削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
19行目:
}}
 
'''Su-35BM'''(スホーイ35BM、スホイ35BM;[[ロシア語]]:'''{{lang|ru|Су-35БМ}}'''<small>スー・トリーッツァチ・ピャーチ・ベーエーム</small>)とは、ロシアの[[スホーイ]]の製造するSu-27BMやSu-27SM2とも呼ばれる重[[戦闘機]]で長距離多用途[[制空戦闘機]]で[[戦闘爆撃機]]でもある。Su-27の系列で[[第4世代ジェット戦闘機#第4.5世代ジェット戦闘機|第4.5世代戦闘機]]である。<ref name="Sukhoi_page"/> Su-35BMは[[MAKS|MAKS-2007]][[航空ショー]]で発表され2008年2月1日に初飛行した。[[ロシア空軍]]での2010年の運用開始を目標として開発中で160機程を導入予定
 
[[ロシア空軍]]での2010年の運用開始を目標として開発中で160機程を導入予定。尚、2011年からロシア空軍への納入が開始されると2009年2月19日ノーボスチ通信により報道された。
 
== Su-35との違い ==
[[Su-35 (航空機)|Su-35]]との違いの中で最も特筆すべきは[[エンテ型|カナード翼]]が取り去られた点である。この改善により[[レーダー]]反射断面積が減少している。{{Fact|date=2008年9月}} 航空機のエンジンは推力偏向ノズルを搭載したAF-31F-M3の派生型AL-41F1A(117S)となり空気流入口は拡大された。ただ初飛行の際はAL-41F1Aの開発遅延のためMiG 1.44と同じAF-41F(紛らわしいがこれはAF-31の派生型ではない)を搭載していたらしい。いずれのエンジンでも[[スーパークルーズ]]は可能。後にAL-41F1AはSu-35BMに搭載されテストした模様。
 
明白な外観の差異に留まらずSu-35BMの航空電子装置はかなり改善されただけでなく[[ロシア]]独自の物が投入された。Su-35BMはXバンドのパッシブ・電子走査アレイレーダーシステムN035 イールビス(Irbis)を搭載し、後部の短くなった尾部に装備されたレーダーは後期型のイールビス-E レーダー同様により強力で優れたECCM特性を有する。L175M ヒビーヌィ-M 自衛用対電子戦装置も装備されている。将来生産される新型のイールビス-Eレーダーは更に強力な探知能力を有する。