「天体戦士サンレッド」の版間の差分

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{{Infobox animanga/TVAnime
|原作= くぼたまこと
|総監督= [[岸誠二]](第2期)
|監督= 岸誠二(第1期)<br />[[松本剛彦]](第2期)
|シリーズ構成= [[上江洲誠]]<br />中村浩二郎(第2期)
|キャラクターデザイン= [[森田和明]]
|音楽= [[柿島伸次]]
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|放送開始= 第1期:[[2008年]][[10月3日]]
|放送終了= [[2009年]][[3月27日]]<br />第2期:2009年10月3日 - [[2010年]]3月27日
|話数= 第1期:全26話<br />第2期:全26話(カウントは1期から継続)
|その他=
}}
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|ウィキポータル= [[Portal:漫画|漫画]]、[[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
『'''天体戦士サンレッド'''』(てんたいせんしサンレッド)は、[[くぼたまこと]]による[[日本]]の[[漫画]]作品、およびそれを原作とした[[テレビアニメ|アニメ]]作品。[[2004年]]創刊号から[[2015年]]1号まで『[[ヤングガンガン]]』([[スクウェア・エニックス]])にて連載されていた。続編の「'''天体戦士サンレッドN'''」が、クラウドファンディングによる作者の自費出版で製作されており、[[2019年]]9月に電子書籍、[[2020年]]1月に書籍版が発売されている。
 
== 概要 ==
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=== 主要人物 ===
; サンレッド
: [[声優|声]] - [[髙木俊]]<ref name="岸・上江2016">岸誠二・上江洲誠『世界を変えるアニメの作り方』洋泉社、2016年4月11日初版発行、78頁、{{ISBN2|978-4-8003-0867-2}}</ref>
: [[声優|声]] - [[髙木俊]]
: 本作の主人公。川崎市に住む神奈川県のヒーロー。年齢は27歳だが、誕生日は本人もわからないらしく不明。物心つく前に両親が他界している。ヒーローらしい戦闘服も持っているが、フロシャイム怪人との戦いにはTシャツに短パン、サンダルといったラフな格好で赴く。Tシャツには地元である神奈川県ゆかりの一言が書かれていることが多い。マスクは常に被っており、これまでにマスクを脱いだ描写は無い。
: 非常に粗暴かつ攻撃的で皮肉屋な性格<ref group="注">雑誌掲載時の人物紹介欄では「嫌な先輩のような性格」と記されている他、ブルーから「嫌な奴」と酷評されている。かよ子やヴァンプ、一部の怪人からも正義のヒーローなのか疑問視される事もある。</ref>で、言動や振る舞いも不良そのものだが、本質はぶっきらぼうかつシャイで義理堅い。
: 恋人の内田かよ子の家に住み、彼女からお金を貰って生活する、いわゆる[[ジゴロ|ヒモ]]である<ref group="注">アニメ版では禁句とされており、アニメ作中では[[紐]]そのものを指す場合も「アレ」と表現される。また、単行本13巻にて「ヒモのくせに?」と言った戦闘員に対して石礫を投げる描写からヒモ呼ばわりされるのを非常に嫌っているらしいことがうかがえる。</ref>。無職だが、かよ子や警察官の山岸さんからは「(フロシャイムから)川崎を守るのが仕事」と称されている(本人曰く「仕事というか宿命というか」)。対決が無ければ[[パチスロ]]等で時間を潰し、フロシャイムの構成員が悪の組織でありながら好人物であることとよく対比される。しかし、対決の際に壊れたブロック塀の破片で子供が怪我をしないよう戦闘員達に片付けさせたり、知人の親戚の葬式に参列する、かよ子に負担をかけていることを気にして就職面接を受ける等、根はそれなりに善良。また、ヒーローであることを誇りに思っており、自分のヒーローらしからぬ振る舞いを見て釈然としない態度をとった人に機嫌を損ねたり、チンピラ呼ばわりされることに嫌悪感を抱く等の一面を見せている他、自身の性格や行動をヴァンプに諌められると「なんで悪の怪人に注意されなきゃならないんだ」と立場を振るって反発することもある等、ヒーローとしての誇りを侮辱・愚弄されたり自身の性格を指摘されることを非常に嫌う<ref group="注">ヨロイジシ戦では前述の市民の自身への反応が原因で癇に障っていたこともあり、ヨロイジシに対する攻撃を見たヴァンプから「身も蓋もない闘いをして楽しいですか?」と諌められた際「闘いに楽しいもクソもあるか!!」「生死をかけた闘いに『経過』なんか関係ねぇ! 大切なのは『結果』なんだよ!!」とヒーローらしからぬ罵詈雑言を吐き捨て、それをヴァンプに「私達『悪』ならまだしも、正義の味方が言うセリフじゃないです!」と指摘された結果、自分の誇りを抉られる形となり大逆上してしまった。</ref>。
: 猫好きで、猫からも懐かれる。口癖は不明だが、原作ではヴァンプ達にキレかけるとよく「殺すぞ」と言っている(アニメ版では「潰すぞ」等、修正されることが多い)。また、[[キュニコス派|シニカル]]な物言いをして相手を見下したり、やや傲慢な面も見られる。あまり表に出さないが、かよ子のことが大好きで、彼女を心配したりヒモという自分の立場に思い悩む他、かよ子の保険の勧誘を断った客に対して「八つ裂きにしてやる…」と殺意さえ抱いたこともあった。性欲には多少抵抗を持っており、かよ子が露出の多い服装([[チューブトップ]]等)をすると赤面したり戸惑ったりすることが多い。[[携帯電話]]はかよ子に貰うまで持っていなかった。
: フロシャイムからの対決の呼び出しには嫌々ながらも応じ、ヴァンプが連れて来た怪人をほぼ一撃で倒した後、虫の居所によってはヴァンプ以下一同に説教を垂れる、無理を押し付ける、使い走りを強要する、等という展開になるのが常。半殺しにすることはあっても殺しはしない(後述)<ref group="注">怪人達は公園や河原等で両者合意の上で戦うことを「公式」、それ以外の偶然会って戦う事態になってしまった時を「非公式」と分けており、非公式は倒されたことに含めないと主張することが多い。これに関してレッドは「フロシャイム怪人の公私を分けることはあくまでフロシャイムの理屈だから同意しない」と答えており、日常で対決が無いにもかかわらず怪人を攻撃することもしばしばある。単行本4巻ではそのことをヴァンプに注意されたが、「言うだけ無駄だがな…」と言い返した。</ref>他、対決には彼なりの拘りを持っている<ref group="注">年始の対決時はその年の[[干支]]をモチーフにした怪人を連れてくるよう求める等。</ref>。ヴァンプ達が困っていれば助けることもあり、ブレーカーを直したり、サンレッド抹殺用のロボットをメカに弱いヴァンプに代わって組み立ててやったこともあった。逆に引っ越しや自分の用事を手伝わせることもある他、彼らの言動や行動に呆れることが多い、腐れ縁とも言ってよい間柄である。
: かよ子やフロシャイム、ヒーロー仲間以外との人間関係は疎く、本人も「区の人達と折り合いが悪い」と語っており、当初は自分を注意した区民に対し「あんたも退屈ですね」「うるせぇな!!」と憎まれ口や怒声をあげて反論する等孤立気味だった(ただし、一悶着を起こす事はあれど、直接危害を与える行為はしていない)が、ヴァンプに誘われて餅つきに参加してからはある程度改善された。一方で悪の怪人であるフロシャイムの面々を区民として認めていない節があり、ヴァンプ達が区民と交流することにはかなり否定的かつ排他的で、しょっちゅう「善と悪だぞ!?」と訴えている。しかしタイザやギョウ、ギルム、ルゴル14に対しては心を許しており、気の合う友人として接している。
: ヒーローとしてのスペックは非常に高く<ref group="注">モゲラには「デス強い」、ペリアルには「ナチュラルに強い」と一目置かれている。しかしヴァンプには「ヒーロー的な強さではなく、[[ヤクザ|ヤカラ]]」、ギョウには「生粋の喧嘩屋」と言われている他、雑誌の表紙におけるキャッチコピーでは「世知辛ヒーロー」と表記されることも。</ref>、基本的にどんな怪人も一撃で倒すが、これはフロシャイム側が弱いのではなく、あくまでサンレッドが強すぎるだけであり、本人もそれを自覚している<ref group="注">作中でレッドが敗北したのは少なくとも2回のみ(いずれも直接的な戦闘ではなく、不意打ちや怪人の仕掛けた罠によるもの)。1回目はバラオが仕掛けたセメント入りの落とし穴に嵌り、2回目はラツラによって氷詰めにされた。氷詰めにされた際は完全に溶けるまでそのままの状態でいる羽目に陥り、完全解凍した後も「(アイスなんか)死んでも食わない」と発言するほどのトラウマを与えている。</ref>。普段、戦闘服を着ないこと等も、自分が強すぎる結果、相手が弱すぎて本気を出す気になれない傾向によるもので、強そうな相手に対しては期待する様子が見て取れる。ヒーロー内での強さも段違いで、アニメ版ではナイトマン(現ナイトール)一家を瞬殺したことが語られており、先輩であるアバシリン兄弟からも一目置かれている他、かつて彼とは実力伯仲だったハントマンでさえ戦いを避けざるを得なかった。また、巧妙な口車や知略で相手を手玉に取る、相当な切れ者でもある。一方で、敵を笑いながら一方的に甚振ったり直接的な戦闘力の低い怪人を執拗にからかったり相手を脅迫して精神攻撃をかける等といった残忍かつ陰険な戦法を好み、特に怪人が倒された時のヴァンプの驚愕した顔や困って慌てふためく様子を見ることを何よりの楽しみとする嗜虐心の強い一面もあり、その陰湿な戦いぶりを「根っからの[[サディズム|サディスト]]」(ヴァンプ)、「彼の言葉は拳以上に痛い」「相手を(肉体的かつ精神的に)挫く達人」(双方とも戦闘員)「ドSなんだね」(デビルねこ)と称されている。また執念深く、自身に手傷を与えた相手には報復したり半殺しにしなければ気が済まないが、敵を倒すことについては「半殺しにするが命は奪わない」をモットーとしており、アバシリンやハントマンのような怪人を殺しかねないヒーローが管轄区域に来た時には、彼らが鉢合わせないように気遣っている。他にも半径10キロメートル以内の物音を聞き分けたり有害音波を遮断することが出来る「レッドイヤー」や、1キロメートル先の縫い針の穴まで見ることが出来る「レッドアイ」等の能力を有する。さらにいかなる攻撃を物ともしない屈強の体の持ち主でもある上<ref group="注">[[鬼]]型怪人山根アオオニのトゲ付き金棒で殴られても金棒が簡単にひん曲がり、[[ウナギ]]型怪人サンダーウナの武器であるエレキステッキを電力を最大の状態で興味本位で触り感電しても軽い痛み程度で済み、ロケットの燃料が爆発しても表面が焦げるだけで全くダメージが無い等。</ref>、究極形態である「ファイアーバードフォーム」や「プロミネンスフォーム」へ変身後はより強力になるが、基本形態の時点で敵を一撃で倒してしまうためほとんど意味が無い。武器も幾つか所有するが、ほぼ力ずくで倒すので使用する機会は無い。
: 子供の頃は「カッパのサンちゃん」と呼ばれたほど泳ぎが得意で、独り暮らしが長かった<ref group="注">時期的には不明だが、既に前の彼女のヒモとなっていた戦隊時代より前と推測される。</ref>ため裁縫も得意である。他に、過去喫茶店で[[アルバイト]]をしていた経験から、[[グラタン]]と[[ホワイトソース]]作りの腕前は店長とヴァンプにお墨付きを貰うほど。これまで2回かよ子のためにグラタンを作っているが、あらゆる理由でまだ一度も食べてもらえたことが無い。
: 戦隊時代は今より粗暴かつ陰険に加え非常に残虐で、ヴァンプは「あの頃に比べたらレッドさんも丸くなった」「人間的に成長した」等と発言している他、怪人達もかつてのサンレッドを「[[ビー・バップ・ハイスクール|ビーバップ]]とかに出てくるタチの悪い不良みたいだった」と評している。ただし、機嫌が悪い時は「昔に戻ったみたい」「不機嫌のままだと命がいくつあっても足りない」と言われることがある。詳しくは[[#気象戦隊ウェザースリー|気象戦隊ウェザースリー]]を参照。
: 原作最終話ではフロシャイムの鎧を身に纏ったヴァンプに最終決戦を挑まれ、彼が川崎支部最強であることと鎧を着ていたこともあり、溜まっていた闘争心が爆発。ヴァンプと五分五分の激闘を繰り広げるが、その最中に酔っ払ったかよ子が乱入し彼女によって戦闘中断を余儀なくされ、ヴァンプ並びにキングフロシャイム共々説教を受け、その流れで逆プロポーズされ無理やり了承させられるという落ちで締めくくった。
: 単行本で表表紙を飾ったのは19巻と20巻のみ(正確には前者で表表紙を飾ったのはレッドに変身したコピーロボット)で、19巻までは裏表紙のみに登場。全て「表表紙に載せてもらえないこと」で拗ねている、という内容になっている<ref group="注">そのため、19巻で彼に変身したコピーロボットが表表紙を飾ったことには驚いていた。</ref>。他にも後書きや単行本限定版付属のフィギュア等でフロシャイム側が何かと優遇されていることを不服に思っている節を見せ、作者に対しても自身の不遇さを訴えた上で暴行を行っている。
; ヴァンプ将軍
: 声 - [[髭男爵|山田ルイ53世]]{{R|岸・上江2016}}
: サンレッドの宿敵。誕生日は[[3月3日]]{{refnest|group="注"|FIGHT.130にて判明。なお、この話が収録された『[[ヤングガンガン]]2010年4号』では、出版社やアニメ版の監督が同じである『[[瀬戸の花嫁 (アニメ)|瀬戸の花嫁]]』とのコラボ広告が掲載されており、同作品の[[Blu-ray Disc|Blu-ray]] BOX発売日と、ヒロイン「瀬戸燦」の誕生日がヴァンプと同じ[[3月3日]]であった。これは作者がこれらのことを知らずに執筆したために起こった偶然の一致である<ref>作者の公式ブログ、くぼた印「[https://web.archive.org/web/20110718022917/http://kubotajirusi.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/corinne-bailey-.html 本日の一曲/Corinne Bailey Rae]」参照(2011年7月18日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])。</ref>。}}で、名前の由来は革靴から。
: 世界征服を企む悪の大手組織フロシャイムの幹部で「将軍」の地位にあり、川崎支部の事務方のトップと川崎市内で行われる戦闘等の現場指揮官を兼任している。フロシャイムによる世界征服という野望を抱いており、その障害となるサンレッドを抹殺するため全力を注いでいるが、本人自身「友好的に敵対関係を築いてきた」と言う通り、対決の時以外はレッドと普通に接している。
: [[ローマ帝国]]の騎兵のような[[兜]]と、だぶだぶの紫の服が特徴。武器は[[盾]]と[[槍]]で、盾の内部には川崎支部の鍵や救急セット、夕食のおかず等を収納出来る(レッド曰く「トートバッグ」)。戦闘には使わないが、持っていないと手持ち無沙汰になって落ち着かない(作者曰く「常にセカンドバッグを持ち歩いているおっさんと同じ心理」)。兜は風呂の最中や炎天下でも外さず、それが災いして熱中症になったことがある。
: 口はあるが、開いたシーンは無い。アニメ版でも発声時は「口は閉じたまま頭部が上下に微動する」という表現になっている。ややオネエ口調気味に話すが、戦闘時には威風堂々とした口調となる。花粉症及び風邪による鼻声や食べ過ぎで太った時だと[[板東英二]]に似た声になる。話す際、語尾に「〜だと思うの、私」と付けることがある。
: 世界征服を目指す悪の組織の幹部ながら腰が低く、温厚な性格。部下(アニマルソルジャーを除く)を「○○君」と呼び、彼らがサンレッドに敗北しても憤慨せずに看病と激励をしたり、区民会に出席する等、近隣住民との交流を大事にすることも欠かさない好人物。しかし「年末の大掃除をサボった時」や「支部の襖を破った時」、「避難訓練を真面目にやらなかった時」には怪人達に激怒している他、原作最終巻では「[[BS放送]]の[[メジャーリーグ]]の野球中継を見ていて対決に遅刻してきた」戦闘員達にレッドのように正座を強いた上で説教している。普段が温厚な分、その怒り方は周りを戦慄させる程恐ろしい。また、怪人が一般市民に迷惑をかけることも嫌う他、弟のロウファーに対しては手を焼いており、思い切った行動に出られない彼を叱る等兄として厳しい一面を見せている。前述の通り基本的に部下の戦闘を見守り自身は戦わないが、本人の戦闘能力は極めて高く、川崎支部の怪人の中では最強の部類に入る。
: その性格上、レッドの暴慢さを窘めることが多いが、逆にレッドから「悪の怪人」であることについてしばしば疑問視されている。かよ子とは極めて友好的なご近所付き合いをしており、かよ子に料理を指南したりお茶を飲みに行ったりと仲が良い。反面、性的な知識は皆無で、レッドやかよ子や怪人達のちょっとした会話にもついていけない<ref group="注">とはいえFIGHT.23ではこの設定が固まる前だったのか、[[AV機器]]を[[アダルトビデオ|Hなビデオ]]を観る機器と思っていたことが語られている。</ref>上、怪人の都合を考えず塩対応したり場の空気を崩す<ref group="注">カーメンマンにカップ麺を食べられたことに怒るメダリオに対し「驚く事でもない」と一蹴した上で新しいカップ麺を買うよう論したり、ギョウの芸をアッサリと受け流したり、カビラジェイの目の前で防カビスプレーを吹き付けたり、[[ネギ]]の匂いが残らないように換気しようとしたカーメンマンに「寒いから閉めて」とお願いする等。</ref>等、空気を読まないシーンも多く、その点を戦闘員たちに窘められることも多い。またレッド抹殺用ロボットを中途半端な段階しか完成できないほど手先が不器用な上、絵心も全く無く、その絵の下手さは年賀状の絵(原作では牛、アニメでは虎)を見たヘンゲルに質問され、メダリオには「何が何やら…」とまで言われる程。カビに近づくだけで目の痒みや鼻水を発症してしまうほどのカビ[[アレルギー]]で、カビの怪人であるカビラジェイやジョンカビラに近づく時は宇宙服のような防護服を身に纏う。ウェザースリー時代は泳げなかったが、ちあきの指導により克服し、[[日本泳法|古式遊泳]]を身に着けた。かよ子の会社の[[生命保険]]にも加入し、「まだ日本を征服していない」ので、きちんと[[確定申告]]して納税もしている。
: ビール1杯で泥酔してしまう程酒に弱く酒癖が悪い(レッド曰く「酒癖の悪さは後輩のラッカマン以上」)。それでも「大分強くなった」と自負するが、居酒屋で泥酔した時には一緒に飲んでいたレッドや店員、他の客に散々迷惑をかけて介抱され、レッドに「(ヴァンプとは)金輪際飲まない」と吐き捨てられた。また、単行本15巻で忘年会の余興の準備として[[セーラー服]]を着たかよ子と学生服を着たレッドの姿を目撃した際は、その記憶を消すためにレッドに強引にビールを飲まされ泥酔させられている。
: 家事・雑事全般に秀で、作中では「カリスマ主夫」という異名も付けられている。特に料理が得意なことから「[[#「さっと一品」シリーズ|ヴァンプ将軍のさっと一品]]」という料理コーナーが単行本に収録され、アニメ化の際にも同様のコーナーが設けられた。また、常に料理のことしか考えていないらしく、そのことをレッドに指摘されることも多い。
: 携帯電話の着信音は[[着うた]]ではなく、内蔵音源である。原作は『[[キューティーハニー]]』、アニメ版は『[[羞恥心 (曲)|羞恥心]]』。
: 原作最終話ではフロシャイムの鎧を纏って「'''強化ヴァンプ'''」となり、レッドと実力伯仲の激闘を繰り広げるが、その最中に酔っ払ったかよ子が乱入し彼女レッド不満を持たれた唐揚げの作り方を教えろと執拗に迫て倒たおかげで戦闘中断を余儀なくされ、レッド並びにキングフロシャイム共々説教を受ける羽目に遭った。
: 単行本では表表紙を飾った回数が最も多い。単行本のカバーを剥がすと表表紙と裏表紙の2コママンガになっており、表で「ヴァンプ(稀に他のフロシャイム怪人)が従来の悪の組織のような重いセリフを放ち」、裏で「結局いつも通り、庶民的な一言で締める」構造になっている。
: [[2011年]]1月には川崎市高津区のPRを行なう「キラリたかつ大使」に任命され、[[特別住民票]]が交付された<ref>[https://web.archive.org/web/20110131160327/http://www.asahi.com/national/update/0128/TKY201101270547.html 川崎から世界征服♪ ヴァンプ将軍、高津区PR大使に] - asahi.com 2011年1月28日配信(2011年1月31日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])。</ref>。
; 内田 かよ子(うちだ かよこ)
: 声 - [[鍋井まき子]]{{R|岸・上江2016}}
: 本作のヒロイン。サンレッドの彼女で同棲している。年齢はレッドより2つ年上の29歳で、職業は生命保険の外交員。栗色の[[おかっぱ|ボブカット]](初期は肩まであるロングヘアで、単行本3巻から8巻までは外跳ねしたショートヘア)と山吹色の瞳の垂れ目(作者曰くタヌキ目。単行本1巻から8巻までは吊り目)が特徴。出身地は[[四国]]の[[香川県]]で、母親と姉、従姉妹と甥の哲也がいる<ref group="注">アニメ2期の最終回でのかよ子の母親の留守電にて母親に独特の方言が見られる。後に同人誌「みんなおつかれサンレッド!!」中の担当声優である鍋井のコメントより、かよ子の出身を鍋井と同じ[[香川県]]にすることをくぼたが了解したことが判明。なお、かよ子の母親の声優も鍋井の母が演じている。</ref>。結婚適齢期だが、結婚を意識した発言を一度もレッドにしたことが無いらしい。アニメ2期最終話にてレッドにプロポーズする形で結ばれた。
: サンレッドにとって、心を許せる存在であると同時に頭の上がらない存在の1人。ヒーローなので定職に就かないサンレッドと時折ケンカや言い争いにもなるが、それでも2人の仲は上手く行っているようである。単行本11巻掲載の特別編において、レッドの以前の彼女であったあゆみ(詳しくは[[#気象戦隊ウェザースリー|気象戦隊ウェザースリー]]を参照)の家に保険の営業で訪れた際、レッドに一目惚れし、人前でも平気でレッドを罵るあゆみに耐え切れず怒りを露わにした成り行きでレッドを家に連れ帰ったことがレッドとの馴れ初めであることが判明した。本人は「あゆみから彼氏(レッド)を奪ってしまった」と申し訳無さげに感じている。茶目っ気があり、レッドをからかうことがある。
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; 1号
: 声 - [[髭男爵|ひぐち君]]{{R|岸・上江2016}} / 鍋井まき子(先代)
: 戦闘員の1人。遠距離恋愛をしている。現在の1号は2代目で、ウェザースリー解散後、川崎支部の戦闘員となった。原作の先代1号は背は低いマッチョタイプの男性で、マナーや人の目を気にしないマイペースタイプであったが、アニメ版ウェザースリー時代の先代1号は、声が若い細身の女性である。
; 2号
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===== 主要な怪人 =====
主に本編にて複数回以上登場した怪人を表記する。怪人達の表記は、それぞれ単行本にて初登場した順に準じる。
 
