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{{半保護}}
[[画像:TV Asahi Roppongi.jpg|thumb|300px|[[六本木ヒルズ]]新社屋(2004年6月撮影)]]
{{Otheruses|関東広域圏を放送地域とする東京都の放送局|社名に「朝日」を含む他の放送局|オールニッポン・ニュースネットワーク#加盟局}}
株式会社'''テレビ朝日'''('''テレビあさひ''')は、[[関東広域圏]]を[[放送対象地域]]とする[[放送局]]である([[放送#放送区域|放送区域]]は[[沖縄県]][[島尻郡]][[南大東村]]及び同[[北大東村]]が含まれる)。
{{Redirectlist|NETテレビ|インターネットを利用した動画配信サービス|インターネットテレビ|かつて存在したアメリカのテレビネットワーク|公共放送サービス}}
{{Pathnav|テレビ朝日ホールディングス|frame=1}}
{{基礎情報 会社
| 社名 = 株式会社テレビ朝日
| 英文社名 = TV Asahi Corporation
| ロゴ = [[ファイル:TV Asahi Logo.svg|150px]]
| 画像 = [[ファイル:TV Asahi Headquarters 20211106.jpg|250px]]
| 画像説明 = [[テレビ朝日本社ビル]]([[六本木ヒルズ]]内)
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
| 市場情報 = 非上場
| 略称 = EX、テレ朝
| 国籍 = {{JPN}}
| 本社郵便番号 = 106-8001
| 本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]六丁目9番1号
| 本店郵便番号 =
| 本店所在地 =
| 設立 = 2013年10月15日<br />(テレビ朝日分割準備株式会社)<br />(創業:1957年11月1日)
| 業種 = 5250
| 統一金融機関コード =
| SWIFTコード =
| 事業内容 = 放送法に基づく関東広域圏向けテレビジョン放送事業
| 代表者 = [[代表取締役]][[社長]] 西新
| 資本金 = 1億円
| 発行済株式総数 = 100株(2014年4月1日現在)
|売上高 = 2,367億5,800万円<br>(2025年3月期)<ref name="fy2024">[https://catr.jp/companies/a3581/60676/settlements/e7eff/416495 株式会社テレビ朝日 第12期決算公告]</ref>
|営業利益 = 69億1,400万円<br>(2025年3月期)<ref name="fy2024" />
|経常利益 = 165億1,100万円<br>(2025年3月期)<ref name="fy2024" />
|純利益 = 137億4,100万円<br>(2025年3月期)<ref name="fy2024" />
|純資産 = 2,144億2,200万円<br>(2025年3月期)<ref name="fy2024" />
|総資産 = 2,795億8,800万円<br>(2025年3月期)<ref name="fy2024" />
| 従業員数 = 1,239人<br />(2024年1月現在)
| 支店舗数 =
| 決算期 = 3月末日
| 主要株主 = [[テレビ朝日ホールディングス]] 100%
| 主要子会社 = <!--テレビ朝日自体の連結子会社なので記載維持-->[[テレビ朝日映像]] <br />[[テレビ朝日ミュージック]]<br />[[シンエイ動画]]<br />[[ロッピングライフ]] など<br />(いずれも[[連結子会社]])
| 関係する人物 =
| 外部リンク = https://www.tv-asahi.co.jp/
| 特記事項 = 2014年4月1日、テレビ朝日分割準備株式会社から株式会社テレビ朝日へ商号変更。2014年3月期決算は、旧法人のもの。
}}
'''株式会社テレビ朝日'''(テレビあさひ、{{lang-en-short|''TV Asahi Corporation''}})は、[[テレビ朝日ホールディングス]]の連結子会社であり、[[広域放送|関東広域圏]]を[[放送対象地域]]として[[テレビジョン放送]]事業を行う[[特定地上基幹放送事業者]]<ref group="注釈">[[地上アナログテレビジョン放送]]の[[放送区域]]には、本来は[[沖縄県]]の放送対象地域である[[大東諸島]]が含まれていた</ref>。[[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[六本木]]の[[テレビ朝日本社ビル]]([[六本木ヒルズ]])に本社を置く。
 
称はコールサイン末尾から'''EXテレ朝'''。英(てれあさ)、略称は'''TV Asahi CorporationEX'''。[[リモンキルサインID]]は[[地上アナログテレビジョン放送]]がJOEX-TV、[[地上デジタルテレビジョン放送]]がJOEX-DTV「'''5'''」。[[ANN]](“オールニッポン・ニュースネットワーク”、“アサヒ|オールニッポン・ニュースネットワーク”と間違える人が多い)という]](ANN)の[[ニュ局]]。[[系列カパー!プレミアムサービス|スカパー!]]で地方局各社とネを[[有料放送管理事業者|プラットフォクを結んでいる。通称:「'''ム]]として[[テレ朝'''」チャンネル]]の2つのチャンネルの放送を行う[[一般放送事業者#衛星一般放送事業者|衛星一般放送事業者]]でもある
 
[[2014年]][[4月1日]]、株式会社テレビ朝日(旧会社)は「株式会社テレビ朝日ホールディングス」へ商号変更、同時に地上波テレビジョン放送免許を含む現業全てを[[2013年]][[10月15日]]に設立した完全子会社「テレビ朝日分割準備株式会社」に承継し「株式会社テレビ朝日(現行会社)」に商号変更、[[放送持株会社]]体制に移行した。2014年[[3月31日]]までの旧会社と、2014年4月1日以降の現行会社についてもここで述べる。
筆頭[[株主]]は[[朝日新聞社]]で、第2位は[[東映]]。<!--そのためか,報道・論評は反日・朝鮮よりで[[2ちゃんねる]]など一部の人からは「'''テロ朝'''」などと揶揄される。-->
 
== 概要 ==
現在のテレビ朝日のロゴは棒でできたような形をしているが〔/tv asahi〕〔tv asahi\〕、これは[[イギリス]]のデザイナー[[TOMATO]]の製作によるもので、音に反応して[[コンピュータグラフィックス|CG]]によりランダムに切り替わる。CM明けなどに画面の右上に表示されるほか、放送開始・終了時にも見ることができる。これは、2003年秋の本社屋移動と同時に開始。また、2004年9月からは[[スーパーモーニング]]・[[ワイド!スクランブル]]・[[報道ステーション]]などの生放送番組のエンドクレジットの際にもランダムな動きをするようになった([http://www.tv-asahi.co.jp/vi/ 参考リンク])。
{{日本のテレビ局
| 英項名 = TV Asahi
| 英名 = TV Asahi Corporation
| 地域 = [[関東広域圏]]
| 系列 = [[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANNキー局]]
| 番組 = テレビ朝日ネットワーク
| 略 = EX
| 愛称 = テレ朝
| コールサイン = EX
| 呼出名称 = テレビあさひ<br />デジタルテレビジョン
| 年 = 1959年
| 月日 = 2月1日
| 郵便番号 = 106-8001
| 都道府県 = 東京都
| 本社 = 港区六本木6丁目9番1号
| 緯度度 = 35|緯度分=39|緯度秒=34.92|経度度=139|経度分=43|経度秒=51.32
| 演奏所 = [[#スタジオ]]を参照|id=5|dch=24
| 都市名 = 東京|ch1=10|ch2=10|デジ中継局=[[#主な中継局|デジタル中継局]]参照|中継局=[[#アナログ放送概要|アナログ中継局]]参照
| リンク = [https://www.tv-asahi.co.jp/ tv asahi|テレビ朝日]
| 特記事項 =
| キー局 = テレビ朝日
}}
{{日本の衛星放送チャンネル
| チャンネル名称 = テレビ朝日
| HDチャンネル名称 =
| キャッチコピー = NEW AIR, ON AIR. tv asahi
| 略称 = EX、テレ朝
| 運営事業者 = 株式会社テレビ朝日
| 郵便番号 = 106-8001
| 都道府県 = 東京都
| 本社 = 港区六本木6丁目9番1号
| 旧チャンネル名 =
| ジャンル = [[日本における衛星放送#地デジ難視対策衛星放送|地デジ難視対策衛星放送]]
| 放送内容 = [[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタル放送]]の[[サイマル放送]](マルチ編成の場合は主番組のみ)
| 視聴可能世帯数 =
| 特別衛星放送 = BSデジタル
| 特別プラットフォーム =
| 特別事業者 = 社団法人[[デジタル放送推進協会]]
| 特別ch = 295
| 特別データch =
| ID =
| 物理チャンネル = BS-17ch
| 特別開局年 = 2010
| 特別開局月 = 3
| 特別開局日 = 11
| 特別開局予定 =
| 特別HD開始年 =
| 特別HD開始月 =
| 特別HD開始日 =
| 特別HD開始予定 =
| 特別閉局年 = 2015
| 特別閉局月 = 3
| 特別閉局日 = 31
| 特別閉局予定 =
| リンク = https://www.tv-asahi.co.jp/
| 特記事項 = 地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)に掲載された地区のみ視聴可能。
}}
 
=== 英字略称 ===
テレビ朝日はかつて「日本教育テレビ」(通称・NET)という教育番組専門に設立された局で、免許交付の条件は教育番組を50%以上、教養番組を30%以上放送するというものであった。営利を目的とした教育専門局は世界でも珍しかった。
[[識別信号]]でもある {{en|JO'''EX'''-DTV}} から取った'''EX'''を、現在の社名になった2003年10月1日から使用している。日本教育テレビ時代は英文社名の {{en|'''N'''ippon '''E'''ducational '''T'''elevision Co., Ltd.}} から'''NET'''、全国朝日放送時代は {{en|'''A'''sahi '''N'''ational '''B'''roadcasting Co., Ltd.}} から'''ANB'''であった。当初は'''A'''ll '''A'''sahi '''B'''roadcasting Co., Ltd. から'''AAB'''の予定で、略称としても用いる予定だったが、すでに商標登録されていたことや、単一社の名称に「オール」を付けるのに疑問があった点から、ANBに落ち着いた<ref name="asahi19761217">「英語略称も決める」『朝日新聞』1976年12月17日朝刊、第3面より引用</ref><ref name="asahi19770115">「略称は「テレビ朝日」」『朝日新聞』1977年1月15日朝刊、第3面より引用</ref>。AABは、1992年に開局した[[秋田朝日放送]]('''A'''kita '''A'''sahi '''B'''roadcasting CO., LTD. )の英字略称として使われている。
 
=== ネットワーク ===
しかし、この試みは事実上失敗に終わり、その後[[アニメーション]]や[[外国映画]]をそれぞれ「子供の情操教育のため」「[[外国文化]]の紹介」というこじつけのような理由(実際こじつけだった)から「教育番組」に指定し、対外呼称も「日本教育テレビ」から「NETテレビ」に変更。事実上の総合放送局化を図った。
[[オールニッポン・ニュースネットワーク|ANN]](All-nippon News Network)という[[ニュース系列]]の[[キー局]]であり、地方局各社とネットワークを結んでいる。また、系列局がない地方の報道取材は各主要系列局が分担しており、テレビ朝日は[[山梨県]]、[[富山県]]、[[鳥取県]]、[[島根県]]東部・隠岐を担当している。富山県は[[北陸朝日放送]]と共同。[[テレビ朝日甲府支局|甲府]]・[[テレビ朝日富山支局|富山]]・[[テレビ朝日鳥取支局|鳥取]](1989年新設)・[[テレビ朝日米子支局|米子]]・[[テレビ朝日松江支局|松江]](2005年新設)に支局がある。なお、米子支局は鳥取県、島根県東部・隠岐の統括支局に位置づけられており、米子支局から分離独立した鳥取・松江の2支局は米子支局の傘下の支局として扱われている。また、島根県西部は[[広島ホームテレビ]]、[[徳島県]]と[[高知県]]<ref group="注釈">状況によっては[[瀬戸内海放送]]が初動取材を行なうこともある。</ref> は[[朝日放送テレビ]]が、[[佐賀県]]は[[九州朝日放送]]がそれぞれ取材エリアとして担当しており、[[福井県]]・[[宮崎県]]の[[クロスネット局]]と合わせて全国をカバーしている<ref group="注釈">鳥取県、島根県東部・隠岐については、子会社の'''有限会社エーサットサンイン'''が運営していたが、2003年10月1日テレビ朝日に吸収合併された。</ref>。
[[ファイル:ANNID.png|thumb|200px|ANNの[[日本のリモコンキーID#地上波系統について|リモコンキーID]]地図]]
 
=== 略歴 ===
その後[[1973年]](昭和48)11月に同じ教育専門局だった[[東京12チャンネル]](現・[[テレビ東京]])の深刻な経営不振などを理由に総合局免許が交付され、名実ともに「総合局NET」として再出発し、二度の社名変更を経て現在にいたる。
'''※詳細な社歴は「[[#沿革]]」を参照'''
 
* 1957年、テレビ業界への進出をうかがっていた[[東映]]、テレビ兼営をねらった日本短波放送(のちの[[日経ラジオ社]])およびその親会社である[[日本経済新聞社]]、そして[[旺文社]]など出版業界・教育関係者の三者が中心となり、また別に申請していた[[日活]]や[[新東宝]]といった大手映画会社も合流し<ref>民間テレビ三社に[[予備免許]] - [[映画年鑑]]1958年版([[時事通信社]])</ref>、教育番組専門局として'''株式会社日本教育テレビ'''を設立。免許交付の条件は[[教育番組]]を50パーセント以上、[[教養番組]]を30パーセント以上放送するというものであり、営利を目的とした教育専門局は世界でも珍しかった。
「[[ビートたけしのTVタックル]]」「[[朝まで生テレビ]]」「[[サンデープロジェクト]]」等の討論番組や、「[[報道ステーション]]」「[[やじうまプラス]]」に代表されるニュース番組の制作を得意とする局との印象が強い。
** しかし、この試みは教育番組のセールスや番組販売が伸び悩んだことで業績がふるわず、事実上失敗に終わった。その後は例えば[[アニメーション]]を「[[子供]]の[[情操教育]]のため」、外国[[映画]]や[[海外ドラマ]]を「[[外国]]文化の紹介」、[[時代劇]]を「[[歴史]]教育」の名目で「教育番組」や「教養番組」に指定して郵政省に届け出をし、対外呼称も「日本教育テレビ」から「'''NETテレビ'''」に変更(1960年12月)して事実上の総合放送局化を図った。また、1964年に他局に先駆けて開始された日本初の[[ワイドショー]]『[[モーニングショー]]』も「教養番組」の総放送時間を増やすために開発されたものである。
** 1973年11月に、同じ教育専門局だった東京12チャンネル(のちの[[テレビ東京]])の深刻な経営不振などを理由に、NETテレビにも総合局免許が交付され、名実ともに「総合局NET」として再出発することとなった。
* 開局前に、東映は[[朝日新聞社]]と合弁で朝日テレビニュース社を設立して、NETテレビは開局以来同社が制作したニュースだけを放送していた。しかし1966年に東映の持株の半分を朝日新聞社が譲受して以降、資本面や経営面でも朝日新聞社との結びつきが強化され、事実上朝日新聞社の傘下に入った。
** そのこともあり、開局当初から東映グループが制作するテレビ番組は、NETテレビが[[独占]]的に扱っていたが朝日新聞社の傘下に入って以降は東映グループが民放他局の製作番組にも積極的に関わるようになっている。
* 1967年6月10日、[[学校放送]]を母体とするネットワークである[[民間放送教育協会]](現在は[[公益財団法人]]に移行)を[[文化放送]]とともに結成。NETの学校放送をネットする放送局が加盟局となって結成されたため、ANNとは加盟局が大幅に異なる。
* 1977年4月1日、'''全国朝日放送株式会社'''に社名変更して略称を「'''テレビ朝日'''」とする。
** これは、上述の総合局免許の交付によって「'''教育'''」の名を含む社名は実態にそぐわないという理由から行われたものであり、社名は1976年12月2日の取締役会で内定したもの。当時の専務は[[朝日新聞]]の取材に対し「候補としては新日本放送<ref group="注釈">新日本放送は[[毎日放送]]及び[[瀬戸内海放送]]が創業時に社名としていた。</ref>、全日本放送などの案もあったが、似たような名の局があって紛らわしい。結局、朝日新聞とも関係が深いことから、歴史もあり、知名度の高い朝日の名を利用させていただくことにした。全国としたのは[[朝日放送テレビ|大阪]]や[[九州朝日放送|九州]]の朝日放送へも番組を流しているキー局のイメージに合わせたもの」と内定理由を説明している<ref name="asahi19761203">「「全国朝日放送」と改称」『朝日新聞』1976年12月3日朝刊、第3面より引用</ref>。
** その後、全社員に「略称」「シンボルマーク」「キャッチフレーズ」を募り<ref name="asahi19761217"/>、翌1977年1月14日の臨時株主総会をもって正式決定した。略称案は「全国朝日」「オールアサヒ」など「朝日」を含む案が九割で、その中から親しみやすく会社の略称をよく示しているものとして「テレビ朝日」が選ばれた<ref name="asahi19770115"/>。
* 1989年、鳥取・米子の2支局(取材拠点)を'''有限会社エーサットサンイン'''として分社化。
* 1996年10月1日、[[岩手朝日テレビ]]の開局をもってANN全国ネットワークの完成を宣言。
* 1996年11月1日テレビ朝日系列の[[シンボルマーク]]を制定した<ref name=":1">{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/19970525011359/http://www.tv-asahi.co.jp/general/symbol/index.html |title=テレビ朝日系列「シンボルマーク」決定! |website=web.archive.org |date=1997-05-25 |access-date=2023-08-11}}</ref>。
* 2002年、前年の[[世界水泳選手権]][[福岡市|福岡]]大会での取り組みをきっかけに、体質改善を目的として「全社変革推進運動」を開始し、2007年まで続けられた。この間に大幅な社内改革が行われ、結果として後述するような視聴率の向上につながった。
* 2003年の[[六本木ヒルズ]]新社屋移転を「第3の開局」と位置付け<ref>[https://web.archive.org/web/20040326012152/http://company.tv-asahi.co.jp/corp/teirei/2002/0924.html 「第3の開局」に向けた全社変革運動の狙いと現況について]</ref>、社名を'''株式会社テレビ朝日'''に変更、企業[[ロゴタイプ|ロゴ]]も欧文主体のものに改めた。同時に、地域子会社の有限会社エーサットサンインを吸収し支局運営を直営へ戻す。
* 2005年、年間視聴率ならびに年度視聴率で[[プライムタイム]]の視聴率が開局以来初の'''2位'''となった。これまでは「万年4位」と呼ばれるほど長期にわたって視聴率が低迷していた。ただし[[全日]]視聴率では、NETテレビ時代の1969年から1971年まで、[[日本放送協会|NHK]]に次ぎ'''在京局2位'''(在京民放首位)になったことがある。
* 2007年11月1日、会社創立50周年を迎える。2009年2月1日の開局50周年を挟んで、2009年3月31日までを「開局50周年記念期間」と位置付け、様々な記念番組の放送、及び企画・イベントを行なった。
* 2012年、4月の月間視聴率(2日 - 29日)ならびに四半期視聴率(4月第1週 - 6月第4週)で全日・[[ゴールデンタイム]]・プライムタイム・プライム2の時間帯すべてで首位となり、開局以来初の「'''四冠王'''」を獲得した<ref>{{cite news|url=https://mantan-web.jp/article/20120501dog00m200004000c.html|title=テレビ朝日 : 4月の月間視聴率「四冠王」を獲得 開局以来初の快挙|newspaper=[[MANTANWEB]]|date=2010-05-01|accessdate=2012-05-12}}</ref><ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.tv-asahi.co.jp/company/contents/interview/0102/|title=早河洋社長 記者会見(7月3日)要旨|publisher=テレビ朝日|date=2012-07-04|accessdate=2012-09-06 }}</ref>。
* 2012年度上半期の平均視聴率がプライム・プライム2で首位を獲得。全日・ゴールデンは2位となったがプライム・プライム2・ゴールデンでは開局以来初、全日では41年ぶりの記録となった<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.tv-asahi.co.jp/company/contents/interview/0103/|title=早河洋社長 記者会見(9月25日)要旨|publisher=テレビ朝日|date=2012-09-26|accessdate=2012-10-02 }}</ref><ref>{{cite news|url=https://mantan-web.jp/article/20121001dog00m200005000c.html|title=テレビ朝日 : 12年度上期視聴率で開局以来プライム初首位|newspaper=まんたんウェブ|date=2010-10-01|accessdate=2012-10-02}}</ref>。
* 2012年の年間視聴率(2012年1月2日 - 12月30日)においてプライムタイムで開局以来初の首位を獲得、ゴールデンタイムでも開局以来初の2位となり、全日では41年ぶり4回目の2位を獲得した<ref>{{cite news|url=https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2013/01/02/0005642647.shtml|title=テレ朝 開局以来初の年間プライム首位|newspaper=[[デイリースポーツ]]|date=2013-01-02|accessdate=2013-01-02}}</ref><ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.tv-asahi.co.jp/company/contents/press/0254/data/130102-primetophp.pdf|title=本当に、ありがとうございました!|publisher=テレビ朝日|date=2013-01-02|accessdate=2013-01-02 }}</ref>。
* [[準キー局]]の[[朝日放送テレビ|朝日放送]](現:[[朝日放送テレビ]])は2012年(ビデオリサーチ調べ、関西地区)の年間視聴率で、全日帯(6時 - 24時)、ゴールデン帯(19時 - 22時)、プライム帯(19時 - 23時)で1位になった。3冠獲得は1982年以来30年ぶり。同社によると、朝や夜のローカル番組やゴールデン帯の全国ネット番組が好調なためだという。
* 2012年の年度視聴率(2012年4月2日 - 2013年3月31日)において、ゴールデンタイムで開局以来初の首位を獲得。プライムタイムでも年間に続き首位を獲得し、初の視聴率2冠を達成した。全日は日本テレビ(7.9パーセント)に0.1ポイント差で2位につけた。また2012年度下期(2012年10月1日 - 2013年3月31日)では全日も首位となり、テレビ朝日が独自に設定しているプライム2(午後11時 - 午前1時)を合わせ4冠を達成している<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.tv-asahi.co.jp/company/contents/press/0270/data/130401-nendogptophp.pdf|title=御礼|publisher=テレビ朝日|date=2013-04-01|accessdate=2013-04-02 }}</ref>。
* 上記の視聴率首位獲得やかつて「民放の雄」だった[[TBSテレビ|TBS]]の長期低迷も相まって、テレビ朝日も単体売上高では開局以来初めてTBSを抜き民放キー局3位に浮上した<ref>2013年3月期決算より。TBSテレビの2131億72百万円に対しテレビ朝日は2176億62百万円となり、1959年の開局以来初めて単体売上高でTBSを抜いた。</ref>。
* 2018年7月17日、麻雀プロリーグ「Mリーグ」に参加表明。「EX風林火山」をスポンサードする<ref>{{Cite news|url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1133113.html|title=麻雀をプロスポーツ化「Mリーグ」。“ゼロギャンブル宣言”で五輪正式種目へ|last=株式会社インプレス|work=AV Watch|date=2018-07-17|accessdate=2018-07-17}}</ref>。
* 2025年1月2日に[[ビデオリサーチ]]から発表された2024年の年間視聴率<ref group="注釈">2024年1月1日から同年12月29日の関東地方調査分が対象。</ref>において、世帯視聴率並びに個人全体視聴率共に全日帯・ゴールデン帯・プライム帯でそれぞれ1位を獲得{{Efn|個人視聴率ゴールデン帯のみ、日本テレビとの同率1位<ref>{{Cite web |title=日テレ 年間ゴールデン帯個人視聴率で1位「楽しんでいただけた証であると…」2024年視聴率発表 |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/01/02/kiji/20250101s00041000164000c.html |website=スポーツニッポン |access-date=2025-01-03 |date=2025-01-02}}</ref>。}}<ref name=":5">{{Cite web |title=テレビ朝日、開局以来初!! 個人全体視聴率で3冠達成 世帯は2年連続3冠 報道・バラエティー・ドラマ全てで視聴率牽引 |url=https://www.sanspo.com/article/20250102-TVMD6SMG55MVLEKOR2Y5A7VTWI/photo/4PG33OFPWNMO7F3YTDQ74SSSQQ/ |website=サンケイスポーツ |date=2025-01-02 |access-date=2025-01-03}}</ref>。特に個人全体視聴率での3冠達成は開局以来初めてとなった<ref name=":5" />。
 
