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{{政治家
| 人名 = 志位 和夫
| 各国語表記 = しい かずお
| 画像 = Kazuo Shii
| 画像サイズ =
| 画像説明 =
| 国略称 = {{JPN}}
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1954|7|29}}
| 出生地 = {{JPN}} [[千葉県]][[印旛郡]]四街道町(現:[[四街道市]])
| 没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}} -->
| 死没地 =
| 出身校 = [[東京大学大学院工学系研究科・工学部|東京大学工学部]][[物理工学科]]卒業
| 前職 = 日本共産党職員
| 現職 =
| 所属政党 = [[File:Flag of the Japanese Communist Party.svg|25px]] [[日本共産党]]
| 称号・勲章 = [[学士(工学)|工学士]]
| 配偶者 =
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| サイトタイトル = 日本共産党幹部会委員長 衆議院議員 志位和夫のホームページ
| 国旗 = JPN
| 職名 = [[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]
| 選挙区 = ([[千葉県第1区 (中選挙区)|旧千葉1区]]→)<br />[[比例南関東ブロック]]
| 当選回数 =
| 就任日 = [[1993年]][[7月18日]]
| 退任日 = 現職
| その他職
| 就任日
| 退任日
| その他職
| 就任日
| 退任日
| その他職歴3 = [[ファイル:Flag of the Japanese Communist Party.svg|25px]] 第3代 [[日本共産党中央委員会書記局長]]<br />'''委員長:[[不破哲三]]''' '' ''
| 就任日8 = [[1990年]][[7月13日]]
| 退任日8 = 2000年11月24日
}}
'''志位 和夫'''(しい かずお、[[1954年]]〈[[昭和]]29年〉[[7月29日]] - )は、
[[1990年]]から[[2000年]]まで[[日本共産党中央委員会
== 経歴 ==
[[ファイル:Kazuo Shii in SL Square on 2017 - 3.jpg|サムネイル|2017年10月、[[新橋駅]]前で演説する志位(左)。右隣は[[社会民主党 (日本 1996-)|社会民主党]]党首・[[吉田忠智]]]]
[[ファイル:
大学1年生の時、[[小選挙区制]]反対運動をきっかけに[[日本共産党]]に入党した。[[宮本顕治]]の長男・[[宮本太郎]]の[[家庭教師]]を務めていた。大学卒業後、党東京都委員会に就職、[[早稲田大学]]などの青年[[日本の学生運動|学生運動]]を担当。1982年(昭和57年)から[[日本共産党中央委員会]]で勤務した。
それまで議席を持たない非国会議員であったが、1993年(平成5年)の[[第40回衆議院議員総選挙]]に[[千葉県第1区 (中選挙区)|旧千葉1区]]より出馬して初当選して衆議院議員となった。1996年(平成8年)の[[第41回衆議院議員総選挙]]以降[[比例南関東ブロック]]単独で連続当選。
[[2000年]](平成12年)の[[日本共産党大会|第22回党大会]]から[[不破哲三]]の後任として党委員長となった。2001年(平成13年)の[[第19回参議院議員通常選挙]]で党の[[コマーシャルメッセージ|TVCM]]に出演。「身の引き締まる思い」と言いながらズボンのベルトを締めると胸が風船のように膨らむというコミカルなCMで話題になった<ref>2005年8月24日 毎日新聞</ref>。
[[2006年]](平成18年)、日本共産党の委員長として初めて[[大韓民国|韓国]]を訪問。
[[2008年]](平成20年)10月、[[ニコニコ動画]]に「志位和夫チャンネル」を開設した<ref>[https://news.mynavi.jp/
委員長就任以来、[[森喜朗|森内閣]]、[[小泉純一郎|小泉内閣]]、[[第1次
[[2012年]](平成24年)12月の[[第46回衆議院議員総選挙]]により自公連立政権の[[第2次安倍内閣|安倍内閣]]に戻ったが、引き続き野党の立場をとった。[[アベノミクス]]については「国民の所得を良くし、内需を良くする矢は一本もない」として「毒矢」と批判<ref>[
安倍政権の政策の中でも2015年(平成27年)の[[平和安全法制|安全保障関連法]]は「戦争法」として特に強く批判しており、これを機に同法廃止に向けて[[野党]]が結集すべきことを提唱し、民主党をはじめとする他野党との選挙協力を推進するようになった([[民共共闘|野党と市民の共闘]])<ref>[
[[岡田克也]]
[[2018年]](平成30年)3月には立憲民主党などとともに「[[原発ゼロ基本法案]]」を共同提出した。同法案について「野党共闘の柱にしっかり座った」と述べた<ref>[https://web.archive.org/web/20180512112932/https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031100294&g=pol 立・共「脱原発」で接近=参院選協力は温度差] 時事ドットコムニュース、2018年3月11日</ref>。
[[2020年]](令和2年)に政権が安倍内閣から[[菅義偉内閣]]に変わった後も野党の立場を取り「『安倍政権は戦後最悪の反動政権だ』と批判してきたが、後任者はその強権ぶりでは前任者を上回る姿を早くもあらわにした」「正面から対決していきたい」と述べている<ref>[https://web.archive.org/web/20201018063820/https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101500989&g=pol 強権ぶりは前任者以上 共産・志位氏] 時事ドットコムニュース、2020年10月15日</ref>。菅内閣のコロナ対策について科学に基づかず、[[Go To キャンペーン]]と自己責任論に固執し、[[2020年東京オリンピック|東京オリンピック]]開催を強行したとして批判している<ref>[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-06-16/2021061603_01_0.html 菅内閣に国政を担う資格なし 菅義偉内閣不信任案に対する志位委員長の賛成討論 衆院本会議、2020年10月15日 しんぶん赤旗]</ref>。
