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{{Otheruses|1984年生の投手|1992年生の内野手|ブランドン・ディクソン (内野手)}}
{{Infobox baseball player
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|所属球団 =
| 所属球団 = セントルイス・カージナルス(マイナー)▼
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|画像説明
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* マーベリー高等学校
* セントラル・アラバマ短期大学
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* [[セントルイス・カージナルス]] (2011 - 2012)
* [[オリックス・バファローズ]] (2013 - 2021)
| 経歴補足題 = ▼
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|WBC =
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}}
{{MedalTableTop}}
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{{MedalSilver|[[2020年東京オリンピックの野球競技|2020]]|野球}}
{{MedalBottom}}
'''ブランドン・リー・ディクソン'''({{lang-en-short|Brandon Lee Dickson}}, [[1984年]][[11月3日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[アラバマ州
[[2021年]]開催の[[2020年東京オリンピックの野球競技|東京オリンピック 野球]] 銀メダリスト。
{{by|2013年}}シーズンから{{by|2021年}}5月までは、[[NPB]]の[[オリックス・バファローズ]]に在籍。{{by|2016年}}から2年契約を結ぶと、契約2年目の{{by|2017年}}で、在籍期間が球団の歴代外国人投手で最長の5シーズンに達した。{{by|2018年}}からは2年契約<ref>{{Cite web |url=http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170901-OHT1T50423.html |title=【オリックス】ディクソン残留、新たに2年契約で大筋合意…来日5年で43勝 |publisher=スポーツ報知 |date=2017-09-05 |accessdate=2017-09-10}}</ref>、{{by|2020年}}からは単年契約で残留。2021年シーズンの契約を締結したことによって、在籍期間が9シーズンに及んでいた<ref>{{Cite web |url=https://hochi.news/articles/20201224-OHT1T50117.html |title=【オリックス】B・ディクソンが外国人投手球団最長更新の9年目に S・モヤと来季の契約締結発表 |publisher=スポーツ報知 |date=2020-12-24 |accessdate=2020-12-24}}</ref>が、[[#オリックス時代|後述する事情]]から5月27日に[[日本野球機構|NPB]]から[[自由契約選手]]として公示された{{R|released}}。公示を経て退団してからは、[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[セントルイス・カージナルス]]傘下に所属。▼
▲[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[セントルイス・カージナルス]]を経て、{{by|2013年}}シーズンから{{by|2021年}}5月まで
== 経歴 ==
=== プロ入りとカージナルス時代 ===
{{by|2006年}}にアマチュア・フリーエージェントで[[セントルイス・カージナルス]]と契約。
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=== オリックス時代 ===
{{by|2012年}}12月27日に[[オリックス・バファローズ]]と契約を結んだ<ref>{{Cite web ja |url=https://www.buffaloes.co.jp/news/detail/2807.html |title=ディクソン投手、ロッティーノ選手 獲得のお知らせ |
{{by|2013年}}には、[[オープン戦]]で3試合に登板。1勝1敗、[[防御率]]2.81という成績で、開幕[[先発ローテーション|ローテーション]]に入った。
{{by|2014年}}には、シーズン初登板の対[[北海道日本ハムファイターズ]]戦(3月29日)に
{{by|2015年}}には、
{{by|2016年}}には、3月27日に、西武との開幕カード第3戦(西武プリンスドーム)に先発でシーズン初登板。6回3失点という内容で、新任の[[福良淳一]]監督に公式戦初勝利をもたらした<ref>{{Cite web ja |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/1622808.html |title=オリックス福良監督、初勝利に「1つ勝つの大変」 |
