「鎌倉 (列車)」の版間の差分
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|列車名=鎌倉
|ロゴサイズ=
|画像=
|画像サイズ=300px
|画像説明=
|国={{JPN}}
|種類=[[特別急行
|現況=運行中
|地域=[[埼玉県]]、[[東京都]]、[[神奈川県]]
|前身=「ホリデー快速鎌倉」
|運行開始=[[1990年]]([[平成]]2年)<br />(「ホリデー快速鎌倉」
|運行終了=
|後継=
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|列車番号=8066M→8067M(吉川美南発)<br/>8068M→8069M(鎌倉発)
|使用路線=[[武蔵野線]]・[[東海道本線]]・[[横須賀線]]
|クラス=[[普通車 (鉄道車両)|普通車]]・[[グリーン車]]
|身障者対応=
|座席=
|就寝=
|車運車=
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|荷物=
|その他=
|車両=[[JR東日本
|軌間=1067 [[ミリメートル|mm]]
|電化=[[直流電化|直流]]1,500 [[ボルト (単位)|V]]
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|路線図表示=
}}
'''鎌倉'''(かまくら)は、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)が[[吉川美南駅]] - [[鎌倉駅]]間を[[武蔵野線]]・[[東海道本線]]・[[横須賀線]]経由で運行している[[臨時列車|臨時]][[特別急行列車|特急列車]]
おおむね通年の土休日を中心に運行されている<ref name="rf200808">{{Cite magazine|和書|magazine=鉄道ファン|issue=2008年8月号|publisher=交友社|asin=B001A5H5YS}}</ref>。もとは「ホリデー快速鎌倉」として運行されていた
なお、本稿ではかつて運転された各路線からの鎌倉方面への臨時列車についても記載する。
== 概要 ==
[[ファイル:L25_Lapid-kamakura-sabo.jpg|thumb|200px|南越谷発着「ホリデー快速鎌倉」時代の行先標]]
吉川美南駅 - 鎌倉駅間を[[武蔵野線]]・[[東海道本線]]・[[横須賀線]]経由で結んでおり、[[ダイヤグラム#定期列車・定期便|定期]][[旅客列車]]の運行されない[[貨物線]]を経由することが特徴である。
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== 運行概況 ==
[[1990年]]の運行開始以来、おおむね通年の土休日
吉川美南駅から武蔵野線を経由して[[新鶴見信号場]]に至り、[[鶴見駅]]から東海道本線・横須賀線を経由して鎌倉駅に向かう。
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=== 停車駅 ===
[[吉川美南駅]] - [[南越谷駅]] - [[武蔵浦和駅]] - [[北朝霞駅]] - [[新秋津駅]] - [[西国分寺駅]] - [[横浜駅]] - [[北鎌倉駅]] - [[鎌倉駅]]
* 鶴見駅では[[プラットホーム|ホーム]]のない線路上で[[運転停車]]し、乗務員を交代する。また同駅を境に[[列車番号]]が変わる<ref name="rf200808"/>。[[京急本線]]・[[花月総持寺駅]]付近で東海道線旅客線(吉川美南行きは東海道貨物線)に転線する。
* 横浜駅では[[横須賀線]]ホームではなく、[[東海道線 (JR東日本)|東海道線]]ホームに到着する。
* 鎌倉駅には列車折り返し用の設備がないため、客扱い終了後は[[逗子駅]]まで[[回送]]される。その後逗子→大船と回送され、大船駅構内の留置線で夕刻まで待機する。上り列車
* 武蔵野線鶴見駅 - [[府中本町駅]]間にはJR東日本の[[営業キロ]]が設定されているが<ref name="#1">国土交通省鉄道局監修『平成28年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会</ref>、この区間で有効な[[乗車券]]は販売されておらず、[[南武線]][[南多摩駅]]・[[武蔵小杉駅]]・[[品鶴線]][[新川崎駅]]経由の乗車券で利用することになる。