=== 沿革ロゴ ===
2003年秋の[[六本木ヒルズ]]への移転時から使われているテレビ朝日の現在のロゴは、[[イギリス]]のデザイナー集団「[[TOMATO (デザイン集団)|TOMATO]]」とテレビ朝日の社内デザイナーの制作による。動画版ではロゴに含まれるブロックが、音に反応して[[コンピュータグラフィックス|CG]]によりランダムに切り替わる。[[コマーシャルメッセージ|CM]]明けなどに3秒間画面の右上に表示される<ref group="注釈">CM明けなどに3秒間画面の右上に表示されるロゴ(アニメーション)はテレビ朝日のみ表示され、番組によっては同じパターンを繰り返し使用している場合や、番組・イベントなどの告知で、ロゴの代わりに当該の告知が表示されることがある。なお、テレビ朝日以外の地上波・BS朝日では表示されない。</ref> ほか、放送開始・終了時にも見ることができる(CS放送のテレ朝チャンネルも同様)。2003年秋の本社移転と同時に開始した<ref group="注釈">当初は放送中の番組名も同時に数秒表示されるようになっていたが、これは後にやめている。</ref>。2004年9月からは生放送番組のエンドクレジットの際にもランダムな動きをするようになった([https://www.tv-asahi.co.jp/vi/ 参考リンク])。番宣ポスターや関東ローカル向けなどではロゴの横に「digital 5ch」と描かれた半円形のロゴが併記されている(4地域の基幹局が違うチャンネル番号である事や番組販売に考慮して制作著作テロップなど対外向けには殆ど表記されない)。それ以前は赤と緑を用いた「10」マーク(こちらも制作著作テロップでは出さず、1996年11月からは別途制作された「ネットワークシンボル」(ANNのシンボルとして作成。アメリカののグラフィックデザイナー・ティム・ガービン作)<ref name=":1" /> を併用。アナログ放送終了直前には上記「5ch」と対比させる形で同一デザインのものにこの「10」マークを使った事例もある)、NETテレビ時代は普通の「10」と斜体の「NETテレビ」ロゴを使っていた(詳細は後述)。
* 1957年(昭和32年)11月1日、株式会社日本教育テレビ設立。
* 1959年(昭和34年)2月1日、教育放送局として正式に放送を開始。
* 1960年(昭和35年)1月17日、出力を現在の映像50kW、音声12.5kWに増力。
* 1960年(昭和35年)12月10日、社名呼称を'''NETテレビ'''に統一
* 1964年(昭和39年)10月1日、福岡地区の[[九州朝日放送]](KBC)、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]との複合ネットから、単独ネット化に踏み切る。
* 1967年(昭和42年)4月3日、カラー放送開始。第一号は[[アニメ]]「[[魔法使いサリー]]」
* 1971年(昭和46年)11月20日、報道を朝日テレビニュース(現・[[テレビ朝日映像]])に委託(1978年11月に終了)。
* 1973年(昭和48年)4月1日、東海地区の[[名古屋テレビ]](NBN)、[[日本テレビ]]との複合ネットから、単独ネット化に踏み切る。
* 1973年(昭和48年)10月1日、報道スタジオ完成。スポットニュースを除き、全てのニュースがアナウンサー顔出しとなる。
* 1973年(昭和48年)11月1日、総合放送局に移行。
* 1974年(昭和49年)1月7日、石油危機により深夜放送自粛(10月に全面解除)。
* 1974年(昭和49年)3月23日、創立以来続いてきた学校放送が一部を残して全面終了
* 1975年(昭和50年)3月31日、近畿地区のネット局が[[毎日放送]] (MBS) から[[朝日放送]] (ABC) に変更。
* 1977年(昭和52年)4月1日、全国朝日放送株式会社と商号変更。社名の英語表記「Asahi National Broadcasting Company Limited」から“'''ANB'''”を略称とする。また愛称を「テレビ朝日」とする。
* 1978年(昭和53年)12月17日、音声多重放送を開始。第一号は20:54の[[ANNニュース]]。ステレオ第一号は12月24日の[[題名のない音楽会]]。
* 1985年(昭和60年)9月28日、[[アークヒルズ]]社屋完成。テレビマスターと報道機能を移転。
* 1985年(昭和60年)10月7日、[[久米宏]]をキャスターに起用した夜の大型ニュースショー「[[ニュースステーション]]」が放送開始。
* 1986年(昭和61年)5月、[[アークヒルズ]]に本社移転。
* 2003年(平成15)10月、'''株式会社テレビ朝日'''と商号変更。[[六本木ヒルズ]]内の新社屋が完成したことにより本社を[[アークヒルズ]]から移転。また、略称をANBからコールサインの'''EX'''に変更。
*2003年(平成15年)12月1日、[[地上波デジタル放送]]開始。開始当初から、デジタル放送では六本木本社スタジオからの生放送のほとんど全てを[[ハイビジョン]]で放送。
*2004年(平成16年)4月5日、19年余り続いた「ニュースステーション」に代わって[[古舘伊知郎]]キャスターの「[[報道ステーション]]」が放送開始。
 
=== 本社が六本木になった理由 ===
= 主なテレビ番組 =
開局時に本社選定にあたって以下の候補地が存在した。
'''テレビ朝日(NET)の主な番組については、[[テレビ朝日番組一覧]]を参照。'''
* [[御茶ノ水|お茶の水]]の[[岸記念体育会館]]
* [[虎ノ門]]の[[ホテルオークラ]]の隣接地
* [[神宮前 (渋谷区)|神宮前]]の[[青山通り]]に面した銀行<!--青山病院?-->の所有地
* [[河田町]]にあった[[フジテレビジョン|フジテレビ]]本社の敷地(現在の[[河田町ガーデン]]の場所)
* [[東映東京撮影所]]の敷地
* 六本木の東映敷地(現在の[[六本木ヒルズ]]の場所)
などがあった。その中から
# 交通の利便性が良いこと
# 将来的な土地の拡張が可能であること
# 通信系統や電力が容易に得られること
# 建設がしやすいこと
などを条件に検討を重ね、東映が取得していた六本木(当時の町名は麻布日ヶ窪町)のスペイン公使館跡地9,100平方メートルの敷地が選定された<ref>全国朝日放送(1984年)『テレビ朝日社史 ファミリー視聴の25年』25-26P</ref><ref>{{Cite book|和書 |title=東映の軌跡 |date=2016-03 |year=2016 |publisher=東映株式会社 |page=90}}</ref>。
 
=== その他 ===
= スタジオ =
テレビ朝日の地上デジタル放送では、音声を常時[[サンプリング周波数]]48kHzの高音質[[ステレオ放送|ステレオ音声]]信号(圧縮Bモードステレオ)で送出しており(テレビ朝日独自のものではなく他局も実施しているところもある。)、編成上全ての番組がステレオ放送(一部はモノステレオ放送)となっている。これはANN系列局を含む他の民放テレビ局(地上波・BS・CS各局)の大半でもモノラル二重音声・5.1サラウンドを行わない限り常時ステレオ音声信号で送出している。音声多重放送や文字多重放送のマークでは、ひよこのデザインが使われている。アナログ放送では通常、デジタル放送でしか表示されていない5.1サラウンドとデータ放送マークも表示されている。受信機表示アイコンは、在京キー局で唯一チャンネル番号によってロゴの色が異なっている。2008年2月より、インターネットに接続されたテレビにおいて、[[北海道テレビ放送|北海道テレビ]]のデータ放送を相互リンクを実施している。2005年公開のハリウッド映画『[[宇宙戦争 (2005年の映画)|宇宙戦争]]』で[[ウクライナ]]の大停電を現地から伝えるテレビ中継車の壁に『'''tv asahi テレビ朝日'''』の文字が見える。
六本木6丁目本社ビル内のスタジオ(全部で12か所ある)
 
2008年'''5'''月'''5'''日(月・祝)には地上デジタルテレビ放送でのテレビ朝日の[[リモコンキーID]]「'''5'''」に因み「'''テレビ朝日の日'''」と題して、『[[やじうまプラス]]』から『[[ワイド!スクランブル]]』までの4番組と、『[[スーパーJチャンネル]]』の計'''5'''番組でそれぞれクイズを出題。正解者の中から各番組1名(それぞれの番組に応募が必要)の計'''5'''名に、'''5'''0インチ相当の地上デジタル放送対応テレビをプレゼントする企画が行われた。2008年9月からは、デジタル放送普及と、デジタル放送でのテレビ朝日のチャンネルの周知を目的として、さまざまな番組で「地デジ」に関する情報が放送されている。また、アニメや映画等とのコラボレーションで制作されたPRスポットでは、アナログ10チャンと表現する際に全国朝日放送時代の旧ロゴで10(前述の0が菱形のもの)を使用している。地上デジタル放送のEPGでは、字幕放送を実施している番組については、本来のジャンルに加え「福祉番組」のジャンルも追加されている。このためチューナーによっては福祉番組のジャンルを選択した場合、これらの番組も表示されることとなる<ref>[https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/380419.html 【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第472回:PS3でビデオ編集!? Ver3.40の編集機能を試す -AV Watch] 2010年7月15日追記分参照。</ref>。
*'''第1スタジオ'''(245坪)…[[ミュージックステーション]]など
*'''第2スタジオ'''(205坪)…[[いきなり!黄金伝説。]]など
*'''第3スタジオ'''(165坪)…[[朝まで生テレビ]]、[[サンデープロジェクト]]
*'''第4スタジオ'''(165坪)…[[報道ステーション]]、[[スーパーJチャンネル]]
*'''第5スタジオ'''(69坪)…
*'''ニュースルーム'''(47坪)…報道局にある報道専用スタジオ。[[スーパーJチャンネル]]、[[ANNニュース]]・[[ANNニュース&スポーツ]]など。
 
=== 信頼度調査 ===
*'''21スタジオ'''(22坪)…[[スポーツ中継用サブ]]
[[オックスフォード大学]]の{{仮リンク|ロイター・ジャーナリズム研究所|en|Reuters Institute for the Study of Journalism}}の「デジタルレポート2019」の集計表「BRAND TRUST SCORES (0-10)」<ref>{{PDFlink|[https://reutersinstitute.politics.ox.ac.uk/sites/default/files/2019-06/DNR_2019_FINAL_0.pdf?fbclid&#61;IwAR2DF3Qi5t7zlqzF_rXKnnh-qajKHk1RFcnhj7q9enTtCU-TgEZT_TsOpdQ デジタルニュース・リポート2019 (138/156)]}}</ref> によれば、報道に対する信頼度が日本の主要テレビ([[日本放送協会|NHK]]、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]、[[TBSテレビ|TBS]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]、テレビ朝日)の中で最下位であった。
*'''22スタジオ'''(15坪)…[[スポーツ中継用サブ]]
*'''61スタジオ'''(23坪)
*'''62スタジオ'''(11坪)
*'''64スタジオ'''(19坪)
*'''65スタジオ'''(21坪)
 
== [[アークヒルズ]]送信所 ==
[[ファイル:Tokyo Sky Tree & Ryomo (train).JPG|thumb|200px|現在の送信所である[[東京スカイツリー]]。]]
[[アークヒルズ]]スタジオ…移転前は[[ニュースステーション]]など、ニュース・報道番組を制作していたが、現在は子会社[[テイクシステムズ]]の貸しスタジオとなっている。(下記の番組は新社屋移転前のもの)
* デジタル放送
** [[日本の放送局所の呼出符号#JO*X 2|コールサイン]]:'''JOEX-DTV''' テレビ朝日デジタルテレビジョン
** [[日本のリモコンキーID#地上波系統について|リモコンキーID]]:'''5'''<ref group="注釈">[[北海道テレビ放送|北海道テレビ]](HTB)・[[名古屋テレビ放送|メ〜テレ]](NBN)・朝日放送(ABC)・九州朝日放送(KBC)以外のテレ朝系列局でも基本的には5を使用しているが、系列外では[[ジャパン・ニュース・ネットワーク|TBS系列]]の[[CBCテレビ]]、[[日本ニュースネットワーク|日本テレビ系列]]の[[札幌テレビ放送|札幌テレビ]](STV)と[[福岡放送]](FBS)、[[全国独立放送協議会|独立テレビ局]]の[[京都放送|KBS京都]](KBS)と[[テレビ和歌山]](WTV)でも5を使用している。</ref>
** 3桁:051、052、053、651(ワンセグ用)。
** 親局送信所(2013年5月31日9時からの親局) - 東京都墨田区押上1丁目1-13 [[東京スカイツリー]] 24ch 10kw
** 予備送信所(2013年5月31日9時までの親局) - 東京都港区芝公園4丁目2-8 [[東京タワー]] 24ch
 
=== 主な中継局 ===
*'''ニューススタジオ'''(80坪)…朝いち!やじうま、[[スーパーJチャンネル]](報道)
<div style="float:left;vertical-align:top;white-space:nowrap;margin-right:1em;">
*'''Aスタジオ'''(200坪)…ニュースステーション、[[やじうまプラス]]
; 東京都
*'''Bスタジオ'''(120坪)…[[ワイド!スクランブル]]、[[BS朝日]]ニュース
* 新島 - 24ch
*'''Cスタジオ'''(125坪)…[[スーパーモーニング]]、スーパーJチャンネル(生活情報)
* 伊豆大島 - 43ch
* 八丈 - 37ch
* 青梅沢井 - 24ch
* 八王子 - 24ch
* 新島本村 - 24ch
* 八王子上恩方 - 39ch
* 鶴川 - 43ch
* 小仏城山 - 43ch
; 茨城県
* 水戸 - 17ch
* 十王 - 44ch
* 日立 - 17ch
* 山方 - 24ch
* 常陸鹿島 - 24ch
* 日立神峰 - 24ch
* 竜神平 - 24ch
* 北茨城 - 44ch
* 奥久慈男体 - 24ch
* 大子 - 17ch
* 里美 - 17ch
* 御前山 - 24ch
* 水府 - 17ch
* 笠間 - 37ch
* 岩瀬 - 24ch
* 那珂湊 - 24ch
</div>
<div style="float:left;vertical-align:top;white-space:nowrap;margin-right:1em;">
; 栃木県
* 宇都宮 - 17ch
* 矢板 - 17ch
* 足利 - 24ch
* 今市 - 24ch
* 馬頭 - 24ch
* 日光清滝 - 42ch
* 鹿沼 - 36ch
* 足尾 - 43ch
* 那須伊王野 - 24ch
* 日光広久保 - 28ch
* 黒羽中野内 - 24ch
* 烏山神長 - 24ch
* 南那須志鳥 - 24ch
* 黒羽川上 - 42ch
; 埼玉県
* 秩父 - 24ch
* 小鹿野 - 53ch
* 児玉 - 24ch
* 鬼石 - 34ch
* 秩父定峰 - 48ch
* 秩父栃谷 - 48ch
* 風布- 24ch
* 飯能上赤工 - 40ch
* 横瀬根古谷 - 48ch
* 飯能原市場 - 40ch
</div>
<div style="float:left;vertical-align:top;white-space:nowrap;margin-right:1em;">
; 群馬県
* 前橋 - 43ch
* 沼田 - 24ch
* 利根 - 24ch
* 吾妻 - 24ch
* 下仁田 - 24ch
* 桐生 - 24ch
* 草津 - 17ch
* 片品 - 38ch
* 川場 - 24ch
* 沼田発知 - 17ch
* 桐生梅田 - 43ch
* 嬬恋田代 - 34ch
* 沼田沼須 - 46ch
* 倉渕 - 17ch
* 妙義 - 32ch
* 横川 - 24ch
* 嬬恋干俣 - 34ch
* 片品東小川 - 24ch
* 子持小川原 - 17ch
* 利根大原 - 24ch
* 白沢 - 30ch
* 松井田上増田 - 17ch
</div>
<div style="float:left;vertical-align:top;white-space:nowrap;margin-right:1em;">
; 神奈川県
* 平塚 - 24ch
* 小田原 - 47ch
* 南足柄 - 40ch
* 湯河原 - 40ch
* 愛川 - 40ch
* 箱根湯本 - 40ch
* 横須賀武 - 40ch
* 相模湖 - 24ch
* 仙石原 - 39ch
* 山北 - 24ch
* 津久井 - 31ch
* 久里浜 - 40ch
* 逗子 - 40ch
* 秦野 - 40ch
* 横須賀鴨居 - 31ch
* 湯の沢 - 20ch
* 笹下 - 24ch
* 釜利谷 - 43ch
* 秦野菩提 - 43ch
* 中井 - 40ch
* 戸塚 - 24ch
* 鎌倉 - 40ch
* 衣笠 - 40ch
* 大船 - 40ch
* 箱根強羅 - 39ch
* 小田原東 - 47ch
* みなとみらい - 46ch
* 藤野 - 46ch
</div>
<div style="float:left;vertical-align:top;white-space:nowrap;margin-right:1em;">
; '''千葉県'''
* 銚子 - 24ch
* 東金 - 24ch
* 大多喜 - 24ch
* 君津 - 24ch
* 長南 - 17ch
* 市原加茂 - 43ch
* 勝浦 - 24ch
* 館山 - 24ch
* 小見川 - 24ch
* 佐原 - 24ch
* 下総光 - 24ch
* 丸山 - 43ch
* 勝浦総野 - 43ch
* 鴨川 - 32ch
</div>
{{clear}}
 
=== アナログ放送概要 ===
== 四谷 ==
2011年7月24日終了時点
アークヒルズ同様、現在は子会社[[テイクシステムズ]]の貸しスタジオとなっている。
; 親局 JOEX-TV、東京10ch 50kw(東京タワー)
<div style="float:left;vertical-align:top;white-space:nowrap;margin-right:1em;">
; 東京都
* 八王子 - 45ch
* 多摩 - 57ch
* 新島 - 60ch(垂直偏波)
* 八丈島 - 10ch
* 小笠原父島 - 59ch
; 茨城県
* 水戸 - 36ch(垂直偏波)
* 鹿嶋 - 29ch
* 日立 - 60ch
* 高萩 - 59ch
; 栃木県
* 宇都宮 - 41ch
* 日光 - 60ch
* 矢板 - 59ch
</div>
<div style="float:left;vertical-align:top;white-space:nowrap;margin-right:1em;">
; 群馬県
* 前橋 - 60ch
* 富岡 - 59ch(垂直偏波)
* 桐生 - 59ch
* 沼田 - 59ch
; 埼玉県
* 本庄 - 59ch(垂直偏波)
* 秩父 - 38ch
; 千葉県
* 成田 - 59ch
* 銚子 - 59ch
* 香取佐原 - 60ch
* 勝浦 - 59ch
* 館山 - 60ch(垂直偏波)
</div>
<div style="float:left;vertical-align:top;white-space:nowrap;margin-right:1em;">
; 神奈川県
* 横浜みなとみらい - 60ch
* 横須賀久里浜 - 35ch(北方向は水平偏波・西方向は垂直偏波)
* 平塚 - 41ch(垂直偏波)
* 小田原 - 60ch
; 沖縄県
* 南大東島 - 60ch
* 北大東島 - 48ch
::: …他 全99中継局。
</div>
{{clear}}
2004年から2008年ごろはアナログ10チャン、地デジは5チャンと移行広告がなされた。
 
== 区域外再放送 ==
*'''四谷11スタジオ'''(150坪)…
関東広域圏と隣接し、かつ系列局がない[[山梨県]]のCATV事業者に限り、デジタル放送移行後も期限を定めず区域外再送信を認めている。山梨県のCATV・共聴設備加入率は9割を超えているため、山梨県も事実上の視聴エリアとなっている。
*'''四谷12スタジオ'''(110坪)…
* [[上野原ブロードバンドコミュニケーションズ]]
* [[河口湖有線テレビ放送]](ケーブルテレビ河口湖)
* [[北富士有線テレビ放送]]
* [[峡西シーエーテーブイ]]
* [[峡東ケーブルネット]](峡東CATV)
* [[ケーブルネットワーク大月]]
* [[白根ケーブルネットワーク]](白根CATV)
* [[日本ネットワークサービス (ケーブルテレビ局)|日本ネットワークサービス]](NNS)
* [[富士川シーエーティーヴィ]]
* [[CATV富士五湖]]
* [[北杜市有線テレビ放送施設]](北杜市ケーブルテレビ)
* [[山梨CATV]]
 
[[長野県]]・[[静岡県]]の各一部地域のCATV事業者は各県に系列局はあるものの激変緩和措置として、[[区域外再放送]]をアナログ放送終了後3年間(2014年7月24日まで)を限度として実施していた。緩和措置の期間満了後は個別協議により次の通り継続実施した。
== 東陽町 ==
; 静岡県
六本木ヒルズ新社屋建設に際して、旧社屋の生放送対応の大型スタジオを取り壊さなくてはならなかったため、江東区東陽町にある工業団地内の物流倉庫を改築した暫定的なスタジオ。新社屋完成後の用途は不明。
* 2014年9月30日まで
** [[伊豆急ケーブルネットワーク]](東伊豆地区)
** [[東伊豆有線テレビ放送]]
** [[下田有線テレビ放送]]
** [[小林テレビ設備]]
* 2015年3月31日まで
** 伊豆急ケーブルネットワーク(熱海、伊東地区)
** [[東豆有線]]
** [[伊東テレビクラブ]]
 
