== ストーリー ==
=== ゲーム内イベント ===
歴代TYPE-MOON作品同様、世界の真なる理を魔術と魔術師が掌握しつつ、『Fate/EXTRA』で描かれたような科学技術を研鑽する者たちも加わり、科学と魔術が交錯する世界観を前提として物語は始まる。
; [[空の境界]]<ref>{{Cite web|publisher=[[4Gamer.net]] |title=「Fate/Grand Order」初のコラボイベント「空の境界/the Garden of Order」が2月末より開催。限定サーヴァント「両儀式〔アサシン〕」が登場 |url=http://www.4gamer.net/games/266/G026651/20160222033/ |accessdate=2016-02-25 |date=2016-02-22}}</ref>
:* 変異特異点 克螺旋境界式 オガワハイム『空の境界/the Garden of Order』
:* 開催期間:2016年2月25日 - 3月9日
: 本作のシナリオを手がける奈須きのこの小説作品。イベントシナリオも奈須が担当。
: SR「両儀式〔アサシン〕」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「両儀式〔セイバー〕」が期間限定サーヴァントとして登場した。
: 2018年2月には『復刻版:空の境界/the Garden of Order -Revival-』として復刻され、期間限定サーヴァントとしてSR「浅上藤乃(アーチャー)」が追加された。
:;あらすじ
::ある日、カルデアからサーヴァントたちの姿が消え、時を同じくして特異点らしきものが見つかる。主人公とマシュはその場所へ向かい、両儀式という女性の協力の元、異様な雰囲気を持つ集合住宅オガワハイムに囚われたサーヴァントたちを救出する。
::その他登場サーヴァント{{efn2|2018年2月に開催された『復刻版:空の境界/the Garden of Order -Revival-』のガチャでは、期間限定サーヴァントとしてSR「浅上藤乃(アーチャー)」が追加された<ref>{{Cite web|title=【FGO】浅上藤乃がサーヴァント化! ガチャ「復刻 空の境界コラボピックアップ召喚」開催|url=https://www.appbank.net/2018/02/15/iphone-application/1500926.php|website=AppBank|accessdate=2021-03-20}}</ref>が、シナリオには登場しない。}}:ブーディカ、ヘンリー・ジキル、織田信長、エリザベート・バートリー(ランサー)、メフィストフェレス、両儀式(セイバー)、巌窟王 エドモン・ダンテス、レオニダス一世
; [[Fate/Zero]]<ref>{{Cite web|publisher=[[4Gamer.net]] |title=「Fate/Grand Order」,スペシャルイベント「Fate/Accel Zero Order」について詳しく紹介された「カルデア放送局 Vol.2」の内容をレポート |url=http://www.4gamer.net/games/266/G026651/20160421044/ |accessdate=2016-05-07 |date=2016-04-21}}</ref>
:* 変異特異点 第四次異聞録 冬木『Fate/Accel Zero Order』
:* 開催期間:2016年4月27日 - 5月18日
: [[ニトロプラス]]所属のシナリオライター・[[虚淵玄]]が執筆した「Fate/stay night」の外伝小説。イベントシナリオも虚淵が担当。
: SR「アイリスフィール〔天の衣〕(キャスター)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「イスカンダル(ライダー)」が期間限定サーヴァントとして、SR「エミヤ〔アサシン〕」、R「百貌のハサン(アサシン)」が新登場サーヴァントとして登場した。
: 2018年9月には『復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP 2-』として復刻され、新登場サーヴァントとしてSR「ディルムッド・オディナ〔セイバー〕」が追加された。また、イベントアイテム交換画面には'''[[Fate/Zero#ランサー陣営|ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]'''(声 - [[山崎たくみ]])も新規に登場する。
:;あらすじ
::ある日、特異点Fより10年前の冬木市、すなわち第四次聖杯戦争中の冬木市にて特異点が観測された。主人公とマシュたちは、この聖杯戦争に参加したことのあるエルメロイII世とともに、この時代へレイシフトする。彼らは、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトら聖杯戦争の参加者たちに接触しながら、事態解決に向けて奔走する。
<!--:事態解決かと思いきや、一行は新たなトラブル解決に奔走する。-->
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
:* 廃棄少女幻想 エンド・サクリファイス『魔法少女紀行 〜プリズマ・コーズ〜』
:* 開催期間:2016年9月8日 - 9月21日
: [[ひろやまひろし]]による漫画作品。イベントシナリオはひろやまが監修している。
: SR「クロエ・フォン・アインツベルン(アーチャー)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(キャスター)」が期間限定サーヴァントとして登場した。
: 2019年1月には『復刻版:魔法少女紀行 〜プリズマ・コーズ〜 Re-Install』として復刻され、期間限定サーヴァントとしてSR「美遊・エーデルフェルト/朔月美遊(キャスター)」が追加された。イベントアイテム交換画面に奈須の要望を受けひろやまが新たに描き下ろした<ref>{{Twitter status|hiroshi_|1090857205216161792}}</ref>美遊とクロエが追加された。
:;あらすじ
::ある日、主人公とマシュはひょんなことから、魔法少女たちの国へと飛ばされる。
::魔法少女の一人であるイリヤは魔法のステッキ・マジカルルビーとともに奔走しており、コナハト☆メイヴという別の魔法少女に追われていたところを主人公らに助けられる。
::主人公はイリヤの親友である美遊・エーデルフェルトを助けるため、イリヤとともに、他の魔法少女たちと対決する。
; [[Fate/EXTRA|Fate/EXTRA CCC]]
:* {{Anchor|SE.RA.PH|亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH}}
:* 開催期間:2017年5月1日 - 5月24日
: [[マーベラス (企業)|マーベラスエンターテイメント]]から発売されたRPG「Fate/EXTRA」シリーズの一作。シナリオは奈須きのこが担当しており、イベントシナリオも奈須が執筆している<ref name="4Gamer.net20170427">{{Cite web|title=「FGO」,スペシャルイベント「BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!」が5月1日19:00にスタート。「★4(SR)BB」獲得のチャンス|url=https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170427004/|website=www.4gamer.net|accessdate=2021-03-05|publisher=Aetas|date=2017-04-27}}</ref>。
:イベント開催前は「BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!」というタイトルで発表されており{{R|4Gamer.net20170427}}、公式サイトのあらすじもそれに合わせて書かれていたが、イベントが始まるとイベント名が「深海電脳楽土 SE.RA.PH」に変更され、あらすじも変更された。本イベントのTVCMもそれぞれナレーションが異なる2つのバージョンが用意されている。また、終局特異点のクリアが参加条件となっておりアバンタイトルや章タイトルの演出は「Epic of Remnant」に準拠するなど、現状では唯一メインシナリオと同等の扱いをされた期間限定ステージとなった。
: SR「BB(ムーンキャンサー)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「メルトリリス(アルターエゴ)」、SR「パッションリップ(アルターエゴ)」が期間限定サーヴァントとして、SR「鈴鹿御前(セイバー)」が新登場サーヴァントとして登場した。また、当初は発表されていなかったが、5月10日のピックアップ第2弾からはSSR「殺生院キアラ(アルターエゴ)」が期間限定サーヴァントとして追加で登場した<ref>{{Cite web |date=2017-05-10 |url=http://dengekionline.com/elem/000/001/518/1518215/?rank |title=『FGO』星5(SSR)殺生院キアラが登場。クラスはアルターエゴ |publisher=[[KADOKAWA]] |work=電撃App |accessdate=2017-05-12}}</ref>。
:2019年2月には『復刻版:深海電脳楽土 SE.RA.PH Second Bullet』として復刻されたほか、エピソードも追加された。
:;あらすじ
::2017年1月、魔神ゼパルはカルデアが運営する海上油田基地セラフィックスに逃走する{{R|kinoko20170512}}。ゼパルは基地の支配を始めると同時に物質の情報化を進め、さらに、基地のセラピストとして勤務する殺生院キアラを自らの依代として選ぶ{{R|kinoko20170512}}。その後、ゼパルはキアラの善性を封じたうえで並行世界にあたる『CCC』の同一人物と同期させ、彼女を「己の快楽のために周囲の人々を徹底的に踏み台にする」人物へと変貌させる{{R|kinoko20170512}}。だが、ゼパルの計画に反し、キアラから逆に支配し返されてしまい、ついには自我を奪われる{{R|kinoko20170512}}。そして、カルト教団と化した職員たちは聖杯戦争を繰り返す実験を開始する{{R|kinoko20170512}}。
::4月、キアラは聖杯戦争を円滑に進めるべく、この世界のBB(以下:BB/GO)をサルベージするが、『CCC』のムーンセルから派遣されたBBに成り代わられる{{R|kinoko20170512}}。また、キアラはメルトリリスらアルターエゴもサルベージして衛士(センチネル)として運用するも歯向かわれ、メルトリリスを廃棄し、パッションリップの意思を封じる{{R|kinoko20170512}}。一方、職員の一人であるアーノルド・ベックマンは、彼女に誘惑を受ける形で彼女を中心に据えた共依存団体を作り、職員を一人ずつ死に追いやる{{R|kinoko20170512}}。
::5月、カルデアはBBから、セラフィックスがマリアナ海溝に沈みゆく特異点になったことを告げられる{{R|kinoko20170512}}。事態解決のためカルデアは主人公と3騎のサーヴァント"玉藻の前"、"エミヤ"、"ネロ・クラウディウス"を送り込むがBBの妨害によりサーヴァントと散り散りになり、BBから分かたれたアルターエゴの一人メルトリリスに救出される。
::主人公はメルトリリスとともに、月の聖杯戦争を模した地獄を探索する中で、BBによって衛士に仕立て上げられていた"ガウェイン"、"タマモキャット"、"トリスタン"、"鈴鹿御前"らに加え、メルトリリスの姉妹にあたる"パッションリップ"、抑止力として召喚された"エミヤ・オルタ"らを仲間に入れる。主人公一行と接触したベックマンは、当初はカルデア側の救援ということで礼儀正しく接していたものの、やがてアルターエゴたちを嫌悪する態度を見せる。それからして、ベックマンと行動を共にしていた女性職員マーブル・マッキントッシュがガウェインを暗殺する。
::やがて、メルトリリスが危機に陥る中、主人公一行は救出に向かう。ベックマンは一行に天体室へ行くよう命じるが断られてしまう。天体室に向かった彼はその場にいた"エミヤ・オルタ"に主人公を自分の言いなりにするための薬物を持ってこさせようとするが、「基地で行われる、聖杯戦争を繰り返す実験システム・アニムスフィアにかかわった者の殺害」という使命を帯びていた"エミヤ・オルタ"にマーブルともどもよって殺される。実験の真相を突き止めた"エミヤ・オルタ"の目の前で、死したはずのマーブルが起き上がる。実は、マーブルは主人公らが救出に来た時点においてすでに故人であり、遺体はキアラによって「殻」として利用されていた。
::満身創痍となった"エミヤ・オルタ"は、BBを撃破した主人公一行によって倒される。
::その後、キアラはビーストIII/Rとして羽化したところを、生存していたBBによって時間を巻き戻される。キアラはメルトリリスによって倒されるが、メルトリリスの霊基を乗っ取ろうとする。そこへ、死したはずの"エミヤ・オルタ"が、無銘の英雄を排斥した人々を嘲笑したキアラに対抗するために再起して<ref name="kinoko20170512">{{Cite web|title=無題(きのこ)|website=竹箒日記 |url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201705.html|date=2017-05-12|accessdate=2021-02-16}}</ref>メルトリリスを救出し、キアラにとどめを刺す。
::その裏で、BB/GOは、"玉藻の前"ら3騎のサーヴァントを回収し{{R|kinoko20170512}}、主人公一行の前に立ちはだかる。
::ほか登場サーヴァント:エリザベート・バートリー、ロビンフッド、ヴラド3世(ランサー)
; [[Fate/Apocrypha]]
:* 反復英霊領域 ファルス・トゥリファス『Apocrypha/Inheritance of Glory』
:* 開催期間:2018年4月29日 - 5月13日
: 本作のシナリオを手がける東出祐一郎の小説作品。プレイヤーの進行状況に合わせ、一部の台詞が変化する。
: SR「ジーク(キャスター)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「アキレウス(ライダー)」、SR「ケイローン(アーチャー)」が新登場サーヴァントとして登場。なお、アキレウスはアレキサンダーの幕間の物語「駆け抜ける、始まりの蹂躙制覇」にNPCで登場している。
: 本イベントは2016年12月23日に追加された「終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン」と同様、合計一億を越えるサーヴァント、終盤では複製された大聖杯を全てのプレイヤー共同で撃破し続ける、レイド仕様のイベントとなった。
:;あらすじ
::ある日、主人公は、世界の裏側にて大聖杯を見守る邪竜ファヴニールから呼びかけを受ける。
::ジークによると、ある世界で行われた「聖杯大戦」が再現された結果、大聖杯の内部に異常をきたしたとされており、二人は大聖杯の内側に向かう。だが、大聖杯の中には「聖杯大戦」に参加したサーヴァントが何者かによって再現されており、二人は彼らの襲撃を受ける。「再現体」のジークフリートが放った竜殺しの宝具によってファヴニールは重傷を負い、とっさに意思のない「再現体」のケイローンとアキレウスを、意思のあるサーヴァントに変換して助けてもらう。動けなくなったファヴニールは、自らの端末としてホムンクルスだったころの自分…ジークを顕現させる。その後、主人公とジークは、他の「再現体」たちをサーヴァント化していく。
::「聖杯大戦」に参加した十四騎のうち十三騎がサーヴァントとして主人公たちの陣営につく中、一行は「聖杯大戦」を再現した黒幕- ダーニック・プレストーン・ユグドレミアの「残留した願望」と対峙する。大聖杯の支配に拘泥するダーニックは、サーヴァントたちに受肉を持ち掛けるも全員から断られ、ついに大聖杯の再現に乗り出す。基本7クラスのデータを使いこなす疑似・大聖杯にサーヴァントたちが奮戦するのを見たジークは、彼らも英雄としての責務を負っていることを理解し、積極的に戦いに参加する。そして、ダーニックがかつて取り込んだヴラド三世がサーヴァントとして再現され、ダーニックにとどめを刺す{{efn|ヴラド三世は、同シナリオに登場する他の「聖杯大戦」関係者とは異なり、「聖杯大戦」の記憶を途中まで覚えていた。}}。
::他のサーヴァントたちが帰還した後、主人公は回復したファヴニールから、端末としてのジークをあらためて託される。
; [[ロード・エルメロイII世の事件簿]]
:* レディ・ライネスの事件簿
:* 開催期間:2019年4月27日 - 5月11日
: 三田誠の小説作品。イベントシナリオも三田が担当している。新拠点を舞台とした内容かつ過去に開催されたイベントの振り返りを行うことからLostbelt No.3 -intro-のクリアが参加条件となっている。
: SR「グレイ(アサシン)」がイベント限定サーヴァントとして、SSR「司馬懿〔ライネス〕(ライダー)」、SR「アストライア(ルーラー)」が新登場サーヴァントとして登場。
: イベント開催中に終局特異点イベントの再現として、第四特異点にも登場し真っ先にプレイヤーが殺到したと言われる魔神柱バルバトスを撃退するレイドバトルが開催された。
<!--:;あらすじ
::ある日、主人公はロンドンの時計塔に来て、ライネスと出会う。そして主人公とライネス達は、主人公の記憶をめぐる旅に出る。-->
; [[Fate/Requiem]]
:* 星屑盤上冥路 アステロ・アキハバラ『Fate/Requiem 盤上遊戯黙示録』
:* 開催期間:2020年5月25日 - 6月8日
: 星空めておの小説作品。イベントシナリオは星空めておがプロットを担当し、[[茗荷屋甚六]]が執筆している。
: SR「宇津見エリセ(ランサー)」がイベント限定サーヴァンとして、SSR「ボイジャー(フォーリナー)」、SR「鬼女紅葉(バーサーカー)」が新登場サーヴァントとして登場。
:;あらすじ
::あるとき、カルデア内のサーヴァントたちの間でボードゲームが流行するが、時を同じくしてサーヴァントたちが姿を消す<ref>{{Cite web|title=『FGO』で「『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録」や「Fate/Requiem コラボレーションイベントピックアップ召喚」などを開催!|url=http://gamebiz.jp/?p=267532|website=Social Game Info|accessdate=2021-03-24|date=2020年05月25日}}</ref>。そこへ、フォーリナーのボイジャーが、かつてのマスターである宇津見エリセの捜索を主人公に依頼してくる。ボイジャーの依頼を引き受けた主人公は、ボードゲームを模した世界へ足を踏み入れる。
==== コラボレーションイベントスタッフ ====
また本作のストーリーはメインステージだけでなく期間限定イベントも含め、現実の時間軸とストーリー内の時系列を連動させるという手法を取って展開されていく。このため、中国版は2016、北米・韓国版は2017年からのスタートに合わせて作中の時間軸が調整されている。繁中版の1部、1.5部と第2部は8月を起点に運営されている。以後の時系列は全て日本語版を基準とする。
; [[空の境界]]
:* シナリオ執筆 - [[奈須きのこ]]
;メインストーリー
:* 音楽担当 - [[梶浦由記]]<ref group="STAFF" name="kaji"/>
*第1部:'''Observer on Timeless Temple'''(オブザーバー オン タイムレス テンプル):「人理焼却」による人類史滅却の危機に立ち向かうため、歴史の流れの中で滅亡への原因となる異常事態となった「特異点」に時間旅行し歴史を正しい流れに戻すべく奮闘する。