[[第1次岸田内閣|岸田内閣]]に変わった後も野党の立場を取り、2021年(令和3年)10月8日、[[岸田文雄]]の
[[2021年]](令和3年)[[10月31日]]の[[第49回衆議院議員総選挙]]においては[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]・
[[2022年]](令和4年)[[6月7日]]、[[在日本スウェーデン大使館]]
[[2023年]](令和5年)[[6月24日]]、委員長就任から20年以上が経過することを問題視する指摘に対し、「共産党そのものに対する攻撃」と突っぱねた<ref>{{Cite web|和書|url = https://www.sankei.com/article/20230624-OZR2JWDRRROKRJOSQETWFQTQCY/ |title = 「『長すぎる』批判は共産攻撃」 委員長20年超の志位氏|website = www.sankei.com|publisher = 産経新聞|date = 2023-06-24|accessdate = 2023-06-24}}</ref>。現在も党員による委員長選出は行われていない。
2022年分の国会議員の所得等報告書によると与野党8党首の中で前年の5位から順位を上げ、2年連続トップである[[岸田文雄]]首相([[自由民主党総裁]])の3864万円に続いて自身が2051万円と2位になった。歳費などに加え「印税他」として274万円を計上し、同年に出版した党綱領の解説本の印税収入が大半だとしている<ref>{{Cite web|和書|url = https://www.sankei.com/article/20230703-F3EBBSLDU5JQ7DINGBZA2WRCQU/ |title = 岸田首相トップ3864万円 党首所得、2位は志位氏|website = www.sankei.com|publisher = 産経新聞|date = 2023-07-03|accessdate = 2023-07-05}}</ref>。
2024年[[1月18日]]、[[日本共産党第29回大会]]で委員長を退任し、参院議員の[[田村智子]]政策委員長を後任に充てる人事を決定した。委員長の交代は23年ぶりで、田村は同党初の女性党首となる<ref>[https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E5%85%B1%E7%94%A3%E5%85%9A%E5%88%9D%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%A7%94%E5%93%A1%E9%95%B7%E3%81%AB%E7%94%B0%E6%9D%91%E6%99%BA%E5%AD%90%E6%B0%8F-%E5%BF%97%E4%BD%8D%E5%92%8C%E5%A4%AB%E6%B0%8F%E3%81%AF%E8%AD%B0%E9%95%B7%E3%81%AB/ar-AA1n9VUB]</ref>。志位は、[[不破哲三]]前議長の退任以降空席となっていた[[日本共産党中央委員会議長|中央委員会議長]]に就任し<ref name="議長就任">{{cite web|url=https://toyokeizai.net/articles/-/728821|title=共産党、初の女性委員長誕生で変化はあるのか 志位氏は議長に"昇格"で党運営の実権握り続ける|publisher=[[東洋経済新報社#東洋経済オンライン|東洋経済ONLINE]]|date=2024-01-19|accessdate=2024-01-21}}</ref> 党の日常的な意思決定を行う常任幹部会委員を引き続き兼務する<ref>{{cite news|url=https://mainichi.jp/articles/20240118/k00/00m/010/175000c|title=共産・志位和夫氏が議長就任 常任幹部会メンバーも兼務|newspaper=[[毎日新聞デジタル]]|date=2024-01-18|accessdate=2024-01-21}}</ref>。
== 主張 ==
=== アメリカに対する見解 ===
[[軍事同盟]]
[[アメリカ合衆国|アメリカ]]を「[[帝国主義]]」と批判しているが、[[バラク・オバマ]]が[[アメリカ合衆国大統領|大統領]]に就任して核廃絶の方針を訴えると手紙を送るなどアメリカへの歩み寄りの姿勢を示すようになった<ref>[https://news.ntv.co.jp/category/politics/158364 共産党・志位氏が訪米 歴代委員長として初(日テレNews24、2010年4月30日)]</ref>。[[2010年]]4月から5月にかけて日本共産党党首として初訪米。その訪米についての党への報告の中で訪米に踏み切った理由について「米国は、かつては日本共産党員の入国が許されない時期もあり、1980年代までは入国それ自体が困難だったが、米国社会は変化しつつあり、“[[反共主義|反共]]の壁”も崩れつつある。その変化はオバマ政権では特に進んだと思う。私たち自身も綱領を今の世界にふさわしく発展させ、[[植民地]]体制が崩壊した21世紀の世界のもとでは、[[独占資本主義]]の国だから、帝国主義の国になるとはいえない、帝国主義かどうかは、その国のとっている現実の政策と行動で判断すべきだというように、帝国主義論を発展させた。その時、米国については、その世界政策を分析して、まぎれもなく帝国主義との判断をしたが、同時にその米国も将来にわたって固定的に見ないことを確認した。米国であっても、世界の平和や進歩の流れのもとで、前向きの態度を部分的にとることもありうるだろう。そうした変化が起こった時には、『複眼』でとらえ、[[覇権主義]]の政策と行動は厳しく批判するが、前向きの変化はしっかりとらえて対応するという方針を確認した。米国についてより事実に即した原則的かつ柔軟な見方が可能となり、オバマ政権のもとでの変化への対応が可能となり、訪米に結びついた」と説明した<ref>[
