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巨人族の宇宙船内で転送された先の『真理の部屋』にて登場する。彼らは巨人族が地球の前に移民先に定めた星の住人で、巨人族の侵攻を受けるも、これを撃退した。その後、地球に向け巨人族に対抗するための軍事技術の情報を発信する。
 
真理の部屋には裸の巨大な彫像のようなものが二体背中合わせに立っており、その姿形は一見すると地球人類に似ているが、顔面と上半身の前部を深くえぐり取った中に老若男女様々な人種に犬や猫などの動物、禍々しい生物などの頭部があり、この異形の彫像を介して彼らとの接触が可能<ref>この彫像自体はただのスピーカーでしかなく、彼らの存在している宇宙、その真の姿や文明などの一切が不明である</ref>。会話中にそれら頭部が入れ代わり立ち代わり現れ、その中には歴史上の人物や著名人、真理の部屋に居合わせた者の知人の顔もあり<ref>[[パグ]]、[[クリント・イーストウッド]]、[[宮崎駿]]、[[マハトマ・ガンディー]]、[[ダライ・ラマ14世]]、[[ベネディクト16世 (ローマ教皇)|ベネディクト16世]]、[[アルベルト・アインシュタイン]]、[[マリリン・モンロー]]、[[スタンリー・キューブリック]]、[[スティーヴン・ホーキング]]、[[ビル・ゲイツ]]、[[イチロー]]、[[アフガン・ハウンド]]などが確認出来る。</ref><ref>地球人類を『人間は地球上で特別な存在だと思い上がッている傲慢な生き物』と断罪し、菊池の通訳を務めたセバスチャンの顔を使い(セバスチャン本人が超高度文明異星種族の一人だったという見方も出来る)、神など存在しないと語った。</ref>、言語の壁なく会話が出来<ref>彼らの言葉はテレパシーのようなもので、聞く者に理解出来る言語に変換される。</ref>、全てを知り、全てに答える。巨人族をもはるかに超える科学力を持ち、地球人類に与えたガンツなどの軍事技術でさえ、彼らにとっては巨人族を撃退しうる最低限のものでしかない。人間や生物を自在に物質的復元・分解する技術も持つ<ref>それまでガンツの部屋で行ってきた転送や再生と同じ現象だが、死の瞬間の記憶があり、更に高度な技術と思われる。</ref>。
 
彼らには地球人特有の感情は無いらしく、そして巨人族以上に地球人類を昆虫やそれ以下しか認めておらず、地球人を『ただの物質』、その命は『チリやゴミ』、そしてその感情さえも『微弱電気の流れによる現象』『電化製品となんら変わらず、違いはより複雑かどうかだけ』とまで断言した。軍事技術の提供も地球人への同情や救済のためではなく、『地球そのものの、ある程度の秩序のため』であった<ref>人間(地球人)を救うためではなく、地球のあらゆる生物の生態系を守るためだったと考えられ、人間はその理由により助けられた生物の一つに過ぎない。だがこの選択もしょせんは彼らの気まぐれでしかなく、違う選択であっても問題はなかったらしい。</ref>。
 
はガンツメンバーたちに『魂』とその行き先についてを教えた後、この先、地球人に干渉することはないだろうと言い残し、真理の部屋と共に消え去っていった。
 
作者の奥浩哉は[[志磨遼平]]との対談で「神星人みたいな感じで僕は思ってて」と述べている。人々に答えを示す場面は奥の思想ではなく、「人が思う神(神星人)のようなものがいるんだったら、こういう回答を出すのではないか」というイメージから来ている<ref>映画「GANTZ:O」 奥浩哉 × 志磨遼平(ドレスコーズ) SPECIAL対談【SPACE SHOWER NEWS】(YouTube)</ref>。