「バイオレンスジャック」の版間の差分

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関東地方を襲った未曾有の大地震の通称であり、初期設定では日本国政府による呼称は「昭和大震災」。
 
この地震によって関東地方には巨大な地割れが生じて[[群馬県]][[伊勢崎市]]近くまで海が迫り、東京と埼玉は春日部から相模原辺りまで生じた地割れで南北に分断、[[茨城県]]南部および[[千葉県]]北部が沈没したことで[[房総半島]]が孤島化。地続きな神奈川県でも丹沢・箱根・天城といった火山が噴火。避難途中の罹災民が壊滅する被害が出たのちに火山灰による砂漠ができとなって他地域とは分断される。その後も関東圏で地震が治まる気配はなく、政府は遷都を決定し関東を放棄した。それによって関東、特に分断された房総を中心とした地域は国家の統治が及ばない無法地帯と化した。その後も地震による地殻変動は続き、およそ10年後には隆起によって再び房総と旧東京地域が地続きとなり、東京湾は狭まり消滅しかかっている。
 
生き残った者以外にもそれまでの一般社会で生きていけない異端者などが集まり、弱肉強食の社会を形成している。「ドラゴンの砦編」では外界から関東へ入るには検問などなく素通りだが、関東から出るためには1人につき100万円という金が必要となっていることが語られている。なお、犯罪による儲けは暴落しており、人殺しで10万円という例も存在するなど、人の命よりも外部から取り寄せたりきちんと加工した食料や日用品の方が遥かに高値で取引されている。
 
スラムキングが最も強い勢力で恐れられているが、のちに逞馬・天馬といった孤児達がたくましく成長し、軍を率いてこれに対抗した。