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{{Otheruses|首都大学東京として設立され、2020年4月に東京都立大学に名称変更した大学|当大学の前身の1つとしてかつて存在した大学|東京都立大学 (1949-2011)}}
{{混同|x1=私立の|東京都市大学}}
{{日本の大学
|国 = 日本
|大学名 = 東京都立大学
|ふりがな = とうきょうとりつだいがく
|英称 = Tokyo Metropolitan University
|ロゴ= 東京都立大学ロゴ.svg
|画像 = Tokyo Metropolitan University 2006 10 07 v4.jpg
|pxl = 250
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|経度度 = 139 |経度分 = 22 |経度秒 = 37.9 |E(東経)及びW(西経) = E
|地図国コード = JP
|キャンパス = {{Plainlist|
* 南大沢(東京都八王子市)
| 学部 = 人文社会学部<br />[[東京都立大学都市環境学部・大学院都市環境科学研究科|都市環境学部]]<br />システムデザイン学部<br />健康福祉学部<br />経済経営学部<br />法学部<br />理学部▼
* 日野(東京都[[日野市]])
* 荒川(東京都[[荒川区]])
* [[晴海 (東京都中央区)|晴海]](東京都[[中央区 (東京都)|中央区]])
* [[丸の内]]サテライト(東京都[[千代田区]])
* [[秋葉原]]サテライト(東京都千代田区)
* [[飯田橋]](東京都千代田区)}}
|学部 = {{Plainlist|
* 人文社会学部
▲
* システムデザイン学部
* 健康福祉学部
* 経済経営学部
* 法学部
* 理学部}}
|研究科 = {{Plainlist|
* [[人文科学研究科]]
* [[法学研究科|法学政治学研究科]]
* [[経営学研究科]]
* [[理学研究科]]
* [[東京都立大学都市環境学部・大学院都市環境科学研究科|都市環境科学研究科]]
* [[システムデザイン研究科]]
* 人間健康科学研究科
}}
|大学の略称 = 都立大(とりつだい)、TMU
|ウェブサイト =
}}
'''東京都立大学'''(とうきょうとりつだいがく、英語: Tokyo Metropolitan University)は、[[東京都]][[八王子市]][[南大沢]]一丁目1番地に本部を置く[[日本]]の[[公立大学]]。[[大学の略称]]は都立大(とりつだい)、TMU。
2005年に「'''首都大学東京'''」として設立され、[[2020年]]4月に現
== 概観 ==
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=== 大学全体 ===
都立四大学改革の議論の結果、[[東京都]]
2020年4月、大学名称からの認知度の低さへの対応を求める声が多かったことや[[小池百合子]]東京都知事の意向により、「首都大学東京」は「東京都立大学」に大学名称を変更した。前身校の一つである(旧)東京都立大学と同じ校名となることもあり、都立大が「復活」という文脈での取り上げ方<ref>{{cite news|url=https://www.bengo4.com/internet/n_8422/|title=「東京都立大学」復活へ 首都大学東京が2020年4月に改名を正式決定|newspaper=弁護士ドットコムニュース|accessdate=2018-11-01|date=2018-08-24}}</ref>
<ref>{{cite news|url=https://www.asahi.com/articles/ASL8S52BTL8SUTIL017.html|title=首都大学東京、再び都立大へ 小池知事発表、
<ref>{{cite news|url=https://www.sankei.com/article/20180824-U6RBVDMOBZP4LHJPI3SHIJ7DAM/|title=「都立大」復活へ 平成
も見られたが、本件に関する関係者説明会<ref>{{
において大学側は「復活とか元に戻ることを考えたことはない」としており<ref>{{cite web|format=PDF |url=https://www.tmu.ac.jp/extra/download.html?d=assets/files/download/news/rename/20180928_rename_question.pdf|title=Q&A|date=2018-09-28|accessdate=2018-11-01|publisher=首都大学東京}}</ref>、
かつての東京都立大学に単に回帰するという見方は否定している<ref>{{
なお、英語の大学名称は旧東京都立大学の時代から変わらず "'''Tokyo Metropolitan University'''" となっており、略称は'''TMU'''である。<!-- それにもかかわらず、近隣の交差点の英語名称は当初 "Shuto University Tokyo" になっていた(後に修正されている)。-->
== 沿革 ==
{{脚注の不足|date=2023年5月|section=1}}
=== 略歴 ===
{{main|東京都立大学 (1949-2011)#都立4大学整理、統合}}
[[File:首都大学東京ロゴ.svg|thumb|220px|首都大学東京のロゴ]]
[[石原慎太郎]][[東京都知事]]の掲げた「まったく新しい大学をつくる」という公約のもと、東京都大学管理本部が[[2003年]]に発表した「都立の新しい大学の構想について」という新大学構想に基づき設立された。管理本部による強引な新大学への移行方針に抗議して、反対する複数の教員の退職や新大学への就任拒否などの事態も生じた。当初設置予定だった経済学コースは経済学部教員の離籍が多過ぎたため消滅した。母体となった大学は、東京都立大学、東京都立科学技術大学、東京都立保健科学大学、東京都立短期大学である。以前の大学名である「首都大学東京」は日本で唯一「'''大学'''」の語が末尾に付かない大学であった<ref group="注釈">[[新銀行東京]]も同様に「'''銀行'''」の語が末尾に付かない唯一の銀行であり、同じく石原慎太郎が公約のもと立ち上げた銀行であったが、2018年5月より東京都民銀行、八千代銀行と合併しきらぼし銀行となった。</ref>。