; ドルゴン
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: その後、単行本10巻にて再登場。レッドに敗北していたものの、健気な様子でテレビのインタビューに応えた。
; メダリオ
: 声 - イッキ{{R|岸・上江2016}}
: 必殺技 - マシンガンシャワー、メダリオキャノン、ツインデスアタック(カーメンマンとの合体技)
: 人型怪人。両肩に装着されている砲台から放たれるナパーム弾は、厚さ1メートルの鉄板を撃ち抜く程の破壊力を持つとされる。悪友のカーメンマンと行動を共にすることが多く、共に川崎支部の中では古参らしい<ref group="注">アニメ版1話ではカーメンマンと共にヴァンプの秘書的な立場で登場していた。</ref>。ウサコッツと行動を共にすることも多く、レッドからはカーメンマン、ウサコッツとひとまとめにして「3バカ」と呼ばれている。口癖は「溶かすぞ」。アニメ版では「レベル高ぇ〜」や「レベル低い」も口癖になっている。
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: 必殺技 - デスハリケーン、タイガー殺法、タイガークラッシュ、タイガークロー、タイガーラリアット
: [[トラ]]の怪人。名前が長いので、たまに「アーマー」と名前を縮められることがある。実家は[[ベンガル太守|ベンガル]]。原作での一人称は「俺」で荒い口調だが、アニメ版での一人称は「自分」、二人称は「貴様」、語尾は「[[ッス]]」となっている。川崎市内の古アパート「山本荘」の103号室に住む。メダリオ、カーメンマンと共に川崎支部の中では古参らしい。
: 活動する時はダイヤモンドよりも硬いとされる鎧を着用するが、普段はランニングシャツにトランクス、時にジャージというラフな格好をしており、ヴァンプから「アーマータイガーじゃなくてランニングトランクスタイガーだ」と突っ込まれた。万年床で、武器の槍を物干し代わりに使ったり、レッドとの対決だけでなく、ヴァンプ達との打ち合わせや、仲間予定怪人達と遊びに行く約束をうっかり忘れ続けたり、平気で遅刻したり、連絡を怠る等、自堕落だったりズボラなシーンが多い。
: しかし戦闘能力は川崎支部の中でも高い方であるようで、本気を出すと「ヒーローを3人倒した」と称する強力な怪人すら一方的に倒す程の実力を持つ。たまに河川敷で打倒レッドのためのトレーニングを行うこともある。鉄壁の防御力を自負しているが、対レッド戦では顔面を執拗に殴られたり逆関節を極められている上、悪口を言われて逆上したレッドに鎧を凹まされる等、全く良い所が無い。同じネコ科で鎧を纏うヨロイジシとは同属嫌悪的なライバル関係にあり、「ねこ科の会」のメンバー。
: 住んでいる部屋はボロアパートのため隣の部屋との音漏れ等が酷く、昼間は隣に住む夜間タクシーの運転手の中年男性が寝ているので大きな音が出せず、抗議を受けてしまいがち。アニメでは着ている鎧に縁がついている。
; ゲイラス
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: [[イカ]]の怪人。イカだが空を飛ぶことが可能で、空を飛べる怪人としてよく登場する。鳴き声は「ゲゲー」。
: イカであるため、伸縮自在で器用な足がたくさんあり、さらに冷蔵庫のような重い物も簡単に飛んで運べる怪力を誇る。そのため、かよ子の引越しでは活躍した。性格は至って穏やかで、言葉遣いも丁寧。また、アニメ版では高い声で喋る。血の気が低いため体が冷たく、ウサコッツによる「座り心地ランキング」は最下位だが、「風邪を引いた時の枕ランキング」では堂々の1位となっている(ナイトールは「水枕扱い」と指摘)。「フロシャイム翼の会」と「フロシャイム海の会」のメンバー。
: 初登場回ではレッドと対決する予定であったが、母親に許可を得て誘拐してきた少年・よしお(アニメ版ではとしお)の面倒を見た後、ヴァンプと一緒に対決をすっぽかしてよしおの母親から貰ったビールを飲み<ref group="注">アニメ版ではステーキ。また、この際は下戸のヴァンプも普通にビールを飲んでいる。</ref>、レッドを激怒させる。それから長らくレッドと対決する機会が無かったが、雲の上まで届く程に急成長してしまったゴーヤの木に引っかかって宙吊にされ、凍死しかけたヴァンプしぶしぶヴァンプを救出しに登ってきた<ref group="注">レッド自身は「ヴァンプを助けたくはないけど、凍え死にそうになっている姿は見てみたい」と言い、デビルねこからは「ドSだね…」とドン引かれていた。</ref>レッドに鉢合わせた時は、レッドの「両腕が塞がっている俺を倒すチャンスだぞ」の口車に納得したヴァンプの命令でレッドの抹殺を図ったものの、蹴り1発で沈めら地表へと撃墜さ、その夜は一晩寝たきりになる羽目になった。また介入はしていないが、かよ子の甥・哲也と共にモスキーと[[ヒトデ]]型怪人・トデラーがレッドとヒーローらしい激闘を繰り広げるのを見守った。
: 体色は原作では水色、アニメでは黄色がかった白。
; ガニメデ
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: [[ガ|蛾]]の怪人。彼の鱗紛は生物の神経を狂わせるとされる<ref group="注">カーメンマンには「汚い」と不潔がられた他、哲也が彼と触れ合う様子を見たレッドは慌てて遠ざけていた。</ref>。鳴き声は「キチュー」。
: 初登場はかよ子の引越しの手伝いで、「空を飛べる」という理由で荷物運びに選抜された。その後も主役ではないが高頻度で登場している。アニメではチャラ男のような口調で喋り、「すっげー」や「ちーす」「ぱねぇ」が口癖になっており、触角と嘴の描き方が異なる。毒鱗紛は塗るタイプの物を使っている。
: レッドに対してはアダルト雑誌をもらった縁で彼を勝手に兄貴分と慕う等下世話な考えや行動が多いが、ヴァンプからは真面目な性格と見られている。カーメンマンと並ぶ不運体質で、散々な目に遭わされることが多い<ref group="注">リギーの技の実験台にされる、避難訓練中にメダリオ、カーメンマン、ウサコッツのペースに流された上に巻き添えでヴァンプに叱られる、カンフー映画にハマったレッドから中華風アクションの実験台として川崎支部の怪人を複数人呼び出される事になった際に一人だけ連日呼び出される、蛾が嫌いなギルムに一方的に気持ち悪がられる、メダリオとウサコッツに[[かき氷]]を作らされる等。</ref>。同じ昆虫型怪人かつ同期のアントキラーとは仲が良く、アントからは「モス」と呼ばれる一方「モスキーが自分を差し置いて登場するのが悔しい」と若干対抗意識を持たれている。「フロシャイム翼の会」のメンバー。
: 哲也のためにトデラーと共にレッドと激闘を演じたところ、何故かレッドを差し置いて哲也に一番好かれてしまい、かよ子から嫉妬される羽目になった。
: 幼虫時代は同じ蛾型怪人のオカイコをトップにアゲハンドラーと3人で不良チーム「デス・キャタピラーズ」を組んでおり、その質の悪さと実力は近所一帯では知らない者がいないほどの有名なグループだった。
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:: [[ネコ]]のぬいぐるみ型怪人。ウサコッツと同じく「デビルシリーズ」の一角で、彼がデビルウサだった頃からの付き合い。戦闘時には頭から角状の物がニョキッと出るが、これは10円ハゲを隠すために施されたもので、角が出る仕組みは後付け。
:: よく語尾に「なの」「の」をつけて話す等可愛らしい印象があるが、[[糖尿病]]、[[四十肩]]、[[円形脱毛症]]、[[加齢臭]]、重度の[[関節痛]]と、様々な持病を患っており、中年男性のような挙動をとる。ウェストポーチに糖尿病の薬を始め、たくさんの薬を常備している。膝の関節痛のため、普通なら川崎支部から歩いて10分圏内のかよ子宅に行くのにも命がけで、往復は不可能。
:: 基本的にネガティブでやや卑屈な上に、疑り深い性格で、ウサコッツがかよ子と仲良くしているのを見る度に「本当はウサコッツがかよ子に拷問を受けている」と考えている。ウサコッツと共にレッド抹殺に出向くことも多いが、レッドに小学生悪ガキから助けてもらった際には素直に礼を言ったり、一緒困った事が起きた際行動相談に赴く、時折二人で談話する等、ウサコッツほどレッドに対する対抗意識は強くない。
:: また、釣りに出掛けたものの1匹も釣れず不機嫌になっていたアントキラーに対して率直に「釣れたの?」と尋ねる等、少々空気を読めない一面や、改造を重ねたPちゃんについて「ああなったらおしまい」と述べる等、明け透けな一面もある。それについては一応本人も、「正しいと思った事をすぐに口に出しちゃって、場の空気を悪くしちゃうんだ」と少なからず自覚してる。また、ウサコッツの過剰なまでの女受けの良さや、自分が干支に含まれないこと等に対して、僻む節も見せている。
:: カーメンマン、ムキエビ、レッドからは「ねこ」、後輩怪人からは「デビル兄さん」と呼ばれている。
:: 単行本11巻で「翼の会」や「海の会」のように、アーマータイガー(虎)・ヨロイジシ(ライオン)・スイゼン(チーター)を集めて「ねこ科の会」の結成を宣言するが、他の会が居酒屋でどんちゃん騒ぎしているのと比べて発起人の彼自身が糖尿を患っているため、会合ではお茶しか出せない。そのためメンバーは決して会合に乗り気ではなく、3人全員が欠席したこともある。最終的にねこ自身の体調の悪化が原因で解散という流れになったが、その頃にはメンバー達はすっかり「ねこ科の会」の事を忘れてしまっていた
:: 『[[BAMBOO BLADE]]』に彼のイラストが登場したことがある。
::履歴書で昭和44年生まれであることが判明した。自分が干支に含まれないことを僻んでいる
:; Pちゃん・改
:: [[音声|音]] - [[奥田維城]] / 鍋井まき子(アナウンス音) / [[柿原徹也]]、[[マイケル・リーバス]](エラー音)
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:: 初期の戦力はビーム砲や普通の飛行能力程度だったが、登場する毎に自己改造がエスカレートし、核ミサイルを搭載したり、米軍の戦闘機並の飛行能力を有すようになる。果ては深海6500メートルから大気圏、宇宙空間へと活動可能領域を増やしていき、大出力太陽光レーザー砲等近未来的な能力まで持つに至る。当然、戦闘能力はフロシャイム中でも群を抜き、特に必殺技の1つである破壊光線は巻き添えを喰らったウサコッツに瀕死の重傷を与え、怪人の攻撃を苦にもせず秒殺してきたレッドにさえ「今のはやばかった」とほんの一瞬だけ思わせた他、惑星を粉砕するほどの威力を誇る。それ以外にも液体金属になったり、映写機に変形したりでき、カーメンマンに「一家に1台は欲しい」と賞賛された。しかし、一気に電力を消耗する能力を使用すると電池切れになり、その際には数時間の充電を要する。自分だけ得するような行動をする等、見た目によらず独善的で狡猾な性格。
:: アニマルソルジャーの面々やメダリオ、カーメンマン、アーマータイガー等の同期メンバーからは「Pちゃん」、後輩怪人からは「Pちゃん先輩」、レッドからは「とり」と呼ばれている。
:: 「翼の会」で「フロシャイムの飛べる怪人で誰が最強か?」の議論になった際、「能力が高すぎる」「別次元」「もはやSFの世界」という理由で真っ先に除外され、「フロシャイムの飛べる怪人」最強となった。また己の強さを極限まで高めようと考えに考えた結果、レッドに弟子入りを志願するした果てに『偽レッド』して彼そっくり(マスクの色が緑色である他、額にトレードマークのランプがある点が相違)の姿に変形(?)したり、僧侶の説法を聞く、「違結論方面の力=財力」を高める為行き付き[[株]]の勉強を始めるなど、見境がなくなりつつあり、デビルねこに「僕たち凡人には分からないレベルに達しちゃった」「ああなったらおしまいだよ…」と言われた。
:: アニメ版では初登場時から普通に喋ることが出来ないほどに自己改造しており、[[モールス信号]]のように頭部のランプの点滅で意思表示するようになっている。2期では、エフェクトの音声で単語程度の短い言葉を発するようになった。また、嘴やランプの描かれ方が異なる。体色は原作では黄緑、アニメでは緑。
:; ヘルウルフ
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:: 必殺技 - ムーンスパイク
:: [[オオカミ]]のぬいぐるみ型怪人。元々アニマルソルジャーではないが、本部から川崎支部に着任後に加入。「魔界の狂えるキバ」の異名を持つ。普段はぬいぐるみの姿だが、満月の光を浴びると巨大なオオカミに変身し、その姿での戦闘力はフロシャイムでもトップ5に入るという。しかし、満月が隠れると元のぬいぐるみ姿に戻るため、レッドに勝てるか以前に月がちゃんと出るかが問題となる。
:: 基本的に「○○、スキ」か「○○、コロス」(アニメ版、Nでは「チュキ」「コロチュ」)としか話さない(○○は「オマエ」や相手の名前)。そのような無口な面と合わせ一匹狼であり、基本的に単独で登場することが多く、アニマルソルジャーの一員として登場しても独立している。一応、アニマルソルジャーの一員という自覚はある。ニンジンが苦手。
:: メダリオとカーメンマンは当初彼を散々嘲笑していたが、満月の光を浴びて変身した彼の姿を見てからは恐怖感と苦手意識を持つようになる。また、気に入らないことや都合が悪いことがあると他人(特に自らが嫌う人物)に殺害予告を出すやや理不尽な一面もある<ref group="注">ニンジンを残したことを注意したギョウや、ヴァンプに身体の縫い目の解れを修繕してもらっている最中に誤って針を刺されてしまうが、この時、不手際を犯しヴァンプではなく傍らで普通に話し合っていただけのメダリオとカーメンマンに対し「コロス」と言い放つ等。海やミカンといった無生物に殺害予告をしたこともあった。</ref>。カーメンマンやギョウ等からは「ヘル」、かよ子からは「へるちゃん」と呼ばれている。
:: フロシャイム内ではヴァンプやアニマルソルジャーの他、健康を気にしてくれたギョウに対して友好的のようである。一方で自身を見下したメダリオとカーメンマンに対してはことあるごとに殺害予告をするほど嫌っており、ガニメデに対しては彼の威嚇行動に驚いて以来苦手意識を抱いている。レッドに対しては口では殺害予告をしながらも、一緒に行動したり、ついて回るなど、実際はそれなりに友好的な関係で、レッドからも(変身時における)戦闘力の高さから一目置かれている。
:: アニメ版52話(2期26話)では「オメデトウ」と発言したり、同話のエンディングでヴァンプや他の怪人達と「センキュー」と言ったりしている。
:<!--リスト分断防止。[[Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き]]-->
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: 声 - 髙木俊
: 必殺技 - メガトンセントーン、ガメスウイング
: [[カメ]]の怪人。川崎支部の怪人の中では下っ端の方であり、ギョウに振り回されたり、ムキエビに愚痴を聞かされたり、アニマルソルジャー達の食べたデザート代を立て替えさせられたり、レッドにヒーロー協会からモニターを依頼された新兵器の実験台に『思いつき』だけで選出された上、同じく実験台に選ばれたドルゴンとアーマータイガーから武装命惜たレッドの標的一人で全部押し付けらそうになる等、カーメンマンやモスキーほどではないにしろ、貧乏くじを引かされることが多く、基本的には先輩に苦労させられる後輩としての役回りで登場することが多い。その為か、後輩となった新入りのナイトールに対してはパシリに使うなど日頃の鬱憤を晴らすかの如く横柄な態度を向ける
: 原作では、アニメ版での声を同じ声優が演じていることから、サンレッドがガメスの声真似をしてヴァンプに電話をするシーンがある。カメだが空を飛ぶことが可能で、ゲイラスと同様に「フロシャイム翼の会」と「フロシャイム海の会」双方に参加している。前述のようにギョウには頭が上がらないが、基本的に彼のことを慕っている。一方、ムキエビに対しては内心「ウザい」と疎んでいる。
: アニメでは頭部の斑模様が無く、目の描き方も異なっている。
; フルブ
: 声 - [[菊タロー]]
: 人型怪人。右手が刃となっており、彼に斬られた傷は一生治らないとされる。
: 基本レッドに対して面と向かうと下手に出る事が多い川崎支部の怪人の中では珍しく、レッドに対しても筋の通らない事に関しては毅然とした物腰で注意したり、聞こえる範囲内で堂々と厭味を言い放つ等、良くも悪くも肝が据わった性格。
