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1972年9月、[[カイロ大学]]の入学手続きを行う。同年10月、同大学文学部社会学科に入学{{Sfn|小池|1982|pp=16, 279}}。小池の著書によれば1年目に落第したとされる{{Sfn|小池|1982|p=58}}。1974年、同大学の3歳年上の日本人留学生と結婚。夫はその後同大学で進級できず卒業をあきらめ、サウジアラビアに引っ越して就職。結婚から3年ほどで離婚した<ref>{{cite web |url=https://www.news-postseven.com/archives/20170606_561059.html?DETAIL | title=21歳で学生結婚した小池百合子知事 プロポーズは自分から | publisher=NEWSポストセブン | date=2017-06-06 | accessdate=2024-04-11 }}</ref><ref>{{cite web |url=https://www.sanspo.com/article/20170428-3S2WXY7J2ZLPTDEI2LMZRFTKJY/ | title=【二十歳のころ 小池百合子氏(4)】22歳で結婚。3年で離婚も感謝しています | publisher=サンケイスポーツ | date=2017-04-28 | accessdate=2024-04-11 }}</ref>。
1976年、[[日本航空]]カイロ支店の現地スタッフとして働き始める<ref name="gendai-business20231109">{{cite web |author= | url=https://gendai.media/articles/-/118959 | title=【実名告発】「そういうことにしちゃったの?」「うん」と…小池百合子「虚飾の履歴」を50年間秘めていた「カイロ時代の同居人」の思い | publisher=現代ビジネス | date=2023-11-09 | accessdate=2024-04-11 }}</ref><ref name="yomiuri19760824"/>{{efn|1976年8月23日に[[エジプト航空321便ハイジャック事件|カイロを離陸したエジプト航空321便がハイジャックされる事件]]が発生した。同機の乗客に日本人28人が含まれていたことから、小池は事件直後、国際電話で読売新聞の取材を受けている<ref name="yomiuri19760824">『読売新聞』1976年8月24日、「国内観光線で油断?」。</ref><ref name="bunshun-channel20231110-1">{{cite web | author= | url=https://www.youtube.com/watch?v=oz_o5qGlpms | title=小池百合子都知事の学歴詐称疑惑に元同居人が覚悟の実名証言(前篇) | publisher=「週刊文春&文春オンライン」公式チャンネル | date=2023-11-10 | accessdate=2024-04-11 }}</ref>。}}。同年
=== 通訳・ニュースキャスター時代 ===
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{{Multiple image|direction = vertical|width = 220|image1 = 2016日本前衆議院議員及内閣大臣小池百合子競選東京都知事 Former Member of Japanese House of Representatives and Cabinet Minister Yuriko Koike Runs for Governor of Tokyo 1.png|caption1 = [[2016年東京都知事選挙|東京都知事選]]で[[衆議院議員]][[若狭勝]]とともに街頭演説(2016年7月、[[新宿駅]]東南口)}}
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=== 2023年以降 ===
2023年10月24日、江東区長の[[木村弥生]]
同年12月28日、東京地検特捜部は、木村弥生を支援した[[東京都第15区|東京15区]]選出の[[柿沢未途]]衆議院議員を公職選挙法違反(買収)などの疑いでを逮捕した<ref name="nhk20231228">[https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231228/k10014302151000.html 柿沢前法務副大臣逮捕 江東区長選挙めぐる 買収などの疑い 東京地検特捜部] - NHK NEWS WEB 2023年12月28日</ref>。[[2024年日本の補欠選挙#衆議院東京都第15区|同選挙区の補欠選挙]]が4月28日に行われる可能性が高くなると、2024年1月から小池の衆院選出馬の観測が流れ始めた<ref name="gendai-business20240129">{{cite web | author= | url=https://gendai.media/articles/-/123397 | title=「いまなら勝てる」…!「女帝」小池百合子・都知事が意欲を示す「衆院選出馬」と、狙っている「選挙区」 | publisher=現代ビジネス | date=2024-1-29 | accessdate=2024-4-22 }}</ref><ref>{{cite web |url=https://www.news-postseven.com/archives/20240211_1940310.html?DETAIL | title=小池百合子氏が動き出した「総理へのショートカット戦略」 4月の東京15区補選出馬で「自民党の救世主」になる可能性も | publisher=NEWSポストセブン | date=2024-2-11 | accessdate=2024-4-22 }}</ref>。小池は江東区を選挙区とする東京15区に縁はなかったが、先の区長選で激戦を制した大久保の応援に入る中で「ここでも勝てる」と手ごたえを得たとされる。小池の側近はメディアの取材に応じ、「小池さんの目標は女性初の総理になることです。今がその時(注・国政転出)、と決意を固めたようです」と答えた<ref name="gendai-business20240129"/>。
2024年3月15日に産経新聞が「東京15区は小池百合子都知事の出馬の臆測が出ており、(自民党は)その動向を探りつつ『相乗り』も模索している」と報じた<ref>{{cite web |url=https://www.sankei.com/article/20240315-VV7E4MHWURLHTMYHHVLZSAJZTY/ | title=1カ月後に迫る衆院3補選 焦点の東京15区、自民は小池百合子知事の動向探る | publisher=産経新聞 | date=2024-3-15 | accessdate=2024-4-22 }}</ref>
