「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」の版間の差分

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* [[小林雄次]]
}}
| ナレーター = [[矢島正明]]
|出演者 = {{Plainlist|
* [[南翔太]]
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|言語 = [[日本語]]
|制作費 =
|興行収入 = {{Flagicon|JPN}} 6億2,000万円
|前作 = [[大決戦!超ウルトラ8兄弟]]
|次作 = [[ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国]]
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本作品は[[円谷プロダクション]]が[[ティー・ワイ・オー|TYOグループ]]参画後に製作された初の映画作品でもあり<ref>DVD『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』(バンダイビジュアル)作品解説書。</ref>、配給元が長らく[[ウルトラシリーズ]]の映画を配給してきた[[松竹]]から[[ワーナー ブラザース ジャパン|ワーナー・ブラザース映画]]へ変更されたほか、[[アメリカ]]と[[ニュージーランド]]を拠点に活躍してきた[[坂本浩一]]が日本で初めて監督を担当する{{R|mynavi_899439}}などスタッフを一新し、世界水準を目指して製作された。特撮シーンもプロデューサーの岡部淳也率いる[[ビルドアップ (企業)|ビルドアップ]]を中心に製作され、背景が[[3次元コンピュータグラフィックス|フルCG]]による制作や、「人間vs人間サイズの宇宙人の近接戦」が[[ワイヤーアクション]]などを活かして幅広く行われるなど、従来のシリーズ作品とは異なる画作りがなされている。特殊造形を担当した[[品田冬樹]]が後年に明かしたところによれば、これらの作風は当時の岡部が[[内山まもる]]の漫画『[[ザ・ウルトラマン (漫画)|ザ・ウルトラマン]]』を強烈に標榜しており、岡部から同作のように作って欲しい旨の注文を受けたためであるという{{R|mynavi_899439}}。また、坂本は岡部から「新体制の円谷でウルトラマンの映画を作りたい」「今までに見たことの無いウルトラマンを見たい」との旨でオファーされ、自分も「ウルトラマンをアクション映画の観点から捉えて娯楽映画として描きたい」と思っていたためもあり、快諾したという{{R|eiganavi_db75}}。光の国の本格的な映像化については、岡部によるコンセプトデザインのもと、脚本での設定を効果的に見せようと絵コンテを坂本がすべて担当し、構成を考えながらスタッフに絵コンテを見せて説明したという{{R|aniti_1259753327}}。
 
『[[ウルトラマンタロウ]]』で初登場し、『[[ウルトラマンメビウス]]』でも抽象的に描かれた光の国の設定を改めて整理し、以降の作品に繋げるためにしっかりと光の国を描く必要があったという{{R|大図鑑ゼロ106}}。光の国に敵が攻めてくるため、光の国にいても違和感のないウルトラマンを全員出したい、というリクエストがあり、坂本はスーパーバイザーとして付いていた渋谷浩康とのやり取りで、設定上出せるウルトラマンを選定していったという{{R|大図鑑ゼロ106}}。また、光の国以外のウルトラマン代表として、『ウルトラマンダイナ』最終回の流れから宇宙のどこにいても設定上問題ないウルトラマンダイナが選ばれた{{R|大図鑑ゼロ106}}。
なお、{{要出典範囲|ダイナは別次元からやってきたという設定からタイプチェンジでその特徴を見せるという選択肢はあったが、ゼロとベリアルの描写に重点を置くことと、スーツがフラッシュタイプのものしか用意できず、1作品のためだけに作り直すことはできないため、フラッシュタイプのみの登場となった。|date=2022-12-21}}
 
== 企画 ==
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当初は『超ウルトラ8兄弟』のラストを踏まえ、ウルトラマンティガやウルトラマンガイアも登場させる案が存在していた{{Sfn|Visual File|2010|p=85|loc=「PRODUCTION NOTE 映画構成案ver.1」}}{{Sfn|Visual File|2010|p=86|loc=「PRODUCTION NOTE 映画構成案ver.2」}}。また、当初の脚本ではウルトラ兄弟が入り乱れての大乱闘が描かれていたが、坂本が各ウルトラ戦士にファン向けの見せ場を作りつつベリアルの強さを見せようと要所要所で再構成した結果、[[ブルース・リー]]の映画『[[死亡遊戯]]』をイメージしたものとなり、各ウルトラ戦士ごとにアクションも変えてテンポを速くしたという{{R|aniti_1259753327}}。
 