2019年11月4日の第8回中央委員会総会では「アメリカの軍事的覇権主義が突出した危険を持っていることは疑いない」としつつも「中露両国による覇権主義も台頭し、それぞれが覇権主義的な国際秩序の押しつけを図っている」と述べ、綱領の「アメリカの覇権主義的な世界支配を許さず」という記述を「どんな国であれ覇権主義的な干渉、戦争、抑圧、支配を許さず」に変える改正を提案。米国名指しをやめたことについて米国批判のトーンを弱めたと報道された<ref>[https://www.sankei.com/politics/amp/191104/plt1911040004-a.html 産経新聞 共産、16年ぶり綱領改定へ 米名指し批判削除も安保廃棄は継続](2019年11月4日掲載)2019年11月5日閲覧</ref>。
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=== 中国に対する見解 ===
{{main|日中共産党の関係}}
2004年(平成16年)改正の日本共産党の綱領には[[中華人民共和
2021年
[[尖閣諸島]]問題については、1895年(明治28年)の日本による尖閣諸島領有の宣言は「無主の地の先占」という国際法上まったく正当な行為であり、「日清戦争で中国から奪った領土」という中国側の主張は[[下関条約]]とそれに関する交渉記録を見ても成り立たないとして日本の領土であることを言明している<ref>[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-22/2012092201_01_1.html 尖閣諸島 日本の領有の正当性を主張 志位委員長、中国大使と会談] しんぶん赤旗(2012年9月22日掲載)2023年5月24日閲覧</ref>。また尖閣諸島をめぐる緊張状態の最大の原因は、日本が実効支配している領土を、力ずくで現状変更をしようとしている中国側にあるとしている<ref>[https://www.sankei.com/article/20201126-E76OJLTL5RO6DIJOGWDWKO4AU4/ 志位氏「傲慢不遜で許しがたい」 尖閣めぐる中国外相の主張に] 産経新聞(2020年11月26日掲載)2023年5月24日閲覧</ref>。
=== 韓国に対する見解 ===
[[2006年]]
[[2009年]](平成21年)の[[在日本大韓民国民団]]の新年会に出席した際には副委員長(国際局長)[[緒方靖夫]]、参院議員(政策委員長)[[小池晃]]、参院議員[[井上哲士]]と共に「歴史の真実を日韓での共有が友好の基礎であり、日本共産党はそうした立場で活動しています」と述べた<ref name=":0"/>。
[[2010年]](平成22年)8月15日の民団中央本部が開いた第65周年[[光復節]]中央記念式では「[[韓国併合]]条約は、日本が韓国に対して軍事的強圧によって一方的におしつけた不法・不当な条約です。侵略戦争と植民地支配を美化する[[歴史教科書問題]]を解決し、新しい世代に歴史の真実を伝えなければなりません。旧[[日本軍]]による[[日本の慰安婦|「従軍慰安婦」問題]]等について、日本政府は謝罪と補償をおこない問題の真の解決をはかるべきです。」と挨拶し、拍手を受けた<ref>https://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-08-16/2010081601_02_1.html</ref>。
竹島問題については日本が領有権を主張することには歴史的な根拠があると考えるが、同島の日本への編入が行われた1905年(明治38年)という時期は、韓国が日本によって植民地化される過程にあり、韓国の外交権が奪われていたことも考慮して韓国側の主張もしっかり検討する必要があるとしている<ref>[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-08-11/2012081101_03_1.html 冷静な外交交渉で解決を 竹島問題 志位委員長が会見] しんぶん赤旗 2012年8月11日</ref>。
=== 北朝鮮に対する見解 ===
[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]については「社会主義とは無縁の[[独裁政治|独裁]]専制体制」と批判している<ref>[
2015年11月7日に[[テレビ東京]]の番組に出演した際には、リアルの危険は北朝鮮や中国ではなく、[[自衛隊]]が[[中東]]・[[アフリカ]]で一緒に戦争をやる事だ、という旨を述べている<ref>[https://web.archive.org/web/20151107063638/http://www.sankei.com/politics/news/151107/plt1511070011-n1.html 共産・志位委員長「中国、北朝鮮にリアルな危険ない」][[産経新聞|産経ニュース]](2015年11月7日13時30分配信)2016年1月7日閲覧</ref>。北朝鮮が翌年1月6日に[[北朝鮮の核実験 (2016年1月)|4回目の核実験]]を行うと、志位は「地域と世界の平和と安定に対するきわめて重大な逆行であり、北朝鮮の核開発の放棄を求めた累次の国連安保理決議、[[六者会合|6カ国協議]]の共同声明、[[日朝平壌宣言]]に違反する暴挙である」、「国際社会が一致して、政治的外交的努力を強め、北朝鮮に核兵器を放棄させるための実効ある措置をとることを、強く求める」という声明を発したが<ref>[
[[北朝鮮核問題|核問題]]をめぐる北朝鮮への[[経済制裁]]には反対していないが、武力行使には一貫して反対している。また「圧力と同時に対話が必要」と主張し、安倍政権の取り組み方は「対話否定・圧力一辺倒」として批判している<ref>[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-02/2018050208_01_0.html 12都道府県委員長会議 志位委員長の中間発言](2018年5月2日掲載)2018年5月12日閲覧</ref>。
=== ロシアに対する見解 ===
2008年の[[ロシア]]
