「アーマード・コア (架空の兵器)」の版間の差分
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: 『AC4』においてはOBが標準装備となっているのみならず、OBそれ自体が1つのパーツとして扱われている反面、EOは存在しない。また、『AC4』のOBはコジマ粒子を利用したものであるため、これを使用する場合、同じくコジマ粒子を使用するプライマルアーマーを一時的に減衰させるというデメリットを持つ。
: 『ACV』ではエネルギー伝達率というパラメータが新たに追加され、機体の機動力により大きく影響を与えるようになった。
:『
; 頭部
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: 『NX』以降頭部コンピューターの機能が強化され、敵ACの詳細やそれへの対処法をプレイヤーに伝えるようになった。この機能は『4』では消滅し、オペレータが状況報告などを伝えるようになった。
: 『ACV』では従来のレーダーが廃止され、新たに新システム・スキャンモードに関連するパラメータが追加された。頭部コンピューターのボイスは頭部ごとに定められてはおらず、どの頭部を選んだとしても設定で任意に変えることができる。
:『
: 頭部コンピューターのボイスを担当した声優としては、[[三石琴乃]]、[[田村ゆかり]](『AC1』系)、[[堀川りょう]](当時は堀川亮)、[[置鮎龍太郎]]、[[皆口裕子]]、[[山田みほ]](当時は山田美穂)(『AC2』系)、[[堀内賢雄]]、[[千葉一伸]]、[[鷹森淑乃]]、[[平松晶子]](『AC3』系)などが挙げられる。
; 腕部
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: 『ACV』では従来の武器腕や下腕部のハードポイントが廃止され、全ての武器をマニピュレーターで保持する。さらに両肩にはハンガーユニットの武器を懸架しておくことができる回転式のハードポイントが設けられ、武器のパージなしで戦闘中に持ち替えることができる。パーツによってはショルダーユニット(後述)を片側、あるいは両肩に装備できるものもある。
: 『ACVD』にて武器腕カテゴリが復活。マニピュレーターからの変形式であるため腕部武装と同時に装備することができ、全体的に同カテゴリの手持ち武器より攻撃の隙が少ない。ただし防御力が低く、ハンガーユニットやショルダーユニットを装備することができないというデメリットもある。
:『
▲: 初代から腕部は左右セットになっており別々な腕部を取り付けることは出来ないが、『PP』のOPムービーでは左右の腕部が異なる機体が登場する。
; 脚部
: 機体の挙動を決定付けるパーツであり、装備可能な重量から実際の戦略、戦術に至るまで、脚部が左右する部分は大きい。『ACV』ではブーストチャージと呼ぶブースターを利用した蹴り攻撃が可能になった。形状によりある程度カテゴリー分けがされており、主に下記の種類に大別される。
:; 二脚
:: 人間型の脚部。大きさ別に軽量・中量・重量の各型に細分され、パーツ数は全脚部中で最多を誇る。カテゴリ自体の性質は平均的で、他の脚部タイプほど突出してもいなければ大きな欠点もない。肩部キャノンを使用する際は射撃体勢をとる必要がある。『4』では構えなくとも発射ができるが、大きな反動により機体が硬直する場合がある。立ち止まってから発射すれば構えを取り、安定した射撃が可能。『ACV』では左脚にキャノン系武器使用時の構え動作と連動して展開する盾が装備されており、構え動作中は防御力が上昇するようになった。『
:; 逆関節
:: 鳥類の脚に似た形状の脚部。逆脚とも呼ばれる。ジャンプ力とEN効率に優れるが、積載量や装甲の面では人型二脚に劣る。作品によって旋回、安定性の得手不得手にはばらつきがある。人型二脚同様、肩部キャノンは構えなければ発射できない。『4』でも人型二脚の仕様と同様である。『ACV』ではジャンプ補助用の追加ブースタが装備されており、ブースト起動時には跳躍力が上昇するようになった。『
:; 四脚