{{by|2017年}}にも、公式戦の開幕から一軍の先発ローテーションに定着。通算25試合の登板で防御率3.24を記録したものの、またも2桁勝利を逃したばかりか、8勝9敗と負け越した。しかし球団では、先発投手としてのディクソンの成績がおおむね安定していることを高く評価。シーズン終盤の9月5日には、翌2018年から推定年俸2億円の2年契約を結んだことが発表された<ref>{{Cite web ja |url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/1883254.html |title=オリックス、ディクソンとマレーロと来季契約 |
{{by|2018年}}には、一軍公式戦でのシーズン初登板から
{{by|2019年}}には、オープン戦の期間中に、右[[肩甲下筋]]の[[肉離れ|筋損傷]]を発症。その影響でシーズンの開幕を二軍で迎える<ref
{{by|2020年}}には、シーズンを通じて一軍
{{by|2021年}}には、先発再転向の方針が立てられていた<ref>{{Cite web ja |url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/12/31/kiji/20201230s00001173569000c.html |title=オリックス ディクソンが先発再転向 中嶋監督「準備をお願いした」 |
=== カージナルス
2021年6月18日に、
== 選手としての特徴 ==
{{要出典範囲|date = 2020年7月|NPBでは2018年まで、[[先発投手]]として最速153km/h(平均で140km/h前半)の[[速球]]([[速球#フォーシーム・ファストボール|フォーシーム]]・[[速球#ツーシーム・ファストボール|ツーシーム]])と、[[カーブ (球種)#ナックルカーブ|ナックルカーブ]]・[[スライダー (球種)|スライダー]]・[[チェンジアップ]]などの[[球種 (野球)|変化球]]を投げ分けていた。勝負球はナックルカーブで、救援での登板に専念していた2019年には、速球の平均球速が150km/h台、ナックルカーブの平均球速が120km/h後半から142km/hにまで上昇。}}2018年まで1試合平均で6.61だった奪三振率も、9.59にまで向上している<ref name="weeklybaseball20191001">{{Cite web
「低い軌道から大きく縦方向に曲がる」[[カーブ (球種)#ナックルカーブ|ナックルカーブ]]の使い手<ref>{{Cite web
オリックスへの在籍中には、「日本球界(NPB)を代表する
== 人物 ==
愛称は「'''コットン'''」で<ref>{{Cite web ja |url=https://baseballking.jp/ns/column/133045 |title=オリックス・ディクソン「みんなのために」 二桁勝利とファンへの思い |
オリックスの投手としてNPBで成功した要因を、「『自分はこうでなくてはいけない』という考え方を持たず、コーチ達の助言を聞いて真剣に取り組んだことで、日本の野球に適応できた」と分析。特に影響を受けたコーチとして[[高山郁夫]]を挙げている<ref
来日後に生まれた長女の名前を[[奈良]]にちなんで「ナラ」にした{{R|
2021年から内野手の[[ブランドン・ディクソン (内野手)|ブランドン・ディクソン]]が楽天に所属してい
前述した事情でオリックスからの退団を余儀なくされてからも、ファンや在籍中のチームメイトから慕われている。退団の直後にアメリカ代表チームの一員として参加した2020東京オリンピックの野球競技では、銀メダルの獲得を称える旨のメッセージや、NPBへの復帰を望む旨のメッセージがファンから相次いで寄せられた。本人は8月7日の決勝(横浜スタジアムでの対日本戦)に登板しなかったものの、試合後に催された表彰式では、日本代表に選ばれていたオリックス時代のチームメイト(吉田・[[山本由伸]])と旧交を温める一幕があった{{R|sponichi20210807}}。その一方で、オリンピック閉幕後の9月1日カージナルスで9年ぶりのMLB復帰が決まった際には、「日本(オリックス)で引退するつもりでいたので、今年(2021年)にまさか『メジャー(MLB)に戻る』とは考えていなかった」と回顧している{{R|nikkansports20210902}}。しかし、MLB公式戦では2試合に登板しただけで、復帰から5日後に[[DFA (MLB)|DFA]]へ至った{{R|weeklybaseball20191001}}。
== 詳細情報 ==
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|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2011}}
|rowspan="2" style="text-align:center; white-space:nowrap;"|[[セントルイス・カージナルス|STL]]
|4||1||0||0||0||0||0||0||0||----||34||8.1||9||2||3||0||0||7||0||0||3||3||3.24||1.44
|-
109行目:
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2013}}
|rowspan="8" style="text-align:center; white-space:nowrap;"|[[オリックス・バファローズ|オリックス]]
|23||23||0||0||0||8||8||0||0||.500||551||130.0||128||7||47||0||4||88||3||0||48||40||2.77||1.35
|-
133行目:
|39||0||0||0||0||0||4||16||5||.000||152||35.2||34||2||16||1||1||32||2||0||15||13||3.28||1.40
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2021}}
