジクアオイ''' {{
|学名 = {{snamei|Pelargonium graveolens}} {{taxonomist|L'Hér.}}
}}
'''ニオイテンジクアオイ'''(匂天竺葵、学名: ''Pelargonium graveolens'')は、
== 学名の由来 ==
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成長すると高さ1.3メートルほどに達する常緑性低木<ref name=P167>[[#Peterson et al.|Peterson et al.]], p.167</ref>。葉には深い切れ込みがあり、繊毛があるため手触りが柔らかく、強いバラ様の香りがある<ref name=P167/>。
17世紀後半に南アフリカからヨーロッパに導入され、その後[[レユニオン]]島や[[モロッコ]]で栽培された<ref name=inoue191/><ref>{{Cite web |author=Jade Shutes
==精油の利用==
[[File:GeraniumEssOil.png|thumb|120px|ゼラニウム精油]]
ローズゼラニウムは元々[[香料]]用に栽培されていたが、[[精油]]を用いた補完・代替医療である[[アロマセラピー]]で、初期のアロマセラピストが古いイギリスの本草書にある[[ヒメフウロ]](姫風露、学名:Geranium robertianum L.)の情報を誤って転用したため、不正確な情報で広く利用されている<ref name="バルチン">マリア・リス・バルチン 『アロマセラピーサイエンス』 田邉和子・松村康生監訳、フレグランスジャーナル社、2011年。ISBN 978-4894792005</ref>。
精油の香りには鎮静と刺激、両方の効果があり、香りを嗅いでリラックスする場合と、逆の効果が現れる場合がある<ref name="バルチン"/>。
比較的安全な精油であり、食品業界・化粧品業界で多用されているが、近年[[EU]]によって、非常に強い[[感作]]性を有するという評価がされた<ref name="バルチン"/>。
ローズゼラニウム油やその成分は、
== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
* マリア・リス・バルチン 『アロマセラピーサイエンス』 田邉和子・松村康生監訳、フレグランスジャーナル社、2011年。
* {{Cite book|和書|author=井上重治 |year=2009 |title=サイエンスの目で見る―ハーブウォーターの世界 |publisher=フレグランスジャーナル社 |isbn=978-4894791558 |ref=井上}}
* {{Cite journal |author=Amelia Peterson, Siti Machmudah, Bhupesh C Roy, Motonobu Goto,Mitsuru Sasaki and Tsutomu Hirose |url=https://
* Maria Lis-Balchin 編集 ''Geranium and Pelargonium: History of Nomenclature, Usage and Cultivation (Medicinal and Aromatic Plants - Industrial Profiles)''
{{Taxonbar|from1=Q164306}}
{{Plant-stub}}
{{
[[Category:花卉]]
[[Category:フウロソウ科]]
[[Category:精油]]
[[Category:シャルル=ルイ・レリティエ・ドゥ・ブリュテルによって名付けられた分類群]]
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