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{{サッカークラブ
| クラブ名 = {{ruby|全北現代|チョンブク ヒョンデ}}モータース<br />전북 현대 모터스
| font-color = white
| backgroundfont-color = #00703CFFDD00
| background-color = #034F36
| border-color = #004281
| 原語表記 = {{lang|ko|전북 현대 모터스 축구단}}<br />全北 現代 모터스 蹴球團
| 愛称 = 全北FC <br /> Dakgong <br /> 緑色戦士(녹색전사/綠色戰士)
| カラー = {{colorbox|#00703C034F36}} 緑(グリーン)
| 創設 = 1994
|リーグ = [[Kリーグ1]]
| ディビジョン = 1部
| ホームタウン = [[全特別自治]]・[[全州市|全州]]
| スタジアム = [[File:Jeonju World Cup Stadium 2016.jpg|250px]][[全州ワールドカップ競技場]]
| キャパ = 42,477
| 法人名 = 全北現代モータースFC株式会社([[現代自動車]]の完全子会社)
| 代表 = {{Flagicon|KOR}} [[鄭義宣裕錫]]
| 監督 = {{Flagicon|PORURU}}{{Flagicon|ESP}} [[ジョゼ・モライタボ・ポジェ]]
| HP = httphttps://www.hyundai-motorsfc.com/
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}}
'''全北現代モータース'''(チョンブク・ヒュンダイ(ヒョンデ・モータース、[[ハングル]]:전북{{lang-ko-kr|전북 현대 모터스 축구단}}[[ハングル専用文と漢字ハングル混じり文{{lang-en|漢字ハングル混じり文]]:全北 現代 모터스 蹴球團、[[英語]]:JeonbukJeonbuk Hyundai Motors)Motors}})は、[[大韓民国|韓国]]の南西部の[[全特別自治]]の[[全州市|全州]]を縁故地(ホームタウンとする韓国プロサッカークラブである。韓国プロサッカーリーグ・[[Kリーグ1]]に加盟している。通称・'''全北現代'''と表記されることもある。
 
[[現代自動車]]がオーナー企業であり、同社の完全子会社である全北現代モータースFC株式会社が運営法人となっている。
 
== 概要 ==
1993年、'''完山ピューマ'''(완산 푸마、ワンサン―、''Wansan Puma''・プーマ)として創立した。韓国初の市民クラブで、ホームタウンは韓国の南西部、全羅北道の全州市である。
 
国際タイトルでは2006年と2016年の[[AFCチャンピオンズリーグエリート|AFCチャンピオンズリーグ]]を2回、国内タイトルでは[[Kリーグクラシック|Kリーグ1]]を49回、[[韓国FAカップ]]を35回、[[韓国スーパーカップ]](2006年大会を最後に廃止された)1回の優勝を果たしている。
 
== 歴史 ==
=== 1993年(クラブ創設) ===
; [[1993年]]
'''完山ピューマ'''(완산 푸마、ワンサン―、''Wansan Puma''・プーマ)創立。韓国初の市民クラブ。
 
=== 1994年(全北バッファロー、全北ダイノスに改称) ===
; [[1994年]]
'''全北バッファロー'''(전북 버팔로、チョンブク―、''Chonbuk Buffalo''・バッファロー)に改称。
 
; [[1994年]]
12月、財政悪化のためクラブ解体の危機に陥るが、現地に商用車生産拠点を置く[[現代自動車]]の出資により'''全北ダイノス'''(''Chonbuk(전북 Dinos''다이노스、チョンブク・ダイノス)として生まれ変わる。
 
=== 1997年(全北現代ダイノスに改称) ===
; [[1997年]]
'''全北現代ダイノス'''(전북 현대 다이노스、チョンブク・ヒョンデ・ダイノス)に改称。
 
=== 2000年(全北現代モータースに改称) ===
; [[2000年]]
5月、'''全北現代モータース'''(전북 현대 모터스、チョンブク・ヒョンデ・モータース)に改称。
 
当時、クラブ自体はリーグ戦だと上位進出が少なく、[[韓国FAカップ]]、[[アジアカップウィナーズカップ]]、さらには[[AFCチャンピオンズリーグエリート|AFCチャンピオンズリーグ]]といったカップ戦に強いことで知られるチームであった。
 
