「俺は星間国家の悪徳領主!」の版間の差分

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Aio238pc (会話 | 投稿記録)
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== 登場人物 ==
; リアム・セラ・バンフィールド
: 本作の主人公。現代世界で妻子と3人で仲良く暮らしていたが、信じていた妻に浮気の上離婚されただけではなく子供は自分の子ではなかった。離婚の責任と妻の借金を押し付けられ会社をクビになり妻への慰謝料と自分の子供ではないのに養育費のためのバイト付けの中で食うや食わずの悲惨な最後を迎える。その直前に“案内人”の誘いによって星間国家の領主に転生する。転生の際に、正直者で生きたことを後悔し悪徳領主になることを決心する。転生後はアルグランド帝国の伯爵の嫡男となり、転生早々伯爵位を譲り受ける。黒髪と紫の瞳を持つ。伯爵から公爵家との政略結婚により、次期公爵'''ロゼッタ'''の爵位を奪い公爵となる。予備役の帝国軍大将。使う剣術は一閃流。免許皆伝の腕前。実戦でこの世界最強の騎士。愛機はアヴィド。転生直後に前伯爵の父と母に捨てられ、また伯爵領は長年の領主の怠慢のため荒れ果てており、借金漬けで、絶望的な状況だったが、家臣団、領軍の改革を断行し、バンフィールド領を豊かに、バンフィールド領軍を精強にする。改革の際、反発する家臣は惨殺を含め厳しい態度で臨むが、一方で有能な家臣は厚遇する度量を見せる。悪徳領主と自認しているが、転生前の正直で、真面目で贅沢を好まない性格のため、領民思いの慈悲深い名君として定着してしまっており、そう扱う領民を頭がおかしいと考えている。また金銭感覚も前世のものを引き継いでしまったので本人が贅沢だと思っていても周りから見れば質素に見えるらしい。美女を集めてハーレムを作ることも企んでいるが、自身の下で働くという時点で容姿に関しても厳選されている上、宇宙に広まったことで各星域ごとに極端化した美的感覚や文化に理解が追いつかず敬遠するため、ごく身近な者以外からはストイックな人物なのだと見られている。
: 初陣の'''ゴアズ海賊団'''との戦いで大金をせしめたのに味を占め『海賊殺し』と異名をとるほど海賊狩りに努める。海賊に加担した貴族も容赦せず滅ぼすため多くの貴族から恨みを買っている。一方でウォーレス皇子のパトロンになる、2000年間帝国の問題であったクラウディア公爵家を救うなど、良識派の貴族からの支持も厚い。ただし、貴族の見本となる善行の全ては本人が無自覚にやっており、自分自身の評価と周りの評価は一致していない。アンドロイドである'''天城'''を大切にしており、天城を人形呼ばわりすれば物理的に首が飛ぶ。
:; アヴィド
:: リアム専用の機動騎士。第七兵器工場製。元は曾祖父の使っていた旧式で、高性能だが操縦アシスト機能を持たない。だか、その分熟練すればアシスト付きの機体より自由自在に動かすことが出来る。偶々手に入れた「マシンハート」を組み込まれ、意志を持つ。
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: レーゼル子爵家の修行からリアムと一緒になる。ショートヘアーの癖のある金髪で、紫色の瞳の美形。男爵家の嫡男。当初は一閃流という聞いたことのない流派を使う'''リアム'''を侮っていた。剣を交えてリアムの強さを知ったことで仲良くなる。成り上がりの男爵家だが、リアムの援助を受けて領地も豊かになる。後に皇族のリシテアと婚約する。web版ではリアムのために性転換しようか悩む。(この世界では案外簡単に遺伝子レベルで性転換が可能である。)
; リーリエ
: 小説版オリジナルキャラクター。'''クルト'''が'''リアム'''へ気持ちが友情なのか愛情なのかを確かめたくて、禁止薬物を使い性転換した女性。薬の力によって青色のストレートの髪で灰色の目に変えている。男としてのクルトはこんなことやめなければと悩むが、女性のリーリエとしてはリアムをかなり意識している。
; エイラ・セラ・ベルマン
: 小説版オリジナルキャラクター。レーゼル子爵家の修行から'''リアム'''と一緒になる。男爵令嬢でリアクルを正統とし、リアレス、クルレスを邪教と断じる腐った人。幼年学校でリアムとクルトの間に入ってきた'''ウォーレス'''を蛇蝎のごとく忌み嫌っている。リーリエの真実を知り目からハイライトが消える。
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: リアムの曽祖父。バンフィールド領を栄えさせたが、息子(リアムの祖父)の教育には失敗し、自身の死後は領地の衰退を招いた。アヴィドの最初の所有者。
