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'''帝京大学学友会体育局ラグビー部'''(ていきょうだいがくがくゆうかいたいいくきょくらぐびーぶ、Teikyo University Rugby Football Club)は、[[関東大学ラグビー対抗戦グループ]]に所属する[[帝京大学]]の[[ラグビー]]部。略称帝京(ていきょう)
 
[[全国大学ラグビーフットボール選手権大会]]では[[2002年]]度、[[2007年]]度に大学選手権ベスト4を記録した。FW・BK共に強く、バランスの取れた好チームで'''赤い旋風'''の異名を持つ。
 
== 概要 ==
[[1970年]]に創部され[[1978年]]に関東大学ラグビー対抗戦グループに加盟する(対抗戦加盟については[[早稲田大学]]OBの協力が大きかった)。伝統校の多い対抗戦グループの中では当初新興勢力であった(1997年度より対抗戦Aグ、水上茂監督(当時)のもと選手・スタッフ一丸となった地道な練習と強力なリクループ・Bティンループ分けて総当た戦になるまで[[慶應義塾體育會蹴球部|慶應義塾大学1983年]]は、帝京度に大学が伝統校ではないという理由から対戦<練習試合も含む>選手権初出場拒否果たていた。慶應と並び伝統校である翌年度も大学選手権に出場したが[[早稲田同志社大学ラグビー蹴球部|早稲田同志社大学]]に1回戦で対戦し敗れた。[[1996年]]に[[岩出雅之]]監督が就任し、FWを強化、FWBK共に強いバランスの取れたチームに変貌を遂げた。その年の大学選手権1回戦で[[明治龍谷大学ラグビー部|明治龍谷大学]]とは総当たを破戦になる以前から対戦が行われていた。1997年度の帝京対慶應の、選手権対戦は37-13で帝京が快利を挙げ
 
それ以降、対抗戦グループでは[[早稲田大学ラグビー蹴球部|早]][[慶應義塾體育會蹴球部|慶]][[明治大学ラグビー部|明]]3校以外のチームからの敗戦はなく、常に4位以上の成績を挙げている(1998年度に部員の不祥事のため対抗戦出場辞退した年を除く)。そのため近年では早慶明の3校と共に対抗戦4強の一角を担い、大学日本一を目指す強豪チームとして国内メディア等で扱われている。
その後[[水上茂]]元監督(早大卒、元早大ラグビー部コーチ・元[[東京大学運動会ラグビー部|東大ラグビー部]]コーチ)を始め、選手・スタッフ一丸となった地道な練習と強力なリクルーティングにより[[1983年]]度に大学選手権初出場を果たした。翌年度も大学選手権に出場したが、昨年度に続き当時学生最強チームであった[[同志社大学ラグビー部|同志社大学]]に2年連続で1回戦で対戦し敗れた。この頃の帝京はBK攻撃を主体としたランニングラグビーに定評があった。
後に[[1996年]][[岩出雅之]]監督が就任し、FWを強化し、FW・BK共に強いバランスの取れたチームに変貌を遂げた。同年度の大学選手権1回戦で[[龍谷大学ラグビー部|龍谷大学]]を破り、選手権初勝利を挙げた。
 
[[2002年]]度の大学選手権では1回戦で同志社大学、2回戦で慶應義塾大学の伝統校2校を破り初のベスト4進出を果たした。[[2007年]]度の大学選手権では5年振りに準決勝に進出した。[[関東学院大学ラグビー部|関東学院大学]]が不在の中で優勝候補筆頭の早稲田大学と対戦し、5-12の僅差で惜しくも敗れたが、この試合は優勝した早稲田を最も苦しめた。
それ以降、対抗戦グループでは[[早稲田大学ラグビー蹴球部|早]][[慶應義塾體育會蹴球部|慶]][[明治大学ラグビー部|明]]3校以外のチームからの敗戦はなく、常に4位以上の成績を挙げている(1998年度に部員の不祥事のため対抗戦出場辞退した年を除く)。そのため近年では、早慶明の3校と共に対抗戦4強の一角を担い、大学日本一を目指す強豪チームとして、国内メディア等で扱われている。
 
[[2002年]]度の大学選手権では1回戦で同志社大学、2回戦で慶應義塾大学の伝統校2校を破り初のベスト4進出を果たした。
 
[[2007年]]度の大学選手権では5年振りに準決勝に進出した。[[関東学院大学ラグビー部|関東学院大学]]が不在の中で優勝候補筆頭の早稲田大学と対戦し、5-12の僅差で惜しくも敗れたが、この試合は優勝した早稲田を最も苦しめた。
 
近年は毎年のように前評判が高く対抗戦グループで優勝候補に挙げられることが多い。大学選手権では1997年度の関東学院大学、対抗戦グループでは1980年度の慶應義塾大学以来初優勝したチームがないため次世代を担うチームとして大学関係者や国内メディアからの期待も高い。しかし試合運びの拙さやメンタル面での脆弱さから大一番に弱くタイトル獲得ができないことが課題となっている。