== 沿革 ==
*'''東陽町放送センタースタジオ'''(230坪)…[[ミュージックステーション (テレビ番組)|ミュージックステーション]]、[[奇跡の扉 TVのチカラ]]
[[ファイル:Nihon Educational Television logo (1957-1960).svg|thumb|right|200px|日本教育テレビ時代のロゴ<br/>(1957年 - 1960年)。]]
[[ファイル:NET logo.png|thumb|right|200px|NETテレビ時代のロゴ<br/>(1960年 - 1977年)。]]
[[ファイル:TV Asahi 1961.jpg|thumb|日本教育テレビ時代の本社屋(後の六本木センター、1961年ごろ)。]]
[[ファイル:Asahi National Broadcasting logo.png|thumb|right|200px|テレビ朝日の旧ロゴ<br/>(1977年 - 2003年・ネットワークシンボル挿入前)。]]
[[ファイル:TV Asahi Roppongi Center.JPG|thumb|六本木センター(旧社屋・1989年10月撮影)。]]
[[ファイル:TVAsahi96.svg|thumb|right|200px|テレビ朝日の旧ロゴ<br/>(1996年 - 2003年・ネットワークシンボルを挿入)。]]
[[ファイル:Tv-asahi_SNG.JPG|thumb|right|200px|テレビ朝日のSNG中継車(2006年5月撮影)。]]
* 1956年6月7日:東映が[[東急グループ]]の五島慶太の支援のもと「国際テレビ放送」として教育専門テレビ局の申請を提出。その後同年には日本短波放送、旺文社系「日本教育放送」、1957年に日活系「日活国際テレビ」などが第10チャンネルの割当に申請を行った<ref name="toeinote">[https://note.com/toei70th/n/n89dccfd25843 16 第3章「躍進、躍進 大東映 われらが東映」] - 創立70周年特別寄稿『東映行進曲』 (note)</ref>。
* 1957年
** 7月4日:東映・日活・新東宝のほか洋画関係の「極東テレビ」「太平洋テレビ」の合流等による「国際テレビ放送」や「日本短波放送」「日本教育放送」が各3割、[[東京タイムズ]]系の「国民テレビ」1割の資本構成で「東京教育テレビ」として教育局申請を一本化<ref name="toeinote"/>。
** 7月5日:「東京教育テレビ」として無線免許局の申請書を提出。
** 7月8日:「東京教育テレビ」に予備免許交付(同日、富士テレビジョン(後の[[フジテレビ]])、大関西テレビ放送(後の[[関西テレビ放送|関西テレビ]])にも予備免許交付)。
** 10月10日:発起人総会実施、社名を「日本教育テレビ」に変更<ref name="toeinote"/>。
** 11月1日:「'''株式会社日本教育テレビ'''」設立。
* 1958年12月24日:正式オープン翌日の東京タワーから試験電波を発射(テストパターン)。
* 1959年
** 1月9日:本免許交付。翌日、10日から試験放送開始。
** 2月1日:午前10時<!---1959年2月1日の日経新聞テレビ欄から--->から教育放送局として本放送を開始(映像出力10kW、音声出力5kW・開局日の編成は下記参照)。開局当初は、マスター・送信機など・局舎の放送機器のほとんどが[[日本電気|NEC]]製であった。在京民放テレビ局としては3番目に開局した。
**: 開局初日で最初に放送された映像は「踊る[[獅子舞]]」であった。この映像は、2009年1月14日放送の『[[シルシルミシルさんデー|シルシルミシル]]』の中で、この日の午前10時10分<ref group="注釈">当時のキーIDは「10」ch。</ref> から放送<ref>1959年2月1日の[[日本経済新聞|日経新聞]]テレビ欄から</ref> された[[大川博]]社長(当時)によるNETテレビ開局の挨拶や、当時のNETテレビ社屋(後のテレビ朝日六本木センター)の映像とともに紹介されていた。
**: 当時の本社所在地は、東京都港区麻布材木町55番地<ref>出典:『民間放送十年史』399ページの「日本教育テレビ」の項。</ref>。
** 3月1日:この日からテレビ放送を開始した[[毎日放送]](MBS)、九州朝日放送(KBC)とネットワークを結ぶ(当初は2局とも、フジテレビとの複合ネット)。
** 4月10日 - この日行われた[[上皇明仁|皇太子(明仁上皇)]]と[[上皇后美智子|正田美智子]]の成婚パレードの模様をラジオ東京テレビ(KRT、現:TBSテレビ)との共同制作により、両局で生中継<ref group="注釈">皇太子成婚パレードの生中継は、NHKと[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]・フジテレビ、KRT・NETの3チームに分かれて放送された。</ref>。
* 1960年
** 1月17日:出力を映像50kW、音声12.5kWに増力。
** 12月10日:[[識別信号#テレビジョン放送|社名呼称]]を「'''NETテレビ'''」に統一。
* 1961年4月3日:午前6時30分より早朝放送開始。
* 1963年11月23日:NHKと共同で、リレー衛星による日米間初のテレビ中継に成功。[[ケネディ大統領暗殺事件]]を伝える内容であり、当時の準キー局・毎日放送 (MBS) アメリカ支局のアナウンサーが「'''残念なお知らせがあります'''」と伝えた。
* 1964年
** 4月1日:日本初の[[ワイドショー]]番組『木島則夫[[モーニングショー]]』スタート。
** 10月1日:福岡地区の九州朝日放送(KBC)が、フジテレビとの複合ネットから、[[フルネット|単独ネット]]化に踏み切る。
* 1965年4月5日:『[[アフタヌーンショー]]』スタート。
* 1967年
** 3月27日:カラー放送がスタート(東京地区では4番目)。第1号は[[テレビアニメ|アニメ]]『[[魔法使いサリー#アニメ・1966年版|魔法使いサリー]]』次回予告。
** 6月10日:NETテレビを幹事局とし、民間放送34社で構成する民間放送教育協会(民教協)発足。
* 1970年1月1日:ニュース番組のタイトルを『[[ANNニュース]]』に変更。
* 1971年11月20日:報道を朝日テレビニュース(後のテレビ朝日映像)に委託(1978年11月に終了)。
* 1973年
** 4月1日:[[名古屋市|名古屋]]地域における名古屋テレビ放送(NBN、当時は名古屋放送)と[[中京テレビ放送]](CTV、開局当初は中京UHFテレビ放送)の2局による、日本テレビとの変則複合ネットが解消され、名古屋テレビがNETテレビの単独ネット化に踏み切る(→[[ネットチェンジ]]の項参照)。
** 10月1日:報道スタジオ完成。スポットニュースを除き、全てのニュースが[[日本のアナウンサー|アナウンサー]]顔出しとなる。
** 11月1日:総合放送局に移行。同日総合放送局に移行した東京12チャンネルとともに「教育番組を20パーセント以上、教養番組を30パーセント以上」の確保が条件とされた。2社とも1982年の再免許の際に「教育10%以上、教養20%以上」に緩和されるまで続いた。
* 1974年
** 1月7日:[[オイルショック|石油危機]]により深夜放送自粛(10月に全面解除)。
** 3月23日:創立以来続いてきた学校放送が『みんなの東京』(小学校4年生社会科)以外終了(民教協企画の『[[親の目・子の目]]』は継続。2004年3月で終了し、『[[いきいき!夢キラリ]]』『[[発見!人間力]]』『[[学びEye!]]』『[[日本!食紀行]]』を経て、現在は『[[日本のチカラ]]』が放送されている)。
** 4月1日:各地のネットワーク局とニュース協定を締結し、'''ANN'''([[オールニッポン・ニュースネットワーク]])が正式に組織される。
** 11月19日:[[近畿地方]]の準キー局が、これまでの毎日放送(MBS)から朝日放送(ABC)にネットチェンジすることで基本合意。毎日放送は、これまで朝日放送がネットを組んでいた東京放送(TBS)およびJNNとネットを組むことが決定された。
* 1975年
** 3月31日:NETテレビ-朝日放送(ABC)の新ネットワークがスタート。テレビネットワークのいわゆる“[[腸捻転]]”状態が解消され、TBS系列で放送されていた『[[新婚さんいらっしゃい!]]』や『[[シャボン玉プレゼント]]』、「[[必殺シリーズ]]<ref group="注釈">NETテレビ系列へのネットチェンジ直後は『[[必殺必中仕事屋稼業]]』の第14話「招かれて勝負」から。</ref>」などの朝日放送制作番組が、NETテレビのネットワーク(ANN)に引き継がれた。
** 4月5日:[[スーパー戦隊シリーズ]]の第1作『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』スタート。
* 1976年2月2日:[[黒柳徹子]]の司会によるトーク番組『[[徹子の部屋]]』スタート。
* 1977年
** 2月7日:マスター更新(NEC製)。同時に東京タワー送信所が無人化<ref name="anb198402-265-267">全国朝日放送株式会社総務局社史編纂部編集「テレビ朝日社史・ファミリー視聴の25年」1984年2月、265 - 267頁。</ref>。
** 3月9日:[[1980年モスクワオリンピック]]の独占放映権を取得。民放一局によるオリンピックの独占放映権取得は日本初<ref>NETが独占権獲得 ソ連組織委と調印『朝日新聞』1977年(昭和52年)3月10日夕刊、3版、1面</ref>。
** 4月1日:'''全国朝日放送株式会社'''(ANB)に商号を変更。ただし社名で呼ばれることはほとんどなく、同時に愛称として制定された「'''テレビ朝日'''」で親しまれる。
* 1978年
** 5月22日:CMバンク導入<ref name="anb198402-265-267" />。
** 9月22日:音声多重放送実用化試験局予備免許交付<ref name="anb198402-267-268">全国朝日放送株式会社総務局社史編纂部編集「テレビ朝日社史・ファミリー視聴の25年」1984年2月、267・268頁。</ref>。
** 12月17日:音声多重放送を開始(音声多重放送実用化試験局)。第1号は20:54の『ANNニュース』。ステレオ第1号は12月24日の『[[題名のない音楽会]]』。
* 1979年4月2日:テレビアニメ『[[ドラえもん (1979年のテレビアニメ)|ドラえもん]]』放送開始。
* 1980年7月 - 8月:モスクワオリンピックを独占放送。五輪の独占放映権獲得は民放初となったが、日本のボイコット決定により深夜での録画放送に縮小された。
* 1982年10月9日:『[[タモリ倶楽部]]』放送開始。
* 1985年
** 9月28日:[[アークヒルズ]]にアーク放送センターが完成。報道機能などを移転。
** 10月7日:[[久米宏]]をメインキャスターに起用した夜の大型ニュース番組『[[ニュースステーション]]』がスタート。
** 10月8日:『アフタヌーンショー』において、1985年8月20日放送の企画でディレクターが[[暴走族]]に[[私刑|リンチ]]をさせ、[[中学生]]らに怪我を負わせていたことが発覚した。ディレクターは暴行教唆容疑で逮捕され、同番組も10月18日に[[打ち切り]]終了した。その後、その件について[[郵政省]]から厳重注意を受けた([[やらせ]]リンチ事件)。
* 1986年
** 5月26日:アークヒルズに本社を移転。旧本社社屋は「六本木センター」の名称となり、制作部門が残り、登記上本店も六本木センターと同一の住所で不変だった。これ以降、2000年の六本木センター解体まで報道と情報系生番組はアークヒルズにて、バラエティ、ドラマ、音楽番組などは六本木センターで制作<ref>『朝日新聞』、1986年5月26日付朝刊、12面・13面、テレビ朝日の全面広告より引用。</ref>。
** 10月24日:音楽番組『[[ミュージックステーション]]』スタート。
* 1993年
** 4月1日:[[山形テレビ]](YTS、[[山形県]])がこの日から、これまでの[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]からテレビ朝日系列にネットチェンジ。
** 7月:選挙報道において報道局長による中立違反疑惑が発生([[椿事件]])。
* 1996年
** 6月20日:[[ルパート・マードック]]率いる[[ニューズ・コーポレーション|ニューズ・コープ]]と[[孫正義]]率いる[[ソフトバンクグループ|ソフトバンク]]の合弁で設立した新会社が[[旺文社]]が保有していたテレビ朝日の全株式を買い取り、保有率21.4パーセントの筆頭株主になることが発表される<ref>{{Cite web|和書|url=https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960620/softbank.htm|title=ソフトバンクが豪社と合弁で、テレビ朝日に資本参加|publisher=PC Watch|date=1996-06-20|accessdate=2012-05-07}}</ref>。日本の放送局にとって初めての外資とベンチャー企業による[[M&A]]であり、[[M&A#敵対的買収|敵対的買収]]であったが、1997年3月、当時第3位の株主の朝日新聞社が新会社保有の株式をすべて買い取ることで合意し、朝日新聞社がテレビ朝日の筆頭株主になる。
** 10月1日:岩手朝日テレビ(IAT、[[盛岡市]])が開局し、ANN(フルネット24局)が完成。
** 11月2日:[[27時間チャレンジテレビ]]を放送、この日、系列局シンボルマーク(ネットワークシンボル)がお披露目され一部番組を除き2003年9月28日まで使われた。 この番組は翌1997年も含め2回放送された。
* 1997年3月31日:『[[スーパーJチャンネル]]』放送開始。
* 1998年4月1日:本来であれば[[琉球朝日放送]](QAB)の放送対象区域である沖縄県の大東諸島([[北大東島]]・[[南大東島]])にテレビ難視聴対策の一環としてテレビ朝日の中継局が設置される<ref group="注釈">沖縄県が放送対象区域となる他の3つの放送事業者・4チャンネル([[NHK沖縄放送局]]<[[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]]、[[NHK教育テレビジョン|教育テレビ(当時)]]>、[[琉球放送]]、[[沖縄テレビ放送]]も同様に大東諸島は本部・那覇市(NHKのみ当時[[豊見城村]])のある沖縄本島からは電波が直接届かないことや、双方の島の間の中継ケーブル回線が整備されていなかったこと、[[ケーブルテレビ]]も当時は整備されていなかったため直接受信ができなかった処置として、東京都[[小笠原諸島]]から通信衛星で中継回線を分波する形で、沖縄県の系列に合わせて(他[[NHK放送センター]]<総合・教育>、TBSテレビ、フジテレビジョン)放送が行われた。<br />なお、同様に本来QABの放送区域であるべき、[[先島諸島]]([[宮古島]]・[[石垣島]])についてもQABの開局当初は既存2局とは異なり中継回線が整備されていなかったのと、ケーブルテレビでの再放送も実施されておらず、デジタル新局として2009年10月に開始されるまでは直接受信ができなかったため、地元ケーブルテレビの[[宮古テレビ]]・[[石垣ケーブルテレビ]]が独自にANB→EXを初めとする各系列局から[[番組販売]]購入して、コミュニティーチャンネルでの独自放送で配信された</ref>。
* 2000年
** 1月30日:『[[仮面ライダークウガ]]』放送開始。
** 8月1日:現社屋着工<ref name="noe">[https://www.noe.co.jp/technology/20/20std1.html 日東紡音響エンジニアリング株式会社 技術ニュース テレビ朝日新本社音響諸室の設計と施工]</ref>。
** 10月3日:[[東京証券取引所]]市場第1部に株式を上場。
** 12月1日:午前11時、系列の[[日本における衛星放送#BSデジタル放送|BSデジタル放送]]『[[BS朝日]]』(デジタルBS5ch。本社・[[渋谷区]]神宮前)が開局。
* 2002年6月:「全社変革推進運動」を開始(2007年まで実施)。
* 2003年
** 3月31日:[[六本木ヒルズ]]内に現社屋竣工<ref name="noe" />。
** 7月1日:登記上の本店を六本木センターから現社屋に変更<ref>全国朝日放送 第63期事業報告書 13ページ</ref>。
** 9月29日:現社屋にて放送開始<ref name="noe" />。現社屋最初の番組は、『[[朝いち!!やじうま]]』であり、番組開始と同時に移転を祝ったセレモニー(「新テレアサ誕生」)が当時のMCによって執り行われた。
** 10月1日:'''株式会社テレビ朝日'''に商号を変更し、略称をコールサインから取った“'''EX'''”(ただし、EXの略称はこれ以前から業界で使われていた。)に変更。同日、エーサットサンインを吸収合併。
** 12月1日:午前11時、地上デジタルテレビジョン開局。開始当初から、デジタル放送ではBS朝日向けの放送を含め、六本木本社スタジオからの生放送のほとんど全てを[[ハイビジョン]]で放送。(ハイビジョン制作そのものは移転と同時に始まっている。)
* 2004年
** 2月9日:アナログ・デジタル統合マスター(NEC製)の運用開始。前日まではアナログ放送に限り、アーク放送センターの主調整室から送出を継続して行っていたが、これをもってアナログ・デジタル双方の放送が新社屋からの送出に移行した。
** 4月5日:18年半余り続いた『ニュースステーション』に代わって[[古舘伊知郎]]をメインキャスターに起用した『[[報道ステーション]]』がスタート。
* 2005年
** 4月15日:声優陣を一新した『[[ドラえもん (2005年のテレビアニメ)|ドラえもん]]』放送開始。
** 5月21日:[[プロ野球]]・[[読売ジャイアンツ]]主催試合を初めて中継([[東京ドーム]]・対[[北海道日本ハムファイターズ]]戦)。
* 2006年
** 4月1日:地上デジタルテレビジョン[[ワンセグ]]の本放送を開始。
** 6月18日:[[2006 FIFAワールドカップ#グループ F|2006 FIFAワールドカップ・日本VSクロアチア戦]]を地上波で独占放送(系列局と系列局のない県の放送局を含む)。
* 2007年11月1日:創立50周年。同日、お客様窓口([[はい!テレビ朝日です]])の電話番号をデジタル5ch周知のため、'''03-6406-2222'''から'''03-6406-5555'''に変更した。
* 2008年
** 5月12日:地上デジタルテレビジョン放送において、海賊版防止・著作権保護の観点による画面上にロゴを使用した[[チャンネルロゴ表示]]の表示を開始(在京局では5局目)。
** 6月6日:朝日新聞社の発行済株式11.8パーセントを取得、第4位の株主になったと発表。同時に持ち合いによる[[株主の議決権|議決権]]の[[相殺]]を防ぐため、朝日新聞社が保有するテレ朝株式を売却し9月末までに25パーセントに下げることも発表された。
* 2009年6月25日:インターネットによる番組配信サービス・[[テレ朝動画]]をスタート<ref>{{Cite web|和書|url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/295792.html|title=テレビ朝日、PC/携帯向け新有料動画配信「テレ朝動画」(AV Watch)|publisher=[[Impress Watch]]|date=2009-06-23|accessdate=2012-03-12}}</ref>。
* 2010年
** 3月11日:衛星のセーフティネットを活用し、地上デジタル放送難視聴地域に向けた[[放送衛星|BS]]でのサイマル放送(BS295)を、5年間の期間限定で開局。
** 3月29日:アナログ放送において、『[[やじうまプラス]]』・『[[スーパーモーニング]]』・『[[ワイド!スクランブル]]』・『[[朝まで生テレビ!]]』を含む全ての生放送報道・情報ワイド番組でデジタル放送同様ステレオ音声信号を乗せて放送開始。そのためモノラル制作の番組はモノステレオ放送となる。
** 7月3日:アナログ放送において、定時の5分間の『ANNニュース』を含む報道番組の大半を[[レターボックス (映像技術)|レターボックス]]化。
** 7月5日:アナログ放送において、全ての生放送報道番組をレターボックス化。
* 2011年
** 5月10日:公式マスコットキャラクター「[[ゴーちゃん。]]」を[[サンリオ]]と共同制作し、発表<ref>{{PDFlink|[https://www.tv-asahi.co.jp/company/contents/press/0201/data/110510-gochan.pdf テレビ朝日のマスコットキャラクター「ゴーちゃん。」誕生!]}}</ref><ref group="注釈">これ以前も[[ドラえもん (キャラクター)|ドラえもん]]のほか、テレビ朝日の代表的なアニメ番組の主役キャラが準公式的にマスコットキャラクターとして様々な状況で使われている。([[ドラえもん募金]]など)</ref>。
** 6月30日:大東諸島の沖縄県域4社・5局のデジタル中継局(デジタル新局)の開設(試験放送・7月1日、正式開局・7月23日)に伴い、地上波アナログ放送の大東島中継局からの放送終了。デジタル化後は正式に本来のQAB中継局が設置された。
** 7月24日:正午にアナログ放送が終了。その後は11:57分までブルーバックのお知らせ画面が表示されており、11:58分にクロージングを流し、11:59分にはアナログ放送が完全に停波する。この後東北三県を除きデジタル放送に完全移行した。
* 2012年4月1日:[[朝日ニュースター]]を株式会社衛星チャンネルから譲受<ref>[https://www.tv-asahi.co.jp/company/contents/press/0205/data/110729-cs-2channel.pdf テレビ朝日CS放送事業を2チャンネル体制に!!] 2011年7月29日 テレビ朝日プレスリリース</ref>。
* 2013年
** 5月31日:午前9時、東京スカイツリーからの送信を開始。
** 7月31日:認定放送持株会社体制への移行を発表<ref name="tvasahi_20130731">{{Cite web|和書|url=https://company.tv-asahi.co.jp/contents/ir_news/0330/data/PressRelease130731_final.pdf|title=認定放送持株会社体制への移行に向けた、会社分割および簡易株式交換に係る基本合意書の締結、子会社の設立並びに商号変更に関するお知らせ|format=PDF|publisher=テレビ朝日・ビーエス朝日|date=2013-07-31|accessdate=2013-07-31|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131029213734/http://company.tv-asahi.co.jp/contents/ir_news/0330/data/PressRelease130731_final.pdf|archivedate=2013-10-29|url-status=dead|url-status-date=2017-09}}</ref>。
** 10月15日:テレビ朝日分割準備株式会社を設立<ref name="tvasahi_20130731" /><ref>[https://company.tv-asahi.co.jp/contents/ir_news/0336/data/PressRelease131031_final.pdf 株式会社テレビ朝日および株式会社ビーエス朝日の認定放送持株会社体制への移行に係る 吸収分割契約および株式交換契約の締結に関するお知らせ] 2013年10月31日 テレビ朝日プレスリリース</ref>。
* 2014年
** 4月1日:(旧)株式会社テレビ朝日が'''株式会社テレビ朝日ホールディングス'''に商号を変更し、認定放送持株会社体制に移行する<ref group="注釈">[[中部日本放送]]と同日に移行。</ref>。会社分割を行い、テレビ朝日分割準備会社が事業を承継し、「(新)'''株式会社テレビ朝日'''」へ商号を変更。同時にBS朝日を株式交換によって完全子会社化<ref name="tvasahi_20130731" />。
** 6月2日:地上波・BS統合マスターに更新([[東芝]]製)。※これにより、テレビ朝日とBS朝日のマスター設備が統合されたことになる。
** 9月29日:すべての番組の[[提供クレジット]]の「提供」の文字と[[ロゴ (曖昧さ回避)|ロゴ]]の表示方法が変更され、『[[世界の車窓から]]』など一部の番組で行われていた白文字(黒色による縁取りなし)に薄い影がつくものに変わった。
* 2015年
** 1月14日:ガールズコンテンツに特化した動画配信サービス「LoGiRL(ロガール)」を開始<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.ameba.jp/entry/20150117-445|title=PASSPO☆、東京パフォーマンスドール、ベイビーレイズJAPAN、LinQら人気アイドルが大集結!テレ朝新サービス『LoGiRL(ロガール)』記者会見|publisher=アメーバニュース|accessdate=2015-12-07 |url-status=dead |url-status-date=2024-10-07}}</ref>。
** 3月31日
*** アジア戦略の一環として、[[タイ王国|タイ]]のメディア複合企業「Kantana Group Company Limited(カンタナ)」と[[インド]]のテレビ放送事業会社「ZEE Entertainment Enterprises Limited(ZEEL)」に、それぞれにビジネス協力に関する協定を締結<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tv-asahi.co.jp/company/contents/press/0309/data/150331-asia.pdf|title=テレビ朝日の新アジア戦略!!タイ・インドでのメディア大手企業と提携 バンコクにビジネスビューロー開設|publisher=映画.com|date=2015-03-31|accessdate=2015-04-08}}</ref>。
*** 同日 衛星のセーフティーネットを活用したBSサイマル放送終了。
** 8月20日:[[KDDI]]と[[スマートフォン]]向け動画配信事業で業務提携を発表<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/157627|title=テレ朝とKDDIが業務提携、AKB48グループメンバー主演のドラマなど配信|publisher=映画ナタリー|date=2015-08-20|accessdate=2015-08-21}}</ref>。
* 2016年4月11日:[[サイバーエージェント]]との共同出資による[[インターネットテレビ]]局「[[ABEMA|AbemaTV]]」(現:ABEMA)が本開局。
* 2017年2月:[[多摩ニュータウン]]・[[若葉台 (稲城市)|若葉台]]に「[[テレビ朝日若葉台メディアセンター]]」が竣工 <ref name="テレビ朝日">{{Cite web|和書|url=https://tvablog.tv-asahi.co.jp/reading/touch/84921/|title=ゴーちゃん。若葉台メディアセンターに行ってきました! - テレビ朝日|accessdate=2017-02-12}}</ref><ref name="sumai.itot.jp">{{Cite web|和書|url=https://itot.jp/?site=sumai.itot.jp/s1-wakabadai/269|publisher=sumai.itot.jp|title=「若葉台」駅前にまもなく誕生!テレビ朝日らしさを体験できる新施設 - sumai.itot.jp|accessdate=2016-12-31}}</ref>。
* 2022年
** 4月1日:全番組の提供クレジットから黒い縁(シャドゥ)+白テロップ表記を撤廃(※一部企業を除く)し、各社提供・ネットセールス・ローカルセールスを含めてカラー表記に統一させた。([[テレビ東京]]と同日。)
** 4月11日:動画配信アプリ「[[TVer]]」にて、地上波プライムタイムに放送されているテレビ朝日系列番組の同時配信サービス「[[テレ朝系リアルタイム配信]]」を開始<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/02/22/kiji/20220222s00041000273000c.html |title=テレ朝 TVerによる同時配信サービスは4・11開始へ「プライムタイムを中心に配信する方向」 |accessdate=2022-02-22 |date=2022-02-22 |website=スポーツニッポン}}</ref>。
* 2024年4月8日:同日実施の立会外取引によって、[[壽屋 (玩具店)|壽屋]]の株式を追加取得し、同社を[[持分法]]適用関連会社化<ref>{{Cite news |author=内田慎一 |url=https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/5LCWZV22OBOKZLYULOR32DEU34-2024-04-05/ |title=テレビ朝日、壽屋株を追加取得 持分法適用関連会社に |work=ロイター通信|date=2024-04-05 |access-date=2024-04-05}}</ref>。
 
== 開局日の編成 ==
= 過去の放送開始・終了アナウンス =
* 10:00 - 「獅子舞」
== NETテレビ時代 ==
* 10:10 - 会長あいさつ(大川博NET会長)
*?(開局1959.2.1~1960.11)
* 10:15 - 祝辞([[岸信介]]内閣総理大臣ほか)
*切り絵アニメーション(1960.12~1977.3.31)
* 10:40 - 吹演奏と少年合唱隊
* 11:20 - 「テレビ時代の教育」
* 12:00 - ニュース
* 12:30 - 子供歌舞伎
* 13:00 - よい子に贈るパレード
* 14:30 - 宰相登場(東久邇稔彦ほか)
* 15:30 - 桐朋学園オーケストラ
* 15:50 - オリンピック物語
* 16:20 - 「電源開発」
* 17:00 - 漫画映画「[[こねこのらくがき|子猫の落書]]」ほか
* 17:20 - 映画「富士は生きている」
* 18:00 - コンサート
* 18:30 - ニュース
* 18:55 - 社長挨拶(赤尾好夫NET社長)
* 19:00 - 「NET誕生」(第一部)「勝三郎連獅子」
* 19:30 - 「NET誕生」(第二部)「華々しき招待」
* 20:30 - 「初木遣調子春風」
* 21:40 - 「30年後の世界」(これが当日の最終番組)
** 出典:毎日新聞(東京版縮刷版)昭和34年2月1日付6面テレビ欄
 
== テレビ朝日特色 ==
1984年には[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[CNN]]と提携、1985年には[[プライムタイム]]に大型[[報道番組|ニュース番組]]『[[ニュースステーション]]』を開始した。現在も『[[報道ステーション]]』と『[[スーパーJチャンネル]]』に代表されるニュース番組や『[[朝まで生テレビ!]]』などの討論番組、『[[ビートたけしのTVタックル]]』や『[[池上彰のニュースそうだったのか!!]]』といった時事問題を扱った[[バラエティ番組]]の制作を得意としている。ほか、深夜のバラエティ番組枠「[[ネオバラエティ]]」や「[[金曜ナイトドラマ]]」などそれまで不毛だった時間帯の開拓にも積極的な姿勢を見せている。
*[[我が家の友達10チャンネル]]時代/[[高井正憲]](1977.4~1989.1)
*[[昭和天皇]][[崩御]]のための特別バージョン/?演奏:[[東京フィルハーモニー交響楽団]]? 指揮:?(1989.1~1989.3)
*[[万里洋子]]&人文字時代/
**[[大熊英司]](万里洋子バージョン・開始&終了)、[[飯村真一]](人文字バージョン・開始)、[[宮嶋泰子]](人文字バージョン・終了)
**(万里洋子バージョン1989.4~1990.3)
**(人文字バージョン1990.4~1991.3、※曲は万里洋子バージョンと同じです。)
* ジョイナス(曲)ジョイナス時代/[[小林一枝]](開始)、宮嶋泰子(終了)
**(1代目印象波1991.4~1992.3)
**(2代目ON TV Asahi 1992.4~1992.9)
**(3代目世界の子供たち1992.10.~2001.9.11)
**(4代目[[同時多発テロ]]差し替え最終バージョン2001.9.12~2001.11)
* 朝の食卓と自然&[[赤ちゃん]]の夢の中時代/
** [[高橋真紀子]](前期)・[[萩野志保子]](中期)・[[佐分千恵]](後期)
**(2001.12~2003.9)
* 現在放送中のもの/tv asahiバージョン/[[寺崎貴司]](2003.9.29~現在)
* [[音声多重放送]]のアナウンス(ジョイナス時代)/小林一枝→[[松苗慎一郎]]→[[渡辺宜嗣]]→[[丸川珠代]]
* [[音声多重放送]]のアナウンス(朝の食卓と自然&赤ちゃんの夢の中時代)/[[川瀬眞由美]]
 
かつてのNETテレビ時代に学校放送を制作・放送していた名残で、ANNとは別に[[財団法人]]民間放送教育協会(民教協)を主催しており、加盟局の持ち回り制作で[[教育番組]]を放映している(地上波のほか、BS朝日・テレ朝チャンネル2でも放送)。また開学初期の[[放送大学]]にも授業番組の制作に携わっている。
== 歴代キャッチコピー ==
*[[1977年]]~'''[[我が家の友達10チャンネル]]''':社名変更(日本教育テレビ→全国朝日放送)記念。『[[テレビ朝日の歌]]』も作られた。
*[[1991年]] '''印象波'''
*[[1992年]] '''ITSUMO(いつも。)''':テーマ曲に[[ジョン・レノン]]の「イマジン」を起用。
*[[1993年]] '''On. Tv Asahi''':和服美人のアニメの春、夏、秋、冬バージョンがあった。
*[[1994年]] '''あります。〔 〕Tv Asahi''':〔 〕内に文字が自由に入る方式。例:〔!〕〔ワクワク〕など。
*[[1996年]] '''が、いいね!'''
*'''○○さん、テレビ朝日ですよ!'''
*[[2003年]]~(現行)'''オトナって、なんだろう?'''
(stub)
 
