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| name = 荒木 友輔
| image = [[File:荒木友輔.jpg|240px]]
| fullname = ARAKI Yusuke
| dateofbirth = {{Birth date and age|1986|05|02}}
| cityofbirth = [[東京都]][[青梅市]]<ref name="JFA20180222">{{Cite press release|和書|url=http://www.jfa.jp/news/00016250/|title=荒木友輔氏、山内宏志氏とプロフェッショナルレフェリー契約を締結|publisher=日本サッカー協会|date=2018-02-22|accessdate=2019-01-14}}</ref>
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| internationalyears1 = 2017-
| confederation1 = [[FIFA国際審判員リスト|FIFA登録]]
| internationalrole1 = 判員
| internationalyears2 =
| confederation2 =
| internationalrole2 =
}}
'''荒木 友輔'''(あらき ゆうすけ、[[英語|英]]:ARAKI Yusuke、[[1986年]][[5月2日]] - )は、[[東京都]][[青梅市]]出身の[[審判員 (サッカー)|サッカー審判員]][[プロフェッショナルレフェリー|レフェリー]]、[[審判員 (サッカー)#国際審判員(主審・副審)|国際主審]]。[[東京都サッカー協会]]所属。
 
== 来歴 ==
[[東京都立北多摩高等学校|都立北多摩高校]]サッカー部入部後、1年生から審判員資格を取得する部員を選ぶことになり、じゃんけんでその役回りとなって審判員資格の取得をはじめたのが審判員になったきっかけ<ref name="JFA20210615">{{Cite web|和書|url=https://www.jfa.jp/news/00027110/|title=[特集]審判員のマインド やればやるほど楽しくなっていく ~審判員の素顔~ 荒木 友輔国際審判員(主審)/プロフェッショナルレフェリー(『JFAnews』2021年4月号より)|publisher=日本サッカー協会|date=2021-06-15|accessdate=2021-06-16}}</ref>。[[法政大学]]文学部3年生の時、全日本サッカー少年大会(現、[[JFA 全日本U-12サッカー選手権大会]])の決勝で主審を任されたことをきっかけに本格的にプロフェッショナルレフェリーを意識し始める<ref name="JFA20210615"/>。2010年に大学卒業後、オフィススポデュケイションに勤務しながら[[福生市]]のジュニアサッカークラブ「GONA」にてコーチとして活動する傍ら、[[日本サッカー協会]] (JFA) の審判養成学校であるJFAレフェリーカレッジに7期生として入学し、2011年に1級審判員の資格を取得<ref name="JFA20180222"/>。
 
2012年から[[日本フットボールリーグ]] (JFL) の主審を務め、翌年からは[[日本プロサッカーリーグ]](Jリーグ)の主審も担当。2017年には前年限りで国際主審を引退した[[家本政明|家本政明(當麻政明)]]に代わって国際主審に登録され<ref>{{Cite news|url=https://web.gekisaka.jp/news/world/detail/?208109-208109-fl|title=東城、佐藤主審らを国際審判員登録|newspaper=ゲキサカ|date=2017-01-20|accessdate=2019-01-14}}</ref>、翌2018年2月1日から[[プロフェッショナルレフェリー]]として活動している<ref name="JFA20180222"/>。
 
2023年には[[2023 FIFA U-20ワールドカップ|FIFA U-20ワールドカップ]]の担当審判員に[[三原純 (サッカー審判員)|三原純]]、[[聳城巧]]とともに選出。グループステージで2試合主審を務めたほかラウンド16、準々決勝では第4審を担当した。
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*Jリーグ(J2)初主審:2013年5月3日 [[松本山雅FC]]対[[ザスパクサツ群馬]]戦([[松本平広域公園総合球技場]])
*Jリーグ(J3)初主審:2014年3月9日 [[FC町田ゼルビア]]対[[藤枝MYFC]]戦([[町田市立陸上競技場]])
*Jリーグ(J3)初副審:2014年3月16日 [[福島ユナイテッドFC]]対[[いわてグルージャ盛岡|グルージャ盛岡]]戦([[とうほう・みんなのスタジアム]])
*Jリーグ(カップ戦)初主審:2016年3月23日 [[ベガルタ仙台]]対[[アルビレックス新潟]]戦([[ユアテックスタジアム仙台]])
 