; クリフ・セラ・バンフィールド
: '''リアム'''の父親。5歳になるリアムに借金まみれの領地を押し付け、自らは首都星に屋敷を購入し、まだ右も左もわからぬリアムに仕送りよろしくと放り出すクズ。この世界の辺境貴族の標準で、彼も父親(作中時点でも存命)に当主を押し付けられた。父親共々リアムに縁を切られたことで新しい息子を拵えリアムが行方不明になった際に次男を新当主に据えようとしたが、リアムが帰還したことで失敗した。
; ダーシー・セラ・バンフィールド
: '''リアム'''の母親。父親と同じくクズ。遺伝子上の母親ではあるが、この世界の標準である人工子宮にて育て生んでいる。
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; チェンシー・セラ・トウレイ
: チャイナ服をベースにした騎士服をまとい、黒髪を両サイドにお団子してそこからツインテールが伸びている。女性騎士。一見戦闘には無縁の容姿をしている。褒美に最強の騎士であり主君でもあるリアムとの死闘を望むほどの戦闘狂の騎士。風華、凜鳳一閃流の二人を相手に互角に戦闘できるほどの力量を持つ。自分の裁量を認めてくれるため、'''クラウス'''にはおとなしく従う。
: 自らを悪徳領主と自負するリアムからは「自分の命を狙う者」ということで気に入られている。
; エレン・セラ・タイラー
: '''リアム'''の直弟子でありナイトナンバー3。女性騎士。伸ばした赤髪をポニーテールにまとめ、片側を伸ばして左右非対称の前髪にしている。幼少のころリアムに才能を見出された。実子エドワードをエレンの弟子につけるほど、リアムはエレンを弟子として愛している。天城同様'''安士'''についてはその実力について疑いのまなざしを向けている。
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: 皇帝。帝位につくまでは、優しく家族思いの人物であったようだが、即位後は得体のしれない何者かに変わってしまったようだ。'''リアム'''は勘違いから案内人のいう最後の敵は皇帝だと考えているが、本当に最後の敵らしい動きをする。
; カルヴァン・ノーア・アルバレイト
: 皇太子。'''リアム'''に敗れ、皇太子の座を追われるもリアムの持つ開拓惑星の一つで民衆と全く同じ平凡な人生を過ごしている。平民出身の妃とその妃との間の子がついてきてくれ幸せに暮らしている。首都星に置いてきたほかの妃や子供などを心配しているなど、皇族としてはともかく個人としては凡庸な善人
; ライナス・ノーア・アルバレイト
: 帝位継承権第二位の皇子。'''リアム'''に敗れ真っ先に継承権争いから姿を消す。
; クレオ・ノーア・アルバレイト
: 皇位継承権第三位からカルヴァン失脚後の皇太子となる。実は女性で本来なら帝位継承権はない。'''バグラーダ'''のお遊びで帝位継承権第三位になっていたが、このままでは自分に帝位につくことはないと当時有力貴族だった'''リアム'''に支援を頼む。リアムはそれを受け入れ、リアムのおかげで皇太子につくことができた。その直後にリアムへの嫉妬からリアムとは袂を分かつ。バンフィールド公爵家に謀反の疑いありということでバンフィールド領に親征する。カルヴァンやライナスに比べとても皇帝なるほどの器のある人物ではない。本人は皇太子になったので男性への性転換を強く求めたが、皇帝バグラーダの命令で女性のままでいる。
; セドリック・ノーア・アルバレイト
: 帝国軍准将。'''ウォーレス'''と同じくその他大勢の皇子。帝国軍の窓際といわれるパトロール艦隊で腐っていた。その後ウォーレスを通じ'''リアム'''と知り合いリアムの旗艦アルゴスの艦長に抜擢される。
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バークリーファミリーに並ぶ大海賊団。経済、軍が立ち直りつつあったバンフィールド領を襲った海賊団。リアムの活躍で徹底的に滅ぼされる。
; ゴアズ
: ゴアズ海賊団を率いる。スキンヘッドの頭に傷があり、黒い髭を生やした粗暴そうな男。美男美女を捕まえ醜く人体改造する趣味を持つ。案内人に力を貰うも一閃流免許皆伝の'''リアム'''にあっけなく敗れ殺された。希少価値のある物質を創り出す「''' 錬金箱 '''」を所有していた。
; 飼育係
: ゴアズの特殊な趣味の実行者。'''リアム'''にあっけなくり殺される。
 
===バークリー・ファミリー===