: レッドとの戦闘で刃を用いた接近戦に持ち込むが、悉く紙一重の差で避けられ敗北する(アニメ版ではこのシーンは省略されている)。その後ヴァンプの付き人として区民会に参加、空き缶を潰して処理するのが面倒でついそのままにしてしまうレッドを叱咤し、区民会が終わった後に他の区民から散々説教されて機嫌を悪くしたレッドがペットボトルをゴミ箱に捨て損ね、そのまま去ろうとした光景を見て「意固地になって拾わない」「仕方がないから代わりに捨ててやろう」と彼の目の前で厭味を言い放った結果、レッドを完全にキレさせてしまい、レッドが無言で放った渾身の一蹴を顔面に受けて気絶した。アニメでは避難訓練に参加したり、レッドとかよ子の下へ新年の挨拶に行く等、主役ではないが出番が多い。
; ムキエビ
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: 必殺技 - デススプリンガー
: 殻を剥いた[[エビ]]の怪人。フロシャイムのバイオ実験によって生まれた。命を持たないため、殺すことはできない(ハニーバンダム達に死んでいると誤解されたことはある)。川崎支部にはヴァンプ将軍よりも前からおり、地位が上のヴァンプ将軍も敬語で接する珍しい存在。
: 非常に自己主張が強い上に、思い込みが激しく、気性も荒く、相手の都合を考えずに自分のペースで話を進める自分本位な性格。そのくせ古参なので無下に扱うことも出来ず、かなり鬱陶しい存在。このため、(ある意味では)レッド以上に人望が無く、ウサコッツからは勝手にアニマルソルジャーに加わろうとする図々しさや、その気性の荒さを理由に嫌われており、デビルねこ、ガメス、モギラとモゲラをはじめとした他の後輩怪人や戦闘員達からも公言されてはいないものの、内心疎ましく思われている。例外として自身に負けず劣らずに曲者な性格であるノースキングとは一緒に飲みに行って談笑するなど、それなりに意気投合している描写がある。
: 川崎支部所属の怪人の中でも水泳能力がある者のみ加入できる「フロシャイム海の会」に加入する日を夢見ている。また、モテたいという理由でアニマルソルジャーへの加入を狙っており、その回以降、自分がアニマルソルジャーの一員であると勝手に思い込んでいる。海の会、アニマルソルジャー双方のメンバーからは加入を嫌がられているが、本人はそれに全く気づいていない。
: アニメ版では怒ると体色が赤くなる。一度アニマルソルジャーとデルズと共にレッドの対決に参加し、久々にやる気になっていたレッドの興を冷めさせたり(アニメ版ではヘルウルフに差し替えられている)、戦闘員にレッドと未対決の怪人に挙げられた時にヴァンプが無反応であったところからヴァンプからは戦闘には不向きと見られている。
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: 必殺技 - ロックハマー
: [[岩]]の怪人。ゴアに次ぐ巨漢で、自身の拳が砕けるほどのパンチ力と5万トンの体重を持つが、魁偉な見た目とは裏腹に無類の犬好きで、犬からも懐かれる好人物。アメリカから川崎支部に派遣された。
: 本来はジャンゴを派遣させるつもりだったが、幹部の手違いで川崎に来日、ペットショップに来店し店内の犬達に囲まれ喜んでいた。後に犬(再登場時に『ゴン助』という名前である事が判明)を飼い、川崎支部に訪れ加わっことがメダリオとウサコッツの会話で明かされていた他、再登場時は同じくペット愛好家であ人型怪人のメデラ、ロッタ(犬派のジャルゴに対して、メデラは猫派、ロッタはインコ派)の3人でそれぞれのペット自慢をきっかけに「どのペットが一番可愛いか?」という議論に興じるが、最終的に「何を飼っているかよりも、ペットを飼っていない奴の方が問題」という結論に至り、集まっていた面子の中で唯一ペットを飼っていなかったギョウを自分達の仲間に引き込むべく無理矢理ペットショップへ連れていこうとした
: 原作では普通の日本語だったが、アニメではマイケルが彼の声を担当したことにより堪能な英語交じりの日本語となっている。
; アントキラー
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: [[ウスバカゲロウ|アリジゴク]]の怪人でカーメンマンの実弟。砂漠戦では随一の戦闘力を誇る自信家だが、背後からの奇襲や相手を罠に嵌める戦法を好む卑劣漢でもある。通称「アント」。アニメ版ではカーメンマンから「アントキ」と呼ばれている。
: モゲラとモギラを呼び出して付き合わせることが多い。モゲラとモギラを始めとした後輩には傲慢な態度をとり、先輩風を吹かせたり悪態を吐いて威張り散らす一方、ヴァンプ将軍を始めとする上司や先輩の前では大人しくなり、媚びへつらう、良くも悪くも上下への態度の差が激しい性格。相手がアニマルソルジャーのような幼い容姿の先輩やムキエビのような周囲から鬱陶しがられる先輩であっても、先輩である限りは態度を変えることなく後輩として献身的に接する。
: 前述のようにモゲラとモギラに対しては事あるごとに自慢したり強引に付き合わせる等、基本的に意地悪かつぞんざいに扱っており、それを見かねたレッドに手痛い目に遭わされることも多い。自ら「後輩に優しくするのは嫌」と語っているが、モゲラとモギラが帰省する際に2人の両親への土産代として1万円を餞別に渡したり、(中身は行きつけのファミレスの無料券だが)お年玉をあげるなど、なんだかんだ言いながらも可愛がったり、面倒見の良さを垣間見せており(モスキー曰く「強がりに見えて実は寂しがり屋」らしい)、モゲラとモギラが2人で飲んでいる際に、「一番好きな先輩は?」という話題でそれが彼であることを仄めかす描写があったりる。
: 他にも、子供に対し粗暴に振る舞う母親を注意したり、蕎麦屋で突っかかってきた高慢な老婦人を口先でいなしつつもこっそり彼女の食事代を払ってあげたり、他の後輩からも人生について相談される等、識的且つ小粋描写一面を見せる事も多い。
: また、育てていた花の球根が腐ってしまった時や、釣りに行って1匹も魚が釣れなかった時は落ち込む等ナイーブかつ拗ねやすい一面もあるが、カーメンマンによると「些細なことで落ち込むような奴じゃない」タイプのようで立ち直りも早い。綺麗好きでもある。
: とある事情により「[[地獄]]を見た漢」と呼ばれている他、レッドがヴァンプから強引に借りた自転車を盗んだことがある<ref group="注">本人は「盗んだんじゃなくて拾った」と言い切った。アニメ版では描写されていないが、その様子を目撃したレッドに鉄拳制裁を食らって病院送りにされ、自転車もヴァンプに無事返却された事が、原作の煽り文句にて綴られている。</ref>。単行本8巻以降「○○じゃねぇーよ、○○だよ(だけどよ)」と混ぜ返すのが口癖となっており、アニメ版でもこの口癖が多く使われている。ウサコッツによる座り心地ランキングでは3位に入っており、彼から「ソファレベル」と評されている。重度のヘビースモーカーで、一度カーメンマンに頼んで禁煙に挑戦したが、失敗に終わった。
: アリジゴクなので巣を作れば無敵であり、それを使ってサンレッド抹殺を目論み、ヴァンプが許可を得た民家の庭に巣を作ったが、たまたま近くを通っていたレッドに作戦がばれ、巣に落とすことも無く倒された。また、同話では巣を作るのに適応する砂地がないため、「住み難い世の中になったもんだ」と社会の現状に不満を呈した。
: カーメンマン同様4000年以上生きているが、年は2歳違いであるため、メダリオからは「4000年生きてて2歳違いのバカ兄弟」と馬鹿にされる。100年以上アルバイトしたことで多額の貯金があり、貧乏暮らしが多いフロシャイム怪人の中では例外的に高級マンションに住んでいる。腕時計も購入しているが、装飾系は好みではない。
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: 意思を持った無数の[[カビ]]の胞子が集合合体した怪人<ref group="注">デザインに関してはカビを表現するためにぐちゃぐちゃに描いたような絵柄になっており、そのためか初登場した際は作者から読者への注意書きが記された。</ref>。本部から川崎支部へ派遣される。
: 動くだけで周囲に毒胞子を撒き散らすため、カビ毒に弱いヴァンプ将軍を筆頭に、仲間からは避けられている。口が無く喋れないため、カビの胞子で文字を作ったり、立て札に文字を書き自分の意思表示をしている。また、梅雨の時期にはパワーアップし、『[[千と千尋の神隠し]]』のカオナシのように、メダリオやカーメンマンを取り込むことで喋ることができるようになった。
: アントキラーのマンションに同居することになったが、カーメンマンが同居していたこともあって部屋中をカビだらけにしてしまう。最終的に病弱な近所の老人の秋山さんを取り込んで、彼の家に住み着くようになった。これは秋山さん本人が希望したことであり、寝込みがちだったのがカビラのおかげで外出が容易になった。以後について秋山さんの家族もカビラに感謝しているものの、部屋がカビだらけになる事だけは困っており、デビルねこを通して話を聞いたレッドは「フロシャイムの厳重なチェックの下、毎日カビラが部屋中をカビだらけにしたらねこが掃除をしそれを守またカビだけになるようかったらレッドがカビラを撃退する」という約束妥協案誓い合っ提示して、丸く収めた。
: ジョンカビラという生き別れの兄がいる。
; ゼネ
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: 声 - 中村俊洋
: 必殺技 - デビルテンタクル、ブラックドリーム
: [[タコ]]の怪人。鳥取戦士サキューンに成りすましたレッドにヒーローらしい戦い方で戦ってもらえた「幸せな怪人」。後日、戦闘員1号と共に公道を歩いていた際、本物のサキューンと対面するが、本人は前述の件で気を良くしていたので、彼を散々馬鹿にした上で「悔しかったら何とか言ってみな!!」と挑発したところ、無言で放たれた渾身の拳骨を顔面に喰らい気絶してしまった。
: 特に強いわけではないが、登場回はブラックドリームによる墨攻撃が話の鍵になっていることが多い。この攻撃によってレッドに様々な損害を与えた。「フロシャイム海の会」のメンバー。
; RX77(アニメ版ではSMR-KK)
: フロシャイムがレッド抹殺用に開発した量産型ロボット兵器の試作品。初期動作の調査のため、川崎支部へ部品の状態で送られてきた。平均的な怪人よりも強いとされる。
: 不器用なヴァンプでは組み立てることができず、正体を隠してレッドの下へ持ち込んだがすぐバレてしまった。当初渋ったレッドだったが徹夜で組み立てに難儀するヴァンプを見かねて、最終的に組み立ててあげた事で完成するも、大事な部品を組み入れ忘れ原因で、最後は戦う前に空中爆発してしまう。
: アニメではこの個体と思われるロボットが登場しており、ゴタの実戦訓練で破壊されている。
; 闇忍者 マンジ
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: レッドを自分が仕掛けた超速乾性セメントが入った落とし穴に落とし身動きを封じるが、「川崎支部が火事<ref group="注">実際は点検をせずに[[バルサン]]を焚いたタイザの不注意。</ref>」という知らせを受け、帰ってしまう。レッドはそのまま放置される羽目に遭い、怒りで周囲の地面を粉砕することで落とし穴から脱出した。
: 2度目の登場では強化され、「'''バラオII'''」と改名して登場<ref group="注">強化前と強化後の相違点は脚部の形状のみ。</ref>。再びレッドをセメント入りの落とし穴に落とした上でロケットで宇宙に追放しようとしたが、途中で燃料切れを起こし落下、ロケットはレッドを巻き込んで爆発してしまう。黒焦げ程度で済んだとは言え、この仕打ちには流石のレッドも「ぶっ殺してやる!!」と本気で殺意をむき出しにし、追いかけ回されそうになったものの、あらかじめ作っておいた落とし穴に落とすことには成功した。
: いずれもまともに戦って得た勝利ではないものの、'''事実上レッドに勝っから(2回も)白星を上げることのでき数少フロシャイム怪人'''。地中戦が得意な怪人であるアントキラーとは仲が良い。
; ゴア
: 魚型怪人。全長5メートルというフロシャイム随一の巨漢で、[[シロナガスクジラ]]を5秒で仕留める毒を持つ。水中戦ではフロシャイムの中でも最強の部類に入るが、水陸両用の怪人であるハンマーヘッズやトビウオンと異なり、純粋な水中専門の怪人であるため陸上では戦えない。普段は多摩川に潜んでいる。
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; キューム
: 異形型怪人。10メートルを超えるジャンプ力と毒の爪を持つ。
: いつものように正座させられた上で説教を食らっていた最中に、レッドに奇襲を仕掛けるが、避けられてしまう。しかし「正座王」ヴァンプのいう補助椅子を使っていたおかげで逃げは速が痺れずに済んだ事ったようで、反撃を食らう前にそのまま撤退。レッドから「こんな(攻撃して逃げる)戦い方認めねーぞ!」と罵声を浴びせられた。
: その後、レッドとの正式に対決した際には、レッドの攻撃をわしつつもら執拗に右足への蹴手繰りを受け続け集中的に浴びせられ、後日その箇所が腫れて苦痛に見舞われたことを酒の肴にしてゼネ、カッターバイトと共に盛り上がり、隣に座っていたウェザーブルーに呆れられた。
; ヨロイジシ
: 声 - 村瀬克輝
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: 必殺技 - ホワイトヘル(ヘッドバット)
: [[セイウチ]]の怪人。北極([[ベーリング海]])出身で、世界征服を志して川崎へとやってくる。愛らしい見た目に反して「ベーリング海最強の戦士」の異名を持ち、その強靭な体から繰り出される物理攻撃と海中戦と寒冷地戦といったセイウチ型という特徴を生かした戦法が得意。
: いわゆる勘違いして上京してきた田舎者な上に、自信過剰で空気が読めず、無神経で少々ヘソ曲がりというムキエビに引けを取らないレベルに面倒くさい性格(ギョウ曰く「変なところで自信をつける」、カーメンマン曰く「かまってちゃん」)の持ち主である。
: いわゆる勘違いして上京してきた田舎者で、地元では普通であった[[ハイレグ]]型の水着に王冠を被ったファッションをレッドに散々笑われる。それを気にしてファッションを変えようとするが、身の丈を知らずにヒップホップ系の服装や長髪にして、戦闘員も笑いを必死にこらえる始末。また、上京当初は一人称が「オラ」だったが、最近「俺」に変わっており、本人はそれも「都会に迎合した証」と思っている。その後も髪型やファッションの話を持ち出しては他の怪人たちから面倒臭がられたり、呆れられている(ギョウ曰く「変なところで自信をつける」)。
: 上京直後、地元では普通であった[[ハイレグ]]型の水着に王冠を被ったファッションをレッドに散々笑われ、それを気にしてファッションを変えようとするが、上述の性格故に身の丈をわきまえずにヒップホップ系の服装や長髪<ref group="注">その後、さらに手を加えて[[ドレッドヘア]]にしている(本人曰く「[[スティービー・ワンダー|スティービー・ランダー]]を意識した」)。</ref>にして、戦闘員も笑いを必死にこらえる始末。また、上京当初は一人称が「オラ」だったが、後に「俺」に変わっており、本人はそれも「都会に迎合した証」と思っているが、その反面、カーメンマンの車に同乗した際にあちこちを好き勝手に触ったり、セルフガソリンスタンドのシステムを知らないなど、世間知らずな面は抜けきれていない一面も見せる。その後も髪型やファッションの話を持ち出しては他の怪人たちから面倒臭がられたり、呆れられている。
: トドの怪人ビッグZとはベーリング海にいたころの悪友にして良き戦友で、彼が上京するまではシャチとの激闘に明け暮れていた。
; はにわ戦隊ハニャーン
: 埼玉支部から川崎支部へ派遣されたハニーバンダムをリーダーに活動する[[埴輪|ハニワ]]型(ド・グーは[[土偶]]型)怪人達。ハニーバンダム、ブジンガーZ、ド・グーmkIIの3名を指す。大きさはアニマルソルジャーとほぼ同じ。
: そのまま素材は焼き物で非生物であり、負傷の際は体が割れたりひびが入り、体が粉々になっても動くことが可能。
: 原作最終巻にて3名共に沖縄支部に異動した。
:; ハニーバンダム
:: 必殺技 - クレーマークレーマー
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; ルゴル14
: 人型怪人。「寡黙のスナイパー」の異名を持つが、無口ではなく人見知りで心を許した相手にしか口を開かない上、風で翻った女子高生のスカートに必死になるなどややスケベな一面を持つ。
: 立ち寄った酒場でレッドに会い、そのまま飲み友達となった。レッドを「天さん」と呼んでいる。上記のように人見知りな性格から戦闘員たちからも心配されていたが、アダルト雑誌が下で彼らとも打ち解けた。その後、やはり「スケベ」繋がりからモスキーとも飲み友達になった。
: 名前の由来は[[ゴルゴ13 (架空の人物)|ゴルゴ13]]の捩り。
 