!colspan="2"|[[メジャーリーグベースボール|MLB]]:2年▼
|style="text-align:center; white-space:nowrap;"|[[セントルイス・カージナルス|STL]]
|8||1||0||0||0||0||0||0||0||----||66||14.2||19||4||5||0||0||13||0||0||10||8||4.91||1.64▼
|2||0||0||0||0||0||0||0||0||----||10||2.0||5||1||0||0||0||1||0||0||3||3||13.50||2.50
|-
▲|
|-
!colspan="2"|[[日本プロ野球|NPB]]:8年
144 ⟶ 148行目:
=== 年度別守備成績 ===
{| class="wikitable" style="text-align:
!rowspan="2"|年<br />度!!rowspan="2"|球<br />団!!colspan="6"|[[投手|投手(P)]]
|-style="line-height:1.25em; text-align:center;"
150 ⟶ 154行目:
|-
|style="text-align:center;"|2011
|rowspan="2" style="text-align:
|4||0||0||0||0||----
|-
157 ⟶ 161行目:
|-
|style="text-align:center;"|2013
|rowspan="8" style="text-align:
|23||24||23||1||1||.979
|-
192 ⟶ 196行目:
; NPB
* [[月間MVP (日本プロ野球)|月間MVP]]:1回(投手部門:2015年5月)
; アメリカ代表
* [[WBSCプレミア12]]ベストナイン:1回
=== 記録 ===
206 ⟶ 211行目:
* 初打点:2016年6月5日、対[[東京ヤクルトスワローズ]]3回戦([[明治神宮野球場]])、4回表に[[原樹理]]から中越二塁打
; その他の記録
* [[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]出場:1回
* 1イニング4奪三振:2018年7月8日、対[[福岡ソフトバンクホークス]]12回戦([[大阪ドーム|京セラドーム大阪]])、8回表に[[松田宣浩]]、[[西田哲朗]]、[[牧原大成]](振り逃げ)、[[長谷川勇也]]から ※史上23人目、外国人投手としては3人目<ref>{{Cite web ja |url=https://www.daily.co.jp/baseball/2018/07/08/0011426232.shtml |title=オリックス ディクソンが1イニング4奪三振 プロ野球タイ記録23人目 |website=デイリースポーツ |date=2018-07-08 |accessdate=2022-03-09}}</ref>
=== 背番号 ===
* '''65'''
* '''32'''
* '''53'''(2021年9月2日 - )
=== 登場曲 ===
* 「SIMPLE MAN」[[レーナード・スキナード|LYNYRD SKYNYRD]]
* 「Believer」 [[イマジン・ドラゴンズ|Imagine Dragons]]
=== 代表歴 ===
*
* [[2020年東京オリンピックの野球競技・アメリカ合衆国代表|2020年オリンピック野球アメリカ合衆国代表]]
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Notelist2}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2}}
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== 外部リンク ==
{{commonscat|Brandon Dickson}}
{{MLBstats|mlb=505447|espn=31067|br=d/dicksbr01|fangraphs=6979|cube=Brandon-Dickson|brm=dickso001bra}}
{{
* [https://sp.baseball.findfriends.jp/player/19840021/ 選手情報] - 週刊ベースボールONLINE
{{オリックス・バファローズ開幕投手|オリックス・バファローズ}}
{{Navboxes|title = {{Flagicon|USA}} 野球アメリカ合衆国代表
|titlestyle =background:#00234B; color:#fff
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{{2019 WBSCプレミア12 アメリカ合衆国代表}}
{{2020年東京オリンピック野球アメリカ合衆国代表}}
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{{デフォルトソート:ていくそん ふらんとん}}
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[[Category:野球アメリカ合衆国代表選手]]
[[Category:オリンピック野球アメリカ合衆国代表選手]]
[[Category:2019 WBSCプレミア12選手]]▼
[[Category:アメリカ合衆国のオリンピック銀メダリスト]]
[[Category:野球のオリンピックメダリスト]]
▲[[Category:2019 WBSCプレミア12選手]]
[[Category:在日アメリカ人のスポーツ選手]]
[[Category:アラバマ州モンゴメリー出身の人物]]
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