「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」の版間の差分

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{{基礎情報 食品・飲料
|商品名 = マルちゃん 赤いきつねうどん<br/>マルちゃん 緑のたぬき天そば
|画像 = [[ファイル:Akaikitsune&Midorinotanuki.jpg|250px]]
|販売会社 =[[東洋水産]]
|種類 =[[カップ麺|即席カップ麺]]
|販売開始年 =[[1978年]](赤いきつね)<br/>[[1980年]](緑のたぬき)
|日本での製造 =
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|特記事項 =
}}
'''マルちゃん 赤いきつねと緑のたぬき'''(マルちゃん あかいきつね)・'''マルちゃん 緑のたぬき'''(マルちゃん みどりのたぬき)は、[[東洋水産]]が「マルちゃん」ブランドで製造・販売している[[和風]][[カップ麺]](カップ[[うどん]]および[[蕎麦|そば]])。正式な商品名はそれぞれ「'''マルちゃん 赤いきつねうどん'''」、「'''マルちゃん 緑のたぬき天そば'''」となる。
 
== 概要 ==
東洋水産を代表するうどんとそばの[[和風]][[カップ麺]]で、「赤いきつね」は[[1978年]]([[昭和]]53年)8月に、「緑のたぬき」は[[1980年]](昭和55年)8月に発売された。主幹となるこの2つ以外にも[[#主なシリーズ商品|いくつかのシリーズ商品・バリエーション展開]]が存在する。
 
「赤いきつね」は関西だしにこだわった醤油味の汁に[[瞬間油熱乾燥法|油揚げ麺]](フライ麺)のうどん]]と[[油揚げ|油揚げ]]の甘煮]]、[[鶏卵|卵]]、[[蒲鉾|カマボコ]]が入った[[きつねうどん]]である。油揚げが大判サイズ、小判サイズが各1枚ずつと計2枚が挿入された「でか盛(大盛りサイズ)」もある(当初は「赤い大きつね」の名称だった)。「緑のたぬき」は鰹だしの醤油味の汁に油揚げ麺のそばと[[天ぷら|小エビの乾燥天ぷら(天かすと小エビのかき揚げ)]]、カマボコが入った[[蕎麦#天ぷら蕎麦/天ざる蕎麦|天ぷらそば]]である。大判サイズの天ぷらと[[三陸]]産[[ワカメ]]が入った「でか盛」もある(当初は「緑の大たぬき」の名称だった)。両者ともに標準サイズには七味唐辛子が添付される。
 
=== つゆの地域性 ===
赤いきつねは各地の好みに合わせ、[[北海道]]向け、[[東日本]]向け([[東北地方]]・[[関東地方]]・[[甲信越地方]]・[[東海地方]])、[[近畿地方]]向け、[[西日本]]向け([[北陸地方]]・[[中国地方]]・[[四国|四国地方]]・[[九州|九州地方]])の4種類が販売されている<ref name="chiiki">[https://www.maruchan.co.jp/aka-midori/ マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき > 地域別ラインアップ]より</ref>。[[出汁|だし]]の素材が異なっており、東日本向けパッケージと西日本向けパッケージはそれぞれ側面部分の「'''E'''」または「'''W'''」で区別できる。
 
[[2001年]]([[平成]]13年)に西日本向けから[[近畿地方]](関西)向けが独立し、蓋に「'''関西'''」の文字を強調したマークが入っている。[[2005年]](平成17年)には東日本向けから[[北海道]]向けが独立し、「'''北海道限定赤いきつね 北のきつねうどん'''」として北海道民の味覚に合わせている。関西向けも北海道向けも、フタに書いてある地域名で区別できる。
 
緑のたぬきも同様に北海道、日本、西日本、関西、北海道西日本の4種類が販売されている<ref name="chiiki" />。
 
=== 仕様と変遷 ===
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[[2009年]](平成21年)8月のリニューアル版より、うどん・そばともに油揚げ麺の製法が大幅に改良され、麺の食感、および麺の喉越し感が向上している。
 
[[コンビニエンスストア]]では、2009年10月より「マルちゃん  赤いきつねうどん  ふっくらお揚げ2枚入り」「マルちゃん  緑のたぬき天そば  かき揚げと小えび天入り」が全国の店舗限定で発売されている。希望小売価格は一般品と同じ170円である。蓋部分の「きつね」「たぬき」の文字が一般品では白抜きなのに対して金色になっており、「ふっくらお揚げ2枚入り」「かき揚げと小えび天入り」の文字が入っている。
 