=== 2006年(AFCチャンピオンズリーグ初優勝) ===
; [[2006年]]
[[AFCチャンピオンズリーグ2006|2006年のACL]]では、グループステージで[[ガンバ大阪]]、準決勝で[[蔚山HD FC|蔚山現代FC]]を下し、初の決勝進出を果たす。そして決勝戦では、[[シリア]]のアル・カラマを第1戦・第2戦通じて3-2で下し、初のアジアの王者に輝いた。同年12月、アジア代表として[[FIFAクラブワールドカップ2006]]に出場するも、出場6チーム中5位に終わった。
 
; [[2007年]]
翌[[AFCチャンピオンズリーグ2007|2007年のACL]]にも、前回優勝チームとして決勝トーナメントから出場したものの準々決勝で[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]に敗れた。特に全北試合でナショナリズホー剥き出しで行われた第2戦では、全北選手が執拗なラフプレーを行った挙句全北の韓国人主将が試合後にレッドカードを提示された全北の主将キム・ジェヨンが主審に対し中指を突き立てるなどの行為が問題いう、前代未聞の悪態を晒しなった。
 
=== 2009年(リーグ戦初優勝) ===
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=== 2011年 ===
; [[2011年]]
[[AFCチャンピオンズリーグ2011]]のグループリーグで[[セレッソ大阪]]、[[山東魯能泰山足球倶楽部|山東魯能泰山足球倶楽部]]、[[アレマ・マランFC|アレマ・インドネシアFC]]のグループGを5勝1敗の首位通過で決勝トーナメントに進出した。
 
[[AFCチャンピオンズリーグ2011|ACL2011]]のラウンド16で[[天津津門虎足球倶楽部|天津泰達足球倶楽部]]と対戦した。ホームでの一発勝負を3-0で勝利して準々決勝に進出した。準々決勝でC大阪と対戦した。アウェイの第1戦を3-4で敗れたが、ホームの第2戦で6-1と勝利し合計スコア9-5で準決勝に進出した。準決勝では[[アル・イテハド]]と対戦、アウェイの第1戦を2-3で勝利するとホームの第2戦でも2-1で勝利し合計スコア5-3で決勝に進出した。決勝では[[アル・サッド]]と対戦、ホームでの一発勝負を2-2(PK2-4)で敗れ準優勝に終えた。2006年以来の優勝はならなかった。
 
リーグ戦ではチャンピオン決定戦で[[蔚山HD FC|蔚山現代ホランイ]]に勝利し、2年ぶり2度目のリーグ戦優勝を飾った。
[[AFCチャンピオンズリーグ2011|ACL2011]]の準決勝で[[アル・イテハド]]と対戦した。アウェイの第1戦を2-3で勝利するとホームの第2戦でも2-1で勝利し合計スコア5-3で決勝に進出した。決勝で[[アル・サッド]]と対戦した。ホームでの一発勝負を2-2(PK2-4)で敗れ準優勝に終えた。2006年以来の優勝はならなかった。
 
リーグ戦ではチャンピオン決定戦で[[蔚山現代FC|蔚山現代ホランイ]]に勝利し、2年ぶり2度目のリーグ戦優勝を飾った。
 
==== 「大地震お祝い」横断幕事件 ====
2011年9月27日、[[AFCチャンピオンズリーグ2011]]準々決勝第2戦、全州ワールドカップ競技場でのセレッソ大阪戦で一部の全北サポーターが「日本の大地震をお祝います(原文ママ)」と同年[[3月11日]]に日本で発生した[[東日本大震災]]を用いて、[[日本]]を誹謗中傷する[[横断幕]]を観客席で掲げたため、セレッソ大阪のスタッフが運営側に指摘し前半途中に幕撤去された<ref>[https://web.archive.org/web/20110928191214/http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110928/scr11092812310007-n1.htm 韓国で「東日本大震災を祝う」の幕 C大阪が抗議]、産経ニュース 2011年9月28日</ref>。
 