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: 声 - 斧アツシ
: 静岡出張所顧問。長い白髭の老人。
: 元々フロシャイムの構成員で、定年退職した後、同じバイト先であったロウファーの[[天下り|個人的な雇用という形でフロシャイムに再就職する]]。本来は、その経験や知識を買われて顧問に就いたはずであるが、小心者であるな上に、実質『天下り』として再雇用され自分の立場を過剰に気にしており過去にその点について暴言を吐かれせいでゴルを気しても強く出る事ができない為、全く助言を行わず、本人は自分の役目を『家事手伝い』と思っている等、全く経験や知識を生かせていない。
; ゴル
: 静岡出張所の唯一の怪人。
: 非常に卑屈な性格をした捻くれ者で、出張所が下宿を始めたことを、生活費を入れない自分への当て付けであると思い込み、ロウファー達に反抗的な態度を取っている。その他にもロウファーの冗談を真に受ける等してヘソを曲げるとすぐに部屋に引きこもって出てこなくなる(ロウファーと長老曰く「[[天岩戸|天の岩戸]]」)等、かなり子供じみた心の狭さでロウファー達を振り回し、ロウファー達の方も、何の手も打たないために、全く解決の兆しが見えない。その他にもかなり心が狭い描写が多い。
; 山田(やまだ)
: 声 - 山田ルイ53世
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; マルス
: フロシャイム静岡出張所に所属していた人型の怪人。現役時代は多彩な武器を自在に扱う切れ者だった。非常に真面目で礼儀正しい性格の好青年で、出張所に在籍していた時も愚痴や悪口も一切言わなかったほど。
: 静岡出張所の退所後、事業家として会社を立ち上げた。長老、山田と共に彼から高級寿司をごちそうしてもらったロウファーはその自立心と責任感の強さをロウファーに称賛された一方、ロウファー曰くマルスの世話をしていたゴルは彼に対して一方的な劣等感と嫉妬の念を抱いているらしく、いつもの如く部屋に引きこもってしまい、彼からの招待にも仮病を理由に行かなかった。
; コンスール
: フロシャイム川崎支部に所属していたウサギ型の怪人。詳細は[[#気象戦隊ウェザースリー|気象戦隊ウェザースリー]]を参照。
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レッド以外にも各地にヒーローが存在する。管轄区域は都道府県単位なのか市町村単位なのかは不明であるが、自ら名乗る場合は都道府県名を言うことが多い。ヒーロー同士の関係は具体的には不明であるが、「'''ヒーロー協会'''」なるものが存在し、作中に登場した者では先輩後輩の関係にあたるようである。協会への入社方法は履歴書を提出すれば怪人でもヒーローになれる<ref>[[エンタミクス]](出版:[[KADOKAWA]])2014年7月号 「声に出して名乗りたい人気漫画の超人団体30」より</ref>。
 