坂本が幼少期に読んだ漫画『[[ザ・ウルトラマン (漫画)|ザ・ウルトラマン]]』の世界観を映像化するため、マントをウルトラ兄弟の重鎮たちに付けている{{R|大図鑑ゼロ106}}。
 
== 撮影 ==
撮影は2009年5月終盤から7月半ばまでという尋常ではない撮影スピードで進み、ロケーションのない体制で比重をポストプロダクションに置いた作りとなっている{{R|UPM vol.0818}}。
 
CGとグリーンバックがほとんどを占めており、セットを用いたのはスペースペンドラゴンの内部だけである{{R|aniti_1259753327|大図鑑ゼロ106}}。これについて坂本は、『パワーレンジャー』では日本のスーパー戦隊と見比べると、ミニチュアの街ではリアルに見えないため、合成や火薬を用いたカットを繋いでスピーディーに展開していることから、巨大戦が短いという{{R|大図鑑ゼロ106}}。そのため、プロデューサーの決断で世界配給を意識して背景をミニチュアではなくCG合成で作ったという{{R|大図鑑ゼロ106}}。そのため、市街地ではなく、仕上げ期間を考慮して雪原や荒野などが舞台となった{{R|大図鑑ゼロ106}}。
 
飛行シーンなどは、岡部からのオーダーでCGは使用せずに重力を無視して戦えるウルトラマンであることから、ワイヤーワークで表現している{{R|大図鑑ゼロ106}}。そのことから、円谷プロ専属のスーツアクターチームである「キャスタッフ」ではなく、ワイヤーに慣れたスーツアクターが本作品を担当することとなり、キャスタッフはバックアップとして入ることとなった{{R|大図鑑ゼロ106}}。
 
アニメファンでもある坂本の「どうすればウルトラ戦士がかっこよく見えるか」との意向により、ビルドアップによる合成のもとで背景や光線の描写がアニメ的な立体感を出すものとなっている{{R|aniti_1259753327}}。また、「ウルトラ戦士の変身者は常人よりも強い」との坂本の意向により、変身前の姿でのアクションシーンが多く盛り込まれている{{R|eiganavi_db75}}。黒部も森次も乗り気で協力してくれたうえ、南は撮影前からスタントマンたちとの練習に臨んでいた{{R|eiganavi_db75}}。一方、五十嵐とつるのには現場にて直前に話して驚かれ、直接指導して撮影したという{{R|eiganavi_db75}}。
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: 本作品の[[主人公]]の一人である青年。『[[ウルトラギャラクシー大怪獣バトル]]』および続編『[[ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY|NEO]]』の主人公。地球人のレイオニクスである青年。ネオバトルナイザーを使用してゴモラとリトラをモンスロード(召喚)する。
: 惑星デントでザラガスに勝利した後、ミライと共にベリアルによってプラズマスパークのエネルギーコアを奪われ、氷に覆われた光の国へ向かう。
:
; ヒュウガ(日向 浩)
: 宇宙船・スペースペンドラゴンの船長。クルーからは常に「ボス」と呼ばれる。
:
; ハルナ(榛名 ジュン)
: ペンドラゴンの副船長。クルーからは常に「副長」と呼ばれる。
:
; クマノ(熊野 正彦)
: ペンドラゴンのエンジニア。その凄腕ぶりを見込まれ、ヒュウガからは時折「魔法使い」と呼ばれる。
:
; オキ(隠岐 恒一)
: ペンドラゴンのクルー。自他共に認める怪獣マニア。ウルトラマンの知識も詳しく、光の国を見た時には歓喜の声を上げた。
:
; ムサシ
: ZAP SPACYのエリートクルー{{R|大図鑑ゼロ23}}。ヒュウガの後輩{{R|大図鑑ゼロ23}}。各種ミッションを宇宙基地からサポートする{{R|大図鑑ゼロ23}}。ペンドラゴンへ「惑星デントへ向かってほしい」と通信を入れる。
:* 『[[ウルトラマンコスモス]]』の主人公である春野ムサシとは名前や外見が同じ、役者もオリジナルキャストである[[杉浦太陽]]が演じているが、別の世界のムサシであり、コスモスには変身しない。DVDに収録された絵コンテ集内の坂本のコメントによれば、尺の都合でカットされてしまったが、コスモスとの関連性を匂わせるセリフが用意されていた。
 
