「国道10号」の版間の差分
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{{出典の明記|date=2012年10月26日 (金) 12:32 (UTC)|ソートキー=道国010}}<!--文章やデータ、日付に対してほとんど出典がありません。信頼できる情報源に基づいた記述をしてください。-->
{{Infobox road
|種別・系統
|
|名前 = 国道10号
|名前の補足 =
|副名 =
|副名の補足 =
|地図画像 = {{Switcher
|[[Image:Route10 ja.png|220px]]
|路線図を表示
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|Wikimedia Maps を表示
}}
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▲|現道 = 505.3 km
|主な経由都市
▲|制定年 = [[1952年]]（[[昭和]]27年）
|
|接続する主な道路
▲|主な経由都市 = 福岡県[[豊前市]]<br />[[大分県]][[大分市]]、[[佐伯市]]<br />[[宮崎県]][[延岡市]]、[[宮崎市]]、[[都城市]]<br />鹿児島県[[霧島市]]
▲|終点 = [[鹿児島県]][[鹿児島市]]<br />照国神社前交差点（{{Coord|31|35|36.8|N|130|33|9.7|E|region:JP-46|name=照国神社前交差点}}）
▲|接続する主な道路 = <!-- 1・2桁国道のみを最大7路線を基準に記述、高速自動車国道や都市高速は記述しない -->{{Ja Route Sign|3|width=24}} [[国道3号]]<br />{{Ja Route Sign|57|width=24}} [[国道57号]]<br />{{Ja Route Sign|58|width=24}} [[国道58号]]
}}
{{座標一覧}}
[[ファイル:Milestone R3 10 225 Japan.jpg|thumb|国道10号 終点標柱<br />[[鹿児島県]][[鹿児島市]]<br />照国神社前交差点<br />[[国道3号]]などの終点でもある。]]
'''国道10号'''（こくどう10ごう）は、[[福岡県]][[北九州市]]
== 概要 ==
[[File:R3-1-038.jpg|thumb|[[国道3号]]（重複区間）からの分岐<br />[[福岡県]][[北九州市]][[小倉北区]]<br />三萩野交差点]]
起点の[[福岡県]][[北九州市]]
=== 路線データ ===
<!--政令に基づくので現在の市町村名に直さない-->
一般国道の路線を指定する政令<ref name=s40>{{Cite web|和書|url=https://
* 起点：[[北九州市]]（[[門司区]]<ref>{{Cite web |title=距離標（キロポスト）って何？【佐伯河川国道事務所｜国土交通省 九州地方整備局】 |url=https://www.qsr.mlit.go.jp/saiki/douro/kids_douro/kids_douro07.html |website=佐伯河川国道事務所｜国土交通省 九州地方整備局 |access-date=2024-07-15 |language=ja}}</ref>、老松公園前交差点 = [[国道2号]]終点、[[国道3号]]起点）
* 終点
* 重要な経過地
* [[延長 (日本の道路)#総延長|総延長]] :
* [[延長 (日本の道路)#重用延長|重用延長]] : 3.5 km<small>（福岡県 - km、北九州市 1.2 km、大分県 2.3 km、宮崎県 - km、鹿児島県 - km）</small><ref name="encho" /><ref group="注釈" name="encho" />
* [[延長 (日本の道路)#未供用延長|未供用延長]] :
* [[延長 (日本の道路)#実延長|実延長]] :
** 現道 :
** 旧道 : なし<ref name="encho" /><ref group="注釈" name="encho" />
** 新道 :
* [[指定区間]]：北九州市小倉北区[[砂津]]2丁目321番3 - 鹿児島市城山町1番の1（富野口交差点 - 照国神社前交差点（終点））<ref name=s33>{{Cite web|和書|url=https://
== 歴史 ==
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* [[1920年]]（[[大正]]9年） - 旧道路法が施行され、同法に基づく路線認定で、旧35号、36号、38号が統合されて国道3号「[[東京市]]より鹿児島県庁所在地に達する路線（乙）」となった。
