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{{出典の明記|date=2025年4月}}
{{基礎情報 会社
| 社名 = 静活株式会社
| 英文社名 = Shizukatsu Co., Ltd.
| ロゴ =
| 画像 = File:Mainichi Ezaki Building daytime.jpg
| 画像説明 = 本社のある毎日江崎ビル
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
| 市場情報 =
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| 支店舗数 =
| 決算期 = [[1月31日]]
| 主要株主 = [[江﨑 善三郎]] 6.8%<br />(株)江﨑新聞店 2.2%<br />江﨑 和明 2.0%
| 主要子会社 =
| 関係する人物 =
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| 特記事項 =
}}
'''静活株式会社'''(しずかつ、{{Lang-en-short|''Shizukatsu Co., Ltd.''}})は、[[静岡県]][[静岡市]]を中心に[[映画館]]とアミューズメント施設を経営・運営している企業である。[[江崎新聞店]]の[[子会社]]である。社名は旧名称の'''静岡活動写真'''(しずおかかつどうしゃしん)の略
 
社名は旧名称の'''静岡活動写真'''(しずおかかつどうしゃしん)を略したものである。
 
== 沿革 ==
* 1919年([[大正]]8年)4月 - '''静岡活動写真株式会社'''設立(資本金3万3千円)。同年、洋画専門館「キネマ館」開業。
*:1932年([[昭和]]7年)の時点では、静岡市内の映画館はキネマ館のほか、[[電気館]]、歌舞伎座、立花館、明治館の4館が存在していた<ref>{{Cite web|和書|url=http://homepage1.nifty.com/y_nakahara/sizuoka7.htm|title=昭和7年の静岡県の映画館|publisher=中原行夫の部屋(原資料『[[キネマ旬報]]』)|accessdate=2013-04-18}}</ref>。
* 1948年(昭和23年)1月 - '''静活株式会社'''に社名変更。
* 1951年(昭和26年)12月31日 - [[静岡オリオン座]](初代)開業。
* 1957年(昭和32年)
** 6月25日 - 静活会館(静岡[[松竹]]劇場・有楽座)開業。劇場の建物正面には、[[ジョルジュ・スーラ]]の絵画『[[グランド・ジャット島の日曜日の午後]]』が描かれていた。
** 12月 - 静活文化会館開業。同館内に「静岡大映劇場」(後の静岡松竹→静岡ピカデリー)を新設。
* 1961年(昭和36年)12月 - 静活有楽会館開業。同館内に「静岡日活劇場」「銀座劇場」(後の静岡ミラノ1・2・3)を新設。
* 1965年(昭和40年):) - 静活文化会館の最上階にあった喫茶店を改修し「静岡小劇場」とする。
* 1967年(昭和42年):) - 静活文化会館地下にあったアイススケート場「静岡アイスパレス」跡地に「静岡名画座」(後の静岡ピカデリー2)開業。
* 1970年(昭和45年)2月 - 静活ボウリングビル開業<ref>このビルはその後、静岡県民放送(通称:静岡けんみんテレビ、現:[[静岡朝日テレビ]])の本社演奏所「テレビ会館」となる。(1978年 - 1998年)</ref>
* 1971年(昭和46年):) - 静岡オリオン座(初代)閉館。それにともない静岡松竹劇場を[[静岡オリオン座]](2代)に改称。洋画ロードショー館となる。
* 1972年(昭和47年)頃 - 後に静岡けんみんテレビ局舎となる多目的ビルが落成。
* 1992年([[平成]]4年):) - 成人向映画館だった「静岡南街劇場」閉館。
* 2007年(平成19年)
** 6月25日 - 静岡オリオン座開業50周年記念イベント開催。同年11月3日、『[[オリヲン座からの招待状]]』を静岡オリオン座で封切る。
** 12月22日 - [[駿東郡]][[清水町 (静岡県)|清水町]]に[[シネマコンプレックス]]「シネプラザサントムーン」オープン。
* 2008年(平成20年)9月13日 - 静岡[[東映]]跡を借り受け「静岡ピカデリーZERO」としてオープン。
* 2011年(平成23年)
** 10月2日 - [[七間町 (静岡市)|七間町]]で経営する6館9スクリーンを全て閉館。これにより、七間町の映画館は[[日映]]が運営する静岡東宝会館のみとなった。
** 10月5日 - 建替えとなった[[新静岡セノバ]](前身は[[新静岡センター]])内にシネマコンプレックス「シネシティ・ザート」をオープン。
* 2022年([[令和]]4年)
** 2月25日 - 静活ボウリングビル跡地に複合施設ARTIE(アルティエ)をオープン。
 