=== 年表 ===
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*[[2009年]] - 都市教養学部に経済学コースを開設。[[大学院]]の組織を学域に改組、改称。
*[[2010年]] - システムデザイン研究科にインダストリアルアート学域を開設。
*[[2018年]] - 都市教養学部に含まれている人文・社会系、法学系、経営学系、理工学系の4つの学系を独立させ、新たに[[人文学部|人文社会学部]]、[[法学部]]、[[経済経営学部]]、[[理学部]]を設置するなどの改組を行う。大学院もこれに対応する構成へと再編し、7学部23学科・7研究科11専攻17学域の体制となった<ref>{{Cite news|url= http://www.shijyukukai.jp/2016/05/11003 |title= 首都大7学部に再編、「都市教養学部」を4分割 |newspaper= 月刊私塾界 |publisher= 全国私塾情報センター |date= 2016-05-17 |accessdate= 2019-12-23 }}</ref><ref>{{Cite web|和書|url= https://www.tmu.ac.jp/news/topics/h30_index.html |title= 平成30年4月に学部・大学院を再編します。 |publisher= 首都大学東京 |date= 2017-04-26 |accessdate= 2019-12-23 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20170506051806/https://www.tmu.ac.jp/news/topics/h30_index.html |archivedate= 2017-05-06 }}</ref>。
* 2018年[[8月24日]] - 大学名称を2020年4月より「東京都立大学」に改称することを発表。
* [[2019年]]4月4日 - 「首都大学東京」としての最後の入学式が行われた<ref>{{Cite news|url= https://www.sankei.com/article/20190405-TEAPB55GCFKGNGOT4YOR4A6HG4/ |title= 最後の首都大学東京の入学式 来年4月に校名変更 |newspaper= 産経ニュース |publisher= 産経デジタル |date= 2019-04-05 |accessdate= 2019-12-23 }}</ref>。
*[[2020年]]4月1日 - 大学名称を「東京都立大学」に変更した。
*[[2021年]]7月16日 - 国内の[[国公立大学]]としては初めて、[[気候非常事態宣言]]を発出した<ref>{{Cite web|和書|title=【国公立大学初】東京都公立大学法人 気候非常事態宣言を発出 ~持続可能な社会の実現に貢献~|url=https://kyodonewsprwire.jp/release/202107157722|website=共同通信PRワイヤー|accessdate=2021-07-18|language=ja}}</ref>。
* [[2025年]] - システムデザイン学部電子情報システム工学科を再編し、電気電子工学科に変更予定。
== 基礎データ ==
{{脚注の不足|date=2023年5月|section=1}}
'''学 長''':大橋隆哉
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=== 所在地 ===
以下のメインキャンパスと[[サテライトキャンパス]]、学外施設で教育・研究を行っている<ref>[https://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/access.html 首都大学東京・交通アクセス](2018年8月22日閲覧)。</ref>。また、全国の大学として唯一、[[小笠原諸島|小笠原]]に研究施設を持つ<ref>{{Cite web|和書|title=小笠原研究委員会について|東京都立大学 小笠原研究委員会|url=https://www.comp.tmu.ac.jp/ogasawara/aboutcomittee.html|website=www.comp.tmu.ac.jp|accessdate=2021-04-11}}</ref>。
*南大沢キャンパス([[東京都]][[八王子市]][[南大沢]]1-
*日野キャンパス(東京都[[日野市]][[旭が丘 (日野市)|旭が丘]]6-6)
*荒川キャンパス(東京都[[荒川区]][[東尾久]]7-2-10)
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*小笠原研究施設(東京都[[小笠原村]][[父島]]宮之浜道1-3)
*富士見高原学外施設([[長野県]][[諏訪郡]][[富士見町]]立沢字広原1番1056)
=== 学生数 ===
()内は女性の内訳
==== 学部 ====
6,
==== 大学院 ====
2,
==== 専攻科 ====
104 ⟶ 120行目:
=== 教職員数 ===
()内は女性の内訳
==== 教員 ====
==== 職員 ====
418人(267人)<ref name=":1" group="注釈" />
=== 象徴 ===
首都大学東京時代の[[コミュニケーションマーク]]と[[スクールカラー]]をそのまま、新たな[[シンボルマーク]]と[[スクールカラー|シンボルカラー]]として使用している<ref>{{