* [[1952年]]（[[昭和]]27年）[[12月4日]] - 新道路法に基づく路線指定で[[一級国道]]10号（[[福岡県]][[門司市]] - [[鹿児島県]][[鹿児島市]]）として指定された。
* [[1965年]]（昭和40年）[[4月1日]] - 道路法改正によって一級・二級の区別がなくなり[[一般国道]]10号となった。
* [[1985年]]（昭和60年） - [[曽根バイパス]]開通。
* [[1986年]]（昭和61年）[[7月14日]] - 深夜に[[大分市]]大字上戸次（かみへつぎ）の上尾（あがりお）洞門が豪雨による土砂崩れで埋没崩壊。人的被害こそなかったものの、仮橋等による通行規制が[[1987年]][[6月]]まで続いた<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.qsr.mlit.go.jp/bousai/index_c07.html |accessdate=2018-09-11 |title=防災の取り組みと過去の災害 |publisher=国土交通省九州地方整備局}}</ref>。のち拡幅工事により、この区間は上尾トンネル（[[1999年]]完成）で迂回されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.qsr.mlit.go.jp/n-torikumi/jigyo-hyoka/041021/12.pdf |title=一般国道10号 戸次犬飼拡幅 |accessdate=2018-09-11 |format=PDF |publisher=国土交通省九州地方整備局}}</ref>。
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* [[2019年]]（平成31年）[[3月17日]] - [[都城道路]]の[[横市インターチェンジ|横市IC]] - 平塚IC間（2.8 km）開通<ref name="press20190201">{{Cite web|和書|url=https://www.qsr.mlit.go.jp/miyazaki/newstopics_files/20190201/2019020101.pdf|title=国道10号都城道路（横市IC〜平塚IC） 平成31年3月17日（日）16時に開通!!|date=2019-02-01|accessdate=2019-02-01|publisher=国土交通省九州地方整備局 宮崎河川国道事務所|format=PDF}}</ref>。
* [[2022年]]（[[令和]]4年）[[3月12日]] - [[都城志布志道路]]の[[乙房インターチェンジ|乙房IC]] - 横市IC間（3.0 km）開通<ref name="press20220128">{{Cite web|和書|url=https://www.qsr.mlit.go.jp/miyazaki/newstopics_files/20220128/miyakonojodouro%20kaituu.pdf|title=「都城志布志道路」乙房IC〜横市IC間が 令和4年3月12日（土）に開通！ 〜物流・雇用促進・医療活動等を支援します〜|date=2022-01-28|accessdate=2022-01-28|publisher=国土交通省九州地方整備局 宮崎河川国道事務所|format=PDF}}</ref>。
*[[2025年]]（令和7年）[[8月8日]] - [[集中豪雨]]により姶良市加治木町地内で[[網掛川]]が氾濫。路盤や信号機が流出<ref>{{Cite web |url=https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20250811-OYTNT50032/ |title=鹿児島県姶良市の大雨被害、網掛川の護岸崩落や信号機倒壊…知事「自然の威力が本当に大きいことを実感」 |publisher=読売新聞 |date=2025-08-11 |accessdate=2025-08-12}}</ref>。
== 路線状況 ==
{{複数の問題|section=1
; 福岡県内
: [[北九州市]]から大分市までは[[北大道路]]が整備されている。特に北九州市内 - [[行橋市]] - 中津市の区間は交通量が多い。北九州市 - [[京都郡]][[苅田町]] - [[行橋市]]の一部北側は4車線となり、北九州市内では6車線となる区間も存在する。また福岡県[[豊前市]]においても、[[豊前バイパス]]の整備により4車線となっている。
; 大分県内