:* CMアニメーション制作 - [[ufotable]]<ref group="STAFF" name="ufo" />
*第1.5部:'''Epic of Remnant'''(エピック オブ レムナント):元に戻った現在の中で第一部の余波と残滓、第二部への予兆となる出来事を解決してゆく。
:* キャラクターデザイン・作画監督 - [[須藤友徳]]<ref group="STAFF">『TYPE-MOON × ufotable プロジェクト』武内崇原案キャラクターデザイン・総作画監督、『[[空の境界 未来福音|劇場版 空の境界 未来福音]]』『[[Fate/stay night|劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]]]』 監督 など</ref>
*第2部:'''Cosmos in the Lostbelt'''(コスモス イン ザ ロストベルト):異星の神が起こす「人理漂白」による汎人類史の変更を阻止するため、本来なら消え去っていた歴史の可能性である「異聞帯」に渡り、異聞帯を人類の正史として塗り替えるため根付こうとする「空想樹」を伐採していく。
:* 概念礼装イラスト制作 - ufotable<ref>{{Cite web |author=ufotable(@ufotabl) |date=2016-02-25 |url=https://twitter.com/ufotable/status/702788869138219008 |title=【空の境界✕Fate/Grand Orderコラボレーションカフェ】…… |accessdate=2016-11-05 |publisher=[[Twitter]]}}</ref>(須藤友徳、[[高橋タクロヲ]]<ref group="STAFF">PS Vita版『[[Fate/hollow ataraxia]]』 OPアニメーション監督、『[[空の境界|劇場版 空の境界]]』 第5章 監督補佐 など</ref>、菊池隼也<ref group="STAFF">『[[空の境界 未来福音|劇場版 空の境界 未来福音]]』 キャラクターデザイン・作画監督 など</ref>、[[小笠原篤]]<ref group="STAFF">劇場アニメ『[[空の境界|劇場版 空の境界]]』 第6章 キャラクターデザイン・作画監督、テレビアニメ『[[Fate/Zero]]』第10話 演出 など</ref>、塩島由佳<ref group="STAFF">テレビアニメ『[[Fate/stay night|Fate/stay night [Unlimited Blade Works]]]』作画監督 など</ref>)
*メイン・インタールード:配信形式としては期間限定イベントながら、メインストーリーと繋がりがあるとされていたり(「監獄塔は復讐鬼に哭く」・「徳川廻天迷宮 大奥」・「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル」)、メインストーリーの章と章の間の時系列となる「メイン・インタールード」(「冥界のメリークリスマス」・「亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH]」・「地獄界曼荼羅 平安京」)としてアイテム交換再配信、または常設配信されている章。
{{See also|TYPE-MOON#共通した舞台設定}}
イベントシナリオのうち、謎のヒロインXが登場する「セイバーウォーズ」シリーズと織田信長や沖田総司が登場する「ぐだぐだ」シリーズは本作のスピンアウトという位置づけであり、メインシナリオおよびほかのイベントシナリオから独立した世界観を持つ<ref name="famitsu20201226">{{Cite interview|url=https://www.famitsu.com/news/202012/26211778.html|date=2020.12.26|title=【FGO】奈須きのこ氏&武内崇氏が語る5年目、そして6年目の『FGO』。オリュンポス終了までで第2部はまだ半分の進行度|interviewer=ごえモン|accessdate=2020-12-27|subject=奈須きのこ|subject2=武内崇|program=ファミ通.com,KADOKAWA}}</ref>。
=== 第1部:Observer on Timeless Temple ===
;プロローグ
:西暦[[2015年]]、魔術がまだ成立していた最後の時代。人類の営みを永遠に存在させるべく秘密裏に設立された'''人理継続保障機関フィニス・カルデア'''で、「2016年を最後に、人類は絶滅する」という研究結果が“証
明”された。
:原因を調査するうち、カルデアの魔術サイドによって作り上げられた「'''近未来観測レンズ・シバ'''」は、突如として過去・西暦2004年の日本のある地方都市に観測不能領域の出現を検知する。ありえない事象にカルデア機関員達は、これこそ人類史が狂い絶滅に至る理由と仮定、テスト段階ではあったが理論上は可能レベルになった'''霊子転移(レイシフト)'''による時間遡行を実行する。その目的は2004年に行われた「'''聖杯戦争'''」に介入し、狂った歴史を正す事であった。
:カルデアは、「'''守護英霊召喚システム・フェイト'''」の力を借りてサーヴァントを召喚し、「'''聖杯探索(グランドオーダー)'''」を行うマスター候補たちを過去へと送り込もうとする。だがレイシフト直前、カルデアは何者かの破壊工作による爆発を受け、数合わせとしてカルデアの機関員に迎えられた一般人の主人公を除く、マスター候補が全滅するという最悪の事態に直面する。カルデアの職員の一人である'''マシュ・キリエライト'''は、最初のレイシフト実験に立ち会うため中央管制室にいたところ、この爆発に巻き込まれて致命傷を負う。それでも、マシュは自分を助けに来た主人公だけでも何とか救おうと、サーヴァント・シールダーと取り引きを交わして人間とサーヴァントの融合体「デミ・サーヴァント」となり、契約を結び主人公のサーヴァントとなる。
急遽主人公とマシュ、そしてカルデア所長オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィアは、2004年に行われた聖杯戦争の舞台・冬木市へとレイシフトする。
; 特異点F / X 炎上汚染都市 [[Fate/stay night|冬木]]「序章」
: 2015年7月30日配信。本作のチュートリアルステージであり、ここをクリアすることで大半の期間限定イベントへの参加権が与えられる(一部特定の章クリアが参加条件に設定されているイベントも存在する)。
: 精鋭たちによって行われるはずだった聖杯戦争への介入。主人公たちは窮地を脱してカルデアに帰還するため、大火災に包まれた冬木市を探索する。
:主人公たちはクー・フーリン(キャスター)の協力を得て窮地を脱する。
:一件落着かと思われたそのとき、オルガマリーの側近であるレフ・ライノールが現れ、彼が先の爆発の首謀者だったことが判明する。また、爆発の時点でオルガマリーは肉体的な死を迎えており、残留思念のみが主人公らとともにレイシフトしていた状態だった。レフはオルガマリーの残留思念と擬似天体「カルデアス」を接触させる形で消滅させる。
:その後、主人公たちは、カルデアに所属する医師ロマニ・アーキマンに迎えられる。
:やがてカルデアは、人類を救うための鍵がさらに7つの歴史上の異変・特異点にあることを突き止める。
; 第一特異点 邪竜百年戦争 [[オルレアン]]「救国の聖処女」
: 2015年7月30日配信。[[百年戦争]]末期のフランスに出現した特異点。処刑された“ジャンヌ・ダルク“が「竜の魔女」として復活し、ドラゴン・ファブニールやワイバーンを引き連れて各地を蹂躙している。主人公たちは時を同じくして召喚されたもうひとりのジャンヌ・ダルクとともに、邪竜軍の討伐に挑む。
; 第二特異点 永続狂気帝国 [[ローマ|セプテム]]「薔薇の皇帝」
: 2015年7月30日配信。1世紀、“ネロ・クラウディウス“統治下の古代ローマに出現した特異点。逃亡するレフを追跡する主人公たちはネロと手を組み、史実に存在しない「ローマ連合帝国」に立ち向かう。
; 第三特異点 封鎖終局四海 [[大航海時代|オケアノス]]「嵐の航海者」
: 2015年11月5日配信。16世紀の大航海時代における、どことも知れない大海の特異点。財宝を追い求めて聖杯を手にした“フランシス・ドレイク“と手を結んだ主人公たちは、この特異点に投下されたもう一つの聖杯の行方を探る。
; 第四特異点 死界魔霧都市(ミストシティ) [[ロンドン]]「ロンディニウムの騎士」
: 2015年12月28日配信。19世紀のロンドンに出現した特異点。産業革命による公害の霧がさらに有害になる以上に、その濃霧の中をさらに機械人形やホムンクルス、殺人鬼が闊歩している。主人公たちははぐれサーヴァントである“モードレッド“、ジキル、“アンデルセン“とともに、ミストシティの謎に迫る。
; 第五特異点 北米神話大戦 [[エ・プルリブス・ウヌム|イ・プルーリバス・ウナム]]「鋼鉄の白衣」
: 2016年3月30日配信。18世紀の北アメリカ大陸に出現した特異点。女王“メイヴ“と狂王“クー・フーリン“率いるケルト軍により[[南北戦争]]における[[アメリカ連合国]]が滅ぼされて大陸東部を制圧されており、“トーマス・エジソン“が「大統王」として西部合衆国をまとめ上げて立ち向かっている。主人公たちは戦争の病魔を根絶すべく奔走する“ナイチンゲール“たちとともに、広大な荒野を駆け抜ける。
; 第六特異点 神聖円卓領域 [[キャメロット]]「輝けるアガートラム」
: 2016年7月25日配信。13世紀の中東に形成された特異点。古代エジプトの砂漠、荒廃地に聳える聖都が同居する混沌の聖地。その中で聖都を支配する円卓の騎士たちが戦争難民の虐殺を行っていることを知った主人公たちは、遭遇した「銀の腕」の騎士と共に真意をただす戦いに臨む。
; 第七特異点 絶対魔獣戦線 [[バビロニア]]「天の鎖」
: 2016年12月7日配信。紀元前の古代メソポタミアに存在する、“ギルガメッシュ“統治下の[[ウルク (メソポタミア)|ウルク]]を含む特異点。三柱の女神による「三女神同盟」とその尖兵たる「魔獣」が、人類殲滅を企てる未曾有の脅威となっている。主人公たちは人々を束ねる王であるギルガメッシュ、そして彼に召喚されたサーヴァント“マーリン“たちとともに、人類悪となった最古の創生の女神“ティアマト“に立ち向かう。
; 終局特異点 冠位時間神殿 [[ソロモン]]「極天の流星雨」
: 2016年12月22日配信。地球の歴史上に存在しない特異点。魔術王ソロモンの玉座が存在する神殿であり、魔神柱の巣窟。
: 配信時は完結を賭けた魔神柱討伐のレイドボスイベントが開催されていたが、25日に討伐が完遂となった。このステージをクリアすることで人理修復が達成され、以降のプレイヤーはフレンドリストなどにおいてその証であるバッジ(開位)が表示される他、イベントのチャレンジクエストや1.5部以降の高難易度ステージおよびイベントへの挑戦が可能になる。
※イベント「'''監獄塔は復讐鬼に哭く'''」も期間限定ながら、第1部の区分をされている。
=== 第1.5部:Epic of Remnant ===
西暦2017年、魔術王を名乗った者の計画は失敗に終わった。カルデアの面々による尽力の結果、人理焼却は辛くも水際で食い止められ、世界の運命は再び息を吹き返したかに見えた。しかし何十人もの魔術師をマスター候補として送り込んだ魔術協会にとっても最初の"事故"などによる傷跡は決して浅いものではなく、カルデアの未来には小さいながらも確実に暗雲が垂れ込めていた。
そしてカルデアのスタッフが魔術協会などへの対応に追われる中、突如としてシバに「これまでの特異点と同レベル」の特異点が、近現代のもとに観測される。かつて未来を切り開いた一人のマスターは、20世紀末の新宿区などに現れた4つの「亜種特異点」を鎮めるべく、再びレイシフトへと身を投じる。
; 亜種特異点I 悪性隔絶魔境 [[新宿]]「新宿幻霊事件」
: 2017年2月24日配信。魔術王の計画が潰えた後に現れた最初の特異点。主人公は再び現れた異変の種を摘むべく、陸の孤島となった1999年の新宿へと単身送り込まれる。主人公は迷宮と化した新宿駅<ref>{{Cite web|title=北川勝利(ROUND TABLE)と宮川弾に聞く、『Fate/Grand Order』〈新宿幻霊事件〉テーマソングに隠された秘密|url=https://realsound.jp/2018/03/post-174120_3.html|website=Real Sound|publisher=ブループリント|accessdate=2020-07-29|date=2018.03.27}}</ref>にて、初老の男性と出会う。
; 亜種特異点II 伝承地底世界 [[アガルタ]]「アガルタの女」
: 2017年6月29日配信。現代過去の中央アジア地下に現れた特異点。これを魔神柱の残党による仕業と断定したカルデアは、鎮圧のため主人公とサーヴァントを送り込む。地下の世界ではアマゾネス、イースの女性領主と女海賊、女帝と酷吏といったそれぞれの女性が支配層となっている3勢力による群雄割拠の有様で、男性は三国のいずれかでも奴隷として囚われていたが、少数の男性たちは第4の勢力・レジスタンスとして抵抗している状態にあり、主人公たちはこの第4勢力に合流する。
; 亜種特異点III 屍山血河舞台 [[下総国]]「英霊剣豪七番勝負」
: 2017年10月14日配信。主人公は過去にも陥ったことのある現象で、睡眠中に意識を失ってしまう。目覚めたのは中世の日本のようなところで、史実とは微妙な違いを見せる関東の下総国だった。そこは血染めの月の下で悪しき宿業をもつように改造された“英霊剣豪”たちが、妖魔を率いて殺戮を繰り広げている。味方はかつて夢の中で遭遇したことのある“宮本武蔵“を名乗る剣士の若い女性、カルデアからの単独のレイシフトに辛くも成功した“風魔小太郎“、途中で出会った刀匠の疑似サーヴァント“千子村正”。主人公はこの凄惨な悪夢を見事勝ち抜き、現世への生還を目指すことになる。本特異点は「'''亜種平行世界'''」として扱われており、亜種特異点と違って魔神柱が関与しておらず、クリア後に表記が変更される。
; 亜種特異点IV 禁忌降臨庭園 [[セイラム (マサチューセッツ州)|セイレム]]「異端なるセイレム」
: 2017年11月29日配信。公式上での最後の亜種特異点。現代において前触れなく現れた暗闇として発見され、その領域の内側に住んでいた5万人が行方不明となる。魔神の影を彷彿とさせる悪しき魔力が検知され、17世紀末のセイレムを模した特異点であることを突き止めたカルデアは、主人公と選抜したサーヴァントに「劇団」の偽装をさせ、最後のレイシフトとして街に送り込む。
※コラボイベント「'''[[#SE.RA.PH|亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH]]'''」も期間限定ながら、第1.5部の区分をされている。2020年2月26日よりイベント「'''冥界のメリークリスマス'''」は第1.5部の区分となった。
=== 第2部:Cosmos in the Lostbelt ===
西暦2017年末、最初の"事故"に巻き込まれた47人のマスター候補生のうち、Aチームの7人以外は治療が完了し、未来を切り開いたマスターと共に戦った数多の英霊も所長代理の'''レオナルド・ダ・ヴィンチ'''を除いて12月25日までには退去した。翌12月26日に新しい所長である'''ゴルドルフ・ムジーク'''がカルデアに着任し、カルデア職員は査問会による執拗な尋問を受けつつ、冷凍冬眠処置を施されたAチームの解凍と治療も並行して進められている状況になっている。
12月31日、査問会は完了し全員無罪放免となる。ところがAチームの7人が入っているはずの冷凍ポッドに7人のマスターが入っていないことが判明したその時、「'''異聞帯(ロストベルト)'''」という、誤った繁栄により淘汰された筈の歴史の英霊がカルデアを襲撃。スタッフのほとんどは氷漬けとなりダ・ヴィンチも凶刃に倒れる。役目を終えカルデアを去る予定だった"唯一のマスター"とマシュ・キリエライト、そして秘密裏にカルデアに潜伏し準備を進めていた'''シャーロック・ホームズ'''の手により'''虚数潜航艇シャドウ・ボーダー'''による脱出が行われ、なんとか全滅だけは免れる。
陥落したカルデアを脱した彼らに待ち受けていたのは異聞帯の軍勢だけではなかった。それらを率いる者が他ならぬAチームの7人のマスターであり、彼ら'''クリプター'''による7つの誤った歴史によって人理は白紙化されたという事実を以って、それぞれへの宣戦布告がなされる。
虚数空間での雌伏を経た主人公たちは、西暦2018年4月、世界を白紙化した7つの異聞帯の1つであるロシア異聞帯に足を踏み入れる形で逆襲を開始する。
; プロローグ「序/2017年 12月26日」「序/2017年12月31日」
: 2017年12月26日、2017年12月31日にそれぞれ配信。第2部のプロローグとなるシナリオ。
; Lostbelt No.1 永久凍土帝国 [[アナスタシア・ニコラエヴナ|アナスタシア]] 「獣国の皇女」
: 2018年4月4日配信。約450年前に隕石が落下し氷河期とも言える大寒波が発生した「'''ロシア異聞帯'''」のステージ。植えられた空想樹の名前は「オロチ」。零下百度を越える環境に適応するため、今に至るまで君臨している“イヴァン雷帝“によって人類は魔獣との合成体「'''ヤガ'''」となって極限環境をしのいでいるが、そのために弱肉強食が極まってしまい弱い者は肉にすらならないとまでいわれる状況に陥り、それが剪定の原因とされている。
:この異聞帯を担当するクリプター、カドック・ゼムルプスはイヴァン雷帝の存在を空想樹を根付かせる障害とみなし、異聞帯の王を自分のサーヴァントであるキャスター/アナスタシアに挿げ替えるための計画の一環として、異聞帯を訪れた主人公一行を利用してイヴァン雷帝を倒させた後、全ての異聞帯を切り捨てる覚悟があるかを問い、追い詰める。ヤガたちに取り囲まれる中、主人公は自分たちに協力していたヤガ・パツシィの命を賭した叱咤激励で立ち直る。アナスタシアはカドックをかばう形で倒され、最終的には空想樹を伐採されてしまう。
その後、カドックはシャドウ・ボーダーに連行されるも、アナスタシアに頼まれたラスプーチン改め言峰の手引きで大西洋異聞帯まで脱走する。
; Lostbelt No.2 無間氷焔世紀 [[ラグナロク|ゲッテルデメルング]]「消えぬ炎の快男児」
: 2018年7月18日配信。紀元前1000年ごろに起こった[[ラグナロク]]が、女神“スカサハ=スカディ“のみの生存という異常な結果に終わってしまったことで剪定されるはずだった世界である「'''北欧異聞帯'''」のステージ。植えられた空想樹の名前は「ソンブレロ」。人類は存在するが、リソース不足のため総人口は1万人を越えることはない。人類は“スカサハ=スカディ“の庇護のもと、100人単位で100の集落に分けられ、結界により外敵から守られた集落内でのみで生活している。最短15歳、最長25歳を迎えると集落から出ていく決まりになっているが、集落外には人類の脅威として巨人種が闊歩しているため実質的な間引きである。それでも住民たちは、御使いである“ワルキューレ“に導かれ「ヴァルハラ」に行けるとして疑問も不満もなく受け入れている。
: カルデア一行は、三大魔術協会のひとつである「彷徨海」を名乗る呼びかけがあったことから、この異聞帯を通り過ぎるつもりでいたが、オフェリアのサーヴァント“シグルド“にシャドウ・ボーダーを急襲され、ゼロセイルに必須の虚数観測機「ペーパームーン」を奪われる。「ペーパームーン」奪還のために北欧異聞帯を訪れた主人公たちは、現地で出会ったはぐれサーヴァント“ナポレオン“と仮契約を結ぶ。一行は、異聞帯側に閉じ込められていた"ブリュンヒルデ"を救出し、スカサハ=スカディの居城を目指す。さらに城に囚われていた"シトナイ"の協力を得て、“シグルド“による封印から解放された終末のための破壊装置である炎の巨人"スルト"に立ち向かう。オフェリアは、スルトによる世界の終末を阻止すべく、彼を召喚する触媒となった自らの魔眼を切り離すため、命と引き換えに大令呪を使用し、マシュに看取られながら死亡する。
; Lostbelt No.3