* シンボルカラーはブルー<ref name="symbol_color" group="注釈">[[パントン|Pantone]]7455C(使用不可時は、DIC-F216も可)、[[CMYK]]:C85%, M55%, Y0%, K0%、[[RGB]]:R67, G102, B176</ref><ref name="symbol">{{
* アルファベットの "T" と上向きの矢印を組み合わせたシンボルマークは、自発の心が未来を拓くというコンセプトで制定された<ref name="symbol" />。
*制作は、[[GKデザイングループ|GKグラフィックス]]<ref>{{Cite web|和書|title=大学のシンボルマーク|url=https://www.tmu.ac.jp/university/symbol_almamater/symbol.html|website=東京都立大学 公式サイト|accessdate=2021-04-11|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=GK Graphics|url=https://www.gk-graphics.jp/archives/works/works-275|accessdate=2021-09-13|language=ja}}</ref>。
==== 首都大学東京時代のシンボル ====
*シンボルカラーは[[黒]]、ブルーグレー。<ref name="former_symbol_of_tmu">{{
*黒とブルーグレーで4分割された長方形の[[シンボルマーク]]は、四つの大学を統合したことを象徴すると共に、あらゆる情報・人間の交差点である首都東京で起きている事象を新しい視点で[[トリミング]]し、首都東京そのものを素材に教育・研究していくという大学の姿勢を表している。2005年2月佐藤卓デザイン事務所の[[佐藤卓]]により制作された<ref name="former_symbol_of_tmu" />。
* 2017年3月、アルファベットの "T" と上向きの矢印を組み合わせたコミュニケーションマークと、スクールカラーとしてブルー<ref name="symbol_color" group="注釈" />が制定された。<ref name="commnucationmark">{{
=== 校歌 ===
*[[2008年]]に岡部剛機作詞、[[さいとう大三]]補作詞、[[松下耕]]作曲による校歌を制定した。
*2020年4月の校名変更によって、校歌の扱いが検討された。その結果、前項の校歌の歌詞における大学名を「東京都立大学」に変更し、校歌とすることになった<ref>{{Cite web|和書|title=大学の校歌|url=https://www.tmu.ac.jp/university/symbol_almamater/almamater.html|website=東京都立大学 公式サイト|accessdate=2021-04-02|language=ja}}</ref>。
*『[[青春という]]』(はるという)は[[応援歌]]。[[山下肇]]作詞、永田丕作曲。[[1938年]]に発表。
== 教育および研究 ==
{{出典の明記| date = 2023年5月| section = 1}}
[[画像:Tokyo Metropolitan University Hino Campus.jpg|220px|thumb|2号館・旧科学技術交流棟(日野)]]
[[画像:Tokyo Metropolitan University 02.jpg|220px|thumb|大学広場(南大沢)]]
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**[[建築学科]]<ref group="注釈">学科のホームページ[http://www.ues.tmu.ac.jp/aus/1_outline/1_outline.html]によると、教員は、建築計画・都市計画分野、建築歴史・意匠分野、建築生産分野、建築構造分野、建築環境分野に分かれている。</ref>
**[[応用化学科|環境応用化学科]]<ref group="注釈">学科のホームページ[http://www.ues.tmu.ac.jp/apchem/policy_medicine_introduction_about.html]によると、研究室は、先端機能物質分野、先端物質デザイン分野、エネルギーデバイス分野、環境分子化学分野、分子計測化学分野、環境調和化学分野に分かれている。</ref>
**[[観光学科|観光科学科]]
**都市政策科学科
*[[システムデザイン
**[[情報工学科|情報科学科]]
**電子情報システム工学科 (2025年度から[[電気電子工学科]]に変更予定)
***情報システムコース
***電気通信システムコース
210 ⟶ 227行目:
|titlestyle = background:linen;
}}
*人文・社会系<ref group="注釈">コース、分野の構成は、2016年入学生用の大学案内[http://www.tmu.ac.jp/entrance/pamphlet/index/11572/11576.html?d=assets/files/download/guidebook2016/2016_04_main_urban_liberal.pdf]、2015年入学生用の大学案内[
**社会学コース
***[[社会学]]分野
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それにより研究に対する視野の広がりと応用力を身につけることが期待されている。
;'''生体理工学プログラム'''
: 2018年度より開設。
384 ⟶ 401行目:
:<!-- バグ回避のための行「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照 -->
;'''超高齢社会 学際プログラム'''