2014年の[[ロシアによるクリミアの併合|ロシアのクリミア併合]]について「軍事的圧力の下での両地域の『独立』承認とロシア併合は、国連加盟国の主権、独立、領土保全を尊重するという国連憲章、国際法の原則に反した侵略行為そのものであり、断じて許されない。」「[[ロシア連邦政府|ロシア政府]]自身が一連の国際的な条約で繰り返し誓約してきた[[ウクライナ]]の主権、独立、領土保全、同国との国境の尊重にも反するものである」として批判した<ref>[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-03-20/2014032001_01_1.html しんぶん赤旗 ロシアはクリミア併合を撤回せよ 世界の平和秩序を覆す覇権主義は許されない 志位委員長が声明](2014年3月20日掲載)2022年2月22日閲覧</ref>。
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2022年2月24日、[[2022年ロシアのウクライナ侵攻|ロシアによるウクライナ侵攻]]について「ウクライナの主権と領土を侵し、国連憲章、国際法を踏みにじる、まぎれもない侵略行為であり、断固糾弾する。ただちに軍事行動を止め、撤退させることを強く求める。」と批判した<ref>[https://www.jcp.or.jp/web_policy/2022/02/post-906.html しんぶん赤旗 ウクライナ侵略を断固糾弾する ロシアは軍事作戦を直ちに中止せよ](2022年2月24日掲載)2022年2月24日閲覧</ref>。
[[北方領土問題|「北方領土」問題]]については「[[千島列島]]は1875年の[[樺太・千島交換条約]]で日本領と平和的に確定していたにもかかわらず、[[ソビエト連邦|ソ連]]が米英と秘密協定を結んで『領土不拡大』の原則を無視して武力で奪い取り、[[日本国との平和条約|サンフランシスコ講和条約]]において不当に放棄させられた領土」として、[[択捉島]]、[[国後島]]、[[色丹島]]、[[歯舞群島]]の所謂「北方四島」に限らず、[[占守島]]までの全千島列島
2022年4月7日
=== 台湾に対する見解 ===
[[中国共産党]]と日本共産党が決裂する前の2002年には、志位は中国共産党中央統一戦線工作部副部長に対して中国が主張する「一つの中国」支持を表明していた<ref>[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-03-26/DB_0203.html 胡・中国共産党中央統一戦線工作部副部長と志位委員長が懇談]</ref>。志位の下で書記局長を務めた[[市田忠義]]も2005年に「一つの中国を台湾住民が受け入れるよう、台湾住民の民心の支持を獲得することが大事だ」と主張した<ref>[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-03-15/02_02.html 一つの中国、平和的な話し合いの立場堅持を 反国家分裂法で市田書記局長]</ref>。
しかし中国共産党と日本共産党が対立関係となった後には「一つの中国」を当然の前提とはしなくなり、台湾の将来については「台湾住民の自由に表明された民意が尊重されるべき」という以上のことは言及しなくなった<ref name="台湾">[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-08-06/2022080601_04_0.html 台湾に対する中国の軍事的威嚇強化に抗議する 志位委員長が談話] - しんぶん赤旗</ref>。また台湾問題解決に非平和的な手段はあってはならないとし、中国が台湾に軍事的圧力・威嚇をかけることを批判している<ref name="台湾"/>。一方で米国政府が台湾問題への軍事的関与を強化し、日本政府はそれに追従する姿勢をとっているとして日米両政府も「軍事対軍事の悪循環」に陥っているとして批判し、この問題の解決は対話による以外にはないとしている<ref name="台湾"/>。
=== 外国人地方参政権に対する見解 ===
2009年に民団新年会に出席した際に[[地方参政権]]について「日本共産党は永住外国人に[[選挙権]]だけでなく[[被選挙権]]も付与する立場でがんばっています」と述べ、一日も早い立法のために努力すると約束した<ref name=":0">[[しんぶん赤旗]] [
=== 安全保障に対する見解 ===
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# 解釈改憲による[[立憲主義]]の根底からの破壊
# 異論や批判に耳を傾けない[[民主主義]]否定の姿勢
を主張して[[野党]]席から大きな拍手が起こった。その一方で安全保障関連法は[[与党]]に採決された<ref>[
翌日の[[9月20日]]には最終的に安保法廃止で一致する[[政党]]・団体・個人による選挙協力を行う内容の[[国民連合政府]]構想の提案を行った<ref>[
2020年3月26日に
==== 自衛隊海外派遣問題について ====
[[2005年]]の[[スマトラ沖地震]]、[[2008年]]の[[四川大地震]]の際には[[人道援助|人道支援]]による[[自衛隊海外派遣]]を否定しない発言をしている<ref>[https://megalodon.jp/2008-0903-2229-41/www.miyamoto-net.net/column/bustle/1212063932.html 日本共産党 宮本たけし]</ref>。
==== 在日米軍基地に関して ====
[[2016年]][[1月28日]]の衆議院[[本会議]]の[[代表質問]]で[[沖縄県]]民の度重なる新基地建設反対の民意が選挙結果によって示された
=== 2022年ロシアのウクライナ侵攻をめぐる憲法第9条について ===
2022年2月24日、志位が「[[ウラジーミル・プーチン|プーチン]]氏のようなリーダーが選ばれても、他国への侵略ができないようにするための条項が、[[日本国憲法
自民党・衆院議員[[細野豪志]]
2022年2月25日、[[
2022年2月25日、[[池田信夫]]は、志位の発言を、「一見バカバカしいことを言っているようだが、これは意外に正しい。憲法9条は他国を侵略しないという約束であり、他国からの侵略を防ぐ規定ではない。日本は[[自衛権]]を放棄したからだ。これは1946年の[[帝国議会]]で、[[吉田茂]]首相が明確に答弁している。」と述べている<ref>[https://agora-web.jp/archives/2055286.html 憲法9条は「他国への侵略を防ぐ条項」か]</ref>。
2022年4月7日、志位は「相手が軍事や核兵器の論理で来たときに、同じ論理で対抗して『軍事対軍事』の悪循環に陥ることがいちばん危険だ。憲法9条を生かす外交戦略こそ、いま必要だ」と述べた<ref name=":1">{{Cite web