:; プロローグ intro.3
:: 2018年11月23日に配信。「彷徨海」に辿り着いたカルデア一行は、アトラス院から避難した錬金術師でありペーパームーンとトリスメギストスの制作者でもある'''シオン・エルトナム・ソカリス'''と出会う。彼女の協力で新たに「彷徨海」に間借りする体裁で建造した拠点「'''ノウム・カルデア'''」から次の目的地となる大西洋上の異聞帯に侵攻するはずであったが、'''TV・コヤンスカヤ'''の暗躍によりゴルドルフと主人公が毒に侵されてしまう。この事態に際し一行は予定を変更し、ガイド役として召喚したサーヴァント"哪吒"と共に解毒薬の素材が入手可能な中国異聞帯へと突入する。<!--断絶状態であるのに交戦できた理由と、召喚されたサーヴァントに異聞帯との関連があるためサーヴァント列記--><!--主人公サイドの新拠点に関する環境変化のため区別化。-->
:
; [[Fate/Zero]]
:; 人智統合真国 [[秦朝|シン]]「紅の月下美人」
:* シナリオ執筆 - [[虚淵玄]]<ref group="STAFF" name="uro"/>
:: 2018年11月27日配信。理想郷でありすぎたがゆえに未来における可能性がないとして剪定されるはずだった「'''中国異聞帯'''」のステージ。植えられた空想樹の名前は「メイオール」。この異聞帯は”始皇帝”が不老不死の秘術を獲得し、その後世界を統一する偉業を成し遂げ「争い」という言葉が忘却された、「汎人類史より優れた異聞帯」のひとつである。蒙昧だが穏やかな民たちは簡単な農作業にのみ従事すればよく、皇帝から下賜される秘薬により一切の病に罹らず、老いを迎える前に安らかに没する。そのため何かに祈ることがなく、さらにこの異聞帯の偉人・英雄は全て冷凍冬眠処置を施され必要に応じて解凍されるため英霊という概念がなく、それゆえに英霊の座とも断絶状態にある。
:* 音楽担当 - 梶浦由記<ref group="STAFF" name="kaji">劇場アニメ『[[空の境界|劇場版 空の境界]]』、テレビアニメ『[[Fate/Zero]]』、劇場アニメ『[[Fate/stay night#劇場アニメ第2作(シリーズ)|劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]]]』音楽制作</ref>
:: 到着早々、芥ヒナコのサーヴァント"蘭陵王"と交戦したカルデア一行は、過去に縁を結んだ英霊の中から"モードレッド"、"スパルタクス"、"荊軻"を召喚しこれに対抗する。さらに始皇帝が様子見として差し向けた人ならぬ戦闘機械"項羽"と対戦したのちに、人理漂白による異変の解消を模索する始皇帝との交渉で「シャドウ・ボーダー」の解析を条件に一旦は優遇されるが、滞在していた村の民に「[[儒教|儒]]」、特に「智」をもたらしたことが「民が蒙であることが世の安寧の基」とする帝の逆鱗に触れてしまい、本格的に帝と争うことになる。そして殲滅対象となった村人を救うためスパルタクスが犠牲になるが、彼に対する村人たちの「祈り」が生じたことで英霊の座と経路がつながり、はぐれサーヴァント"陳宮"と"赤兎馬"が召喚される。2騎と契約した主人公は、「シャドウ・ボーダー」の奪還と、拉致されたスタッフの救出のため始皇帝が座す「[[咸陽]]」へと向かう。
:* CMアニメーション - ufotable
:* CMキャラクターデザイン・作画監督・絵コンテ・演出 - 須藤友徳<ref>{{Cite tweet|author=近藤光(ufotable)|user=hikaruufo |date=2016-06-13 |number=742331403715497985 |title=ufotable情報:明日から「Fate/Accel Zero Order」コラボcafeオープン②…… |accessdate=2016-11-05}}</ref>
:
; [[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]
; Lostbelt No.4 創世滅亡輪迴 ユガ・クシェートラ「黒き最後の神」
:* シナリオ監修 - [[ひろやまひろし]]<ref group="STAFF" name="hiro"/>
: 2019年6月15日配信。戦乱と悲しみの絶えない世界を憂い、他の神性を取り込むことで唯一神となった"アルジュナ"が、「[[ユガ]]」のサイクルを繰り返すことで「不出来」「悪」と認定した存在を削ぎ落とし、完璧な世界を目指したために可能性の先細りを招き剪定されるはずだった「'''インド異聞帯'''」のステージ。植えられた空想樹の名前は「スパイラル」。この異聞帯における「ユガ」本来の一巡の期間は数百年単位であったと推定されるが、"キャスター・リンボ"の使嗾と空想樹からの魔力により、主人公たちが訪れた時にはわずか10日間のサイクルにまで急激に縮んでおり、そのために世界の摩耗が限界に近づいていた。
:* 音楽担当 - [[加藤達也]]<ref group="STAFF" name="kato">テレビアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズ 音楽制作</ref>、[[TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND]]<ref group="STAFF">テレビアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!』音楽制作</ref>
: カルデア壊滅から1年以上が経過した2019年、クリプターのリーダーであるキリシュタリアが担当する大西洋異聞帯は大西洋にあったが、渡航のための準備と新たな魔術具の試用のため、カルデア一行はシオンのサーヴァント"キャプテン"を伴い先にインド異聞帯を攻略することになる。到着後、現地に縁がある"ラーマ"と"カルナ"を召喚したものの、中国異聞帯に引き続きノウム・カルデアから随行していた哪吒が敵の襲撃を受けて早々に脱落する。主人公たちは現地で出会ったサーヴァントの"ガネーシャ"と"ラクシュミー・バーイー"、そして思想と方針の違いからアルジュナに自身のサーヴァント・"アシュヴァッターマン"のマスター権を奪われ追われたクリプターのペペロンチーノと協力してアルジュナを倒す。
:* CMアニメーション - [[SILVER LINK.]]<ref group="STAFF">テレビアニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ シリーズ』アニメーション制作</ref>
:だが、ペペロンチーノはあくまでクリプターとして生きるつもりでいたことから、主人公たちと敵対する。主人公に敗れたペペロンチーノはコヤンスカヤの能力で大西洋異聞帯に逃亡する。
:
; [[Fate/EXTRA|Fate/EXTRA CCC]]
; Lostbelt No.5
:* シナリオ執筆 - 奈須きのこ
: 機械生命体であるオリュンポス十二神が、1万4千年前に降臨した「[[Fate/EXTELLA#用語解説|巨人]]」に機械である真体を滅ぼされることなく神による人類支配が継続し、剪定が確定したとされる「'''大西洋異聞帯'''」のステージ。植えられた空想樹の名はマゼランだが異聞帯の王であるゼウスから「アトラスの世界樹」と名付けられ、すでに地表の8割を覆う規模まで完成している。汎人類史の英霊は異聞帯の神々に対して抵抗を続け、一部の英霊は大西洋の海底に存在する首都オリュンポスに到達したという。"宮本武蔵"は"カルデアの者"との対話から、自身の旅の終わりを強く意識し、オリュンポス防衛軍の目をかいくぐり単騎でオリュンポスに向かう。
:* CMアニメーション - [[シャフト (アニメ制作会社)|シャフト]]<ref group="STAFF">ゲーム『Fate/EXTRA CCC』OPアニメーション制作、テレビアニメ『Fate/EXTRA Last Encore』アニメーション制作</ref>
:; 神代巨神海洋 [[アトランティス]]「神を撃ち落とす日」
:: 2019年12月18日配信。インド異聞帯から帰還して2週間後、シャドウ・ボーダーをコアとしてノーチラス号への改装が行われる。5日目の試運転が終わったその日、大西洋異聞帯に異変が感知されたため予定していた試運転を切り上げ大西洋異聞帯の攻略を開始する。到着早々、異聞帯側のオリュンポス防衛軍総司令官"オデュッセウス"に位置を割り出され、大軍による総攻撃をうける。さらに、衛星軌道上に配備された"アルテミス"からの直上砲撃という熾烈な先制攻撃が一行に襲い掛かる。一行は攻撃をかいくぐり、現地で出会った"シャルロット・コルデー"、"バーソロミュー・ロバーツ"、"マンドリカルド"、"イアソン"、そして"オリオン"らと新アルゴノーツを結成、先行してオリュンポスに到達した汎人類史側の英霊の足跡を追いながら三重の防衛ラインを越え、オリュンポスを目指す。
:; 星間都市山脈 [[オリンポス山|オリュンポス]]「神を撃ち落とす日」
:: 2020年4月9日配信。ノーチラス号を改修したストーム・ボーダーは三重の防衛ラインの最後の一つであったポセイドンを撃破し、オリュンポスに到達する。ここでは一般住民が異聞帯としての事情を明かされているため、汎人類史に対しては明確な敵意を向けている状況であり、戦闘となってしまうが、汎人類史側の英霊に協力していた現地民の"アデーレ"と"マカリオス"の姉弟に助けられる。カルデア一行は姉弟から、十二神の"デメテル"と"アフロディーテ"によって既に汎人類史側の英霊による反乱軍「破神同盟」はほぼ全滅したと知らされる。同じ頃、ストーム・ボーダーに残っていたゴルドルフの交渉によってキリシュタリアと契約しているサーヴァント"カイニス"が共闘を受諾。マシュはオルテナウスに「ブラックバレル」のレプリカを装備し、破神同盟の計画を引き継ぐ。
:一方、オリュンポスでは、サーヴァント"エウロペ"がゼウスの巫女としてふるまいつつも、元クリプターのカドックを通じて破神同盟を密かに支援していた。
:またブリテン異聞帯を危険視していたキリシュタリアは、この異聞帯を担当していたベリル・ガットに対処を依頼しており、大西洋異聞帯に戻ってきたベリルから「現地住民をだまして空想樹を伐採するよう仕向けた」と報告する。
:キリシュタリアはゼウスと良好な関係を保っていたが、彼の真の目的は「自分以外の全人類を神にする」ということであり、その一環として空想樹マゼランに自分のサーヴァントの一騎である"アトラス"を留置する形で異星の神の降臨を妨げようとしていた。だが、ベリルの報告は偽りであることが判明し、キリシュタリアは不意を突かれる形で襲撃を受ける。そして、ベリルは異星の神への敵対を表明し、コヤンスカヤと共にブリテン異聞帯に戻る。キリシュタリアは、自らの命と引き換えに大令呪を使用し、U-オルガマリーに人類が脅威であると認識させたうえでその場から追い出す。
<!--主人公一行に敗北したゼウスは、自らの母星を再生させるという悲願を達成するべく宇宙に向けて脱出するため、自分たちの上位存在である原初神・カオスに救援を要請する。汎人類史の存在であるカオスは、ゼウスの起こした時空断層を通じてこの状況を視認し、船団を維持するために必要な地球の資源を吸い取る形で滅ぼそうとする。そこへ、武蔵がカオスを時空断層ごと切り伏せる形で撃退する。
その後、カルデア一行はデータベースから武蔵の存在が抹消されていたことを知る。-->
:一方、破神同盟への協力と並行して、キリシュタリアが隠している情報について探っていたカドックは、星の神の真実にせまり過ぎたとして道満に襲われ深手を負い、言峰によってノウム・カルデアまで搬送される。その道満も、ペペロンチーノからインド異聞帯の玩弄に対する報復として本体と式神の接続を断たれてしまい、これまでのように式神を用いた介入ができなくなる。気が済んだペペロンチーノは、キリシュタリアを手にかけたベリルにケジメをつけるためブリテン異聞帯へ向かう。
:
; [[Fate/Apocrypha]]
;第5.5章 地獄界曼荼羅 平安京「轟雷一閃」
:* CMアニメーション - [[A-1 Pictures]]
: 2020年12月4日配信。
:* 絵コンテ・演出・作画監督 - 山田有慶<ref group="STAFF">テレビアニメ『Fate/Apocrypha』キャラクターデザイン・総作画監督</ref>
:道満は自分の本拠地である地獄界曼荼羅にカルデアを引き摺り込み抹殺する計画を実行するため、大西洋異聞帯から寛弘5年(1008年)の平安京へと逃げ込む。彼は、本物の聖杯戦争を模した「天覧聖杯戦争」をライバルの安倍晴明が考案したと偽り、時の権力者である左大臣・藤原道長にこれを開催させる。源氏の同士討ちをもくろむ道満の思惑通り、源氏棟梁・源頼光および、坂田金時を除く源氏四天王たちが天覧武者(マスター)に選ばれた。
:
:そのころ、金時は天覧聖杯戦争の在り方に疑問を抱いていたところ、カルデアから道満を追ってきた主人公とアサシンの"加藤段蔵"と出会い、「天覧聖杯戦争」の真相を知らされる。天覧武者の一人である渡辺綱は、自身のサーヴァント・術者(キャスター)メディア・リリィをかつての想い人と重ねており、金時と対立する。だが、源氏会議の場における決闘の際のメディアの言葉により戦意を喪失する。これにより、源氏の総意として「天覧聖杯戦争」への異議申し立てとなり、同士討ちは成立しなくなる。
; [[Fate/Requiem]]
:次に、道満は別個に召喚したサーヴァントを式神に仕立てて都に放つ。この式神たちは倒した後に別の場所でまた発生するため、相手にすればするほど源氏たちは疲弊する可能性があった。だが、本物の安倍晴明が弟子の藤原香子を通じて封印するための札を提供したことにより、その脅威から解放される。また、源義経を依り代に平景清の怨念を重ねた「源氏殺し」のサーヴァントも式神として送り込まれたが、主人公たちが「源氏殺し」が効かない大江山の鬼たちの協力を取り付けたことにより、こちらも封印される。道満は神霊・伊吹童子を召喚しており、空想樹に取り込ませることもできたが、直前になって予定を変更し、自分が異星の神になることをもくろむ。だが、主人公一行と源氏武者たち、そして大江山の鬼たちの前に道満の目論見は崩れ去った。
:* CMアニメーション - A-1 Pictures
:* 作曲 - 芳賀敬太、[[石川智久]]([[TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND]])
;{{Anchor|SE.RA.PH|亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH}}
:<!--
* Lostbelt No.6 ■■円卓領域 ■■■■■・■・■■ 「星の生まれる刻」
* Lostbelt No.7 ■■樹海■■ ■■■・■■■■■ 「■■■■■■■」-->
<!--;ぐだぐだ明治維新
== 登場人物 ==
:2017年4月5日配信<ref>{{Cite web|title=『FGO』ぐだぐだ明治維新は4月5日開催。ピックアップ召喚には星5土方歳三が登場|url=https://dengekionline.com/elem/000/001/498/1498052/|website=電撃オンライン|accessdate=2021-02-11|language=ja|last=電撃オンライン}}</ref>。
{{内容過剰|date=2017年5月||section=1}}
=== 人理継続保障機関・カルデア ===
==== メインキャラクター ====
; 藤丸立香(ふじまる りつか)
: [[声優|声]] - [[島﨑信長]](男性)<ref>{{Cite web|title=TVアニメ『FGOバビロニア』藤丸立香役・島﨑信長さんインタビュー!「『FGO』のおかげで僕自身の夢もどんどん叶い続けているんです」|url=https://www.pashplus.jp/interview/173517/|website=PASH! PLUS|date=2019-11-22|accessdate=2020-07-29}}</ref>、[[関根明良]](女性)<ref>{{cite web|url=https://anime.fate-go.jp/fgc/|title=Staff&Cast|work=「Fate/Grand Carvival」公式サイト|publisher=[[アニプレックス]]|accessdate=2020-12-31}}</ref><ref group="注" name="CV">担当声優は、ドラマCD版・テレビアニメ版・劇場アニメ版・OVA版でのキャスト。</ref> / イラスト - [[武内崇]] / 属性 - 中立・善
: 本作の主人公。プレイヤーが名前や性別を随時任意で設定・変更できる。この名前の設定はアニメ版初出で、以降の関連作品で主人公の名前として設定されており、男女兼用できる名という意図の元に名付けられた。また、公式の愛称として、それまでも使用されていた「ぐだ男」・「ぐだ子」がある<ref>{{Cite web |author=奈須きのこ |date=2016-11-09 |url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201611.html#9 |title=いよいよ!(きのこ) |accessdate=2017-05-06 |publisher=竹箒日記}}</ref>。ただし、1.5部「セイレム」編コミカライズ版の女性主人公の呼び方は「'''りっか'''」である。キャラクターデザインは『Fate/stay night』のメインキャラクターである'''衛宮士郎'''と'''遠坂凛'''をそれぞれ性別逆転させたイメージとなっている。
: 「カルデア」の48人のマスター候補の10人の一般人枠のひとりとしてスカウトされており、魔術回路を起動したことさえない完全な「素人」であり、配属前の訓練も数時間しか受けていない。候補の中では数合わせとされてはいるが、同時にレフは「2015年で霊子ダイブが可能な適性者全てを集めた」とも語っている。
: 「カルデア」のレイシフト実験のためのオルガマリーの説明会の際に、直前にやっつけで受けたシミュレーションによる脳への負荷のために居眠りして説明会から叩き出され、レイシフト実験から外れることになる。だがそれによって「カルデア」へ仕掛けられた破壊工作を偶然にも免れ、ただ一人の活動可能なマスター候補となった結果、マシュと契約を結び共に人類史を巡る旅を始める。
: ゲーム内ではボイスがない上に、テキストとしてもセリフは少なく、各所の選択肢で一部の心情が出る程度だが、絶望的な状況においても前向きに進んでいこうとする性向で、天運に恵まれていることと、有事の際の決断力に卓越していることを指摘されている。その一方で「成果や結果を得るために冷酷になる」というスタンスがスタンダードな作品世界の魔術師とは違って優しい心根を持っているため、第2部における「異聞帯に根付いた空想樹を切除することは、剪定事象から生まれた異聞帯に住む人々全員を見殺しにすること」という事実を知った際には戦意喪失したこともある。また、召喚したあらゆるサーヴァントと友誼を結び、個別に適度な距離感を保ちながら共に戦うことのできるコミュニケーション能力について、たびたび称賛を受けている。
:物語の中では、様々な潜在能力は度々ほのめかされており、奈須きのこによって「脅威のレイシフト適正100%持ち」という設定が明らかにされている<ref>『Fate/Grand Order -First Order-』DVD/Blu-ray特典ブックレット「インタビュー:奈須きのこ」2017年3月、アニプレックス。</ref>。また、呪いを帯びていない毒物や病原菌・通常の人間には毒になるレベルの濃い魔力を含んだ空間・空気などに耐性があり、サーヴァントであるマシュとの契約の恩恵と周囲には理解されているが、当のマシュには該当するスキルがなく、不可解な状況にある。
:
:物語の終盤、逃亡中に機能を停止した魔神柱・アンドラスの残留思念が茶々に潜り込んでいたことが判明する。-->
; マシュ・キリエライト / シールダー