: 2021年度(2021年10月)より開設
: 対象の専攻・学域:
:*人文科学研究科 社会行動学専攻 社会福祉学分野
390 ⟶ 407行目:
:*都市環境科学研究科 都市政策科学域
:*人間健康科学研究科 作業療法科学域
:<!-- バグ回避のための行「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照 -->
;'''量子物質理工学プログラム'''
: 2023年度より開設。
: 対象の専攻・学域:
:*理学研究科 物理学専攻
:*理学研究科 化学専攻
:*システムデザイン研究科 機械システム工学域
:<!-- バグ回避のための行「Help:箇条書き#定義の箇条書き中の箇条書き」参照 -->
過去の開設プログラム(履修中学生の修了までは継続):
403 ⟶ 427行目:
以下、特記していない専攻は[[博士前期課程]]・[[博士後期課程]]である。
'''人文科学研究科<ref group="注釈">分野は、2016年度入学生用の大学院案内[http://www.tmu.ac.jp/entrance/pamphlet/index/11585/11586.html?dd=assets%2Ffiles%2Fdownload%2Fguidebook2016%2F2016_graduate_JP.pdf]、人文科学研究科案内[
|toggle = right
|title = 社会行動学専攻、人間科学専攻、文化基礎論専攻、文化関係論専攻
614 ⟶ 638行目:
*国際センター
*学術情報基盤センター
**図書館(大学の総蔵書数(2021年3月31日現在):合計2,193,352冊、うち和書1,467,508冊・洋書:725,844冊<ref name=":10">{{Cite web
***本館(南大沢キャンパス)
****[[東京都立大学 (2020-)#図書館本館|図書館本館]]を参照。
627 ⟶ 651行目:
*産学公連携センター
*東京都立大学プレミアム・カレッジ
**[[生涯学習|生涯現役都市]]の実現に向けた「100歳大学」の取組として、様々な経験を積んだ50歳以上の人々に向けた新たな学びと交流の場を提供する<ref name=":5">{{Cite web|和書|title=2022年度 大学案内・大学院案内|url=https://www.tmu.ac.jp/entrance/pamphlet/index.html|website=東京都立大学 公式サイト|accessdate=2021-06-06|language=ja}}</ref>。
**1年目の「本科」、2年目の「専攻科」に加え、3年目・4年目の学びである 「研究生コース」を2021年4月から新設<ref name=":5" />。
*オープンユニバーシティ
672 ⟶ 696行目:
== 学生生活 ==
{{出典の明記| date = 2023年5月| section = 1}}
=== 入学式 ===
入学式は毎年春に[[千代田区]]の[[東京国際フォーラム]]で行われる。
687 ⟶ 713行目:
== 大学関係者と組織 ==
{{出典の明記| date = 2023年5月| section = 1}}
=== 大学関係者組織 ===
大学の[[同窓会]]は「東京都立大学同窓会」と称する。首都大学東京の開校にあわせ、(旧)東京都立大学同窓会(八雲会)・東京都立科学技術大学同窓会・東京都立保健科学大学同窓会(青鳩会)が統合し「首都大学東京同窓会」として発足。2020年4月の大学改称に伴い、同窓会も「東京都立大学同窓会」と改称した。
693 ⟶ 721行目:
== 施設 ==
大学の休日を除き、日野キャンパス - 南大沢キャンパスを結ぶ学内連絡バスが運行されている。また、2021年3月25日、[[総務省]][[関東総合通信局]]により東京都公立大学法人へローカル[[第5世代移動通信システム|5G]]の[[無線局免許状|無線局免許]]が付与された<ref name=":1">{{Cite web|和書|title=東京都立大学に国内最大規模のローカル5G、無線局免許を付与|url=https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09954/|website=日経クロステック(xTECH)|accessdate=2021-04-11|language=ja|last=日経クロステック(xTECH)}}</ref>。これにより、南大沢キャンパスと日野キャンパスには、国内最大規模となる計18局の無線基地局が整備された。無線局の内訳は、南大沢キャンパスに4.7GHz帯が9局と28GHz帯が4局、日野キャンパスに4.7GHz帯が4局と28GHz帯が1局である。通信方式は4.7GHzが[[スタンドアローン]](SA)、28GHz帯がノンスタンドアローン(NSA)となっている<ref name=":1" />。
=== 南大沢キャンパス ===
[[大谷幸夫]](基本計画)及び[[池田武邦]]・[[高橋靗一]](実施設計)による設計<ref>{{Cite web|和書|title=東京都立大学は、平成初期の雰囲気を色濃く残す未来の文化遺産だ|url=https://dailyportalz.jp/kiji/Tokyo_Metropolitan_University-is-Heisei_like|website=デイリーポータルZ|date=2021-02-03|accessdate=2021-09-17|language=ja|last=山田窓}}</ref>で、[[1991年]]3月に[[東京都立大学 (1949-2011)|旧都立大]]のキャンパス(八雲キャンパス、深沢キャンパスからの移転)として供用を開始した。[[多摩ニュータウン]]西部の地区センターとして整備された南大沢において中心的な存在であり、周囲との一体的な計画の下に設計されている。具体的には、尾根筋に歩行者モール(多摩ニュータウンの多くの地域と同様に、歩車分離が図られている)を設け、これを骨格として施設を配する計画となっている。