「SAマウント」の版間の差分
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[[1992年]]のSA-300から使用されているレンズマウントである。
もともとは、インナーバヨネット (SA-IB/内爪) とアウターバヨネット (SA-OB/外爪) の2形式が存在したが、交換レンズはインナーバヨネットのみが発売され、アウターバヨネット対応の交換レンズは発売されなかった。[[2007年]]の SD14 からは、インナーバヨネット形式 (SA-IB) のみが使用されている。また、複数のレンズメーカーが交換レンズを発売している他社マウントと異なり、シグマ以外のレンズメーカーは、SAマウント対応の交換レンズを発売していない。
SAマウントより前は2種類のマウント形式が使われた。[[1976年]]の シグマ Mark-I では M42マウント、[[1983年]]の SA-1 ではペンタックス Kマウントである。SAマウント(SA-IB) は機械的にはペンタックス Kマウントにとても類似している<ref>{{cite web |url=http://www.graphics.cornell.edu/~westin/misc/sigma-mount.html |title=Comparison: Sigma SA mount vs. Pentax K |author=Stephen H. Westin|accessdate=2016-06-30}}</ref>。しかし、Kマウントとはフランジバックが異なり、[[キヤノンEFマウント]]と同じ 44.0mm である。
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SAマウントはEFマウントと同様、電子接点付きのマウントである。電子接点経由でカメラ本体とレンズとで通信を行う。SAマウントはEFマウントと同じ信号伝達方式となっているが、機械的形状は異なる。シグマは長年 EFマウント用レンズを製造しているため、このプロトコルが使用できる。シグマの一眼レフカメラは全て、マニュアルフォーカスレンズを使用できる。この場合は、電子制御は使用できない。
[[2018年]]9月26日、シグマはフォトキナで、SAマウントカメラの開発の終了をアナウンスした<ref>{{Cite web|和書|title=SAマウントカメラ・レンズをご愛用の皆さまへ {{!}} レンズ {{!}} SIGMA|株式会社シグマ|url=https://www.sigma-photo.co.jp/new/2018/09/26/2812/|website=www.sigma-photo.co.jp|accessdate=2020-09-07}}</ref>。今後シグマはSAマウントに替わり、[[ライカLマウント|Lマウント]]ミラーレスカメラを開発する。交換レンズについては、ニコンFマウントやキヤノンEFマウント対応の新規開発レンズと同様、当面は
== 互換性 ==
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== マウントコンバーター ==
* MC-11 - [[2016年]]に発表された、MC-11(SA-E版)を用いることで、シグマ SAマウントのレンズが、Sony Eマウントのカメラで利用できる。ただし、組み合わせはSIGMA SGVラインのレンズと、Sony α9、α7や Sony α5000やα6000シリーズなど新しめのカメラに限定される。MC-11 には EF-E版も存在し、[[キヤノンEFマウント]]のレンズも、Sony Eマウントのカメラで利用できる。MC-11はAF、IS (手ぶれ補正機能)、電磁絞り機能をサポートしている<ref>{{
* MC-21 - [[2019年]]に発売。 対応ボディは、シグマ社製[[ライカLマウント|Lマウント]]カメラ、パナソニック社製Lマウントカメラ。ライカ社製Lマウントカメラについては、2019年以前発売のカメラには非対応。AF-SモードでのAFに対応。装着レンズの対応・非対応を知らせるLEDも備える。レンズファームウェアのアップデートについてもLEDで判別できる<ref>{{Cite web|和書|title=シグマ、Lマウントカメラ用レンズコンバーター「MC-21」の発売日・価格を決定 EF/SAレンズをLUMIX S1に ライカLマウントカメラには使用できず|url=https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1177235.html|website=デジカメ Watch|date=2019-03-29|accessdate=2020-09-07|language=ja|last=株式会社インプレス}}</ref>。MC-21にはEF-L版も存在し、キヤノンEFマウントのレンズも、Lマウントのカメラで利用できる。
== カメラ本体 ==
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