「仮面ライダークウガ (漫画)」の版間の差分
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|開始日=2014年11月1日
|終了日=連載中
|巻数=既刊
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|その他=
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|ウィキポータル=[[Portal:漫画|漫画]]
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『'''仮面ライダークウガ'''』(かめんライダークウガ)は、脚本:[[井上敏樹]]、作画:[[横島一]]、企画:[[白倉伸一郎]]による[[日本]]の[[漫画]]。『[[月刊ヒーローズ]]』2014年12月号から<ref name="nat0" />2020年12月号(休刊号)まで連載された。ヒーローズ社のウェブサイト『コミプレ』で第1話からの各話が単話配信されており(一部のみ無料)、『月刊ヒーローズ』連載分の続きも連載されている。
== 概要 ==
[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビドラマ]]『[[仮面ライダークウガ]]』(2000年 - 2001年放送)を、ストーリーや設定を独自に再構築し漫画化した作品。テレビ版では別の世界、別の時間軸の物語だった次作『[[仮面ライダーアギト]]』が
井上と[[白倉伸一郎]]は共に、[[平成仮面ライダーシリーズ]]の多くの作品に関わってきた脚本家およびプロデューサーである。両者とも『クウガ』も手がけていたが補佐としての途中参加で、一方『アギト』には企画からメインで関わっていた。
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=== クウガの変身者 ===
; 五代 雄介(ごだい ゆうすけ)
: 本作品の主人公。外見は金髪・刈り上げと非常に派手になっているが、原作と同様の能天気かつ飄々とした性格。その能天気ぶりは自身とタイプの違う駿河のペースを乱すほど。ただ
: テレビ版における代名詞であるサムズアップは印象的に用いられる場面こそ少ないが、しばしば行っている。また、初登場時には「2015の技を持つ男」を自称している
: テレビ版における同人物については[[仮面ライダークウガ#主人公と彼に関わる一般人]]を参照。
; 先代クウガ
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: 幼少期に母親から虐待を受け、極限まで追い詰められたことではるかの人格が生まれ、母親を殺害している。しかしはるかが殺人をしたのはこれが最初で最後であり、メンバー殺害などその他の殺人は全てさやかによる犯行。さやかは「大切なものを奪う邪魔者は殺せばいい」という考えが身についてしまっている。翔一に依存するあまり、翔一が大切だと言ったパン屋の店長を殺害しようとし、それを止めた翔一を逆恨みして拘束、殺す前提でいたぶり始める。しかし「次は五代を殺す」と言ったのが決め手になって翔一が変身して反撃し、致命傷を負う。自分の過ちを悟ったさやかは翔一に別れを告げてはるかに切り替わり、戦闘中だった五代のもとに向かって身を挺して助けてから別れを告げ、息絶える。
: さやか・はるかのアギトは女性的なフォルムをしており、ツノがハート型のような形状になっている。どちらの人格でも同様に能力を発揮できるが、さやかは突き技、はるかは関節技を多用している。
; 都沢 聖子
: 本作品オリジナルキャラクター。元々の菊の栽培家であったが、心臓病を患っていた弟を執刀医含む医療側のミスで亡くし、執刀医含む医療関係者全員の心臓をえぐり出し菊の花を替わりに詰めて殺害し、その心臓を弟の墓前に捧げたことで、死刑判決を受ける。「菊花の魔女」の通り名を持つ。
; その他のアギト
: 「霊石」の力でアギトを生み出す企ては、上記の他にも数多くの囚人を使って行われ、何人ものアギトが生まれている。中には「失敗作」として不完全体のまま放棄された者もいる。サイコキラーで死刑囚の'''片桐章馬'''など、完全体のアギト変身に成功した者たちの集団は、ドルドに従い、ガギション・ゲゲルと称するグロンギ狩りを始める。
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=== ン ===
; ン・ダグバ・ゼバ