: [[中津市]]区間では、中津バイパスの整備により4車線化された。また[[中津日田道路]]に[[伊藤田インターチェンジ|伊藤田IC]]で接続しており、[[中津港]]方面・[[日田市|日田]]方面（[[東九州自動車道]] [[中津インターチェンジ|中津IC]]まで）ともに供用中である。
: [[別府市]]から大分市までの区間である通称「[[別大国道]]」は、九州有数の交通量を誇る交通の要所であり、6車線化が行われた（国道10号別大拡幅事業）{{Efn|平成11年度道路交通センサスによると、平日12時間交通量は別大国道区間中の国道10号別府市南的ヶ浜町が九州一であった<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/doro-genkyo/qsdm953.htm |title=九州の道あれこれ 道路交通センサスあれこれベスト10 |accessdate=2007-08-09 |publisher=国土交通省九州地方整備局 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20070510075423/http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/doro-genkyo/qsdm953.htm |archivedate=2007-05-10 |
; 宮崎県内
: [[延岡市]] - 宮崎市の区間は、日豊本線や東九州道と並行しながら[[日向灘]]沿岸部を南下していく。交通量が多い延岡市 - [[日向市]]、および宮崎市の周辺部では、4車線化や[[バイパス道路|バイパス]]の整備が進められている。また日向市[[美々津]]から[[児湯郡]][[新富町]]にかけては2車線の区間が多いが、随所に[[ゆずり車線]]が設置されている。[[児湯郡]][[都農町]]に[[道の駅つの]]が設置されている。
: 宮崎市高岡町から都城市高城地区までは、急峻な[[鰐塚山地]]を通るため[[トンネル]]や坂道などが多い。宮崎市
: [[都城市|都城市街地]]に入ると交通量が増え、再び4車線となる。また[[地域高規格道路]]（[[都城志布志道路]]）の[[都城道路]]が同区間のバイパスとして建設中であり、このうち[[乙房インターチェンジ|乙房IC]] - [[五十町インターチェンジ|五十町IC]]間が供用中である<ref name="newspaper20120325" /><ref name="press20190201" /><ref name="press20220128" />。
; 鹿児島県内
: [[曽於市]]から[[霧島市]]福山地区にかけては、[[シラス台地]]によるやや山なりの地形を通過する。霧島市の中心部である国分地区へ抜けてからは、[[鹿児島湾]]に沿うように平野部（[[国分平野]]・[[姶良平野]]）を通過していく。国分 - 姶良間は東九州道や[[九州自動車道|九州道]]とも並行する。
: [[鹿児島市]]付近では急峻な山地と[[鹿児島湾]]の間を日豊本線と並走している。この場所は[[1993年]][[8月6日]]の[[平成5年8月豪雨]]災害の時に、車の渋滞する最中に[[土石流]]が多発し、多くの車が鹿児島湾に流された他、[[竜ヶ水駅]]に停車中の[[列車]]も土石流に巻き込まれる大災害が発生した場所である。
=== 通称 ===▼
* [[北大道路]]▼
* 産業通り（大分市）▼
* 中津街道▼
* [[別大国道]]▼
* 日向街道▼
* 歴史と文化の道（鹿児島市）▼
*:鹿児島市城山町地区にある、[[鶴丸城]]跡から[[照國神社]]までの930 m区間にある歩道の別名。[[1990年]]度[[手づくり郷土賞]]受賞<ref>{{Citation | author=事業総括調整官室 | title=国土交通大臣表彰「手づくり郷土賞」- {{PDFlink|[https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/pdf/Part5_h2/5-90.pdf ガス燈のともる歴史と文化の道（平成2年度）]}} | publisher=[[国土交通省]] }}</ref>。鶴丸城跡のお堀沿いの道には、[[鹿児島県歴史資料センター黎明館]]、[[鹿児島市立美術館]]、[[鹿児島県立博物館]]などが立ち並ぶ。歩道は四季折々の花々が咲き、夜間には鹿児島市が景観照明として採用した[[ガス燈]]が灯る、市民や観光客の恰好の散歩道になっている。街路樹景観が優れていることが評価され、[[読売新聞社]]選定の「新・日本街路樹100景」（1994年）のひとつに選定されている<ref>{{Cite book |和書 |author=浅井建爾 |edition= 初版|date=2001-11-10 |title=道と路がわかる辞典 |publisher=[[日本実業出版社]] |isbn=4-534-03315-X |page=127|ref=harv}}</ref>。▼