: 声 - [[種田梨沙]] → [[高橋李依]]{{efn2|種田が病気療養で休業したため、2016年10月から声優交代<ref>{{Cite web|work=『Fate/Grand Order』公式サイト|url=https://news.fate-go.jp/2016/yyioel/|title=「マシュ・キリエライト」キャラクターボイス(CV)担当の変更につきまして|date=2016-09-26|accessdate=2016-09-26}}</ref>。}} / イラスト - [[武内崇]] / レア度 - R → SR / 属性 - 秩序・善
: 「カルデア」局員で、エリートマスター候補生で構成された特異点観測の先鋭隊となる「Aチーム」の所属。身長158cm、体重46kg。薄紫色の[[ボブカット]]。普段は眼鏡をかけ、ジャンパースカートの上にパーカーのようなものを羽織っている。あまり自分の心情を表に出してこなかったが、「カルデア」を訪れた主人公を「今まで出会った人間の中で最も人間らしい人間」「無害な人」と感じて積極的に友好関係を結びたがったため、色々と世話を焼くようになり、「先輩」と呼んで親近感を表現している。「先輩」という呼び方は彼女にとって同年代だが自分より年上の人間に対する敬称である。
:最初のレイシフト実験に立ち会うため中央管制室にいたところ、「カルデア」を襲った破壊工作による爆発に巻き込まれ致命傷を負うが、自分を助けに来た主人公だけでも何とか救おうと、サーヴァント・シールダーと取り引きを交わして人間とサーヴァントの融合体「デミ・サーヴァント」となり、契約を結び主人公のサーヴァントとなる。
: その正体は、「デミ・サーヴァント」となるためにカルデアが設計した[[デザイナーベビー]]である。人と英霊の融合のために人為的に遺伝子を改良されており、細胞の劣化が早いため寿命が短く、本編開始前の段階で残り1、2年の命しかない状況である。
: ゲーム中で使用可能な他のサーヴァントキャラクターとは異なりメインシナリオに密接に関わるキャラクターとなっており、サーヴァントとしては必ず全プレイヤーが1体のみ所有し、何らかの消費や追加入手がなされることは一切ない。そのため最大レベルおよび絆レベルの上昇や、スキルの追加・変化、宝具の強化は通常とは異なりストーリーの進行と共に自動で行われる。
:「シールダー」となった後は、眼鏡が不要となり、軽装鎧を纏い身の丈ほどもある巨大な盾をもつ姿へと変化する。装備の盾は武器・宝具であると同時に、サーヴァントや概念礼装を召喚するための装置としても使用されている。
:融合相手のとなったサーヴァントはマシュに能力を引き渡した段階で消滅しており、マシュ自身にも自分の真名が分からなかった。2004年の特異点におけるセイバーオルタとの戦いでは主人公らを守ろうという強い思いから、盾を防御系の宝具として使用、真名も分からないままでの仮の宝具起動
:: 融合相手の「シールダー」はマシュに能力を引き渡した段階で消滅したため、マシュ自身にも自分の真名が分からず宝具も使えない状態になってしまっているが、高いポテンシャルを秘めている。2004年の特異点におけるセイバーオルタとの戦いでは主人公らを守ろうという強い思いから、盾を防御系の宝具として使用、真名も分からないままでの仮の宝具起動であったが、その状態でもセイバーオルタの「約束された勝利の剣」を完全に防ぎきる性能を発揮する。
:: 第6章にて、融合相手の「シールダー」の真名が円卓の一員で聖杯の探索に成功した騎士「'''[[ギャラハッド]]'''」と判明する。ギャラハッドがランスロットの実子であるため、ある種の親子のような関係となりマシュはランスロットを「お父さん」と呼ぶものの、ランスロットの不貞行為が露呈するとギャラハッドの影響で反抗的な態度を取ることがある。後述する事情によりマシュとギャラハッドとの関係が薄れた第2部においても疑似的な親子関係は続いている。
:: 終章にて魔神王ゲーティアの攻撃を防ぐために宝具を使用。攻撃を完全に防ぎきったが、その代償として彼女自身の肉体は耐えきれず消滅する。その後フォウの力によって復活し、残り僅かだった寿命も人並みのものにまでなっている。しかし、その後の2017年以降はサーヴァントとしての力を発揮できなくなっており、基本的には亜種特異点などでの探索には同行せずカルデアにて主人公のバックアップに専念しているが、「ぐだぐだ明治維新」「デッドヒート・サマーレース/デスジェイル・サマーエスケープ」や「亜種特異点IV」のように探索に同行することもある。
:; [[ギャラハッド]]
:: 声 - [[堀江瞬]]<ref group="注" name="CV" />
:: 「カルデア」が過去に召喚に成功したサーヴァント3体のうちの1体で、デミ・サーヴァント実験の課程で召喚された。マシュに憑依する形で召喚されているため、ゲーム内で本人は登場しない。
:: 円卓の騎士の一員でランスロットの息子。親子仲はあまり良くなく、マシュがランスロットを「お父さん」呼びしつつも「穀潰し」「ミミズの騎士」と罵倒するのは彼の影響によるところが大きく、ランスロットもマシュ=「娘」に説教されてる気分で頭が上がらない。ただし、このような言い振る舞いはセイバークラスのランスロットにのみ向けられている。
:: テレビアニメ『MOONLIGHT/LOSTROOM』では藤丸立香の夢の中に本人が登場。2017年に異星の神が降臨し人理漂白が行われることを仄めかしている。
:; オルテナウス
:: 人理修復後にギャラハッドの加護は失われたことが判明し、デミ・サーヴァント化しても身体能力が劣っている上に長時間維持する事が困難になり、異聞帯からの襲撃に対処するための緊急措置として、失った力を補うための霊基外骨骼「オルテナウス」を装着して戦線に復帰した姿。大西洋異聞帯よりゼウスを始めとしたオリュンポスの神々を倒すため、シオンがアトラス院から持ち出した「ブラックバレル」のレプリカをオルテナウスの追加兵装として装備する。第2部での「オルテナウス」獲得後、ストーリークエスト上に限り以前の状態での運用はできないようになっている。
:
; フォウ
: 声 - [[川澄綾子]] / イラスト - タイキ
: マシュと共に主人公と出会う動物。白い毛むくじゃらの[[リス]]のような大きさの四足歩行動物で、[[兎]]に似た長い耳を持ち[[ケープ]]を羽織っている。名付け親はマシュ。主に「フォウ」と鳴く。主人公が来るまではマシュ以外の誰にも懐かなかった。普段はカルデア内を気ままに徘徊しているが、オーダー遂行時は主人公やマシュに勝手に同行し各時代へレイシフトする。
: 本当の飼い主はマーリンだが、飼い主とは全く思ってはおらず特別翻訳の中で「グランドろくでなし」などと罵倒する。「本当に美しいものに触れてきなさい」と言われアヴァロンの塔の上から放り出された<ref>『Garden of Avalon』、『Fate/Grand Order -mortalis:stella-』1巻 P.1</ref>。第七特異点で再会した際は開口一番「マーリンシスベシフォーウ!」と恨み節を叩き付けている。
: 正体については[[#人類悪]]を参照。
:
; ロマニ・アーキマン
: 声 - [[鈴村健一]]<ref group="注" name="CV" /> / イラスト - 武内崇
: 「カルデア」の医師。主にレイシフトに備えて霊子筐体に入ったマスター候補たちの[[バイタルサイン]]チェックを任務としている男性。職員からは「Dr.ロマン」と略されて呼ばれる。
:「カルデア」を襲った破壊工作で「カルデア」の8割が壊滅し、主人公とマシュとオルガマリーが2004年の過去へレイシフトした時点で生き残っていた職員の中で一番階級が上であったために指揮を執ることになった。各時代へレイシフトした主人公とマシュを、通信機を通して「カルデア」からオペレーティングする。普段はいい加減な態度をしているため、主人公やマシュにぞんざいな扱いをされるほか、レイシフト先のサーヴァントからは悪印象を持たれやすい傾向がある。一方で、「カルデア」に残された者としての重責は承知しており、シビアな事実も臆することなく告げる事が出来る。また、医療だけではなく様々な分野の知識も豊富であり、様々な場面でダ・ヴィンチと共に解説や考察でサポートしているだけでなく、カルデアの様々な仕事や問題を責任者として片付けるなど寝る間も惜しんで激務に身を投じている。
:「マギ☆マリ」という[[ネットアイドル]]の大ファンで、何かとマギ☆マリの発言を引き合いに出している。
: 小説『[[DDD (小説)|DDD]]』に同じ愛称のキャラクターが登場しているが、同一人物ではない。
: その正体は、カルデアの前所長「マリスビリー・アニムスフィア」によって冬木の聖杯戦争に参加するために召喚されたサーヴァント・'''ソロモン'''。聖杯戦争に勝利した際、自由を求め「人間になる」という願いを聖杯で叶えロマニとして生まれ変わったが、英霊としての力を手放す寸前に世界が滅ぶ未来を千里眼で見てしまい、その回避のために人知れず行動していた。テレビアニメ版絶対魔獣戦線バビロニアの第0話にて、2010年ごろに再会したマリスビリーに頼み込んで医療スタッフとしてカルデアに参加したことが明かされた。
:; [[ソロモン]] / キャスター
:: 声 - 鈴村健一 / イラスト - 武内崇 / レア度 - SSR / 属性 - 秩序・善
:: ロマニの本来の姿にして冠位を持つサーヴァント。
:: 神からの恩恵である全能の指輪を天に返還した逸話を再現する第一宝具『'''訣別の時きたれり、其は世界を手放すもの(アルス・ノヴァ)'''』をもつ。
:
; [[レオナルド・ダ・ヴィンチ]] / キャスター
: 声 - [[坂本真綾]] / イラスト - 下越 / レア度 - SSR / 属性 - 混沌・善
: [[ルネサンス|ルネサンス期]]を代表する芸術家。通称ダ・ヴィンチちゃん。「カルデア」が過去に召喚に成功したサーヴァント3体のうちの1体で、技術開発部部長として常駐していた。並外れた才知に溢れるが性格には難がある変人。生前の性別は史実と同様に男性だが、[[モナ・リザ]]への愛好が高じて、サーヴァントとなった際に自らの全身をモナ・リザを模した美女へ作り変えたという経歴をもつ。
: 主人公とマシュが回収した聖杯などの管理・分析を担当しているほか、ゲームシステムとしてはショップ画面での案内役でもある。劇中ではロマニと共にカルデアから通信などで頭脳面でのサポートをしている。人理修復後の2017年はロマニの後任としてカルデアの司令官を代行していたが、12月31日に言峰綺礼に霊核を破壊されて消滅し、以降は下記の予備の少女体(ライダー)が役割を担うことになる。
: 期間限定イベント『ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊』の間のみサポート枠のNPCとして使用可能だったが、第六特異点では主人公らと共に遂に聖杯探索に赴くことを決め本編に参戦。それ以降、期間限定ガチャでのみ召喚可能なキャラクターとして実装。
:; レオナルド・ダ・ヴィンチ / ライダー
:: 声 - 坂本真綾 / イラスト - 下越 / レア度 - SSR(アプリ版) / SR(Arcade)
:: 第2部におけるダ・ヴィンチ。ダ・ヴィンチが万が一の事態を想定して作成した人工サーヴァントであり、シャドウ・ボーダーの中枢を担い、技術顧問の肩書をもつ。元のダ・ヴィンチとは別個の存在だが、消滅時点までの記憶をそのまま引き継いでいる。ゲームのプレイ進行で第2部を開始すると以降はゲーム内ショップなどの案内役がこちらの姿に変更される。
:: 『Arcade』にて先行して配布のプレイアブルキャラクターとして実装。アプリ版では期間限定サーヴァントとして実装されている。
:
; [[シャーロック・ホームズ]] / ルーラー
: 声 - [[水島大宙]] / イラスト - 山中虎鉄 / レア度 - SSR / 属性 - 中立・善
: 第六特異点より登場。名前自体は第四特異点から言及されている。『[[シャーロック・ホームズシリーズ]]』の主人公。探偵という概念の結晶であり、「賢き者」「明かす者」の具現とも言える英霊。当初はキャスターとして現界していたが、カルデアの召喚システムを介したことで霊基がルーラーに変化している。
: 第四特異点で接触したバベッジが導き出した「大きな取りこぼし」の調査のために数々の特異点を単独のレイシフトで渡り歩いており、亜種特異点I終盤で合流するまでの間に霊基は損耗し尽くされていた。亜種特異点Iが解決した後は霊基の修復も兼ねてカルデアに居着くことに決め、主人公が人理修復の立役者であることを隠蔽するためなどの工作と並行してシャドウ・ボーダーの製造に取りかかっており、第2部ではゴルドルフによって経営顧問に就任している。
: 第六特異点でトライヘルメスに接触し平然としていることを知ったシオンから奇異の目で見られているほか、北欧異聞帯で遭遇したシグルド(スルト)には「余計な物が入った混ざり物」と呼ばれている。
: ダ・ヴィンチ同様に期間限定ガチャでのみ召喚可能。
:
; ゴルドルフ・ムジーク
: イラスト - BLACK<ref name="Goldolf">Fate/Grand Order material VII P.27</ref>
: 第2部より登場するカルデアの新所長。錬金術の名家であるムジーク家の嫡子であるが、この作品世界の並行世界である『[[Fate/Apocrypha]]』に登場するゴルド・ムジーク・ユグドミレニアの息子とは同一存在の別人物となる<ref name="Goldolf" />。口ひげを蓄えた恰幅のよい男性で、初登場時の2017年末の時点で28歳であり、2019年1月には29歳になっている。時計塔の法政科出身。
:当初は尊大で嫌味な態度で主人公たちに接してきたが、実際には小心な面はあるものの、人情味のあるお人好しである。提案や命令なども一見利己的な思考に寄った言い方をしているようで、上に立つものとしての責任や公正さを伴っており、状況的にみて合理性のある判断であることが多い。カーレースを趣味としており、ボーダーでは時たま運転手を担当する。魔銃や魔除け、「鉄の拳」など護身用の魔術をそれなりに行使できるが、本格的な戦闘自体は不得手。
: 人理修復後のカルデアを買い取り新所長に就任するはずであったが、コヤンスカヤに体よく利用された挙句にカルデアスタッフごと処分されかけたところを、主人公たちに救出され共にシャドウ・ボーダーに乗り込みカルデアから逃れる。
: 錬金術に長けており、過去に登山などで遭難した際に腐肉を錬金術で霜降り肉へと変換させるなどして飢えを凌いだ経験があるほか、序盤ではボーダー内での困窮していた食料問題などを解決している。また、社交方面の経験から話術に長け、交渉の際にも活躍する。家が没落した経緯を間近で見た所以か、現実を見ずに楽観的に考える輩に対して厳しい口調になることもある。また自身の生命に関わる危機に直面しても大義を優先に取り、自身の命を投げ打つ度量も併せもつ。経営手腕にも秀でており、メンバーに無茶を要求する際も、あくまでその人物の能力を熟知した上で、その範囲内で要求しているとダ・ヴィンチから評価される。他にも全員分の健康管理も一人でこまめにチェックしているなど、裏方としても優秀な一面を見せている。また、カルデアを買い取る際にも、本来魔術協会へ部門毎に売却される予定だったのを手回しして阻止してまとめて買い取ったり、スタッフ全員の再就職先まで斡旋したりとアフターケアも手抜かりがなく、「経営者としては非常に優秀な反面、魔術師にはあまり向いていない」と評されている。また、ペペロンチーノも「窮地に立たされれば立たされるほど逆にリーダーシップと火事場の馬鹿力的な能力を発揮するタイプ」と評価している。一方でレイシフト適正値が基準値よりも高く、ノウム・カルデア到着後に何度か特異点にレイシフトをしたが、その度に酷い目に遭ったため基本的にはレイシフトを拒否するようになる。
:
; ジングル・アベル・ムニエル
: 声 - [[地蔵堂武大]]<ref group="注" name="CV" />
: 亜種特異点IIより登場。カルデアでの仕事は管制室のオペレーターとコフィン、シャドウ・ボーダーでは観測を担当。デオンやアストルフォといった中性的なサーヴァントが特に好みで、キャプテン・ネモにも魅力を感じている。
<!--;『サーヴァント・サマーキャンプ! 〜カルデア・スリラーナイト〜』
==== その他のカルデア職員 ====
:ある夏の日、日本の某所にて微小特異点が発生する。主人公一行はその場所へ赴くが、主人公たちのグループと、マシュたちのグループは別々の地点に到着してしまう。この場所には、縁のあるサーヴァント・徐福がすでに召喚されており、敬愛する虞美人に近づくため、主人公に扮してマシュたちのグループに紛れ込む。
; オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア
:どちらのグループにも虞美人がいたことに加え、一つの場所に同じ施設(例:ロッジ、店舗)が対角線上に2つ存在していたため、主人公側のグループとマシュ側のグループは、分断されたことに気づかないまま相手を別動隊だと勘違いしていた。
: 声 - [[豊口めぐみ]](ドラマCD版)、[[米澤円]](テレビアニメ版)<ref group="注" name="CV" /> / イラスト - 武内崇
:だが、何日かして、双方のグループが連絡を取り合った際、認識のずれが起きていたことに気づく。自らの正体が暴かれると判断した徐福は、マシュを連れて自分の拠点へと戻る。
: 「カルデア」の所長。愛称は「オルガ」もしくは「マリー」。時計塔(魔術協会)12学部の一つ天体科を管理する名門貴族「アニムスフィア家」出身の若い女性。物語開始の数年前に初代所長であり当主であった父が急死したため、若くしてその座を引き継いだ。魔力は高いもののマスター適性が無く、同時にレイシフトも不可能という、父の始めた事業を遂行するためには不備な体質をもつ。事業に専念していた父からの愛情をあまり感じていなかったため[[承認欲求]]が強く、マスターでなくても実績を示せる「カルデア」所長という職務を全うすることで周囲に自分の存在を認めさせようと躍起になっている。しかし課せられた役目である人類史の未来保証に反して「カルデアス」の未来観測によって2016年の人類滅亡が証明されてしまい、上層部やスポンサーからの厳しい追及を受けて精神的に追い詰められる。
:ほか登場サーヴァント:クリストファー・コロンブス、ウィリアム・テル、ナーサリーライム、アビゲイル・ウィリアムズ、項羽、
: 年齢の割に優れた洞察力や分析力を持ち、真面目で重責をこなしてゆくだけの政治力もあるが、卑屈で小心な面があり、それを隠すために尊大で傍若無人なキャラクターを必死で演じている。また、自分に解決不可能な問題が起きても側近のレフ教授が何とかしてくれるものと思い込んでおり、彼に利用されていることに気づかないまま精神的にも強く依存していた。
;虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~
: 序章冒頭の「カルデア」中央管制室におけるレイシフト実験中の爆発事故後、主人公やマシュと共に、2004年の特異点へレイシフトした。実は爆発の時点で肉体的な死を迎えた結果、残留思念のみが制約から解き放たれる形で主人公とともにレイシフトできていた。序章の終盤に爆破の首謀者のレフ教授から真相が明かされた後、彼によって擬似天体「カルデアス」に接触させられて残留思念も消滅してしまう。<!--その後は意外な形で登場する-->
:インド異聞帯から帰還して2週間後、シャドウ・ボーダーをコアとしてノーチラス号への改装が行われる。その一環として、ネモの指揮のもとで、虚数空間の潜行訓練が行われることとなるが、ノーチラス号は謎の物体とぶつかり座礁してしまう。そんな中、一行は漂流していた少女と出会う。
:ゴッホと名乗るこの少女は、得体の知れないところがあったことに加え、(精神的に不安定なところもあったため)、ノーチラスに入れたい主人公とネモの間で意見の衝突が起きる。
:主人公はネモ・マリーンの一人と出会う。彼の手には、訓練の参加者である楊貴妃を模した人形があり、ほっぺに渦巻が書き足されていた。主人公は没個性であるはずのマリーンが自分一人の個性を主張するような行動に出ることに違和感を覚える。
:
:その後、人形にほっぺを書き足したマリーンの正体が、黒幕に操られた北斎の変装だったことが判明する。
; Aチーム
;いざ鎌倉にさよならを 〜Little Big Tengu〜
: マスター候補生の中でも特に高いマスター適正をもつエリートグループ。第一部序章にて特異点Fへのレイシフトに向かうためにコフィンに中に居た際に管制室の爆破に巻き込まれ、瀕死状態のまま救命可能状態になるまで、そのまま凍結された。
