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陸軍徽章を増補改定しているが下等士官の釦は真鍮桜花、前面章は真鍮日章であるのに対して、兵卒・伍長共に釦は真鍮隊号を附け、前面章は塗色日章とし、伍長は軍帽・袖章とも小3条で変わりない<ref>「陸軍徽章増補改定」国立公文書館、請求番号:太00450100、件名番号:005、太政類典・第二編・明治四年~明治十年・第二百二十八巻・兵制二十七・徽章一(第2画像目から第3画像目まで)</ref>。
また、[[兵部省]]陸軍・士官兵卒・給俸諸定則でも、下等士官については食料として毎月金5両を賜るのに対し、伍長以下は現賄を賜るとした<ref>「兵部省陸軍・士官兵卒・給俸諸定則ヲ制定ス」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.A15070883300、太政類典・第一編・慶応三年~明治四年・第百十三巻・兵制・会計(国立公文書館)(第3画像目から第4画像名まで)</ref> {{Efn|正規の給俸とは別に、下士の心得勤と同様に伍長心得の日給も定めれた<ref>「会計局より下士心得勤日給表決定に付一般へ達の儀申出」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C04025322100、明治5年 「大日記 壬申 6月 省中之部 辛」(防衛省防衛研究所)(第3画像目)ただし日給表の続きは Ref.C04025322200 に掲載されている</ref> <ref>「湯浅武庫正より二ツ銅乱釼差等製作伺」JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C04025322200、明治5年 「大日記 壬申 6月 省中之部 辛」(防衛省防衛研究所)(第1画像目の右半部分)</ref>。}}
 
1873年(明治6年)3月19日の陸軍武官俸給表では、官名として伍長、分課として砲兵・騎兵・歩兵、等級として一等・二等、所属として近衛と鎮台があり、これらの組み合わせで俸給額に違いがあった、また列外増給として会計・書記伍長には増給の規定がある<ref>「陸軍武官俸給表」国立公文書館、請求番号:太00455100、件名番号:003、太政類典・第二編・明治四年~明治十年・第二百三十三巻上・兵制三十二上・会計一上(第1画像目から第3画像目まで)</ref>。