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: シャプレー星人との銃撃戦では、地球防衛時に所属していたCREW GUYSのトライガーショットを使用した。また、最終決戦時にはバーニングブレイブにタイプチェンジした。
:* 今までに比べ、性格が大人びている。服装は『[[ウルトラマンタロウ]]』第33話・第34話で地球にやってきたウルトラマン、セブン、ジャック、エースの人間の姿の衣装によく似たものになっている。
:
; [[ウルトラマン#ウルトラマン|ハヤタ / ウルトラマン]]
: 『[[ウルトラマン]]』の主人公。「ハヤタ」とはウルトラマンが地球人に変身した姿で、地球で一体化していた『ウルトラマン』の主人公の一人・[[ウルトラマン#科学特捜隊隊員|ハヤタ]]がモデル。
: 光の国を襲撃した宇宙人から奪った銃を連射し、シャプレー星人を撃破した。
:* 前2作でのウルトラマンのマスクはAタイプだったが、本作品や前日談の『ゴーストリバース』ではBタイプを意識したものになっている。
:
; [[ウルトラセブン (キャラクター)|モロボシ・ダン / ウルトラセブン]]
: 『[[ウルトラセブン]]』の主人公。「モロボシ・ダン」とはウルトラセブンが地球人に変身した姿。
: 光の国を襲撃したシャプレー星人を格闘で圧倒したほか、怪獣たちに対抗してカプセル怪獣3体を召喚した。セブンに変身し、[[怪獣墓場]]にてベリアル率いる怪獣軍団と満身創痍になりながらも激闘を繰り広げるが、息子のゼロにアイスラッガーを託し、ついに力尽きてしまう。だが、戦いが終わった後で復活し、光の国にて息子のゼロと再会した。
:
; [[ウルトラマンダイナ#スーパーGUTSメンバー|アスカ・シン / ウルトラマンダイナ]]
: 『[[ウルトラマンダイナ]]』の主人公{{efn2|本作品のダイナの時系列は、テレビシリーズ『[[ウルトラマンダイナ]]』の最終回(第51話)の後日談とされている。}}。本作品の世界とは別宇宙【ネオフロンティアスペース】からやって来た。
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=== アイテム ===
; {{Anchors|ギガバトルナイザー}}ギガバトルナイザー
: 100体の怪獣をモンスロードし、操れる究極のバトルナイザー{{R|大図鑑ゼロ9}}。従来のバトルナイザーやネオバトルナイザーと違い、前後が五角形の棍となっている[[金砕棒]]を2つ接続させたような形状をしており、その表面にそれぞれ10個ずつ合計100個のスロットが内蔵されている。さらに宇宙人などの怪獣以外の存在も操る力も持つ<ref>『[[大怪獣バトル]]』のカード説明文より。</ref>。
: 武器としても強力で、ベリアルは'''ベリアルショット'''、'''ベリアルデスサイズ'''、'''ベリアルジェノサンダー'''、'''ベリアルウィップ'''などの技を発動した。また、ウルトラ戦士たちの攻撃を受け止める盾としても使え、ゾフィーのM87光線を散らし、ウルトラマンのスペシウム光線、ジャック・エース・80の合体光線も弾き返している。
: 強大な力を秘めているため、最大限に使いこなすことができるのはベリアルとレイブラッド星人のみである。だが、最終決戦ではレイがこれを利用してベリュドラを構成する怪獣たちを反抗させることに成功していることから、通常のレイオニクスでもある程度の干渉は可能であることが示唆されている。最後はベリュドラの爆発と共に砕け散る。
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: 『[[ウルトラマンジード]]』では、再びベリアルの手に渡っている。クライシス・インパクトの発生直前には止めようとしたゼロに深手を負わせ、発生後にはベリアルと共に行方不明となるが、ベリアルが復活した際には手にして[[ゴドラ星人#ゴドラ星人ゴドー=ウィン|ゴドラ星人ゴドー=ウィン]]を一撃で爆散させている。ジードとベリアルの最終決戦でジード全形態の合体光線ジードプルーフにより、破壊される。
: 『[[ウルトラマンジード#映画|ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!]]』では、惑星クシア人が[[ウルトラマンジード#巨大人工頭脳 ギルバリス|巨大人工頭脳ギルバリス]]に対抗するために制作したギガファイナライザーを開発するためのプロトタイプだったことが判明する。
: 『[[ウルトラギャラクシーファイト]]』では、シリーズ第2作『[[ウルトラギャラクシーファイト#『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』|大いなる陰謀]]』において[[ウルトラギャラクシーファイト#アブソリュートタルタロス|アブソリュートタルタロス]]の暗躍によって発生した[[劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!#『ウルトラギャラクシーファイト』に登場するレイバトス|レイバトスの並行同位体]]と共に本来の時間軸へもたらされた結果、同様に発生した[[ウルトラマンベリアル#ウルトラマンベリアル アーリースタイル(並行同位体)|ベリアル アーリースタイルの並行同位体]]の手に渡っている。
:* デザイン画での名称は「ベリアルロッド」{{Sfn|ゼロVSベリアル|2020|p=117|loc=「ART of ZERO ウルトラマンゼロVSウルトラマンベリアル DESIGN WORKS Interview 後藤正行[キャラクターデザイン]」}}。
:* 立体化については、劇中に登場するデザインもしくはそれに準拠したデザインでベリアルの付属品として制作されたものが散見される<ref>{{Cite news|url=https://press.moviewalker.jp/news/article/140522/|title=進化を遂げたウルトラマンの究極の姿!?フィギュアから新しいウルトラマン、ジードを知る|newspaper=MOVIE WALKER PRESS|publisher=MOVIE WALKER|date=2018-03-19|accessdate=2023-02-19}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://hobby.watch.impress.co.jp/docs/news/1280754.html|title=フィギュア「アルティメットルミナス ウルトラマンベリアル」予約受付中|newspaper=HOBBY Watch|publisher=インプレス|date=2020-10-05|accessdate=2023-02-19}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://hobby.dengeki.com/news/1312841/|title=通常状態とカイザーベリアル両方の姿が再現可能!threezeroと原型師・大山竜氏のコラボによってリデザインされたウルトラマンベリアルがアクションフィギュア化!|newspaper=電撃ホビーウェブ|publisher=KADOKAWA|date=2021-07-28|accessdate=2023-02-19}}</ref>が、2020年には大人のためのジュエリーとして単体でモチーフにされたものも制作されている<ref>{{Cite press release|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000037605.html|title=【ウルトラマン】『ウルトラマンゼロ』10周年記念!ネックレス5種類 9月3日(木)予約受付開始|publisher=ユートレジャー|date=2020-09-03|accessdate=2023-02-19}}</ref>。
:
; ネオバトルナイザー
: レイがゴモラとリトラをモンスロードし、戦わせる際に使うバトルナイザー。ギガバトルナイザーを媒体として、レイがベリュドラを構成している怪獣たちに念を送る際にも使用された。
:
; バトルナイザー
: レイオニクスが怪獣をモンスロードし、戦わせる際に使うアイテム。本作品ではシャプレー星人が使用した。
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: 別名'''ベリアルプリズン'''。ベリアルの乱の際、ウルトラマンキングが破壊された街の瓦礫を凝縮して作り出した、巨大な[[正六面体]]型の牢獄。内部にはベリアルが収容されているほか、[[カニ]]のような生命体が群れをなして這いずり回っている。
: 他のウルトラ戦士への戒めとして、あえて光の国から視認できる位置に浮かべられている。門番として宇宙警備隊の隊員が2人1組で就いている。
:
; 惑星アルファ
: ウルトラマンメビウスがベムラーを追って交戦した惑星。
:
; 惑星デント
: ZAPクルーが漂着した惑星。ザラガスが出現し、レイの使役するゴモラと戦いを繰り広げる。
:
; K76星
: テクターギア・ゼロ(ウルトラマンゼロ)がウルトラマンレオとアストラによる猛特訓を受けた惑星。
: 本作品終了後の時系列に位置する『[[ウルトラギャラクシーファイト#『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』|ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀]]』では、ウルトラ戦士の修練場であることがタロウの台詞で明かされ、ウルトラマンリブットがウルトラマングレートとウルトラマンパワードによる猛特訓を受ける際に利用される。
:
; [[怪獣墓場]]
: ウルトラマンベリアルが眠っていた100体の怪獣を使役し、ウルトラ戦士やZAPクルーとの主戦場とした場所。
:; 炎の谷
:: キングがギガバトルナイザーを封印し、保管した場所{{R|大図鑑ゼロ9}}
:: 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』では、[[ゼットン#『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』に登場するEXゼットン|EXゼットン]]がギガバトルナイザーを守護している。
 