=== バイパス ===
119 ⟶ 130行目:
** 延岡バイパス、土々呂バイパス、都農バイパス、川南バイパス、高鍋バイパス、[[新富バイパス]]、佐土原バイパス、[[宮崎北バイパス]]、[[宮崎西バイパス]]、高岡バイパス、[[高城バイパス]]（宮崎県）
** 高岡バイパス、亀割バイパス、姶良バイパス（鹿児島県）
▲=== 通称 ===
▲* [[北大道路]]
▲* 産業通り（大分市）
▲* 中津街道
▲* [[別大国道]]
▲* 日向街道
▲* 歴史と文化の道（鹿児島市）
▲*:鹿児島市城山町地区にある、[[鶴丸城]]跡から[[照國神社]]までの930 m区間にある歩道の別名。[[1990年]]度[[手づくり郷土賞]]受賞<ref>{{Citation | author=事業総括調整官室 | title=国土交通大臣表彰「手づくり郷土賞」- {{PDFlink|[https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/tedukuri/pdf/Part5_h2/5-90.pdf ガス燈のともる歴史と文化の道（平成2年度）]}} | publisher=[[国土交通省]] }}</ref>。鶴丸城跡のお堀沿いの道には、[[鹿児島県歴史資料センター黎明館]]、[[鹿児島市立美術館]]、[[鹿児島県立博物館]]などが立ち並ぶ。歩道は四季折々の花々が咲き、夜間には鹿児島市が景観照明として採用した[[ガス燈]]が灯る、市民や観光客の恰好の散歩道になっている。街路樹景観が優れていることが評価され、[[読売新聞社]]選定の「新・日本街路樹100景」（1994年）のひとつに選定されている<ref>{{Cite book |和書 |author=浅井建爾 |edition= 初版|date=2001-11-10 |title=道と路がわかる辞典 |publisher=[[日本実業出版社]] |isbn=4-534-03315-X |page=127|ref=harv}}</ref>。
=== 重複区間 ===
* [[国道3号]]（福岡県北九州市
* [[国道213号]]（大分県中津市大字佐野・佐野交差点 - 宇佐市大字岩崎・岩崎交差点）
* 国道213号（大分県速見郡日出町・堀交差点 - 別府市汐見町・九州横断道路入口交差点）
177 ⟶ 179行目:
* 大分県
** [[道の駅なかつ|なかつ]]（中津市）<ref>{{Cite press release |和書 |title=「道の駅なかつ」新たに登録 |publisher=国土交通省 九州地方整備局 |date=2014-04-04 |format=PDF |url=https://www.qsr.mlit.go.jp/n-kisyahappyou/h26/data_file/1457403307.pdf |accessdate=2014-04-05}}</ref>
** [[道の駅たのうらら|たのうらら]]（大分市）
** [[道の駅やよい|やよい]]（佐伯市）
* 宮崎県
210 ⟶ 212行目:
=== 通過する自治体 ===
* [[福岡県]]
** [[北九州市]]（[[門司区]] - [[小倉北区]] - [[小倉南区]]） - [[京都郡]][[苅田町]] - [[行橋市]] - 京都郡[[みやこ町]] - [[築上郡]][[築上町]] - [[豊前市]] - 築上郡[[上毛町]]
* [[大分県]]
** [[中津市]] - [[宇佐市]] - [[杵築市]] - [[速見郡]][[日出町]] - [[別府市]] - [[大分市]] - [[豊後大野市]] - [[臼杵市]] - [[佐伯市]]
221 ⟶ 223行目:
<!-- 一般国道・高速自動車国道・自動車専用道路等を記載 -->
; 福岡県
* [[国道
* 国道3号（北九州市小倉南区・[[三萩野]]交差点）
* [[国道322号]]（北九州市小倉北区・城野交差点）
273 ⟶ 275行目:
* 国道223号（※国道223号重複=国道504号）（霧島市・国道223号入口交差点）
* {{Ja Exp Route Sign|E3}} 九州自動車道・{{Ja Exp Route Sign|E78}} 東九州自動車道（[[隼人道路]]） 25 [[加治木インターチェンジ|加治木IC]]（姶良市）
* [[国道58号]]・[[国道224号]]（鹿児島市・[[西郷隆盛]]銅像前交差点）
* 国道3号・[[国道225号]]・[[国道226号]]（鹿児島市・[[照国神社]]前終点）
=== 主な峠 ===
306 ⟶ 308行目:
=== 注釈 ===
{{Reflist|group=注釈|
=== 出典 ===
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