== 発売に至る過程 ==
前身にあたる商品は1975年(昭和50年)9月に発売された世界初のカップうどん<ref name=siru20090318>2009年3月18日放送『[[シルシルミシル]]』([[テレビ朝日]])[http://www.tv-asahi.co.jp/shirushiru/contents/bk/0025/ テーマ1 / 東洋水産マルちゃん]。</ref>「マルちゃんのカップうどんきつね」である。東洋水産は、だしの加工等も行う水産会社であり、自社製だしを使った<ref>[http://www.dreammail.jp/magazine/seishun/20090510/ 【マルちゃん 赤いきつね】の謎を解け(男の浪漫伝説 Vol.50) | ドリームメール]</ref>。1972年12月には世界初の和風カップ麺として、麺に[[蕎麦]]を採用した[[日清食品]]「[[カップヌードル#日本で過去に発売されていたものの一覧|カップヌードル 天そば]]」が販売開始されていたものの、当時カップうどんを手がけるメーカーは少なく、その物珍しさが話題となった。それに加え、[[海原千里・万里]]や[[渥美清]]を起用したテレビCMの効果の影響で、当時としては爆発的なヒットを記録した。発売当初、東日本向けは丼型容器、西日本向けは縦型容器だった。社員当時東洋水産の研究部長だった[[深川清司]]らからは「油揚げなどの製法に関する[[特許]]や、容器に関する[[意匠]]登録を行っておいた方がよいのでは」との意見が出されたというが、当時の東洋水産社長の[[森和夫]]は「その必要はない」とこの意見を却下した。
 
しかし翌1976年(昭和51年)に入ると社員の危惧は的中し、ライバル・[[日清食品]]の「[[どん兵衛]]」きつねうどんを始めとする類似品が多数登場する。このため、同社は商品戦略の見直しを余儀なくされ、1978年(昭和53年)8月にパッケージなどのリニューアルを行った。この際につけられた名称が「赤いきつね」である。
 
発売直前まで[[黄色]](ベージュ)の容器で「'''熱いきつね'''」という商品名が付けられる予定だったが<ref>読売新聞、2013年9月18日、15面「ロングセラーの理由」</ref>、1978年の[[山口百恵]]のヒット曲『[[プレイバックPart2]]』を聴いた当時の社長が歌詞のなかの「真っ赤な[[ポルシェ]]」というフレーズに感じるところがあり、「真っ赤な、とは熱いイメージ。赤いことを基調にすれば商品自体に強力なインパクトを与えることができるのではないか」と考え、容器の色と共に急遽「熱い」を「赤い」に変更する<ref name=siru20090318 />という経緯があった。また、日清食品が「どん兵衛」のキャッチコピーとして「熱いうどん」を当時使っていたことから、類似品としてクレームをつけられる虞れを考慮して商品名が変更されたのだともいう。緑のたぬきの緑は赤の対照の色としてつけられた。
 
このリニューアル戦略については[[東急エージェンシー]]が企画立案を担当している。CMに起用するタレントとして、東急エージェンシーは候補に、[[歌手]]で[[俳優]]の[[武田鉄矢]]と、第1回[[ホリプロタレントスカウトキャラバン]]で優勝して芸能界デビューした[[榊原郁恵]]の2人を挙げ、最終的に武田が映画『[[幸福の黄色いハンカチ]]』(1977年(昭和52年)製作、[[山田洋次]]監督)の主役に抜擢されたことなどが決め手となり、武田が選ばれたという。
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== 主なシリーズ商品 ==
=== 現在 ===
; 20212025年(令和37)10)9月現在
:* マルちゃん紺のきつねそば
:** 油揚げのほかに味付[[豚肉]]が入っている。
:* マルちゃん白い力もちうどん
:* マルちゃん黒い豚カレーうどん
:* マルちゃん黒い豚カレー焼そば
:** 黒い豚カレーうどんをカレー味の焼そばにアレンジしたもので、シリーズ唯一のカップ焼そば扱い。2009年度以降は夏季限定商品として発売された。
:* マルちゃんあつあつじわい[[豚汁]]うどん
:** 発売当初の商品名は「マルちゃんあつあつ豚汁うどん」だったが、2021年8月30日のリニューアルに伴い現在の商品名となった。
:* マルちゃん山菜乱切りそば
:** 山菜のほかにきざみ揚げが入っている。当初は全国で発売されていたが現在は北海道専売商品となっている。
:* マルちゃんバリうま[[ごぼ天うどん]]
:** 「バリうま」は東洋水産の[[九州]]・[[山口県|山口]]地方限定のカップ麺商品の統一シリーズで、うどんの他に博多風・久留米風・熊本風ラーメンも発売された。2025年8月現在ごぼ天うどん、熊本風黒とんこつラーメン、宮崎風旨辛麺、長崎ちゃんぽんがラインナップされている
:* マルちゃん赤いきつね焼うどん でか盛
**2021年8月30日期間限定発売。
:** 夏季限定商品。
:* マルちゃんお揚げとお揚げのきつねそば
:** 2023年3月27日発売。具材には一枚揚げの味付油揚げと味付きざみ揚げが用いられている。
:* マルちゃん芋煮うどん
:** 2023年8月7日発売。東北地方限定商品。
:* マルちゃん紅生姜天入り牛肉うどん
:** 2023年9月11日発売。その商品名の通り、具材には牛肉のほか、紅生姜天ぷらが用いられている。
:* マルちゃん赤い天ぷらそば
:** 2023年11月6日発売。かつお節のだしをベースに醤油と砂糖でバランスよく仕上げたそばつゆを基本に、具材には紅生姜入りの天ぷら、およびかまぼこが用いられている。七味とうがらし付き。2025年9月29日に後述するマルちゃん緑の天ぷらうどんと共に初のリニューアルを実施した。
:* マルちゃん緑の天ぷらうどん
:** 2023年11月6日発売。かつお節、昆布、煮干しの風味を利かせ、醤油で仕上げたつゆを基本に、具材にはあおさ入りの天ぷら、およびあおさ入りの揚げ玉、かまぼこが用いられている。2025年9月29日に上記のマルちゃん赤い天ぷらそばと共に初のリニューアルを実施した。
:*マルちゃんカレー天ぷらうどん でか盛
:** 2025年10月13日発売予定。クリーミーに仕上げた和風のカレーつゆに、麺質量90gの太めのうどんと、小えびを加えた大判サイズの天ぷらを組合せて、満足感のある一杯に仕上げた。また、添付されている天ぷらは、好みに合わせ先載せ、あるいは後載せでも楽しむことができる。
 