当時C大阪社長の藤田信良は「国のことを言われれば、我々としては抗議しなくてはいけない」として試合後、[[アジアサッカー連盟]]に抗議文を提出した。これに対し全北側は謝罪を行い、「今回の一件で失意にくれる日本の国民とサッカーファンに深々とお詫びの言葉を述べさせていただくとともに、今後はこのようなことが再発しないように努力していきます」といった謝罪文を公式ウェブサイトに掲載し<ref>{{cite news |title=「大地震をお祝い」横断幕の全北現代がHP上で謝罪 |publisher=サッカーキング |date=2011-09-28 |url=http://www.soccer-king.jp/jleague/article/2011092801940_cerezo_jeonbuk.html |accessdate=2011-09-29}}</ref>、横断幕を掲げたサポーターには、10年間のホームスタジアム入場禁止の処分が下された<ref>{{cite news |title=「大地震お祝い」横断幕を掲げたサポーターが謝罪…10年間のスタジアム入場禁止 |publisher=サッカーキング |date=2011-09-30 |url=http://www.soccer-king.jp/jleague/article/201109301945_acl.html |accessdate=2011-10-01}}</ref>。
 
これに対して韓国メディアは、「気分の良い勝利だったが、グラウンドの外で問題が発生した」と報じ、韓国のインターネット上の一部に「日本のサポーターも[[旭日旗]]を持ち込んだりする」と、本件を擁護する意見があることも報じた<ref name=yougo0928>[https://web.archive.org/web/20110930151654/http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0928&f=national_0928_103.shtml 【韓国BBS】サッカーで「日本の大地震を祝う」横断幕、どう思う?]、サーチナ 2011年9月28日</ref>(ただし[[AFCアジアカップ2011]]における[[奇誠庸|猿真似パフォーマンス騒動]]の発端とされた旭日旗は、当日の試合会場には存在しなかったことが確認済み<ref name="kankokukeizainosinjitu">[[室谷克実]]、[[三橋貴明]]『韓国人がタブーにする韓国経済の真実』[[PHP研究所]]</ref><ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20110130194610/http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110128/scr11012814040012-n1.htm |title=テレ朝報じた「サルまね」旭日旗、実はW杯時の映像だった…同局が訂正、謝罪|newspaper=産経新聞 |date= 2011-01-28}}</ref>)。また一部の韓国メディアは、日本のマスメディアが横断幕を掲げた人物にモザイクをかけずに横断幕の写真を掲載したことに対して、「物議を醸す出来事を報じる際には観衆の顔をそのまま露出させてはいけない」「特定人物の人格を毀損することになる」と非難した<ref name=yougo0928/><ref name="FNN0928">[httphttps://megalodon.jp/2011-0928-2015-07/www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00208500.html サッカー・アジアCLの日韓チームの対戦で「日本の大地震をお祝いします」との横断幕]、FNN 2011年9月28日</ref><ref name=yougo0928/>。一方[[中央日報]]は「全州で見られた言葉は、[[国籍]]に関係なく、人間として考えられないほど低劣だった」と、横断幕を掲げた人物を厳しく非難した<ref>{{cite news |title=【コラム】大地震をお祝い? 全北の恥ずかしい応援|publisher=中央日報 |date=2011-09-30 |url=httphttps://japanese.joins.com/article/228JArticle/144228.html |accessdate=2011-09-30}}</ref>。
 
=== 2014年 - 現在(クラブ初のリーグ連覇) ===
; [[2014年]]
8回目の出場となった[[AFCチャンピオンズリーグ2014]]のグループリーグでは、[[広州恒大足球倶楽部|広州恒大足球倶楽部]]、[[メルボルン・ビクトリーFC|メルボルン]]、[[横浜F・マリノス]] のグループGを2勝2分2敗で2位通過して決勝トーナメントに進出した。[[AFCチャンピオンズリーグ2014|ACL2014]]のラウンド16で同国の[[浦項スティーラース]]と対戦した。ホームの第1戦を1-2で敗れるとアウェイの第2戦でも0-1で敗れ合計スコア1-3で敗退した。
 