:ある日、鬼一法眼というサーヴァントが、弟子にあたる牛若丸の生前の行いについて制裁を加えるという目的でカルデアに現れる。牛若丸は制裁を受け入れるどころか、師の持つ「打ち出の小槌」を奪い、微小特異点をこしらえてそこへ逃げ込む<ref>{{Cite web|title=『FGO』“平景清”が★5アヴェンジャーで参戦!期間限定イベント“いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~”は1月20日より開催 [ファミ通App]|url=https://app.famitsu.com/20210118_1753470/|website=ファミ通App|accessdate=2021-02-10|language=ja}}</ref>。実は道満が「源氏殺し」をこしらえる際に義経と景清の間に縁ができてしまい、先の牛若丸は義経(景清)がこれを利用する形カルデア側の牛若丸の霊基の一部を乗っ取った姿だった。主人公と鬼一法眼たちは、もう一方の牛若丸を含む小槌で縮められたサーヴァントたちを救出し、義経を追う。
: [[#クリプター]]を参照。
;サン・バレンティーノ! カルデア・ビター・バレンタイン2021
:
:バレンタイン、カルデアでは普段仲が悪いはずのサーヴァントが仲良くするなど、いつもとは違う雰囲気が漂っていた。時を同じくして、ビターシャドウと呼ばれる、シャドウサーヴァントに似た存在がカルデアに出没していた<ref>{{Cite web|url=https://www.famitsu.com/news/202102/09214125.html|title=【FGO】バレンタイン2021イベント“サン・バレンティーノ!”情報まとめ【カルデア・ビター・バレンタイン2021】|accessdate=2021-03-03|date=2021.02.09|last=2021.02.09|website=ファミ通.com}}</ref>。
; マリスビリー・アニムスフィア
:主人公は、[[クピードー]]の疑似サーヴァントであるカレン・C・オルテンシアと出会い、「愛」こそが事態打開のカギであると告げられるが、後に彼女こそがこの騒ぎの原因であることが判明する。
: 声 - [[野島健児 (声優)|野島健児]]<ref group="注" name="CV" />
;聖杯怪盗天草四郎 〜スラップスティック・ミュージアム〜
: 時計塔天文科のロードで、「カルデア」の創設者であり初代所長である魔術師。故人。作中世界における2004年に冬木市で開催された唯一の聖杯戦争における勝者で、キャスター(ソロモン)のマスター。
:パリスの持つ不和のリンゴが紛失したという騒動を受け、天草四郎はボイジャーに協力を求める。その矢先、微小特異点の観測が報告され、ある時代の美術館に聖杯が展示されていたことが判明する。主人公は天草とボイジャーに加え、アンリ・サンソンと荊軻とともに、その美術館までレイシフトする。この美術館では古今東西の英雄にまつわる品々が展示されており、聖杯もその一つとして展示されていた<ref>{{Cite web|url=https://www.famitsu.com/news/202102/28215117.html|title=【FGO】CBC2021&新イベント“聖杯怪盗天草四郎 〜スラップスティック・ミュージアム〜”3/3に開催決定。2/28生放送最新情報まとめ【ウィンターキャラバンオンライン 2021 Vol.3】|accessdate=2021-03-03|date=2021.02.09|last=2021.02.28|website=ファミ通.com}}</ref>。主人公は美術館側に聖杯の受け渡しを相談するも断られる。しかも、美術館側は魔術的なものを含めた厳重な警備を敷いており、その中には三騎のサーヴァント(ウィリアム・シェイクスピア、モードレッド、斎藤一)に聖杯を警備させることも含まれていた。
: ホームズやコヤンスカヤからは「正義の人」と評されているが、その「正義」は魔術師としてのものとも言われている。
:その夜、天草は独断で美術館に侵入し、わざと相手の術にかかって自分の戦闘能力を封じさせ、同時に美術館の館長がマスターでも魔術師でもないことに気づく。そして、美術館から追い出される形で主人公たちの拠点に帰還した天草は、聖杯を盗むことを決断する。
: テレビアニメ版「絶対魔獣戦線バビロニア」の第0話<ref>{{Cite web|title=「そうだ アニメ,見よう」第95回は年末特番「Fate Project 大晦日TVスペシャル2019」。「鬼滅の刃」「ナルト」の一挙配信も|url=https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20191223029/|website=www.4gamer.net|accessdate=2021-01-02|publisher=Aetas|date=2019-12-26 }}</ref>にて、作中の時系列から「前所長」としてキャストおよびビジュアルが初めて公開された。何者かにカルデアスを止めるよう脅迫されたため、拳銃自殺をした。
:翌日、一行は手分けして調査を開始する。天草は各人の報告を受け、館長が「英雄」という存在に対して非常に強いこだわりを持っていたがゆえに、展示品の真贋を重視していないことに気づく。天草は、マシュやモリアーティーらカルデア関係者の協力を得、「天才鑑定少年」に仕立てたボイジャーに荊軻の短刀を美術館へ持参させるという作戦を実行する。-->
:
; シルビア
: 声 - [[帆風千春]]<ref group="注" name="CV" />
: 「序 / 2017年12月26日」より登場。カルデア管制官スタッフ。ゴルドルフによるカルデア買収の際は時計塔のある一派からスカウトされ栄転する予定であったと語っている。
:
; ダストン
: 声 - [[藤井隼]]<ref group="注" name="CV" />
: 「序 / 2017年12月26日」より登場。カルデアの技師。ゴルドルフによるカルデア買収の際は引き続き残る予定だったと語っている。
=== アトラス院 ===
; [[MELTY_BLOOD#本作オリジナルのキャラクター|シオン・エルトナム・ソカリス]]
: アトラス院の錬金術師にしてトリスメギストスとペーパームーンの制作者。『MELTY BLOOD』の登場人物であるシオンと似ているが、死徒ではなく吸血種であるなどの差異がある<ref>{{Cite web |date= |url =http://www.typemoon.org/bbb/diary/#24 |title =2018/11/24 : 無題。きのこ |work= 竹箒日記|publisher =竹箒 |accessdate =2018-12-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20181129093852/http://www.typemoon.org/bbb/diary/|archivedate=2018-11-29}}</ref>。
: 人理修復後の2017年に2018年より先の人理が確認できないと結論づけ、12月31日よりも前に「彷徨海」にいち早く待避し、カルデアから脱出するであろう主人公たちを迎えるための準備を進めていた。
; [[ネモ船長|キャプテン・ネモ]] / ライダー
: 声 - [[花守ゆみり]] / イラスト - DANGERDROP / レア度 - SSR
: シオンがカルデアの召喚術式を模倣して召喚したサーヴァント。ターバンを巻き水兵服を着た少年の姿をしている。主人公たちが出会ったころは当人の意向から、シオン以外にはクラスおよび真名を伏せており、「キャプテン」とシオンからの愛称で呼ばれている。
: 幻霊である'''キャプテン・ネモ'''をベースに海神の息子'''[[トリートーン|トリトン]]'''など海にまつわる伝承と神秘の要素が組み込まれたサーヴァント。シャドウ・ボーダーを依代とする事により、かつて彼が船長を務め、幾多の冒険を潜り抜けた潜水艦「ノーチラス号」の能力をシャドウ・ボーダーに発現する事ができ、溶岩内でも活動できるほどの強度と機動性をもつ事ができる。シオンとの契約で分割思考が取り込まれており、マリーンズ、エンジン、プロフェッサー、ナース、ベーカリーなど役割に応じた分身を運用している。
: 期間限定イベント「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル 〜ノーチラス浮上せよ〜」からは恒常排出サーヴァントとしてガチャに追加された。
=== ソロモンとその配下たち ===
; ソロモン・ ゲーティア / グランドキャスター
: イラスト - 武内崇 / レア度 - SSR / 属性 - 秩序・善
: 紀元前のイスラエルの王であり、魔術世界・最大にして最高の召喚士である魔術王。マーリン曰く、彼の死によって神秘の衰退が加速したと言われている。全能の十の指輪を所持し、彼の使役した[[ゴエティア|72柱の魔神]]の召喚術は始まりにして頂点だと言われている。彼の父親であったダビデ曰く、基本的に残酷で悪趣味でろくでなし、愚者ではあったが正直者だったという。
: ダビデは「人類史焼却をするに至るとすれば、隠れて交際していた10人の愛人全てに裏切られるくらいでないとそう考えない」と、ホームズの語るところによれば「鏡のような性質をもつとされ、対面した者によってその性質を変化させている」としている。
: この彼は聖杯戦争の原型となった決戦魔術・英霊召喚による存在のためにサーヴァントとしての器(クラス)が既存のサーヴァント達よりも一線を画しており、通常のサーヴァントたちを一瞬で塵屑のように屠るなど絶大な力をもつ。
: その正体はソロモンの死後、彼の使役する72柱の魔神たちがソロモンの遺体を支配した存在である。72柱の魔神たちの集合体で、自らをゲーティアと名乗る。詳細は[[#人類悪]]を参照。
; レフ・ライノール・[[フラウロス]] / 魔神柱フラウロス
: 声 - 杉田智和
: 「カルデア」の幹部の一人にして、近未来観測レンズ「シバ」の制作者である。周囲からは「レフ教授」と呼ばれている。「カルデア」の破壊および幹部とマスター候補の抹殺を謀った。その後は、「王」から「人類の処理」を命じられた「2015年の担当者」であると称し、各時代で暗躍している。
: なおゲーム『[[魔法使いの夜]]』の関連小説『2015年の時計塔』に「レフ・ウヴァル」「ライノール・グシオン」という別人格をもつ三重人格者の魔術師「フラウロス」なるキャラクターが登場、死亡が確認されている。結果としてこれまでのTYPE-MOON作品では未然に人理焼却が回避されていたという事が示唆されている。
; マキリ・ゾォルケン
: 第四特異点にて主人公らと対峙した黒幕の一人。第四特異点破壊のために展開された「魔霧計画」の中心人物『M』として主人公らと敵対し聖杯を利用している。
: 『[[Fate/stay night]]』に登場した間桐臓硯の若いころの姿。
; 特使五柱(とくしごちゅう)
: 終局特異点にて人理焼却を阻止されたゲーティアを見限り、各時代に逃亡・潜伏した[[バアル]]、[[アンドラス]]、[[ゼパル]]、[[フェニックス|フェニクス]]、[[ラウム (悪魔)|ラウム]]ら5つの魔神の名称。
: 敗北を経てそれぞれ個別に命題を抱き、それを解き明かすために亜種特異点を構築し暗躍する。
: バアルは主人公への復讐を抱き幻霊と英霊の融合技術を確立、モリアーティと共同戦線を張る。フェニクスはシェヘラザードと共に「神秘の秘匿」という概念を破壊しようとし、ラウムは「外なる神」を降ろすことを画策しランドルフ・カーターの肉体を奪いアビゲイルを利用する。その一方でアンドラスは、逃亡中に機能を停止するが残留思念が茶々に潜り込み、ゼパルは殺生院キアラに憑依し途中まで暗躍こそしたものの逆に乗っ取られ惨めな末路を迎えている。
=== 異聞帯 ===
==== クリプター ====
; カドック・ゼムルプス
: 声 - [[赤羽根健治]]<ref name="クリプターCV">{{Cite web|publisher=[[TYPE-MOON]] |work= Fate/Grand Order 公式サイト|title=Cosmos in the Lostbelt |url=https://www.fate-go.jp/world/cil/|accessdate=2018-07-18}}</ref> / イラスト - 荒野<ref>{{Twitter status|arayadmdm|981522266914615298}}</ref>
: Lostbelt No.1/ロシア異聞帯のクリプター<ref name="クリプターCV" />。キャスター / アナスタシアのマスター、ポーランド出身。担当するロシア異聞帯の王はイヴァン雷帝。
: 平凡な魔術師であるものの、高いレイシフト適正を持っていたためAチームに抜擢された銀髪の青年。本編中はほとんど睡眠をとれておらず、目の下に濃い隈をつくっている。
: 歴史の浅い魔術師の家の出身であり、本人も凡人であることから時計塔では散々な扱いを受けていた過去を持っているため、才覚に対して強いコンプレックスをもつ。しかしそれゆえに抜け目なく周到で、油断することなく「効率」を重視した行動で差を埋めようと奮心する様は他のクリプターからも一目置かれ、キリシュタリアからも「平凡であるがゆえの資質」の持ち主と評されている。
; オフェリア・ファムルソローネ
: 声 - [[種﨑敦美]]<ref name="クリプターCV" /> / イラスト - La-na<ref>{{Twitter status|triplepeach|981527461132345345}}</ref>
: Lostbelt No.2/北欧異聞帯のクリプター<ref name="クリプターCV" />。セイバー / シグルド(スルト)のマスター、ドイツ出身。担当する北欧異聞帯の王はスカサハ=スカディ。
: 時計塔降霊科において秀才と呼ばれた女性。「宝石」ランクの「遷延の魔眼」を有しており、魔眼である右目を眼帯で覆い隠している。対象の未来における可能性を知覚することができ、任意の可能性を「ピン留め」して固定、発現を遅延させるという能力をもつ。使用する際には「事象・照準固定(シュフェンアウフ)。私は、それが輝くさまを視ない」と詠唱する。Aチームに所属していた時期のマシュに共感を抱いて気に掛けており、カルデア陣営との戦闘時には、セイバーにマシュを傷つけないように命じている。
: レイシフト実験破壊工作被害にあった際に、魔眼を通して異星の神とキリシュタリアの交渉の一部始終を目撃していた。キリシュタリアが他のチームメイトの命を助けるために多大な苦痛を受け入れたことなどから彼を「キリシュタリア様」と崇拝していたが、今際の際にマシュに指摘されるまでその想いが恋であると自覚できないでいた。
: また、同じく破壊工作に見舞われ死を覚悟したときに魔眼を通じて偶然スルトに接触。この縁を利用され、シグルドを召喚した際に北欧異聞帯のスルトが入り込んで霊基を乗っ取られてしまい、令呪で自害を禁じてシグルドの中に封じることで使役していた。しかし、シグルドとして倒されることで解放されたスルトが世界の終末を招こうとするのを阻止すべく、スルト召喚の触媒となった自らの魔眼を切り離すために命と引き換えに大令呪を使用し、マシュに看取られながら死亡する。
:
; 芥ヒナコ(あくた ヒナコ)
: 声 - [[伊瀬茉莉也]]<ref name="クリプターCV" /> / イラスト - toi8<ref>{{Twitter status|toi81008|981504300785352709}}</ref>
: Lostbelt No.3/中国異聞帯のクリプター<ref name="クリプターCV" />。セイバー / 蘭陵王のマスター、日本出身。Aチーム在籍時はライダーを希望していた。担当する中国異聞帯の王は[[始皇帝]]。
: 黒髪のツインテールとフレームの太い眼鏡という容姿の女性。時計塔植物科出身。もとはカルデアの職員だったがマリスビリーの意向によりAチームにスカウトされている。常に本を携帯し読書しているが、実際は読書という体裁で視線を隠すことで周囲を警戒・観察し距離をとっていた。「今度こそ最期まで居る」と希望して異聞帯を維持しているだけで、クリプター間の競争には全く興味を示さない。後述する理由もありマスターとしての適正は皆無に等しく、中国異聞帯で主人公一行と戦うことになるとその度に令呪を使用している。
: 真名は'''[[虞美人]]'''、汎人類史における'''[[項羽]]'''の愛妾であった女性。さらに正体は人間ですらなく、星の精霊が受肉した不老不滅の存在である「'''[[月姫 (ゲーム)#真祖|真祖]]'''」に類する存在。生前の蘭陵王、紅閻魔とも親交があり、前者はその縁で召喚され後者は全盛期だったころの閻魔亭に逗留していた時期もあった。
: レイシフトの成否を不安視したマリスビリーと取引を行い、レイシフトの被検体として招かれていた。「芥ヒナコ」としての身分はカルデアに所属するための偽装で、他人とかかわらないのは元々人類とは敵対的関係にある「真祖」である上に、自身のこれまでの経験から「人間という種」を嫌悪しているためである。
: 令呪を使い果たした後に蘭陵王の霊基を取り込むことで虞美人としての本性を現す。その後念願叶い始皇帝から項羽を下賜されたため、隠棲するつもりだったが彼の意を汲み再び主人公たちの前に立ちふさがる。激闘の末項羽は主人公達に倒されたことで激昂、空想樹と一体化し異聞帯そのものを破壊しようとするが失敗に終わる。その後、始皇帝から英霊の座に登録されて「サーヴァント」になることで項羽と再会する道があることを諭され、不本意ながらも人類に与することになる。ゲーム中ではアサシンのサーヴァントとしてストーリー召喚でのみ入手可能となり、ストーリー上では中国異聞帯より後の話である「徳川廻天迷宮 大奥」で大奥の一部に組み込まれていたことから項羽、蘭陵王と共にサーヴァントとして召喚された。
; スカンジナビア・ペペロンチーノ
: 声 - [[河西健吾]]<ref name="クリプターCV" /> / イラスト - pako<ref>{{Twitter status|pakosun|981541007941517314}}</ref>
: Lostbelt No.4/インド異聞帯のクリプター<ref name="クリプターCV" />。アーチャー / アシュヴァッターマンのマスターであり、担当するインド異聞帯の王は神たる[[アルジュナ]]。
: 放浪の魔術師で、すらりとした体格の美形の[[オネエ]]。
:名前は周囲も黙認している偽名であり、かつては'''妙漣寺鴉郎'''(みょうれんじ あろう)という名前だった。[[修験道]]に関係する魔術家系の出身だが、一族と対立した末に皆殺しにした。その後、旅先の欧州にて、戦闘経験を評価したマリスビリーによってカルデア入りし、Aチームではサバイバル指導と監査を担当していた。魔獣の急所を見極め一撃で斃すほど体術にも秀でている。
: 人懐っこく寛容で面倒見のよい性格をしており、癖のあるクリプターたちから信頼を勝ち得るほどの人格者である。また、Aチームに所属していた時期のマシュとも交流があり、彼女からは「ペペさん」と呼ばれ親しまれている。一方で、自分の来歴に水を向けられると顔を曇らせる。運命的なものを好み、それゆえインド神話にはひとかたならぬこだわりがある様子をみせる。
: インド異聞帯の王「神たるアルジュナ(アルジュナ〔オルタ〕)」の世界の治め方に嫌悪感を抱いていたが、自分のサーヴァントを奪われ、追われて逃亡中に主人公一行と邂逅し、「神たるアルジュナ」を倒すまでの間という約定でカルデアに協力し、シャドウボーダーに同乗する。マシュや主人公たちとの関係は良かったものの、あくまでクリプターとして生きることを選択しており、「神たるアルジュナ」を倒したあとは敵対関係となり、主人公たちに敗れるとコヤンスカヤの能力で大西洋異聞帯に逃亡する。
: 大西洋異聞帯では主人公たちを助ける行動もしており、大西洋異聞帯消滅の前にインド異聞帯を玩弄した道満に報復を与え、キリシュタリアを手にかけたベリルにケジメをつけるためとして、ブリテン異聞帯へと追っていく。
; キリシュタリア・ヴォーダイム
: 声 - [[斉藤壮馬]]<ref name="クリプターCV" /> / イラスト - こやまひろかず<ref>{{Twitter status|k_hiroriro|981875214773501952}}</ref>