在京キー局では2010年代以降、自社系の有料動画配信サービスを次々と開設したが、テレビ朝日ではこれに加えてインターネット事業者の[[サイバーエージェント]]と共同出資し、原則無料のインターネットテレビ局「[[AbemaTV]]」を開設した。配信番組にはテレビ朝日制作番組の続編やスピンオフ企画のほか、一部のオリジナル番組が地上波深夜枠で放送されることがある。2017年以降は地上波の一部のドラマ作品でテレビ朝日と共同制作を行っている<ref group="注釈">このため、共同制作番組の見逃し配信は[[TVer]]ではなくABEMAビデオで実施している。</ref>。
== 主な事業 ==
===テレビ朝日製作映画===
*1983年 [[戦場のメリークリスマス]]
*1985年 [[銀河鉄道の夜]]
*1987年 [[源氏物語]]
*1989年 [[舞姫]]
*1990年 [[少年時代]]
*1990年 [[オーロラ]]の下で
*1992年 外科室
*1992年 豪姫
*1992年 遠き落日
*1992年 [[走れメロス]]
*1992年 天国の大罪
*1993年 夢の女
*1994年 [[居酒屋ゆうれい]]
*1996年 わが心の銀河鉄道 [[宮沢賢治]]物語
*1997年 [[北京原人]] Who are you?
*2000年 [[長崎ぶらぶら節]]
*2001年 [[風花]]
*2001年 ホタル
*2001年 [[伊能忠敬]] [[子午線]]の夢
*2001年 千年の恋 ひかる源氏物語
*2002年 [[凶気の桜]]
*2002年 [[精霊流し]]
*2003年 スパイ・[[ゾルゲ]]
*2003年 [[バトル・ロワイアル]]2 【鎮魂歌】
*2003年 [[座頭市]]
*2004年 [[恋人はスナイパー]]
*2004年 [[機関車先生]]
*2004年 [[スクール☆ウォーズ|スクールウォーズ・HERO]]
*2004年 [[デビルマン]]
*2004年 [[レディ・ジョーカー]]
== 関係会社 ==
系列放送局各社に関しては「[[ANN]]」及び「[[民間放送教育協会]]」を参照せよ。
 
芸能事務所ではかつては[[石原プロモーション]](2021年解散)との結びつきが非常に強かった。これは『[[西部警察]]』制作の際、テレビ朝日から「広告代理店を介さずに(石原プロと)直接契約する」という異例の条件を提示されたことがきっかけで、これ以降石原プロ制作番組は原則テレビ朝日での放映となった。同プロダクションの創始者でもある[[石原裕次郎]]の追悼式典(13回忌、17回忌、23回忌法要など。)や、2000年8月に開催された「21世紀の石原裕次郎を探すオーディション『1億人の心をつかむ男』」の後援や生中継も行っていた。
 
その他にも[[ホリプロ]]と[[オスカープロモーション]]所属のタレントの起用が多く、両プロダクションがそれぞれ開催する新人発掘[[オーディション]]「[[ホリプロタレントスカウトキャラバン]]」と「[[全日本国民的美少女コンテスト]]」を後援し、その模様も特番で放映している。なお、オスカーについては所属タレントがMCを担当するバラエティ番組を制作・放送している。
 
テレビ[[視聴率]]を測定している調査会社の[[ビデオリサーチ]]は2020年4月から全国すべての地区で個人視聴率を導入した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.videor.co.jp/digestplus/tv/2020/01/35457.html |title=連載特別企画第一弾 新視聴率のスタートで変わること~来年4月全地区同一仕様に~ |website=VR Digest+ |publisher=株式会社ビデオリサーチ |date=2020-01-28|access-date=2023-06-10 }}</ref>。これに伴い、在京民放キー局各社やテレビ朝日系列局の朝日放送テレビでは広告主のニーズが高いコアターゲット層<ref group="注釈">対象年齢層は各局によって異なるが、13 - 49歳の年齢層をターゲットとしていることが多い。</ref> を重視した番組作りに切り替えている<ref>{{Cite web|和書|url=https://toyokeizai.net/articles/-/379330 |title=テレビが遂に気づいた「視聴率より大切なこと」 |website=東洋経済新報 |date=2020-10-04 |access-date=2023-06-10 |author=木村隆志 |page=3}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/107332 |title=「アタック25」終了で注目 「新婚さんいらっしゃい!」の“打ち切り”はあるのか? |website=東京スポーツ |date=2021-09-27 |access-date=2023-06-10}}</ref>。しかし、テレビ朝日はアクティブシニア層が含まれる50歳以上が日本における総人口の半分以上を占めている現状やサイバーエージェントとの合弁で若年層向けの動画配信サイト「ABEMA」を運営している兼ね合いもあって、個人視聴率導入後も世帯視聴率を重視すると同時に19時台から22時台のゴールデン・プライムタイムは引き続き全年齢層をターゲットとした編成や番組作りに取り組むことを明らかにしている<ref>{{Cite web|和書|url=https://toyokeizai.net/articles/-/472952 |title=テレビ朝日「視聴率トップ」目前も稼ぎが鈍いわけ |website=東洋経済新報 |date=2021-12-04 |access-date=2023-06-10 |page=2 |author=井上昌也}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/03/11/kiji/20220311s00041000397000c.html |title=テレビ朝日 4月改編も全年齢層向け“ハイブリッド戦略”「すべてに楽しんでいただけるコンテンツを」 |website=スポーツニッポン | date=2022-03-11|access-date=2023-06-10}}</ref><ref name=":0">{{Cite web|和書|title=テレビ朝日 悲願の視聴率三冠王獲得でも、業界の評価は「時代遅れのテレビ局」 |url=https://www.dailyshincho.jp/article/2023/06090602/ |website=週刊新潮 |date=2023-06-09 |access-date=2023-06-10}}</ref><ref>{{Cite web |title=「ニュースステーション」は報道番組を変えた 初代プロデューサーだったテレビ朝日会長・早河洋さんが語る「万年4位」からの大逆転劇【放送100年⑥】 |url=https://nordot.app/1257855428225237103?c=39546741839462401 |website=47NEWS |date=2025-02-06 |access-date=2025-02-06 |author=原真 |publisher=共同通信社}}</ref>。この結果、世帯視聴率では好調の番組でもコアターゲット層を対象とした視聴率(コア視聴率)では苦戦している番組が多数発生する状態になった<ref name=":0" /><ref>{{Cite web|和書|url=https://friday.kodansha.co.jp/article/313173 |title=民放テレビ局「コア視聴率 プライムタイム・ベスト50」で分かった″春の王者″ |website=FRIDAY |date=2023-05-27 |access-date=2023-06-10 |page=3}}</ref>。
 
== 制作番組 ==
{{Main|テレビ朝日番組一覧}}
=== 報道・情報番組 ===
NETテレビ時代の1964年にワイドショーの先駆けとなる『モーニングショー』がスタート。
 
1980年代後半にスタートした報道・情報番組の中には、放送20年を越える長寿番組となったものも多い。1985年、22時台としては初の大型ニュース番組『ニュースステーション』が開始、「夜のニュース戦争」の火付け役となり、TBSなどもこれに追随した。1987年には深夜の討論番組『[[朝まで生テレビ!]]』が、1989年には『[[サンデープロジェクト]]』と報道ドキュメンタリー『[[ザ・スクープ]]』が放送開始した。
 
=== スポーツ ===
[[サッカー]]中継にも力を入れており、[[アジアサッカー連盟]]主催の[[AFCチャンピオンズリーグエリート|AFCチャンピオンズリーグ]]は2007年から2012年までBS朝日とテレ朝チャンネルで中継していた。日本代表が優勝した[[AFCアジアカップ2011|2011年のAFCアジアカップ]]も地上波で独占生中継した。2014年には、4年に1度の開催に変更されて初めてとなる[[AFC女子アジアカップ]]を独占生中継した。[[FIFAワールドカップ]]本大会・グループステージにおける日本代表の試合放映権を[[2002 FIFAワールドカップ|2002年の日韓大会]]から[[2014 FIFAワールドカップ|2014年のブラジル大会]]まで4大会続けて獲得するなど強運にも恵まれている。サッカーについては情報番組『[[やべっちFC〜日本サッカー応援宣言〜]]』も制作していた。
 
プロ野球では、[[ラジオ放送局|ラジオ局]]・文化放送との関係<ref group="注釈">両社とも開局当初から旺文社や[[大日本印刷]]、[[小学館]]、[[講談社]]などの出版関係や東映といった大口出資者が共通していたことや、1978年にはテレビ朝日専務取締役の岩本政敏が文化放送社長に就任したことなどから、文化放送はそれまでのフジテレビよりもテレビ朝日との結びつきを強化していた時期があった。</ref> から、テレビ朝日と繋がりの深い[[埼玉西武ライオンズ]]の試合(主に週末デーゲーム)を中継することが多い。2000年代後半以降の全国ネット中継はレギュラー番組および他競技の国際大会の中継を優先する編成方針から、ナイターは[[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]<ref group="注釈">2014年以降の中継は同局での独占放送となっている。</ref>・[[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]・[[野球日本代表|侍ジャパン]]戦、デーゲームは[[阪神タイガース|阪神]]対[[読売ジャイアンツ|巨人]]戦([[朝日放送テレビ]]制作)に限られている。その一方で、2012年から2015年まではCS放送における埼玉西武ライオンズ主催全試合の放送権を獲得し、テレビ朝日の直営となった朝日ニュースター(現・テレ朝チャンネル2 ニュース・スポーツ)にて全試合中継を行い、2006年より始まった国別対抗戦である[[ワールド・ベースボール・クラシック]]の中継もTBSテレビ(2006年は日本テレビも)とともに行っている。高校生年代による国際大会でもある[[WBSC U-18ワールドカップ]]は地上波独占中継を行っている。{{main|[[スーパーベースボール (テレビ朝日系列)|スーパーベースボール]]}}
 
[[全国高校野球選手権大会|夏の高校野球]]開催時は『[[熱闘甲子園]]』を1981年から朝日放送テレビと共同制作しており、キャスターやアナウンサー・解説者を派遣するなど協力体制を敷いている。大会の中継については2000年代以降開会式と決勝戦の放送を続けていたが、2015年以降はNHK・BS朝日での放送と重複することに加えて、レギュラー番組を優先する編成方針から、決勝戦の中継を取りやめ<ref group="注釈">2015年はテレビ朝日のみ、2016年以降は半数以上の系列局が中継見送りとなっている。</ref>、テレビ朝日での放送は行われていない。{{main|[[全国高校野球選手権大会中継]]}}
 
[[格闘技]]では2025年現在、在京[[キー局]]では唯一[[プロレス]]中継([[新日本プロレス]])を行っており、1970年代初頭には[[全日本女子プロレス]]の中継も行ったこともあった。その一方で1990年代からブームとなった[[K-1]]や[[総合格闘技]]は一度も中継しておらず、立ち技格闘技に関しては[[ボクシング]]を除けば[[キックボクシング]]を全盛期に1年だけ放送したのと、[[空手道]]団体・[[極真会館]]が開催した『[[一撃]]』を1度中継したのみである<ref group="注釈">ただし系列局の広島ホームテレビは、[[フルコンタクト空手]]の[[新極真会]]広島支部・大濱道場の関連番組を時折放送している。</ref>。ボクシングでは、1959年から『ゴールデン・ボクシング』というタイトルで放映を開始、以後『[[エキサイトボクシング]]』というタイトルで2003年まで定期中継枠を編成していた。日本国内では[[ヨネクラボクシングジム|ヨネクラ]]、[[ワタナベボクシングジム]]の試合を中心に放送していた。かつては海外でのタイトルマッチの衛星中継も積極的に行っており、[[モハメド・アリ]]が2度目の世界ヘビー級王者に在位していた1974年 - 1978年にはアリの防衛戦を海外から生中継で放映していたが、2025年現在はボクシング中継を編成していない。
 
在京キー局の中では[[モータースポーツ]]中継に積極的に取り組んでおり、著名なものでは[[1982年]]から[[2003年]]まで[[ル・マン24時間レース]]の中継を実施、2000年には[[チーム郷]]との共同で「テレビ朝日・チーム龍(Dragon)」名義で参戦も果たした。2000年代後半以降は[[世界ラリー選手権]](WRC)情報や結果速報などを同局のスポーツ番組で放送している。また、[[六本木ヒルズ]]で毎年行われている「[[テレ朝夏祭り]]」でもWRCに関連したアトラクションが設営されている。かつては[[フォーミュラE]]の中継にも取り組んでいたが、2016年シーズンを最後に中継はしておらず、事実上撤退となった。
 
NETテレビ時代には[[大井競馬場]]から実況中継を行っていた。1972年には[[東京盃]]の冠スポンサーとなり、『NET盃』として開催したこともあった。
 
上述以外の競技では、[[フィギュアスケート]]の[[ISUグランプリシリーズ]](NHKが主催・賞杯授与・放送する[[NHK杯国際フィギュアスケート競技大会|日本大会]]を除く)、[[水泳]]の世界水泳と[[パンパシフィック水泳選手権]]、[[体操]]の[[世界体操選手権]]を中継している。珍しいところでは1986年-1989年に『[[おはよう!ゲートボール]]』という[[ゲートボール]]番組を放送していたことがある。
 
=== バラエティ・音楽番組 ===
1990年代後半から2000年代初期はゴールデン・プライムタイムのバラエティ番組が非常に少なく、特に1997年度上半期は火曜19時枠の『[[ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!]]』と木曜19時枠の『[[超次元タイムボンバー]]』の2番組だけであった。
 
1993年、23時台に深夜のバラエティ番組枠「[[ネオバラエティ]]」を新設した。当初の放送時間は30分だったが、好調な視聴率を受け徐々に放送時間を拡大、他局でも23時台にバラエティ枠を新設するなど大きな影響を与えた。本枠では『[[マツコ&有吉 かりそめ天国]]』や『[[アメトーーク!]]』など現在も続く人気番組を多数生み出し、ゴールデン・プライムタイムへの「昇格」も積極的に行っていた。その後、2020年には、26時台に「[[バラバラ大作戦]]」、2022年には、それまであった「ネオバラエティ」を解体した上で「[[スーパーバラバラ大作戦]]」を相次いで新設し、動画配信の時代に対応したバラエティ枠を新設することでアップデートを図った。
 
一方、ゴールデン進出は成功例もある一方で深夜時代のカラー(お色気シーンや過激なロケ・演出)を改めたり打ち切りに至るケースも少なくないため、視聴者が求めるニーズとの乖離を指摘されていた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.narinari.com/Nd/2008089989.html|title=「くりぃむナントカ」打ち切りへ、深夜からゴールデン昇格も不発。|publisher=ナリナリドットコム|date=2008-08-08|accessdate=2010-08-29 }}</ref>。このため時間帯を深夜に戻したうえで復活、深夜版と並行してゴールデン版を放送、あるいはゴールデン・プライムタイムへの昇格を前提とした番組制作を行うなど柔軟な姿勢も見られ、中にはテレビ朝日の手から離れて番組を存続させたものもある。
 
2000年代後半から2010年代前半にかけては、『[[いきなり!黄金伝説。]]』、『[[もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!]]』、『[[お願い!ランキング]]』など番組あげての企業情報番組が多数制作されていた。これに関連して、『黄金伝説』の企画「○○のメニューを全部食べつくす男」や『お試しかっ!』の「[[帰れま10]]」などといった、「完食系」の企画・コーナーが多く見受けられるようになった。ただ好調な視聴率の一方、視聴者からは「食べ物を無駄にしている」、「無理をして食べる必要があるのか?」などの批判的な声も少なくなかった<ref>{{Cite web|和書|date=|url=http://www.bpo.gr.jp/?p=589|title=2010年4月に視聴者から寄せられた意見|publisher=放送倫理・番組向上機構|accessdate=2014-04-05 }}</ref>。
 
音楽番組は1986年から『[[ミュージックステーション]]』を開始。現在ではゴールデン・プライムタイムで放送される数少ない常設の音楽番組であり、アーティストにとっては本番組の出演を目標とするグループも多い。また、クラシック番組で1966年から『[[題名のない音楽会]]』を[[テレビ東京|東京12チャンネル]]からの移管で放送開始。こちらは放送中のテレビ朝日の番組では最長寿であり、「世界最長寿のクラシック番組」として[[ギネス世界記録]]に認定されている。
 
=== ドラマ ===
[[#略歴|略歴]]にもあるようにテレビ朝日は[[東映]]の関連会社として設立されたため、現在はテレビ局で唯一東映制作専門の放送枠を設けている([[テレ朝水曜21時枠刑事ドラマ|水曜21時]]のドラマと、[[#特撮|後述]]する日曜朝の[[特撮]]ドラマ。)。
 
東映制作以外でのプライムタイムのドラマ枠は、[[テレビ朝日火曜9時枠の連続ドラマ|火曜21時台]]と[[木曜ドラマ (テレビ朝日)|木曜21時台]]及び[[朝日放送テレビ制作日曜10時枠の連続ドラマ|日曜22時台]](朝日放送テレビ制作、2023年4月から)に設けている。木曜21時台のドラマ枠は2000年代まで低迷が続いていたが、2010年代以降は『[[ドクターX〜外科医・大門未知子〜]]』『[[緊急取調室]]』など人気作品を輩出している。この枠も、オスカープロモーション所属タレントが主演を務めていることが多い。
 
2000年、23時台に「金曜ナイトドラマ」枠を新設。後にテレビ東京や[[讀賣テレビ放送|読売テレビ]]、[[毎日放送]](MBS)なども深夜ドラマに参入し、この流れに追随した。ここから『[[トリック (テレビドラマ)|トリック]]』『[[特命係長 只野仁 (テレビドラマ)|特命係長 只野仁]]』『[[時効警察]]』『[[家政夫のミタゾノ]]』などのヒット作や話題作も生まれている。中でも前者二つは、続編が21時台の木曜ドラマ枠に移り、映画化もされるなど人気を博した。
 
[[刑事ドラマ]]の制作に積極的で、水曜21時は刑事ドラマ専門である。以前は時代劇枠だった木曜20時の『[[木曜ミステリー]]』(2022年9月終了)では、[[東映京都撮影所]]で撮影をしており、[[京都府警察|京都府警]]([[京都府]]内)を舞台にした作品が多い。『[[京都迷宮案内]]』や『[[おみやさん]]』『[[科捜研の女]]』『[[遺留捜査]]』などはいずれもシリーズ化され、視聴者からは“'''京都枠'''”の愛称で親しまれていた。かつては時代劇の制作にも積極的で、『[[遠山の金さん]]』『[[暴れん坊将軍]]』といった長寿化したシリーズや[[ネットチェンジ#近畿広域圏におけるいわゆる大阪準キー局「腸捻転」の解消|腸捻転解消後]]に放映を開始した朝日放送と[[松竹]]の制作による『必殺シリーズ』も人気を博した。また『[[土曜映画劇場]]』の後番組として放送された『[[土曜ワイド劇場]]』は[[2時間ドラマ]]の先駆け的な番組となり、その後『[[日曜ワイド]]』→『[[日曜プライム]]』など放送枠の変更・縮小をしつつも新作が放送されている。
 
この他、ドラマの再放送にも積極的で平日および土曜日の14 - 16時台に再放送を実施している<ref group="注釈">放送されるのは東映制作枠(『水曜21時刑事ドラマ』『木曜ミステリー』)と2時間ドラマ作品が多く、それ以外の枠の作品についてはシリーズ物以外再放送例は少ない。</ref>。2015年3月からは早朝4時に時代劇専門の再放送枠『[[おはよう!時代劇]]』を開始(関東ローカル)。通常天気予報やニュースを放送する時間帯で異例の編成となったが、視聴率2%と好調を博している。
 
2017年4月3日から、月曜 - 金曜12時30分 - 12時50分枠にて、シルバー向け新帯ドラマ枠『[[帯ドラマ劇場]]』を開始した<ref name="Sankei16630_Kura-Hei">[https://www.sanspo.com/article/20160630-Z5OLR4LD5VJKRFDRWKKRK5FI2U/ 石坂浩二&浅丘ルリ子、31年ぶり元夫婦共演!情報番組からシニア層奪う] SANSPO.COM 2016年6月30日発行、同日閲覧。</ref>。これにより民放での帯ドラマが『[[東海テレビ制作昼の帯ドラマ]]』(フジテレビ系列全国ネット)終了後1年ぶりに復活させたが、2020年3月で廃枠となった。
 
==== 特撮 ====
テレビ朝日は東映制作の特撮ドラマも擁しており、現在は日曜朝に放送の『[[スーパー戦隊シリーズ]]』と『[[仮面ライダーシリーズ]]』は「[[スーパーヒーロータイム]]」の愛称が付けられており、日本で唯一特撮番組を継続して製作しているテレビ局でもある。
 
仮面ライダーシリーズについてはかつて、昭和時代の作品もネット受けしていたが、[[毎日放送|MBS]]が制作していたために1975年4月の腸捻転解消によりTBS系列に移動となった。スーパー戦隊シリーズはその後枠として立ち上げられた。『[[メタルヒーローシリーズ]]』終了後の2000年からは、それまで仮面ライダーシリーズを制作・放送していたMBSに代わって制作を担当することになった。以降はシリーズ作品のほか、「仮面ライダーVSスーパー戦隊」や過去にテレビ朝日が制作した特撮作品(メタルヒーロー・[[人造人間キカイダー]]など)を登場させる[[クロスオーバー作品]]も不定期に制作している。なお、「スーパーヒーロータイム」はテレビ朝日のドラマ作品では唯一、[[連動データ放送]]を実施している。
 
開局間もない1960年には、NETテレビ開局を記念した子ども番組として人形劇映画『[[ヴェニスの商人#関連作品|ベニスの商人]]』(制作:東京中央人形劇場)が放送された。当時は[[生放送]]で人形劇が放送されていた時代であったが、この番組は人形劇をフィルム撮影し、その上にアニメーション撮影の場面を加えた、初の人形劇映画作品となった<ref>高橋克雄『戦後・映像メディア開発史』(文芸広場)</ref>。
 
=== アニメ ===
{{See also|テレビ朝日系アニメ}}
教育局であった1963年にスタートした『[[狼少年ケン]]』でテレビアニメに初参入。その後、1966年にスタートした『[[魔法使いサリー]]』を始めとした「魔女っ子シリーズ」が人気を博した。総合局となってからも『[[一休さん (テレビアニメ)|一休さん]]』や『[[キャンディ・キャンディ#テレビアニメ|キャンディ・キャンディ]]』などヒット作品を続々輩出した。これら歴代の作品の多くは、テレビ朝日の関連会社でもある[[東映アニメーション]](旧東映動画)の製作によるものが大半を占めている。
 
腸捻転時代の準キー局であったMBSとネットを組んでいた時代は、『[[おそ松くん#テレビ第1作|おそ松くん]]』や『[[エースをねらえ!#エースをねらえ! (テレビアニメ版第1作)|エースをねらえ!]]』といった作品が同局からのネットで放送され、いずれも大ヒットした。後にTBS系列で人気番組になった『[[まんが日本昔ばなし]]』は、腸捻転解消前の最後の3ヶ月のみ放送されていた。
 
1980年代には、前年にスタートした『[[ドラえもん (1979年のテレビアニメ)|ドラえもん]]』を筆頭に、『[[怪物くん (カラーアニメ)|怪物くん]]』や『[[忍者ハットリくん#テレビアニメ|忍者ハットリくん]]』など[[シンエイ動画]]製作による[[藤子不二雄]]作品がアニメの中心となり、1985年には『[[藤子不二雄ワイド]]』と銘打った1時間のアニメ・コンプレックスゾーンも設けていた。1987年10月の『[[ニュースシャトル]]』の開始により廃枠となるが、代わって平日の18:50 - 19:20枠をアニメで統一させ、視聴習慣に対応した。なお、シンエイ動画については2010年に完全子会社としている。
 
1990年代には、現在も放送中の『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』や『[[美少女戦士セーラームーン (テレビアニメ)|美少女戦士セーラームーン]]』『[[SLAM DUNK#テレビアニメ|SLAM DUNK]]』など人気を博した作品がスタートしたものの、2004年9月にはこれらの作品を放送していた[[テレビ朝日系列土曜夜7時台枠のアニメ|土曜夜7時台]]から撤退した(1997年9月に一旦終了、2002年4月に復活するものの、約2年半で終了)。
 
2009年10月には、[[テレビ朝日系列火曜夜7時台枠のアニメ|火曜夜7時台]]に久々となるゴールデンタイムのアニメ枠を新設するも定着せず、2011年4月期に[[テレビ朝日系列日曜朝6時30分枠のアニメ|日曜朝6時30分枠]]と統合させる形で撤退、残る[[テレビ朝日系列金曜夜7時台枠のアニメ|金曜夜7時台の2番組]]についても2019年10月期に土曜夕方へと移動し<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.nifty.com/article/entame/etc/12273-353243/|title=テレビ朝日系「ミュージックステーション」が9時台に移動 「ドラえもん」は土曜日に|ニフティニュース|website=ニフティニュース|accessdate=2019-07-28}}</ref>、ゴールデンタイムのアニメ枠も消滅する事となった。
 
[[深夜アニメ]]についてはかつて他系列と同等に放送していたが、2007年4月の改編にて深夜アニメ枠を一旦廃止した。以降は散発的な放送に留まり、在阪・在名系列局の[[朝日放送テレビ|朝日放送]]・メ~テレで製作・放送されている深夜アニメ作品の[[逆ネット]]実績も無いなど積極的な取り組みは行われていなかったが、2020年4月期より『[[NUMAnimation]]』の名称でテレビ朝日では初となる深夜アニメレーベルが新設された<ref name="mantan_20200122">{{Cite news |和書|url= https://mantan-web.jp/article/20200121dog00m200057000c.html|title= テレビ朝日:4月に“沼落ち”する深夜アニメ枠「NUMAnimation」新設 「イエスタデイをうたって」放送|newspaper= まんたんウェブ|date= 2020-01-22|author= |accessdate=2020-01-28}}</ref>。2020年10月からは同枠が関東ローカルから全国ネットに昇格、さらに朝日放送テレビからの全国ネット枠『[[ANiMAZiNG!!!]]』を新設し、連続1時間の深夜アニメ枠となった<ref>[https://mantan-web.jp/article/20200811dog00m200064000c.html ANiMAZiNG!!!:ABCが10月に全国ネットの深夜アニメ枠新設 「いわかける!」放送 NUMAnimationにMAPPA制作のオリジナルアニメ]、まんたんウェブ、2020年8月12日</ref>。
 