* 「ホリデー快速鎌倉」として運行されていたときには[[越谷レイクタウン駅]]、[[南浦和駅]]、[[新座駅]]、[[東所沢駅]]、[[北府中駅]]、[[大船駅]]にも停車していた。
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** 運行開始時から使用されていた。
** [[2001年]]度冬期までは[[小山車両センター|小山電車区]]所属の7両編成もしくは4両編成2本併結の8両で運行された。
** [[2002年]]度冬期から2013年夏季までは、後述の例外を除き、豊田電車区(2007年から[[豊田車両センター]])の6両編成(M40編成)がほぼ専用されていた<ref name="rf200808"/><ref name="rm201309">{{
* '''[[国鉄165系電車|165系・169系]]'''
85行目:
* '''[[国鉄183系電車|183系]]'''
** [[2012年]]秋期から2013年春期と2013年秋季に使用された。[[大宮総合車両センター東大宮センター]]所属の6両編成が使用された<ref>{{
* '''[[国鉄185系電車|185系]]'''
91行目:
* '''[[JR東日本E257系電車|E257系]]'''
** 2018年秋季から2024年3月まで使用されてい
** 2021年10月から2024年3月までは大宮総合車両センター東大宮センター所属の5500番台5両編成で運行されていた。
* '''[[JR東日本E653系電車|E653系]]'''
** 2024年3月16日からは勝田車両センター所属のK70・71編成7両編成で運行
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ファイル:JRE115HolidayRapidKamakura.JPG|115系での運行
ファイル:ホリデー快速鎌倉.jpg|E257系500番台での運行
ファイル:E257-5500.jpg|E257系5500番台での運行
</gallery>
== かつて運転された同様の列車 ==
=== ホリデー快速鎌倉(小山駅発着) ===
1990年から[[1993年]]の間、[[宇都宮線]][[小山駅]]と鎌倉駅間で運行された「'''ホリデー快速鎌倉'''」の停車駅は以下のとおり<ref name="rf time table"/>。1993年春季以降、大宮駅 - 鎌倉駅間の運行に短縮された<ref name="rf time table"/>。
*
[[2001年]]には「'''ホリデー快速鎌倉'''」が再び小山駅発着で運行されたが、この時は宇都宮線内も快速運転となった。停車駅は以下のとおり<ref name="rf time table"/>。
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=== ホリデー快速ときわ鎌倉 ===
[[ファイル:JRE-167-Horide-Rapid-Tokiwa-Kamakura.JPG|thumb|right|200px|「ホリデー快速ときわ鎌倉」号。車両は167系アコモ改善車。<br />(2002年3月23日)]]
[[勝田駅]]・[[取手駅]]
常磐線貨物支線を経由し、[[田端信号場駅|田端操車場]]
[[湘南新宿ライン]]開通以降、山手貨物線の容量が逼迫したため、設定されなくなり、常磐線内と横浜・鎌倉方面を結ぶ列車は「ぶらり鎌倉号」に引き継がれた。
なお、常磐線[[三河島駅]] - [[田端駅]]間はJR東日本の営業キロが設定されて
==== 停車駅 ====
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2007年3月18日ダイヤ改正で[[南越谷駅]]・[[南浦和駅]]・[[北朝霞駅]]も通過に変更された。他にも[[勿来駅]]・[[十王駅]]に停車していたこともあった。さらに2010年の途中から取手駅 ・[[我孫子駅 (千葉県)|我孫子駅]]も通過駅に変更されている。
2012年6月からは[[東所沢駅]]・[[西国分寺駅]]も通過に変更されたため、武蔵野線内の停車駅は[[新秋津駅]]のみとなった<ref>{{Cite press release
当初は[[自由席]]が1両設定されていたが、それ以降は全席指定席となった。
==== 使用車両 ====
2014年11月以降は、勝田車両センター所属の[[JR東日本651系電車|651系]]が使用されていた<ref>{{Cite press release