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; 宇宙警備隊隊員・候補生
: 宇宙警備隊の隊員と候補生。赤い姿の者と青い姿の者がいるが、いずれも胸にカラータイマーは無い{{R|必殺技SG159|大図鑑ゼロ23}}。隊員には任務によっては量産型ウルトラブレスレット{{R|必殺技SG159|必殺技SG215}}を装備し、宇宙牢獄の門番警備員を担当している者もいる{{R|大図鑑ゼロ23}}。候補生は筆頭教官であるタロウによる指導のもと、ウルトラコロセウムにて格闘技やスペシウム光線{{R|必殺技SG215}}などの光線技の修行に明け暮れている{{R|必殺技SG159|大図鑑ゼロ23}}。
: セブンが属する赤い姿のレッド族は戦闘力が高く、ヒカリが属する青い姿のブルー族は戦闘より研究に向いていると言われている{{Sfn|超全集|2009|p=45}}{{R|UPM vol.0830|大図鑑ゼロ23}}。他にも初代マンなどが属しているシルバー族がいるが、彼らの能力については不明。
:
; 光の国の市民
: 光の国で生活している一般市民。隊員や候補生同様、赤い姿の者と青い姿の者がおり、カラータイマーは無い{{R|大図鑑ゼロ23}}
:* 光の国の市民および宇宙警備隊の隊員や候補生デザイン画がなく、『[[ジャンボーグA]]』の[[ジャンボーグA#エメラルド星人|エメラルド星人]]のイメージ参考基に造型チームによって未使用のイベント用スーツを改造して約10体のスーツが独自に造型されている{{Sfn|超全集|2009|p=75|loc=造型チーム座談会}}{{R|大図鑑ゼロ106}}。
:
; ウルトラベビー
: ウルトラ族の[[赤ん坊]]。ウルトラ族は本来強靭な肉体を持ち、数万年生きる頑強な種族だが、生まれた直後は他の生物同様に弱いため、[[楕円形]]の専用カプセルの中で育てられている{{Sfn|超全集|2009|p=45}}{{R|UPM vol.0830|大図鑑ゼロ23}}。
 