2024年10月からは『[[IMAnimation]]』枠を新設し<ref>{{Cite news|和書|title=テレ朝新アニメ枠「イマニメーション」発表 第1弾は人気サッカーアニメ「ブルーロック」|date=2024-06-24|newspaper=日刊スポーツ|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202406240001439.html|accessdate=2024-07-01}}</ref>、それに先立って『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を含めたテレビ朝日製作のアニメ作品を総括する『'''tv asahi animation'''』レーベルが設けられた。2025年4月には『IMAnimation』の姉妹枠となる『IMAnimation W』枠も新設されが発表された<ref>{{Cite news|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20241217dog00m200006000c.html|title=ユア・フォルマ:テレビアニメで花澤香菜、小野賢章がバディーに テレ朝新アニメ枠「IMAnimation W」2025年4月スタート|date=2024-12-17|newspaper=MANTANWEB|accessdate=2025-04-23}}</ref>、これによりテレビ朝日の深夜アニメ枠は3枠(『ANiMAZiNG!!!』を含めると4枠)体制となった。
 
== 視聴率 ==
1955年5月から1963年1月までの各年最高世帯視聴率(全て東京地区・電通調べ)<ref>{{Cite book|和書|author=日本放送協会|date=1977-3|title=放送五十年史|publisher=日本放送協会|page=590-591}}</ref>
{| class="wikitable mw-collapsible"
!年度
!番組名
!視聴率
|-
!1961
|[[ララミー牧場]]
|44.3%
|-
!1962
|[[ローハイド]]
|42.0%
|}
 
1962年12月3日から2024年12月31日までの各年最高世帯視聴率(全て関東地区・ビデオリサーチ調べ)<ref>{{Wayback |url= https://www.videor.co.jp/about-vr/anniversary/main.html |date=20180910205240 |title=あの時の視聴率/50年の歩み/代表者メッセージ jump50-おかげさまで50年- Video Research}}</ref> <br />※年によって欠落がある。
{| class="wikitable mw-collapsible"
!年度
!番組名
!放送日時
!視聴率
|-
!1962
|ちびっこギャング
|12月28日(金)19:00〜19:30
|33.5%
|-
!1963
|ちびっこギャング
|3月8日(金)19:00〜19:30
|39.4%
|-
!1966
|[[氷点#テレビドラマ|氷点]]
|4月17日(日)22:00〜23:00
|42.7%
|-
!1967
|[[素浪人 月影兵庫]](第2シリーズ)
|9月30日(土)20:00〜20:56
|35.7%
|-
!1968
|素浪人 月影兵庫(第2シリーズ)
|2月3日(土)20:00〜20:56
|35.8%
|-
!1969
|[[大正テレビ寄席]]
|2月16日(日)12:00〜12:45
|30.9%
|-
!1971
|[[大忠臣蔵 (1971年のテレビドラマ)|大忠臣蔵]]
|12月14日(火)21:00〜21:56
|32.8%
|-
!1972
|[[象印スターものまね大合戦]]
|11月12日(日)19:30〜20:00
|34.1%
|-
!1973
|象印スターものまね大合戦
|1月7日(日)19:30〜20:00
|32.4%
|-
!1974
|'74[[日本歌謡大賞|輝け!!日本歌謡大賞]]
|11月26日(火)19:00〜20:55
|'''45.3%'''
|-
!1976
|[[異種格闘技戦#アントニオ猪木の『格闘技世界一決定戦』シリーズ|格闘技世界一決定戦]] [[アントニオ猪木]]×[[モハメッド・アリ]]
|6月26日(土)13:00〜14:50
|38.8%
|-
!1977
|[[欽ちゃんのどこまでやるの!]]
|12月28日(水)21:00〜21:54
|33.2%
|-
!1978
|欽ちゃんのどこまでやるの!
|3月22日(水)21:00〜21:54
|33.1%
|-
!1979
|ゴールデンナイター [[1979年の横浜大洋ホエールズ|大洋]]×[[1979年の読売ジャイアンツ|巨人]]
|6月21日(木)19:00〜21:24
|32.8%
|-
!1980
|[[1980年の日本シリーズ|'80プロ野球日本シリーズ]] [[1980年の広島東洋カープ|広島]]×[[1980年の近鉄バファローズ|近鉄]] 第7戦
|11月2日(日)12:55〜16:57
|30.9%
|-
!1981
|[[1981年の日本シリーズ|'81プロ野球日本シリーズ]] [[1981年の日本ハムファイターズ|日本ハム]]×[[1981年の読売ジャイアンツ|巨人]] 第6戦
|10月25日(日)12:55〜16:00
|41.2%
|-
!1982
|ゴールデンナイター [[1982年のヤクルトスワローズ|ヤクルト]]×[[1982年の読売ジャイアンツ|巨人]]
|5月5日(水)19:00〜21:24
|37.3%
|-
!1983
|欽ちゃんのどこまでやるの!
|6月22日(水)21:00〜21:54
|42.0%
|-
!1984
|欽ちゃんのどこまでやるの!
|1月25日(水)21:00〜21:54
|37.2%
|-
!1985
|[[月曜スペシャル90]] 独占生中継!!おめでとう [[松田聖子|聖子]]・[[神田正輝|正輝]]結婚!<br />今夜愛の旅だち
|6月24日(月)19:00〜20:51
|34.9%
|-
!1986
|[[ドラえもん (1979年のテレビアニメ)|ドラえもん]]
|1月17日(金)19:00〜19:30
|29.3%
|-
!1987
|ドラえもん
|2月20日(金)19:00〜19:30
|27.7%
|-
!1988
|[[ニュースステーション]](プロ野球 [[1988年のロッテオリオンズ|ロッテ]]×[[1988年の近鉄バファローズ|近鉄]])
|[[10.19|10月19日(水)22:00〜23:28]]
|30.9%
|-
!1989
|パワーアップナイター [[1989年の近鉄バファローズ|近鉄]]×[[1989年の福岡ダイエーホークス|ダイエー]]
|10月14日(土)19:05〜21:24
|29.5%
|-
!1990
|[[日曜洋画劇場]] [[ダイ・ハード]]
|10月7日(日)21:02〜23:24
|29.0%
|-
!1991
|日曜洋画劇場 [[ターミネーター (映画)|ターミネーター]]
|9月8日(日)21:02〜22:54
|29.7%
|-
!1992
|[[1992年の日本シリーズ|'92プロ野球日本シリーズ]] [[1992年のヤクルトスワローズ|ヤクルト]]×[[1992年の西武ライオンズ|西武]] 第2戦
|10月18日(日)12:30〜16:00
|28.0%
|-
!1993
|[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]スペシャル
|7月12日(月)19:00〜20:00
|28.2%
|-
!1994
|[[1994年の日本シリーズ|'94プロ野球日本シリーズ]] [[1994年の西武ライオンズ|西武]]×[[1994年の読売ジャイアンツ|巨人]] 第4戦<br />ニュースステーション
|10月26日(水)18:10〜22:00<br />22:00〜23:20
|40.2%<br />34.8%
|-
!1995
|[[1995年の日本シリーズ|'95プロ野球日本シリーズ]] [[1995年のヤクルトスワローズ|ヤクルト]]×[[1995年のオリックス・ブルーウェーブ|オリックス]] 第3戦<br />ニュースステーション
|10月24日(火)18:30〜22:00<br />22:00〜23:40
|29.0%<br />31.9%
|-
!1996
|ゴールデンナイター [[1996年のヤクルトスワローズ|ヤクルト]]×[[1996年の読売ジャイアンツ|巨人]]
|10月2日(水)19:04〜21:43
|28.0%
|-
!1997
|[[1997年の日本シリーズ|'97プロ野球日本シリーズ]] [[1997年の西武ライオンズ|西武]]×[[1997年のヤクルトスワローズ|ヤクルト]] 第2戦
|10月19日(日)18:15〜23:19
|28.9%
|-
!1998
|ゴールデンナイター [[1998年のヤクルトスワローズ|ヤクルト]]×[[1998年の読売ジャイアンツ|巨人]]
|4月4日(土)18:35〜21:24
|25.1%
|-
!1999
|[[1999年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|'99プロ野球オールスターゲーム]] 第1戦
|7月24日(土)18:34〜21:49
|27.6%
|-
!2000
|[[2000年シドニーオリンピックの陸上競技|シドニーオリンピックLIVE(陸上 女子マラソン)]]
|9月24日(日)6:45〜10:00
|40.6%
|-
!2001
|[[サッカー日本代表の国際親善試合|キリンチャレンジカップ]]2001 サッカー [[2001年のサッカー日本代表|日本代表]]×[[サッカーイタリア代表|イタリア代表]]
|11月7日(水)19:15〜21:18
|25.4%
|-
!2002
|[[2002 FIFAワールドカップ・グループH|2002FIFAワールドカップTM グループリーグ]]<br />サッカー [[サッカーチュニジア代表|チュニジア]]×[[2002 FIFAワールドカップ日本代表|日本]]
|6月14日(金)15:00〜17:54
|45.5%
|-
!2003
|2003[[東京国際女子マラソン]]
|11月16日(日)12:05〜14:55
|27.4%
|-
!2004
|サッカー [[AFCアジアカップ2004|AFCアジアカップ中国2004]] 決勝 [[2004年のサッカー日本代表|日本]]×[[サッカー中華人民共和国代表|中国]]
|8月7日(土)20:57〜23:11
|32.4%
|-
!2005
|サッカー [[2006 FIFAワールドカップ・アジア予選|2006FIFAワールドカップ アジア地区最終予選]]<br />[[2005年のサッカー日本代表|日本]]×[[サッカー朝鮮民主主義人民共和国代表|北朝鮮]]
|2月9日(水)19:17〜21:33
|47.2%
|-
!2006
|サッカー [[2006 FIFAワールドカップ・グループF|2006FIFAワールドカップ]] [[2006 FIFAワールドカップ日本代表|日本]]×[[サッカークロアチア代表|クロアチア]]
|6月18日(日)21:35〜24:30
|'''52.7%'''
|-
!2007
|[[2007年アジア野球選手権大会|アジア野球選手権2007]] 兼 [[2008年北京オリンピック|北京五輪]]アジア地区最終予選<br />[[2008年北京オリンピックの野球競技・日本代表|日本]]×[[野球中華民国代表|台湾]]
|12月3日(月)18:55〜22:24
|27.4%
|-
!2008
|開局50周年記念特別番組<br />[[2008/2009 ISUグランプリファイナル|フィギュアスケートグランプリファイナル 世界一決定戦2008]]
|12月13日(土)19:03〜21:24
|24.7%
|-
!2009
|開局50周年記念 [[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|'09ワールドベースボールクラシックTM]]<br />東京ラウンド [[2009 ワールド・ベースボール・クラシック 日本代表|日本]]×[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック 韓国代表|韓国]]
|3月7日(土)18:55〜22:14
|37.8%
|-
!2010
|[[2010 FIFAワールドカップ・グループE|2010FIFAワールドカップTM]] [[2010 FIFAワールドカップ日本代表|日本]]×[[サッカーオランダ代表|オランダ]]
|6月19日(土)20:10〜22:40
|43.0%
|-
!2011
|サッカー [[AFCアジアカップ2011]] [[2011年のサッカー日本代表|日本]]×[[サッカー大韓民国代表|韓国]]
|1月25日(火)22:20〜25:15
|35.1%
|-
!2012
|サッカー [[2014 FIFAワールドカップ・アジア予選|2014FIFAワールドカップTM アジア地区最終予選]]<br />[[サッカーオーストラリア代表|オーストラリア]]×[[2012年のサッカー日本代表|日本]]
|6月12日(火)18:56〜21:00
|35.1%
|-
!2013
|サッカー 2014FIFAワールドカップTM アジア地区最終予選<br />[[2013年のサッカー日本代表|日本]]×オーストラリア
|6月4日(火)19:30〜21:37
|38.6%
|-
!2014
|[[2014 FIFAワールドカップ・グループC|2014FIFAワールドカップTM]] [[2014 FIFAワールドカップ日本代表|日本]]×[[2014 FIFAワールドカップコロンビア代表|コロンビア]]
|6月25日(水)5:00〜7:20
|37.4%
|-
!2015
|[[2015年中国杯|フィギュアスケートグランプリシリーズ世界一決定戦2015]]<br />第3戦 中国大会
|11月7日(土)19:20〜21:30
|23.2%
|-
!2016
|[[木曜ドラマ (テレビ朝日)|木曜ドラマ]] [[ドクターX〜外科医・大門未知子〜]]
|10月27日(木)21:50〜22:44
|24.3%
|-
!2017
|[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック]] 2次ラウンド<br />[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック 日本代表|日本]]×[[2017 ワールド・ベースボール・クラシック イスラエル代表|イスラエル]] / [[報道ステーション]]
|3月15日(水)19:08〜21:54<br />21:54〜23:20
|25.8%<br />27.2%
|-
!2018
|[[2018年平昌オリンピックのスピードスケート競技|ピョンチャンオリンピック2018(スピードスケート)]]
|2月19日(月)19:52〜21:54
|22.5%
|-
!2019
|サッカー [[AFCアジアカップ2019]] 決勝 [[2019年のサッカー日本代表|日本]]×[[サッカーカタール代表|カタール]]
|2月1日(金)22:55〜25:00
|21.4%
|-
!2020
|[[ポツンと一軒家]]
|4月26日(日)19:58〜20:56
|22.9%
|-
!2021
|[[2020年東京オリンピック|東京オリンピック]]([[2020年東京オリンピックの卓球競技|卓球]]4回戦女子シングルス、<br />[[2020年東京オリンピックのソフトボール競技|ソフトボール]]女子決勝・表彰式 [[ソフトボール女子日本代表|日本]]×[[ソフトボール女子アメリカ合衆国代表|アメリカ]])
|7月27日(火)19:00〜23:20
|23.0%
|-
!2022
|[[2022 FIFAワールドカップ・グループE|FIFAワールドカップ2022]] [[2022 FIFAワールドカップ日本代表|日本]]×[[サッカーコスタリカ代表|コスタリカ]]
|11月27日(日)18:40〜21:10
|42.9%
|-
!2023
|[[2023 ワールド・ベースボール・クラシック]] [[2023 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表|日本]]×[[2023 ワールド・ベースボール・クラシック イタリア代表|イタリア]]<br />報道ステーション
|3月16日(木)19:09〜21:54<br />21:54〜23:10
|'''48.0%'''<br />43.6%
|-
!2024
|テレビ朝日開局65周年記念<br />サッカー [[AFCアジアカップ2023|AFCアジアカップ カタール]] [[2024年のサッカー日本代表|日本]]×[[サッカーイラン代表|イラン]]
|2月3日(土)20:27〜22:35
|23.6%
|}
 
== 過去のテーマソング ==
現在は特になし。
 
; NETの歌
: 作詞:[[サトウハチロー]]、作曲:[[團伊玖磨]]
 
; テレビ朝日の歌
: 作詞:[[阿久悠]]、作曲:[[小林亜星]]、編曲:[[高田弘]]、歌:ピーカブー & ムーン・ドロップス、演奏:東京室内楽協会
: 日本教育テレビ(NETテレビ)が、全国朝日放送(テレビ朝日)に社名変更された記念に作られた歌。オープニング時とクロージング時に使用された。
: 当時、アストロミュージック出版によって非売品のシングルレコード(『わが家の友だち10チャンネル テレビ朝日』)が制作された(A面に歌入り、B面はインストゥルメンタルバージョン)。長らく市販されていなかったが、2008年3月19日に[[日本コロムビア]]から発売されたコンピレーション・アルバム『阿久ちゃんねる〜阿久悠作詞のTVテーマ・CMソング集』に収録された。その後、2009年11月11日に[[ユニバーサルミュージック (日本)|ユニバーサル ミュージック ジャパン]]から発売されたコンピレーション・アルバム『[[ブロードキャスト・トラックス|ブロードキャスト・トラックス テレビ朝日編]]』のボーナス・トラックとして収録されている。
 
; We will be together 〜未来へ〜
: 作詞:[[滝沢秀明]]、[[松田聖子]]、[[藤井隆]]、[[山下智久]]、[[横山裕]]、[[渋谷すばる]]、[[こずえ鈴]]、作曲:[[石井竜也]]、[[金子隆博|フラッシュ金子]]、歌:松田聖子
: [[2000年]]、『[[music-enta]]』の企画で作られた歌。同番組のレギュラー出演陣がフレーズを出し合い作詞した。同年[[5月11日]]〜[[5月31日|31日]]、オープニング時に使用された<ref>[https://web.archive.org/web/20001029102327/http://www.tv-asahi.co.jp/m-enta/html/seiko.html music_enta]([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref>。
 
== スタジオ ==
=== 六本木6丁目本社ビル(六本木ヒルズ) ===
{{See also|テレビ朝日本社ビル|六本木ヒルズ}}
[[幕張メッセ]]の設計でも知られる[[プリツカー賞]][[建築家]][[槇文彦]]の設計、施工は[[竹中工務店]]。スタジオは全部で12か所ある。[[高精細度テレビジョン放送|HD]]/SD切替方式。BS朝日向けの放送を含めて生放送番組はすべてハイビジョン制作である。
 
本社にある汎用スタジオは3つ(1、2、3スタジオ)である。在京キー局では一般的な数であるが、スタジオの床面積はあまり広くないことや階数が低いことから(在京キー局の基本は20階建て以上)、旧本社の[[テレビ朝日アーク放送センター|アーク放送センター]]と相互補完をしながら運用している。
 
なお、第3・第4・第5スタジオおよびニュースルームは同一フロアに存在しており、共通の美術倉庫「アレンジメントスペース」<ref>テレビ朝日『はい!テレビ朝日です』2008年6月1日放送 [https://www.tv-asahi.co.jp/hai/contents/100/151/ https://www.tv-asahi.co.jp/hai/contents/100/151/]</ref> に繋がっている。報道を中心に情報系番組はほぼすべてがこれらのスタジオ群で制作されている。主に『[[報道ステーション]]』『[[スーパーJチャンネル]]』『[[グッド!モーニング (テレビ番組)|グッド!モーニング]]』で使用する第4スタジオとニュースルームのサブ(副調整室)はどちらも報道専用として設計されており、相互・統合運用を可能としている。(非常時および報道系生番組連続編成時の相互補完機能など。)
 
* '''第1スタジオ'''(地下1階、245坪) - 『[[ミュージックステーション]]』『題名のない音楽会』『ビートたけしのTVタックル』『Qさま!!』『[[M-1グランプリ]]』([[朝日放送テレビ]]制作)<ref group="注釈">ただし、『M-1グランプリ』の場合はテレビ朝日第1スタジオで撮影した映像をテレビ朝日本社ビル近くに停めた朝日放送テレビの中継車で大阪の同局本社へ送り、それを朝日放送テレビから全国各地のANN系列各局へ送出している。</ref> など。ドラマ収録や、毎年1月1日の『[[モーニングショー|羽鳥慎一 モーニングショー]] 新春特大スペシャル』でも使用。かつては『「ぷっ」すま』『[[くりぃむVS林修!クイズサバイバー]]』『[[お笑い二刀流 MUSASHI]]』などでも使用。
* '''第2スタジオ'''(地下1階、205坪) - 『[[アメトーーク!]]』『[[くりぃむクイズ ミラクル9]]』『[[ナニコレ珍百景]]』『[[関ジャム 完全燃SHOW]]』『[[中居正広のキャスターな会]]』『タモリ倶楽部』『[[有吉クイズ]]』など。かつては『[[サンデープロジェクト]]』『[[あいつ今何してる?]]』などでも使用。
* '''第3スタジオ'''(4階、165坪) - 『[[グッド!モーニング (テレビ番組)|グッド!モーニング]]』(2018年2月から)『[[ワイド!スクランブル|大下容子 ワイド!スクランブル]]』(2014年4月から2018年2月までは第5スタジオ)『報道ステーション』(2018年1月から。2017年12月までは第4スタジオ)『[[サタデーステーション]]』など。かつては『[[スーパーモーニング]]』『[[モーニングバード (テレビ番組)|モーニングバード!]]』『[[虎の門]]』『[[SmaSTATION!!]]』『[[サンデースクランブル]]』『[[サンデーステーション]]』でも使用。
* '''第4スタジオ'''(4階、165坪) - 『羽鳥慎一モーニングショー』『スーパーJチャンネル』『[[朝まで生テレビ!]]』『[[有働Times]]』など。かつては『ニュースステーション』『[[サタデースクランブル]]』『[[報道ステーション SUNDAY]]』『[[週刊ニュースリーダー]]』『[[サンデーLIVE!!]]』でも使用。
* '''第5スタジオ'''(4階、65坪) - 『[[いま世界は]]』→『[[日曜スクープ]]』(BS朝日、2013年3月31日 - 2015年3月29日は第4スタジオ)など。また『週刊ニュースリーダー』でも第4スタジオが使用出来ない場合に使用される。
* '''ニュースルーム'''(4階、47坪) - [[報道局]]内に設置された報道専用のオープンスタジオ。他局ではスタジオと別に配置している「顔出しブース」を兼ねている。『ANNニュース』『[[ANN NEWS&SPORTS]]』『スーパーJチャンネル(週末・年末年始版)』『[[News Access]]』(BS朝日)など。緊急報道の場合は『スーパーJチャンネル(平日版)』『報道ステーション』などでもこのスタジオから放送されることがあるほか、BS朝日にもこのスタジオから地上波と同時で放送されることもある。
[[File:EX Keyakizaka studio20180325 154737.jpg|thumb|250px|EXけやき坂スタジオ。]]
* '''EXけやき坂スタジオ'''(1階、74坪)<ref>{{Cite web|url=https://www.pronews.jp/news/20170322145030.html|title=フルスペックの報道スタジオ・サブ設備を短期間で構築。テレビ朝日EXけやき坂スタジオ・けやき坂AbemaNewsサブをレポート|publisher=PRONEWS|date=2017-03-22|accessdate=2017-09-18 }}</ref> - 『[[AbemaMorning]]』『けやきヒル's NEWS』『[[AbemaPrime]]』『[[けやきヒルズ]]』『[[ABEMA的ニュースショー]]』([[AbemaNews]])。かつては『AbemaWave』『こちらみんカメ編集部』でも使用していた。スタジオに改装される前は多目的イベントスペース「umu」として、一般にも貸し出されていた。
* ''21スタジオ''(2階、22坪) - スポーツ中継用サブ
* ''22スタジオ''(2階、15坪) - スポーツ中継用サブ
* ''61スタジオ''(6階、23坪) - 『世界水泳』『サッカー日本代表戦』などのスタジオパート
* ''62スタジオ''(6階、11坪)
* ''64スタジオ''(6階、19坪) - かつては『[[極上!旅のススメ]]』『[[CNNサタデーナイト]]』(BS朝日)、また一般見学等に使用
* ''65スタジオ''(6階、21坪) - 『[[News Access]]』(BS朝日/テレ朝チャンネル2)『[[ニュースの深層]]』→『[[津田大介 日本にプラス]]』(テレ朝チャンネル2)『AbemaNews』(AbemaTV)
 
=== 関連施設 ===
2013年11月には、六本木ヒルズとは[[首都高速3号渋谷線]]を挟んで斜め向かいに位置する[[西麻布]]1丁目に、本社機能の一部やグループ会社のオフィスを集約した17階建ての高層ビル「'''[[EXタワー]]'''」と多目的ホール「'''[[EX THEATER ROPPONGI]]'''」<ref>{{Cite press release|和書|url=https://company.tv-asahi.co.jp/contents/press/0261/data/130226-nisiazabuhallnew.pdf|title=テレビ朝日の新ホール名称『EX THEATER ROPPONGI』に決定!|publisher=テレビ朝日|date=2013-02-26|accessdate=2013-02-26 }}</ref> から構成される複合施設「'''ゴーちゃん。スクエア'''」が完成・開業した<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.tv-asahi.co.jp/company/contents/press/0255/data/130104-presidentmessage.pdf|title=早河洋社長 2013年『年頭挨拶』(要旨)|publisher=テレビ朝日|date=2013-01-04|accessdate=2013-01-12 }}</ref>。また、同じく[[六本木ヒルズ]]に隣接する六本木5丁目の土地も取得し、将来同地で行われる再開発事業への参加にも含みを持たせている<ref group="注釈">現在は「EXけやき坂ビル」として[[くすりの福太郎]]等複数のテナントに賃貸している。</ref>。
 
=== アーク放送センター(アークヒルズ) ===
{{Main|テレビ朝日アーク放送センター}}
 
=== 臨海副都心有明南地区進出計画 ===
[[臨海副都心]]有明南H区画(東京都[[江東区]][[有明 (江東区)|有明]]3-3-10、[[アニヴェルセル 東京ベイ]]跡地)に多目的ホール、スタジオ・オフィス、イベント・エンターテインメントスペースなどに対応した複合施設「[[東京ドリームパーク]]」を建設中。<ref>{{Cite|title=臨海副都心有明南G1区画・有明南H区画進出事業予定者の決定について|publisher=東京都港湾局|date=2020-12-25|url=https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/12/25/10.html|accessdate=2020-12-26}}</ref>2025年竣工、2026年春開業予定。
 
=== かつて存在したスタジオ ===
==== 原宿:BS(コロンブス・BS朝日本社ビル) ====
[[ファイル:Asahi Satellite Broadcasting Head Office1.jpg|thumb|200px|BS朝日本社があった<br />「:BS〈コロンブス〉」ビル。]]
2000年8月に完成。公開[[サテライトスタジオ|オープンスタジオ]]「ガレリア」と、テレビスタジオ3つがあり、[[BS朝日]]向け番組制作の他に、テレビ朝日向けの番組収録や朝日ニュースター向けの番組制作も行われていた。全スタジオHD対応、テレビ朝日とは光ファイバーによる専用回線で相互接続されており、原宿にあるBS朝日のスタジオからテレビ朝日向けのHD生放送も可能であり、逆にテレビ朝日(六本木本社)からBS朝日へのHD生放送や地上波同時放送も可能であった。他にも[[日本ケーブルテレビジョン|日本ケーブルテレビジョン(JCTV)]]と[[朝日ニュースター]]の本社も入居していた。
 
