「丸沼ダム」の版間の差分
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== 文化財としての価値 ==
バットレスダムは、その希少性と土木史的観点から全てのダムにおいて[[土木学会]]による「[[土木学会選奨土木遺産|選奨土木遺産]]」に指定された。特に丸沼ダムは、バットレスダムの中では日本で最も堤高が高く、幾度か修繕されてはいるものの、当初の意匠を尊重して行われて来た。こうした細心の管理を続けた結果、建設後70年(指定当時時点)以上を経ても当時の姿で稼動していることなどが評価され、[[2003年]]([[平成]]15年)12月25日付けで「丸沼堰堤」として[[重要文化財]](建造物)に指定された。
ダムが重要文化財に指定されたのは、[[広島県]]にある[[本庄ダム]]([[二河川 (広島県)|二河川]]本川・[[呉市]]水道局)で既に前例があるが、発電用[[ダム]]が[[重要文化財]]に指定されたのは初めてである。[[日光市]]・[[中禅寺湖]]・[[戦場ヶ原]]と[[沼田市]]を結ぶ[[金精峠トンネル|金精道路]]([[国道120号]])の側にあり、[[国道401号]]経由で[[尾瀬]]にも近い位置にある。ダム本体には立ち入ることができないが、すぐ横までは近づくことが可能である。
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