:: 『AC2』以前は[[ホバークラフト]]に似た移動方式でジャンプのみ可能だったが、『AC3』以降は四本の足を交互に移動させて歩くタイプに変更され、ブーストダッシュも可能になった。旋回に優れる上、二脚よりも比較的硬直が少なく、接地していれば移動中でも肩部キャノンを発射可能というメリットを持つ。反面、エネルギー消費が激しく、作品によっては一部の武器と併用できないというデメリットもある。『AC4』ではブースト加速時に変形して浮上する機能を有しており、後述するフロート脚の特徴を吸収している。『ACV』では接地状態でもキャノンを移動しながら撃てないが、後ろ足にキャノン系武器使用時の構え動作と連動し、地面に打ち込んで機体を安定させるアンカーが装備されており、安定性能が上昇するようになった。また、ブースト起動中の浮遊能力に優れる。『
:; タンク
:: [[無限軌道|キャタピラ]]型と[[ホバークラフト|ホバー]]型に細分される。機動力は低いが、積載量と耐久性、安定性が高い。移動中のみならず空中でも肩部キャノンを発射できるが、作品によっては一部パーツと干渉する事がある。構造上ジャンプは不可能だが、ブースタを脚部に内蔵するため、装備する必要がない。『AC4』では格納装備に制限が無いという特徴もある。『ACV』ではキャノン系武器使用時の構えが不要で、非移動時は[[超信地旋回]]によって旋回速度が上昇するようになった。ジャンプができないためブーストドライブが使えず、高所に登るのは苦手。従来のホバータイプは廃止され、全てキャタピラとなっている。
:; フロート
:: 『AC2』より登場した、地表を浮遊するタイプの脚部。地表での高速移動が可能なほか、水上でも沈まず移動可能。ただし長時間操作しなかった場合、待機状態となり水没する。二脚同様に肩部キャノンは接地して構えなければ使用できず、水上で構え動作を取ろうとすると沈む。タンクと同じくジャンプが出来ないが、こちらも脚部にブースタを内蔵している。
:: 『AC4』においては四脚の可変機構として統合されており、カテゴリからは消滅したが、水上戦用ノーマルACには装備する機体が存在する。『ACV』では完全に廃止された。なお、『AC4』以降はオートブースト機能をONにすることで自動的にブーストを行い、沈むことなく水上を移動できる。『
; ジェネレータ
: 機体のエネルギーを生み出すパーツ。パーツを駆動するためのエネルギーを発生させ、余剰分はコンデンサに蓄積されてブースタやエネルギー兵器に用いられる。
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: 『AC4』ではメイン・サイド・バック・オーバードの四種に細分化されている。
: 『ACV』ではハイブースト出力およびハイブースト消費ENがブーストドライブやグライドブースト(一時的な加速)の速度、消費ENにも影響する。
:『
: ジェネレータと同様に推力の単位は不明。
; ラジエータ
: 機体を冷却するためのパーツ。AC自身、特にジェネレータから発せられる熱を放熱するほか、被弾による過熱を軽減する。『AC2』にて機体温度の概念とともに登場。『AC1』系と『AC4』系には登場しない。『ACV』にも登場しないが、コアに熱耐性というパラメータが新たに追加された。
『
; [[射撃管制装置|FCS(Fire Control System)]]
: 武器を使用する際、ロックオンを可能にするパーツ。遠くまでロックオンすることが出来るものや、より多くの敵にロックオンできるもの、ロックオン距離は短いが範囲は広いもの等、目的に合わせた多種多様なものがある。『NX』以降、機体の耐ECM性能にも影響を及ぼすようになった。『4』ではレーダー機能も備える。『ACV』では簡易砲台を設置するセントリーガン、および敵機の性能を低下させるジャマーの同時制御数を決定付けるようになった。『
=== 任意のパーツ ===
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: 『AC2』系ではコア後方に、『AC3』以降では肩内部に装備される補助武装。[[デコイ]]や[[電子攻撃|ECM]]発生装置など補助装備の他、[[地雷]]や空中機雷の発射装置も含まれる。『AC1』、『AC4』系には登場せず。『AC4』ではエクステンション同様に肩武器として吸収されている。
