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{{出典の明記|date=2020年11月}}
[[ファイル:National_Standard_Time_clock_on_ROC-MOEA-BSMI_headquarters_20170123.jpg|サムネイル|右|代替文=台湾標準時を表示する時計|台湾標準時を表示する時計]]
'''台湾標準時'''(たいわんひょうじゅんじ)と、TST)は、[[中華民国]]([[台湾]])における[[標準時]]である。'''国家標準時間'''({{lang-zh-tw-short|國家標準時間}}、{{lang-en|National Standard Time}})、'''[[台北市|台北]]時間'''などともいう。[[協定世界時]]との時差は+8時間 ([[UTC+8]]) で、[[中華人民共和国]]、[[マレーシア]]、[[シンガポール]]、[[オーストラリア]]・[[西オーストラリア州]]で用いられている時間と同じである。
==歴史==
[[台湾]]は[[1895年]]から[[日本統治時代の台湾|日本統治下]]に入ったが、[[1896年]]1月から[[1937年]]9月までは、[[沖縄県]]など[[先島諸島]]と同じ[[日本標準時#歴史|西部標準時]] (UTC+8) が使用された。1937年9月に西部標準時は廃止され、日本本土と同じ[[UTC+9]]の[[日本標準時|中央標準時]]を使用することとなった。
1945年8月の日本の[[第二次世界大戦]]敗戦に伴い後の9月18日、「同年9月21日午前1時を午前0時とする」とする[[台湾は総督府]][[:s:臺灣ノ標準時ニ關スル件 (昭和二十年台湾総督府告示第三百八十六号)|告示]]が出され、1937年以前の西部標準時 (UTC+8) が復活した形となった。同年10月25日の降伏文書調印により中華民国領となり政府に政権が移管され、対岸の[[福建省]]などと同じ中原標準時間 (UTC+8) を使用することになった。[[国共内戦]]により、1949年12月に[[中国国民党]]政府は台湾に撤退し、中国の[[中国共産党]]政府([[中華人民共和国]])とは別の政体となったが、「中原標準時間」という名称は引き続き使われた。後に台湾標準時、台北時間などとも呼ばれるようになった。「国家標準時間」という名称も、正式に定められたものではないが、正式名称のように扱われている。
== IANA time zone database ==
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