2022年4月8日、元[[防衛大臣|防衛相]]・自民党衆議院議員[[小野寺五典]]は、「共産党は自衛隊に対して厳しいことを主張してきた。今までと言っていることが全然違う。憲法違反と言いながら、百八十度違った評価だ」と述べている<ref name="#1"/>。この批判に対して、志位は10日の[[東京都]]内の演説会で「この[[方針]]は急に言い出したことではありません。今から22年前の[[2000年]]の第22回党大会で公式に決定し、04年に改定された綱領に書き込んでいる方針です。『全然違う』といいますが、小野寺が知らなかっただけです。他党の批判をするときには、[[勉強]]をしてからにしてほしい」と反論し、さらに、志位の発言を「[[御都合主義|ご都合主義]]」と非難した声があがっていることについて、「これも的外れです。[[世界]]に誇る憲法9条を将来にわたって守り生かすことと、[[国民]]の[[命]]を守りぬくための[[政治]]の責任を果たすことの両方を、統一的に追求するのが日本共産党の立場です。これこそ最も[[責任]]ある[[政治]]です」とも述べている<ref>{{cite news|url=https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-04-12/2022041202_02_0.html|title=党の自衛隊政策への非難に反論 憲法9条と国民の命との両方を守り抜く責任ある方針|newspaper=しんぶん赤旗|date=2022-04-12|accessdate=2023-09-22}}</ref>。
2022年5月3日、[[憲法記念日 (日本)|憲法記念日]]の集会において、同席した立憲民主党
=== 皇室について ===
2020年3月26日に
=== 労働者雇用問題について ===
[[2008年]][[2月8日]]、[[衆議院]][[予算委員会]]で質問に立ち、[[労働者派遣事業]]について規制強化を要求した。小泉政権の[[規制緩和]]により解禁された[[日雇い]][[労働者]]について、日雇い労働者の劣悪な勤務実態の実例を列挙し、政府に規制強化を要求した。また、派遣労働者に過酷な
[[2008年]][[12月11日]]、[[記者会見]]で、[[大企業]]などによる中途[[解雇]]や雇い止めに対して[[非正規雇用|非正規]]労働者らが[[労働組合]]などを結成し、撤回を求めていることについて「労働者の社会的反撃が始まった。労働者が団結して不当な首切りから[[雇用]]を守る闘いが発展することは大事。我が党は今、労働者が反撃に立ち上がる流れに強く連帯して闘いを展開していきたい」と語り、積極支援する姿勢を強調した<ref>[http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY200812110248.html 中途解雇への抗議「労働者の反撃」共産・志位氏] 朝日新聞</ref>。ただし、労働組合の関係者から[[リストラ]]阻止に向けた取り組みを求められた際、拒絶したことがある<ref>「虎視眈々 共産の行動隊長はオペラファン」[[1998年]][[8月25日]]付『朝日新聞』7面</ref>。
[[2015年]][[2月23日]]、[[衆議院]][[予算委員会]]で長時間労働の問題について審議を行った。審議の中で[[日本経済団体連合会|日本経団連]]・[[経済同友会]]役員企業35社の残業上限協定のデータを取り上げ、33社が月45時間の大臣告示を超えた協定、28社が政府が「過労死ライン」と定める月80時間以上の協定を結んでいる実態を明らかにした。この審議の中で志位は「月45時間の大臣告示の規制を法律化し法的拘束力を持ったものにすべき」と主張した<ref>[
=== 選択的夫婦別姓制度について ===
選択的[[夫婦別姓]]制度導入には賛成の立場をとる<ref>選択夫婦別姓アンケート、mネット、2014年</ref><ref>[[第166回国会]] [[法務委員会]] 請願1277号</ref>。「本当の意味での両性の平等、個人の尊厳、基本的人権の観点から認めるべきだ」と述べた<ref>[https://web.archive.org/web/20151205094903/http://
===
[[
ただし日本共産党は同性愛者に対して「不道徳」「退廃」というレッテルを貼って非難してきた歴史があり、それについて志位は2020年に「間違いであった」と述べた<ref>[https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-01-20/2020012007_01_0.html 日本共産党第28回大会 綱領一部改定案の討論 志位委員長の結語]、しんぶん赤旗、2020年1月20日</ref>。
=== 原子力発電について ===
[[原子力撤廃|反原発]]の立場をとる。[[日本の原子力発電所|原子力発電所]]再稼働に反対し、「即時原発ゼロ」の政治決断が必要としている<ref>[https://www.jcp.or.jp/web_policy/2014/03/post-555.html 東日本大震災、福島原発事故から3年を迎えるにあたって 日本共産党幹部会委員長 志位和夫] しんぶん赤旗 2014年3月11日</ref>。
社会民主党の[[福島瑞穂]]から「共産党は核の平和利用について認めてきた」と追及された際には「核エネルギーの平和利用の将来にわたる可能性、その基礎研究までは否定しない。」「将来、新しい知見が出るかもしれない。その可能性までふさいでしまうのはいかがかという考えである」「現在の科学と技術の発展段階では、『安全な原発などありえない』と言っている」と答えている<ref>2011年8月25日毎日新聞「ザ・特集:共産・志位委員長と社民・福島党首、反核の「老舗」対談」</ref>。
=== 消費税について ===
[[消費税]]を「個人消費と内需に冷水を浴びせ、所得の低い層ほど重い負担を強いられる福祉破壊税である」として批判している<ref>[https://www.jcp.or.jp/web_policy/2008/11/post-54.html 大企業・大銀行応援か、国民のくらし応援か 景気悪化から国民生活を守る日本共産党の緊急経済提言 日本共産党幹部会委員長 志位和夫] しんぶん赤旗 2008年11月11日</ref>。安倍内閣による二度の消費税増税(2014年の8%、2019年の10%への増税)にいずれも強く反対し、消費税の廃止を要求している<ref name=akahata20180515/><ref>[