[[Kリーグクラシック]]では3回目のリーグ制覇を果たした。
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'''八百長事件'''
 
2013年に全北現代のスカウトが審判2人に500万ウォン(約46万円)を渡し、チームに有利な判定をするように要求したことが発覚。このスカウトは懲役6ヶ月、執行猶予2年の有罪判決を受けた。チームに対しては9月30日、韓国プロサッカー連盟から勝ち点9剥奪と罰金1億ウォン(約920万円)の処分が下った。勝点が剥奪されてもリーグ首位を維持していたが、11月6日、2016年リーグ最終節で同じ勝ち点に並ばれ優勝を争っていた[[FCソウル]]との直接対決に敗れ、2位でシーズンを終えリーグ3連覇はならなかった。[[AFCチャンピオンズリーグ2017]]の出場権を獲得したが、2017年1月に審判買収事件で剥奪された。
 
'''2度目のAFCチャンピオンズリーグ優勝'''
 
審判不正買収の発覚による勝はく奪でKリーグクラシック3連覇には失敗したが、11月26日、[[AFCチャンピオンズリーグ 2016 決勝]]で[[アル・アインFC]]を下し、2006年以来10年ぶりとなる2度目の[[AFCチャンピオンズリーグエリート|AFCチャンピオンズリーグ]]優勝を決めた。
 
2006年以来なる2回目の出場となった[[FIFAクラブワールドカップ2016]]にAFC代表として出場し、準々決勝で北中米カリブ王者・[[クラブ・アメリカ]](メキシコ)に1-2で敗れ、5位決定戦ではアフリカ王者・[[マメロディ・サンダウンズFC|マメロディ・サンダウンズ]](南アフリカ)を4-1で下して5位に終わった。
 
; [[2017年]]
1月18日、アジアサッカー連盟は審判買収事件で[[AFCチャンピオンズリーグ2017]]の出場権を剥奪する決定を下したと発表した<ref>{{cite news|url=http://qoly.jp/2017/01/19/jeonbuk-hyundai-banned-2017-acl-kgn-1|title=審判買収の韓国・全北現代、ACL出場禁止が決定|publisher=Qoly Football web magazine|accessdate=2017-01-19}}</ref>。全北現代はこの判定を不服としてスポーツ仲裁裁判所へと訴えを起こしたが<ref>{{cite news|url=http://qoly.jp/2017/01/28/jeonbuk-hyundai-appealed-against-a-ban-from-the-2017-acl-to-cas-kgn-1|title=審判買収の韓国チーム、ACL追放の処分延期を狙い裁判へ|publisher=Qoly Football web magazine|accessdate=2017-01-28}}</ref>、スポーツ仲裁裁判所はこの訴えを受理しないことを決め、全北現代の出場停止は妥当であると認めた。「処分保留狙い」は失敗になった<ref>{{cite news|url=http://qoly.jp/2017/02/05/cas-confirms-jeonbuk-hyundais-ban-from-acl-kgn-1|title=審判買収の韓国クラブ、「処分保留狙い」は失敗…ACL出場は不許可|publisher=Qoly Football web magazine|accessdate=2017-02-05}}</ref>。
 
Kリーグクラシックでは2シーズンぶり5回目のリーグ優勝を達成した。
 
;[[2018年]]
[[AFCチャンピオンズリーグ2018]]ではグループリーグで[[柏レイソル]]、[[傑志体育会]]、[[天津天海足球倶楽部|天津権健足球倶楽部]]と戦い、5勝1敗で1位通過を決めた。続くラウンド16では[[ブリーラム・ユナイテッドFC]]に勝利したが、準々決勝で同じ韓国の[[水原三星ブルーウィングス]]にPKで敗れベスト8となった。
 
Kリーグクラシックでは第6節以降一度も首位を譲らず2連覇、6回目の優勝を遂げた。
 
このシーズンを最後に[[崔康熙]]が監督を辞任した。
 
;[[2019年]]
このシーズンから新監督に[[ジョゼ・モライス]]が就任した。
 
Kリーグクラシックでは[[蔚山HD FC|蔚山現代FC]]と激しい優勝争いを繰り広げ、最終的に得失点差で蔚山現代FCを上回りリーグ制覇。優勝回数を7回とし、[[城南FC]]と並びKリーグの最多優勝クラブとなった。
 