全員が世界征服を目指しているわけではない怪人たちと同じく、ヒーローたちも全員がヒーローをやっているわけではない。例えばウェザースリーのレッド以外は、それぞれ別の職業に就いている。また、怪人たちとは対照的にヒーローたちは問題人物であることが多い(真面目だが超がつくほどにマイペース、凶悪な程に攻撃的かつ好戦的、虚勢心・虚言癖が酷い、酒癖が極端に悪い、怪人への転向を考える、など)。
; 兄弟戦士アバシリン(兄・アバゴールド / 弟・アバシルバー)
: 声 - 兄・斧アツシ / 弟・イッキ
: [[北海道]]のヒーロー。アバゴールド、アバシルバーの兄弟戦士。名前は[[網走]]から。胸に北海道を模したエンブレムがあるのが特徴。
: レッドの先輩。2人共に見上げるほどの巨漢で、巨漢過ぎてアニメ原作共々顔が映ったことがない。レッドやヴァンプから「(ヒーローの中では)すこぶるタチが悪い」と言わしめるほど狩猟感覚で一方的な殺戮を好む凶悪かつ残酷極まりない性格の殺戮狂(アニメ版では言動に凶悪さと猟奇性が強調されている)で、酔った勢いで北海道の怪人たちを皆殺しにしてしまい、獲物を求めて上京してくるほど。アニメ版におけるアバゴールドの口癖は「あ〜らららら」。隠れている怪人を見つけられない・女性の名前は「みね子」以外覚えられないなど強さに比して知性はあまり高くない様子
: レッドとかよ子に対しては優しいが、このような性格のためヴァンプ達フロシャイムの怪人は勿論、レッドとかよ子にも恐怖感を持たれている。そのためレッドもヴァンプ達がアバシリンと鉢合わせしそうになった時は必死に逃がしている。甥っ子の存在が確認されているため、少なくとも三人兄弟であるのは間違いない。
; シャチホコイダーG(グレート) / (後にシュリンジャーZ)
: 声 - イッキ
: [[愛知県]]のヒーロー。トレードマークとして頭にシャチホコを乗せている。
: 元々は単に「シャチホコイダー」という名で神奈川県のヒーロー(小田原城のシャチホコをモチーフとする)だったが、シャチホコと言ったら名古屋城ということで名古屋に引っ越す。その際にシャチホコを金色の物に買え、Gを付けた名に改める。その後、理由は不明だが名古屋のヒーローをクビになり、大阪や兵庫と活動拠点を西に移しながらヒーローを続けるも、いずれもクビになった結果、第185話において「シュリンジャーZ」と名を変え[[沖縄県]]のヒーローとなっていることが明かされる。
: レッドとは同期であるが、妙な敬語を使い、やたら自慢話をするためレッドは内心嫌っている。実際の戦闘能力はかなり低く、自慢話もほとんど嘘である。その様は高齢化で弱体化した悪の組織にも相手にされず、シュリンジャーZとして沖縄ではのヒーローになってからも一方的に絡んだフロシャイム所属の龍型怪人 リュウガにボコボコにされ命乞いをしたほどである。挙げ句に原作後、煽り文句でもスルガー1」として東京都のそもそもヒーローとして駿河湾の平和クビになるってどううことだ?」と呆れられ始末
; 鳥取戦士サキューン
: 声 - 松本忍
559 ⟶ 566行目:
 