キャンパスの西側から順に文系(1〜7号館、本部棟、91年館、AV棟、講堂など)、交流(学生ホール、生協食堂、生協購買書籍部、図書館本館、情報処理施設、国際交流会館など)、理系(8〜13号館、RI研究施設、フロンティア研究棟、飼育棟、総合飼育実験棟、栄養・食品科学/生体機械工学研究棟、プロジェクト研究棟など)、スポーツ系(多目的運動場、陸上競技場、屋内温水プール、体育館、テニスコート、球技場、和・洋弓場、野球場、サークル棟など)の各ゾーンに分かれ、各々のゾーン毎に中心となる広場が設けられている。また、主要な建物は勾配屋根とし、要所に塔を配することによって変化に富んだ景観を造っている。キャンパス内の校舎群の外壁は、松木日向緑地から出土した[[縄文土器]]にちなんで古代「[[縄文時代|縄文]]」をイメージし、屋根は赤瓦で切妻となっている。ランドマークとしての「光の塔」は、南大沢駅方面からの景観を「東京都立大学を代表とする景観」と位置付けられており、キャンパス全体が緑濃き[[武蔵野]]の森の中に見え隠れする空間形成となっている<ref name=":2">{{Cite web|和書|title=南大沢駅周辺地区まちづくり方針策定等検討委員会{{!}} 東京都都市整備局|url=https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/tama/machizukuri/minamiosawa.html|website=www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp|accessdate=2021-06-03}}</ref>。なお、「光の塔」の側面には南大沢での[[正中|南中時刻]]を基準にした[[日時計]]が設置されている(そのため、[[明石市|明石]]を基準とする[[日本標準時]]よりも時刻が進んでいる)他、内部の床には日本標準時の[[正午]]に太陽光が描く[[アナレンマ]]が描かれ、壁面には自動[[オルガン]]付き[[振り子時計]]が設置されている<ref>{{Cite web|和書|title=首都大学東京 光の塔の謎|url=http://minam.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_34af.html|website=南大沢季節便り|accessdate=2021-09-17}}</ref><ref>{{Cite web|title=特別 作業 修理 調査|url=http://www.sorgel.net/a_ord/index2.htm|website=www.sorgel.net|accessdate=2021-09-17}}</ref>。
前述のように、キャンパス内の建物は周囲との調和が考慮されており、特に近隣の住区であるベルコリーヌ南大沢と景観調整が図られている。ベルコリーヌ南大沢は[[内井昭蔵]]を[[マスターアーキテクト方式|マスターアーキテクト]]としてデザインコントロールされており、「南大沢」としてまとまりのある遠景を創出するために、シンボリックな繋がりを持たせたランドマークを都立大・ベルコリーヌ南大沢のそれぞれに設定した<ref name=":2" />。
703 ⟶ 731行目:
==== {{Anchors|牧野標本館}}牧野標本館 ====
日本の[[分類学|植物分類学]]の基礎を築いた[[牧野富太郎]](初代名誉都民)の没後、遺族から寄贈された未整理[[標本 (分類学)|標本]](牧野標本)約40万点(牧野標本)を整理し、教育・研究のための学術資料として活用することを目的として、[[1958年]]に旧都立大学の一施設として設立された植物標本館である<ref name=":3">{{Cite web|和書|title=牧野標本館タイプ標本データベース|url=http://ameba.i.hosei.ac.jp/BIDP/MakinoCD/makino/html_j/index0.html|website=ameba.i.hosei.ac.jp|accessdate=2021-07-15}}</ref>。植物標本の所蔵点数(約50万点)は日本国内の大学付属標本館で4番目のレベルにあり<ref group="注釈">都立大より多くの標本を有する大学は、点数順に[[東京大学]]、[[京都大学]]、[[東北大学]]である。東京大学は[[東京大学総合研究博物館]](植物標本点数:約1,700,000 点)を始め、博物館等公開施設を10館擁している。京都大学は[[京都大学総合博物館]](植物標本点数:約1,200,000 点)を、東北大学は[[東北大学総合学術博物館]](植物標本点数:約730,000 点)を有している。</ref>、国際略号MAKとして認知された主要な標本館のひとつ<ref name=":3" />。現在ではほとんどの標本が整理され、重複標本を除いた16万点が標本館に収蔵されている<ref name=":7">{{Cite web|和書|title=概要 {{!}} 東京都立大学 牧野標本館|url=https://www.biol.se.tmu.ac.jp/herbarium/id.html|website=www.biol.se.tmu.ac.jp|accessdate=2021-07-15}}</ref>。牧野標本は所蔵点数の約1/3を占め、その中には牧野が新分類群(新種など)として発表した[[タイプ (分類学)|タイプ標本]]約800点が含まれる。これらは日本の植物を研究していくうえでの重要な資料となっている<ref name=":7" />。オリジナルの牧野標本は多くの重複標本を含んでいたが、これは海外の著名な植物標本庫との間での交換標本として活用され、牧野標本館が多くの外国産標本を得るのに寄与した<ref>{{Cite journal|last=哲明|first=村上|date=2007|title=首都大学東京・牧野標本館における所蔵標本の継続的管理と標本資料に基づく情報の発信|url=https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunrui/7/1/7_KJ00004649690/_article/-char/ja/|journal=分類|volume=7|issue=1|pages=51–56|doi=10.18942/bunrui.KJ00004649690}}</ref>。