=== 過去 ===
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* マルちゃん[[讃岐うどん|讃岐風天ぷらうどん]]
など
 
 
=== OEM ===
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|種類 =[[即席カップ麺]]
|販売開始年 =[[2008年]]
|販売終了年 =[[2023年]]
|日本での製造 =
|完成国 ={{JPN}}
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|関係する人物 =
|外部リンク =
|特記事項 = 2023年9月4日発売の「[[マルちゃん麺之助|マルちゃん 麺之助]]」和風カップ麵シリーズ6種(きつねうどん・すき焼き風うどん・小えび天そば・縦型カップ天ぷらうどん・縦型カップ肉そば・縦型カップ鴨だしそば)と入れ替わる形で販売終了
|特記事項 =
}}
「マルちゃんきつねうどん&天ぷらそば」は、マルちゃん赤いきつねと緑のたぬきの廉価版として東洋水産が2008年(平成20年)1月15日よりから[[2023年]](令和5年)8月末まで日本全国で発売開始しされた和風カップ麺の名称である。低価格のカップ麺として発売されており「赤いきつね」と「緑のたぬき」に比較すると、麺と具の量が若干減らされているほか、卵や蒲鉾など、具材の一部が割愛されている。[[オープン価格]]となっており、100円ショップなどでの販売が可能となっている。2008年9月出荷分からは廉価版のきつねうどん、天ぷらそばに「和庵」のブランドが新たに付けられた。さらに2010年(平成22年)1月に「和庵 肉うどん」が新たに発売された。
 
マルちゃん「和庵」きつねうどんは、発売当初、だしの味が東日本向けと西日本向けでそれぞれ異なっていたが、現在発売されているのは後に[[讃岐うどん|讃岐風味]]のだしを使用したを全国で販売するに統一された。一方のマルちゃん「和庵」天ぷらそばは全国共通で、西日本向けの味が基本となっていた。実質的な後継商品は2023年9月4日に全国発売された「[[マルちゃん麺之助|マルちゃん 麺之助]]」の和風カップ麵シリーズ6種(きつねうどん・すき焼き風うどん・小えび天そば・縦型カップ天ぷらうどん・縦型カップ肉そば・縦型カップ鴨だしそば)となる。
 
==マルちゃん「大人のこだわり」シリーズ==
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|種類 =[[即席カップ麺]]
|販売開始年 =[[2011年]]
|販売終了年 =[[2013年]]
|日本での製造 =
|完成国 ={{JPN}}
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|特記事項 =
}}
「マルちゃん大人のこだわりシリーズ」は当初、マルちゃん赤いきつねと緑のたぬきの[[シニア]]向け版として東洋水産が2011年(平成23年)9月5日より日本全国で発売開始したカップ麺シリーズの名称である。「50~6050代 - 60代の高年層が普段気軽に食べられる、ちょっと良いもの」をコンセプトとした商品で、全て減塩タイプのあっさりとしたスープ(出汁)が用いられているのがこのシリーズの大きな特徴となっている。 発売当初のラインアップは「華やかうどん」(天ぷらうどん)と「だし香るそば」(きつねそば)の2品。2012年(平成24年)2月27日には初のリニューアルが実施された<ref>[http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2012/02/post_674.html 『東洋水産ニュース「大人のこだわり 華やかうどん」「同 だし香るそば」 リニューアル発売のお知らせ』] - 東洋水産 2012年2月13日</ref>。
 
また、2012年9月3日にはその中華麺版にあたる「大人のこだわり 野菜がたっぷりシリーズ」が追加・発売された<ref>[http://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2012/08/post_739.html 『東洋水産ニュース「大人のこだわり 野菜がたっぷり醤油ラーメン」「同 野菜がたっぷり味噌ラーメン」 新発売のお知らせ』] - 東洋水産 2012年8月13日</ref>。ラインアップは「野菜がたっぷり醤油ラーメン」と「野菜がたっぷり味噌ラーメン」の2品。
 