=== その他の怪人 ===
 
;ドガ
: 声 - 松本忍
: コンビニでアルバイトをしながら世界征服をしようとしている中国から来たカマキリ型の怪人。
: 「世界征服をしたい。」と両親に報告をしたが父親にもう反抗されて家出をし、最初の目標である日本へ逃げた。
: その後プログラムを書いたがそれすら何もしない自分を攻め続ける毎日を過ごしていた。
: そんなある雨の日、フロシャイムを聞いてその組織に入れてもらおうとしたが、雨が理由で対決を中止したヴァンプ達を見て「明日から頑張ろう…。」と言ったものの、結局諦めていつも通りの生活を過ごすことにした。
: 「ヤン」という弟がいる。
 
; 天井裏の住人
: 声 - 河西智美(本体)、[[板野友美]](小さい天井)
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; じん君
: 声 - [[並木のり子]]
: 子供を攻撃出来ないことをいいことに、アニマルソルジャーをいじめる小学生。また、ヴァンプに対してもイタズラをしかけて困らせるなど普段は自由奔放に振る舞ってフロシャイムを振り回す事が多いが、レッドに注意されると渋りながらもすぐにいじめをやめる様子から、レッドに対しては苦手意識を抱いている事がうかがえる。
; 山岸さん
: [[高津警察署]]の[[警察官]]。基本的に常識離れした怪人が関わる事件も、いたって冷静に普通に処理してしまう。サンレッドやヴァンプ将軍と顔なじみである。
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: アニメ第2期のオープニングで毎回登場し、携帯電話のようにコンセントに繋いで充電されている。毎回、充電率が異なり、それに応じてコロナバスターの威力が変わる。Fight.51で120パーセントの過充電をおこない、次話(最終回)でのコロナバスター発射時に全壊して不燃ゴミとなりゴミ出しされる。
; コロナバスター
: ヒーロー協会からレッドがテスターを依頼された試作武器のひとつ。
: 太陽の中心核の温度を上回る2千万度の炎の玉を放ち、相手を焼きつくすまで追い続ける。使用すると確実に相手を殺してしまうため、レッドは怪力であえて鈍器のように使用し破壊してしまう。
: 太陽の中心核の温度を上回る2千万度の炎の玉を放ち、相手を焼きつくすまで追い続ける。レッドはこれをドルゴンを被験者に使用しようとしたが、使用すると確実に相手を殺してしまうため、レッドは怪力であえて鈍器のように使用し破壊してしまう。
; ウォーターシューター
: ヒーロー協会からレッドがテスターを依頼された試作武器のひとつ。
: 狙撃銃型の武器。名前の通り水鉄砲ではあるが、マッハ2で水を噴出し金属板をも貫通する工業機械ウォータージェットの20倍の威力を持つ。やはり鈍器のように使用して破壊してしまう。
: 狙撃銃型の武器。名前の通り水鉄砲ではあるが、マッハ2で水を噴出し金属板をも貫通する工業機械ウォータージェットの20倍の威力を持つ。レッドはこれをアーマータイガーを被験者に使用しようとしたが、やはり最終的に鈍器のように使用して破壊してしまう。
; スターイーター
: ヒーロー協会からレッドがテスターを依頼された試作武器のひとつ。
: バズーカ型の武器。ブラックホール発生装置。マイクロブラックホールを発生しあらゆるものを飲み込んでしまう。やはり鈍器のように使用して破壊。
: バズーカ型の武器。ブラックホール発生装置。マイクロブラックホールを発生しあらゆるものを飲み込んでしまう。レッドはこれをガメスを被験者に使用しようとしたが、やはり最終的に鈍器のように使用して破壊。
; [[ビームサーベル]]型の武器(正式名称不明)
: アニメ第2期の[[アイキャッチ]]でサンレッドが所持。しかし登場はこのアイキャッチのみなので、どんな機能を有しているかは不明。
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: 原作およびアニメ本編では、相手はフロシャイムなのでいろいろな意味で必要が無いとサンレッド本人が述べている。
 
 
== 気象戦隊ウェザースリー ==
== コミックスのコーナー ==
=== ほんとは強いぞ!!フロシャイム怪人図鑑 ===
単行本の空きページに掲載されている、作中に登場したフロシャイム怪人やそれ以外の怪人(上記のようなデビルアイ軍団やベロス、元フロシャイム怪人など〈この場合、題名が「'''フロシャイムの怪人じゃないけど怪人図鑑'''」になる〉。ただし、「気象戦隊ウェザースリー」に登場した怪人〈ヴァンプやレッドの回想に登場した怪人は紹介される〉や戦闘力を持たない一般の怪人は紹介されない)を紹介するコーナー。
 
作中ではサンレッドに一撃で敗北する、あるいは闘わずに日常を送る怪人の必殺技や能力、他の怪人との関係などの裏設定が明らかにされている他、コーナーの下部には作中に登場した怪人やレッド、ヴァンプの会話が書き下ろされている。
 
作者や担当の作画ミスでその巻に登場した怪人が次巻のコーナーに紹介されるというハプニングもあった(実際、11巻と15巻に登場した怪人が次巻(前者が12巻、後者が16巻)で紹介されたことにレッドが問い詰めるシーンがある)。
 
=== ヴァンプ将軍のさっと一品 ===
上記同様空きページに掲載されている、ヴァンプ将軍による一人暮らしにも便利な簡単クッキングを紹介(失敗作も紹介されることもある)するコーナー。下部には試食する怪人にツッコミを入れるサンレッド(時折、ヴァンプに皮肉や文句を言う場合もある)が書き下ろされている。
 
また、作中では「'''ヴァンプ将軍のさっと一品mini'''」(2巻)、「'''ベルムスのささっと一品'''」(4巻)などの派生コーナーも存在する。
 
第1期では「'''ヴァンプ将軍のさっと一品'''」として、ヴァンプ将軍による、1人暮らしにも便利なかんたんクッキングのコーナーを送る。第2期からは「'''ヴァンプとかよ子のさっと一品'''」とタイトルを一新し、かよ子をアシスタントに、そして試食及び怪人達に対してつっこむコメント担当としてサンレッドを迎えてリニューアルした。調理説明には[[森野熊八]]実演による実写(ただし、写っているのは森野の手元のみ)が使われている。また、番外編としてFIGHT.33の「さっと一品mini」、FIGHT.39の「ベルムスのささっと一品」がある。
 
=== 気象戦隊ウェザースリー ===
『'''気象戦隊ウェザースリー'''』(きしょうせんたいウェザースリー)は、くぼたまことが天体戦士サンレッド以前に『[[コミックバウンド]]』([[エニックス]])・『[[ガンガンYG]]』(スクウェア・エニックス)で連載していた漫画作品。サンレッドのプロトタイプ作品。
 
680 ⟶ 715行目:
『コミックバウンド』・『ガンガンYG』の連載分は共にサンレッドの単行本に収録されている(前者は2巻、後者は1巻に収録)。
 
==== 登場人物(ウェザースリー) ====
; ウェザーレッド(正式名:ウェザー・サン・レッド)
: 声 - 髙木俊
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: 声 - 菊タロー
: [[大阪弁]]で喋るビール腹の小柄なヒーロー。
: 明るい性格で気が良く、引退した後もレッドへの挨拶のついでに川崎支部に律儀に挨拶に来ていた。ヴァンプに対しても、ケンカ腰の口調が多いレッドと違い笑いながら話すほどだが、一方でことなかれ主義の濃い一面も持っており、現役時代はレッドとブルーの喧嘩や、怪人に対する『やり過ぎ』な振る舞を目の当たりにしてもどっちつかずだったり、逆に煽り立てて場を拗らせような事もあった
: しかしまた、レッドほど残虐ではないものの闘い方はバールやコンクリートブロック、栓抜きや常に履いている鉄ゲタを使い、「雷の戦士」ということで[[スタンガン]]による攻撃を笑顔で振るうという[[ヒール (プロレス)|悪役レスラー]]風で、フロシャイムから「[[虎の穴#イエロー・デビルアニメ版のみ登場|浪花のイエローデビル]]」と恐れられている(ペリアル曰く「優しい人なのだが、戦法がえげつない」)。本人もこの戦法を取ることを自覚しており、怪人と戦う際は「彼らが悪さをしなければこんな下衆な戦い方をしなくて済む」と謝罪も入れている。
: 解散後はヒーローを引退し、地元大阪で家業の建築業を継いでいる。作中で[[ゆとり世代]]の扱い難さ及び人材不足に苦労しているのが描写されており、それ故にゆとり世代の甘ったれた考え方が大嫌いで、仕事中に軽い調子で絡んできたゆとり世代の怪人を容赦なく返り討ちにした。
: 本名は「'''きむらたくや'''」で、営業面でもこの名前とマスクで好感を得ている。なお、ウェザーレッド(サンレッド)、ウェザーブルーにも本名があるようだが、互いに名乗ったことがないためイエローは彼らのそれを知らない。
: FIGHT.99より「サンレッド」に登場。
; ヴァンプ将軍
: 外見・性格・名前まで「サンレッド」と同じフロシャイムの将軍。ウェザーレッドと同様、本作品のヴァンプ将軍と同一人物。本作品と違い、ペリアルに「お前」と言ったりするなど、若干違う性格の人物として描かれている(本作品における本人曰く「あの頃(ウェザースリー時代)は(自分も含めて)みんな我武者羅だった」からとの事。また、アニメ版でウェザースリー時代にあたる時系列が描写された際には本作品のキャラに合わせてある)
; あゆみ
: ウェザーレッドの彼女。かよ子とは別人であり、「サンレッド」の時点でレッドの元カノとなっている。ホステスとして働いており源氏名は'''ティファニー'''。
715 ⟶ 750行目:
; ペリアル
: 声 - 大林洋平
: 人型怪人。コミックバウンド版FIGHT.1に登場した。連載順で最初に登場した怪人であると同時に全キャラを通して最初に登場したキャラでもある。フロシャイム川﨑支部の仮眠室(アニメ版では[[NOCTY|NCCTY]]の屋上)で繭から誕生したが、「世界征服を目論む悪の組織」のイメージと自分が置かれた環境のギャップにうろたえる。
: 「サンレッド」ではFIGHT.104で久しぶりに川崎に来た博多支部所属の怪人として登場。「ウェザースリーと戦った伝説の怪人」としてギョウ等からは尊敬されているが、当の本人は川﨑支部にいた頃からすっかり世間慣れしていたらしく、当時常連だった定食屋「みゆき」に明太子を手土産に顔を出している。
: ウェザースリーを「'''反則魔'''」(イエロー)・「'''ムエタイ使い'''」(ブルー)・「'''ケンカ屋'''」(レッド)が揃った訳のわからないヒーローと評している。
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: 「サンレッド」にて再登場した際は、同じウサギ(のぬいぐるみ)型のウサコッツに一方的なライバル意識を持たれ、ドルゴンと共に戸惑っていた。最終巻ではすでに組織をやめ、茨城で雀荘を開いている(この話はウサコッツが沖縄支部に移籍することになったため、それに反対していたメダリオがウサコッツの代わりに彼を移籍させようとヴァンプに提案を持ち込んでいた)。また、アニメではヴァンプがジャンゴに関する詳細を話す際、ジャンゴが倒したヒーローと怪人の中に彼と思しき怪人が横たわっている。
 
=== コミックスコーナー ===
=== ほんとは強いぞ!!フロシャイム怪人図鑑 ===
単行本の空きページに掲載されている、作中に登場したフロシャイム怪人やそれ以外の怪人(上記のようなデビルアイ軍団やベロス、元フロシャイム怪人など〈この場合、題名が「'''フロシャイムの怪人じゃないけど怪人図鑑'''」になる〉。ただし、「気象戦隊ウェザースリー」に登場した怪人〈ヴァンプやレッドの回想に登場した怪人は紹介される〉や戦闘力を持たない一般の怪人は紹介されない)を紹介するコーナー。
 
作中ではサンレッドに一撃で敗北する、あるいは闘わずに日常を送る怪人の必殺技や能力、他の怪人との関係などの裏設定が明らかにされている他、コーナーの下部には作中に登場した怪人やレッド、ヴァンプの会話が書き下ろされている。
 
作者や担当の作画ミスでその巻に登場した怪人が次巻のコーナーに紹介されるというハプニングもあった(実際、11巻と15巻に登場した怪人が次巻(前者が12巻、後者が16巻)で紹介されたことにレッドが問い詰めるシーンがある)。
 
=== ヴァンプ将軍のさっと一品 ===
上記同様空きページに掲載されている、ヴァンプ将軍による一人暮らしにも便利な簡単クッキングを紹介(失敗作も紹介されることもある)するコーナー。下部には試食する怪人にツッコミを入れるサンレッド(時折、ヴァンプに皮肉や文句を言う場合もある)が書き下ろされている。
 
