「マツダ・キャロル」の版間の差分

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* 2014年12月25日 - フルモデルチェンジを発表(2015年1月30日販売開始)<ref>[http://www.mazda.com/jp/publicity/release/2014/201412/141225c.html 新型「マツダ キャロル」を発売] - マツダ株式会社 ニュースリリース 2014年12月25日</ref>。本代ではベースの8代目アルトと基本デザインがほぼ同一となり、エンブレム類の変更程度となった(なお、車名エンブレムは4代目以来の大文字表記(CAROL)となる)<ref group="注">このフルモデルチェンジに伴い、マツダの軽自動車で専用のフロントデザインを採用する車種がフレア(XG)のみとなった。</ref>。全高が7代目よりも低くなり、フロントからリアへ流れるサイドビューとした。ボディカラーは8代目アルト同様、「ミルクティーベージュメタリック(2013年12月の一部改良以降はキャロル専用色)」、「シャンパンピンクパールメタリック(キャロルエコ専用色)」、「リーフホワイト(キャロルエコ専用色)」の3色を廃止する替わりに、新色の「シフォンアイボリーメタリック」を設定したほか、赤系の「フェニックスレッドパール(キャロルエコ専用色)」を新色の「ピュアレッド」に、青系の「エアブルーメタリック」を「フィズブルーパールメタリック」に差し替え、白系は最上位グレードのみ、「パールホワイト(オプションカラー)」に変更したことで7色展開とした。プラットフォームを刷新して軽量化と高剛性を両立し、ボディへの超[[高張力鋼]]板の使用率拡大、[[樹脂]][[フェンダー]]などの採用により車両重量を軽量化し、5MT車は610kg、2WD・CVT車は650kgとなった。エンジンは2種類あったエンジンをキャロルエコに採用されていたR06A型に統一した上で吸気・排気系を新設計にした改良型を搭載。CVT車にはエンジンに[[排気再循環|EGR]]システムを採用し、軽量化によってCVTの変速比を最適化したことで燃費を向上し、2WD・CVT車はJC08モード燃費で37.0km/Lに向上するとともに、エンジンの置換を受けた5MT車も「平成27年度燃費基準+20%」を達成した。装備面では運転席シートヒーターをCVT車に、助手席シートヒーターを4WD車に、DSC&TCS(アルトのESPに相当)と運転席・助手席シートベルトリマインダーを全車にそれぞれ標準装備。5MT車は6代目「GS」では非装備だった4W-ABS&EBD&ブレーキアシストが新たに標準装備された。グレード体系は既存の「GS」を約8ヶ月ぶりの設定となるCVT車(アルト「S」相当)に移行し、キャロルエコを吸収統合したことで「ECO-L」を「GL(同「L」相当)」に、「ECO-X」を「GX(同「X」相当)」にそれぞれ改名(「GX」はフルオートエアコン(抗菌処理タイプ/エアフィルター付)や可倒式ルーフアンテナ、5代目「G Special」以来となるアルミホイールが新たに装備され、タイヤサイズが15インチにサイズアップされる)。また、5代目・6代目では設定がなかった廉価グレードは5MT専用の「GF(同「F」相当)」として新たに設定され4グレードとなった。なお、アルトと異なる点がいくつかあり、アルト「X」に設定の2トーンバックドア仕様の設定がキャロル「GX」には設定がない、「GF」と「GX」は2WD車のみの設定(アルトは「F」と「X」にも4WD車の設定がある)、レーダーブレーキサポート・誤発進抑制機能・エマージェンシーストップシグナルが「GF」を除く全車に標準装備され、「GL」のみレス仕様がオプション設定(アルトは「L」・「S」・「X」にメーカーオプション設定)、AM/FMラジオ/CDプレーヤーは「GF」・「GL」のみ標準装備で「GS」・「GX」は標準でオーディオレス仕様(アルトは「S」・「X」にもAM/FMラジオ/CDプレーヤーを標準装備し、オーディオレスはオプション設定)となる。また、キャロルでは8代目アルトに設定されている[[セミオートマチックトランスミッション|AMT]]の設定がない。
 
== 車名の由来 ==