== CM ==
; 起用タレント(2021([[202510]]〈[[令和]]7年〉9月現在)
:* [[武田鉄矢]] - 1978:1978年(昭和53年)の発売当初から1994年(平成6年)まで、武田が世界各国を訪れ、体を張ったパフォーマンスを披露するCMが話題になった。CM第1作は「アメリカントラック編」。また、1979年(昭和54年)製作のCM「戦車編」([[アメリカ合衆国|アメリカ]]で撮影)での「戦車がくて、赤いきつねが食えるか!」のセリフは当時の[[流行語]]にもなった<ref group="注釈">197910月に放送開始した刑事ドラマ「[[西部警察]]」第41話で、[[寺尾聡]]演じる松田刑事が、赤いきつねを食べながら「見合いが怖くてきつねが食えるか!」と言う場面がある。</ref>。1994年の「中年ガキ大将編」から日本国内での撮影になった。2008年10月同メーカー1マルちゃん『赤いきつね』の一社提供の[[フジテレビジョン|フジテレビ]]56分番組『[[おふくろ、もう一杯]]』のナレーションにも起用されている。[[2019年]](令和元年)8月、「同じ俳優を起用したテレビCMを最も長い間放映し続けている商品」として[[ギネス世界記録]]の認定を受けた<ref>{{cite news|url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201908280000304.html|title=武田鉄矢「赤いきつね」CM41年でギネス世界記録|newspaper=日刊スポーツ|date=2019-08-28|accessdate=2019-08-31}}</ref>。
:* [[上白石萌歌]]:2025年(令和7年)9月8日から「かぐや姫と月見そば」篇に限り、武田と共演する形で起用<ref>{{Cite web|url= https://www.maruchan.co.jp/cm/akamidori_20250908_15.html |title= 赤いきつね緑のたぬき「かぐや姫と月見そば」篇 |work=CMライブラリー |publisher=東洋水産株式会社 |accessdate= 2025-09-18 }}</ref>。
* [[麻生久美子]] - 2021年(令和3年)10月1日より武田と共演する形で起用。CM本編では武田の[[妻]]役を演じている。
* じろう([[シソンヌ]])- 2022年(令和4年)10月から出演。
 
; 以下は過去の武田の共演者
 
:* [[ふかわりょう]]
 
