「たつの市立龍野東中学校」の版間の差分

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== 沿革 ==

戦後の[[学制改革]]において、[[龍野町]]・[[小宅村]]・[[神岡村]]の3町村は県内他町村のような[[一部事務組合|組合]]設立には動かず、それぞれ町村立小学校や他の建物を間借りする形で新制中学校を設立する<ref name="t811">「龍野市史」第3巻 p.811</ref>。一方[[誉田村 (兵庫県)|誉田村]]は[[太子町立太子西中学校|揖東中学校]]の組合に参加し、対応が分かれた。龍野中と小宅中は両町村の合併によりほどなく統合されたが、[[1951年]]（昭和26年）に龍野町を中心とする5町村が合併し[[龍野市]]となった際にこれらの中学校は存置された。

[[1956年]]（昭和31年）頃より、[[文部省]]が統廃合を推し進める方針を示すと、龍野市でもそのための審議を始める。しかし、校区割による生徒数格差や、[[被差別部落]]を抱える校区に対する差別意識等が重なり<ref>「龍野市史」第7巻 p.254-258</ref>、[[1957年]]（昭和32年）5月の市議会で可決された統合案が住民団体等からの強い反対運動により撤回に追い込まれる。1960年代に入り揖東中学校の火災消失や龍野中学校・揖保中学校の校舎老朽化問題が持ち上がると[[1966年]]（昭和41年）に再び統合問題が浮上する。結果、龍野市域4中学校を2校に再編することが1966年12月の市議会で可決される<ref>「龍野市史」第3巻 p.815</ref>。以下、公式HP「沿革」<ref name="enka">[https://higashichu.tatsuno.ed.jp/syoukai/enkaku 沿革]</ref>による。