[[共立薬科大学]]から寄贈された桜井久一の[[コケ植物|コケ類]]標本約2万点(タイプ標本約600点を含む)、東堂太郎寄贈の[[藻類]]標本約1万点、[[ロシア]]のコマロフ植物研究所標本館から交換標本として贈られた[[フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト|シーボルト]]コレクション(約2,700点)なども所蔵する<ref name=":7" />。2018年には本館の標本庫の約2.5倍の収容量(125万点)を有する牧野標本館別館が完成した。また、[http://ameba.i.hosei.ac.jp/BIDP/MakinoCD/makino/html_j/index0.html 牧野標本館所蔵タイプ標本データベース]、[http://ameba.i.hosei.ac.jp/sbweb/index.html シーボルトコレクションデータベース]なども整備され、ホームページで公開されている<ref>{{Cite web
==== {{Anchors|図書館本館}}図書館本館 ====
地上3階、地下2階の建物で、[[書架]]の他にコミュニケーションスペースやプレゼンテーションルームなどの[[ラーニング・コモンズ]]や[[デスクトップパソコン]]が使用できるコーナーを備える<ref name=":8">{{Cite web|和書|title=本館 :: 本館施設案内 - 東京都立大学 図書館|url=https://www.lib.tmu.ac.jp/minami-osawa/guide.html|website=www.lib.tmu.ac.jp|accessdate=2021-09-29}}</ref>。蔵書数は、2021年3月31日時点で711,970冊(和書:538,384冊、洋書:173,586冊)<ref name=":10" />。[[水野氏|水野家]]文書などの貴重な[[古文書]]も所蔵している<ref>{{Cite web|和書|title=本館 :: 貴重資料 - 東京都立大学 図書館|url=https://www.lib.tmu.ac.jp/minami-osawa/collection.html|website=www.lib.tmu.ac.jp|accessdate=2021-06-06}}</ref>。キャンパス移転前は[[府立高等学校 (旧制)|旧制高校]]時代の施設をそのまま使用していたためスペースが足りず、数度の増築を行っていた。特に[[1971年]]のものは全面的な増改築で、閲覧室が746 ㎡、書庫が652 ㎡で約15万冊が収蔵可能となった(なお『東京都立大学三十年史』によると、この時点で蔵書数は約33万冊。この蔵書数は各学部の図書室の蔵書も含めた大学全体の蔵書数と考えられるため、増築を経ても図書館に資料が収まらなかったわけではない)。その後も蔵書は増加し続け、それに応じて書庫の増築を行った結果、南大沢への移転前には面積 884 ㎡、収蔵可能冊数 約23万冊であった。その後の[[1991年]]、旧都立大が南大沢へ移転した際に図書館も現在の建物となり、閲覧室は2,053 ㎡、書庫は3,314 ㎡、収蔵可能冊数約60万冊と、事務室などを含めて従来の約4倍の床面積となり、機能が大幅に拡充された。さらに[[1995年]]には、[[書庫]]が[[閉架式図書館|閉架式]]から全面[[開架式図書館|開架式]]に変更された<ref name=":6">{{Cite web|和書|title=図書館|url=https://toritsu-connect.com/infomation/university-name-change/library/|website=トリコネ|date=2020-03-15|accessdate=2021-06-06|language=ja|last=TCN}}</ref>。また、キャンパス移転を契機に、都民への開放が行われている<ref name=":6" /
なお、南大沢キャンパスには図書館本館の他に、人文社会学部図書室(蔵書数:60万冊以上<ref name=":9">{{Cite web|和書|title=学部学科図書室等の利用について :: 人文社会学部図書室 - 東京都立大学 図書館|url=https://www.lib.tmu.ac.jp/gakukei/5927.html|website=www.lib.tmu.ac.jp|accessdate=2021-09-29}}</ref>)/法学部図書室/経済経営学部図書室(蔵書数:約13万3000冊<ref>{{Cite web|和書|title=FAQ {{!}} 東京都立大学 経済経営学部・経営学研究科|url=https://www.biz.tmu.ac.jp/library/faq/|date=2018-01-26|accessdate=2021-09-29|language=ja}}</ref>)/ 数理科学図書室(蔵書数:図書約43,000冊、雑誌約43,000冊<ref>{{Cite web|和書|title=東京都立大学数理科学図書室|url=https://www.comp.tmu.ac.jp/math/library/annai.html|website=www.comp.tmu.ac.jp|accessdate=2021-09-29}}</ref>)/地理環境学科図書室といった各分野のより専門的な資料を所蔵している学部学科図書室がある<ref name=":8" />。特に、人文社会学部図書室が所蔵する資料は、5号館(旧称・人文学部棟)の1階から6階に及ぶ巨大な専用書庫(閉架式書庫)に置かれており、[[人文科学]]や[[社会科学]]の多くの分野にわたって合計60万冊を超える蔵書と雑誌、多くの貴重な資料を所蔵する全国でも有数の学部専門図書室である<ref name=":9" />。