[[AFCチャンピオンズリーグ2019]]ではグループリーグで[[浦和レッドダイヤモンズ]]、[[北京中赫国安足球倶楽部]]、ブリーラム・ユナイテッドFCと戦い、4勝1分1敗でグループリーグ1位通過を決めた。続くラウンド16では[[上海海港足球倶楽部|上海海港]]にPKで敗れ、2大会連続となるPK戦での敗北となった。
 
;[[2020年]]
Kリーグクラシックではこのシーズンも蔚山現代FCとの優勝争いとなったが、第26節で蔚山現代との直接対決に勝ったことで蔚山現代を振り切り、Kリーグ史上初となる4連覇を達成。8回目のリーグ優勝を遂げ、Kリーグにおける単独最多優勝クラブとなった。
 
韓国FAカップにおいても決勝で蔚山現代FCを下し優勝、クラブ史上初となるKリーグ、FAカップの2冠を手にした。
 
[[AFCチャンピオンズリーグ2020]]ではグループリーグで[[横浜F・マリノス]]、[[上海海港足球倶楽部|上海海港]]、[[シドニーFC]]と対戦するも、横浜FMに2敗するなど苦しみ2勝1分3敗の3位で敗退した。
 
;[[2022年]]
[[サッカークラブのリザーブチーム|リザーブチーム]]の[[全北現代モータースN|全北現代モータースB]]が創設され、セミプロリーグである[[K4リーグ]]参戦を開始した。また、[[朴智星]]がテクニカルディレクターに就任した。
 
;[[2023年]]
[[ロベルト・ディ・マッテオ]]がテクニカルアドバイザーに就任。
 
;[[2024年]]
序盤から最下位に沈んで7代目監督[[ダン・ペトレスク]]が双方合意の下に契約解除するなど年間を通して終始苦しみ、ファイナルA入りを逃すどころか10位でリーグ戦を終えて入れ替え戦の末に辛くも[[Kリーグ1]]残留を決めたシーズンとなった。一方でトップチームとは対照的にBチームは[[K4リーグ]]で優勝し、翌年の[[K3リーグ]]昇格を果たしている。
 
;[[2025年]]
2024年12月24日に[[グスタボ・ポジェ]]を9代目監督に迎えて再起を図ることとなった<ref>{{cite pressrelease | title=전북현대, K리그 역대 최고의 사령탑 ‘거스 포옛’과 새 시대 만든다 | url=https://hyundai-motorsfc.com/media/news/100307 | publisher=全北現代モータース | date=2024-12-24 | accessdate=2024-12-24}}</ref>。また、リザーブチームが[[全北現代モータースN]]に改称した。
 
== タイトル ==
=== 国内タイトル ===
* '''[[Kリーグ1]]:7:9回''' [[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]][[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]][[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]][[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]][[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]][[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]][[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]][[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]][[ファイル:K League Classic Trophy.png|フレームなし|20x20ピクセル]]
** 2009, 2011, 2014, 2015, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021
* '''[[韓国FAカップ]]:5回''' [[ファイル:Korean FA Cup Trophy.png|フレームなし|26x26ピクセル]][[ファイル:Korean FA Cup Trophy.png|フレームなし|26x26ピクセル]][[ファイル:Korean FA Cup Trophy.png|フレームなし|26x26ピクセル]][[ファイル:Korean FA Cup Trophy.png|フレームなし|26x26ピクセル]][[ファイル:Korean FA Cup Trophy.png|フレームなし|26x26ピクセル]]
 
** 2000, 2003, 2005, 2020, 2022
* '''[[韓国FAカップ]]:3回''' [[ファイル:Korean FA Cup Trophy.png|フレームなし|26x26ピクセル]][[ファイル:Korean FA Cup Trophy.png|フレームなし|26x26ピクセル]][[ファイル:Korean FA Cup Trophy.png|フレームなし|26x26ピクセル]]
** 2000, 2003, 2005
 