: Lostbelt No.5/大西洋異聞帯のクリプター<ref name="クリプターCV" />で、7人のクリプターたちのまとめ役を務める。ランサー / カイニス、セイバー / ディオスクロイ、アトラスのマスター、イギリス出身。異星の神とされる存在と接触し、汎人類史に宣戦布告する。また、自らの異聞帯に君臨する最高神・ゼウスとは盟友であると称している。
: 長い金髪をもつ貴族然とした青年。家柄は魔術回路も千年以上続く名門ヴォーダイム家の出身であり、「時計塔の至宝」の異名をもつ天才中の天才にして、「規格外」「人外」とも呼ばれているほどだが決して奢ることはない。時計塔天体科においては「次代のロード」「真の後継者」と目されたマリスビリーの一番弟子で、後継者については辞退しているものの彼を死後も師と仰ぐほどに尊敬しており、彼の意志の一つである「机上の理論」を継ぐことを行動原理としている。
: 各科のロードも認めるほどの才と魔術を持ち、とりわけ彼が得意とする「空間構築」により、構築した空間そのものを魔術回路に変換する事で高位の魔術を扱うほか、彼が担当する異聞帯のギリシャの宇宙観と天体魔術理論との相性がよいことから、魔術の根源であり宇宙に魔術が満ちていたころの「理想魔術」を扱う事ができ、天体の配列を魔術回路に変換して行使する「'''冠位指定/人理保証天球'''(グランドオーダー/アニマ・アニムスフィア)」、またの名を「惑星轟」は神々をも屠れるほどである。
: 異星の神によって死を免れた際には、本来自身だけ救命するとの申し出にもかかわらず、他のクリプター全員も復活させることを要求し、そのための条件として「シミュレーションではあるがカルデアが行った人理修復の旅を6回繰り返す」を提示され完遂している。実際に人理修復を成し遂げた主人公に内心では期待している。シミュレーションでの回想から本来の性格はノリがよく大真面目で天然ボケであることがうかがえる。
: ナポレオンはオフェリアから伝えられた人物像から「人を導くことはできるが、人を救うことはできない」と評されている。
:クリプターとなった本当の目的は「全ての人間を神にする」というものであり、そのために空想樹マゼランにアトラスを留置することで異星の神の降臨を妨げようとしたがベリルの裏切りと千子村正によって目論見は失敗し異星の神としてU-オルガマリーが降臨、最後の切り札である大令呪を使用することで人類が脅威であると認識させ撤退、Aチームのみんなと世界を救いたかったという悔いを残し死亡した。
: 少年の頃から「美しいもの」を求めるために生きていたが、15歳の頃に、祖父からの指名により次期当主の座を奪われる形になった父が放った刺客によって魔術師として再起不能になりかけている。この時に浮浪者の少年に助けられるが、その結果としてキシュタリアの救命のために少年は死亡してしまう。この一件を境に以前の美しいもの以外を見向きもしなかった自分を捨て、少年が見せてくれた本当の美しさを求めると決意した。
; ベリル・ガット
: イラスト - 佐々木少年<ref>{{Twitter status|sasakishonen|982353401773096971}}</ref>
: Lostbelt No.6/ブリテン異聞帯のクリプター<ref name="クリプターCV" />。グレートブリテン出身。メガネを着用し、尖った耳をしている黒髪男性。何らかの理由でマシュに執着している。
: 仲間に対しては、挑発的で嫌味な口調ながらも自身は親愛の情を示していると語っている。
:イギリス異聞帯を残すことは危険と判断したキリシュタリアの依頼でブリテン異聞帯の住民が空想樹を伐採するように行動し、目的を達したとして、異聞帯住民がベリルに騙されたことに気付かれる前に大西洋異聞帯に逃亡してきたと語っていたが、計策であり実はブリテン異聞帯の王の名代としてやってきている。主人公との対決後のキリシュタリアを不意打ちで倒す。
; デイビット・ゼム・ヴォイド
: イラスト - 高橋慶太郎<ref>{{Twitter status|KeitarouT|981524762697515008}}</ref>
: Lostbelt No.7のクリプター<ref name="クリプターCV" />。鋭い目付きの男性で、自分以外の他人を天才だと認めたがらないダ・ヴィンチが「その類の異常者」「稀な青年」と評する人物。時計塔の伝承科から追放されたという過去を持ち、カルデア内外から危険視されていた。サーヴァントとの意思疎通を放棄しており、バーサーカーの召喚を希望。
: 人並み外れた直感力があり、ペペロンチーノに助言をもとめられると、インド異聞帯に浮かぶ立方体は異聞帯のアキレス腱だが残しておくようアドバイスした他、同異聞帯で主人公一行と同行していたペペロンチーノの危機を救った際には、正体不明ながらもグランドサーヴァントと推定できる規模の霊基のサーヴァントを従えている。
== スタッフ ==
==== 異星の神とその関係者 ====
* 原作 - [[TYPE-MOON]]
; {{Anchor|異星の神|異星の神 / U-オルガマリー}}
* リードキャラクターデザイナー - [[武内崇]]
: 大西洋異聞帯に根を張り満たされた空想樹マゼランに体を得て降臨する。最後の人類悪・ビーストVIIでもある。
* アートディレクション - [[TYPE-MOON]]
: 容姿はカルデア前所長のオルガマリーと酷似しており、自ら「地球国家元首・U-オルガマリー」と名乗るが、オルガマリーとしての記憶を持っている様子は見られない。空想樹マゼランは成熟していたものの、根繋がりであるブリテン異聞帯の空想樹セイファートのロンゴミニアドによる炎上に巻き込まれたため、自身の予定より貧弱な相となって顕われてしまう。
* 背景美術 - 千住工房
: ホームズはソロモンの遺体を使用したゲーティアと類似したケースと想定するが、主人公とマシュは「オルガマリー自身」と感じている。
* 第2部開発ディレクター - カノウヨシキ<ref group="注" name="Kanou" />
; [[Fate/stay night#聖杯戦争に参戦したマスター|言峰綺礼]](ことみね きれい) / [[グリゴリー・ラスプーチン]] / アルターエゴ
* サブディレクター - アザナシ(TYPE-MOON)<ref group="STAFF">TYPE-MOON所属プログラマー</ref>
: 異星の神と契約した英霊。「異星の神」の使徒。歴史上は帝政ロシア末期の祈祷僧。
* 音楽
: 聖堂教会から派遣された査問団の代行者を名乗る神父だが、作中本世界の言峰は2004年に死亡し遺体は焼却されている。
** 芳賀敬太 / KATE(TYPE-MOON)<ref group="STAFF">TYPE-MOON所属サウンドクリエイター</ref>
: 正体はカドックが担当するロシア異聞帯の監督官で、ラスプーチンが言峰綺礼の遺体を介して召喚された疑似サーヴァント。アナスタシアがツァーリとなったことに満足し「英霊ラスプーチン」は去っている。
** James Harris<ref group="STAFF">Fateシリーズ、魔法使いの夜 音楽制作</ref>
: 以後は言峰の意志で行動し、カドックを単騎で奪還した後は大西洋異聞帯に移動する。オデュッセウスが着任するまでの間は村正と共に汎人類史側の英霊と交戦、多数を屠ったという。
** [[深澤秀行]](第6章<ref group="注">ドラマCD『Garden of Avalon』より一部楽曲提供。</ref>)<ref group="STAFF">魔法使いの夜、テレビアニメ『[[Fate/stay night|Fate/stay night [Unlimited Blade Works]]]』 音楽制作</ref>
: 異星の神が降臨した後は、更なる依代として南米に眠るアルティミット・ワンに興味をもつ。
* 題字・宝具演出協力 - 蒼喬
; [[道摩法師|蘆屋道満]](あしや どうまん) / アルターエゴ
* 英霊剣豪七番勝負 掛声 - [[内田直哉]]
: 声 - [[森川智之]]<ref>{{Cite web |date=2018-03-18 |url=https://www.youtube.com/watch?v=6z9V3ApUOZk |title=Fate/Grand Order 4週連続・全8種クラス別TV-CM 第4弾 アルターエゴ編 |accessdate=2018-03-18 |publisher=YouTube}}</ref> / イラスト - 古海鐘一 / レア度 - SSR
* 土佐弁監修、カルデア職員声 - [[森田了介]]
: 異星の神と契約した英霊で、「異星の神」の使徒。歴史上は平安時代に暗躍していた陰陽師。
* 京都弁監修、カルデア職員声 - 仲村美沙希
: 1.5部の「英霊剣豪七番勝負」にて初登場し、宿業「一切嘲弄」を抱えた英霊剣豪'''キャスター・リンボ'''として主人公と宮本武蔵を亜種並行世界「下総国」にて待ち受ける。その際に[[安倍晴明]]を名乗るが主人公一行には別人と即断されている。実は英霊剣豪らを率いる天草四郎を陰で操る立場にあり、独白にて真名を明らかにする。
* シャドウ・ボーダー デザイン - [[ヒライユキオ]]
: 第2部ではインド異聞帯に滞在して「神たるアルジュナ」を唆し、ユガの周期を僅か10日弱まで早めさせている。主人公一行が空想樹伐採成功後、アスクレピオスに式神(分身)を倒される。その後、異聞帯の管理者であるペペロンチーノに報復として本体と式神の接続を断たれたことにより、式神による介入ができなくなる。異星の神が降臨した後は別行動を取り、第2部第5.5章「地獄界曼荼羅 平安京」にてカルデアを自分の本拠地である地獄界曼荼羅に引き摺り込み抹殺する計画を始動する。
* 第2部 No.3 コンセプトデザイン - [[okama]]
: その実体は、[[アステカ神話]]の女神・[[イツパパロトル]]、[[スラヴ神話]]の悪神・[[チェルノボーグ]]、平安日本の怨霊・[[藤原顕光|悪霊左府]]を取り込んだハイ・サーヴァントである。クラスはアルターエゴであるため、生前の蘆屋道満の一側面を拡大解釈した存在であり、全くの同一存在ではない。
* 第2部 No.4・5 コンセプトデザイン - TAKE-B
: 第2部第5.5章「地獄界曼荼羅 平安京」からは期間限定排出のサーヴァントとしてガチャに追加された。
* プロデューサー - [[岩上敦宏]]、竹内友崇、庄司顕仁(-2016年秋ごろ)
; 千子村正(せんじ むらまさ) / セイバー / アルターエゴ
* FGO PROJECT クリエイティブプロデューサー - [[塩川洋介]]
: 声 - [[杉山紀彰]] / イラスト - 武内崇 / レア度 - SSR
* 開発・運営 - DELiGHTWORKS(第2制作部『Fate/Grand Order Studio』<ref name="DWHP20181119"/>)
: 異星の神と契約した英霊。初登場は1.5部の「英霊剣豪七番勝負」。
* 監修・開発協力 - TYPE-MOON
: 亜種並行世界ではセイバーとして登場。刀匠であり、自身によく似た人物であるとされる[[Fate/stay night#主人公|衛宮士郎]]を依代として召喚された「疑似サーヴァント」。肉体外見は若々しいが、精神や性格は老齢時の村正であり、「お爺ちゃん」と呼ばれている。
* 運営 - [[アニプレックス]]
: 抑止力として下総に召喚される。その際に村にあらわれた魔物を撃退したことから感謝され庵を提供され、魔物により孤児になってしまった幼い姉弟'''おぬい'''と'''田助'''を養育していた。武蔵と主人公がおぬいと田助を英霊剣豪から救ったことで、本人は「岩だろうが金剛だろうがたやすく斬っちまう妖刀紛いの失敗作」とする「明神切村正」を武蔵に託す。
* 製作 - TYPE-MOON / FGO PROJECT(アニプレックス、TYPE-MOON、DELiGHTWORKS)
: 「”縁を切り、定めを切り、業を切る”。”怨恨を精算する”究極の一刀」を打ち上げることを己がためすべきこととしている。それにより終盤に「宝具『[[天叢雲剣|都牟刈]]・村正』」を解放する。
: Lostbelt No.5からは異星の神と契約したアルターエゴとして登場。アストライアが自身の島で出会った2騎の「異星の神の使徒であるアルターエゴ」のうちの1騎。
: 2021年1月より期間限定排出のサーヴァントとして、セイバークラスでガチャに実装された。
==== 異聞帯の英霊シナリオライター ====
* 全体構成・シナリオ総監修 - [[奈須きのこ]]
; [[スルト]] / スルト・フェンリル / エンシャント・ジャイアント<ref name="slut" /> / セイバー
* シナリオ執筆
: 声 - [[津田健次郎]] / イラスト - シャカP(DELiGHTWORKS)<ref name="slut">Fate/Grand Order materialVII P.410</ref> / 属性 - 混沌・悪<ref name="slut" />
** 奈須きのこ - 第1部(序章、第6章<ref>{{Cite web|url=https://news.fate-go.jp/2016/z6i1w/|title=「第六特異点 神聖円卓領域 キャメロット」開幕!|accessdate=2021-02-08|website=Fate/Grand Order 公式サイト}}</ref>、第7章、終章<ref name="take1612">{{Cite web|url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html|title=竹箒日記 : 2016/12|accessdate=2021-02-07|website=竹箒日記}}</ref>)、第2部(各Lostbelt冒頭・末尾<ref>{{Cite web|url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201811.html|title=竹箒日記 : 2018/11|accessdate=2021-02-08|website=竹箒日記}}</ref>)、一部イベントシナリオ
: 北欧異聞帯に封じられていた炎の巨人。封じられる前に[[フェンリル]]を喰らったために、その能力も引き継いでいる。
** [[東出祐一郎]]<ref group="STAFF">小説『[[Fate/Apocrypha]]』執筆</ref> - 第1部(第1章、第3章、第5章、終章<ref name="take1612" />、イベントシナリオ)、サーヴァント・サマー・フェスティバル!<ref name="take1808">{{Cite web|url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201808.html|title=竹箒日記 : 2018/08|accessdate=2021-02-07|website=竹箒日記}}</ref>
: オフェリアの魔眼を通してシグルドの霊基に入り込み、本来は「ラグナロク」を引き起こすはずであったことから再び世界の終末を目指す。永く孤独であった自分と感情を交えたことなどからオフェリアを強く求めるが、破壊することしかできないため彼女に世界の終末を捧げようとする。
** [[桜井光]]<ref group="STAFF">小説『[[Fate/Prototype|Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』執筆</ref> - 第1部(第2章、第4章、終章<ref name="take1612" />)、サーヴァント・サマー・フェスティバル!<ref name="take1808" />
: ゲーム内ではセイバーのクラスとして扱われるが、設定では「エンシャント・ジャイアント」の特殊クラスとなっている。
** [[水瀬葉月]]<ref group="STAFF" name="minase">テレビアニメシリーズ『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』脚本</ref> - サーヴァント・サマー・フェスティバル!<ref name="take1808" />
** [[星空めてお]](TYPE-MOON)<ref group="STAFF">TYPE-MOON所属シナリオライター、小説『[[Fate/Requiem]]』執筆</ref>
* ゲストライター
** amphibian - 虚数大海戦イマジナリ・スクランブル<ref>{{Cite web|url=https://news.fate-go.jp/2020/imaginary_scramble/|title=【追記・更新】【期間限定】「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~」開催!|accessdate=2021-02-07|website=Fate/Grand Order 公式サイト}}</ref>
** [[虚淵玄]]([[ニトロプラス]])<ref group="STAFF" name="uro">小説『[[Fate/Zero]]』執筆</ref> - Fate/Accel Zero Order<ref>{{Cite web|url=https://news.fate-go.jp/2016/krhyob/|title=【終了】Fate/Zero×Fate/Grand Orderスペシャルイベント「Fate/Accel Zero Order」!|accessdate=2021-02-07|website=Fate/Grand Order 公式サイト}}</ref>、第2部(No.3)<ref>{{Cite web|url=https://news.fate-go.jp/2018/sin/|title=第2部 第3章「Lostbelt No.3 人智統合真国 シン 紅の月下美人」開幕!|accessdate=2021-02-07|website=Fate/Grand Order 公式サイト}}</ref>
** acpi
** OKSG
** [[経験値 (漫画家)|経験値]]<ref group="STAFF" name="KOHA">漫画『[[コハエース]]』『ぐだぐだエース』作画</ref> - ぐだぐだ本能寺、ぐだぐだ明治維新<ref>コハエース2017summer夏の増刊号</ref>、ぐだぐだ帝都聖杯奇譚<ref>コハエース2018summer夏の増刊号</ref>、ぐだぐだファイナル本能寺2019<ref>コハエース2019summer夏の増刊号</ref>
** [[小太刀右京]]<ref group="STAFF">テレビアニメシリーズ『[[Fate/Apocrypha]]』、『ロード・エルメロイII世の事件簿』、『絶対魔獣戦線バビロニア』、劇場版『神聖円卓領域キャメロット』脚本</ref> - オール・ザ・ステイツメン<ref name="take1708">{{Cite web|url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201708.html|title=竹箒日記 : 2017/08|accessdate=2021-02-07|website=竹箒日記}}</ref>
** [[三田誠]]<ref group="STAFF">小説『[[ロード・エルメロイII世の事件簿]]』執筆</ref> - レディ・ライネスの事件簿<ref>{{Cite web|url=https://news.fate-go.jp/2019/casefile_elmelloi/|title=【終了】ロード・エルメロイⅡ世の事件簿×Fate/Grand Orderコラボレーションイベント「レディ・ライネスの事件簿」開催!|accessdate=2021-02-07|website=Fate/Grand Order 公式サイト}}</ref>、ライネス幕間<ref>{{Twitter status|makoto_sanda|1277535572223909888}}</ref>、アストライア幕間<ref>{{Twitter status|makoto_sanda|1338418269364002821}}</ref>
** [[橘公司]]
** [[成田良悟]]<ref group="STAFF">小説『[[Fate/strange fake]]』執筆</ref> - エルキドゥ幕間<ref>{{Twitter status|ryohgo_narita|1212014739858944006}}</ref>
** [[ひろやまひろし]]<ref group="STAFF" name="hiro" />
** [[円居挽]] - 2018年以降の一部の幕間の物語<ref name="take1805">{{Cite web|url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201805.html|title=竹箒日記 : 2018/05|accessdate=2021-02-07|website=竹箒日記}}</ref>、虚月館殺人事件<ref name="take1805" />、惑う鳴凰荘の考察(シナリオ原作)<ref>{{Cite web|url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201905.html|title=竹箒日記 : 2019/05|accessdate=2021-02-07|website=竹箒日記}}</ref>
** リヨ<ref group="STAFF" name="riyo" /> - オール・ザ・ステイツメン(シナリオ原案)<ref name="take1708" />、「マンガで分かるFGO」2巻発売記念クエスト<ref>{{Cite web|url=https://news.fate-go.jp/2019/manga_fgo2_cp/|title=【期間限定】「マンガで分かる!Fate/Grand Order」2巻発売記念キャンペーン開催!|accessdate=2021-02-07|website=Fate/Grand Order 公式サイト}}</ref>
* サーヴァント設定{{Div col}}