北海道の襟裳岬にて身元不明の人物として病院で保護された外見年齢は10代から20代くらいの青年で、どこか不気味な雰囲気の純粋さを漂わせている。他のグロンギ同様に十字状の瞳を持つ。
警視庁によれば指名手配犯「Q」に似ているとされるが、記憶喪失で要領を得なかった。しかし、海の景色を見て何か記憶を思い出したようであり、彼は自らをこう「ン・ダグバ・ゼバ」と名乗った。
のちに「瀬馬卓真」の名であらぶき学園で過ごすこととなり、園児たちと生活する中で人間の生活を学習していくが、まだ記憶喪失らしく、言葉を真似したり、犬の真似をしたりと野生児に近い印象を与える。
ある時、(そも金を払うという文化を知らないためか)万引きを行ってしまい、万引きを咎めたコンビニの店員の殺害を疑われてしまう。実はあらぶき学園の職員である正田の仕業であり、施設長を殺そうとした所を目撃してしまい彼に殺されそうになるが、発火能力が覚醒。正田を焼き殺し、施設に火災を発生させてしまった。その後は徐々に人間の社会に適応していくようになり、五代の叔母夫婦が北海道で経営する牧場でアルバイトを経験し、一条香里奈(一条薫の妹)の通う高校へ進学、現在住んでいる部屋も五代夫婦が借りたものである。
動物に好かれやすいという理由から進学後はペットショップのアルバイトを務めていたが、その容姿の良さや純粋な性格から香里奈を含めた周囲の女性たちを狂わせていく事になり、痴情のもつれから香里奈を殺そうとして返り討ちに遭ったペットショップ従業員の遺体処理を手伝うなど徐々に雲行きが怪しくなっていく…。
=== 不明 ===
; ドルド
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== 書誌情報 ==
* 石ノ森章太郎(原作)・井上敏樹(脚本)・横島一(作画)・白倉伸一郎(企画)『仮面ライダークウガ』[[ヒーローズ (企業)|ヒーローズ]]〈ヒーローズコミックス〉、既刊
*# 2015年7月31日発行(2015年7月4日発売)、{{ISBN2|978-4-86468-421-7}}
*# 2015年11月30日発行(2015年11月5日発売)、{{ISBN2|978-4-86468-438-5}}
*# 2015年12月31日発行(2015年12月4日発売<ref>{{Cite
*# 2016年7月31日発行(2016年7月5日発売)、{{ISBN2|978-4-86468-468-2}}
*# 2016年12月31日発行(2016年12月5日発売<ref>{{Cite
*# 2017年1月31日発行(2016年12月29日発売<ref>{{Cite
*# 2017年8月31日発行(2017年8月5日発売)、{{ISBN2|978-4-86468-511-5}}
*# 2018年1月31日発行(2017年12月29日発売)、{{ISBN2|978-4-86468-515-3}}
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*# 2022年9月29日発売、{{ISBN2|978-4-86468-126-1}}
*# 2023年2月28日発売、{{ISBN2|978-4-86468-155-1}}
*# 2023年7月5日発売、{{ISBN2|978-4-86468-184-1}}
*# 2023年12月27日発売、{{ISBN2|978-4-86468-218-3}}
*# 2024年6月5日発売、{{ISBN2|978-4-86468-258-9}}
*# 2024年8月29日発売、{{ISBN2|978-4-86468-285-5}}
*# 2025年3月5日発売、{{ISBN2|978-4-86805-050-6}}
*# 2025年5月2日発売、{{ISBN2|978-4-86805-071-1}}
*# 2025年8月16日発売、{{ISBN2|978-4-86805-090-2}}
== 他媒体展開 ==
; 『[[劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer]]』
: 『[[仮面ライダージオウ]]』の単独映画作品。2019年7月26日公開。本作品の仮面ライダークウガが最終決戦で大集合する平成仮面ライダーに混じって漫画本の中から飛び出し、モノクロのアニメーション合成で出現<ref>{{Cite
== 出典 ==
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<ref name="nat0">{{Cite
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