=== 死刑制度について ===
アムネスティ・インターナショナルからの2022年(令和4年)の候補者アンケートに死刑制度は廃止する方向で検討を進めるべきだという設問に対して賛成と答えている<ref>[https://amnesty-jpn.org/candidate/prefectures/yamanashi/ アムネスティ・インターナショナル 選挙は人権で考える]</ref>。2023年(令和5年)1月30日にはツイッターにおいて、[[平野啓一郎]]の『死刑について』から「人を殺してはいけないということは絶対的な禁止であるべきだということです」を引用し、死刑廃止を考える根本的視点と思うと述べている<ref>[https://twitter.com/shiikazuo/status/1616396615165837314 志位和夫のツイート 8:25 PM · Jan 20, 2023]</ref>。
=== 受動喫煙問題について ===
[[受動喫煙]]防止を目的に原則屋内[[禁煙]]とする[[健康増進法]]改正に賛成の立場をとっている。[[2017年]]に行われた公開アンケートにおいて「[[日本]]は[[たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約|たばこ規制枠組み条約]]を批准していますが、屋内全面禁煙を義務づける[[法律]]を持っていません。[[国民]]の健康を守るためにも受動喫煙対策を抜本的に強化していくことが必要で、[[公衆]]が集まる場所の屋内全面禁煙、[[医療機関]]や[[学校]]の敷地内禁煙を罰則付きで定める法律を早期に制定することが求められています」と回答している<ref>{{Cite web
== 人物 ==
* [[平和]]を願って「和夫(かずお)」と名付けられたといい<ref name="profile">[http://shii.gr.jp/profile/index.html 公式プロフィール]</ref>、周囲の人たちからは「和ちゃん」と呼ばれて可愛がられていた<ref>駒場祭講演会、2004年</ref>。
* [[身長]]は180センチメートルである<ref>特集「日本共産党第19回大会」</ref>。
* [[音楽]]は趣味を超えた「人生の一部」「生涯の一部」と語り、[[ピアノ]]も演奏する。[[クラシック音楽]]鑑賞では[[フランツ・シューベルト|シューベルト]]、[[ドミートリイ・ショスタコーヴィチ|ショスタコーヴィチ]]をはじめ幅広く好きとのことである。[[朝日ニュースター]]「[[ばばこういち]]のジャーナリズム最前線」のインタビューでは、シューベルトの[[ドイツリート]]が好きと答えていた。高校時代はオーケストラ部に所属しピアノと[[ヴァイオリン]]を演奏し<ref>[[BSテレ東]]『[[日曜サロン]]』[[2020年]][[4月5日]]放送、しんぶん赤旗2020年[[4月6日]]付掲載</ref>、作曲家の道を本気で考え、大学進学時ピアノと[[物理学]]のどちらをとるか迷ったというエピソードもある<ref name="profile" />。[[結婚式]]では妻とともにピアノを[[連弾]]した。[[2018年]]に開かれた「[[党友|JCPサポーター]]まつり」では、[[フレデリック・ショパン|ショパン]]の「別れのワルツ」を、[[2019年]]の[[国民民主党 (日本 2018)|国民民主党]]代表[[玉木雄一郎]]との党首会談ではショパンの[[マズルカ作品24 (ショパン)|マズルカ第17番]]を演奏した(玉木は[[河島英五]]の「[[酒と泪と男と女]]」を演奏)<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=_stoR0LbOJI 【志位和夫×玉木雄一郎】立憲主義・格差是正・多様性と個人の尊厳を大切にしたい!] [[YouTube]] たまきチャンネル 2019.12.23公開</ref>。[[演歌]]なども聴き、[[八代亜紀]]のファン。
192 ⟶ 216行目:
*「好きなドラマは『[[宮廷女官チャングムの誓い]]』」で[[イ・ヨンエ]]の大ファンである。同番組は毎回欠かさず見ていると同時に単行本所有していることを、韓国訪問時に[[インタビュー]]で答えている<ref>[http://legacy.www.hani.co.kr/section-021106000/2006/09/021106000200609130627040.html “아베의 시대착오 용납 못한다”] {{ko icon}} [[ハンギョレ]] 2006.9.13付記事</ref>。また、NHK連続テレビ小説「[[マッサン]]」についても「ビデオ録画してでも絶対見ています。面白い。ヒロインの[[シャーロット・ケイト・フォックス]]が良いよね。[[日本語]]が全然分からないところから頑張っている」と語っている<ref>[http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141206-1405439.html 共産党の志位委員長が躍進手応え語る] 日刊スポーツ 2014年12月6日付</ref>。[[ロマン・ロラン]]を愛読書とする<ref>『政治家の本棚』朝日新聞社 (2002年04月) p.392</ref>。
* [[横澤彪]](元[[フジテレビジョン|フジテレビ]][[プロデューサー]])と[[神崎武法]](元[[公明党代表]])は千葉高校・東京大学の先輩である。なお、横澤はフジテレビ在籍中に赤旗(現・[[しんぶん赤旗]])のインタビューを受けた事がある<ref>『赤旗』1994年2月23日付</ref>。
* [[安倍晋三]]は同い年で当選同期であり、個人的関係は悪くな
== 家族・親族 ==
== 所属団体・議員連盟 ==
* [[平和・民主・革新の日本をめざす全国の会]](代表世話人
* [[日中友好議員連盟]](副会長)<ref>{{Cite news|title=日中友好議連 日本共産党が加入 副会長に志位委員長 |url=https://www.shii.gr.jp/pol/2002/2002_07/2002_0724_1.html|newspaper=赤旗|date=2002-10-27|publisher=}}</ref>
* [[日韓議員連盟]](顧問)<ref>{{Cite news|title=志位委員長が顧問就任 日韓議連が総会開く|date=2013年2月16日|newspaper=赤旗|url=