当初は[[JR東日本E653系電車|E653系]]7両編成を使用していたが、のちに勝田所属の[[国鉄485系電車|485系]]6両編成(K60編成)に変更された。2013年6月からは、E653系7両編成が再び使用されていた。E653系での運転は特急「[[いなほ (列車)|いなほ]]」への転用が進められていたため、2014年6月(アジサイ見頃時期の運転)が最後となった。なお、485系での運行時には、画像にもあるように「ぶらり鎌倉号」専用の[[方向幕#ヘッドマーク|ヘッドマーク]]が備えられていた。
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上野東京ラインの開業以降である2015年4月5日に運行を開始した。前述の「ぶらり鎌倉号」では、鎌倉の観光シーズン<ref group="注">1月の初詣、6月のアジサイ見頃、11月 - 12月の紅葉見頃。</ref>にあわせた運転であったが、列車名に「横浜」がついたこともあり、鎌倉の観光シーズンに捉われず他の時期にも運行されることになった。
前身の「ぶらり鎌倉号」よりいわき駅発着で急行列車として運転を行っていたが、[[2017年]]6月の運行を以っていわき駅 - 日立駅間の運行を廃止し、日立駅発着に変更となり<ref>{{Cite press release
当初は「ぶらり鎌倉号」と同様に、引き続き[[車内販売]]を実施していた
2018年6月を最後に設定がなく、
==== 停車駅 ====
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:*()のいわき駅 - 日立駅間は、2017年7月以降は運転がない。
武蔵野線経由から上野東京ライン経由への変更に伴い、新たに[[上野駅]]・[[東京駅]]・[[品川駅]]に停車するようになった
上野東京ライン経由のため速達化されており、2014年11月運行の「ぶらり鎌倉号」と比較し、いわき駅発鎌倉駅行きが37分、鎌倉駅発いわき駅行きが56分短縮されている。なお、春季 - 初秋にかけての運転は、いわき駅 - 柏駅(正確には武蔵野線への貨物線始点である[[北小金駅]]付近)間については「ぶらり鎌倉号」と比較してダイヤの変更はないため、単純に横浜・鎌倉での滞在時間が90分強増えることになる。晩秋(紅葉時期) - 冬季については、日没前後の16:50に鎌倉駅を発車するため早まる。よって復路ではダイヤが異なるため、例えば上野駅の停車時間が異なり、春季・夏季シーズンでは6分(18:56 - 19:02)に対して、秋季・冬季シーズンでは1分(17:43 - 17:44)である。そのため鎌倉駅 - いわき駅の所要時間は、前者が4時間11分に対して、後者が3時間48分と差があった。しかし、2017年10月ダイヤ改正で鎌倉駅の発車が16:22に繰り上がり、上野駅の停車時間が1分(17:16 - 17:17)に変更とともに2018年の春季・夏季シーズンも左記のダイヤに統一された。
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* [[2011年]] - 冬季から運行区間を大宮駅発着から、南越谷駅発着に変更。
* [[2013年]] - [[9月23日]]をもって、115系M40編成での運転を終了<ref name="rm201309"/>。使用車両が183系または185系となる。
* [[2018年]] - 6月を最後に急行「ぶらり鎌倉号」の設定がなくなる。また、「ホリデー快速鎌倉」の使用車両が夏季をもって、185系での運転を終了。使用車両がE257系500番台に、全車指定席となる。
* [[2021年]] - [[9月26日]]をもって、E257系500番台での運転を終了。[[10月9日]]から運行区間を南越谷駅発着から吉川美南駅発着に変更、使用車両がE257系5500番台となる<ref>{{Cite press release
* [[2022年]] - [[10月1日]]以降に運行される臨時列車を「'''ホリデー快速鎌倉'''」から特急「'''鎌倉'''」に変更、越谷レイクタウン駅、南浦和駅、東所沢駅、大船駅が停車駅から外れた。
* [[2024年]] - [[3月16日]]のダイヤ改正で使用車両をE653系に変更
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== 脚注 ==
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