同年3月28日、小池は
== 政策 ==
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同年7月5日、都知事選執行。小池は経歴詐称問題を切り抜け、得票の59.7%を獲得して再選された<ref name="nhk20200705"/>。
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2023年11月8日、石井妙子の『[[女帝 小池百合子]]』の[[文春文庫]]版が発売。文庫化に際し、仮名だった元同居人の記述部分は実名(以下、Kとする)で記載された<ref>{{cite web |url=https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167921316 | title=文春文庫『女帝 小池百合子』石井妙子 {{!}} 文庫 | publisher=文藝春秋BOOKS | date= | accessdate=2024-4-8 }}</ref>。同月、都議の[[上田令子]]はKと面会した<ref name="tokyotogikai-kaigiroku20240229">{{cite web | url=https://www.record.gikai.metro.tokyo.lg.jp/993656?Template=document&Id=19059#all:106 | title= 令和6年第1回定例会(第4号)(速報版) 本文 2024-02-29 | publisher=東京都議会 会議録検索 | date= | accessdate=2024-4-24 }}</ref>。
2024年2月29日、都議会本会議で米川大二郎が「知事は、Kさんを知っていますか」と質問すると、小池は答えず、政策企画局長が代わりに「当時のことについては、知事がこれまで議会など様々な場面でお伝えしてきたとおりである」と答弁した。同本会議で上田が前年にKと面会したことを明かした<ref name="tokyotogikai-kaigiroku20240229"/>。
2024年4月9日、[[文藝春秋]]の公式サイトに「『私は学歴詐称工作に加担してしまった』小池百合子都知事 元側近の爆弾告発」と題する記事が掲載される。執筆者は元都民ファーストの会事務総長の[[小島敏郎]]。小島は記事の中で、2020年に公表されたカイロ大学の声明文について疑問を呈した<ref name="kojima20240409">{{cite web | author=[[小島敏郎]] | url=https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h7887 | title=「私は学歴詐称工作に加担してしまった」小池百合子都知事 元側近の爆弾告発 | publisher=文藝春秋 | date=2024-4-9 | accessdate=2024-4-22 }}</ref>。当該記事は4月10日発売の『[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]]』5月号にも掲載された<ref>{{cite web |url=https://bunshun.jp/articles/-/70067 | title=文藝春秋2024年5月号 目次 | publisher=文春オンライン | date= | accessdate=2024-4-22 }}</ref>。小島は4月12日の取材において、声明文の提案を自身が行ったことや提案から掲載までの期間が短かったことから「自分は偽装工作に加担してしまったのではないか」と述べた<ref name="NHK20240412">{{Cite web |url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240412/k10014420511000.html |title=小池都知事 学歴の信ぴょう性に疑問呈する雑誌記事に反論 |accessdate=2024-04-16 |date=2024-04-12 |work=NHK NEWS WEB}}</ref>。
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[[舛添要一]]は、2024年[[4月15日]]公開の[[ABEMA]]ニュースで、40年前の話だとして、舛添が[[パリ大学]]留学を終え[[パリ]]から帰国した際にエジプト帰りの小池と会話をしたと述べた。その中で小池がカイロ大学を首席で卒業したとする件に関し舛添が賛辞を贈ったところ、小池の答えは「学生は私一人しかいなかったの。だから首席でもあるしびりでもある」という回答だったという。しかし、[[2018年]]の小池の都知事就任会見で「学生の数がいっぱいいましてね」とだけ言い、「首席」とは言わず「ベリーグッド」と先生に言われたとだけ発言したことを取り上げ、40年間騙されたと追及した。また、舛添によると、エジプトの大学は卒業証書の偽造などは日常茶飯でいい加減であるという。そして小池はエジプト政府に借りができているとし、そのためエジプトに頭が上がらず[[国政]]に戻って[[外交]]などできるわけはないなどと発言した<ref name="ABEMA">{{Cite web|date=|url=https://www.youtube.com/watch?v=u_MDZpL826s&t=330s|title=【暴露】小池都知事の学歴詐称疑惑が再燃「1人だったから首席だった」舛添前都知事が小池氏につかれた嘘|publisher=ABEMAニュース|accessdate=2024-4-15}}</ref>。
小池は4月19日の定例記者会見で、カイロ大学の声明文の作成について「私自身が関知しているものではない」と述べ、カイロ大学の判断によるものであるという見解を改めて示した<ref>{{cite web |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/322283 | title=小池百合子知事、元側近がメール暴露した学歴詐称疑惑をまた否定 カイロ大の声明「私自身が関知してない」 | publisher=東京新聞 | date=2024-04-19 | accessdate=2024-04-02 }}</ref>。その上で「カイロ大を正式に卒業しており、大学が発行している卒業証書を公にしている」とした。
=== 「臥薪嘗胆ヘア」と断髪式 ===
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