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;2021年4月7日 J1第8節・[[FC東京]]対[[北海道コンサドーレ札幌]]([[東京スタジアム (多目的スタジアム)|味の素スタジアム]])
:55分、札幌DF[[金眠泰|キム・ミンテ]]がFC東京FW[[ディエゴ・オリヴェイラ・デ・ケイロス|ディエゴ・オリヴェイラ]]をタッチライン際でファールで倒した際に、主審の荒木は当初「大きなチャンスの阻止(SPA)」と判断してイエローカードを提示したが、この判断にVAR([[ビデオ・アシスタント・レフェリー]])が介入。オンフィールド・レビューの結果を経て、キム・ミンテの「決定的な得点機会の阻止(DOGSO)」と判断を変え、レッドカードを提示した。VARの介入直前にFC東京の[[森重真人]]などが抗議していたため、あたかも選手の抗議によってVARが介入したように思われたのと、ゴールから遠い場所でのファールに「決定機阻止」の判断を下したことで、ネット上ではさまざまな意見が噴出した<ref name="Football ZONE Web20210408">{{Cite news|url= https://www.football-zone.net/archives/316657 |title= 「イエロー→レッドカード」へ、VAR介入で判定変更 “決定機阻止”とされた状況とは? |newspaper= Football ZONE Web |date= 2021-04-08 |accessdate= 2021-04-09 }}</ref>。
:この判定に対し、[[DAZN]]で配信された「Jリーグジャッジ リプレイ」の中で、FIFA・AFC・JFA審判インストラクターの[[深野悦子]]は、一見するとイエローカード止まりのプレーにも見えるが、ゴール裏に近い方からのカメラで見るとDOGSOであることが明白なように見えると指摘、VARの介入が妥当だったと述べる一方、Jリーグ副理事長の[[原博実]]は「(SPAともDOGSOとも)どちらとも取れる案件」とVARの介入に疑問を投げかけたほか、Jリーグウォッチャーの[[平畠啓史]]はDOGSOの4要件のうち『(ファウルを受けなかった場合に)ボールをコントロール出来る可能性』に疑義を呈し、[[イエローカード]]相当ではないかとの見解を述べた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.goal.com/jp/amp/ニュース/jleague-j1-judgereplay-tokyo-sapporo-20210415/ivwi1sdi74mb1huateu4w5jg5|title=【動画】FC東京戦、VAR介入で北海道コンサドーレ札幌DFキム・ミンテ退場は妥当?|website=[[Goal.com]]|date=2021-04-15|accessdate=2021-04-15}}</ref>。<!--
;2022年7月30日 J1第23節・[[ヴィッセル神戸]]対[[柏レイソル]]([[御崎公園球技場|ノエビアスタジアム神戸]])
:77分、神戸FW[[小田裕太郎]]が柏DF[[大南拓磨]]にペナルティーエリア内で足をかけられるものの、荒木はこれをファウルとせず試合を続行。「[[ペナルティーキック]]かどうか」に関わる事象のため、[[ビデオ・アシスタント・レフェリー]] (VAR) の対象となるはずであったが、その後もVARからの助言を受けた様子は見られなかった。これを受け、インターネット上では疑問が噴出。2022年7月2日Jリーグ第19節C大阪vs川崎戦の川崎車屋選手の明らかなPA内でのハンドをOFRの結果、見逃したこととも合わせ、問題になった。その後[[2022シーズンJリーグジャッジリプレイ#19]]にて問題のシーンについて検証され平畠さん、鈴木さん、家本さんがそれぞれの意見を述べた。結論として平畠さん鈴木さんはPKが望ましいと述べ、元国際審判員の家本さんの見解では小田選手の動きがダイブに見えてレフリーはファールをとらずそのまま流したのでVARもそれを尊重したのではないかと述べ、家本さんの意見としては「守備側の選手が誤ってしまってディフェンダーの選手が行き切きってしまった、これも誤って足が出てしまったというシーンなのでフリーキック、ペナルティーキックが妥当なシーンだと思います。」と述べた。<ref>[[2022シーズンJリーグジャッジリプレイ#19]]https://www.jleague.jp/video/detail/23588/ 2022年8月5日閲覧。</ref>。 -->
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|-
|[[2022年のJリーグ|2022]]||14||0||0||0||0||0||0||0||1||0
|-
{{サッカー審判員国内成績表 通算}}118||0||60||0||12||12||18||0||12||0
|[[2023年のJリーグ|2023]]||10||0||2||0||0||0||2||0||3||0
|-
|[[2024年のJリーグ|2024]]||17||0||1||0||0||0||2||0||2||0
{{サッカー審判員国内成績表 通算}}118145||0||6063||0||12||12||1822||0||1217||0
|}
 