** 奈須きのこ
** 東出祐一郎
** 桜井光
** 星空めてお(TYPE-MOON)
** 経験値
** 虚淵玄(ニトロプラス)
** [[鋼屋ジン]](ニトロプラス)
** [[賀東招二]]
** [[木村航|茗荷屋甚六]]<ref group="STAFF">アニメ『Girls' Works』シナリオ制作</ref>
** [[三輪清宗]]<ref group="STAFF">ゲーム『[[Fate/stay night]]』ゲール語考証</ref>
** ひろやまひろし
** 水瀬葉月
** リヨ
{{Div col end}}
=== 人類悪キャラクターデザイン ===
{{Col|
; ビーストI / 魔神王[[ゴエティア|ゲーティア]]
* 武内崇
: 声 - [[杉田智和]] / イラスト - 山中虎鉄/ 属性 - 混沌・悪 / 固有スキル - ネガ・サモン
* I-IV
: 72柱の魔神の集合体。ソロモンの死後、人類総エネルギー化事業に乗り出す。七つの人類悪のひとつ、『憐憫』の理をもつ獣。
* 蒼月タカオ<ref group="STAFF" name="graphic">TYPE-MOON所属グラフィッカー</ref>
: ソロモンに使役していたころより人類の「[[死]]」を観測し、ソロモンの身体を得た後も観測し続けた末に、生と死の矛盾を改善すべく人類を根絶した後、死の無い世界を創造しようと人理焼却を決意した。
* AKIRA
: 儚い短命と死に臆することなく真摯に向き合ったマシュに対してはフラウロスなど他の魔神と共に敬意を払っており、「彼女に賛同されて、初めて我々の存在意義が正定される」と、最後の人類として、命の尽きる瞬間まで彼女だけは生かしておこうと他の魔神たちと協議し、彼女に提案しているが本人には拒否されている。
* Azusa
; ビーストII / [[ティアマト]]
* 東冬<ref group="STAFF">漫画『[[ロード・エルメロイII世の事件簿]]』作画</ref>
: 声 - [[悠木碧]] / イラスト - 山中虎鉄 / 属性 - 混沌・悪 / 固有スキル - ネガ・ジェネシス
* 荒野
: メソポタミア神話における創世の神のひとりであり、七つの人類悪の一つ、『回帰』の理をもつ獣。
* [[池澤真]]
: 生態系が確立した後に人類に拒絶され、虚数世界で元の地球に戻るチャンスを待ち続けていた。人理定礎の崩壊、そして魔術王に与えられた聖杯の力によりついにメソポタミアの世界に帰還。マーリンの魔術によって未だ眠りについていたが、カルデアの攻撃によりその眠りから目覚めた後は本能に従って人類掃討に乗り出し、再び地球の生態系を塗り替えすべての母に返り咲かんとする。
* [[石田あきら]]<ref group="STAFF">漫画『[[CANAAN]]』、漫画『[[Fate/Apocrypha]]』作画</ref>
; ビーストIII
* [[岡崎武士]]
: 七つの人類悪の一つ、『快楽』の理をもつ対の獣。Rが「自己愛」、Lが「他者愛」にそれぞれ偏っており、互いに相容れない存在と認識している。
* okojo
:; ビーストIII/R(ラプチャー) / ヘブンズホール / 須弥霊掌快楽天魔性菩薩
* 加藤いつわ
:: 声 - [[田中理恵 (声優)|田中理恵]] / イラスト - ワダアルコ / 属性 - 混沌・悪 / 固有スキル - ネガ・セイヴァー
* きばどりリュー
:: 『愛欲』を担う獣の片割れ。
* [[桐原小鳥]]
:: [[立川流 (密教)|真言立川流]]の尼である殺生院キアラ<!--サーヴァントリストに記載済み-->の変生。本作のキアラは『[[Fate/EXTRA CCC]]』とは異なり山の外からやってきた医者の治療により難病を克服、その後下山し幸福な学生時代を過ごしたとされる。紆余曲折を経て海上油田基地セラフィックスで善良なセラピストとして生を全うするはずだったが、魔神ゼパルの依代として選ばれ善性を封じられた上で『CCC』の同一人物と同期され、「己の快楽のために周囲の人々を徹底的に踏み台にする」という同じ道を歩む定めになった。これにより、ゼパルを逆に支配し返したうえでビーストとして変生しようとする。アルターエゴのキアラは羽化に失敗し消滅する間際に英霊の座へ権能の一部を送り込んで生まれた分身であり、カルデアのサーヴァントとしての契約が終わるまでは禁欲を誓っている。
* ギンカ
:: アルターエゴのキアラは「単独顕現」スキルを用いてノウム・カルデアに潜り込んでいると示唆されている。後述するIII/Lとは欲望の方向性が逆であるため、協力関係は結べない。
* [[黒星紅白]]<ref group="STAFF">TVアニメ『[[世界征服〜謀略のズヴィズダー〜]]』キャラクター原案</ref>
:; ビーストIII/L(ラプス) / [[カーマデーヴァ|カーマ]] / [[マーラ]]
|
:: 声 - [[下屋則子]] / イラスト - ReDrop / 属性 - 混沌・悪 / 固有スキル - ネガ・デザイア
* [[近衛乙嗣]]<ref group="STAFF">小説『[[Fate/Apocrypha]]』イラスト作画</ref>
:: 『堕落』を担う獣の片割れ。
* 小松崎類
:: インド神話においてカーマと同一視される魔王。男性神ではあるが、本作ではカーマの依代となった少女の陰の部分と混ざり合って疑似サーヴァントとして顕現しているため女性形である。
* [[こやまひろかず]]<ref group="STAFF" name="graphic"/>
:: 汎人類史ではインド神話の神々がカーマの監視を続けているためマーラの顕現は不可能であり、本作で顕現できたのは濾過異聞史現象が関わっていることが示唆されている。
* [[saitom]]
:: 江戸時代に特異点を生み出して主人公を誘い込み、堕落させようと目論む。
* 坂本みねぢ<ref group="STAFF">小説『[[ロード・エルメロイII世の事件簿]]』イラスト作画</ref>
:: アサシンとしてのカーマはIII/Lが討伐された後にキアラから罰として座に登録された姿である。
* [[佐々木少年]]<ref group="STAFF">漫画『[[真月譚 月姫]]』『[[月の珊瑚]]』『Fate/Grand Order 亜種特異点I 新宿幻霊事件』作画</ref>
; ビーストIV / [[キャスパリーグ]]
* サテー<ref group="STAFF">漫画『[[Fate/mahjong night 聖牌戦争]]』作画</ref>
: フォウの正体。七つの人類悪の一つ、『比較』の理をもつ獣で、人々の競争による闘争心や嫉妬・憎悪などを吸収して成長する。“災厄の獣”「'''[[月姫 (ゲーム)#その他|プライミッツ・マーダー]]'''」とも呼ばれる<ref group="注">『[[月姫 (ゲーム)|月姫]]』などの関連作品においては死徒二十七祖の一位として語られる存在。ガイアの怪物とも呼ばれ、人類に対する絶対殺害権を有すると言われる。</ref>。
* 縞うどん<ref group="STAFF" name="graphic"/>
: 第1部ではマシュや主人公たちと旅路を共にしつつも、悪い感情を吸収することなくフォウの姿のまま旅を終えることができた。そして終章にて、自らのすべてを犠牲にゲーティアの宝具を防ぎきったマシュのため、数百年溜め込んだ魔力を放出し自らの知性を失う代わりに、マシュの寿命を人並みにまで回復させた。
* [[しまどりる]]
: 知性を失った1年後にコヤンスカヤおよびシオンから再学習が始まっていることを仄めかされている。
* sime
; ビーストV / 愛玩の獣/ タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
* [[simo氏|下越]]<ref group="STAFF" name="graphic"/>
:: 声 - [[斎藤千和]]<ref>{{Cite web |date=2018-04-01 |url=https://www.youtube.com/watch?v=LJdWorsiMbk |title=Fate/Grand Order 4週連続・全8種クラス別TV-CM 第8弾 アサシン編 |accessdate=2019-10-19 |publisher=YouTube}}</ref>
* [[しらび]]
:: 固有スキル - ネガ・ウェポン
* [[真じろう]]<ref group="STAFF">漫画『[[Fate/Zero]]』作画</ref>
:: ゴルドルフの警備を担当するロシアの民間警備サービス会社「NFFサービス」の職員を名乗ってカルデアに近づいた美女<ref>{{Cite web|title=『FGO』一体どうなるの?全員怪しすぎて頭を抱える第2部を徹底推察【特集】|url=https://www.inside-games.jp/article/2017/12/27/111895.html|website=インサイド|accessdate=2020-07-24|date=2017-12-27|publisher=イード}}</ref>。
* 曽我誠
::その正体は、玉藻の前が切り離した尾から生まれた分霊・タマモナインの1尾「'''敏腕美人秘書タマモヴィッチ'''」にして、七つの人類悪の一つ『愛玩』の理をもつ獣でもある。自身が「新しい九尾(ケモノ)」になるべく異星の神と対等な立場として契約している。「単独顕現」スキルを用いて召喚式を経ることなく異聞帯間や自身と縁のある事物がある場所に移動できるため、クリプターと接触したり、各異聞帯に点在する魔獣を回収し手懐け使役するなど独自の意思で行動している。また、人間や他者を弄び虐げることを好むが、約束や契約は違えないとしている。
* タイキ
::フォウと芥ヒナコの正体は最初から知っていた。始皇帝からは「[[妲己]]」、カイニスからは「愛玩のケモノ」と呼ばれ、芥ヒナコからは「国を滅ぼすことしかできない女」と評されている。
* [[高橋慶太郎]]
; ビーストVI / 黙示録の獣
|
: アーサー・ペンドラゴン〔プロトタイプ〕が追い続ける獣。
* [[高山箕犀]]
; ビーストVII / U-オルガマリー
* [[たけのこ星人]]<ref group="STAFF">漫画『[[Fate/EXTRA|Fate/EXTRA CCC Fox Tail]]』作画</ref>
: 異星の神。最後の人類悪。詳細は[[#異星の神]]を参照。
* [[タスクオーナ]]<ref group="STAFF">漫画『[[Fate/stay night|Fate/stay night [Heaven's Feel]]]』作画</ref>
* danciao
* [[中央東口]]
* 悌太
* Dd
* [[天空すふぃあ]]<ref group="STAFF">漫画『[[空の境界]]』作画</ref>
* DANGERDROP
* [[toi8]]
* 中原<ref group="STAFF">小説『[[Fate/Prototype|Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ]]』イラスト作画</ref>
* [[なまにくATK]]([[ニトロプラス]])
* ネコタワワ
* [[NOCO]]
* [[pako]]
* [[原田たけひと]]
|
* [[春野友矢]]
* Bすけ<ref group="STAFF">漫画『[[アーネンエルベの一日|AATM]]』作画</ref>
* [[左 (イラストレーター)|左]]
* [[広江礼威]]
* [[ひろやまひろし]]<ref group="STAFF" name="hiro">漫画『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』作画</ref>
* PFALZ<ref group="STAFF">小説『[[Fate/Zero]]』ほか アイテムデザイン</ref>
* [[huke]]<ref group="STAFF">ゲーム『[[Fate/EXTRA]]』宝具デザイン</ref>
* BLACK<ref group="STAFF" name="graphic"/>
* [[古海鐘一]]
* [[BUNBUN (イラストレーター)|BUNBUN]]<ref group="STAFF">小説『[[ファイヤーガール]]』イラスト作画</ref>
* hou
* 本庄雷太
* [[前田浩孝]]
* また
* [[松竜]]
* [[Mika Pikazo]]
|
* [[緑川美帆]]
* [[三輪士郎]]
* 元村人
* [[森井しづき]]<ref group="STAFF">漫画『[[Fate/strange fake]]』作画</ref>
* [[森山大輔]]
* 山中虎鉄
* [[余湖裕輝]]
* La-na
* [[lack]]
* リヨ<ref group="STAFF" name="riyo">漫画『マンガで分かる!Fate/Grand Order』作画、イベント「オール・ザ・ステイツメン! 〜マンガで分かる合衆国開拓史〜」原案</ref>
* Ryota-H
* [[redjuice]]
* ReDrop
* [[輪くすさが]]
* [[ワダアルコ]]<ref group="STAFF">ゲーム「[[Fate/EXTRA]]シリーズ」キャラクターデザイン</ref>
}}
=== その他の人物概念礼装イラスト ===
{{Col|
==== メインストーリー ====
* 青乃純尾
===== 第1部 =====
* Anmi
; [[アグラヴェイン]]
* 池澤真
: 声 - [[安元洋貴]]<ref>{{Cite web|title=STAFF/CAST|work=「劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-」公式サイト|url=https://anime.fate-go.jp/ep6-movie/staffcast/|accessdate=2020-03-21}}</ref><ref group="注" name="CV" /> / イラスト - 武内崇
* [[犬江しんすけ]]
: 第6章に登場。円卓の騎士の1人。人間嫌いの冷徹な性格をしているが、獅子王に最期まで仕える。内政においては獅子王に一任されるほど優秀であり、ランスロットも彼が居たからこそ王国が栄えたと、他の円卓の騎士同様認めている。
* [[今泉昭彦]]
; シドゥリ<!--一応7章におけるメインの重要キャラクター。原形キャラは「ギルガメッシュ叙事詩」-->
* 今富
: 声 - [[内山夕実]]<ref>{{Cite web|url=https://anime.fate-go.jp/ep7-tv/staffcast/|title=STAFF&CAST|work=TVアニメ「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」公式サイト|accessdate=2019-08-10}}</ref>
* 兔ろうと
: 第7章に登場。ウルク市の祭祀長であり、ウルクを治めるギルガメッシュ王の補佐を務めるかたわら、任務遂行中の主人公一行のフォローをする。ティアマトがメソポタミアに回帰して初めてのラフムの襲撃で拉致され生死不明となる。ウル市で主人公たちの前に現れ無抵抗で白旗を振る仕草をして、その後聖杯を抜かれたキングゥを助けたラフムとなったことが示唆されている<ref group="注">ゲーム版ではあくまでも示唆する程度だが、テレビアニメ版ではよりはっきりと、第15話の白旗を振る仕草と回想、第16話のキングゥを助けた際の回想と特殊エンディングなどでシドゥリであることが明示されている。</ref>。
* [[風間雷太]]
: イベント「バトル・イン・ニューヨーク2019」ではドゥムジと共に商品交換担当として登場する。
* [[カズアキ]]
* [[カズキヨネ]]
* [[カスカベアキラ]]
* [[川井マコト]]
* 絹田コウジ
* [[九二枝]]
* [[KEI (イラストレーター)|KEI]]
* 経験値<ref group="STAFF" name="KOHA" />
* こうましろ
|
* 後藤圭祐<ref group="STAFF">特番アニメ『Fate/Grand Order -First Order-』キャラクターデザイン・総作画監督</ref>
* 小宮国春
* サクマミツロ
* 咲良ゆき
* サテー<ref group="STAFF">漫画『Fate/mahjong night 聖牌戦争』作画</ref>
* [[さらちよみ]]
* [[シガタケ]]
* [[獅子猿]]
* 字消
* [[茨乃]]
* [[清水栄一]]×[[下口智裕]]
* しらび
* 白峰
* [[城爪草]]
* [[鈴木次郎]]
* 曽我誠
|
* TAa<ref group="STAFF">漫画『衛宮さんちの今日のごはん』作画</ref>
* [[宝井理人]]
* 滝山真哲<ref group="STAFF">ゲーム『[[Fate/EXTRA|Fate/EXTRA CCC]]』 OPアニメーションキャラクターデザイン・作画監督・原画、TVアニメ『Fate/EXTRA Last Encore』キャラクターデザイン</ref>
* [[竹 (イラストレーター)|竹]]
* チェロキー
* ちょこ庵
* 月本葵
* [[津留崎優]]
* 悌太
* [[toi8]]
* 遠坂あさぎ
* T-RAy
* [[直良有祐]]<ref group="STAFF">ディライトアートワークスクリエイティブオフィサー兼ディライトグラフィックワークスクリエイティブオフィサー</ref>
* 生煮え
* Nidy-2D-
|
* NOCO
* [[はいむらきよたか]]
* [[華々つぼみ]]<ref group="STAFF">漫画『[[TYPE-MOON学園 ちびちゅき!]]』作画</ref>
* ひざか
* 日向悠二
* 古海鐘一
* [[星野リリィ]]
* まこと
* [[松本規之]]
* マシマサキ(志麻しのじ)
* マドカンスズキ
* Mika Pikazo
* 村山竜大
* 雌鳥<ref group="STAFF">漫画『[[Fate/hollow ataraxia]]』作画</ref>
* めろん22
|
* MoRoMi
* ヤグチミナト
* [[ヤスダスズヒト]]
* [[山田J太]]
* [[雪広うたこ]]
* lack
* ReDrop