* '''[[韓国スーパーカップ]]:1回'''
** 2004
 
=== 国際タイトル ===
* '''[[AFCチャンピオンズリーグエリート|AFCチャンピオンズリーグ]]:2回''' [[File:AFC Champions League Trophy.png|25px]][[File:AFC Champions League Trophy.png|25px]]
** 2006, 2016
 
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|-
! 2009
| Kリーグ || 28 || 17 || 6 || 5 || 59 || 33 || 57 || bgcolor="gold"| '''1位 '''|| 準決勝敗退 || '''優勝'''
|-
! 2010
176 ⟶ 227行目:
|-
! 2011
| Kリーグ || 30 || 18 || 9 || 3 || 67 || 32 || 63 || bgcolor="gold"| '''1位 '''|| ベスト16 || '''優勝'''
|-
! [[Kリーグ 2012|2012]]
| Kリーグ || 44 || 22 || 13 || 9 || 82 || 49 || 79 || bgcolor="silver"| 2位 || 準々決勝敗退 || rowspan="910" | 大会なし
|-
! 2013
185 ⟶ 236行目:
|-
! 2014
| Kクラシック || 38 || 24 || 9 || 5 || 60 || 22 || 81 || rowspan="2" bgcolor="gold" | '''1位''' || 準決勝敗退
|-
! [[Kリーグクラシック 2015|2015]]
| Kクラシック || 38 || 22 || 7 || 9 || 57 || 39 || 73 || bgcolor="gold"| '''1位''' || ベスト16
|-
! [[Kリーグクラシック 2016|2016]]
194 ⟶ 245行目:
|-
! 2017
| Kクラシック || 38 || 22 || 9 || 7 || 73 || 35 || 75 || rowspan="4" bgcolor="gold" | '''1位''' || ベスト32
|-
! 2018
| Kリーグ1 || 38 || 26 || 8 || 4 || 75 || 31 || 86 || bgcolor="gold"| '''1位''' || ベスト16
|-
! 2019
| Kリーグ1 || 38 || 22 || 13 || 3 || 72 || 32 || 79 || bgcolor="gold"| '''1位 || ベスト32
|-
! 2020
| Kリーグ1 || 27 || 19 || 3 || 5 || 46 || 21 || 60|| bgcolor="gold" ||'''優勝'''
|-
! 2021
| Kリーグ1 || || || || || || || || ||ベスト16
|}
 
== スタジアム・練習場 ==
注:Kリーグは2018年からKリーグ1(1部)・Kリーグ2(2部)の2部制に移行している。2018年以降のリーグ戦の成績はKリーグ1のもの。
=== ホームスタジアム ===
トップチームは[[全州市]]の[[全州ワールドカップ競技場]]を本拠地として使用している。2022年に創設された[[サッカークラブのリザーブチーム|リザーブチーム]]の[[全北現代モータースN]]については当初は{{仮リンク|全州ワールドカップ競技場補助競技場|ko|전주월드컵경기장 보조경기장}}を使用していたものの、2023年シーズンから[[完州郡]]参礼邑の完州公設運動場を本拠地としている<ref name="wanjugun">{{cite web |和書| title=전북현대FC 품은 완주군, 축구메카 조성 나선다 | url=https://www.news1.kr/local/jeonbuk/4927645 | publisher=news1 | author=カン・ギョヒョン | language=[[朝鮮語|韓国語]] | date=2023-01-17 | accessdate=2025-03-01}}</ref>。
 
