「マリーシア」の版間の差分
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匿名の利用者201407 (会話 | 投稿記録) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
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サッカーにおいても用いられるが、これはブラジル南部の[[リオグランデ・ド・スル州]]に限定されているとも言われる<ref name="下田、マリーニョ33"/>。サッカーにおける「マリーシア」には「機転が気く<ref name="沢田119"/>」「知性<ref name="沢田119"/>」という意味がある。本来、「駆引きを行い試合を優位に運ぶ」行為を指し、「ルールの裏をかく」といった反スポーツ的な意味合いはない<ref name="沢田119">[[#沢田 2002|沢田 2002]]、119頁</ref>。相手の心理状態を読んで[[奇襲]]をかけたり、相手の油断や混乱に乗じて意外性のあるプレーを行う、日本語に直訳すると「したたかさ」に近い意味合いを持ち、「マリーシアが足りない」という言葉は選手の未熟さや経験不足を指す言葉として用いられている<ref name="下田、マリーニョ33"/>。
ブラジルでは、こうした知性や知恵といった範疇を超えて相手を意図的に傷つけるような汚いプレーを「マランダラージ」({{Lang-pt|Malandragem}})と呼んでいる<ref name="戸塚109">[[#戸塚 2009|戸塚 2009]]、109頁</ref>。また、相手に対する露骨な時間稼ぎなどの行為については更に細分化し、「カチンバ」<ref name="沢田119"/>や「セラ」と呼んでいる<ref name="戸塚109"/>。
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