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=== 国際試合 ===
 
==== AFCチャンピオンズリーグ/エリート ====
{{サッカー審判員国際成績表}}
|[[AFCチャンピオンズリーグ2020|2020]]||0||0||1||0
|-
|[[AFCチャンピオンズリーグ20222021|20222021]]||10||0||0||0
|-
|[[AFCチャンピオンズリーグ2022|2022]]||2||0||0||0
|-
|[[AFCチャンピオンズリーグ2023/24|2023-24]]||2||0||0||0
|-
|[[AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25|2024-25]]||4||0||0||0
|-
{{サッカー審判員国際成績表 通算}}18||0||1||0
|}
 
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!担当
|-
|2013年8月3日||第37回日本クラブユースサッカー選手権大会||[[サンフレッチェ広島F.Cの育成組織|サンフレッチェ広島ユース]]||[[横浜F・マリノス|横浜F・マリノスユース]]||<center>1-4</center>||[[三ツ沢公園球技場|ニッパツ三ツ沢球技場]]||主審
|-
|2016年11月29日
145 ⟶ 155行目:
|[[セレッソ大阪]]
|[[ファジアーノ岡山]]
|<center>0-1-0</center>
|[[キンチョウスタジアム]]
|第4審
153 ⟶ 163行目:
|[[鹿島アントラーズ]]
|[[浦和レッズ]]
|<center>0-1</center>
|[[茨城県立カシマサッカースタジアム|県立カシマサッカースタジアム]]
|追加副審
|-
|2017年1月9日||[[第96回全国高等学校サッカー選手権大会]]||[[青森山田中学高等学校|青森山田]]||[[前橋育英高等学校|前橋育英]]||<center>5-0</center>||[[埼玉スタジアム2002]]||主審
|-
|2018年1月1日
163 ⟶ 173行目:
|[[セレッソ大阪]]
|[[横浜F・マリノス]]
|<center>2-1</center>
|[[埼玉スタジアム2002]]
|追加副審
171 ⟶ 181行目:
|[[湘南ベルマーレ]]
|[[横浜F・マリノス]]
|<center>1-0</center>
|[[埼玉スタジアム2002]]
|追加副審
179 ⟶ 189行目:
|[[北海道コンサドーレ札幌]]
|[[川崎フロンターレ]]
|<center>3-3</center>
<center>(PK4-5)</center>
|[[埼玉スタジアム2002]]
|主審
188 ⟶ 198行目:
|[[川崎フロンターレ]]
|[[ガンバ大阪]]
|<center>1-0</center>
|[[国立競技場]]
|第4審
196 ⟶ 206行目:
|[[川崎フロンターレ]]
|[[ガンバ大阪]]
|<center>3-2</center>
|[[埼玉スタジアム2002]]
|主審
|-
|2021年12月19日||[[天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会]]||[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]]||[[大分トリニータ]]||<center>2-1</center>||[[国立競技場]]||主審
|-
|2022年10月16日
206 ⟶ 216行目:
|[[ヴァンフォーレ甲府]]
|[[サンフレッチェ広島F.C|サンフレッチェ広島]]
|<center>1-1</center>
<center>(PK5-4)</center>
|[[横浜国際総合競技場|日産スタジアム]]
|VAR
|-
|2023年2月11日||[[2023年のスーパーカップ (日本サッカー)|FUJIFILM SUPER CUP 2023]]||[[横浜F・マリノス]]||[[ヴァンフォーレ甲府]]||<center>2-1</center>||[[国立競技場]]||主審
|}
 
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[[Category:東京都出身の人物]]
[[Category:法政大学出身の人物]]
[[Category:東京都立立川国際中等教育学校出身の人物]]
[[Category:1986年生]]
[[Category:存命人物]]