=== 現所属メンバークラブハウス ===
クラブハウスは完州郡鳳東邑に建設され、2013年10月4日に開所式が行われた<ref>{{cite web |和書| title=세계로 가는 전북, '클럽하우스' 날개 달았다 | url=https://www.nocutnews.co.kr/news/1108586 | publisher=[[ノーカットニュース]] | author=オ・ヘウォン | date=2013-10-04 | accessdate=2025-06-18}}</ref>。また、2026年までに同地にアカデミーのクラブハウスも整備する計画である<ref name="wanjugun" />。
{{サッカークラブチーム選手一覧 開始}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=1|国籍=KOR|ポジション=GK|名前=[[李範永|イ・ボムヨン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=2|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[李鎔|イ・ヨン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=4|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[辛炯ミン|シン・ヒョンミン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=6|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[崔普慶|チェ・ボギョン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=7|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[韓教元|ハン・ギョウォン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=8|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[鄭赫|ジョン・ヒョク]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=9|国籍=ZAF|ポジション=FW|名前=[[ラルス・フェルトワイク]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=10|国籍=BRA|ポジション=MF|名前=[[ムリロ・エンリケ・ペレイラ・ロシャ|ムリロ・エンリケ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=11|国籍=KOR|ポジション=FW|名前=チョ・ギュソン}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=13|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[金甫ギョン|キム・ボギョン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=14|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[李承琪|イ・ソンギ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=15|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[具滋龍|ク・ジャリョン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=17|国籍=JPN|ポジション=MF|名前=[[邦本宜裕]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=19|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[朴原載|パク・ウォンジェ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 中央}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=20|国籍=KOR|ポジション=FW|名前=[[李同国|イ・ドングク]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=22|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[金珍洙|キム・ジンス]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=25|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[崔喆淳|チェ・チョルスン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=26|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[洪正好|ホン・ジョンホ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=28|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[孫準浩|ソン・ジュンホ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=31|国籍=KOR|ポジション=GK|名前=[[ソン・ボングン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=34|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[張潤鎬|チャン・ユノ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=35|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[ミョン・ジュンジェ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=42|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[ハン・スンギュ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=81|国籍=KOR|ポジション=FW|名前=[[イ・ケンホ]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=88|国籍=KOR|ポジション=GK|名前=[[洪正男 (サッカー選手)|ホン・ジョンナム]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=92|国籍=KOR|ポジション=DF|名前=[[金敏爀|キム・ミンヒョク]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=98|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[ユ・ソンミン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 終了}}
 
== 歴代所属選手 ==
※星印は外国人選手を示す。
{{main|Category:全北現代モータースの選手}}
 
== アカデミーおよびリザーブチーム ==
; [[監督]]
アカデミーはU-18、U-15、U-12、U-10、U-8で構成されている。
* {{Flagicon|POR}} [[ジョゼ・モライス]]
 
U-18チームについては{{仮リンク|全州永生高等学校|ko|전주영생고등학교}}と協約を締結し、同校のサッカー部として2009年3月25日に創立された<ref>{{cite web |和書| title=전북, 전주 영생고에 U-18팀 창단 | url=https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2009/03/23/2009032301717.html | publisher=OSEN via [[朝鮮日報]] | language=[[朝鮮語|韓国語]] | date=2009-03-23 | accessdate=2025-06-15}}</ref>。主な出身者には[[権敬源]]、[[李周勇]]、[[金玄]]、[[曺侑珉]]らがいる。
=== ローン移籍 ===
;out
{{サッカークラブチーム選手一覧 開始}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 選手|背番号=--|国籍=KOR|ポジション=MF|名前=[[文宣民|ムン・ソンミン]]}}
{{サッカークラブチーム選手一覧 終了}}
 
U-15チームについては{{仮リンク|東国大学校師範大学附属金山中学校|ko|동국대학교 사범대학 부속 금산중학교}}と協約を締結し、同校のサッカー部として2013年3月29日に創立された<ref>{{cite web |和書| title=전북현대 유소년축구팀 창단...인재육성시스템 완성 | url=https://www.jeollailbo.com/news/articleView.html?idxno=397180 | publisher=全羅日報 | author=パク・ウンヨン | language=[[朝鮮語|韓国語]] | date=2013-03-27 | accessdate=2025-06-15}}</ref>。主な出身者には{{仮リンク|金峻弘|ko|김준홍 (축구 선수)}}、[[趙榮光]]、{{仮リンク|趙珍浩|ko|조진호 (2003년)}}らがいる。
== 歴代監督 ==
{{main|Category:全北現代モータースの監督}}
 
