「スカイセンサー (ラジオ)」の版間の差分
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主要な装備や特徴を挙げる。全機種が一様に装備しているわけではない。
* ロッドアンテナ - 短波放送とFM放送を受信する際に使用する金属性の伸縮するアンテナ。スカイセンサーシリーズの特徴としてボタンもしくはレバーの操作でアンテナ先端部がポップアップする機構を備えていた(ICF-5500(A)、5600、5800、5900等)。ライバルとして対照的なパナソニック社クーガシリーズのロッドアンテナには見られない特徴。尚、中波放送の受信にはラジオ本体に内蔵されているバーアンテナを使用する。
* 外部アンテナ端子 - [[ロングワイヤーアンテナ]]用と[[接地]]用のねじ止め端子。ラジオ本体は室内に置いても、外部アンテナを屋外に設置してラジオに接続、さらに接地端子を水道管(ガス管は危険なのでダメ)などに接続すると受信感度(アンテナゲイン)が向上する。
* クリスタルポケット - [[NSB]][[クリスタル]](後述)を差し込み収容する蓋付きポケット。
* [[シグナルメーター]] - 受信した信号の強さを表示するメーター。周波数同調の目安にする。本体にはチューニングメーターと表示されていた。ソニー製ラジオでは針の指す方向は右側が最も信号が強く、逆にパナソニック製は左側が強い表示で対照的に設計されている。多くの場合「バッテリー残量メーター」としても機能する。
* [[BFO]] - アマチュア無線のCWやSSBを受信して音声を聞きやすく復調する際にONにする。特にICF-5900のBFO回路は平衡型になっており、5800と比較すると復調される音量が大きく明瞭に聴こえる。
* [[自動周波数制御|AFC]] - FM受信用に装備された。長時間の受信で周波数が少しずつズレても、周波数
* [[ラウドネス (音響)|ラウドネス]]スイッチ(ICF-5500、5600)ボリュームを絞っている時に高音と低音を[[ラウドネス曲線]]を参考にした特性で自動補正して
* オンオフタイマー - [[ぜんまいばね|ゼンマイ]]を用いた最大60分間タイマー。時間経過後に電源入り/電源断が選択可能。スカイセンサークオーツ(ICF-3000)にはこれに替わって[[クォーツ時計]]がタイマーを兼ねた。またライバルのパナソニック製クーガシリーズでは120分タイマーが装備されていた。
* FMトランスミッター - FM送信機能。[[スピーカー]]を[[マイクロフォン]]に転用することで[[トランシーバー]]を構成し、近距離であれば2台の間で音声通話が可能。
* イヤホンポケット - [[イヤホン]]を収納するための蓋付きポケットが本体側面に装備されていた。
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