:* [[TIM (お笑いコンビ)|TIM]]([[ゴルゴ松本]]・[[レッド吉田]])
;以下は過去の武田の共演者
:* [[ジョーダンズ]]([[山崎まさや]]・[[三又又三]])
* [[ふかわりょう]]
:* [[TIM (お笑いコンビ)|TIM雨上がり決死隊]]([[ゴルゴ松本宮迫博之]]・[[レッド吉田蛍原徹]])
:* [[ジョーダ小野真弓]]、[[ドランクドラゴ]]([[山崎まさや塚地武雅]]・[[三又又三鈴木拓]])
:* [[眞鍋かをり]](「あつあつ豚汁うどん」には単独で起用) 、[[アンタッチャブル (お笑いコンビ)|アンタッチャブル]]([[山崎弘也]]・[[柴田英嗣]])
* [[雨上がり決死隊]]([[宮迫博之]]・[[蛍原徹]])
:* [[長野博]]([[20th Century (グループ)|20th Century]])、[[風間俊介]]、[[増田貴久]]([[NEWS (グループ)|NEWS]])、[[八乙女光]]([[Hey! Say! JUMP]])(「黒い豚カレー焼そば」にも起用されていた)
* [[小野真弓]]、[[ドランクドラゴン]]([[塚地武雅]]・[[鈴木拓]])
:* [[榮倉奈々]](2009年8月17日から2013年7月31日まで起用。当初赤いきつねのイメージカラーを意識した着物姿で登場していたが、2010年8月から2013年7月までのCMでは武田の弟子という設定になっていた)
* [[眞鍋かをり]](「あつあつ豚汁うどん」には単独で起用) 、[[アンタッチャブル (お笑いコンビ)|アンタッチャブル]]([[山崎弘也]]・[[柴田英嗣]])
:* [[佐々木健介]]・[[北斗晶]]一家
* [[長野博]]([[20th Century (グループ)|20th Century]])、[[風間俊介]]、[[増田貴久]]([[NEWS (グループ)|NEWS]])、[[八乙女光]]([[Hey! Say! JUMP]])(「黒い豚カレー焼そば」にも起用されていた)
:* [[榮倉奈々赤マルダッシュ☆]](2009([[大西菜友]]、玉城茉里、[[北澤鞠佳]]、川村彩花) - 2013年8月17日から201320167831日まで起用武田と共演当初赤いきつねなお、こイメージカラーユニットの作詞作曲意識した着物姿で登場していたが担当する[[前山田健一|ヒャダイン]]2010振り付けを担当する[[パパイヤ鈴木]]も2013年8月から20132014年7月までのCMでは武田の弟子、および赤マルダッシュ☆いう設定なっ共演していた
:* [[財木琢磨]]・[[荒井敦史]] - [[2017年]](平成29年)[[10月]]から[[BS-TBS]]で放送中の武田主演の[[時代劇]]『[[水戸黄門 (BS-TBS版)|水戸黄門]]』とのコラボCM。武田扮する[[徳川光圀|水戸光圀]]と財木扮する[[佐々木助三郎]]、荒井扮する[[渥美格之進]]がラストの大立回りの後の印籠を出すシーンで印籠を出さずに赤いきつねのカップと緑のたぬきのカップを掲げてしまい最後は老公格と悪人の一団が屋敷の縁側で赤いきつねと緑のたぬきを食べるというもの。
*[[佐々木健介]]・[[北斗晶]]一家
:* [[濱田岳]]:(2016年9月15日から2021年8月31日まで起用)。
* [[赤マルダッシュ☆]]([[大西菜友]]、玉城茉里、[[北澤鞠佳]]、川村彩花) - 2013年8月から2016年8月まで武田と共演。なお、このユニットの作詞作曲を担当する[[前山田健一|ヒャダイン]]、振り付けを担当する[[パパイヤ鈴木]]も2013年8月から2014年7月まで武田、および赤マルダッシュ☆と共に共演していた。
:* [[麻生久美子]] - 2021:2021年(令和3年)10月1日よりから2024年9月30日まで武田と共演する形で起用。CM本編では武田の[[妻]]役を演じている
* [[財木琢磨]]・[[荒井敦史]] - [[2017年]](平成29年)[[10月]]から[[BS-TBS]]で放送中の武田主演の[[時代劇]]『[[水戸黄門 (BS-TBS版)|水戸黄門]]』とのコラボCM。武田扮する[[徳川光圀|水戸光圀]]と財木扮する[[佐々木助三郎]]、荒井扮する[[渥美格之進]]がラストの大立回りの後の印籠を出すシーンで印籠を出さずに赤いきつねのカップと緑のたぬきのカップを掲げてしまい最後は老公・助・格と悪人の一団が屋敷の縁側で赤いきつねと緑のたぬきを食べるというもの。
:* じろう([[シソンヌ (お笑いコンビ)|シソンヌ]])- 2022):2022年(令和4年)10月1日から2024年9月30日まで出演。
* [[濱田岳]] - (2016年9月15日から2021年8月31日まで起用)<ref>{{cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/15/kiji/K20160915013356480.html|title=恩師・武田鉄矢に濱田岳がキレた!?CM初共演 海中を探査中に…|newspaper=スポニチアネックス|date=2016-09-15|accessdate=2016-09-15}}</ref>。
:* [[あの]]:2024年11月30日から2025年(令和7年)1月17日まで「[[年越し]]の問いかけ」篇に限り、武田と共演する形で起用。
;仮面ライダーギーツコラボ(武田は出演しない)
:* [[富栄ドラム]]:2025年1月18日から2月28日まで「真冬の[[かまくら]]」篇に限り、武田と共演する形で起用。
* [[簡秀吉]]、[[佐藤瑠雅]]、[[青島心 (モデル)|青島心]] - (2022年10月23日から2023年8月まで起用) - テレビ朝日系特撮ドラマ「[[仮面ライダーギーツ]]」の出演者。劇中に登場する仮面ライダーである「仮面ライダーギーツ」と「仮面ライダータイクーン」の容姿が赤いきつねと緑のたぬきに似ていたため、コラボCMが実現した<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2254185/full/ 『仮面ライダーギーツ』、まさかの赤いきつね&緑のたぬきとコラボ「ホントにやるとは」] - ORICON STYLE 2022年10月23日(2022年10月24日閲覧)</ref>。
:* [[ヒロシ]]:2024年(令和6年)10月1日から11月29日まで「秋の[[キャンプ]]」篇、および2025年3月10日から5月31日まで「春のキャンプ」篇に限り、武田と共演する形で起用。
:
; 仮面ライダーコラボCM
: これらのCMには武田は出演しない。
:; 仮面ライダーギーツコラボ(武田は出演しない(2022年
::* [[簡秀吉]]、[[佐藤瑠雅]]、[[青島心 (モデル)|青島心]] - (2022:(2022年10月23日から2023年8月まで起用) - テレビ朝日特撮ドラマ「[[仮面ライダーギーツ]]」の出演者。劇中に登場する仮面ライダーである「仮面ライダーギーツ」と「仮面ライダータイクーン」の容姿が赤いきつねと緑のたぬきに似ていたため、コラボCMが実現した<ref>[https://www.oricon.co.jp/news/2254185/full/ 『仮面ライダーギーツ』、まさかの赤いきつね&緑のたぬきとコラボ「ホントにやるとは」] - ORICON STYLE 2022年10月23日(2022年10月24日閲覧)</ref>。
:; 仮面ライダーギーツ&ガッチャードコラボ(2023年)
::* 簡秀吉、佐藤瑠雅、[[本島純政]]、[[松本麗世]]:(2023年12月に起用)2023年度は、簡と佐藤に加え、「ギーツ」の後継番組「[[仮面ライダーガッチャード]]」の出演者の本島純政と松本麗世を起用。2023年12月公開予定の「[[仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦]]」にちなんで放送され、公式X(旧Twitter)ではキャンペーンも実施された。
 
=== 赤いきつねを探せ!! ===
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=== アイドルグループ「TU→YU」 ===
「TU→YU」(つーゆー<ref name="sponichi20070817">{{Cite news | title = 鉄矢&ジャニーズ CMユニット結成 | newspaper = [[スポーツニッポン|Sponichi Annex]] | date = 2007-08-17 | url = http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/08/17/01.html| |accessdate = 2018-02-15 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20080220163625/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/08/17/01.html |archivedate= 2008-02-2220 }}</ref>)とは、同商品のつゆのおいしさを伝えるため<ref name="oricon20080911">{{Cite web|和書| title = 武田鉄矢&ジャニーズのアイドルユニット『TU→YU』がCM撮影参加者を500名募集!| work = ORICON NEWS| publisher = [[オリコン]]| date = 2008-09-11| url = https://www.oricon.co.jp/news/58071/full/| accessdate = 2018-02-15}}</ref>、CMの企画により結成されたアイドルユニットである。同商品が発売された1978年からCMキャラクターを務める武田鉄矢と、武田の主演ドラマ『[[3年B組金八先生]]』に生徒役として出演したことのある[[ジャニーズ事務所]]所属のタレントで結成されている<ref name="sponichi20070817" />。なお、ユニット名は「つゆ」と「to you」をかけたもの<ref name="sponichi20070817" />。
 