* [[原発ゼロの会]]
* [[アムネスティ・インターナショナル|アムネスティ]]議員連盟
* [[2003年]]、[[静岡空港]]建設反対の国会議員署名活動で署名者に加わっている<ref>[https://web.archive.org/web/20090307071308/http://kuukouno.hp.infoseek.co.jp/kokaiginsyomei.htm 国会議員署名これまでと今後の展望 - 空港はいらない静岡県民の会](2009年3月7日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
217 ⟶ 241行目:
|衆|当落9=当|年齢9=63|選挙名9=48|選挙区9=比例南関東ブロック|政党名9=日本共産党|定数9=22|比例順9=1|当選数9=2
|衆|当落10=当|年齢10=67|選挙名10=49|選挙区10=比例南関東ブロック|政党名10=日本共産党|定数10=22|比例順10=1|当選数10=1
|衆|当落11=当|年齢11=70|選挙名11=50|選挙区11=比例南関東ブロック|政党名11=日本共産党|定数11=23|比例順11=1|当選数11=1
}}
222 ⟶ 247行目:
{| class="wikitable"
|-
!選挙!!当選者数!!前回選挙との差(人)!!比例区得票率!!前回選挙との差
|-
|[[第19回参議院議員通常選挙]]||5||-10||7.91%||-6.69
|-
|[[第43回衆議院議員総選挙]]||9||-11||7.76%||-3.47
|-
|[[第20回参議院議員通常選挙]]||4||-1||7.80%||-0.11
|-
|[[第44回衆議院議員総選挙]]||9||±0||7.25%||-0.51
|-
|[[第21回参議院議員通常選挙]]||3||-1||7.48%||-0.32
|-
|[[第45回衆議院議員総選挙]]||9||±0||7.03%||-0.22
|-
|[[第22回参議院議員通常選挙]]||3||±0||6.10%||-1.38
|-
|[[第46回衆議院議員総選挙]]||8||-1||6.13%||-0.90
|-
|[[第23回参議院議員通常選挙]]||8||+5||9.68%||+3.58
|-
|[[第47回衆議院議員総選挙]]||21||+13||11.37%||+5.24
|-
|[[第24回参議院議員通常選挙]]||6||-2||10.74%||+1.06
|-
|[[第48回衆議院議員総選挙]]||12|| -9||7.90%||-3.47
|-
|[[第25回参議院議員通常選挙]]||7||+1||8.95%||-1.79
|-
|[[第49回衆議院議員総選挙]]||10|| -2||7.25%|| -0.65
|-
|[[第26回参議院議員通常選挙]]||4||-2||6.8%||-2.15
|-
|}
== 著書 ==
演説内容を本にまとめたものが多い。
* {{Cite book ja|title=激動する世界と科学的社会主義|url={{国立国会図書館デジタルコレクション|12744086}}|url-access=registration|publisher=新日本出版社|date=1991-02-10|isbn=4-406-01929-4}}
* {{Cite book ja|title=科学的社会主義とは何か|publisher=新日本出版社|date=1992|isbn=4-406-02064-0}}
* {{Cite book ja|title=歴史の促進者として|publisher=新日本出版社|date=1992|isbn=4-406-02116-7}}
* {{Cite book ja|title=21世紀をめざして ―志位和夫 演説・論戦集―|publisher=新日本出版社|date=1995|isbn=4-406-02349-6}}
* {{Cite book ja|title=科学・人生・生きがい|publisher=新日本出版社|date=1997|isbn=4-406-02523-5}}
* {{Cite book ja|title=“自共対決” ―志位和夫国会論戦集―|publisher=新日本出版社|date=1998|isbn=4-406-02581-2}}
* {{Cite book ja|title=民主日本への提案|publisher=新日本出版社|date=2000|isbn=4-406-02715-7}}
* {{Cite journal ja|title=議会制民主主義の諸問題について〔含 質疑応答〕 / 志位 和夫|journal=[[前衛 (雑誌)|前衛 : 日本共産党中央委員会理論政治誌]]|url={{国立国会図書館デジタルコレクション|12117721/15}}|url-access=registration|issue=749|publisher=日本共産党中央委員会|date=2002-03-01|pages=13 - 39}}
*
* {{Cite book ja|title=歴史の激動ときりむすんで|publisher=新日本出版社|date=2002|isbn=4-406-02946-X}}
* {{Cite book ja|title=希望ある流れと日本共産党|publisher=新日本出版社|date=2003|isbn=4-406-02986-9}}
* {{Cite book ja|title=職場問題学習・交流講座への報告・まとめ|publisher=[[日本共産党中央委員会出版局]]|date=2006|isbn=4-530-01562-9}}
* {{Cite book ja|title=教育基本法改定のどこが問題か|publisher=新日本出版社|date=2006|isbn=4-406-03305-X}}
* {{Cite book ja|title=韓国・パキスタンを訪問して|publisher=新日本出版社|date=2006|isbn=978-4406033244}}
* {{Cite book ja|title=日本共産党とはどんな党か|publisher=新日本出版社|date=2007|isbn=978-4406050180}}
*
* {{Cite book ja|title=人間らしい労働を―たたかいで道を開こう|publisher=新日本出版社|date=2009|isbn=978-4406052283}}