==== {{Anchors|国際交流会館}}国際交流会館 ====
セミナー室などの交流施設のほか、外国人研究者および外国人留学生の宿泊施設を有する。
==== 松木日向緑地 ====
南大沢キャンパスの敷地内にある[[丘陵]]地帯の斜面に、東西へ伸びた[[緑地]]帯。[[雑木林]]の姿のまま残した公園のような趣きが、学生のみならず付近の住民にも親しまれている。かつては人々の生活に密着した[[薪|薪炭林]]として、[[多摩ニュータウン]]の開発以降は[[緑地保全地域|緑地保全]]の対象地の一つとして残されてきた。10 haという比較的小さな緑地の中では多くの動物や植物(約800種)を見ることもできる<ref>{{Cite book|和書|title=ひなたブック|date=2007年3月|publisher=首都大学東京・東京都立大学 ひなたブック製作委員会}}</ref>。西側には池があり、大学の研究用であるとのことだが、小さな橋やベンチなどが設けられており公園としても利用されている。東側には小規模ながら梅林があり、早春に咲く[[白梅]]と[[紅梅]]の色と香りが訪れる人々の目を楽しませてくれる。
東京都立大学ボランティアセンターでは、地域ボランティアプログラム「松木日向緑地プログラム」として、「都立大・松木日向緑地」をフィールドとして、多世代による[[里山]]保全と利活用を通して豊かなコミュニティを形成する。ことをテーマに里山の保全・多世代交流の活動を行っている
'''面積'''
* 土地:428,041.26 ㎡<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=施設概要|url=https://www.tmu.ac.jp/university/info/facilities.html|website=東京都立大学 公式サイト|accessdate=2021-04-11|language=ja}}</ref>、建物:166,916.32 ㎡<ref name=":0" />
*緑地率:57.6%<ref name=":4">{{Cite web
'''使用学部'''
*全学部(システムデザイン学部は2年生まで、健康福祉学部は1年生のみ)
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=== 日野キャンパス ===
[[1972年]]に、[[東京都立工科短期大学]]([[品川区]][[鮫洲駅|鮫洲]]にあった[[東京都立工業短期大学]]と、[[荒川区]][[南千住]]にあった[[東京都立航空工業短期大学]]の2[[短期大学|短大]]が移転・合併して発足した短期大学で、[[1986年]]に[[大学|4年制大学]]へと移行して東京都立科学技術大学となり、首都大学東京の前身となった)のキャンパスとして供用開始した<ref>{{Cite web|和書|title=東京都立工科短期大学の歴史|url=https://toritsu-connect.com/infomation/university-name-change/metropolitan_college_of_technology_tokyo/|website=トリコネ|date=2019-10-26|accessdate=2021-09-29|language=ja|last=TCN}}</ref>。現在は、システムデザイン学部の主に3・4年次生が学ぶ。大型[[真空チャンバー]](高[[真空]]の[[宇宙]]環境を実現し、[[イオンエンジン]]などの推進システムの研究開発に用いる)、[[ジェットエンジン]]・[[ロケット]]実験施設([[J3 (エンジン)|J3ジェットエンジン]]やハイブリッドロケットエンジンの噴射実験を行い、その燃焼温度や燃焼圧力などの測定・性能評価を行う)、大気環境計測のための天体ドーム(ドーム開口部から[[レーザー|レーザー光]]を上空に照射し、[[地球の大気|大気]]中の[[分子]]や[[エアロゾル]]などによる[[散乱]]の状態から大気環境の情報を遠隔観測する)など、最新の研究設備が揃っている<ref name=":5" />。
==== {{Anchors|図書館日野館}}図書館日野館 ====
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*[[中央本線|JR中央線]][[豊田駅]]北口より徒歩約20分。
*JR中央線豊田駅北口から、[[京王電鉄バス]]平山工業団地循環線に乗り「旭ヶ丘中央公園」で下車、徒歩5分。
*JR中央線豊田駅北口から、[[日野市ミニバス#旭が丘循環路線 (A)|日野市ミニバス(旭が丘循環線)]]で「
*JR[[八高線]][[北八王子駅]]より徒歩約15分。
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==== {{Anchors|図書館荒川館}}図書館荒川館 ====
医療技術短期大学、保健科学大学時代の所蔵資料を引き継ぎ、[[看護]]、[[作業療法]]、[[理学療法]]、[[放射線医学|放射線医療]]に関する資料を中心に2021年3月31日時点で142,587冊(和書:124,898冊、洋書:17,689冊)<ref name=":10" />を収蔵する。特に特徴的な蔵書として[[闘病記]]が挙げられ、学生が将来患者と向き合う際にその心情などまで理解できるように活用されている<ref name=":6" />。また、医療用シミュレーター等も備え、アクティブに学習できる場を提供している<ref>{{Cite web|和書|title=荒川館 :: シミュレーターの利用 - 東京都立大学 図書館|url=https://www.lib.tmu.ac.jp/arakawa/simulator.html|website=www.lib.tmu.ac.jp|accessdate=2021-06-06}}</ref>。本館、日野館で利用が認められている都民の他に、荒川館に限っては医療従事者の利用が認められている<ref>{{Cite web|和書|title=利用案内 :: 初めて利用する方へ - 東京都立大学 図書館|url=https://www.lib.tmu.ac.jp/guide/first_time.html|website=www.lib.tmu.ac.jp|accessdate=2021-06-06}}</ref>。