== 映画館 ==
=== シネシティ・ザート ===
[[ファイル:Shinshizuoka-cenova.jpg|thumb|250px|シネシティ・ザートが入居する新静岡セノバ]]
'''シネシティ・ザート(CINECITY ZART)'''は、2011年10月5日に開業した商業施設「[[新静岡セノバ]]」9階に所在するシネマコンプレックス。館名の「'''ZART'''」(ザート)は、[[七間町 (静岡市)|七間町]]にあった「オリオン座」(後述)の“座(ZA)”と、芸術の英語読みである「アート(ART)」を掛けた造語である<ref>{{Cite web|和書|author=ZATRUN 今日の一言|url=http://www.cenova.jp/shop/9010/2011/10/zatrun-1.php|title=シネシティ・ザート|publisher=新静岡セノバ|date=2011-10-01|accessdate=2012-12-30}}</ref>。10スクリーン・定員1941人。全スクリーンが[[DLP]]上映に対応している。
2016年12月31日から、1番シアターで上映する一部の作品で、重低音を強化した体感上映を実施している。
{|class="wikitable" style="text-align:center"
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|}
 
=== LIVLIV ===
===シネプラザサントムーン===
ホログラムシアター(ARTIE / 葵区七間町4番地)
[[駿東郡]][[清水町 (静岡県)|清水町]]・[[サントムーン柿田川]]内にあるシネマコンプレックス。静岡県内最大の12スクリーン・総座席数2,004席を保有する(2012年12月現在)。6本観ると1本が無料で観賞できるカードがある。また曜日ごとに各種サービスも充実している。なお、近隣には[[ジョイランド]]沼津宝塚ビル、ジョイランドみしま、[[シネマサンシャイン]]沼津などの映画館もある。
 
=== シネプラザサントムーン ===
[[駿東郡]][[清水町 (静岡県)|清水町]]・[[サントムーン柿田川]]内にあるシネマコンプレックス。静岡県内最大の12スクリーン・総座席数2,004席を保有する(2012年12月現在)。6本観ると1本が無料で観賞できるカードがある。また曜日ごとに各種サービスも充実している。なお、近隣には[[ジョイランド]]沼津宝塚ビル、ジョイランドみしま、[[シネマサンシャイン]]沼津などの映画館もある。
 