また、主に23歳以下の選手が所属する[[サッカークラブのリザーブチーム|リザーブチーム]]として、2022年シーズンに全北現代モータースBを創設して[[K4リーグ]]に参入した。2024年シーズンにK4リーグ優勝を果たし、[[K3リーグ]]に昇格した2025年シーズンからチーム名を[[全北現代モータースN]]に改称した。
{| class="wikitable"
|-
!#
!氏名
!国籍
!在籍年
|-
|style="text-align: center;"|1
|[[車敬福]]
|{{KOR}}
|1994年11月26日 - 1996年12月{{0}}5日
|-
|style="text-align: center;"|2
|[[崔萬煕]]
|{{KOR}}
|1996年12月{{0}}6日 - 2001年{{0}}7月18日
|-
|style="text-align: center;"|*
|[[南大植]](代行)
|{{KOR}}
|2001年{{0}}7月18日 - 2001年10月{{0}}3日
|-
|style="text-align: center;"|3
|[[趙允煥]]
|{{KOR}}
|2001年10月{{0}}4日 - 2005年{{0}}6月12日
|-
|style="text-align: center;"|*
|Kim Hyung-yul(代行)
|{{KOR}}
|2005年{{0}}6月13日 - 2005年{{0}}7月10日
|-
|style="text-align: center;"|4
|[[崔康熙]]
|{{KOR}}
|2005年{{0}}7月{{0}}4日 - 2011年12月21日<br>2013年{{0}}6月28日 - 2018年12月2日
|-
|style="text-align: center;"|*
|[[李興実]](代行)
|{{KOR}}
|2012年{{0}}1月{{0}}5日 - 2012年12月12日
|-
|style="text-align: center;"|*
|[[ファビオ・レフンディス]](代行)
|{{BRA}}
|2012年12月20日 - 2013年{{0}}6月30日
|-
|style="text-align: center;"|*
|[[辛弘基]](代行)
|{{KOR}}
|2013年{{0}}6月25日 - 2013年{{0}}6月27日
|-
|style="text-align: center;"|5
|[[ジョゼ・モライス]]
|{{POR}}
|2018年12月{{0}}3日 -
|}
※(2011年12月から2013年6月まで韓国代表監督。この間クラブは監督職を置かず、監督代行が指揮を執った)
 
== 歴代所属選手 ==
{{main|Category:全北現代モータースの選手}}
 
== スタジアム ==
[[ファイル:Jeonju World Cup Stadium 2016.jpg|thumb|250px|全州ワールドカップ競技場]]
{{main|全州ワールドカップ競技場}}
* ホームスタジアムは[[大韓民国]]の西南部地域・[[全羅北道]]・[[全州市]](チョンジュ)にあるサッカー専用スタジアムの[[全州ワールドカップ競技場]]である。
 
== 脚注 ==
331 ⟶ 289行目:
== 外部リンク ==
{{commons category|Jeonbuk Hyundai Motors FC}}
* {{officialsite}}{{ko icon}}{{en icon}}
; 公式
* [http://www.hyundai-motorsfc.com/ 全北現代モータース オフィシャルウェブサイト]{{ko icon}}{{en icon}}
* [http://www.facebook.com/jhmfc 全北現代モータース Facebook]{{ko icon}}
* [http://twitter.com/Jeonbuk_hyundai 全北現代モータース Twitter]{{ko icon}}
* [http://www.youtube.com/channel/UCKxMSkJHBIpn5b4vUQHYliQ 全北現代モータース YouTube]{{ko icon}}
 
{{全北現代モータースのメンバー}}
{{Navboxes|titlestyle=background:#00703C034F36; color:white#FFDD00; border:1px3px solid #FFDE00|list1=004281; line-height:120%;
|list1=
{{Kリーグ}}
{{AFCチャンピオンズリーグ}}
344 ⟶ 299行目:
{{AFCチャンピオンズリーグ優勝クラブ}}
}}
{{Footy-stub}}
 
{{Footy-stub}}
{{DEFAULTSORT:ちよんふくひよんてもたす}}
{{DEFAULTSORT:ちよんふくひよんてもおたあす}}
[[Category:韓国のサッカークラブ]]
[[Category:全州市北特別自治道のスポーツ]]
[[Category:現代-起亜自動車グル全州市のスポ]]
[[Category:現代-起亜自動車グループのスポーツ活動]]