* [[ufotable]]<ref group="STAFF" name="ufo">『[[TYPE-MOON#TYPE-MOON × ufotable プロジェクト|TYPE-MOON × ufotable プロジェクト]]』アニメーション制作</ref><ref group="注">[[須藤友徳]]、[[高橋タクロヲ]]、菊池隼也、[[小笠原篤]]、塩島由佳、辻雅俊、佐藤哲人、永森雅人、越後光崇、渡邊八恵子、加藤美穂</ref>
* DELiGHTWORKS<ref group="STAFF">『Fate/Grand Order』ゲーム開発</ref>
}}
===== 第1.5部デザイン協力 =====
{{Col|
; ダユー / ライダー
* 秋田犬
: 声 - [[高乃麗]] / イラスト - ワダアルコ
* 一橋真
: 亜種特異点IIに登場。別名は「イースのライダー」。「[[イス (伝説都市)|伝説都市イース]]」の支配者を名乗る女海賊の頭領。
* [[一斗まる]]
: カルデアに召喚されていて、アガルタへのレイシフトの際に行方不明になっていたフランシス・ドレイクの霊基が、シェヘラザードの宝具「千夜一夜物語」により細工され、ダユーの役割を与えられている。
* えいひ
: 戦闘では専用の霊衣を纏うが、2019年時点で実装されておらず、ダユー専用の宝具もない。
* 絵西
; おぬい、田助(たすけ)
* 吟の筆
: 亜種並行世界に登場。千子村正が保護し養育している幼い姉弟。おぬいは武蔵に憧れるしっかり者の少女で田助はまだ赤子。怪異に巻き込まれるとおぬいは年相応に怖れ田助は泣かずに我慢する。
|
: 黒縄地獄と衆合地獄に誘拐された際に黒縄地獄に母親の面影を見出した。全ての英霊剣豪と黒幕を倒し平和を取り戻した後、おぬいは芸妓のおたまに対して武蔵のような侍になりたいと誓った。
* 屑星ひかる
; [[ランドルフ・カーター]] / 時空を旅する紳士(じくうをたびするしんし)
* 嶋田清香
: 亜種特異点IV、北斎体験クエスト、アビゲイルの幕間に登場。セイレム村にてアビゲイルの伯父として振舞う学者。セイレムでは魔神ラウムがカーターの精神と肉体から離れている間に肉体を強奪し活動している。
* sime
: 事態解決後はカーターの精神が肉体に戻り、外なる神の巫女となったアビゲイルを連れて星を巡る旅に出る。
* 慎悟
: 普段は外なる神が現世に降臨しないよう監視の目を光らせており、その中で邪神に魅入られた生前の葛飾北斎と接触している。
* たわわ実
; [[ダンウィッチの怪|ラヴィニア・ウェイトリー]]
* はよせな
: イラスト - 黒星紅白
|
: 亜種特異点IV、アビゲイルの幕間に登場。頭部に角のようなものをもつアルビノの少女で、アビゲイルと親友になっている。原典である「ダンウィッチの怪」では二人の子をもつ母親である。
* Pickles
: 6度目のセイレムに招かれた際にラウムがアビゲイルの希望に応える形で12歳の少女の姿に変えられ、親友という偽りの記憶を与えられた。しかし、本人は偽りの記憶であることに気付いていた<ref>{{Twitter status|meteor_|1160890296235773957}}</ref>。
* 藤森
: 主人公一座が介入した7度目のセイレムにおいて、最後の魔女裁判でカーターの正体を暴いたがその後の混乱で流れ矢が当たり致命傷を負い、アビゲイルをフォーリナーとして覚醒させることになった。
* Veia
: アビゲイルの幕間より、霊体として「セイレムのサンソン」と共に「セイレムのアビゲイル」を見守っていることが判明している。
* ぽん吉
* マクー
* ゆきさめ
}}
===== 第2部アニメーション制作 =====
* '''オープニング制作'''
; デイヴィット・ブルーブック
**第1部
: 濾過異聞史現象で漂白した地球で生き残った人間の一人。漂白した理由を知るため、地表で唯一漂白されていないと言われているネバダ州の[[エリア51]]を目指して旅に出る。
*** 監督・絵コンテ・演出 - [[中村亮介 (アニメ演出家)|中村亮介]]
; カルデアの者
*** キャラクターデザイン/作画監督 - 細居美恵子
: 未来を視る目を持ち、それぞれの異聞帯で主人公一行に助けられた異聞帯の人々から語られる謎の人物。ロシア異聞帯では魔獣に襲われたヤガを助け、北欧異聞帯ではスカサハ=スカディが張った村の結界を修復、中国異聞帯では始皇帝の怒りを買った住人に隠れる必要はないと教え、インド異聞帯ではアスクレピオス先んじて病人を治療して落胆させ、大西洋異聞帯では宮本武蔵に「先が視えない」と忠告する。
*** 美術監督 - 金子英俊
: 人間でありながらサーヴァントすら圧倒するキリシュタリアに殺されかけた主人公を救出、厳しい言葉を投げ大西洋異聞帯から去る。フードを外したその姿は終局特異点で消滅したロマニ・アーキマンとよく似ている。
*** 色彩設計 - 土居真紀子
; パツシィ
*** 撮影監督 - 五十嵐慎一
: イラスト - しもかわ(DELiGHTWORKS)<ref>Fate/Grand Order materialVII P.425</ref>
*** CG監督 - 野間裕介
: Lostbelt No.1に登場。ロシア異聞帯の人類に相当する獣人種「ヤガ」の成人男性。弱者を切り捨てていくことが常識の社会にあって、老いて衰える母親を見捨てられずめんどうを見ているなどから異端者と呼ばれており、また、死んだ父の影響もあり、自分の属する社会の過酷なあり方に疑問を抱いている。
*** 編集 - 肥田文
: 主人公が初めに出会った住民で、しばらくの間、行動を共にした後、主人公一行から離脱する。終盤では主人公を敵の攻撃から庇い、汎人類史世界を救うには異聞帯世界を住民もろとも滅ぼなさければならない現実をカドックから知らされ、戦意喪失した主人公に発破をかけて没する。
*** アニメーションプロデューサー - 林健一
; ゲルダ
*** アニメーション制作 - [[A-1 Pictures]]
: イラスト - TAa
**第2部
: Lostbelt No.2に登場。北欧異聞帯に存在する第23集落の住人の少女。薬草を手にいれるため集落を抜けだし巨人種に踏み潰されるところを主人公にたすけられ、マシュを御使いであるワルキューレと勘違いする。
*** 監督・絵コンテ・演出・作画 - 中井準
: 主人公一行による空想樹の伐採とスカサハ=スカディ打倒後に、ゲルダの行動を描写することで異聞帯消滅の瞬間が表現されている。
*** 色彩設計 - 篠原真理子
; [[韓信]](かんしん)
*** 美術監督 - 渡辺幸浩([[アトリエPlatz]])
: イラスト - サテー<ref>{{Twitter status|syatey_12|1070252909579759616}}</ref>
*** CG監督 - 町田政彌(スティミュラスイメージ)
: Lostbelt No.3に登場。中国異聞帯の武将。中国異聞帯では始皇帝の配下の人間。知の国士無双。
*** 撮影監督 - 加藤友宜
: 丸眼鏡を着用しており、小太りな体型。狂的な戦争好きであり、異聞帯では軍師として世界中の列強を滅ぼしてきた実力者。本人は直接戦闘に参加せず、兵士を手足のように指揮し、陳宮をして「諸葛亮よりも上手」と言わしめるほどの才覚である。
*** 編集 - 右山章太
; アーシャ
*** アニメーション制作 - [[TROYCA]]
: イラスト - [[桐原小鳥]]<ref>{{Twitter status|kiriharakotori|1142363702349271040}}</ref>
* '''CM制作'''
: Lostbelt No.4に登場。インド異聞帯の町「ビーチュ」で父'''アジャイ'''と飼い犬'''ヴィハーン'''と共に暮らす少女で、主人公一行と親しく交流する。
**第1部
: 主人公一行が初体験したカリ・ユガの日にヴィハーン、次の周期のカリ・ユガの日にアジャイが怪我をしたという理由で「神たるアルジュナ」から「不出来」として存在だけでなく、記憶からも切り捨てられていってしまうが、本人は理由不明の欠乏感を抱くことになる。
*** 絵コンテ・演出 - 山下祐(第3章)<ref>{{Cite web |author=山下祐(@charozoTasuku) |date=2015-11-06 |url=https://twitter.com/charozoTasuku/status/662691909933002752 |title=あ、そうそうFate/GrandOrderの第三弾CMですが、コンテ演出作監とやりました。…… |accessdate=2016-11-05 |publisher=[[Twitter]]}}</ref>、坂詰嵩仁(第5章、第7章、水着イベント)<ref>{{Cite tweet|author=藤田祥雄|user=sun3third|date=2016-03-25 |number=713317301374689280 |title=本日、アニメ版「Fate/zero」放送枠内で「Fate Grand Order第5章CM」がOAされます。…… |accessdate=2016-11-05}}</ref><ref>{{Cite tweet|author=とかげ|user=to__kage |date=2016-08-08 |number=762569847368589312 |title=夏だ! 海だ! FGO 2016 Summer TVCMコンテ演出を担当しました。…… |accessdate=2016-11-05 }}</ref><ref>{{Cite tweet|author=とかげ|user=to__kage |date=2016-12-06 |number=806132406138744832 |title=Fate/Grand Order 7章CMの絵コンテ演出作画監督を担当しました。…… |accessdate=2016-12-06}}</ref>、榎戸駿(第6章)<ref>{{Cite tweet|author=藤田祥雄|user=sun3third|date=2016-07-06 |number=750647922815963136 |title=take2。第6章CM公開してます! コンテ演出作画監督:榎戸駿さん、原画で坂詰嵩仁さんの二人でやっとります!…… |accessdate=2016-11-05}}</ref>
: クリア後に獲得できる礼装「家族の肖像」には作中で登場した父親以外の母親・兄弟姉妹が描かれている。
*** 作画監督 - 山下祐(第3章)、坂詰嵩仁(第5章、第7章)、榎戸駿(第6章、水着イベント)
; アデーレ、マカリオス
**第1.5部
: イラスト - hou<ref>{{Twitter status|honippo|1251083862328795140}}</ref>
***絵コンテ・演出 - 平野宏樹(I、II、III、IV)<ref>{{cite tweet|user=sun3third|number=834378385824505856|author=藤田祥雄|date=2017年2月22日|accessdate=2020-12-27|title=初めてニコ生でCM見ました。…}}</ref>、吉田南(水着イベント)<ref>{{Cite tweet|author=吉田 南|user=kirio666|date=2017-08-06 |number=894149404889759744 |title=FGO夏イベント2017のCMコンテ演出を担当させて頂きました…!…… |accessdate=2017-09-16}}</ref>
: Lostbelt No.5 オリュンポスに登場。大西洋異聞帯を支配する神を打倒する「破神同盟」のメンバーである双子の姉弟。カルデアの協力者。
***作画監督 - 蛯名秀和(I、II、水着イベント)
; [[ゼウス]] / ルーラー
**第2部
: 声 - [[木下浩之]]<ref name="CV0416">{{Twitter status2|kujoukent|1250736954951397376|4=九条ケントの2020年4月16日のツイート|5=2020-04-16}}</ref> / イラスト - Azusa<ref>{{Twitter status|azusa1019|1252258471635898369}}</ref>
***絵コンテ・演出 - 榎戸駿(No.1、ぐだぐだ帝都聖杯奇譚、サーヴァン ト・サマー・フェステ ィバル!) 、坂詰嵩仁(No.2、No.3)、山田有慶(1400万ダウンロード記念)
: Lostbelt No.5 オリュンポスに登場。大西洋異聞帯を支配する主神。全知全能とされ、天空における自然現象を支配し、神器クロノス=クラウンを以ってオリュンポス十二神の全権能を奮うことができる。
***作画監督 - 榎戸駿(No.1、ぐだぐだ帝都聖杯奇譚)、坂詰嵩仁(No.2、No.3)、山田有慶(サーヴァン ト・サマー・フェステ ィバル!、1400万ダウンロード記念)
; [[デーメーテール|デメテル]] / キャスター
: 声 - [[久川綾]]<ref name="CV0416" />
: Lostbelt No.5 オリュンポスに登場。豊穣と大地の神。生産と再生の権能を担当しており、住民に異聞帯社会の食料であるアンブロシアを供給し、疑似不死を司る。
; [[アプロディーテー|アフロディーテ]] / アサシン
: 声 - [[日髙のり子]]<ref name="CV0416" /> / イラスト - ワダアルコ<ref>{{Twitter status|tsubuanfes|1252231578626883593}}</ref>
: Lostbelt No.5 オリュンポスに登場。美と愛を司る神。精神操作の権能を持ち、精神攻撃が戦闘手段である。
; [[アーレス|アレス]]
: イラスト - huke<ref>{{Twitter status|hukeweb|1252181511228424193}}</ref>
: Lostbelt No.5 オリュンポスに登場。戦を司る神。
: ローマ神話の[[マールス|マルス]]と同一視されるため、ローマ側の神格として、ゼウスたちへのカウンターとして召喚される。
; カオス
: Lostbelt No.5 オリュンポスに登場。原初の神。
: ゼウスが倒された後に空間を裂いて現れたが武蔵の活躍により現世への降臨は阻止されたが、カルデアの霊基グラフにあった武蔵のデータが喪失することになる。
; ピノ
: イラスト - [[武梨えり]]<ref>{{Cite web |author=奈須きのこ |date=2020-04-160 |url=http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/202004.html |title=2020/4/16 : 無題。(きのこ) |publisher=竹箒日記 |accessdate=2020-08-12}}</ref>
: Lostbelt No.5 オリュンポスに登場。キリシュタリアを助けるために自らの命すら投じた献身によって、キリシュタリアの価値観を変えた浮浪者の少年。
; [[藤原道長]](ふじわらのみちなが)
: イラスト - 渡れい<ref>{{Twitter status|tarutaruiiigo|1338741424888541185}}</ref>
: 地獄界曼荼羅 平安京に登場。時の左大臣にして、天覧聖杯戦争の主催者。
== 注釈 ==
==== イベントストーリー ====
{{notelist2}}
; [[タンムーズ|ドゥムジ]]
: 声 - [[神尾晋一郎]]<ref>{{Twitter status|s_kamio113|1174277751089418241}}</ref>
: 「冥界のメリークリスマス」、「バトル・イン・ニューヨーク2019」に登場。シュメール神話の神の一人でイシュタルの夫。黄金の羊の姿でアルテラの前に現れサンタに任命した。
; 奄美(あまみ)少将 / [[明智光秀]](あけち みつひで) / キャスター
: イラスト - [[春野友矢]]<ref>{{Twitter status|harunotomoya|1009422634600128512}}</ref>
: 「ぐだぐだ帝都聖杯奇譚」、「ぐだぐだファイナル本能寺2019」に登場。当初は奄美少将を名乗っていたが、実際はキャスターのサーヴァント。織田四天王と織田五大将の一角にして、[[本能寺の変]]の首謀者。作中では信長を盲信的に崇拝し、[[天海|南光坊天海]]を名乗り暗躍する。たとえ信長の話すことであってもサル([[豊臣秀吉]])の話は聞きたくないなど相当の秀吉嫌い。
: 「徳川廻天迷宮大奥」では本編開始前に大奥に取り込まれていたということで登場はないが、天海としてビーストIII/L(カーマ)打倒のための仕掛けを用意していたことが信綱によって言及されている。
; [[春日局]](かすがのつぼね)
: イラスト - 蒼月タカオ
: 「徳川廻天迷宮大奥」に登場。本名は斎藤福。[[徳川家光]]の乳母であり、大奥を作り上げた江戸初期の女傑。
: 病床に伏し生涯を終え消えかけていた魂を江戸城に引き寄せられたパールヴァティーに助けられ、一時的に体を共有することになり、主人公たちと共に大奥を襲った異変の解決に務める。
; [[松平信綱]](まつだいら のぶつな)
: イラスト - 古海鐘一<ref>{{Twitter status|hasendow|1113643387322687489}}</ref>
: 「徳川廻天迷宮大奥」に登場。官位は伊豆守。春日局、柳生但馬守と共に家光を支えた鼎の脚の一人で「知恵伊豆」と徒名されている。
; [[柴田勝家]](しばた かついえ)/ バーサーカー
: イラスト - 黒瀬浩介<ref>{{Twitter status|kuroseP|1150376477935804416}}</ref>
: 「ぐだぐだファイナル本能寺2019」に登場。織田四天王と織田五大将の一角にして、茶々の継父。
; [[マクスウェルの悪魔|マックスウェルの悪魔]](マックスウェルのあくま) / キャスター
: イラスト - [[池澤真]]<ref>{{Twitter status|tibimaru_0404|1148976447014313989}}</ref>
: 「ぐだぐだファイナル本能寺2019」に登場。[[ジェームズ・クラーク・マクスウェル]]が熱力学第二法則に疑問を抱いたことから始まる思考実験で提唱した存在。召喚された時代が現代より前ならば無類の強さを誇る。
; talkie(トーキー) / トキオミ教授
: 声 - [[速水奨]]
: 「セイバーウォーズ2」に登場。サーヴァント・ユニヴァースにおける'''[[Fate/Zero#遠坂時臣|遠坂時臣]]'''に当たる人物でスペースイシュタルの養父。専攻は考古学で生前はサーヴァント・ユニヴァースの成り立ちを研究していた。
: 商品交換担当として概念礼装「優雅たれ」のグラフィックで配置されている。
; [[徐福]](じょふく) / アーチャー
: イラスト - TAKOLEGS<ref>{{Twitter status|takolegs|1300412809000316929}}</ref>
: 『サーヴァント・サマーキャンプ! 〜カルデア・スリラーナイト〜』に登場。史実では男性として伝わっているが、本作では女性。
: 虞美人に対して強い執着を持っており、不死の存在である彼女を殺すことを目的としている。
; [[山南敬助]](やまなみ けいすけ)
: イラスト - きばどりリュー<ref>{{Twitter status|KIBADORI_Rue|1317046222071345153}}</ref>
: 『超古代新選組列伝 ぐだぐだ邪馬台国2020』に登場。[[新選組]]の総長。
: 生前の選択の結果、自分は切腹し後に新選組も崩壊してしまったことへの後悔から、別の可能性を模索している。
; [[芹沢鴨]](せりざわ かも) / セイバー
: イラスト - 下越<ref>{{Twitter status|simosi|1318478520616591363}}</ref>
: 『超古代新選組列伝 ぐだぐだ邪馬台国2020』に登場。新選組の局長。
: [[邪馬台国]]に滅ぼされた[[狗奴国]]の怨念に召喚された反英雄で、彼らに協力すると同時に利用するつもりで行動していた。最終決戦では狗奴国の王・[[狗古智卑狗|クコチヒコ]]と同化して登場する。
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