;メンバー
:*武田鉄矢(テツヤ)<ref name="oricon20080911" />
:*[[長野博]](ヒロシ)<ref name="oricon20080911" /> - 金八先生第3シリーズに成瀬浩二役で出演
:*[[風間俊介]](カザポン)<ref name="oricon20080911" /> - 金八先生第5シリーズに兼末健次郎役で出演
:*[[増田貴久]](マッスー)<ref name="oricon20080911" /> - 金八先生第6シリーズに長澤一寿役で出演
:*[[八乙女光]](ヒカル)<ref name="oricon20080911" /> - 金八先生第7シリーズに丸山しゅう役で出演
 
2007年8月20日<ref>{{Cite news | title = うまいTU→YUで元気だせ!武田鉄矢、V6長野らがイケ麺ユニット | newspaper = [[中日スポーツ|CHUNICHI Web]]| |date = 2007-08-17 | url = http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2007081702041632.html| |accessdate = 2018-02-15 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20070908030211/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2007081702041632.html |archivedate= 2007-09-08 }}</ref>からTU→YUが登場するCMの放送が開始され、このグループがつゆを飲んで元気を出し、アイドルとして成長していく姿を1年程度のシリーズとして描いていくと企画されたが<ref name="sponichi20070817" />、1年を過ぎた2008年9月15日からCM撮影会参加者を呼びかける新バージョンのCMが放送され<ref>{{Cite news | title = TU→YU結成1周年“ライブ”開催へ| |newspaper = [[デイリースポーツ|デイリースポーツonline]] | date = 2018-09-11 | url = http://www.daily.co.jp/gossip/johnnys_topics/2008/09/11/0001433703.shtml | accessdate = 2018-05-05 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20080914005749/http://www.daily.co.jp/gossip/johnnys_topics/2008/09/11/0001433703.shtml |archivedate= 2008-09-14 }}</ref>、成長したTU→YUが大盛況のライブを行うという設定<ref name="oricon20080911" />のCM撮影会が11月10日に開催された<ref name="sponichi20081111">{{Cite news | title = 「TU→YU」楽曲“当たり”で聴ける! | newspaper = [[スポーツニッポン|Sponichi Annex]] | date = 2008-11-11 | url = httphttps://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/11/11/kiji/K20081111Z00001430.html| |accessdate = 2018-02-15 }}</ref>。そしてその場で2008年11月17日にオリジナル曲『そばにいるよ』(作詞:[[zopp]]、作曲、編曲:[[中島靖雄]]<ref>[http://www.gigistudio.jp/works.html 中島靖雄公式ウェブサイト]「作品紹介」より</ref>)で「モバイルデビュー」することが発表され<ref name="sponichi20081111" />、懸賞バージョン(無料)とJohnny's webバージョンの[[着うた]]と[[着うたフル]]の3パターンの形で配信された<ref>[http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2008111102000161.html TU→YU(つーゆー)「そばにいるよ」でモバイルデビュー]{{リンク切れ|date=2018年2月}} - 中日スポーツ</ref>。2009年にも「黒い豚カレーうどん&焼そば」をメンバーが“黒い豚団”となって宣伝するバージョンのCMが放送された<ref>{{Cite journal|和書|title = CM調査隊 東洋水産『黒い豚カレーうどん&焼そば』|page = 84 |journal = POTATO |issue = 2009年7月号 |publisher = [[Gakken|学研]]| |date = 2009-06-06 }}</ref>。
 
=== 緑のたぬき×GReeeeN ===
4人組の覆面[[ロックバンド]]「[[GReeeeN]]」と「緑のたぬき」との[[コラボレーション]]というCMで、2011年10月からCMの放送を開始。CMの[[サウンドロゴ]]もメンバーの4人が「すべては、笑顔のために。」と発している(通常の「Smiles for All.」の映像の音声を差し替えている)。CMの内容は、4人の武田鉄矢(他3人は合成映像)が緑のジャージ(1人は皮ジャン)を着てダンスを踊るというもの。CMソングのタイトルはGReeeeNと武田が歌う『緑のたけだ』。
 