=== 歴代のウルトラマン ===
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* [[伊藤慎]]
* ウルトラの母、ユリアン、ウルトラウーマンベス{{R|大怪獣}} - [[山下純]]
* ピグモン<ref>{{Cite web|和書|url=http://aac-stunts.co.jp/member_profile/NamiheiKoshige/|title=こしげなみへい|publisher=[[AAC STUNTS]]|accessdate=2014-02-22}}</ref> - [[こしげなみへい]]
* [[大内貴仁]]
* [[秋山智彦]]
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== 関連映像 ==
=== マナーCM ===
本作品でも『[[大決戦!超ウルトラ8兄弟]]』に続いてオリジナルのマナーCMが製作されている。内容は、光の国のとある劇場にて映画を見ているウルトラマンやベリアルたちが、お互いのマナー違反を光線を放って注意をうながすというもの。CM内では注意文のほか、「光線もおやめください!」というメッセージも表示されている。DVD・ブルーレイの映像特典として収録されているほか<ref>{{Cite web|和書|title=大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE|url=https://wwws.warnerbros.co.jp/ultra-legend/popup2.html|website=wwws.warnerbros.co.jp|accessdate=2020-10-19}}</ref>、ニコニコ動画やYouTubeに開設されている円谷プロの公式チャンネルでも配信されている。
 