[[ドルビーデジタル|サラウンドEX]]と[[デジタル・シアター・システムズ|DTS]]、DLP上映はは全スクリーンに対応している。
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|'''2'''|| 332 || 3D(RealD方式)対応
|-
|'''3'''|| 332 || 35mm映写機併用<br />一部の作品で臨場感体感上映を実施
|-
|'''4'''|| 108 ||
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*: 定員590人<ref>末期は正面玄関に「'''PREMIUMSEAT 590'''」と書かれたマットが敷かれていた。</ref>。
* '''静岡有楽座'''(葵区七間町15番地)
*: 定員382人。オリオン座の地下にあった映画館。主に洋画を中心に上映していた。場内ロビーには[[パウル・クレー]]の絵画『船乗りシンドバッド』が展示されていた<ref name="shichiken">{{Cite web|和書|url=http://www.7town.jp/modules/history/index.php?lid=49|title=静活会館|publisher=七間町名店街オフィシャルサイト|accessdate=2012-07-24}}</ref>。
* '''静岡ピカデリー1・2'''(葵区七間町14番地)
*: [[日活]]映画の封切館だった「[[電気館#他地域の電気館|電気館]]」の跡地に建てられたピカデリー1(定員463人)は1957年(昭和32年))に「静岡大映劇場」として開業。[[大映]]作品の封切館であったが、大映の倒産と初代オリオン座の閉館を機に静岡松竹に改称。その後ピカデリー1となった。
*: ピカデリー2(定員315人)は1967年(昭和42年)に開業した「静岡名画座」が前身。当初は[[名画座]]として営業していたが、次第に洋画のロードショー館となっていった。
*: 東京の[[丸の内ピカデリー]]1・2・3系の洋画の大作と邦画をメインに上映していたが、まれに[[東宝]]洋画系作品も上映することがあった。
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|'''ミラノ3'''||222||DOLBY SR
|}
* '''静岡ピカデリーZERO'''(葵区七間町12番地、シー・ウエーブ七間町<ref>ビルの1階にはかつて[[ファミリーマート (企業)#(3代目)サークルケイ・ジャパン株式会社 / 株式会社サークルKサンクス / (2代目)株式会社ファミリーマート|サークルK]]があったが、吸収合併により現在は[[ファミリーマート]]が入居している。</ref>内)
*: 定員237人。1955年(昭和30年)に開業し、2002年(平成14年)に新築した[[東映]]系映画館「静岡東映」撤退にともないその跡を借り受け、2008年(平成20年)9月13日にオープンした(この時点で静岡市内から東映系列の映画館が姿を消した)。館名の“'''ZERO'''”は、原点(ゼロ)に戻り、世界中の素晴らしい映画を届けていきたいという意味からきている。静岡県内初の3Dデジタルシネマシステムを導入していた<ref>オリオン座と有楽座も晩年は3D対応となっていた。</ref>  
*: 子会社
*: 有限会社 [[静活観光]] [[静興]]
*'''[[若竹座|常盤劇場]]'''
*: 沿革については[[若竹座]]を参照。
 
== アミューズメント施設 ==
* 静活プラザボウルARTIE、[[セガGENDA エンタテインメントGiGO Entertainment|セガワールドGiGO]]静岡(葵区七間町4番地)
 
== 関連人物項目 ==
* [[若竹座]]
* [[片井文乃]](女性プロボウリング選手。かつて本社に所属していた)
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references />
{{Reflist}}
 
==グループ 関連会社 ==
* [[江崎新聞店]]([[親会社]])
* [[静岡オリココミ]]
* [[静活観光]](解散(清算結了))<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/henkorireki-johoto.html?selHouzinNo=2080002002571|title=国税庁法人番号公表サイト 検索結果|accessdate=2021年8月9日}}</ref> {{要出典|date=2021年8月}}
* [[静興]] {{要出典|date=2021年8月}}
 
== 注・出典 ==
==グループ会社==
<references />
*[[江崎新聞店]]([[親会社]])
*[[静岡オリココミ]]
*[[静活]]
*[[静活観光]]
*[[静興]]
 
== 外部リンク ==
* [http://www.shizukatsu.co.jp/ 静活株式会社 公式サイト]
* [https://www.ezakinet.co.jp/ 株式会社江崎新聞店 公式サイト]
* [http://www.zart.jp/ シネシティ・ザート]
* [http://www.shizukatsu.co.jp/cineplaza/ シネプラザサントムーン]
* 「港町キネマ通り」サイト内の記事
** [http://www.cinema-st.com/road/r052a.html 静活・七ぶらシネマ通り] - (2006年(平成18年)6月取材のもの)
** [http://www.cinema-st.com/amuse/a041.html シネシティ・ザート] - (2014年(平成26年)9月取材のもの)
 
{{DEFAULTSORT:しすかつ}}