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: 田舎ののどかな山村の出身で、少年時代は妹と一緒に野山を駆け回り、強い好奇心から空想の魔物を描いたり、冒険を夢見る日々を送り、成人となってから妹と共に迷宮探索を稼業とした。普段は温厚で冷静沈着な性格だが、魔物が絡むと好奇心も露わに我を忘れて饒舌になり、金属や絵画などの無機物であろうと食物としての可能性を模索する、人食い植物の種を持ち帰り地上で栽培することを企てるなど、魔物食に関して偏執的とも言える情熱を注ぐ。それらに加え、空気を読む能力や人を見る目は優れていると言えず、状況や意味をあまり深く考えない軽率な言動が散見し、仲間から疎んじられたり軽蔑の目で見られてしまう性情の持ち主。ただし一方で魔物マニア故にその危険性についても十分理解しており、魔物に対する無根拠な信頼や、過度な感情移入には危険視して警鐘を鳴らす。
: 武具は「動く鎧」の剣と大盾で、新人だった3年前の探索で手に入れたものだが、盾はレッドドラゴンからの脱出の際に紛失し、剣はファリン救出行で遭遇した「動く鎧」のボスに折られた。その後は「動く鎧」のボスの剣を使っているが、その剣には「動く鎧」の1個体が潜んでおり、秘密のギルドメンバーとなったが、レッドドラゴンとの再戦に際しチルチャックに気づかれた。いずれもドワーフ製の剣ではないため、ナマリからは素性の怪しい剣と言われ、ドワーフ製の剣を買って使うように注意されている。
: 赤い竜を退治し、迷宮を一時脱出する道中でマルシルから魔法を習い、基本的な回復魔法を唱えられるようになった。マルシル曰く覚えがいいとのこと。
:; ケン助
:: 「動く鎧」の1個体。剣を殻の代わりにして、本体は柄の部分に潜む軟体動物である。「動く鎧」が一行の食事となった後、剣を失ったライオスにより拾われた。ライオスを仲間と認識しているのか、擬態していた宝虫に対して威嚇を行いライオスに知らせるなどの働きをし、喜んだライオスに命名されたが、危険を前に勝手に逃げ出したり、動こうとしないという困った行動もとる。たまにライオスから食事を分けてもらっている。