=== Web動画 ===
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== ゲーム ==
* 『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 デジタルピンボール』<ref>{{Cite news|url=https://ascii.jp/elem/000/000/481/481319/|title=映画「ウルトラ銀河伝説」がiPhoneアプリになった|newspaper=ASCII.jp|publisher=角川アスキー総合研究所|date=2009-12-08|accessdate=2022-12-22}}</ref>
** [[iPhone]] / [[iPod touch]]用[[ピンボール]]ゲームで、マルチボールでプレイフィールドの絵が変わる。監修:[[カゼ・ネット|KAZe]]、配信:[[ビサイド (ゲーム会社)|ビサイド]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://bexide.co.jp/products/game-old/ultpin/|title=大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 デジタルピンボール|publisher=ビサイド|accessdate=2022-12-22}}</ref>。
* 『[[怪獣バスターズ]]』
** [[ニンテンドーDS]]用ゲーム。劇場で配布されたカードに記載されたパスワードを入力すると、ベリアルが登場する特別ミッションが出現する連動要素がある。
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<ref name="ゼロVSベリアル67">{{Harvnb|ゼロVSベリアル|2020|p=67|loc=「ACT of ZERO ゼロを演じし者、ゼロを支えし者たち Interview 大西雅樹[ウルトラマンゼロ役]」}}</ref>
<ref name="ゼロVSベリアル114">{{Harvnb|ゼロVSベリアル|2020|p=114|loc=「ENEMY of ZERO ウルトラマンベリアルの総て Interview 岩上弘数[ウルトラマンベリアル役]」}}</ref>
<ref name="大図鑑ゼロ9">{{Harvnb|大図鑑ゼロ|2025|p=9|loc=「phase1 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」}}</ref>
<ref name="大図鑑ゼロ23">{{Harvnb|大図鑑ゼロ|2025|pp=23-27|loc=「phase1 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」}}</ref>
<ref name="大図鑑ゼロ106">{{Harvnb|大図鑑ゼロ|2025|pp=106-109|loc=「phase7 監督図鑑」}}</ref>
<ref name="mynavi_899439">{{Cite news|url=https://news.mynavi.jp/article/20190925-899439/|title=『平成大特撮』刊行記念トークショー、平成特撮を支えた品田冬樹と西川伸司が「特技監督・川北紘一」の功績を語る|newspaper=マイナビニュース|publisher=マイナビ|date=2019-09-25|accessdate=2020-08-19}}</ref>
<ref name="eiganavi_db75">{{Cite news|url=http://eiganavi.entermeitele.net/news/2009/12/post-db75.html|title=『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』坂本浩一監督 インタビュー|newspaper=映画ナビ最新ニュース|publisher=リベラ|date=2009-12-18|accessdate=2022-11-06|archiveurl=https://archive.ph/ugcZr|archivedate=2015-10-09}}</ref>
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* {{Cite book|和書|editor=講談社|date = 2020-10-23|title =ウルトラ特撮 PERFECT MOOK|volume=vol.08|volume-title=ウルトラマンゼロ/ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル|publisher = 講談社|series=講談社シリーズMOOK|isbn = 978-4-06-520930-1|ref = {{SfnRef|UPM vol.08|2020}}}}
* {{Cite book|和書|date = 2020-10-30<!--奥付表記-->|title = ウルトラマン公式アーカイブ ゼロVSベリアル10周年公式読本 |publisher = 実業之日本社|isbn = 978-4-408-41567-3|ref = {{SfnRef|ゼロVSベリアル|2020}}}}
* {{Cite book|和書|date = 2025-07-30<!--奥付表記-->|title = ウルトラマン大図鑑 NEW GENERATION-ゼロ- |publisher = 玄光社|isbn = 978-4-7683-3019-7|ref = {{SfnRef|大図鑑ゼロ|2025}}}}
 
== 関連項目 ==
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[[Category:電通製作の映画]]
[[Category:大怪獣バトル]]
[[Category:ウルトラマンダイナ]]
[[Category:ウルトラマンメビウス]]
[[Category:ウルトラマンゼロ]]
[[Category:小泉純一郎]]