また、作中では「'''ヴァンプ将軍のさっと一品mini'''」(2巻)、「'''ベルムスのささっと一品'''」(4巻)などの派生コーナーも存在する。
 
== その他 ==
単行本第1巻では多くの誤描が目立っていたが<ref group="注">第1巻は連載時のミスを単行本化に際しても展開に問題のない部分の修正をしていないため。第1巻の巻末にて、作者自ら具体例を挙げている。</ref>、後の巻では改善されている。同じく単行本では簡単に出来るレシピが載っており、3巻では巻頭カラーで写真入りのものを披露するなど他のギャグ漫画と違う色を出している。
 
808 ⟶ 830行目:
|1巻||2019年9月1日||2020年1月17日||ISBN 978-4783899938
|}
 
 
== テレビアニメ ==
第1期は、2008年10月から2009年3月に[[テレビ神奈川|テレビ神奈川 (tvk)]] にてテレビアニメを放送。全26話。 
=== 第1期概要 ===
また、収録方式は[[プレスコ]]方式を採用している。これは監督を務めた[[岸誠二]]の「原作の雰囲気を大事にしたい」という思いと、「日常会話を再現したい」という音響へのこだわりからである<ref group="注">プレスコ方式の採用については、『フロシャイム便り出張版 天体戦士サンレッドアニメファンブック』([[壽屋 (玩具店)|コトブキヤ]])P.116からの岸誠二インタビューに詳しい。</ref>。
2008年10月から2009年3月に[[テレビ神奈川|テレビ神奈川 (tvk)]] にてテレビアニメを放送。全26話。毎週、地上波放送直後には[[ニコニコ動画]]の公式アニメチャンネルにて無料配信された。 スタッフは監督に[[岸誠二]]、シリーズ構成に[[上江洲誠]]、キャラクターデザインに[[森田和明]]、音響監督に[[飯田里樹]]などで、制作も[[アニメインターナショナルカンパニー|AIC]]と前年の『[[瀬戸の花嫁 (アニメ)|瀬戸の花嫁]]』とほぼ同じスタッフで構成されている。
 
また、収録方式は[[プレスコ]]方式を採用している。これは監督を務めた[[岸誠二]]の「原作の雰囲気を大事にしたい」という思いと、「日常会話を再現したい」という音響へのこだわりからである<ref group="注">プレスコ方式の採用については、『フロシャイム便り出張版 天体戦士サンレッドアニメファンブック』([[壽屋 (玩具店)|コトブキヤ]])P.116からの岸誠二インタビューに詳しい。</ref>。声優らのアドリブや作画段階でのお遊び的要素もある。
第2期は、2009年4月25日深夜(26日早朝)、[[TOHOシネマズ]]川崎にて開かれた「番外FIGHT イッキミ!川崎駅前侵攻作戦!!」<ref group="注">3月28日に第1回(FIGHT.1 - 13まで上映)を開いており、4月26日は第2回(FIGHT.14 - 26まで上映)。どちらのイベントも岸誠二をはじめとしたスタッフやキャストがゲストとして招かれており、トークショーも行なわれた。</ref>と公式サイト<ref>[http://www.sunred.jp/2009/04/ 2009年4月26日 (日)お知らせ - 続きます!] 2013年11月28日閲覧。</ref>にて、第2期の制作決定が発表された。これは急遽決定したことで<ref>天才アホマゲドン(上江洲誠公式ブログ):2009年10月3日「[https://uezu.blog.shinobi.jp/%E5%91%8A%E7%9F%A5/%E5%A4%A9%E4%BD%93%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%80%80%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3%EF%BC%92%E3%80%80%E4%BB%8A%E5%A4%9C%E6%94%BE%E9%80%81%EF%BC%81 天体戦士サンレッド シーズン2 今夜放送!]」より、2013年11月27日閲覧。</ref>、別の監督作品 ([[Angel Beats!]]) が決定していた[[岸誠二]]は総監督に代わり、新たに第1期で[[作画監督]]を務めていた[[松本剛彦]]が監督に就任。
 
2009年2月6日から2月27日には、『[[ファイト!川崎フロンターレ]]』の中で[[川崎フロンターレ]]とのコラボアニメーション『'''KAWASAKI Frontale×天体戦士サンレッド'''』が放送された<ref group="注">このコラボアニメーションは、DVD第2巻から5巻の映像特典として収録されている。また、[[中村憲剛]]、[[井川祐輔]]、[[谷口博之]]の3選手と、フロンターレの社長である[[武田信平]]も出演した。</ref>。
 
2009年8月9日『ヤングガンガンFes. アニメのおかげSUMMER2009』で架空ドキュメント「『プロジェクトS』 戦後の太陽 〜奇跡のフィルム『サンレッド』〜」を上映した。第2期第1巻に映像特典として収録。
OPアニメは7話から大幅に動画が追加されており、さらに14話からクレジット表記が光弾状に現れて煙状に消えるという演出が加えられ、25話では効果音が追加されている。最後のシーンでサンレッドがレッドバロスグループに売却したと思われるバイクの値札が表示されるが、この価格表示も毎回異なるという演出がされている。なお、23話にてアントキラーと思わしきシルエットが確認できる。
 
2009年1月からtvkにて1度目の再放送(土曜朝10時00分から)を開始したのを皮切りに、数回程再放送が行われている。2010年2月8日から5月6日にかけては4度目の再放送が行われた。
 
[[ニコニコアニメチャンネル]]内『天体戦士サンレッドちゃんねる』にて有料で配信されている。ただし、FIGHT.01とFIGHT.27は常時無料で視聴可能。
2009年9月より、[[バンダイチャンネル]]と[[アニメイトTV|モバイルアニメイト.ch]]にて毎週金曜日に1話ずつの無料配信開始。配信終了分は有料配信で視聴可能。
2010年には[[BSフジ]]での放送も開始された。
 
=== 第2期概要 ===
2009年4月25日深夜(26日早朝)、[[TOHOシネマズ]]川崎にて開かれた「番外FIGHT イッキミ!川崎駅前侵攻作戦!!」<ref group="注">3月28日に第1回(FIGHT.1 - 13まで上映)を開いており、4月26日は第2回(FIGHT.14 - 26まで上映)。どちらのイベントも岸誠二をはじめとしたスタッフやキャストがゲストとして招かれており、トークショーも行なわれた。</ref>と公式サイト<ref>[http://www.sunred.jp/2009/04/ 2009年4月26日 (日)お知らせ - 続きます!] 2013年11月28日閲覧。</ref>にて、第2期の制作決定が発表された。これは急遽決定したことで<ref>天才アホマゲドン(上江洲誠公式ブログ):2009年10月3日「[https://uezu.blog.shinobi.jp/%E5%91%8A%E7%9F%A5/%E5%A4%A9%E4%BD%93%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%80%80%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3%EF%BC%92%E3%80%80%E4%BB%8A%E5%A4%9C%E6%94%BE%E9%80%81%EF%BC%81 天体戦士サンレッド シーズン2 今夜放送!]」より、2013年11月27日閲覧。</ref>、別の監督作品 ([[Angel Beats!]]) が決定していた[[岸誠二]]は総監督に代わり、新たに第1期で[[作画監督]]を務めていた[[松本剛彦]]が監督に就任。その他にも一部スタッフが変更になっているものの、スタッフ編成は第1期とほとんど同じである。
 
2009年10月3日より、tvkにて放送開始。また[[ニコニコ動画]]内の「天体戦士サンレッドちゃんねる」でも1期同様に放送直後の配信がされ、[[バンダイチャンネル]]や[[アニメイトTV|モバイルアニメイト]]でも無料配信がされている。なお、第2期第1話はFIGHT.27からのカウントとなる。
 
ショートコーナーの1つは、原作者の過去作『[[GOGO!ぷりん帝国]]』がアニメ化されている。
 
OPアニメでは第1期でレッドが売ったバイクの購入者と思わしき姿をかよ子が目撃しており、サンレッドのファイアーバードフォーム状態の武器「コロナバスター」の威力が毎回変わっている。さらに同じくサンレッドの武器「サンシュート」の充電率も毎話変動する。また、細かい部分の作画も変化しており、40話から効果音も追加された。
 
EDアニメは2枚絵で1枚目がヴァンプ、戦闘員、その話に登場した怪人の後姿(下記の実写EDの場合はヴァンプと戦闘員のみ)であり、怪人の絵は毎回変わる。なお、EDを中心に 下記のようなコラボレーションがなされている。
* EDテーマ『溝の口Forever』にあわせた、地元実写EDの登場<ref group="注">なお、FIGHT48ではOPを歌うmanzo、FIGHT51ではカーメンマン役の清水聖、さっと一品調理・ED担当の森野熊八も出演している。</ref>
* 高津区長・高津区職員によるEDへの参加
* 川崎市民の歌として親しまれている「好きです かわさき 愛の街」<ref group="注">この歌は1984年(昭和59年)に川崎市制60周年を記念して作られた歌で、市内を走るゴミ収集車が収集時にオルゴールとして流している。</ref>をEDテーマに採用 (FIGHT.33)
* 高津区のイベント「たかつ区民フォーラム」にヴァンプ将軍と戦闘員が参加<ref>[https://web.archive.org/web/20101211174352/http://www.city.kawasaki.jp/event/info5142/ 天体戦士サンレッドと連携した区セールス事業] にある報告書参照(2010年12月11日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])。</ref>(FIGHT.34、FIGHT.36)
 
2010年5月12日からtvkにて、第1期の再放送からそのまま続く形で第2期初の再放送が行われている(月曜深夜25時15分から2本立てで放送)。
 
=== 定番シリーズ ===
原作の短編を中心に、いくつかのネタはシリーズ化している。「それいけ!アニマルソルジャー」、「ゴドムとソドラ」、「ガイマの野望」、「Host Club MEN'S 5」、「川崎支部の掟」、「ドライブ」など。
 
==== 「さっと一品」シリーズ ====
第1期では「'''ヴァンプ将軍のさっと一品'''」として、ヴァンプ将軍による、1人暮らしにも便利なかんたんクッキングのコーナーを送る。第2期からは「'''ヴァンプとかよ子のさっと一品'''」とタイトルを一新し、かよ子をアシスタントに、そして試食及び怪人達に対してつっこむコメント担当としてサンレッドを迎えてリニューアルした。調理説明には[[森野熊八]]実演による実写(ただし、写っているのは森野の手元のみ)が使われている。また、番外編としてFIGHT.33の「さっと一品mini」、FIGHT.39の「ベルムスのささっと一品」がある。
 
以下に紹介されたメニューを記す。
 
* 簡単たらこスパゲッティー(サンレッド、戦闘員1号)
* キムチとじゃこの炒め煮(かよ子)
* 簡単[[釜揚げうどん|釜玉うどん]](ウサコッツ)
* トマトトースト(タイザ)
* 親子カツ丼(サンレッド)
* 白菜と豚バラの簡単お鍋(アーマータイガー)
* フライドチキンのシチュー(ヘンゲル将軍)
* 早くてカンタン 野菜炒めカレー(カーメンマン、メダリオ)
* 韓国風[[卵かけご飯]](ゲイラス)
* 大人のたらこスパゲティー(サンレッド、この回からかよ子がレギュラーに加わる)
* アメリカンドッグ風ホットケーキ(戦闘員1号、サンレッド)
* 番外編『さっと一品mini』ヴァンプ特製バーベキューのタレ(サンレッド)
* トリとキャベツの蒸し焼き(ドルゴン、サンレッド)
* ヨコハマサンド(戦闘員1号、サンレッド)
* バナナのサンドイッチ(戦闘員1号、サンレッド)
* 番外編『ベルムスのささっと一品』ベルムス巻き(カーメンマン、メダリオ)
* キャベツともちのお好み焼き風(ゲイラス、サンレッド)
* 鶏ひき肉鍋(デルズ、サンレッド)
* チーズ入りお茶漬け(メダリオ、サンレッド)
* 二子玉丼(ウサコッツ、デビルねこ、サンレッド)
* ちくわのチーズ焼き(タイザ、サンレッド)
(カッコ内はゲスト)
 