* {{Cite book ja|title=危機をのりこえて新しい日本を―震災、原発、日本の前途を語る 日本共産党創立89周年 (文献パンフ) |publisher=日本共産党中央委員会出版局|date=2011|isbn=978-4530016168}}
* {{Cite book ja|title=歴史に学び、新しい歴史をつくろう―日本共産党創立90周年|publisher=日本共産党中央委員会出版局|date=2012|isbn=978-4530016182}}
* {{Cite book ja|title=領土問題をどう解決するか―尖閣、竹島、千島|publisher=新日本出版社|date=2012|isbn=978-4406056571}}
* {{Cite book ja|title=綱領教室〈第1巻〉|publisher=新日本出版社|date=2013|isbn=978-4406056786}}
* {{Cite book ja|title=綱領教室〈第2巻〉|publisher=新日本出版社|date=2013|isbn=978-4406056847}}
* {{Cite book ja|title=綱領教室〈第3巻〉|publisher=新日本出版社|date=2013|isbn=978-4406056861}}
* {{Cite book ja|title=戦争か平和か―歴史の岐路と日本共産党|publisher=新日本出版社|date=2014|isbn=978-4406058223}}
* {{Cite book ja|title=歴史の偽造は許されない―「河野談話」と日本軍「慰安婦」問題の真実 (文献パンフ)|publisher=日本共産党中央委員会出版局|date=2014|isbn=978-4530016403}}
* {{Cite book ja|title=「核兵器のない世界」をどう実現するか―「核兵器禁止条約の国連会議」に参加して|publisher=日本共産党中央委員会出版局|date=2017|isbn=978-4530016663}}
* {{Cite book ja|title=天皇の制度と日本共産党の立場|publisher=日本共産党中央委員会出版局|date=2019|isbn=978-4530016830}}
* {{Cite book ja|title=共闘の4年間と野党連合政権への道―日本共産党創立97周年記念講演 (文献パンフ)|publisher=日本共産党中央委員会出版局|date=2019|isbn=978-4530016847}}
* {{Cite book ja|title=改定綱領が開いた「新たな視野」|publisher=新日本出版社|date=2020|isbn=978-4406064767}}
* {{Cite book ja|title=コロナ危機をのりこえ、新しい日本と世界を―改定綱領を指針に 日本共産党創立98周年記念講演 (文献パンフ) |publisher=日本共産党中央委員会出版局|date=2020|isbn=978-4530016922}}
* {{Cite book ja|title=パンデミックと日本共産党の真価―日本共産党創立99周年記念講演|publisher=日本共産党中央委員会出版局|date=2021|isbn=978-4530016991}}
* {{Cite book ja|title=新・綱領教室(上)──2020年改定綱領を踏まえて|publisher=新日本出版社|date=2022|isbn=978-4406066709}}
* {{Cite book ja|title=新・綱領教室(下)──2020年改定綱領を踏まえて|publisher=[[新日本出版社]]|date=2022|isbn=978-4406066716}}
== 出演 ==
=== テレビ ===
* [[日経スペシャル カンブリア宮殿]] 「志位和夫が語る"ルールある資本主義"とは」(2009年1月19日、テレビ東京)- 日本共産党委員長として出演<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/2009/0119/ 「志位和夫が語る"ルールある資本主義"とは」] - テレビ東京 2009年1月19日</ref>。
* [[サンデープロジェクト]]
* [[日曜討論]]
* [[プライムニュース]]
* [[報道1930]]
* [[モー。たいへんでした]]
=== 映画 ===
* [[劇場版 センキョナンデス]]
==
{{脚注ヘルプ}}
<!--===注釈===
{{Notelist}}-->
===出典===
{{Reflist|2}}
315 ⟶ 349行目:
{{S-start}}
{{
{{Succession box
| title = [[ファイル:Flag of the Japanese Communist Party.svg|25px]] [[日本共産党中央委員会
| before = [[不破哲三]]
| years = 第
| after = 現職
}}
{{Succession box
| title = [[ファイル:Flag of the Japanese Communist Party.svg|25px]] [[日本共産党中央委員会
| before =
| years = 第
| after = [[
}}
{{Succession box
| title = [[ファイル:Flag of the Japanese Communist Party.svg|25px]] [[日本共産党中央委員会書記局長]]
| before = [[金子満広]]
| years = 第3代:1990年 - 2000年
| after = [[市田忠義]]
}}
{{S-end}}
{{旧千葉1区選出衆議院議員(1947-1993)}}
{{比例南関東ブロック選出衆議院議員(1996-)}}
335 ⟶ 376行目:
{{日本共産党}}
{{Normdaten}}
{{
[[Category:志位和夫|*]]
[[Category:宮本顕治]]
[[Category:日本共産党の衆議院議員]]
[[Category:千葉県選出の衆議院議員]]
344 ⟶ 387行目:
[[Category:東京大学出身の人物]]
[[Category:千葉県立千葉中学校・高等学校出身の人物]]
[[Category:
[[Category:1954年生]]
[[Category:存命人物]]
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