=== 武田鉄矢が女性アイドルグループをプロデュース ===
2013年8月19日からよりオンエアされた「武田鉄矢プロデュース アイドルプロジェクト」編として、武田鉄矢がアイドルのプロデューサーとなり、作詞・作曲は[[前山田健一|ヒャダインこと前山田健一]]、振り付けは[[パパイヤ鈴木]]を起用した。9月16日から放送されたCMでメンバーとユニットグループ名が発表され、ユニット名は「[[赤マルダッシュ☆]]」となり、メンバーは[[大西菜友]]、玉城茉里、[[北澤鞠佳]]、[[川村彩花]]の4人<ref>集英社 週刊プレイボーイNo.39「9月16日に発表されたばかり! 作詞・作曲ヒャダイン振付 パパイヤ鈴木 武田鉄矢プロデュースのアイドル「赤マルダッシュ☆」超速インタビュー!!」より</ref>。全員[[オスカープロモーション]]所属。[[2014年]][[10月22日]]に[[日本コロムビア]]よりマキシCDシングル「食べて、笑って、生きていく。」でメジャーデビューを果たしたが惜しまれつつも2016年8月を以ってCMキャラクター降板を経て、[[2019年]][[7月24日]]を以って'''名実共に完食(≒グループ解散)'''した。
 
=== 赤緑合戦 ===
2018年10月から「赤緑合戦」と称して武田鉄矢、濱田岳がそれぞれ「赤いきつね軍」と「緑のたぬき軍」の将軍に扮したCMが放映されている。同時に、「あなたはどっち!? ~食べて比べて投票しよう!」というキャンペーンが毎年開催され、これまでの成績は2勝1敗で「赤いきつね」が優勢となっている<ref>[https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00000034-it_nlab-bus_all やはりきつねが勝ってしまったか…… 5万票を集めた「赤いきつね」と「緑のたぬき」の公式バトルが決着]</ref><ref group="注釈">同様のキャンペーンの例として、[[明治]]が同社のチョコレートスナック菓子「[[きのこの山]]」と「[[たけのこの里]]」のどちらが美味しいかという消費者間の論争(通称「[[きのこたけのこ戦争]]」)に便乗した「きのこ・たけのこ総選挙」キャンペーンがある。</ref>。2021年4月、和解を果たした記念として相互に具を変えた、「赤いたぬき天うどん」と「緑のきつねそば」が発売になった<ref>{{cite press release|和書|title=最終決戦にて「緑のたぬき」の初勝利。和解を誓った両者から「赤いたぬき」と「緑のきつね」が期間限定で新登場!|url=https://www.maruchan.co.jp/news_topics/documents/dotti-akamidori-news-20210412.pdf|format=PDF|date=2021-04-12|publisher=東洋水産株式会社}}</ref>。
また同年より毎年10月に『[[タヌキとキツネ]]』とコラボレーションした「赤いたぬき」と「緑のきつね」を[[セブン-イレブン]]限定で発売している<ref>{{cite news|title=赤いきつね…じゃなくて、赤い“たぬき”!今だけのコラボに注目です【新製品 5行レビュー】|newspaper=ROOMIE|date=2024-10-17|url=https://www.roomie.jp/2024/10/1330355/|accessdate=2025-07-16|publisher=株式会社メディアジーン}}</ref><ref>{{cite web|和書|url=https://www.fwinc.co.jp/tanukitsu/wp/?post_type=notice|title=ニュース|website=『タヌキとキツネ』公式サイト|accessdate=2025-07-16|publisher=株式会社フロンティアワークス}}</ref>。
これとは別に2025年5月にも『[[機動戦士ガンダム 水星の魔女]]』とコラボレーションした「赤いたぬき」「緑のきつね」を同じくセブン-イレブン限定で発売している<ref>{{cite news|title=「ガンダム 水星の魔女」と「赤いきつね/緑のたぬき」がコラボ! セブン−イレブンでアクスタプレゼントキャンペーン開催|newspaper=GAME Watch|date=2025-05-12|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/2013218.html|accessdate=2025-07-16|publisher=株式会社インプレス}}</ref>。
 
=== Xでのアニメ動画「ひとりのよると赤緑」CM ===
2025年2月6日東洋水産株式会社の公式アカウントXでの「赤いきつね緑のたぬき」のアニメ動画CM。
 
内容は緑のたぬきバージョン「放課後先生編」は、男性教員が学校の職員室で残業して緑のたぬきを食べており、一方、赤いきつねの「おうちドラマ編」では自室とおぼしき場所で若い女性が部屋で一人TVを見て涙を流した後に赤いきつねを食している<ref>{{citeweb|url=https://diamond.jp/articles/-/359836|title=マルちゃん「赤いきつね」と「緑のたぬき」CMを比べてわかった違和感の正体|author=鎌田和歌|publisher=DIAMOND ONLINE|date=2025-02-21|accessdate=2025-02-24}}</ref><ref>{{citeweb|url=https://diamond.jp/articles/-/359836|title=マルちゃん「赤いきつね」と「緑のたぬき」CMを比べてわかった違和感の正体|author=鎌田和歌|publisher=DIAMOND ONLINE|date=2025-02-21|accessdate=2025-02-24}}</ref>。
 