: 『ACV』では'''ショルダーユニット'''と名称を改められた。全て肩部のハッチ内に格納する形式をとっており、腕部によって搭載できる位置や数が決まっている。従来の肩(背中)武器の代表格であったミサイルやロケットの攻撃兵装に加え、機雷やステルス(オプティカルチャフと改名)などの補助兵装が存在。
:『
; エクステンション
: 腕部の肩側面に装備される補助装置。補助ブースタ、連動ミサイル、迎撃ミサイル、追加装甲、エネルギーパック(通称'''電池''')など。作品によっては緊急冷却装置やステルスユニットなども存在する。登場が『AC2』以降の為、『AC1』系には存在しない。
: 『AC4』ではインサイド系の補助兵装を統合しており、名称も'''肩武器'''に変更されている。補助ブースタ系に関しては、クイックブーストの採用により標準装備化されているが、『fA』では背中武器、肩武器として追加ブースタが再登場した。
:『
; 右肩/左肩武装
: コアの腕部より後ろ側にあるハードポイントに装備される武装。[[ミサイル]]、[[ロケットランチャー]]、キャノンなどの各種重[[火器]]のほか、[[レーダー]]などがある。[[機関砲]]や大型グレネードランチャー<ref>公式に[[グレネードランチャー]]と分類されてはいるが、現実のそれとは大きく異なり、強力な[[榴弾]]を直射弾道で発射する[[カノン砲]]のような兵器として描写されている。また『AC4』では「グレネードキャノン」と改称されている。現実のグレネードランチャー(擲弾発射器)に近いものとしては、一部シリーズで「投擲銃(Howitzer)」と呼ばれるものが登場する。</ref>といった実弾兵器の他、[[レーザー]]や[[プラズマ]]を用いたエネルギー兵器もあり、両肩を占有する大型の物も存在する。武装以外に補助ブースタやステルスユニット、追加弾倉なども装備可能。
: 一つのパーツを左右どちらにも装備できたが、『NX』以降では、右(左)肩専用になり、それぞれ別に入手する必要がある。『AC4』では'''背中武器'''に名称が変更されている。
: 『ACV』では廃止。ただし後述のオーバードウェポンのハードポイントは背中に存在する。
:『
; 右手武装
: 各種[[小銃|ライフル]]や[[機関銃|マシンガン]]、[[散弾銃|ショットガン]]、[[拳銃|ハンドガン]]、[[バズーカ]]などの火器に加え、小型のグレネードランチャー、エネルギー兵器、射突型ブレード([[パイルバンカー]])等がある。
: 『AC4』では左右の区別が撤廃され、全て'''腕武器'''として統合されている。従って、同じ火器の両手二丁持ちや、左手専用だったレーザーブレードを両腕に装備することも可能となっている。
: 『ACV』では'''アームユニット'''と名称を改められ、肩(背中)武器の廃止によって合計四つのアームユニットを搭載できる。予備のアームユニットは'''ハンガーユニット'''と呼ばれ、肩部のハードポイントで懸架される。『AC4』と同様左右の区別は撤廃されている。従来のシリーズとは異なり同じ武器を複数購入することができ、四つ全てを同じ武器にして出撃することも可能。
:『
; 左手武装
: 『AC1』系では接近戦用のレーザーブレードのみであった。シリーズが進むにつれ、シールド(エネルギーあるいは実体による追加装甲)や左手専用の銃器が追加され、最終的に一部の右手用火器と同じ系統の物も装備できるようになっている。
: 『AC4』では右手武装の項目にある通り、左右の区別が撤廃されている。そのため、旧作では右手専用だった射突型ブレードも装備可能。『AC3』系の射突型ブレードには特定の条件や操作を行う事で発動した状態を維持し続けるというバグが存在しており、『とっつき』と呼ばれている<ref>元々はプレイヤーによる誤読が始まりだったが、『ARMORED CORE BRAVE NEW WORLD』にて登場人物の台詞で『とっつき』が登場しているため、公式が認めている状態である</ref>。
; オプショナルパーツ