2013年11月11日にBS朝日が本社を[[六本木ヒルズ森タワー]]16階(従来よりテレビ朝日が入居するフロア)に移転、[[JCTV]]も[[テレビ朝日アーク放送センター]]に移転した。さらに2014年2月にテレビ朝日が同ビルを[[田村駒]]株式会社に売却した。<ref>[https://www.bunkatsushin.com/news/article.aspx?id=85958 テレ朝、「原宿コロンブスビル」を売却] - 文化通信.com・2014年2月14日</ref>
 
==== 六本木センター(旧本社) ====
[[六本木ヒルズ]]建設前まで使用。アーク森ビルに移転するまでは本社を構えていた。
* 第1スタジオ(125坪)
* 第2スタジオ(100坪)
* 第3スタジオ(100坪) - 主に『モーニングショー』で使用。後に報道専用スタジオに改装。
* 第4スタジオ(67坪) - 初期の『モーニングショー』で使用。
* 第5スタジオ(150坪)
* 第6スタジオ(141坪)
* 第7スタジオ(233坪) - 主に『ミュージックステーション』『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー』等にて使用。
 
六本木現本社の建設計画に関連し、旧本社の閉鎖から現本社使用開始までの代替設備として新宿区四谷1丁目に四谷放送センター(スタジオ数2、収録番組を中心に[[トゥナイト2]]など一部生放送も制作。2005年CSデジタル放送制作会社に譲渡し、現在は[[東急グループ]]のポスプロ会社・イメージスタジオ109が保有)、江東区新砂1丁目に東陽町放送センター(六本木旧本社のグランドスタジオ=第7スタジオの代替設備として設置。スタジオ数1。2004年9月に閉鎖、その後解体されて現在は[[竹中工務店]]の研修センター)がかつて存在した。
 
同様の事由からスタジオではないが、旧本社に残っていた制作局などのデスクスペースとして[[東京地下鉄|地下鉄]][[神谷町駅]]至近の「虎ノ門36森ビル」を1棟貸し切り、「テレビ朝日神谷町センター」として運用していた。
 
== 情報カメラ設置ポイント ==
* ●はHD対応。
* このうち、渋谷・六本木ヒルズ・江の島・高崎・羽田空港第2ターミナル・[[中央自動車道]][[元八王子バスストップ|元八王子バス停]]付近・[[東名高速道路]][[厚木インターチェンジ|厚木IC]]付近・[[関越自動車道]][[東松山インターチェンジ|東松山IC]]のカメラは{{YouTube|user=ANNnewsCH|ANNnewsCH}}にて24時間ライブ配信を行っており、こちらで視聴できる。
 
=== 現在 ===
; 東京都
* [[六本木]]●
* [[六本木ヒルズ]]屋上●
* [[新宿]]([[プリンスホテル|新宿プリンスホテル]]屋上)●
* [[千住]]●
* [[渋谷]]([[渋谷スクランブル交差点]])●
* [[お台場]]●
* [[東京駅]]([[JPタワー]]KITTE、[[東京国際フォーラム]]屋上)●
* [[東京スカイツリー]](高さ375m地点)●
* [[浅草]]([[アパホテル]]浅草蔵前、雷門前)●
* [[銀座]]([[銀座プレイス]])●
* [[丸の内]]●
* [[東京国際空港|羽田空港]](第1ターミナル・第2ターミナル)●
* [[中央自動車道]][[元八王子バスストップ|元八王子バス停]]付近●
* [[府中市 (東京都)|府中市]]
* アルカディア市ヶ谷(春季限定・桜中継用)●
* けやき坂(秋冬季限定・イルミネーション中継用)●
* [[伊豆大島|大島]]●
* [[父島]]●
; 神奈川県
* [[江の島]](江の島ビュータワー)●
* [[横浜市|横浜]]([[ホテルニューグランド]])●
* [[小田原市|小田原]]●
* [[厚木市]]([[東名高速道路]][[厚木インターチェンジ|厚木IC]]付近、[[厚木アクスト]]屋上)●
; 埼玉県
* [[大宮区|大宮]]●
* [[久喜市]]([[東北自動車道]][[久喜インターチェンジ|久喜IC]]付近)●
* [[東松山市]]([[関越自動車道]][[東松山インターチェンジ|東松山IC]]付近)●
; 千葉県
* [[千葉市]]●
* [[南房総市]]●
* [[銚子市]]●
* [[成田国際空港|成田空港]]●
; 茨城県
* [[水戸市|水戸]]●
* [[日立港]]●
* [[東海村]]●(東海発電所対応カメラ)
; 群馬県
* [[高崎市]]●<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.tv-asahi.co.jp/boomerang/contents/details/0153/index.html|title=「いまを捉えるテレビ局の“目”~情報カメラ最前線」 災害報道担当部長/久慈 省平 |publisher=テレビ朝日 |accessdate=2016-10-03}}</ref>
; 栃木県
* [[宇都宮市]]●
; 山梨県
* [[甲府市]]●
* [[山中湖]](コーユー倶楽部 山中湖畔サロン)●
; 富山県
* [[富山市]]●
* [[富山空港]]●
; 鳥取県
* [[鳥取市]]
* [[美保飛行場|米子空港]]●
 
=== 過去 ===
* '''東京都''' - [[築地]](浜離宮ビル…[[朝日新聞東京本社]]隣)、アークヒルズ屋上●、
* '''神奈川県''' - [[大涌谷|箱根大涌谷]]●
 
== 歴代のキャッチコピー ==
* 1974年 - 「こころの緑地」
* 1975年 - 「躍動する10チャンネル」
** ネットチェンジによるNETテレビ-朝日放送の新ネットワークをPRした。
* 1977年4月 - 1979年1月末「わが家の友だち10チャンネル」
** 社名変更(日本教育テレビ→全国朝日放送)記念。『[[#過去のテーマソング|テレビ朝日の歌]]』も作られた。
* 1979年3月 - 「二十歳の10チャンネル」
** 開局20周年記念。
* 1985年 - 「電波が元気。」
* 1987年 - 「テレビ朝日は、時代に敏感です。」
* 1991年前期 - 「あなたをギュッ、地球をギュッ。」
* 1991年後期 - 「印象波」
** 現在も系列局の[[青森朝日放送]]で“ 印象波 ”が使われている。
* 1992年10月 - 1993年3月「ITSUMO(いつも。)」
** テーマ曲に[[ジョン・レノン]]の「イマジン」を起用。
* 1993年4月 - 1994年3月「On. Tv Asahi」
** 和服美人のアニメの春・夏・秋・冬バージョンがあった。
* 1994年4月 -1995年3月 「あります。〔 〕Tv Asahi」
** 〔 〕内に文字が自由に入る方式。例:〔!〕〔ワクワク〕など。
* 1995年4月- 1996年10月「あります。テレビ朝日」
* 1996年11月 - 1998年末「が、いいね!」
* 1999年1月 - 1999年9月「○○さん、テレビ朝日ですよ!」
*1999年10月-2000年3月「ごらくだテレビ朝日」
* 2003年 - 2008年 「オトナって、なんだろう?」
* 2008年 - 「NEW AIR, ON AIR. tv asahi」<ref>[https://www.tv-asahi.co.jp/philosophy/ 参考リンク]</ref>
** 同社のコーポレート・ステートメントとして制定されている。
 
== 映画製作 ==
{{main|Tv asahi movie|東映}}
 
== 主な人物 ==
{{For2|社長・会長|テレビ朝日ホールディングス#歴代社長・会長}}
 
; 現在
* [[玉川徹]] - [[リポーター]]・[[ディレクター]]出身で、現・[[報道局]][[コメンテーター]]室[[解説委員]]。2015年4月より『[[モーニングショー|羽鳥慎一モーニングショー]]』レギュラーコメンテーター。2023年7月31日でテレビ朝日を定年退職したが、『羽鳥慎一モーニングショー』の出演は継続。
* [[友寄隆英]] - アーカイブ運用センター所属のプロデューサー<ref>{{Cite web |title=《降格処分から3カ月》テレ朝「ナスD」が“左遷”されていた…パワハラ&不正受領で「完全転落」へ |url=https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2483504/ |website=女性自身 |access-date=2025-06-23 |language=ja}}</ref>。通称「'''ナスD'''」(ナスディレクターの略称)。
* [[夢屋まさる|鈴木優]] - コンテンツ制作・ビジネス部門所属。元お笑い芸人「'''夢屋まさる'''」
 
; 過去
* [[秋庭俊]] - 社会部・外報部記者・海外特派員などを歴任。退社後は[[作家]]、[[ジャーナリスト]]として活動。代表作は小説『ディレクターズカット』、ノンフィクション作品『帝都東京・隠された地下網の秘密』シリーズなど。
* [[アーデル・アミン・サーレ]] - 中東総支局ニュース・リサーチャー、中東特派員を務めた。退社後、日本に留学し[[カイロ大学]]日本語日本文学科長・教授となった。
* [[神山郁雄]] - 元[[ラグビーフットボール|ラグビー]]選手で、[[早稲田大学ラグビー蹴球部]]所属。大学で現役を終え、入社。常務取締役営業局長・専務取締役などを歴任し、現在は顧問。
* [[西東大]] - [[日本放送協会|NHK]][[日本のアナウンサー|アナウンサー]]。1994年から1997年までディレクターとして勤務。
* [[白木清か]] - スポーツ記者、『[[ニュースステーション]]』キャスターを歴任。1999年12月にプロ野球選手(当時)の[[金子誠]]と結婚し、退社。
* [[デビット・ゾペティ]] - テレビ朝日初の外国籍社員で、『ニュースステーション』で記者兼ディレクターなどを務める。1996年に『[[いちげんさん]]』で、第20回[[すばる文学賞]]を受賞。退社後は[[小説家]]、[[リフレクソロジー|リフレクソロジスト]]として活動。
* [[椿貞良]] - 取締役報道局長だった1993年9月、[[放送法]]違反(政治的偏向報道)が疑われた「[[椿事件]]」を起こした人物。
* [[長島三奈]] - スポーツ局記者として勤務。1998年〜2013年まで『[[熱闘甲子園]]』キャスター<ref group="注釈">2000年を除く。2001年以後は[[嘱託社員]]</ref>。父は読売ジャイアンツ終身名誉[[プロ野球監督|監督]]の[[長嶋茂雄]]。
* [[松本侑子]] - 『ニュースステーション』の初代天気予報担当キャスター・リポーター。1987年に『巨食症の明けない夜明け』ですばる文学賞を受賞。翌年に退社し、小説家、エッセイスト、[[翻訳|翻訳家]]として活動。2010年に『恋の蛍』で[[新田次郎文学賞]]受賞。
* [[三反園訓]] - 政治部記者・政治番組キャスター・解説委員などを歴任。2016年7月から2020年7月まで[[鹿児島県知事一覧|鹿児島県知事]](1期)。2021年11月より衆議院議員<ref group="注釈">2022年8月時点で無所属だが、[[自由民主党の派閥|自民党派閥]]の二階派([[志帥会]])会員となっている。</ref>。
* [[六車俊治]] - ディレクター出身で、2004年公開の映画『[[恋人はスナイパー|恋人はスナイパー THE MOVIE]]』で[[映画監督]]デビュー。翌年に退社し、映画監督のほか、テレビドラマ・舞台の[[演出家]]、[[脚本家]]としても活動。
* [[義田貴士]] - スポーツ局記者として、主にプロ野球の取材を行う。退社後はスポーツジャーナリスト、[[タレント]]、メンタルトレーナーとして活動。
* [[笠浩史]] - 営業局・報道局政治部記者として勤務。2003年11月より[[国会議員|衆議院議員]](7期)。[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]所属。
 
=== アナウンサー ===
{{see|テレビ朝日のアナウンサー一覧}}
 
== 支局 ==
=== 国内 ===
* 関西支社:[[大阪府]][[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]][[中之島 (大阪府)|中之島]]2丁目3番18号 [[中之島フェスティバルタワー]]
* 名古屋支局:[[愛知県]]名古屋市[[中区 (名古屋市)|中区]][[栄 (名古屋市)|栄]]3丁目14番7号 RICCO栄9階
かつては京都や神戸にも支局が設けられていた(現在は廃止)。
 
[[東日本大震災]]被災地の長期的取材体制の現地拠点として三陸臨時支局が開設された。取材エリアは通常は[[岩手朝日テレビ]]と[[東日本放送]]が担当する[[岩手県]]から[[宮城県]]にかけての三陸海岸沿いを中心にしたエリアで、テレビ朝日を中心としたANN加盟各局の共同運営という形で設置された。2014年ごろに廃止。
 
==== 取材拠点 ====
テレビ朝日系列のない地域で起きたニュースを以下の支局でカバーしている。なお、同様に系列局のない徳島・高知については朝日放送が、佐賀については九州朝日放送が支局を設けている。
* テレビ朝日甲府支局(山梨県を担当)
* テレビ朝日富山支局(北陸朝日放送富山営業支局と共同。富山県を担当)
* テレビ朝日鳥取支局(鳥取県東部・中部を担当)
* テレビ朝日米子支局(鳥取県西部を担当)
* テレビ朝日松江支局(島根県東部・隠岐を担当)
 
=== 日本国外 ===
朝日放送テレビや[[静岡朝日テレビ]]が設置する海外支局については、「[[オールニッポン・ニュースネットワーク]]」を参照のこと。
* テレビ朝日アメリカ
** [[ニューヨーク市|ニューヨーク]]支局
** [[ワシントンD.C|ワシントン]]支局
* [[ロンドン]]支局
* [[モスクワ]]支局
* [[カイロ]]支局
* 中国総局([[北京市|北京]])
* [[ソウル特別市|ソウル]]支局
 
== 系列放送局など ==
系列放送局各社については、「[[オールニッポン・ニュースネットワーク]]」および「[[民間放送教育協会]]」を参照のこと。
 
== グループ会社 ==
=== 連結子会社 ===
* [[テレビ朝日映像]]株式会社
* 株式会社[[テレビ朝日サービス]]
* 株式会社[[テレビ朝日ミュージック]]
** 株式会社ビーエス朝日サウンズ(BS朝日の連結子会社、認定放送持株会社体制への移行に先立ち、2014年1月8日にテレビ朝日ミュージックにより子会社化され、同年3月1日に吸収合併された<ref>[https://www.tv-asahi-music.co.jp/news/?csidtvam=3m8husspsrte4jnh330qec7i94 テレビ朝日ミュージック NEWS一覧] 2014年9月27日閲覧</ref>)
* 株式会社[[東京サウンドプロダクション]]
** 2017年7月1日付けでグループ内の「株式会社[[ビデオ・パック・ニッポン]]」を吸収合併し、制作部門を統合した。
* 株式会社[[文化工房]]
* 株式会社[[FLEX|フレックス]]
* 株式会社[[日本ケーブルテレビジョン]]
* [[シンエイ動画]]株式会社
* 株式会社[[放送技術社]]
* 株式会社[[ロッピングライフ]]
* 株式会社[[テイクシステムズ]]
* 株式会社[[トラストネットワーク]]
* 株式会社[[テレビ朝日クリエイト]]
* TV Asahi America, Inc.({{USA}}現地法人)
* 株式会社[[テレビ朝日ミュージック]](テレビ朝日の[[音楽著作権]]管理会社)
* 株式会社[[テレビ朝日データビジョンアスク]]
* 株式会社[[テレビ朝日映像メディアプレックス]] ([[vivia]])
* 株式会社テレビ朝日ベスト
* 株式会社[[メディアミックス・ジャパン]]
* 株式会社AbemaProduction
 
=== 持分法適用関連会社 ===
* 株式会社[[日本ケ東映アニメブルテレビジョン]]株式会社
* [[新日本プロレス|新日本プロレスリング]]株式会社
* 株式会社[[ビーエス朝日]]
* 株式会社レイ
** 映像ポスプロ部門「マックレイ」を持つ、広告・映像制作の会社。2017年12月1日にて資本業務提携を結び、テレビ朝日がレイの発行済み株式の20%を保有する。
* [[TELASA]]株式会社
** [[KDDI]]との合弁会社。当社とKDDIがそれぞれ50%の株主。
* 株式会社[[AbemaTV]]
** [[サイバーエージェント]]との合弁会社。
* 株式会社[[AbemaNews]]
<!--* [[JOCDN]] 現状公式サイト上で持分法適用なのか未判明なのでコメントアウト-->
* 株式会社[[壽屋 (玩具店)|壽屋]]
 
== 不祥事・事件・トラブル・アクシデント ==
=== 大株主 ===
{{出典の明記|section=1|date=2014年4月}}
* [[朝日新聞社]] 33.87%
=== 20世紀 ===
* [[東映]] 16.10%
* 1985年、情報番組『[[アフタヌーンショー]]』にて「激写!中学生女番長!セックスリンチ全告白!」というタイトルで、番組[[ディレクター]]が知り合いの[[暴走族]]に女子中学生をリンチするように「[[やらせ]]」依頼し、[[暴行]]映像を撮影していたことが発覚。これにより番組は打ち切りとなった。この事件によって「'''やらせ'''」という業界用語が世間に知られるようになった。{{Main|アフタヌーンショー#やらせリンチ事件}}
* [[大日本印刷]] 4.01%
* 1993年、当時の報道局長であった[[椿貞良]]が[[日本民間放送連盟]]の会合に招かれた際に、「(当時[[新生党]]代表幹事の)[[小沢一郎]]氏のけじめをことさらに追及する必要はない。今は[[自由民主党 (日本)|自民党]]政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから[[偏向報道|反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道]]をしようではないか」などと発言し、[[放送法]]違反が疑われ[[証人喚問]]される事態に発展した。{{Main|椿事件}}
* [[九州朝日放送]] 3.20%
* 1995年7月8日、1995年6月24日放送の『[[ザ・スクープ]]』おいて[[松本サリン事件]]を特集した過程の中で、「[[長野県警]]に質問書を出したが回答がない」と放送したが、実際には長野県警に質問書を提出していなかったために長野県警に抗議され、[[捏造]]が発覚した。
* 日本トラスティ・サービス信託銀行 2.62%
* 1997年9月2日、1997年8月28日放送の『[[トゥナイト2]]』でタレントの[[乱一世]]が「トイレはCMの間に」とスポンサーを軽視した発言をしたため、担当取締役が減俸、情報局長と情報番組センター長が減給、担当プロデューサーが10日間の謹慎、アナウンサー1名がけん責された。同時に乱一世も一時降板している(2000年復帰)<ref>『朝日新聞』1997年9月3日 東京本社朝刊14版</ref>。
* 日本マスタートラスト信託銀行 2.28%
* 1999年2月、『[[ニュースステーション]]』で[[埼玉県]][[所沢市|所沢]]産の[[野菜]]から高濃度の[[ダイオキシン類|ダイオキシン]]を検出したと[[誤報]]し、同市産の野菜の価格が下落したことなどで被害を受けた農家側に訴訟を起こされる。{{Main|ニュースステーション#所沢ダイオキシン問題}}
* [[衛星チャンネル]] 2.07%
 
