「日産・スカイラインGT-R」の版間の差分

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[[1999年]][[1月8日]]発売開始。第2世代最後にしてスカイラインGT-R名義として最後の型である。キャッチコピーは「'''人に翼を'''」。
 
先代同様、第17回東京オートサロンで新車発表。この際、ニスモからはコンプリートカーの状態で展示が行われていただけでなく、いくつかチューニングメーカー、ショップ<ref group="注釈" name="ex04">出展していたのは、[[BLITZ]]、[[MINE's]]、JUNオートの3社。</ref>にも事前に納車され、若干のチューニングが施された車も展示された。生産は2001年まで[[日産自動車村山工場]]、それ以降は[[日産自動車栃木工場]]で行われていた<ref group="注釈" name="ex05">このGT-Rの村山最終生産車両は、同車開発主管の[[渡邉衡三]]が保有している。</ref>。
 
このBNR34型では、先代BCNR33型で不評のボディをホイールベースで55mm、全長で75mmサイズダウンさせ、量産車初のアドバンスドエアロシステムを採用<ref name=R34GT-RHPMECANICAL>[http://www.nissan.co.jp/GT-R/R34/0105/DATA/MECHANICAL/index.html 日産自動車R34型スカイラインGT-R公式HP メカニカル]</ref>、全体を直線基調のデザインとし、[[前照灯|ヘッドランプ]]も[[吊り目]]タイプのものに変更され、丸型4灯テールランプはそれまでの均一サイズから、内側のテールランプを小さくし、中心に方向指示器、制動時は外側のテールランプのみ赤く点灯するスタイルとなった。また、ナンバープレートスペース横に後退灯、リアフォグランプ(赤色)が装備されている。
 
安全面ではサイドエアバッグをオプション設定し、セキュリティ対策としてイモビライザーも採用された。なおBCNR33型に引き続きイギリスへの正規輸出が行われている<ref group="注釈" name="ex06">日本仕様とは特に大きな差異はないが、R34型は現地の法規に合わせた対応(セキュリティの強化やヘッドランプのハロゲンバルブ化(保安基準に適合しなかったための変更)、スピードリミッターを欧州の自主規制値である250km/hへ引き上げ、および200マイル/hスケールスピードメーターの採用など)や、後に日本仕様のMスペックにも採用された本革シートが装備されている(英国仕様の本皮はコノリー社により手作業で張られたもので、日本のラインナップにはなかった赤色表皮も選択できた)。</ref>。