「デキスター・ジャクソン」の版間の差分
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他のボディービルダーと比較して、頭一つ飛び抜けて美しいプロポーション、完璧なシンメトリー(筋肉の左右対称性)、セパレーションの深さなどが特徴で、「文句のつけようがない/非の打ち所がない」としばしば形容される。普通ボディービルダーは、「腹筋は素晴らしいが、腿がだめだ」「筋量は素晴らしいが、絞りが足りない」などと言うように、長所短所がはっきりするのだが、デキスター・ジャクソンだけは珍しく、特に欠点のない総合的に美しい肉体を作り上げてくるボディービルダーである。あだ名は「THE BLADE」であり(彼の自動車のナンバープレートも「BLADE」)、刃のように研ぎ澄まされた肉体であるという点から付けられた。[[リー・プリースト]]のような、オフの時はぶくぶくに太るというタイプではないようである。
欠点といえるのは、小柄なことに加えて筋量の少なさである。骨格が小さく(167cm)、昨今主流のモンスター級の筋量を持つボディービルダー([[ロニー・コールマン]]、[[マーカス・ルール]]、[[ジェイ・カトラー]]等)と比べると、迫力という点で見劣りする部分は否めず、コンテストでは、その体の美しさの割には、低い評価に甘んじてきたところがある。2004年のミスター・オリンピアでは、新たに導入されたチャレンジラウンドで躍進できなかったことにより、三位以上は狙える状態であったものの、四位となった。しかし、2005年の[[アーノルドクラシック]]で、今年こそ優勝すると思われた[[クリス・カミアー]]を打ち破って優勝し、翌年の2006年の同大会でもさらに連続して優勝するなど、近年注目度が高まりつつある。2005年のミスター・オリンピアには欠場した。
筋量とプロポーションは、お互いが背反的になりやすい。筋量を増やすと、全体的なプロポーションやシンメトリーなどが崩れやすくなる。一方で、プロポーションを維持すると、筋量的に不足する傾向がある。どちらを重視した評価を下すかは、ボディービルディング界でも意見が分かれるところである。IFBBは、大会における審査基準を公開しており、時々変更される。近年のボディービル界では、昔では見られなかったような巨大な、筋量(バルク)重視の選手が多い。時折懐かしむように、プロポーション重視型の選手の良さを語られることがある。
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[[Category:アメリカ合衆国のボディビルダー|しやくそん てきすたあ]]
[[Category:1969年生|しやくそん てきすたあ]]
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[[en:Dexter Jackson (bodybuilder)]]
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