: 2%以上の議決権比率をもつ株主。2004年3月31日現在(同社IR資料より)
=== 21世紀===
* 2001年10月26日、情報番組『[[スーパーモーニング]]』で、テレビ朝日元カイロ支局長[[川村晃司]]が「ユダヤ人はアメリカのメディアをコントロールしているため、[[炭疽菌]]事件の標的になった」などと発言し、アメリカのユダヤ人団体に抗議された。
* 2001年12月15日、バラエティ番組『極楽とんぼのバスコーンだろ!!』で、[[千葉県]]の条例で車両乗り入れを禁止している九十九里浜に乗用車を走らせ撮影した。テレビ朝日は後日、千葉県に陳謝した。
* 2002年8月18日放送の『サンデープロジェクト』で、[[司会]]の[[田原総一朗]]が[[衆議院議員]]の[[高市早苗]]を陥れる発言をしたことをきっかけに、[[右翼団体]]がテレビ朝日本社に[[街宣車]]で連日押しかけて抗議する事態となった<ref name="kudan1">[https://plaza.rakuten.co.jp/nwaiwgp/diary/200412310000/ 田原総一郎の虚像と実像。(26)] 2005年1月4日 Plaza.Rakuten 敬天愛人。</ref><ref name="kudan2">ONTIMES X-report 2002年11月1日配信。</ref>。田原の発言内容そのものより、高市に批判的な視聴者でも、司会者としての田原の進行がフェアでない/卑怯と感じるものだったため、翌週の番組内で田原が高市に対して行った形ばかりの謝罪表明は事態をむしろ悪化させた<ref>[https://www.sanae.gr.jp/column_details155.html 田原総一朗さんへの反論] 2002年8月27日 早苗コラム(高市早苗ブログ)。</ref>。テレビ朝日のトップは事態の収束に奔走し、結局[[九段会館]]の一室で[[日本青年社]]の構成員や[[朝堂院大覚]]ら150人の前で田原が謝罪することとなった<ref name="kudan1"/><ref name="kudan2"/>。九段会館での謝罪の光景は、[[週刊誌]]週刊文春の冒頭写真として掲載された。
* 2002年11月4日、情報番組『スーパーモーニング』にて「古都騒然!京都を騒がすギンギン族の実態」というコーナーで、番組リポーターらが改造車の持ち主に暴走行為をするよう「やらせ」の依頼をして、実際に暴走行為を行わせたとして道交法違反(暴走行為幇助)の疑いで書類送検された。
* 2003年8月12日、同年10月から放送予定だった連続ドラマ『西部警察2003』の撮影の際、出演者の一人で俳優の[[池田努]]が運転する撮影用の自動車が撮影を見物していた群衆に突っ込み、5人が[[骨折]]などの重軽傷を負う事故が発生した<ref name="47news20030813">{{Cite news|url=https://www.47news.jp/CN/200308/CN2003081301000305.html|title=西部警察の放送中止 名古屋のロケ事故で|agency=[[共同通信社]]|publisher=[[47NEWS]]|date=2003-08-13|accessdate=2015-05-12 }}</ref>。番組は制作中止となり、既に完成していたスペシャルドラマ『西部警察 WESTERN POLICE 2003』の放送も取りやめとなった<ref name="47news20030813"/>。翌年になって撮影の責任者に対する刑事処分が確定、負傷者もすでに回復し、放送への了解を得たことを受けてスペシャルドラマは2004年10月31日に『[[西部警察 SPECIAL]]』として放送された。
* 2003年9月24日、[[2003年自由民主党総裁選挙|同年の自民党総裁選]]の際に、元官房長官の[[村岡兼造]]が自民党元幹事長の[[野中広務]]から「毒まんじゅうでも食ったんじゃないか?」と言われたことを基に、テレビ朝日の報道記者が村岡の自宅前に勝手にまんじゅうを置き顰蹙を買った。また、2004年2月19日、テレビ朝日は『[[ビートたけしのTVタックル]]』(2003年9月放送)で作為的な番組編集と、『ニュースステーション』(2003年11月放送)で[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]を担ぎ上げる偏向報道を実施したとして自民党から抗議され、「誤った編集や配慮に欠けた構成があった」として当時の編成制作局長ら関係者計7人の処分を発表。
* 2004年2月21日、バラエティ番組『[[SmaSTATION!!|SmaSTATION-3]]』で、インスタントラーメンを食べると[[脳梗塞]]につながると根拠のない誤解を与える放送をし、業界団体から抗議を受け謝罪した。
* 2004年2月24日、テレビ朝日が日本と国交のない[[朝鮮民主主義人民共和国]](北朝鮮)の放送局「[[朝鮮中央テレビ]]」の映像の使用に対して、著作権料を払っていたことを『[[日刊ゲンダイ]]』に報道される。政府によると、国交のない国の映像には著作権法の保護は及ばないとされている<ref>[https://web.archive.org/web/20050407162048/http://biz.nifty.com/news/nk/page.jsp?file=20040223_2&no=3 「北朝鮮中央テレビ」の画像使用料 テレビ朝日が代理人に支払い] ([[日刊ゲンダイ]] 2002年2月24日)のアーカイブ</ref>。
* 2004年2月25日、深夜アニメ番組『[[エリア88#テレビアニメ|エリア88]]』で裸体の女性が倒れている映像を瞬間的に挿入するサブリミナル的な表現をしていたことを指摘され、該当部分を削除。日本民間放送連盟の放送基準では、肉眼で知覚できない映像を挿入するサブリミナル的表現を禁止している。
* 2004年6月4日、2003年9月放送の『ビートたけしのTVタックル』で、自民党衆議院議員の[[藤井孝男]]に関しての放送の際、民主党議員が北朝鮮の拉致被害者の問題を質疑している最中に、あたかも藤井が拉致問題の質疑に対して野次を飛ばしているかように編集し放送した問題で、「[[放送倫理・番組向上機構|放送と人権等権利に関する委員会]]」(BRC)はテレビ朝日に権利侵害を勧告(実際は野次を飛ばしていたのは別の質疑に対してであった)<ref>[https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/283520/www.soumu.go.jp/s-news/2004/040622_3.html 株式会社テレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」等における報道に関する問題への対応] 平成19年3月30日 総務省([[国立国会図書館]]のアーカイブ:2009年1月13日収集)</ref>。また、2003年11月4日放送の『[[ニュースステーション]]』で総選挙公示期間中にもかかわらず一方的に、民主党が発表した閣僚名簿に関する報道を行い、これら2件について[[総務省]]から厳重注意される。
* 2004年8月2日、[[栃木県]]のセミナー団体「ホームオブハート」の関係施設にいた子供が児童相談所に一時保護された問題で、児童虐待の疑惑を告発していた弁護士らを取材したテレビ朝日の取材メモなどが団体側に渡った。その後団体関係者が弁護士らを相手に名誉棄損訴訟で、テレ朝取材メモなどを東京地裁に証拠提出したため、資料が団体側に流れている事を知った弁護士側はテレビ朝日に抗議した。
* 2004年12月3日、『[[週刊文春]]』の報道により、バラエティ番組『[[銭形金太郎]]』でやらせが発覚。貧乏な生活を紹介する番組だったが実際には[[スタッフ#テレビ番組|スタッフ]]の指示で貧乏な生活を装っていた事が暴露される。
* 2005年12月7日、同年12月5日放送の情報番組『[[奇跡の扉 TVのチカラ]]』において、霊視能力者が「1990年に[[札幌信金OL殺人事件|札幌市内で発生した殺人事件]]の容疑者が近くにいる」とし、[[神戸市]][[東灘区]]の小学校の映像を学校側に許可なく無断で放送した。これにより、同校の保護者や児童が不安を訴え集団下校や地域住人による見回り強化といった事態になり問題化する。同校はテレビ朝日に抗議をした。
{{main|奇跡の扉 TVのチカラ#番組内容の指摘}}
* 2006年9月28日、[[東京国税局]]の税務調査を受け、2005年3月期までの3年間で約1億5000万円の[[申告漏れ]]を指摘されていた事が発覚。そのうち約1億3000万円は、情報番組等の下請け制作会社等への架空の外注費と判明し、国税局は「悪質な所得隠し」と認定。所得隠しに関与した編成制作局チーフプロデューサーを懲戒解雇処分とした。
* 2007年4月13日、テレビ朝日の情報番組『[[ワイド!スクランブル]]』で放送した内容が、[[毎日放送]]の夕方の報道番組『[[VOICE (ニュース番組)|VOICE]]』の報道した内容と酷似しているとして、毎日放送側から抗議を受けていたことが判明。これをうけてテレビ朝日が調査した結果、[[スタッフ#テレビ番組|番組スタッフ]]が「毎日放送の報道資料を材料のひとつにしていた」と意図的だったことを認めた。3月末に毎日放送に対してテレビ朝日は報道局長名の文書で謝罪。
* 2007年4月17日、[[長崎市長射殺事件]]の犯行予告が『[[報道ステーション]]』宛に届いていたことを紹介。しかし警察への通報などは行なわれなかった。{{Main|長崎市長射殺事件#各メディアの反応}}
* 2007年9月12日、[[内閣総理大臣]][[安倍晋三]]が辞意を表明した際に臨時速報が行われたが、その際にテレビ朝日のデジタル放送において本番放送の2分30秒前からそのままオンエアしてしまい、アナウンサーの[[坪井直樹]]と[[上山千穂]]の本番前やりとりがそのまま放送されるというアクシデントが発生した<ref group="注釈">アナログ放送とデジタル放送のデータ不一致(不整合)がもたらした技術トラブルのひとつである。当時は、スタジオではアナログ放送を基準として番組制作が行われていたため、出演者やフロアディレクターなどが状況を把握できなかったといわれている(スタジオモニターにもアナログ放送のOA画面が表示されていた。現在はデジタルを基準としているため、スタジオモニターにはデジタル放送のOA画面が表示されている)。なお、同様のトラブルは在京を含めた他のテレビ局でも数例発生している。</ref>。
* 2007年12月7日、同年11月27日放送の『報道ステーション』で、[[日本マクドナルド]]の調理日時の改ざん問題報道において、[[やらせ]]とも受け止められる過剰演出が発覚。問題の報道は、調理日時の改ざんをしていた事を証言する元店長代理であった女性を証言者として出演させた際に、すでに辞職しているにもかかわらず番組スタッフがアルバイト用の制服と店長代理バッジを着用させていたことが視聴者の指摘で判明した。2007年12月7日の番組内で司会者が謝罪し、事実関係を認めた。
* 2008年2月7日、同年2月1日のテレビ朝日の情報番組『ワイド!スクランブル』で[[中国産食品の安全性|中国製毒ギョーザ問題]]で中国側の反応を紹介する際に、現地中国の新聞「参考消息」の記事を紹介し、その見出しの「日媒体炒作毒餃子事件」を「日本メディアが毒餃子を捏造している」などと訳して放送していたが、これが誤訳であったことが発覚し政府を巻き込んで騒動となった。[[外務省]]によると実際の訳は「炒作は『大げさに騒ぎ立てる』などというニュアンスで『捏造』という意味では使われない」と指摘している。また、事の発端はこのテレビ朝日の誤報を真に受けた議員が、外務省に「中国に抗議するべきでは」と訴え外務省が調査した結果、テレビ朝日の誤報だと発覚する。この誤報においては、与党側が「ありもしない“捏造報道”を報じたため、かえって日本のメディアを攻撃する材料を与えてしまった。ただでさえ日中間にしこりを残しかねない問題なのに、さらに感情的なこじれを助長する可能性がある」と述べたと報じている。
* 2008年4月15日、同年4月11日の『報道ステーション』で放送した[[青森県]][[六ヶ所村]]の使用済み核燃料[[再処理工場]]に関する特集で、[[日本原燃]]から抗議を受けた。抗議内容は、警備に支障を与える可能性のある映像の使用や無断撮影また、あたかも多量の放射能が放出されているかのような表現や「[[ドイツ]]や[[フィンランド]]では[[原子力発電]]を止めた」とした放送内容は誤りで事実誤認があるとして合計6点の偏向報道や事実誤認に関して抗議を受ける<ref>[https://web.archive.org/web/20080420075955/http://www.jnfl.co.jp/event/080415-tv.html テレビ朝日「報道ステーション」の放送内容に関する事実関係等について](日本原発サイト 2008年4月15日)のアーカイブ</ref>。
* 2008年6月12日、通販番組で「ロデオボーイII」という乗馬のような[[フィジカルトレーニング|運動]]機器を紹介する際に、3週間の利用で体験者が著しく体重が減量して痩せたように放送したのは、景品表示法第4条第1項第1号(優良誤認)に違反する恐れがあるとして、[[公正取引委員会]]の警告を受けた。問題となった番組は、『[[ちい散歩]]』『セレクションX』『セレクションX Morning』『セレクションX Deep』『セレクション サタデーX』『セレクション マンデーX』『通販スペシャル』など多数にわたった。これらの放送期間は2006年6月頃 - 2007年6月頃まで。公取委によると、毎日1時間を3週間使用して体重が最大6.6&nbsp;kg、ウエストが最大9.1cm痩せたなどとするデータを紹介したが、公取委が調査した結果、メーカーのデータなどでは同様の使用では0.4kg程度しかやせないことが判明。また、テレビ朝日によると、問題のデータの体験者は[[モニター]][[派遣会社]]に所属する男女14人で、うち6人はロデオボーイII以外にも食事制限などの[[ダイエット]]を併用していたという。地上波放送局に対して公正取引委員会が警告を行ったのは初<ref>[http://www.caa.go.jp/representation/keihyo/kouhyou/08.6/08061203.html 株式会社テレビ朝日に対する警告について] 公正取引委員会 平成20年6月12日([[消費者庁]])]</ref>。
* 2008年10月28日、[[金曜ナイトドラマ]]『[[サラリーマン金太郎 (永井大のテレビドラマ)|サラリーマン金太郎]]』の[[東京都]][[杉並区]]での撮影時にアパート駐車場に止めてあった乗用車に、無断で小道具のナンバープレートを取り付け、所有者側から抗議を受けていたことが同月29日に発覚、同局は「弁明の余地がない」とコメントしたという。
* 2009年1月10日に放送された『[[情報整理バラエティ ウソバスター]]』で、番組終盤に6つの雑学ブログを紹介。それを出演者らが回答した。しかしその後、視聴者から「投稿日付がすべて2008年12月10日である」ことや「記事そのものが1件しかない」ことから不自然だと問い合わせがあり、番組制作会社のスタッフが作成した自作ブログだったことが判明した。{{Main|テレビ朝日ブログ捏造問題}}
* 2009年3月30日、2008年7月23日に放送された『報道ステーション』で、[[徳島県]]で起きた[[土地改良区]][[職員]]による[[横領]]事件のニュースを報道した際、事件に全く関連のない全国土地改良事業団体連合会会長の[[野中広務]]の映像を流していた件に関し、BPOの放送人権委員会は、「[[名誉毀損]]をきたしかねない重大な放送倫理違反があった」と認定した。「重大な放送倫理違反」の認定は、これが2例目となる<ref>「報道ステーション」の重大な放送倫理違反を認定…BPO 2009年3月30日([[読売新聞]])</ref><ref>「報ステ」に重大な倫理違反=放送人権委 2009年3月30日([[時事通信]])</ref><ref>テレビ朝日に放送倫理違反 放送人権委員会が勧告 2009年3月30日([[産経新聞]])</ref>。テレビ朝日は4月5日放送の『はい!テレビ朝日です』の中で「今回の決定内容を真摯(しんし)に受け止め放送倫理と人権に十分配慮してまいります」と謝罪した<ref>テレビ朝日:謝罪を放送 横領報道で倫理違反] 2009年4月6日([[毎日新聞]])</ref>。
* 2009年6月10日、正午前と夕方の『[[ANNニュース]]』で、「世界初 [[金正雲]]の最新写真を独自入手」という内容で、北朝鮮の[[総書記]]、[[金正日]]の三男である金正恩とみられる顔写真を公開した。[[大韓民国]](韓国)では、複数の[[メディア (媒体)|メディア]]がテレビ朝日が公開した写真を「特ダネ写真」とWebサイトなどで伝えた。しかし、この写真が、韓国大手ポータルサイトの会員制ブログに掲載されていた金正日似の韓国人男性の写真であることが判明し、[[聯合ニュース]]が取材したところ、男性は自分の写真である事を認めた。テレビ朝日は誤報を認め、顔写真について報道する予定であった同日の『報道ステーション』内で、[[古舘伊知郎]]が謝罪した。また、翌11日の『ANNニュース』や『[[スーパーJチャンネル]]』でもアナウンサーが謝罪している<ref>「金正雲氏近影」韓国メディア一時騒然 実は韓国人男性 2009年6月10日([[朝日新聞]])</ref><ref>テレビ朝日:報道中止 金正雲氏のスクープ写真に別人説 2009年6月10日(毎日新聞)</ref><ref>「金正雲氏の写真は別人」、テレビ朝日が訂正し謝罪 2009年6月11日(読売新聞)</ref><ref>「写真は正雲氏と別人の可能性高い」 テレビ朝日がおわび 2009年6月11日(産経新聞)</ref><ref>「別人の可能性高い」と謝罪=金正雲氏写真誤報でテレ朝 2009年6月11日(時事通信)</ref><ref>テレ朝放送の「金正雲氏」写真、誤りか 韓国メディア報道 2009年6月11日([[日本経済新聞]])</ref><ref>{{Cite news|url=https://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061101000376.html|title=写真は正雲氏とは別人とテレ朝 指摘受けおわび|agency=[[共同通信社]]|publisher=[[47NEWS]]|date=2009-06-11|accessdate=2015-05-12 }}</ref>。
* 2009年11月9日の『報道ステーション』で、[[リンゼイ・アン・ホーカー殺害事件]]の被疑者に関する報道をした際、被疑者の[[整形手術]]を施した医療機関とは全く関係の無い病院の看板を、「イメージ映像」の[[スーパーインポーズ (映像編集)|テロップ]]を入れずに流した。映像が流された病院には取材の承諾を取っていなかった。病院からの指摘で発覚し、テレビ朝日は翌日の『スーパーモーニング』と『報道ステーション』で謝罪した<ref>別の病院の看板を放送 テレ朝報道ステーション 2009年11月10日(47NEWS)</ref><ref>「報道ステ」テロップなし放送、テレ朝がおわび 2009年11月10日(読売新聞)</ref><ref>テレビ朝日:市橋容疑者報道 整形手術病院を間違って放送 2009年11月10日(毎日新聞)</ref><ref>「市橋容疑者の整形手術」 テレ朝報道ステーションが別の病院の看板を放送 2009年11月10日(産経新聞)</ref>。
* 2010年6月30日に放送した『[[そうだったのか!池上彰の学べるニュース]]』の[[口蹄疫]]の問題で、「宮崎産の子牛が全国各地に売られてブランド牛となり、『但馬牛』や『神戸牛』も含まれる」としたことについて、事実関係を誤っていたと発表した。「宮崎県や他都道府県の子牛が但馬牛や神戸牛になることはない」として、同番組のホームページに訂正とおわびの記事を掲載した。
* [[2011年]][[1月27日]]、25日に[[カタール]]の[[ドーハ]]で行なわれた、[[AFCアジアカップ]]準決勝の日本対韓国戦で、韓国代表の[[奇誠庸]]による猿真似行為(韓国では日本人を侮辱する際に猿が使われる)で奇に批判が集まる中、本人のツイッターで猿真似の原因が観客席の[[旭日旗]]とする文章を投稿した。これについてテレビ朝日の『ワイド!スクランブル』は、競技場に掲げられていた旭日旗をパネルで紹介し、日本人サポーターの旭日旗使用を非難する放送を行なった。しかし実際の競技場には旭日旗は確認されず、奇は発言を撤回した。また、テレビ朝日が提示した旭日旗の写真には2階席があり、[[オランダの国旗]]が写っていた。実際の競技場には2階席が無いうえに、日韓戦なのでオランダ国旗が出る理由も無い。テレビ朝日はこの放送の翌日、写真は[[2010FIFAワールドカップ]]南アフリカ大会の日本対オランダ戦の観客席の写真だと修正放送を行った。ちなみに紹介された旭日旗の所有団体は放送内容はテレビ朝日の捏造だとし、旭日旗はカタールに持参していないうえに日韓戦では掲示を自粛しているとツイッターで語っている<ref>[https://web.archive.org/web/20110130194610/https://sankei.jp.msn.com/sports/news/110128/scr11012814040012-n1.htm 【サッカーアジア杯】テレ朝報じた「サルまね」旭日旗、実はW杯時の映像だった…同局が訂正、謝罪] 2011年1月28日(MSN産経ニュース)</ref><ref>[http://get.nifty.com/cs/catalog/get_topics/catalog_95891_1.htm テレビ朝日が韓国選手が見た旭日旗と称してW杯オランダ戦の映像を流す 後日謝罪] 2011年1月28日(夕刊ガジェット通信)</ref>。
* 2012年5月14日に放送した『[[クイズプレゼンバラエティー Qさま!!|Qさま!!]]』で、「ここ10年で患者数が増えている病気を選ぶ」という問題を出題した際、その正答の一つとして[[自閉症]]を挙げ、なおかつ男性が暗い部屋で頭を抱えながら落ち込んでいるという、[[引きこもり]]を想起させるような絵図を放送した。現在では、自閉症は先天的な脳の機能障害にその原因があると考えられており、番組放送中に視聴者などから指摘されたことを受け、テレビ朝日広報部は「事前のチェックが不十分で、問題として扱うには不適切だった」として同番組のホームページに訂正・お詫び文を掲載した。
* 2012年9月1日、『Qさま!!』特番の収録において、お笑い芸人の[[スギちゃん]]が[[千葉県国際総合水泳場]]にある高さ10メートルの飛び込み台からプールへの[[飛込競技|飛び込み]]に挑戦した際、着水の衝撃で第12[[胸椎]]を破裂骨折する全治3か月の[[重体#重傷|重傷]]を負った。同月9日に放送予定だった番組は放送延期され、映画『[[バイオハザードII アポカリプス]]』に差し替えられた<ref>[https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20120902-1010261.html スギちゃん番組収録中に事故で破裂骨折] 2012年9月1日([[日刊スポーツ]])</ref>。
* 2013年9月30日、同日の『[[モーニングバード (テレビ番組)|情報満載ライブショー モーニングバード!]]』の生放送内でテレビ朝日アナウンサー[[小松靖]]が「[[大韓民国|韓国]]の[[対馬]]」と述べ、その後自身の[[Twitter]]アカウントに「私の不注意で、してはいけない言い間違いをしてしまいました。責任ある立場の人間として、自身の発言には今一度気をつけます。不快に思われた視聴者のみなさまに謝罪いたします。」<ref>[https://twitter.com/komatsu_yasushi/status/38452005573770854 小松靖] 2013年9月29日20:28(PST)</ref> と投稿し謝罪した<ref>[https://getnews.jp/archives/426743 「してはいけない言い間違いを…」テレ朝の小松靖アナウンサー「韓国の対馬で」と言い間違い 『Twitter』で謝罪] 2013年9月30日([[ガジェット通信]])</ref>。
* 2014年11月に男性が[[建造物等以外放火罪|建造物等以外放火]]容疑で[[埼玉県警察]]に[[逮捕 (日本法)|逮捕]]された事件で、テレビ朝日が同月、タオルのようなもので口元を覆った人物が放火する様子を記録した防犯カメラの映像を放送し、男性の名前を挙げて「[[被疑者|容疑者]]の姿を捉えた」とナレーションを流した。男性はその後嫌疑不十分で[[起訴#不起訴処分|不起訴]]となり、(男性が2016年に死亡した為)男性の家族が「報道で名誉を傷付けられた」としてテレビ朝日に[[損害賠償]]を求める裁判を起こした。テレビ朝日は「埼玉県警等に裏付け取材をした」と主張したが、2018年1月25日、[[東京地方裁判所]]は映像の人物が男性だとする根拠が不十分だとし、「放火犯が男性でなかった場合の悪影響は相当大きく、慎重を期した報道をすべきだ」と指摘し、テレビ朝日に220万円の賠償を命じた<ref>{{Cite news|title=テレビ朝日に賠償命令 放火事件報道めぐり|url=https://www.sankei.com/affairs/news/180125/afr1801250057-n1.html|newspaper=産経ニュース|publisher=[[産業経済新聞社]]|date=2018-01-25|accessdate=2018-01-26}}</ref>。
* 2015年1月26日、[[BS朝日]]の番組『[[3B juniorの星くず商事]]』にて、アイドルグループ・[[3B junior]]のメンバー(当時12歳)がパーティーグッズに使用されている[[ヘリウム]]を吸い込んで救急搬送される事態が起きた。
* 2015年7月27日、[[タイ王国|タイ]]・[[バンコク]]支局の40代の男性支局長が、タイ外務省によって外国人記者向けに開設した無料通話アプリ[[LINE (アプリケーション)|LINE]]のグループ内に、自らの裸の下半身画像を誤って投稿した。グループには外国人記者など約150人が登録していた。タイは性表現に対してはとても厳しい国であり、日本のイメージにも繋がる国際的な問題でもあり、テレビ朝日はタイ外務省に謝罪し、本人を謹慎処分とした<ref>[https://web.archive.org/web/20150808101100/https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/430281/ テレ朝支局長「下半身画像誤爆」の代償 タイでは冗談で済まない空気] 2015年8月8日 ([[東京スポーツ]]Web)</ref><ref>[https://www.sankei.com/article/20150801-D4G24MPFXNL47CORMJBNOMMR24/ テレビ朝日バンコク支局長、自らの下半身画像をLINE投稿 「現在謹慎させている」] 2015年8月1日 ([[産経デジタル|産経ニュース]])</ref>。
* 2016年2月4日、『報道ステーション』で、元[[プロ野球選手]]の[[清原和博]]の[[覚醒剤]]事件を巡り、元[[プロボクサー]]の[[渡辺二郎]]が清原に[[暴力団]]組員を紹介したかのように報じ、翌年6月29日、[[大阪地方裁判所]]に[[名誉毀損]]に当たるとして150万円の賠償を命じられた<ref>{{Cite news|title=「清原氏に組員紹介」におわせた報道ステーションは「名誉毀損」 渡辺二郎氏の訴え認め、テレ朝に150万円賠償命令|url=https://www.sankei.com/article/20170629-MBY5USJMNZNORO45JYGBID5P6Q/|publisher=[[産経新聞]]|date=2017-06-29|accessdate=2017-06-29}}</ref>。
* 2016年6月16日、TBSと'''テレビ朝日'''のニュース番組の街頭インタビューで同一の女性が登場していたため「さくらか?」「やらせではないか」との声が続出した<ref name="sa"/>。一方、この女性を市民団体の構成員であると報道した[[産経新聞]]も、事実確認をしていなかった事を認めて謝罪している<ref name="sa">[https://archive.is/20160617100358/http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/17/sankei-mata-gase_n_10521222.html 産経ニュース「サクラ報道」は当事者に取材せず 記事削除し謝罪] ハフィントンポスト 2016年6月17日</ref>。
* 2018年3月15日、1998年に放映された情報番組で、[[和歌山毒物カレー事件]]の実行犯林真須美死刑囚が、宗教団体に入信したのは、信者を保険勧誘する目的だったと報じたことが、名誉毀損に当たると林に訴えられた裁判において、[[大阪地方裁判所]]は、林死刑囚が入信して保険勧誘した事実が示されていない、と指摘し、「保険金目的で入信した疑いがあるとの印象を視聴者に与え、社会的評価を低下させた」としてテレビ朝日に30万円の支払いを命じた<ref>[https://sp.yomiuri.co.jp/national/20180315-OYT1T50104.html テレ朝に賠償命令、毒カレー死刑囚の名誉毀損で] 読売新聞 2018年3月15日</ref>。
* 2018年3月16日、強引な勧誘をしたとして取り上げられた宗教法人「[[冨士大石寺顕正会]]」が、名誉毀損で訴えた裁判において、[[東京地方裁判所]]は、「日本脱カルト協会」幹部の発言を事実として断定的に取り上げたことを「正当な理由があったとは言えない」として20万円の支払いを命じた<ref>[https://web.archive.org/web/20180316133818/https://www.jiji.com/sp/article?k=2018031601037&g=soc テレ朝に賠償命令=顕正会めぐる報道-東京地裁] 時事通信 2018年3月16日</ref>。
* 2019年10月16日、『スーパーJチャンネル』の同年3月15日放送分で「業務用スーパーの意外な利用法」の企画において、担当ディレクターが多数の知人に対して取材日程を事前に伝え、そのうち5人が買い物客を装って取材させるという不適切な演出があったことを公表した<ref>[https://dot.asahi.com/articles/-/118648 テレ朝「スーパーJチャンネル」で“やらせ” 発覚は匿名の”タレこみ”] AERA dot. 2019年10月16日</ref>。同局によると男性ディレクターは直接「来店してほしい」とは依頼せず、あくまでも取材日と場所を事前に伝え、自発的に来店するように仕込んでいた。そのうち来店客3人とエピソード部分で取材を受けた1人は当該ディレクターが講師を担当していた俳優養成教室の生徒、残る1人も別の専門学校にてディレクターと面識がある人物だったが、いずれも初対面かのように取材を行っていた。当該ディレクターは関連会社のテレビ朝日映像から業務請負にて派遣されていた社員であったが、この番組の放送後に派遣先が変更となり、発覚当時は既にテレビ朝日への派遣を終了していた。取材後にテレビ朝日及びテレビ朝日映像の担当者を交えて放送前のプレビューを行い、問題箇所に気づかず、また放送前のチェックシートにおいても「問題なし」と虚偽の内容を提出していた事も明らかにしている。10月4日に匿名による情報提供があり、同7日にプロジェクトチームを立ち上げて調査を行った結果、当該ディレクターが不適切な演出を認めた。同日夜に常務取締役及び広報局長が会見を行い、「関係者のみなさま、視聴者のみなさま、ロケ現場を提供してくださったお店の関係者の方々に、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪を行った。その後の2020年9月にBPOの放送倫理検証委員会において「取材の過程が適正とは言いがたく、内容も正確ではなく公正さを欠いていた」として、放送倫理違反であると認定を受けた<ref>[https://www.bpo.gr.jp/?p=10495&meta_key=2020 第38号 | BPO | 放送倫理・番組向上機構 |] 2020年9月2日</ref>。
* 2020年12月18日、安倍晋三前首相後援会が主催した「[[桜を見る会]]」前日の夕食会の費用補填疑惑に関して「安倍前首相は東京地検特捜部の事情聴取に応じていた」と正午前のニュース番組で報じたが、同日夜の『報道ステーション』で「事情聴取が行われた事実はありませんでした」と謝罪した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.47news.jp/news/5621622.html|title=テレ朝、安倍前首相を聴取と誤報 報道番組で謝罪|website=47NEWS|accessdate=2020-12-19}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.yomiuri.co.jp/national/20201218-OYT1T50300/|title=「安倍前首相、聴取行われた事実なし」…テレ朝が誤報を謝罪 : 社会 : ニュース|website=読売新聞オンライン|date=2020-12-18|accessdate=2020-12-19}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.asahi.com/articles/ASNDM0077NDLUCVL025.html|title=テレ朝、「安倍前首相を事情聴取」と誤報 番組で謝罪:朝日新聞デジタル|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2020-12-19}}</ref>。
* [[2021年]][[3月22日]]、テレビ朝日は『報道ステーション』のウェブCMを[[YouTube]]やツイッターで公開。このうちYouTube公開の30秒版では、若い女性が「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」と視聴者に笑いかける<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.youtube.com/watch?v=HoSYbhm4Vg8 | title= 報道ステーション よる9時54分 月~金 テレビ朝日「報ステ」2021年新PR30秒 | work= テレビ朝日 | date=2021-03-22 | accessdate = 2021-03-24 }}</ref>。この「ジェンダー平等をかかげるのは時代遅れ」という放送局側のメッセージに対し、「女性蔑視があふれている」とネット上で批判が集中した<ref>{{cite news |author= 北條香子|url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/93358 |title= 「ジェンダー平等をかかげるのは時代遅れ」報道ステーションの女性蔑視CMがネットで炎上 | newspaper= 東京新聞 | date= 2021-3-24|accessdate= 2021-3-24 }}</ref>。ジャーナリストの[[治部れんげ]]は、「世界経済フォーラム」が2019年に発表した[[世界男女格差指数|ジェンダーギャップ指数]]で日本が153カ国中、121位だったことを例に取ってCMを批判。「『ジェンダー平等は達成されている』という間違った認識にたったセリフを女性を起用して『言わせて』いる。『若い世代は、女性は、“差別なんてない”って言ってますよ』という構図にしているのは、本当に悪質だと思います」と指摘した<ref>{{cite news |author= 湊彬子 |url= https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_605a808ac5b65d1c28107da8 |title= 報ステのCMが「悪質」な理由。「ジェンダー平等を掲げるのは時代遅れ」と描き、批判が集まっている | newspaper= [[ハフィントン・ポスト]] | date= 2021-3-24 |accessdate= 2021-3-24 }}</ref>。<br />テレビ朝日は3月24日の午後0時台に同番組の公式ツイッターで「意図をきちんとお伝えすることができませんでした」「不快な思いをされた方がいらしたことを重く受け止め」と述べ、CMを削除した<ref>{{cite news |author= 安藤健二 |url= https://www.huffingtonpost.jp/entry/webcm_jp_605abe90c5b67593e053b4aa |title= 『報ステ』がCM動画を削除して謝罪。「ジェンダー平等を掲げるのは時代遅れ」の表現に批判集中(声明全文) | newspaper= ハフィントン・ポスト | date= 2021-3-24 |accessdate= 2021-3-24 }}</ref><ref>[https://twitter.com/hst_tvasahi/status/1374570819297243137 報道ステーション+土日ステ. Twitter. 2021年3月24日午後0:56投稿]</ref>。
* 2021年[[5月30日]]午前5時頃、同局ビジネスプロデュース局IP推進部の社員が東京都港区内のマンションの一室に不法侵入して1万円相当のワイヤレスイヤホンを[[窃盗]]した。この社員は犯行中に就寝中の居住者に気付かれたため現場から逃走したが、同年[[8月17日]]に[[窃盗罪|窃盗]]と[[住居侵入罪|住居侵入]]の容疑で[[警視庁]][[麻布警察署]]に逮捕された<ref>{{Cite news|url=https://mainichi.jp/articles/20210819/k00/00m/040/156000c|title=テレビ朝日社員を逮捕 マンション侵入、イヤホン盗んだ疑い|newspaper=毎日新聞|date=2021-08-19|accessdate=2021-08-19}}</ref>。警察での取り調べで「借金があり、現金を盗めば生活に余裕が出ると思った」と供述し金品奪取目的での窃盗・住居侵入である事を認めたため、テレビ朝日は同年[[9月15日]]付でこの社員を[[懲戒解雇]]処分にした<ref>{{Cite news|url=https://www.news-postseven.com/archives/20210915_1691875.html?DETAIL|title=テレビ朝日「イヤホン窃盗」で逮捕された28歳社員を「懲戒解雇」に|newspaper=NEWSポストセブン|date=2021-09-15|accessdate=2021-09-15}}</ref>。
* 2021年[[8月8日]]夜から9日未明、[[2020年東京オリンピック]]の番組制作を担当した同局のスポーツ局の社員6人と社外スタッフ4人の計10人が[[2020年東京オリンピックの閉会式]]の「打ち上げ」と称し、[[非常事態宣言|緊急事態宣言]]中の[[渋谷区]]の[[カラオケボックス|カラオケ店]]に[[酒類]]を持ち込み、[[飲酒]]を伴う[[宴会]]を開いた<ref name="hochi">{{Cite web|和書|url=https://hochi.news/articles/20210811-OHT1T51011.html |title=テレ朝「グッド!モーニング」、社員の飲酒転落事故を報道せず「なぜ自局員の朝までの宴席をスルー?」の声 |trans-title= |accessdate=2021-08-11 |date=2021-08-11 |year= |month= |format= |website=[[スポーツ報知]] |work= |publisher=[[報知新聞社]] |page= |pages= |quote= |language= |archiveurl=https://web.archive.org/web/20210811033430/https://hochi.news/articles/20210811-OHT1T51011.html |archivedate=2021-08-11 |doi= |ref=}}</ref>。8日20時に打ち上げが始まり、21時頃、後に事故を起こす女性社員が参加した。9日3時30分頃、この女性社員が一人で先に退店しようとした際、[[エレベーター]]を使わず[[避難階段]]で一階まで降りたものの一階出入り口が閉まっていたため、一階と二階の間にある[[階段#建築物の階段|踊り場]]から、[[看板]]や[[パイプ]]などの出っ張りをつたって店を出ようとしたところ転落し、左[[距骨]]骨折の重傷を負った<ref name="bunshun">{{Cite news|和書 |url=https://bunshun.jp/articles/-/47887 |title=《テレ朝“飲酒転落”》「強いお酒を次々と」五輪スタッフ10名の“9時間ハシゴ大宴会”全内幕「いなくなった女性は自分たちのグループです」 |newspaper=[[週刊文春]] |date=2021-8-12 |author=「文春オンライン」特集班 |accessdate=2021-8-12 |format= |agency=[[文藝春秋]] |___location= |publisher=[[文春オンライン]] |pages=1-3 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20210812033133/https://bunshun.jp/articles/-/47887 |archivedate=2021-8-12 }}</ref><ref name="ta20210907">{{Cite web|和書|url=https://company.tv-asahi.co.jp/contents/press/0072/files/XqzCWX6DkY.pdf|title=当社社員の緊急搬送事案について(全2ページ)|work=テレビ朝日|date=2021-09-07|accessdate=2021-09-07}}</ref>。午前3時59分に[[119番]]通報があり、女性社員は都内の病院に搬送された<ref name="hochi" /><ref>{{Cite web|和書|url=https://company.tv-asahi.co.jp/contents/press/0067/files/onscZksqQb.pdf |title=当社社員の緊急搬送事案について |trans-title= |accessdate=2021-09-03 |author=テレビ朝日広報部 |date=2021-08-10 |year= |month= |format=PDF |website= |work= |publisher=テレビ朝日 |page= |pages= |quote= |language= |archiveurl=https://web.archive.org/web/20210812121418/https://company.tv-asahi.co.jp/contents/press/0067/files/onscZksqQb.pdf |archivedate=2021-08-12 |doi= |ref=}}</ref>。女性社員は[[かかと]]を骨折し、[[手術]]が必要な程の重傷で、全治半年とみられた<ref name="bunshun" />。<!--<br>テレビ朝日では、[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)#社会的距離|新型コロナウイルス感染防止]]として、「時間や人数にかかわらず、宴会を禁止するルールを設定」していたが、3月には、『[[サンデーLIVE!!]]』の番組スタッフが[[食事|飲食]]を伴う[[歓送迎会#送別会|送別会]]をして[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス]]に[[感染]]し、[[8月22日]]には、[[弘中綾香]][[アナウンサー#メディアにおけるアナウンサー|アナウンサー]]が[[慶應義塾大学]]時代の[[同級生]]の[[誕生日]][[パーティー]]に参加していた<ref>{{Cite news|和書 |url=https://www.dailyshincho.jp/article/2021/09011550/?all=1 |title=弘中綾香アナ、コロナ禍に男友達と「宅飲み“密”パーティー」 テレ朝は本人を注意 |newspaper=[[週刊新潮]] |date=2021-09-01 |accessdate=2021-09-03 |format= |agency=[[新潮社]] |___location= |publisher=デイリー新潮 |isbn= |issn= |oclc= |pmid= |pmd= |bibcode= |doi= |id= |page= |pages= |at= | language= |trans-title= |quote= |archiveurl=https://web.archive.org/web/20210901084556/https://www.dailyshincho.jp/article/2021/09011550/?all=1 |archivedate=2021-9-1 |deadlinkdate= |ref= |postscript=}}</ref>。-->同年9月7日、テレビ朝日はこの件に参加したスポーツ局の社員6人を謹慎10日間としたほか、管理監督責任としてスポーツ局長とスポーツセンター長を1か月減給とする懲戒処分を発表した。テレビ朝日代表取締役社長を務める[[亀山慶二]]と同常務の浜島聡は役員報酬10%の1か月返上を申し出た事も伝えられている<ref name="ta20210907" /><ref>{{Cite news|url=https://www.yomiuri.co.jp/national/20210907-OYT1T50172/|title=テレ朝、宣言下で宴会の社員6人に謹慎10日間…社内ルールで禁止も「少しならよいのでは」|newspaper=讀賣新聞オンライン|date=2021-09-07|accessdate=2021-09-07}}</ref>。
* 2021年[[9月21日]]配信の週刊文春電子版及び翌[[9月22日|22日]]発売の週刊文春が「同局のスポーツ局社員2人が、自社が製作した東京五輪関係者用のピンバッジをフリーマーケットアプリで転売していた」等とする記事を掲載<ref>{{Cite web|和書|url=https://bunshun.jp/articles/-/48758|title=「回収を指示」テレビ朝日スポーツ局員が「五輪(キャラクター名)バッジ」をメルカリで転売|website=文春オンライン|accessdate=2021-09-22}}</ref>。この記事について同局広報部は[[スポーツニッポン]]の取材に対して「おおむね事実」と認めた上で「転売は配偶者が行っていたことで、社員自身は把握していなかった」と説明し「転売したことは大変遺憾。当該社員には販売代金を返還し、ピンバッジを回収するよう指示するとともに、家族が関わる問題でもあることから弁護士を交え、厳正に対処します」と応じた<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/09/22/kiji/20210921s00042000656000c.html|title=テレ朝社員2人 五輪関係者用(キャラクター名)バッジをフリマ転売、同局「おおむね事実」|newspaper=スポーツニッポン新聞社|date=2021-09-22|accessdate=2021-09-22}}</ref>。
* 2021年[[10月21日]]に報道各社への[[ファックス]]で、『[[ワイド!スクランブル|大下容子ワイド!スクランブル]]』の「視聴者からの質問にお答えするコーナー」で不適切な演出が行われていたことを明らかにした<ref>{{Cite web ja |url=https://www.bpo.gr.jp/?p=11112 |title=テレビ朝日『大下容子ワイド!スクランブル』の審議 |date=2021年12月 |website=BPO |publisher=[[放送倫理・番組向上機構]] |access-date=2022-01-08 |archive-url=https://web.archive.org/web/20220108113806/https://www.bpo.gr.jp/?p=11112 |archive-date=2022-01-08}}</ref>。{{Main|ワイド!スクランブル#視聴者からの質疑応答コーナーでの不適切演出}}
* 2022年[[2月9日]]、経済産業省の「IT導入補助金」900万円を不正受給したとして、詐欺容疑で同社のセールスプロモーション局ソリューション推進部長が大阪府警に逮捕されたと明らかにした。逮捕は8日<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sankei.com/article/20220209-RJURO6DFO5N2HJY3PCIGWMJCG4/|title=逮捕の会社員はテレ朝部長 IT補助金の不正受給事件|work=産経新聞|date=2022-02-09|accessdate=2022-03-01}}</ref>。[[3月1日]]には『スーパーJチャンネル』の特集担当デスクが新たに逮捕された<ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20220301095248/https://www.jiji.com/sp/article?k=2022030101187&g=soc|title=テレ朝社員を新たに逮捕 IT導入補助金詐取容疑―大阪府警|work=時事通信|date=2022-03-01|accessdate=2022-03-01}}</ref>。2022年[[8月31日]]、大阪地検は2人を[[起訴猶予処分]]とした<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20220831-UKZFSWQVEFLRPGGXUYRSTQD5AY/|title=補助金詐取のテレ朝社員2人を起訴猶予、大阪地検|newspaper=産経新聞|date=2022-08-31|accessdate=2022-08-31}}</ref>。
* 2022年[[2月10日]]、亀山慶二代表取締役社長が辞任の申し出をし、取締役会で受理された。亀山社長は前年8月以降に、スポーツ局の社員・スタッフによる不祥事が連続して発覚したことを受けて検証委員会が調査した結果、スポーツ局統括でもある亀山社長とスポーツ局長との意思疎通の欠如や、不適正な伝票処理による会社経費の私的利用などが発覚した。社長職は会長の早河が兼任する<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20220210-E6OLT43OTBK3LOTYJESB2HOL2U/|title=テレビ朝日の亀山社長が辞任 会社経費を私的に使用|newspaper=THE SANKEI NEWS|date=2022-02-10|accessdate=2022-02-10}}</ref>。
* 2022年[[9月28日]]、『[[モーニングショー#2010年代・2020年代|羽鳥慎一モーニングショー]]』で前27日に執り行われた[[故安倍晋三国葬儀|安倍晋三元首相の国葬儀]]を扱った際、報道局社員(当時)の[[玉川徹]]が[[菅義偉]]前首相の弔辞読み上げについて、「政治的意図がにおわないように、制作者としては考えますよ。当然これ、(広告代理店の)[[電通]]が入ってますからね」等と発言<ref>{{Cite news|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2022/09/28/0015677113.shtml|title=テレ朝・玉川徹氏 安倍氏国葬で菅義偉氏の弔辞に広告代理店の演出指摘「政治的意図」|newspaper=デイリースポーツ|date=2022-09-28|accessdate=2022-09-29}}</ref>。しかし、翌29日の同番組内で玉川が「私が安倍元総理の国葬に電通が関与しているというふうにコメントしたんですが、事実ではありませんでした」と発言を訂正し「電通は全く関わっていないということがわかりました。関係者の皆様、視聴者の皆様、訂正して謝罪致します。申し訳ありませんでした」と謝罪した<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202209290000343.html|title=テレ朝玉川徹さん「事実ではありませんでした」と謝罪 菅氏の弔辞「電通入っている」とコメント|newspaper=日刊スポーツ|date=2022-09-29|accessdate=2022-09-29}}</ref>。この件についてテレビ朝日は日刊スポーツの取材に対して「玉川本人が勘違いをしておりました」とのコメントを出した<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202209290000491.html|title=テレビ朝日「玉川本人が勘違いをしておりました」玉川徹氏「電通が入っている」発言訂正し謝罪|newspaper=日刊スポーツ|date=2022-09-29|accessdate=2022-09-29}}</ref>。また代表取締役社長の[[篠塚浩]]は[[10月4日]]に開かれた定例記者会見にて、「事実に基づかない発言を行い、番組および会社の信用を傷つけ損害を与えたことによる処分」として玉川を同日付で謹慎処分(出勤停止10日間)、報道局情報番組センター長・報道局情報番組センターCP(「羽鳥慎一モーニングショー」担当)をけん責処分したことを明らかにした<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/10/04/kiji/20221004s00041000349000c.html|title=テレビ朝日 玉川徹氏を謹慎処分、出勤停止10日間 菅前首相弔辞「電通」発言で 篠塚社長「誠に遺憾」|newspaper=スポーツニッポン|date=2022-10-04|accessdate=2022-10-04}}</ref>。
* 2023年7月28日、『[[スーパーJチャンネル]]』にて、[[ビッグモーター]]による[[自動車保険|自動車保険金]]水増し請求問題を伝えた際に同社顧客の保険加入率や事故件数が保険会社担当者の給料に反映されるなどと受け取れる内容を報じたが、後日保険会社による指摘でそうした事実は確認出来なかったとして、同月31日に同番組内と番組公式サイトにて謝罪した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.yomiuri.co.jp/culture/tv/20230802-OYT1T50203/ |title=テレ朝「スーパーJチャンネル」がビッグモーター保険金不正請求問題の報道で誤り、謝罪 |website=読売新聞 |date=2023-08-02 |access-date=2023-08-05}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.asahi.com/articles/ASR8256FHR82UCVL01X.html?iref=ogimage_rek |title=スーパーJチャンネルのビッグモーター巡る報道で誤り テレ朝謝罪 |website=朝日新聞 |date=2023-08-02 |access-date=2023-08-05}}</ref>。
* 2023年11月23日、『[[林修の今、知りたいでしょ!|林修の今知りたいでしょ!]]』にて、番組制作の監修を担当した[[東京大学]]名誉教授の[[樋口広芳]]が発言していない内容を同教授の見解として放送していたことが判明したとして、同年12月21日に同番組内と番組公式サイトにて謝罪した<ref>{{Cite web |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/12/22/kiji/20231222s00041000355000c.html |title=テレ朝「林修の今知りたいでしょ!」誤った内容を放送し謝罪「二重の大きな過ちを犯してしまいました」 |website=スポーツニッポン |date=2023-12-22|access-date=2023-12-22}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202312220000625.html |title=テレ朝が謝罪「林修の今知りたいでしょ!」で東大名誉教授の見解誤り「名誉を著しく傷つけた」 |website=日刊スポーツ |date=2023-12-22|access-date=2023-12-22}}</ref>。
* 2024年4月28日に投開票された衆議院[[島根県第1区|島根1区]][[2024年日本の補欠選挙#4月の補欠選挙|補欠選挙]]に関してニュースサイト「テレ朝news」に配信されたインターネット用の記事にて、[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]陣営の選挙活動について当初「力を入れたのが、有権者への戸別訪問」「一軒一軒有権者の家を訪問」と表記していたが、「力を入れたのが、業界団体へのローラー作戦だった」などと修正された。[[公職選挙法]]で選挙活動での戸別訪問は禁じられている。テレビ朝日は「記事掲載後に社内で誤りに気づき修正した」と説明。「当社の取材で、立憲民主党陣営が有権者へ戸別訪問をしていたという事実を確認したものではありません」とした<ref>{{Cite news|url=https://www.sankei.com/article/20240502-X6SUUPYD4JDXJGCZYTERRLXRTQ/|title=衆院島根1区補選記事で公選法違反の「戸別訪問」の表記 テレビ朝日「誤りに気付き修正」|newspaper=産経新聞|date=2024-05-02|accessdate=2024-05-04}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2319652/|title=テレ朝 立憲民主党の選挙活動を「有権者への戸別訪問」と記載→修正で“公選法違反”と物議…広報が明かした「真相」|newspaper=女性自身|date=2024-05-02|accessdate=2024-05-04}}</ref>。
* 2024年7月23日、『報道ステーション』の放送中の22時頃から機器の不具合により、[[コマーシャルメッセージ|コマーシャル]]が放送出来ない事態が発生した。『報道ステーション』は生放送のため番組の進行を継続して対応したが、問題のないネット局では、ローカルスポットCMがVTRの途中で流れるなどの不体裁が発生した。また、『ロンドンハーツ』などの事前収録の番組では、本来コマーシャルが入る時間になると、無音で[[お天気カメラ|情報カメラ]]の夜景の映像が映し出され、「機材の不具合によりコマーシャルが送出できない状況となっております」と事情を説明するテロップが表示された<ref name=":3">{{Cite web |title=テレビ朝日でCMが一時放送できない状況になり画面は定点カメラの映像に 午前0時に復旧 |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202407240000005.html |website=日刊スポーツ |access-date=2024-07-24 |date=2024-07-24}}</ref><ref name=":2">{{Cite web |title=テレビ朝日 CM放送できないトラブル BS朝日でも放送一時中断 |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240724/k10014521341000.html |website=NHKニュース |date=2024-07-24 |access-date=2024-07-24 |author=日本放送協会}}</ref>。この状態は同月24日0時頃までこの状態が続いたが、同日朝放送の『[[グッド!モーニング (テレビ番組)|グッド!モーニング]]』でもCMが一部欠落するトラブルが発生した<ref name=":3" /><ref name=":2" /><ref name=":4">{{Cite web |title=テレビ朝日 7月の放送トラブルの原因と再発防止策を報告し改めて謝罪 重大性を鑑み取締役らの処分も |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/11/08/kiji/20241108s00041000199000c.html |website=スポーツニッポン |access-date=2024-11-08 |date=2024-11-08}}</ref>。なお、BS朝日でも地上波と同じ頃に放送が一時中断するなどの[[放送事故]]が発生している<ref name=":2" /><ref>{{Cite web |title=テレ朝でCM放送できず BS朝日では一時中断 |url=https://nordot.app/1188574618169033597 |website=共同通信 |date=2024-07-24 |access-date=2024-07-24}}</ref>。同年11月8日、テレビ朝日は[[中性子線]]が[[主調整室|マスター設備]]内の記憶装置に衝突したことによる誤作動だったとして、謝罪した<ref name=":4" /><ref>{{Cite web |title=テレビ朝日のマスター機器故障、原因が「中性子線の影響」と判明 |url=https://www.asahi.com/articles/ASSC82H6TSC8UCVL036M.html |website=朝日新聞 |date=2024-11-08 |access-date=2024-11-08 |author=照井琢見}}</ref>。
* 2025年1月20日、テレビ朝日が制作している[[ABEMA NEWS]]向けの報道番組『[[ABEMA Prime]]』の中でAED([[自動体外式除細動器]])について不正確な表現があったとして識者から批判の声があがった<ref>{{Cite web |title=米山隆一氏、ひろゆき氏とABEMA発信内容に苦言「本当に罪作り」「責任ある言説を」 |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202501230000254.html |website=日刊スポーツ |access-date=2025-02-25 |date=2025-01-23}}</ref><ref>{{Cite web |title=女性にAEDで救命措置で「強制わいせつ」を警察は否定 女性へのAED装着における大問題とは |url=https://dot.asahi.com/articles/-/250254?page=1 |website=AERA dot. (アエラドット) |date=2025-02-16 |access-date=2025-02-25 |author=米倉昭仁 |publisher=株式会社 朝日新聞出版}}</ref>。同年2月25日、同日開催の定例会見の中で、テレビ朝日社長の[[篠塚浩]]は「ABEMAニュースは業務委託して制作しているので、我々に責任がある」と同局に番組制作上の責任があるとした上で「番組側も、事実関係の詳細な確認が不十分だった。現在、当局も含めて再取材をしている」とのコメントを発表した<ref>{{Cite web |title=「アベマ」AED巡る報道 テレ朝が「再取材」発表 内容に疑惑…同局社長は「我々に責任」一部誤解も |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/02/25/kiji/20250225s00041000148000c.html |website=スポーツニッポン |access-date=2025-02-25 |date=2025-02-25}}</ref>。{{Main|ABEMA#AEDに関するデマ報道|ABEMA Prime#問題・疑義が持たれた報道}}
*2025年3月19日、コンテンツ編成局に所属しているエグゼクティブディレクターが[[経費]]約517万円を不適切に使用していたことが発覚。また、一部のスタッフに対して[[パワーハラスメント]]に該当する行為が行われていたことも判明した<ref name=":6">{{Cite web |url=https://company.tv-asahi.co.jp/contents/press/0106/files/jspDZkgatd.pdf |title=当社社員に対する懲戒処分について |access-date=2025-03-23 |date=2025-03-19 |website=株式会社テレビ朝日 |author=広報局広報部}}</ref>。これを受けて、テレビ朝日は該当社員を同日付で[[降格]]させる[[懲戒処分]]にすると同時に該当社員が担当していた『[[ナスD大冒険TV]]』は打ち切りとなった<ref name=":6" /><ref>{{Cite web |title=経費不正、社員を懲戒処分 担当「ナスD大冒険」打ち切り―テレビ朝日 |url=https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031901177&g=soc |website=時事通信 |date=2025-03-19 |access-date=2025-03-23}}</ref><ref>{{Cite web |title=テレビ朝日が「ナスD大冒険TV」担当50歳エグゼクティブディレクターの降格処分と番組打ち切りを発表 経費の不適切使用とスタッフへのパワハラ理由に |url=https://www.fnn.jp/articles/-/845385 |website=FNNプライムオンライン |date=2025-03-19 |access-date=2025-03-23 |author=フジテレビ}}</ref>。
*2025年6月28日、『[[ワイド!スクランブル サタデー]]』において、[[第二次世界大戦]]の[[終戦の日|終戦]]から80年を特集した企画を放送した際に「[[広島市への原子爆弾投下]]」として放映した映像は[[長崎市への原子爆弾投下]]の様子を撮影したものであったことが放送後に判明したため、翌29日の『[[ANNニュース]]』にて謝罪した<ref>{{Cite web |title=テレ朝、原爆映像「確認不十分」 昼のニュースで謝罪 |url=https://nordot.app/1312008792995840272?c=39550187727945729 |website=共同通信 |date=2025-06-29 |access-date=2025-06-30}}</ref><ref>{{Cite web |title=テレビ朝日 映像の詳細を確認せずに使用 「戦後80年」に関するニュースでミス |url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/06/30/kiji/20250630s00041000081000c.html |website=スポーツニッポン |access-date=2025-06-30 |date=2025-06-30}}</ref><ref>{{Cite web |title=原爆投下の映像、広島と長崎を取り違え…テレ朝「ワイド!スクランブル サタデー」 |url=https://www.yomiuri.co.jp/national/20250708-OYT1T50134/ |website=読売新聞 |date=2025-07-08 |access-date=2025-07-09}}</ref>。
 
