「とある魔術の禁書目録の登場人物」の版間の差分

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Super Axl (会話 | 投稿記録)
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: 声 - [[阿部敦]]
: 本作の主人公。学園都市第7学区の学生寮に住む高校1年生。身長168cm<ref group="出典" name="haimura" >[http://r-s.sakura.ne.jp/ 灰村キヨタカのサイト]</ref>。
: ツンツンした短めの黒髪の少年。生まれつき「幻想殺し」という能力を持つが、性質上、「身体検査」には反応せず無能力者(レベル0)認定を受け、学園都市内でも低レベルの高校に通っている。なお、成績はその学校でも赤点を取るほど悪く、よく小萌先生の補習を受けている。級友からは、友人の青髪ピアスや土御門元春と共に「クラスの三バカ(デルタフォース)」の一角として認知され、その友人2人からは「カミやん」と呼ばれている。
: 困ってる人を見れば老若男女・親交の有無・自身の危険一切不問で助けに行く性格。たとえ敵でも動機を察すれば説得すら試みる程で、本人は「偽善使い(フォックスワード)」と自称する。エイワスはこれを3種類のヒーローの1つ「誰に教えられなくても、自身の内から湧く感情に従って真っ直ぐに進もうとする者」とし、そこに善悪の判断は無いとしている。作者曰く、その能力同様「相対的」なキャラクターであり、敵や事件の性質に合わせて立ち位置や見え方が様々に変化する人物である。
: 「不幸だ」が口癖の自他共に認める不幸体質大小様々なトラブルに巻き込まれる自他共に認める不幸体質であり、幼少期には大人からも[[疫病神]]と忌避された過去を持ち、それが学園都市に入れられた理由でもあるが、現在は不幸の避雷針として級友達から重宝されている。反面、女性絡みのトラブルでは最終的に(外観上)良さ気な男女関係を構築してしまう強運(通称「カミジョー属性」)を発揮する。しかし、本人は恋愛沙汰に疎いためこれも「毎度の不幸」の一つという認識しかなく、「出会いが欲しい」等無自覚な言動で周囲の反感を買う事も多い。また、デリカシーにも乏しく女性へのフォローがたびたび裏目に出る。好みのタイプは寮の管理人のお姉さん(代理でも可)。
: その性格や不幸体質によって様々な騒動や事件に遭遇し、解決に奔走する。基本的には普通の高校生であり、喧嘩もそこらの不良より少し強い程度だが、咄嗟の判断力や理解力には優れている。ただそれでも負傷はするため、事件を片付けるたびに[[#冥土帰し|冥土帰し]]の世話になるのがお約束となっている(第11巻では病院に「ふりだし」というルビが振られた)。インデックスの件以降はイギリス清教等魔術サイドの事件にもたびたび関わり、ローマ正教からは指名手配される。第三次世界大戦ではミーシャを止める為に「ベツレヘムの星」ごと特攻して世界の崩壊を食い止めるが、その後行方不明となってしまう(作中では二度目の「死」と表現されている)。
: インデックスを「首輪」から解放した際、彼女の「竜王の殺息」によって脳を負傷し記憶喪失になるが、彼女を心配させないために彼女や周囲には隠している(作中では失った記憶は[[エピソード記憶]]とされ、知識はあるので日常生活に支障はない)。その為それを知るのは本人と冥土帰しのみだったが、後に美琴や「神の右席」など一部の人間に知られてしまう。その後、フィアンマとの戦いの中でインデックスの為ではなく、結局は彼女が離れるのを怖れ、自分の為に隠していたと気付き、崩落直前の「ベツレヘムの星」で記憶喪失の事実をインデックスに打ち明け、必ず帰って謝ると約束した。
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: 能力はレベル5の「'''一方通行'''(アクセラレータ)」。運動量・熱量・光・電気量など、体表面に触れたあらゆる[[空間ベクトル|ベクトル]](向き)を任意に操作(変換)する能力。デフォルトでは[[重力]]や[[酸素]]などの生きるのに必要な力を除いた全てのベクトルを「反射(ベクトルの反転)」するよう、無意識下で設定している。また、足元のベクトルを操作することで高速移動や飛行を可能にしたり、相手に触れて血流を操作するなど、応用力も高い。(「幻想殺し」や[[#木原数多|木原]]、垣根の攻撃など特殊例を除き)核兵器を打ち込まれても無傷のままでいられるとされ、不意打ちなどでも反射で全く効果がないため学園都市最強の能力とされる。魔術的な攻撃に対しても反応するが、理論通りの変換は行われず不可解な現象が起こる。ロシアで打ち止めを救うために未知の法則を解析し独力で魔術の行使に成功した際には、その逆算・解析こそが能力の本質であり存在理由であると表現されている。
: 打ち止めを守る際、[[#天井亜雄|天井]]の銃撃で脳に損傷を負い思考・演算能力を失うも、冥土帰しが開発したミサカネットワークの情報を共有できる特性を利用した代理演算システムを搭載したチョーカー型デバイスで補助することで、日常生活には杖が必要である以外は問題ない程度まで回復している。しかし、バッテリーの都合上、日常生活だけなら約48時間もつが、能力の使用はたった15分(後に「グループ」の技術提供により、30分に延長)のみに制限されるハンデを背負っている。
: 木原との戦闘の際、全演算能力を失った後に通常の能力とは別に違う「'''黒い翼'''」の能力を持つ。木原との戦闘の際、全演算能力を失った後に発現。[[#垣根帝督|垣根]]を一方的に屠るほど圧倒的かつ非常に強大な能力で、インデックスによれば、本質的には異なるが「天使の力」と酷似しており、聖人でも制御が難しい力としている。アレイスターによればAIM拡散力場のベクトルを操作しているらしい。垣根とは対照に「こことは違う世界における有機」「神にも等しい力の片鱗を振るう者」と表現される。フィアンマの大規模攻撃を阻止した際には、精神の成長に合わるように翼の色が白く変化し頭上には同色の輪が出現していた。
: 「0930事件での「'''黒い'''」発現以降、魔術(彼は魔術を知らないため「不可思議な法則」と認識している)に関する物<ref>身近では常に護符を使っている同僚の海原(エツァリ)と行動している時など。</ref>を察知すると手が震え、三次世界大戦時では胸への圧迫感に変化している。「御使堕し(エンゼルフォール)」で「大天使」を一時期宿していた[[#サーシャ=クロイツェフ|サーシャ]]の症状に酷似しているが、両者に関わりがないこともあり、関連性があるのかも定かではない
: 『超電磁砲』の「絶対能力進化実験」編では、美琴と交戦し彼女の攻撃を反射で軽くあしらい、戦意喪失させた。
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