「サトノダイヤモンド」の版間の差分

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Nazuo0000 (会話 | 投稿記録)
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4か月の休養を経て、菊花賞への前哨戦として[[神戸新聞杯]]に出走。このレースには、マカヒキ([[フランス|仏・]][[凱旋門賞]]へ出走するため)、ディーマジェスティ(当馬は[[関東馬]]ということもあり[[セントライト記念]]の方へ出走したため)といった、これまでクラシック路線で熾烈な戦いを繰り広げてきた強豪たちが不在ということもあり、最終オッズ1.2倍という圧倒的な支持を得て1番人気に推された<ref>[http://klan.jp/r20160904061101 第64回 神戸新聞杯] KLANより 2016年9月26日閲覧</ref>。レースでは中団に位置し、普段通りの手応えで迎えた直線では早めに先頭を奪い取り、最後は内から迫る[[ミッキーロケット]]との争いをクビ差で制し勝利を遂げた<ref name="net-kobe">[http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=114160 サトノダイヤモンドが接戦を制しV! 菊獲りへ白星発進/神戸新聞杯] netkeibaより 2016年9月26日閲覧</ref>。
 
迎えた菊花賞では、[[皐月賞]]馬であるディーマジェスティと人気を分け合う形となり、その中でもサトノダイヤモンドは単勝2.3倍の1番人気に支持された。因みに2番人気となったディーマジェスティの単勝オッズは3.2倍で、3番人気以降の馬の単勝オッズは10倍を超える2強ムードでの開催となっていた。道中は中団に位置し、抑え気味だった同馬に対してディーマジェスティが並んでいくと、それに呼応するように2周目の3-4コーナーでは順位を徐々に上げ、絶好のポジションにつけ最後の直線に入る。ディーマジェスティを瞬く間に突き放し、前で逃げ粘るミライヘノツバサを差し切り、追いすがる[[エアスピネル]]や[[レインボーライン (競走馬)|レインボーライン]]を寄せ付けず、2着に2馬身半差をつけ勝利。クラシック最後の1冠で悲願のGIタイトルを手にした。[[ディープインパクト]]産駒の菊花賞制覇は初であると同時に、馬主の里見にとって初めてのGIタイトル、さらに鞍上の[[クリストフ・ルメール]]にとっても初のクラシックタイトル獲得となった<ref>[http://klan.jp/r20160804071101 第77回 菊花賞] KLANより 2016年10月23日閲覧</ref><ref>[http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=115211 サトノダイヤモンド完勝! 最後の1冠で悲願のGI制覇!/菊花賞] netkeibaより 2016年10月23日閲覧</ref>。
 
古馬との初対戦となった[[第61回有馬記念]]では、サトノダイヤモンドは単勝2.6倍の1番人気に推され、2番人気の[[ジャパンカップ]]勝ち馬[[キタサンブラック]]は2.7倍、3番人気に推された前年の覇者[[ゴールドアクター]]が7.9倍と人気を2分した。レースでは中団あたりを追走するも、前半1000mタイムが61秒とスローペース<ref name="Compass 第61回有馬記念" />な展開になり3コーナーあたりから一気に[[脚質#まくり|まくり]]をかけ、最終コーナーでキタサンブラック、ゴールドアクターに並びかけた。直線では先頭に立ったキタサンブラックの脚色は鈍らなかったが、外から追走し残り100mあたりで脚を伸ばしてゴール前でキタサンブラックを[[着差 (競馬)#日本の着差の表示|クビ差]]差し切りゴール。3歳馬ながら古馬を下し優勝した。勝ちタイムは2分32秒6だった<ref name="Compass 第61回有馬記念">[https://keibado.net/compass/result.php?cd=201612250510 10R 第61回有馬記念 競走成績]競馬Compassより 2016年12月26日閲覧</ref>。レース後、勝利騎手インタビューでルメールは感激のあまり涙を見せた。