この女性版で頬を赤らめて涙目で食する女性に対し「性的」「キモイ」クネクネする姿と批判視する声が出ており、それに対し何で炎上するのか分からないとの否定的な見解も投稿され、2月16日から18日の分析では約21万ポストとなる反響を呼んだ<ref>{{citeweb|url=https://lasisa.net/post/91307|title=カップ麺【赤いきつね】アニメCMが “性的表現”? SNSで炎上、「エロ要素なくない?」反論も… あなたはどう思う?|publisher=LASISA|date=2025-02-17|accessdate=2025-02-24}}</ref><ref>{{citeweb|url=https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/cbd76fef3b99ae65557e10493afd396c19cd5e8e|title=赤いきつねと非実在型炎上|author=鳥海不二夫|website=Yahoo!ニュース - エキスパート |date=2025-02-20|accessdate=2025-02-24}}</ref>。注目を集め、2月17日時点ですでに1億回以上表示された<ref>{{citeweb|url=https://news.yahoo.co.jp/articles/22e534cce33926616c39aa18fe6c39646c0bd71a|title=〝カップ麺アニメCM騒動〟いまだ止まず再生1億回超え…反応さまざま「媚び媚びに描かれている」「何が性的なのかサッパリわからない」|author=鳥海不二夫|publisher=NISHISPO WEB OTTO|date=2025-02-17|accessdate=2025-02-24}}</ref>。[[東洋水産]]は見解を公表しない一方、企画に携わった会社は2025年2月21日、Xで見解を出し、関係者個人に対する誹謗中傷や生成AI利用指摘などの虚偽の情報拡散を控えるよう求めた<ref>{{Cite web|url= https://www.j-cast.com/2025/02/21501831.html?p=all |title= 東洋水産ダンマリの中...「赤いきつね」CM問題で企画会社が声明 虚偽情報拡散・誹謗中傷「看過できない」 |website= J-CAST ニュース |date= 2025-02-21 |accessdate= 2025-09-18 }}</ref>。
 
この商品に関するアニメCM公開を記念し、担当声優のサイン入りオリジナルパーカーが当たるキャンペーンは2月15日まで行われたが、「緑のたぬき」では男性がスープを飲み干す横顔の全体像のイラストに対し、「赤いきつね」は女性の口元とカップ麺の一部のイラストとなっている。このためやはり性的なものを彷彿とさせる演出だったのではとの指摘がある<ref>{{citeweb|url=https://www.jprime.jp/articles/-/35678?display=b|title=『赤いきつね』性的表現論争で話題なのはCMだけじゃない、キャンペーン景品のデザインが「もっとキモい」|publisher=週刊女性PRIME|date=2025-02-21|accessdate=2025-02-24}}</ref>。女性が自宅でドラマを見てるのに対し、男性が職場で残業をする姿へのジェンダーバイアスの視点の指摘はやむを得ず、男ウケする感じで食べる女性も実在しないだろうとのマンガ解説者の評価もある。他方、料理研究家の[[リュウジ]]は「性的に見えない」として、2025年2月21日にXで、女性版CMの再演動画を流した。女性が生きにくい風潮について理解を示しつつ、あくまでアニメ広告だと作品を擁護した<ref>{{Cite web|url= https://www.j-cast.com/2025/02/23501747.html?p=all |title= 演出物議の「赤いきつね」アニメCM...料理研究家が実写動画で再現&思い語る CMめぐる批判は「ちょっといきすぎ」 |website= J-CAST ニュース |date= 2025-02-23 |accessdate= 2025-09-18 }}</ref>。
===赤緑合戦===
2018年10月から「赤緑合戦」と称して武田鉄矢、濱田岳がそれぞれ「赤いきつね軍」と「緑のたぬき軍」の将軍に扮したCMが放映されている。同時に、「あなたはどっち!? ~食べて比べて投票しよう!」というキャンペーンが毎年開催され、これまでの成績は2勝1敗で「赤いきつね」が優勢となっている<ref>[https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00000034-it_nlab-bus_all やはりきつねが勝ってしまったか…… 5万票を集めた「赤いきつね」と「緑のたぬき」の公式バトルが決着]</ref><ref group="注釈">同様のキャンペーンの例として、[[明治]]が同社のチョコレートスナック菓子「[[きのこの山]]」と「[[たけのこの里]]」のどちらが美味しいかという消費者間の論争(通称「[[きのこたけのこ戦争]]」)に便乗した「きのこ・たけのこ総選挙」キャンペーンがある。</ref>。
2021年和解を果たした記念として相互に具を変えた、赤いタヌキ天うどんと緑のキツネそばが発売になった。
 
== コラボレーション商品 ==
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== その他 ==
* 『[[ルパン三世]]』の劇場版作品『[[ルパン三世 カリオストロの城|カリオストロの城]]』では、銭形警部率いる警察側が[[カップヌードル]]らしき縦長カップの即席麺を食べているのに対し、ルパン側は丼形カップで側面に赤(オレンジ)ラインがあり、フタに「うどん」または「きつね」、[[段ボール]]には鳥居マークに「うどん」と書かれた、赤いきつねと思しきカップうどんを食べている。
* [[Wii U]] [[ソフトウェア]]『[[スプラトゥーン]]』の期間限定イベント「フェス」の第2回のお題が「赤いきつね vs 緑のたぬき」だった<ref>{{Cite web|和書|url=https://twitter.com/SplatoonJP/status/614617158811684864|title=フェスの開催が告げられた。|publisher=[[Twitter]]|date=2015-6-27|accessdate=2015-6-27}}</ref>。
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[東急エージェンシー]]
* [[うどん]]
* [[蕎麦]]