 
=== スタッフ ===
本放映時クレジット。
 
* 原作 - [[くぼたまこと]]{{R|岸・上江2016}}
=== メインスタッフ ===
本放映時クレジット。DVD、およびBSフジでの放送では1話よりflying DOG表記。カッコのついていない人物は1期・2期共に共通のスタッフ。
* 原作 - [[くぼたまこと]]
* 総監督 - [[岸誠二]](第2期)
* 監督 - 岸誠二(第1期)、[[松本剛彦]](第2期)
* 助監督 - 仁昌寺義人(第2期)
* シリーズ構成 - [[上江洲誠]]、中村浩二郎(第2期)
* キャラクターデザイン - [[森田和明]]{{R|岸・上江2016}}
* ヒーローキャプテン - [[山根理宏|まさひろ山根]]
* 色彩設計 - 漆戸幸子
* 美術監督 - 三宅昌和(第1期)、チームティルドーン(第2期)
* 音響監督 - [[飯田里樹]]{{R|岸・上江2016}}
* 音響効果 - 奥田維城
* 音響制作 - [[ダックスプロダクション]]
* 音楽 - [[柿島伸次]]{{R|岸・上江2016}}
* 音楽プロデューサー - [[野崎圭一]]
* 音楽ディレクター - 佐藤正和
* 編集 - 櫻井崇{{R|岸・上江2016}}
* プロデューサー - 小松茂明、南健
* アニメーションプロデューサー - 黄樹弐悠
* アニメーション制作 - [[アニメインターナショナルカンパニー|AIC ASTA]]{{R|岸・上江2016}}
* 製作 - [[JVCエンタテインメント]]→[[フライングドッグ|flying DOG]] <ref> DVD、およびBSフジでの放送では1話よりflying DOG表記。</ref>(第1期14話から)
 
=== 主題歌 ===
914 ⟶ 881行目:
:: 「溝の口Forever」
:: 作詞 - 論理鼠 / 作曲 - [[藤岡藤巻|藤岡孝章]] / 編曲 - 水島康貴 / 歌 - 森野熊八
:: 『溝の口Forever』にあわせた、地元実写EDの登場<ref group="注">なお、FIGHT48ではOPを歌うmanzo、FIGHT51ではカーメンマン役の清水聖、さっと一品調理・ED担当の森野熊八も出演している。</ref> 高津区長・高津区職員によるEDへの参加(FIGHT.34、FIGHT.36)
 
==== ;その他の主題歌 ====
:稀に主題歌を用いないオープニングまたはエンディングがある。
:; 第10話エンディングテーマ
:: 「[[羞恥心 (曲)|羞恥心]]」着メロバージョン
:: 作曲 - [[高原兄]]
:; 第13話オープニングテーマ
:: 「ファミレス太陽族」
:: 作曲 - manzo / 編曲 - [[柿島伸次]]
:; 第16話エンディングテーマ
:: 「天体戦士サンレッドのテーマ」
:: 作詞・作曲・編曲 - 天井(作詞:くぼたまこと、作曲・編曲:manzo) / 歌 - [[河西智美|天井]]&[[板野友美|小さい天井]]
:; 第33話エンディングテーマ
:: 「[[好きです かわさき 愛の街]]」(川崎市民の歌)
:: 作詞 - 肥後義子<ref group="注">作詞の肥後義子は一般の川崎市民である(歌詞が市民からの一般公募で選ばれたため)。</ref> / 補作詞 - [[石本美由起]] / 作曲 - [[山本直純]] / 歌 - [[芹洋子]] / コーラス - [[ロイヤルナイツ (ボーカルグループ)|ロイヤルナイツ]]
:: 川崎市民の歌として親しまれている「好きです かわさき 愛の街」<ref group="注">この歌は1984年(昭和59年)に川崎市制60周年を記念して作られた歌で、市内を走るゴミ収集車が収集時にオルゴールとして流している。</ref>をEDテーマに採用 (FIGHT.33) 高津区のイベント「たかつ区民フォーラム」にヴァンプ将軍と戦闘員が参加<ref>[https://web.archive.org/web/20101211174352/http://www.city.kawasaki.jp/event/info5142/ 天体戦士サンレッドと連携した区セールス事業] にある報告書参照(2010年12月11日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])。</ref>
; 第43話エンディングテーマ(『ナイトマン』エンディングテーマ)
:; 「闇のヒ第43話エンディングテロー マ(『ナイトマン』エンディングテーマ)
:: 「闇のヒーロー ナイトマン」
: 作詞・作曲・編曲・歌 - 柿島伸次
:: 作詞・作曲・編曲・歌 - 柿島伸次
 
=== 放送リスト ===
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead" style="text-align: left;">第1期テレビアニメ</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督
|-
!colspan="6"|第1期
|-
|rowspan="5"|FIGHT. 01||出撃!サンレッド||rowspan="8"|[[上江洲誠]]||colspan="2" rowspan="5" style="text-align:center"|[[岸誠二]]||rowspan="5"|兵頭敬
950 ⟶ 921行目:
|出撃!?アーマータイガー
|-
|rowspan="3"|FIGHT. 02||炸裂!?ツインデスアタック||rowspan="3"|[[柳瀬雄之]]||rowspan="3"|岸誠二||rowspan="3"|西山忍
|-
|フロシャイム 恐怖の潜入作戦
956 ⟶ 927行目:
|ヴァンプ将軍のさっと一品
|-
|rowspan="4"|FIGHT. 03||ガイマの野望||rowspan="7"|中村浩二郎||rowspan="7"|[[浅井義之]]||rowspan="7"|唐戸光博||rowspan="7"|樋口聡一
|-
|ウサコッツ 戦慄の秘密!?
1,167 ⟶ 1,138行目:
|-
|ゴドムとソドラ
 
|}
|-
</div></div>
!colspan="6"|第2期
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
<div class="NavHead" style="text-align: left;">第2期</div>
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
{| class="wikitable" style="font-size:small"
!話数!!サブタイトル!!脚本!!絵コンテ!!演出!!作画監督
|-
|rowspan="5"|FIGHT. 27<br />(第2期第1話)||出撃!ウェザースリー||rowspan="5"|上江洲誠||rowspan="5"|松本剛彦||rowspan="8"|仁昌寺義人||rowspan="5"|奥田陽介
1,477 ⟶ 1,444行目:
</div></div>
 
<div class="NavFrame" style="clear: both; border:0;">
==== 特別コラボアニメ ====
<div class="NavHead" style="text-align: left;">その他 </div>
; 特別コラボアニメ『天体戦士サンレッド×[[川崎フロンターレ]]』
<div class="NavContent" style="text-align: left;">
: 『[[ファイト!川崎フロンターレ]]』内で放送。第1期DVD映像特典として収録。
; スタッフ
* 脚本 - 中村浩二郎
* 絵コンテ・演出 - 岸誠二
* ゲストキャラクターデザイン - [[斎藤久]]
* 作画監督 - 西島克彦
; キャスト
* [[ふろん太|フロンタ]] - [[松野朋子]]
* フロンパ - 菅野裕士
* フロンマ - [[百々麻子]]
* フーラン - [[田中茉理花|田中まりか]]
* ワルンタ - [[伊丸岡篤]]
* [[中村憲剛]](本人)
* [[谷口博之]](本人)
* [[武田信平]](本人)
* [[井川祐輔]](本人)
 
{| class="wikitable" style="font-size:small" border="1"
!話数!!サブタイトル!!放送日!!収録巻
|-
!colspan="4"| 特別コラボアニメ『天体戦士サンレッド×[[川崎フロンターレ]]』
|-
|1||戦慄!凍りついた食卓||'''2009年'''<br />2月6日||第2巻
1,526 ⟶ 1,479行目:
|-
|やっちゃいなよ!ヘルウルフ
|}
 
==== 映像特典 ====
; 『ショートコーナー』
: 第1期DVD映像特典。
{| class="wikitable" style="font-size:small" border="1"
!話数!!サブタイトル!!収録巻
|-
!colspan="4"| ショートアニメ
|rowspan="2"|1||お弁当||rowspan="2"|第2巻
|-
|rowspan="2"|1||お弁当|| rowspan="7"| - ||rowspan="2"|第2巻
|-
|事件
1,548 ⟶ 1,496行目:
|フロあがり・2
|}
</div></div>
 
; 架空ドキュメント「『プロジェクトS』 戦後の太陽 〜奇跡のフィルム『サンレッド』〜」
: 2009年8月9日『ヤングガンガンFes. アニメのおかげSUMMER2009』で上映。第2期第1巻に映像特典として収録。
 
=== 原作とテレビアニメ版の相違点 ===
* 原作でサンレッドがヴァンプたちに対して逆上しかけたときによく言い放つ「殺すぞ!」や「殺してやる!」などの殺意のこもった暴言がカットされ改変されている(例として「てめぇ、ぶっ殺すぞ!!」が「てめぇ、ぶっ飛ばすぞ!!」)。また、原作初期に会ったレッドが市民に対して嫌悪感を示した行動もカットや緩和されている。
* 原作に登場するフロシャイム所属の一部の怪人がアニメ版では別の怪人に差し替えられている。
 
=== 放送局 ===
1,562 ⟶ 1,504行目:
!colspan="6"|第1期
|-
|[[神奈川県]]||[[テレビ神奈川|tvk]]||rowspan="2"|[[2008年]][[10月3日]] - [[2009年]][[3月27日]]||金曜 24:45 - 25:00||[[全国独立UHF放送協議会|独立UHF局]]||再放送あり
|-
|rowspan="52"|[[全国放送|日本全域]]||[[ニコニコアニメチャキッズステーショネル]]||2008年[[11月29日]] - 2009年[[6月13日]]||土2523:00 - 1週間23:15||[[インターネットテレビ衛星放送|インターネット配信CS放送]]||リピートあり
|-
|[[キッズステーション]]||2008年[[11月29日]] - 2009年[[6月13日]]||土曜 23:00 - 23:15||[[衛星放送|CS放送]]||リピートあり
|-
|[[バンダイチャンネル]]||rowspan="2"|2009年[[9月4日]] - [[2010年]][[2月26日]]||金曜 12:00 - 1週間||rowspan="2"|インターネット配信||
|-
|[[アニメイトTV|モバイルアニメイト.ch]]||金曜 - 1週間||
|-
|[[BSフジ]]||2010年[[4月10日]] - [[7月3日]]||土曜 26:00 - 26:30||[[衛星放送|BSデジタル放送]]||2話連続放送<ref group="注">2010年[[3月28日]]日曜16時30分よりFIGHT.01 - 02の先行放送あり。先行放送では、定期放送の時間を告知する映像が最後に放送されたが、このとき土曜26時30分放送と誤植されていた。</ref><br />再放送あり
1,576 ⟶ 1,512行目:
!colspan="6"|第2期
|-
|神奈川県||tvk||rowspan="3"|2009年10月3日 - 2010年3月27日||土曜 23:30 - 23:45||独立UHF局||再放送あり
|-
|rowspan="52"|[[全国放送|日本全域]]||ニコニコ動画:<br />天体戦士サンレドちゃんねるズステーション||2009年[[11月9日]] - 2010年[[5月17日]]||曜 23:4500 - 1週間23:15||rowspan="3"CS放送|インタ|リピネッ配信||あり
|-
|モバイルアニメイト.ch||土曜 23:45 - 1週間||
|-
|バンダイチャンネル||2009年[[10月4日]] - 2010年[[3月28日]]||日曜 0:00 - 1週間||
|-
|キッズステーション||2009年[[11月9日]] - 2010年[[5月17日]]||月曜 23:00 - 23:15||CS放送||リピートあり
|-
|BSフジ||2010年[[7月10日]] - [[10月2日]]||土曜 26:00 - 26:30||BSデジタル放送||2話連続放送<br />再放送あり
|}
 
=== CD ===
タイトルは「'''溝ノ口豪華絢爛歌謡祭」。'''(2010年3月31日、flying DOG)
:これまで番組内で流れた曲を集めた[[コンピレーションアルバム]]。
# 「溝ノ口太陽族」 ([[manzo]])
# 「天体戦士サンレッドのテーマ」(manzoと屋根裏キッズ)
# 「鳥取戦士サキューンのテーマ【Full Size】」([[柿島伸次]])<ref group="注">鳥取市観光大使を務める歌手の[[MIQ]]がカバーし、2011年9月にマキシシングル「鳥取戦士サキューンのテーマ-MIQ ver.-」をリリースした。</ref>
# 「僕らのヒーローサンレッド」(柿島伸次)
# 「シャチホコイダーGのテーマだぎゃぁ【でら Size】」(柿島伸次)
1,633 ⟶ 1,565行目:
{{岸誠二監督作品}}
{{デフォルトソート:てんたいせんしさんれつと}}
[[Category:くぼたまことの漫画作品]]
[[Category:漫画作品 て|んたいせんしさんれつと]]
[[Category:2004年の漫画]]
[[Category:ヤングガンガン]]
[[Category:ギャグ漫画]]
[[Category:パロディ漫画]]
[[Category:スーパーヒーローを題材とした漫画作品]]
[[Category:アニメ作品 て|んたいせんしさんれつと]]
[[Category:2008年のテレビアニメ]]
[[Category:2009年のテレビアニメ]]
[[Category:UHFアニメ]]
[[Category:ギャグアニメ]]
[[Category:パロディアニメ]]
[[Category:AIC]]
[[Category:スーパーヒーロー]]
[[Category:太陽を題材とした作品]]
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[[Category:ガンガンコミックスのアニメ作品]]