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役者似顔絵を得意とした絵師には、[[勝川春好]]、[[勝川春英]]、[[鳥居清長]]、[[東洲斎写楽]]、[[歌川豊国]]などがいる。
 
第二次世界大戦後・朝鮮戦争中には、絹こすり絵というアメリカ軍兵士向けのお土産品としての肖像画が作られた<ref>{{Cite web |url=https://bijutsutecho.com/magazine/interview/20892 |title=現代美術を揺さぶる妄想の力。ユアサエボシインタビュー |access-date=2024-11-03 |date=2019-11-15 |website=美術手帖 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/4000614/4000831/4000960.html |title=2016年4月26日 1950年代の美術資料より きぬこすり絵|板橋区立美術館 |access-date=2024-11-03 |website=板橋区立美術館 |language=ja}}</ref>。
 
== 似顔絵の種類と用途 ==
=== 犯罪捜査としての似顔絵 ===
{{main|{{ill2|捜査用似顔絵|en|Facial composite}}}}
[[警察]]による身元不明者や犯罪被害者(白骨死体から復顔した後など)の情報提供を呼びかける場合や、[[犯人]]を[[指名手配]]する際の[[写真]]が得られない場合、または指名手配犯が[[整形手術]]で顔形を変える可能性がある場合、「似顔絵」または「整形後の想像画」を用いることが多い。これらを担当する捜査警察官は'''似顔絵捜査官'''と呼ばれる。
 
また、似顔絵は顔の特徴を強調するため、写真やビデオ画像よりも犯人の記憶を思い起こしやすく、かえって[[逮捕]]に繋がりやすいという<ref>『記憶呼び起こす似顔絵、難事件相次ぎ解決…科学捜査時代に』2008年3月18日付配信 読売新聞</ref>。
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=== 芸能メディアにおける似顔絵の利用 ===
テレビ番組、特にバラエティ番組においては、放送中の番組に出演していないタレントを[[ワイプ]]合成などで紹介する際に、そのタレントの写真を使用すると[[肖像権]]が絡むため、[[芸能事務所]]など関係各所の許可が得られずに写真を使用できない場合や、許可は得られても肖像権料が高い場合などで、似顔絵で代用することがある。
* [[ジャニーズ事務所]]は長らく所属タレントの写真の使用を原則認めなかった<ref>{{Cite news |author= |date=2017-08-31 |url=https://www.j-cast.com/2017/08/31307303.html |title=外務省がタッキー写真をウェブ掲載! ミス?担当者に質問すると... |publisher=[[ジェイ・キャスト]] |newspaper=J-CASTニュース |accessdate=2017-08-31 }}</ref>が、現在は解禁し2018年1月31日から一部認めるようになってきている<ref>{{Cite news|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2018/01/31/0010945873.shtml|title=ジャニーズ 写真をネット解禁 一部制限付で|newspaper=[[デイリースポーツ]]|publisher=[[神戸新聞社]]|date=2017-01-31|accessdate=2018-01-31}}</ref>。
 
このほか、タレントが結婚を公表した際に、[[配偶者]]が芸能関係などではない一般人である場合は、プライバシー保護の観点から記者会見などで配偶者を写真ではなく、「芸能人に例えると●●さん」と言いながら自作の似顔絵で紹介することがある。当然に似顔絵は上手・下手があるものの、それも含めての話題作りとなっている。
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{{Commons|Category:Nigaoe|似顔絵}}
{{Commons|Category:Caricatures|似顔絵を含む諷刺画}}
* [[肖像]]
* [[フォトモンタージュ|モンタージュ写真]]
* [[戯画]](風刺画)
* [[戯作]]