'''面積'''
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=== 晴海キャンパス ===
[[File:Tokyo Metropolitan University, Harumi Campus,.jpg|thumb|晴海キャンパス]]
[[法科大学院]]が使用するキャンパスで、敷地内には法科大学院が使用する7階建ての建物に隣接して[[東京都立晴海総合高等学校|都立晴海総合高校]]が立地する。院生室をはじめ、講義室や図書室などの全ての施設が同一建物内に設けられており、学生が最大限に活用しやすい環境を整えている。院生室は[[法曹]]養成に向けた自習室で、院生各自に書棚などの設備を備えた固定席、専用ロッカーが完備されている(6:30〜22:00まで利用可能)。また、判例集や専門書などの約3万5千冊を備えた法科大学院専用図書室や、[[裁判所]]の実際の法廷と同等の設備を備えた模擬法廷教室などを備える<ref>{{Cite web|和書|title=施設|東京都立大学 法科大学院|url=http://www.law.tmu.ac.jp/ls/equipment.html|website=www.law.tmu.ac.jp|accessdate=2021-09-30}}</ref>。
'''面積'''
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*[[新橋駅]]・[[東京駅]]より、都営バス(業10、東15系統)で「晴海一丁目」下車。
*[[亀戸駅]]・[[両国駅]]より、都営バス(門33系統)で「月島三丁目」下車、徒歩。
=== 丸の内サテライトキャンパス ===
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* 土地:845.5 ㎡<ref name=":5" />、建物:78.3 ㎡<ref name=":5" />
=== 寮・寄宿舎 ===
{{出典の明記|date=2023年5月|section=1}}
南大沢キャンパス敷地内に学生寮があり<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.gs.tmu.ac.jp/gakuseika/04_dormitory/01_chigai.html|title=首都大学東京学生寮|accessdate=2020
その関係上、寄宿舎は学生サポートセンター、桜都寮は学生課が管理している。
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寄宿舎は「一般的な大学の寮」としての役割・性質を持ち、保護者の所得や通学距離が入舎条件である。
桜都寮の「桜都」とは、第3期・第4期在寮生によって、寮に親しみを込められるよう寮名称を募り、投票により名称が考案された。名称の由来は、毎年春に咲く寮庭の桜([[ソメイヨシノ]])が大変立派であることに因む。現在学生課に、学生寮の正式名称として扱ってもらえるよう交渉中である。▼
▲桜都とは、第3期・第4期在寮生によって、寮に親しみを込められるよう寮名称を募り、投票により名称が考案された。名称の由来は、毎年春に咲く寮庭の桜([[ソメイヨシノ]])が大変立派であることに因む。現在学生課に、学生寮の正式名称として扱ってもらえるよう交渉中である。
2007年12月から寄宿舎・寮内で[[インターネット]]が利用可能になった。
[[門限]]、起床時間といった規則は無く(桜都寮ではセミナーへの参加が義務付けられている)、大学の立地条件もあってか入寮希望者も毎年部屋数に対して大きく上回っている。入寮可能期間は2年
== 対外関係 ==
{{出典の明記| date = 2023年5月| section = 1}}
=== 地方自治体との協定 ===
*財団法人東京都中小企業振興公社および地方独立行政法人[[東京都立産業技術研究センター]]と、産学公連携に関する協定を締結した。
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== 映画・テレビ作品への登場 ==
*南大沢キャンパス
*
**
** 『[[日々は過ぎれど飯うまし]]』([[2025年]] [[P.A.WORKS]]制作)主人公が通う女子大学のモデルとして使われた<ref group="注釈">EDにおいて「取材協力」としてクレジットされている。</ref>。
{{脚注ヘルプ}}▼
<references group="注釈" />▼
=== 出典 ===
<references />▼
== 関連項目 ==
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*[[b:メインページ|ウィキブックス (Wikibooks)]]
**[[b:東京都立大学対策|東京都立大学対策]]
▲== 注釈 ==
▲<references group="注釈" />
▲== 出典 ==
▲{{脚注ヘルプ}}
▲<references />
== 外部リンク ==
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{{三鷹ネットワーク大学}}
{{大学コンソーシアム八王子}}
{{日仏共同博士課程日本コンソーシアム}}
{{国連アカデミック・インパクトJapan}}
1,039 ⟶ 1,073行目:
{{臨床心理士指定大学院}}
{{全国保健師教育機関協議会}}
{{全国助産師教育協議会
{{国公立デザイン系大学会議}}
}}
<!--運営形態など-->
{{日本の公立大学}}
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