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|editor=全国朝日放送株式会社総務局社史編纂部|title=テレビ朝日社史 : ファミリー視聴の25年|publisher=全国朝日放送|date=1984-02-01|id={{NDLJP|12276014}}}}<ref>{{渋沢社史データベース|13220|全国朝日放送(株)『テレビ朝日社史 : ファミリー視聴の25年』(1984.02)}}</ref>
 
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
 
== 関連項目 ==
* [[オールニッポン・ニュースネットワーク]]
* [[テレ朝チャンネル]]([[スカパー!]])
* [[朝日ニュースター]](スカパー!)
* [[テレ朝動画]]
* [[ABEMA]]
* [[スターダストプロモーション]] - 同事務所所属のタレントのレギュラー番組を20年以上放映しており、関係が深い。
; 出資企業・プロジェクト
* [[EZニュースEX]](KDDI、[[朝日新聞社]]との3社提携で、[[au (携帯電話)|au]][[携帯電話]]向けに行う[[ニュース]]配信サービス)
* [[リサーチQ]]
* 株式会社[[トレソーラ]]
* [[メディアミックス・ジャパン]](MMJ)
* [[テレテック]]
 
== 外部リンク ==
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* [http://www.tv-asahi.co.jp/ テレビ朝日公式ホームページ]
{{Wikinews|テレビ朝日、JCTVを連結子会社化}}
* [http://www.geocities.jp/yajinews/ テレ朝マニアなページ] 個人運営サイト
* [https://www.tv-asahi.co.jp/ テレビ朝日]
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* [https://douga.tv-asahi.co.jp/ テレ朝動画] - 地上波放送後の無料配信「テレ朝キャッチアップ」も含まれる
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