: コア内部のスロットに装着する補助パーツ。レーダーにミサイル表示機能を付加するもののような機能付加型、旋回性能を向上させるもののようなパラメータ向上型など多彩な種類がある。他のパーツとは異なり、重量や消費エネルギーといった概念がなく、基本的にマイナスの効果を及ぼすことはない。『AC4』以降には登場しない代わりに、パーツそのものの能力を向上できるTUNEという設定が新設された。『ACV』ではショップにてパーツ購入時アームユニットに限りチューンを行うことができ、武器を使い続けることによって変化する性能の傾向を決められるようになった。『
; スタビライザー
: 『AC4』系にのみ登場したカテゴリ。機体の特定部分に装着できる補助パーツ。装着した部位によって機体の重心バランスを変化させ、特定方向へのブースト速度や、旋回速度、機体の安定性に影響を及ぼす。また、機体にオリジナリティを持たせるための装飾品としての意味合いも強い。
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:'''AAP-07 BALTEUS'''
:『
:「ACS ANOMARY」というゲージが上昇していく。このゲージの度合いに比例して自機の衝撃値が溜まりやすくなり、スタッガーしやすくなってしまう。パルスアーマーを削り切ると確実にスタッガーを取ることができるので、そこが隙となる。なお一部ボスなどとは違い、撃破後も機体の残骸が(火を吹いてこそいるものの)残る。
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:'''AAS-02 KATAPHRACT'''
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:履帯で機動を行うにもかかわらず、機体下部に伸びた足状の構造に履帯がついているため、一瞬でこそあるが跳躍も可能としており、武装も相まって慣れるまでは幾度となくAPを溶かしかねない相手。武装は機体前部に装備したマシンガンと肩部連装ミサイルランチャー、そして拡散/収束を切り替え可能なレーザー砲。装甲も堅牢で、側面及び後方からは一切の攻撃を受け付けないが、前方のみ空いている場所があり、そこにコアとなるMTが首から上を天井にめり込ませたような様子で配置してある。ここを狙えば簡単に攻撃が通るため、コツを掴めばミッションを金策とすることができる。
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:'''ENFORCER'''
:『
:レーザーとミサイルの弾幕を張ってくるが、近づくとすぐに通路奥に引っ込んでいってしまう。追跡する為に通路を通っていくと、通路奥から太いレーザーを一発こちらに寄越してすぐに封鎖ハッチを閉じてしまう。この後、侵入施設の最深部で再び相見えた際には、危険因子と認定された為に人型に変形して排除を試みてくる。武装は先程から撃ってきたレーザーとミサイル、レーザーによる刺突、パルスマシンガンである。また、シールドを装備しているために防御面もカバーしてある。どの攻撃もモーションが若干重めであるものの速度自体は早く、クイックブーストに至っては移動距離も長い為、適当なバズーカなどの攻撃は回避されてしまうどころか手痛い反撃を受けることとなる。
:近接攻撃は上空に対応していないため、浮いていればあとはミサイルとレーザー、パルスマシンガンに対策すれば良い。ミサイル以外は全てEN属性攻撃のため、EN耐性の高いアセンブルが好ましい。一定の閾値までHPを削るとリミッターが解除され、地面を叩きつけて範囲攻撃をしてくるが、地面を這う衝撃波で攻撃という形のため浮いていれば当たらない。ただしその後振ってくるブレードは若干だが対空性能を備えているため注意する必要がある。
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換装機能が無いため頭・腕・下半身というパーツ構成に拠らず、頭部が無かったり、より以上に異形なデザインもある一方、武装や腕部など部分的にACのパーツを使用し、外観や性能面でも近似する機体もあり、ある意味AC以上にそのありようは多彩である。
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==脚注==
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